JPH09127959A - Cdカラオケシステム - Google Patents

Cdカラオケシステム

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JPH09127959A
JPH09127959A JP7280564A JP28056495A JPH09127959A JP H09127959 A JPH09127959 A JP H09127959A JP 7280564 A JP7280564 A JP 7280564A JP 28056495 A JP28056495 A JP 28056495A JP H09127959 A JPH09127959 A JP H09127959A
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JP
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singing voice
recording
reproducing
accompaniment
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JP7280564A
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English (en)
Inventor
Koichi Miyazaki
康一 宮崎
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KOBE NIHONDENKI SOFTWARE KK
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KOBE NIHONDENKI SOFTWARE KK
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CDカラオケシステムにおいて、利用者の歌声
のみを磁気記憶装置に格納し、再生時には録音時と同様
な状態でCDの伴奏と合成し聞けるようにする。 【解決手段】選曲入力部12は曲目および歌声の録音,
再生指示を受けて曲目リスト11を検索し、CD曲目お
よび歌声の格納アドレスを取得し、通常のカラオケ演奏
の際はCD制御部13に、歌声再生時は再生制御部14
に、歌声録音時は録音制御部15に指示を出す。録音制
御部15は、CDの頭出しを行ってCD再生と同期して
録音し、磁気記憶装置21内の確保した領域に歌声デー
タを格納するよう歌声録音部23を制御する。再生制御
部14は、CDの頭出しと磁気記憶装置21からの歌声
データの読み出しを行い、CD再生と同期して歌声再生
を行うよう歌声再生部24を制御する。アナログディジ
タル相互変換を行うサンプリング音源22は、CD再生
部32と共通の基準クロックで動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDカラオケシステ
ムに関し、特に利用者の歌声を録音して伴奏と共に再生
できるCDカラオケシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CDカラオケシステムの基本機能は、C
D再生装置によりカラオケ用コンパクトディスクから指
定曲目の伴奏音楽を再生し、伴奏に合わせて歌う利用者
の歌声を伴奏と合成してスピーカから出力するものであ
るが、付加的機能として、コンパクトディスクの音声チ
ャネルの一方に手本となる教師用歌声が記録されていて
伴奏と同時に聴くことができるものや、サブコーディン
グチャネルに静止画や歌詞情報が記録されていて画像表
示できるものなどが存在する。一方、伴奏に合わせて歌
った利用者の歌声を録音し、後から再生して伴奏と共に
聴くことのできるシステムとしては、特開平4―811
80号公報に利用者の歌っている姿と共にビデオテープ
に収録する方式が、特開平5―216487号公報に
は、マイクからの利用者の歌声信号をAD変換した後コ
ンパクトディスクの音声チャネルと同一のフォーマット
にエンコードし、コンパクトディスクから読み出したデ
ィジタルデータ中の一方の音声チャネルをエンコードし
た歌声データに置換して追記型のCD―ROMディスク
に記録する方式が提案されている。後者のシステムは、
CD再生装置により伴奏と利用者の歌声とを1枚の追記
型CD―ROMディスクから同時に再生できる特徴があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、CD
