JP3106076B2 - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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JP3106076B2 JP06307669A JP30766994A JP3106076B2 JP 3106076 B2 JP3106076 B2 JP 3106076B2 JP 06307669 A JP06307669 A JP 06307669A JP 30766994 A JP30766994 A JP 30766994A JP 3106076 B2 JP3106076 B2 JP 3106076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラオケシステ
ムの背景映像等を再生するために用いられる映像再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば映像カラオケシステムにお
いては、曲毎に映像情報と歌詞の内容及び楽音情報から
なる曲演奏情報を記憶したビデオディスク等を再生して
いたが、業務用などでは装置1台当りに数千曲ものデー
タが必要となるため、非常に多くのビデオディスクを用
意する必要があった。そして、これら多数枚のビデオデ
ィスクを専用の収納ケースに収納し、オートチェンジャ
等を用いてリクエストに応じたディスクに交換してい
た。そのため、多くのディスクを収納する専用収納ケー
ス及びオートチェンジャが占有する面積が大きくなり、
特に業務用としてはコンパクト化が希求されていた。
【0003】このコンパクト化の一案として実現されて
いるのが、曲演奏情報とは別個に映像情報を記憶させて
おき、曲の演奏時に、背景画として表示するものであ
る。この背景画となる映像情報はビデオディスクに収め
られることが多いが、例えば1枚に、演歌のための映像
情報とポップスのための映像情報との2種類の映像情報
が収められているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、演奏曲の
内容に対応したジャンルの背景映像になるようにし、ま
た少ない映像情報源で、利用者に飽きさせない背景映像
を供給する点については考慮されているが、予めジャン
ル属性を固定的に記憶しておくことによる特有の問題が
ある。すなわち、映像情報の作成時に設定したジャンル
属性が、映像再生装置が実際に客先に設置された後に、
意図したものと異なっていることが判明した場合(つま
り曲とマッチしない内容の映像が出てしまう場合)や、
なんらかの理由で再生を完全に禁止する必要が発生した
場合(例えば一般に公開する映像としてはふさわしくな
い内容の場合や、映像情報記憶媒体にキズがあって見る
に耐えられないような映像となってしまった場合)など
に、設置済みの映像情報記憶媒体を交換または回収する
必要が生じる。
【0005】また、映像内容によっては、子供に対して
は見せない方が好ましいようなものもあるが、同じ映像
に対して、あるときは再生を禁止し、あるときは許可し
たりするような映像単位でのきめ細かい制御は従来は不
可能である。例えば、子供が出入りするような時間帯に
限っては大人向けの映像の再生を禁止するといったこと
である。
【0006】そこで本発明は、このような問題点を鑑
み、例えばカラオケシステムに適用した場合には、歌詞
またはメロディと背景映像とのミスマッチがあった場合
にそれを解消したり、子供が出入りするような時間帯に
は大人向けの映像を再生することを禁止したり、さらに
は内容上問題があるような映像情報に対して完全に再生
を禁止することが可能な映像再生装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明は、図6の基本構成図
に例示するように、ジャンルの設定された複数の映像情
報及び各映像情報のジャンル属性の記憶された映像情報
記憶媒体より読み出した前記各映像情報のジャンル属性
を一時的に記憶しておくジャンル属性一時記憶手段と、
再生時のジャンル指定情報を入手するための入手手段
と、該ジャンル属性一時記憶手段に記憶されている各映
像情報のジャンル属性と前記入手手段を介して入手した