カラオケシステムにおいて、伴奏に合わせて歌った利用
者の歌声を録音し後から再生して伴奏と共に聴く従来の
方式は、音響に再生された伴奏を利用者の歌声と共にビ
デオテープに収録するか、マクからの利用者の歌声信号
をAD変換してコンパクトディスクのディジタルデータ
と共に追記型CD―ROMディスクに記録するかであ
り、利用者の歌声とコンパクトディスクの伴奏とを同一
の別媒体に記憶させるものである。前者の方式はCDカ
ラオケシステムとは異なる全く別のビデオテープ録画再
生装置を必要とするのに対し、後者はコンパクトディス
クと同一のCD再生装置で再生できる特徴がある。しか
しながら、伴奏は利用者の歌声と別チャネルで追記型C
D―ROMに再記録させるため歌声のみの場合の2倍以
上の記憶領域が必要で、利用者が異なれば同一曲目でも
伴奏をその都度複写することとなり、著作権上の問題と
なる恐れもある。
【0004】本発明の目的は、伴奏を再録音または複写
することなく利用者の歌声のみを別媒体に録音し、コン
パクトディスクの伴奏と同期して再生することができる
CDカラオケシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のCDカラオケ
システムは、カラオケ用のコンパクトディスクから指定
曲目の伴奏を再生し音声入力装置からの利用者の歌声と
合成して出力するCDカラオケシステムにおいて、利用
者の歌声をディジタルデータとして記憶する磁気記憶装
置と、歌声信号のアナログ・ディジタル相互変換を行う
サンプリング音源と、曲目をキーにコンパクトディスク
の伴奏の格納アドレスと前記磁気記憶装置の歌声データ
の格納アドレスとを管理し利用者からの入力命令を解析
して指示を出す命令解析手段と、前記命令解析手段の指
示を受け伴奏の再生開始と同期して音声入力装置からの
歌声入力を前記サンプリング音源を介して前記磁気記憶
装置の指定アドレスに格納する歌声録音手段と、前記命
令解析手段の指示を受け伴奏の再生開始と同期して前記
磁気記憶装置の指定アドレスから歌声データを読み出し
て前記サンプリング音源を介して再生し伴奏と合成して
出力する歌声再生手段とを備えて構成されている。
【0006】請求項2のCDカラオケシステムは、請求
項1記載のCDカラオケシステムにおいて、前記歌声録
音手段が前記サンプリング音源のディジタルデータを圧
縮して記憶するための圧縮機能を備え、前記歌声再生手
段が前記磁気記憶装置からの圧縮データを復元するため
の伸長機能を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項3のCDカラオケシステムは、請求
項1又は2記載のCDカラオケシステムにおいて、カラ
オケ用のコンパクトディスクを複数枚収容した格納部か
ら指定のコンパクトディスクを選択して指定の曲目を演
奏する自動演奏機能を備えていることを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0010】本実施形態のCDカラオケシステムは、図
1に示すように、システム全体を制御する制御部1と、
利用者の歌声の録音,再生を行う録音部2と、カラオケ
の演奏を行う演奏部3とから構成されている。制御部1
は、曲目の識別情報をキーに伴奏および歌声の格納アド
レスを登録した曲目リスト11と、利用者からの曲目指
定および歌声の録音,再生指示入力を受け、曲目リスト
11から必要な情報を取得して制御指示を出力する選曲
入力部12と、通常のカラオケ演奏の際に演奏部3を制
御するCD制御部13と、録音済みの歌声を再生する際
に録音部2及び演奏部3を制御する再生制御部14と、
利用者の歌声を録音する際に録音部2及び演奏部3を制
御する録音制御部15とを備えている。録音部2は、利
用者の歌声をディジタルデータとして記憶するための磁
気記憶装置21と、歌声信号のアナログ・ディジタル相
互変換を行うサンプリング音源22と、歌声入力をサン
プリング音源22を介して磁気記憶装置21に格納する
歌声録音部23と、磁気記憶装置21に格納された歌声
データを読み出しサンプリング音源22を介して再生す
る歌声再生部24とを備えている。演奏部3は、複数の
コンパクトディスクが収容されているCD格納部31
と、制御部1の指示によりCD格納部31から指定のコ
ンパクトディスクを選択して指定曲目の再生を行うCD
再生部32と、利用者の歌声を入力する音声入力装置3
3と、入力された歌声信号にエコーを付加するなどの加