ジャンル指定情報とに基づいて、該指定されたジャンル
に適合する映像情報を選択する再生映像選択手段と、該
再生映像選択手段によって選択された映像情報を前記映
像情報記憶媒体から読み出す映像情報読出手段と、該映
像情報読出媒体より読み出した映像情報を映像信号に変
換して再生する映像再生手段とを備える映像再生装置に
おいて、前記入手手段は、前記再生時のジャンル指定情
報に加えてジャンル属性を変更するためのジャンル属性
変更情報も入手可能であり、その入手したジャンル属性
変更情報に基づき、前記ジャンル属性一時記憶手段に記
憶されている対応する映像情報のジャンル属性を変更す
るジャンル属性変更手段を備えることを特徴とする映像
再生装置である。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載の映像再生装置において、前記ジャンル属性変更手
段は、変更対象のジャンル属性を、前記入手手段を介し
て入手可能なジャンル指定情報とは非適合な再生禁止ジ
ャンル属性に変更可能であることを特徴とする映像再生
装置である。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1に記載の
映像再生装置において、前記ジャンル属性変更手段は、
変更対象のジャンル属性を、前記映像情報記憶媒体に予
め記憶されている初期設定状態のジャンル属性に変更可
能であることを特徴とする映像再生装置である。
【0010】
【作用及び発明の効果】前記のように構成された請求項
1に記載の映像再生装置によれば、ジャンル属性一時記
憶手段には、ジャンルの設定された複数の映像情報及び
各映像情報のジャンル属性の記憶された映像情報記憶媒
体より読み出した各映像情報のジャンル属性が一時的に
記憶されており、入手手段によって、再生時のジャンル
指定情報を入手すると、再生映像選択手段が、ジャンル
属性一時記憶手段に記憶されている各映像情報のジャン
ル属性と入手手段を介して入手したジャンル指定情報と
に基づいて、指定されたジャンルに適合する映像情報を
選択する。そして、映像情報読出手段が、その選択され
た映像情報を映像情報記憶媒体から読み出し、その読み
出した映像情報を映像再生手段が映像信号に変換して再
生する。
【0011】ここで、入手手段がジャンル属性を変更す
るためのジャンル属性変更情報を入手すると、ジャンル
属性変更手段は、その入手したジャンル属性変更情報に
基づき、ジャンル属性一時記憶手段に記憶されている対
応する映像情報のジャンル属性を変更する。したがっ
て、その後に入手手段が再生時のジャンル指定情報を入
手し、再生映像選択手段が、各映像情報のジャンル属性
とジャンル指定情報とに基づいて指定されたジャンルに
適合する映像情報を選択する場合には、変更後のジャン
ル属性に基づいて映像が選択されることとなる。
【0012】従って、例えば歌詞またはメロディと背景
映像とのミスマッチがあった場合には、ジャンル属性を
適正なものに変更することで、マッチする映像に修正す
ることができる。このミスマッチについて補足してお
く。ジャンルの分類方法としては、例えば季節感によっ
て分類したり、登場する風景に従って分類したりと種々
あるが、最終的には利用者の感情によってマッチするか
否かが判断されるため、映像情報の作成時に設定したジ
ャンル属性にしたがって選択・再生された場合に、曲と
マッチしない内容の映像が出てしまう場合も考えられ
る。また、ジャンル属性設定者が誤って別のジャンル属
性を設定してしまった場合も考えられる。このような場
合に、それを放置しておくのではなく、適正なジャンル
属性に変更できるようにすることは非常に有効である。
【0013】また、請求項2に示すように、ジャンル属
性変更手段による変更対象のジャンル属性を、入手手段
を介して入手可能なジャンル指定情報とは非適合な再生
禁止ジャンル属性に変更すれば、なんらかの理由で再生
を完全に禁止する必要が発生した場合に有効である。例
えば一般に公開する映像としてはふさわしくない内容の
場合や、媒体にキズがあって見るに耐えられないような
映像となってしまった場合などには、映像情報記憶媒体
自体は交換したり回収することなく、その不適切な映像
だけは決して再生されないようにすることができるの