工を施す音声処理部34と、伴奏と歌声とを合成して出
力する音声出力装置35とを備えている。なお、曲目リ
スト11と選曲入力部12とで命令解析手段を、録音制
御部15と歌声録音部23とで歌声録音手段を、再生制
御部14と歌声再生部24とで歌声録音手段を構成して
いる。
【0011】曲目リスト11には、曲目の識別情報をキ
ーとして、該当するコンパクトディスクのCD格納部3
1内における格納位置および当該デイスク内の格納アド
レス(以下、CDアドレスと称す)と、録音済みの歌声
データの磁気記憶装置21内における格納アドレス(以
下、歌声アドレスと称す)とが記録されている。歌声デ
ータは、一つの曲目に対して複数の利用者の歌声を録音
することができ、曲目リスト11には、利用者識別情報
を付して複数の歌声アドレスが登録できるようになって
いる。
【0012】選曲入力部12は、利用者からの曲目指定
と、歌声の録音または再生の指示とを受け、その内容に
応じて曲目リスト11から必要な情報を取得し、通常の
カラオケ演奏の場合はCD制御部13に、録音済みの歌
声を再生する場合は再生制御部14に、利用者の歌声を
新規に録音する場合は録音制御部15に、それぞれ取得
した情報を渡して制御を依頼する。
【0013】CD制御部13は、歌声の再生,録音を行
わない通常のカラオケ演奏の制御を行う手段であり、選
曲入力部12からCDアドレスのみを受け取り、CD格
納部31から指定のコンパクトディスクを選択して伴奏
音楽をCD再生部32で再生させ、音声入力装置33か
ら入力され音声処理部34でエコーを付加された利用者
の歌声と合成し、音声出力装置35から出力させる。
【0014】再生制御部14は、録音済みの歌声を再生
する際の制御を行う手段であり、選曲入力部12からC
Dアドレスと歌声アドレスとを受け取り、録音部2の歌
声再生部24と演奏部3とを制御する。歌声再生の指示
を受けた際、曲目リスト11に複数の歌声アドレスが登
録されていた場合は、選曲入力部12は利用者識別情報
を表示して選択させるなどの方法で一つを選択させ、C
Dアドレスと選択された歌声アドレスとを再生制御部1
4に渡す。再生制御部14は、CDアドレスをCD再生
部32に渡して指定曲目の頭出しが終了した時点で“P
AUSE”状態で待機させると共に、歌声アドレスを歌
声再生部24に渡して磁気記憶装置21から歌声データ
を読み出しメモリに格納させる。歌声再生部24のメモ
リに一定量のデータが読み込まれた時点で、CD再生部
32に演奏開始を指示すると同時にサンプリング音源2
2による歌声の再生を開始させる。これにより録音した
時と同条件で伴奏と歌声が同時再生される。
【0015】録音制御部15は、利用者の歌声を録音す
る際の制御を行う手段であり、選曲入力部12からCD
アドレスと録音のためディジタル変換された歌声データ
を格納すべき磁気記憶装置21の指定アドレスとを受け
取り、録音部2の歌声録音部23と演奏部3とを制御す
る。歌声録音の指示を受けた際には、選曲入力部12は
曲目リスト11から歌声データの格納に必要な記憶容量
を判断し、磁気記憶装置21の未使用領域から必要領域
を確保し、そのアドレスを利用者識別情報と共に曲目リ
スト11に登録し、登録したアドレスをCDアドレスと
共に録音制御部15に渡す。録音制御部15は、CDア
ドレスをCD再生部32に渡し指定曲目の頭出し終了時
点で“PAUSE”状態で待機させ、歌声録音部23に
歌声データを格納する磁気記憶装置21の指定アドレス
を通知してから、CD再生部32に演奏開始を指示する
と同時にサンプリング音源22を介しての録音を開始さ
せる。これにより伴奏の再生と同期して録音処理が開始
される。
【0016】磁気記憶装置21は、1.5Mバイト/秒
程度の高速の読み出し書き込みが行える通常の固定ディ
スク装置であり、利用者の歌声データをディジタルデー
タとして記録する。
【0017】サンプリング音源22は、CD再生部32
と共通の基準クロックで動作し、音声信号のアナログ・
ディジタル相互変換を行う機能を備える。この場合のデ
ィジタルデータのフォーマットはコンパクトディスクの
音声チャネルのそれと同一である必要はなく、例えば、
サンプリング周波数を22.05KHz、量子化レベル
を16ビットとすれば、歌声データの記録に十分対応で
きる。
【0018】歌声録音部23は、録音制御部15の制御
によって動作し、サンプリング音源22のディジタル出
力をメモリに記憶し、適宜ブロック単位で磁気記憶装置
21の指定アドレスに格納する。
【0019】歌声再生部24は、再生制御部14の制御