で、現実的にも有利である。
【0014】なお、上述したように、一般に公開する映
像としてはふさわしくない内容の場合や、媒体にキズが
あって見るに耐えられないような映像となってしまった
場合などには、その映像はその後一切再生されないよう
にしても構わないが、状況に応じて再生を許可したり、
禁止したりすることが希望される場合もある。例えば、
結婚パーティー等においては、「別れ」がテーマになっ
て展開するようなジャンルの映像は出さない方がよい
し、例えばいわゆるアダルトシーンが出て来るような映
像については子供が見ているような状況においては出さ
ない方がよい。但し、そのような再生禁止状況がなくな
れば、また元通りのジャンル設定に戻したいのである。
例えば、ある時刻まではアダルトシーンを禁止し、その
時刻以降は許可するといった制御が考えられる。
【0015】このような場合には、請求項3に示すよう
に、ジャンル属性変更手段によって、変更対象のジャン
ル属性を、映像情報記憶媒体に予め記憶されている初期
設定状態のジャンル属性に変更すればよい。本装置で
は、映像情報記憶媒体に記憶されているジャンル属性を
読み出してジャンル属性一時記憶手段に一時的に記憶さ
せ、その記憶されたジャンル属性を必要に応じて変更す
るようにしている。したがって、元のジャンル属性に戻
したい場合には、映像情報記憶媒体に記憶されている初
期設定状態のジャンル属性を再度読み出してその属性に
変更、つまり元のジャンル属性に復帰させれば実現でき
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本実施例の映像再生装置をカラオケシス
テムの背景映像再生のための装置として適用した場合の
構成を示すブロック図である。
【0017】本映像再生装置は、CPU21と、ROM
23と、RAM24と、映像データバッファ25と、C
D−ROMドライブ27と、映像デコーダ29とを備え
ている。前記CPU21はカラオケ伴奏装置31と接続
されており、カラオケ伴奏装置31からはジャンル指定
情報やジャンル属性変更情報、あるいは各種コマンドが
入力される。ここで、ジャンル指定情報について説明す
る。カラオケ伴奏装置31においては、通常のカラオケ
演奏モードやジャンル属性変更モードに設定してそれぞ
れ所定の処理を行なうことができるのであるが、通常の
カラオケ演奏モードにおいては、図示しない操作パネル
等によって曲番号を入力して所定のカラオケ曲の演奏を
リクエストすることができる。そして、曲毎に対応する
ジャンル属性が設定されているため、曲のリクエストが
あると、カラオケ伴奏装置31からCPU21に対して
その曲のジャンル属性を示す情報が送出される。これが
ジャンル指定情報である。なお、ジャンル属性変更情報
については後述する。
【0018】また、CD−ROMドライブ27は、複数
の映像情報を記憶したCD−ROM(図示せず)から映
像情報を読み出すためのものであり、この読み出された
映像情報は映像データバッファ25に一旦格納される。
そして、その映像情報は映像デコーダ29によってデコ
ードされて映像合成装置33に送出される。
【0019】なお、CD−ROMは、所定の時間分に編
集された複数の映像情報を記憶すると共にその映像情報
毎に設定されているジャンル属性も記憶している。この
ジャンル属性の設定について説明する。設定可能なジャ
ンル属性が複数あり、その属性毎に「0」か「1」を設
定することによって、「1」が設定されているジャンル
属性が、その映像情報の持つジャンル属性ということに
なる(図2参照)。この「1」に設定されるジャンル属
性は1つとは限らず、2つ以上のジャンル属性に対して
「1」が設定されることもある。これは、映像内容的
に、複数のジャンルに共通して使用することができる場
合に、そのようにするのである。例えば、図2に示す場
合には、演歌と演歌の2箇所に「1」が設定されて
いる。したがって、ジャンル属性が演歌あるいは演歌
に指定されている曲についてはこの設定の映像情報が
採用される可能性があるということになる。
【0020】前記カラオケ伴奏装置31は、カラオケ伴
奏としてリクエストされた曲の演奏情報を曲演奏情報記
憶装置(図示せず)から読み出して再生するためのもの
で、曲演奏情報記憶装置には、楽音を再生するのに必要