により動作し、磁気記憶装置21の指示された歌声アド
レスから歌声データを読み出してメモリ展開し、再生制
御部14からの再生開始指示を受けてサンプリング音源
22へのデータの供給を開始する。
【0020】図2は、図1の実施形態における歌声録音
動作の詳細を示したフローチャートである。以下、図2
を参照して利用者の歌声を録音する場合の動作について
説明する。
【0021】まず、利用者から録音指示と演奏曲目とが
入力されると(ステップS1)、選曲入力部12は曲目
リスト11を検索してCDアドレスと演奏時間情報とを
取得し(ステップS2)、磁気記憶装置21の未使用領
域から演奏時間に対応する一定領域を確保し、そのアド
レスを曲目リスト11の当該曲目の歌声アドレス欄に登
録し録音制御部15に制御を渡す(ステップS3)。録
音制御部15は、選曲入力部12から受け取ったCDア
ドレスをCD再生部32に渡し、指定曲目の頭出しを行
った状態で待機させると共に(ステップS4)、歌声録
音部23に対して磁気記憶装置21の格納アドレスを指
定して録音準備を指示する。双方の準備が完了した時点
でCD再生部32に対して再生の開始を、歌声録音部2
3に対して録音の開始を指示する(ステップS5)。こ
れにより伴奏の再生が開始され、利用者が伴奏に合わせ
て歌った歌声は、サンプリング音源22を介してディジ
タル変換され、磁気記憶装置21の指定アドレスに順次
格納される。指定曲目の演奏が終了した場合には(ステ
ップS6)、CD再生部32の再生動作を終了させ(ス
テップS7)、歌声録音部23はサンプリング音源22
からの歌声の取り込みを停止し、変換済みのディジタル
データを磁気記憶装置21に格納し終えて録音動作を終
了する(ステップS8)。
【0022】一方、指定曲目の演奏が終了する前に選曲
入力部12に録音中止の指示が入力された場合には(ス
テップS9)、その時点でCDの再生と歌声の録音とを
中止し(ステップS10)、再録音の指示がなければ
(ステップS11)、磁気記憶装置21に格納したデー
タ及び曲目リスト11に登録した格納アドレス情報を削
除し(ステップS12)、すべての処理が終了する。な
お、ステップS11で再録音の指示が行われた場合に
は、ステップS4に戻り、指定曲目の最初からの演奏の
再開と、登録済み格納アドレスへの歌声データの再録音
処理が行われる。
【0023】図3は、図1の実施形態における歌声再生
動作の詳細を示したフローチャートである。以下、図3
を参照して利用者の歌声を再生する場合の動作について
説明する。
【0024】利用者から再生指示と演奏曲目とが入力さ
れると(ステップS21)、選曲入力部12は曲目リス
ト11を検索してCDアドレスと歌声アドレスとを取得
し、取得したアドレスを渡して再生制御部14に制御を
移す(ステップS22)。再生制御部14は、歌声再生
部24に対して磁気記憶装置21から歌声データを読み
込み再生開始の準備をするよう指示すると共に(ステッ
プS23)、CD再生部32を指定曲目の頭出し状態で
待機させ(ステップS24)、双方の準備が完了した時
点でCD再生部32,歌声再生部24に同時に再生開始
を指示する(ステップS25)。これにより伴奏と歌声
の再生とが同時に開始され、サンプリング音源22を介
してアナログ変換された歌声とCD再生部32からの伴
奏とが録音時と同じ状態で合成され音声出力装置11か
ら同時に出力される。指定曲目の演奏が終了した場合は
(ステップS26)、CD再生部32の再生動作を終了
させると共に(ステップS27)、歌声再生部24の再
生動作も終了させ、一連の歌声再生処理が終了する(ス
テップS28)。
【0025】演奏の途中で歌声再生音を中断する歌声O
FFの指示が出された場合には(ステップS29)、歌
声再生部24及びサンプリング音源22の動作を継続し
たまま、サンプリング音源22からのアナログ信号の音
声出力装置11への出力回路を遮断してミュート状態と
する(ステップS30)。ミュート状態において、指定
曲目の演奏が終了した場合には(ステップS31)、C
D再生部32及び歌声再生部24の再生動作を終了させ
た後(ステップS32,S33)、サンプリング音源2
2から音声出力装置11への出力回路を接続してミュー
ト状態を元に戻し(ステップS34)、歌声再生処理を
終了する。指定曲目の演奏終了前に歌声再生音を再開す
る歌声ONの指示があった場合は(ステップS35)、
ミュート状態を元に戻して歌声出力を再開し(ステップ
S36)、ステップS26の前の状態に戻ることにな
る。なお、伴奏および歌声の再生動作を途中で停止する
場合の処理は、演奏中の曲が最後まで終了した場合の処
理と同じである。
【0026】次に、具体例を用いて説明する。再生の場
合、選曲入力部12に曲目“A”及び利用者“a”の歌
声を再生する指示が与えられたとする。曲目“A”及び
利用者“a”で曲目リスト11を検索してCDアドレス
と歌声アドレスを取得し、その情報を再生制御部14に
渡す。再生制御部14は、CD再生部32に対して曲目
“A”の頭出し待機を指示し、歌声再生部24に対し磁
気記憶装置21の歌声アドレス(曲目“A”に対する利
用者“a”の歌声データの格納アドレス)からの歌声デ
ータの読み出しを指示する。双方の準備完了時点でCD
再生部32と歌声再生部24との双方に対して同時に再
生の開始を指示する。これにより、曲目“A”の伴奏と
利用者“a”が歌った歌声とが、録音時と同じ条件で合
成され音声出力装置11から出力される。
【0027】途中で再生の終了が指示された場合および
演奏中の曲が最後まで終了した場合は、歌声データの再
生と伴奏の演奏が共に終了する。又、演奏中に歌声OF
Fの指示が入力されると、伴奏は継続するが歌声だけが
聞こえなくなる。ここで演奏が終了する前に歌声ONの
指示があると、再び歌声が聞こえるようになる。歌声が
OFFのミュート状態の間に再生の終了が命令された場
合および演奏中の曲が最後まで終了した場合は、歌声デ
ータの再生と伴奏の演奏を共に終了し、ミュート状態を
元に戻してから処理を終了する。
【0028】次に録音の場合であるが、選曲入力部12
に曲目“B”で利用者“b”の歌声を録音する指示が入
力されたとする。選曲入力部12は曲目“B”で曲目リ
スト11を検索してCDアドレスを取得し、磁気記憶装
置21の未使用領域から曲目“B”の演奏時間に対応す
る記憶領域を確保してそのアドレスを曲目リスト11の
歌声欄に“利用者“b”の識別情報を付して登録し、録
音制御部15に制御を渡す。録音制御部15は、CD再
生部32に対し曲目“B”の頭出し待機を指示し、確保
した磁気記憶装置21の領域の格納アドレスを歌声録音
部23に渡して録音準備を指示する。双方の準備完了時
点でCD再生部32と歌声再生部24との双方に対しそ
れぞれ再生または録音の開始を同時に指示する。これに
より、曲目“B”の伴奏が開始され、それに合わせて利
用者“b”が歌った歌声が、伴奏と合成されて音声出力
装置11から出力されると共に、サンプリング音源22
を介しディジタル変換され磁気記憶装置21の指定アド
レスに順次格納される。演奏中の曲が最後まで終了した
場合は、サンプリング音源22によりディジタル変換さ
れたデータのすべてを磁気記憶装置21に格納して処理
を終了する。途中で録音中止が指示された場合には、伴
奏の再生および歌声の録音が共に中止され、再録音の指
示がなければ録音済みのデータと曲目リスト11に登録
した格納アドレスとを削除して処理を終了し、再録音の
指示があれば、曲目“B”の頭出しからやり直し、磁気
記憶装置21の既に確保済みの同じ指定アドレスに歌声
データを再格納する。
【0029】上述の説明においては、サンプリング音源
で変換されたディジタルデータは、歌声録音部のメモリ
に記憶され、一定のデータ量となると磁気記憶装置に格
納され、歌声再生部は一定量の歌声データを磁気記憶装
置から逐次読み出してメモリ展開するものとした。これ
に対して、サンプリング音源で変換されたディジタルデ
ータを歌声録音部で圧縮処理してメモリに記録し、その
曲の終了した時点に一括して磁気記憶装置に格納するよ
う構成し、歌声再生時には磁気記憶装置から歌声データ
を一括読み出してメモリ展開し、伸長処理を行ってから
サンプリング音源に出力してもよい。この場合、圧縮,
伸長に要する処理時間については、必要があればCD再
生部の再生開始タイミングを遅らせることで対処でき
る。
【0030】なお、カラオケ演奏を行う演奏部の音声入
力装置や音声処理部は一つとし、対応するサンプリング
音源も一つとして説明したが、それぞれ複数としてデュ
エット演奏の際に個別に歌声を録音し、再生時にはデュ
エット又はソロで再生できるように構成することも可能
である。この場合、同じ磁気記憶装置に格納することも
可能である。又、演奏部は多数のコンパクトディスクを
収容するCD格納部を有し、曲目指定で該当コンパクト
ディスクを選択し演奏する自動演奏機能を持つものとし
たが、これに限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCDカラ
オケシステムは、音声入出力装置を備えカラオケ演奏を
行う演奏部に加え、演奏部と共通の基準クロックの制御
により動作しアナログ・ディジタル相互変換を行うサン
プリング音源と、ディジタル変換された歌声データを格
納する磁気記憶装置とを設け、利用者の歌声のみを磁気
記憶装置に録音格納し、格納アドレスを曲目リストに登
録管理すると共に、再生時にはコンパクトディスクの伴
奏と同期して再生して同時に聞くことができるように構
成されている。従って、伴奏を再録音または複写するこ
となく利用者の歌声のみを別媒体に録音し、コンパクト
ディスクの伴奏と同期して再生することができるので、
記憶領域の使用量は音声1チャネル分で少なくて済み、
同一曲目に対して複数の利用者の歌声を録音し保存する
ことも容易で、著作権上の問題となる恐れもないなどの
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の実施形態における歌声録音時の動作を示
すフローチャートである。
【図3】図1の実施形態における歌声再生時の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 録音部 3 演奏部 11 曲目リスト 12 選曲入力部 13 CD制御部 14 再生制御部 15 録音制御部 21 磁気記憶装置 22 サンプリング音源 23 歌声録音部 24 歌声再生部 31 CD格納部 32 CD再生部 33 音声入力装置 34 音声処理部 35 音声出力装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ用のコンパクトディスクから指
    定曲目の伴奏を再生し音声入力装置からの利用者の歌声
    と合成して出力するCDカラオケシステムにおいて、利
    用者の歌声をディジタルデータとして記憶する磁気記憶
    装置と、歌声信号のアナログ・ディジタル相互変換を行
    うサンプリング音源と、曲目をキーにコンパクトディス
    クの伴奏の格納アドレスと前記磁気記憶装置の歌声デー
    タの格納アドレスとを管理し利用者からの入力命令を解
    析して指示を出す命令解析手段と、前記命令解析手段の
    指示を受け伴奏の再生開始と同期して音声入力装置から
    の歌声入力を前記サンプリング音源を介して前記磁気記
    憶装置の指定アドレスに格納する歌声録音手段と、前記
    命令解析手段の指示を受け伴奏の再生開始と同期して前
    記磁気記憶装置の指定アドレスから歌声データを読み出
    して前記サンプリング音源を介して再生し伴奏と合成し
    て出力する歌声再生手段とを備えたことを特徴とするC
    Dカラオケシステム。
  2. 【請求項2】 前記歌声録音手段が前記サンプリング音
    源のディジタルデータを圧縮して記憶するための圧縮機
    能を備え、前記歌声再生手段が前記磁気記憶装置からの
    圧縮データを復元するための伸長機能を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のCDカラオケシステム。
  3. 【請求項3】 カラオケ用のコンパクトディスクを複数
    枚収容した格納部から指定のコンパクトディスクを選択
    して指定の曲目を演奏する自動演奏機能を備えているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のCDカラオケシス
    テム。
JP7280564A 1995-10-27 1995-10-27 Cdカラオケシステム Pending JPH09127959A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007256803A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Daiichikosho Co Ltd 歌曲録音作品を随所で随時に再生できる通信カラオケシステム、カラオケ装置、作品管理サーバー
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JP2010197867A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Brother Ind Ltd カラオケ装置

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