な音の高低、間隔をあらわす情報、そして各楽曲に対応
した歌詞テロップ情報がデジタル情報として格納されて
いる。カラオケ伴奏装置31の働きを簡単に説明する
と、曲演奏情報記憶装置からバッファメモリへ1曲分の
楽音情報を転送し、その転送した楽音情報をバッファメ
モリからシーケンシャルに読み出して音源に送出する。
音源は楽音情報である演奏用MIDIデータをアナログ
の楽器音に変換し、その変換されたアナログ信号はアン
プで増幅されスピーカを介して発音される。これらスピ
ーカ等は本発明の主要部ではないので、図示及び説明は
省略する。
【0021】一方、歌詞テロップ情報は、映像合成装置
33において、前記CDーROMドライブ27から読み
出された映像情報と合成されてモニタ35に出力され
る。したがって、モニタ35には、背景映像上に歌詞テ
ロップがスーパーインポーズされた映像が形成されるこ
ととなる。
【0022】また、ジャンル指定情報については既に説
明したので、ジャンル属性変更情報について説明する。
本実施例のカラオケ伴奏装置31においては、ジャンル
属性変更モードにして、上記映像毎に設定されているジ
ャンル属性を変更することができるようにされている。
後述の作用の説明でも述べるが、起動時にCD−ROM
に記憶されている全てのチャプタに関して、ジャンル属
性などの情報が読み出されて一覧テーブルが作成され、
RAM24に記憶させられる。上記ジャンル属性変更モ
ードにすると、このRAM24に記憶された一覧テーブ
ルに基づき、チャプタとジャンル属性の対応を示す画像
がモニタ35に表示される。
【0023】そして、操作パネル等にて変更させたいチ
ャプタを指定し、変更後のジャンルを指定することがで
きるようにされている。このようにして指定したチャプ
タ及び変更後のジャンル属性は、カラオケ伴奏装置31
からCPU21に対して送出される。これがジャンル属
性変更情報である。
【0024】次に、本実施例の映像再生装置の作動につ
いて説明するのであるが、前記CPU21は、図6に示
した本発明の入手手段、映像情報選択手段、ジャンル属
性変更手段に該当する。そして、CPU21が実行する
処理の内、ROM23内のジャンル指定情報入手処理2
3a及びジャンル属性変更情報入力処理23bの手順に
基づいて実行される処理が入手手段としての処理に、映
像情報選択処理23dの手順に基づいて実行される処理
が再生映像選択手段としての処理に、ジャンル属性変更
処理23cの手順に基づいて実行される処理がジャンル
属性変更手段としての処理にそれぞれ該当する。
【0025】まず、本実施例の映像再生装置の起動につ
いて、図3を参照して説明する。装置の起動時には、装
置の作動の内、ジャンル指定情報入手処理23a及びジ
ャンル属性変更情報入手処理23bを含む、カラオケ伴
奏装置31からの制御コマンドを入手するコマンド入手
タスク(ステップ100。以下ステップを単にSと記
す。)、ジャンル属性変更処理23cおよび映像情報選
択処理23dを含む、再生制御タスク(S110)の各
タスクが順次起動され、以後は各タスクの作用により、
本映像再生装置が制御される。
【0026】前記2つのタスクの内、まずコマンド入手
タスクについて、図4を参照して説明する。このコマン
ド入手タスクでは、まずカラオケ伴奏装置31からコマ
ンドを入手し(S200)、そのコマンドの種類を判定
する(S210)。そして、ジャンル指定付き再生開始
を指示するコマンドであれば、後述する再生制御タスク
に対してその入手したジャンル指定情報に基づくジャン
ルでの再生開始を指示し(S220)、ジャンル属性変
更を指示するコマンドであれば、指定チャプタのジャン
ル属性を指定されたものに変更するように再生制御タス
クへジャンル属性の変更を指示し(S230)、再生停
止コマンドであれば再生制御タスクに対して再生停止を
指示する(S240)。そして、S220〜S240の
各処理の終了後、S200〜S240の処理を繰り返
す。
【0027】続いて、前記コマンド入手タスク(図4)
からの指示を受けて実際の制御を行なう再生制御タスク
について図5を参照して説明する。再生制御タスクで
は、起動時にCD−ROMに記憶されている全てのチャ
プタに関して、ジャンル属性などの情報を読み出して一
覧テーブルを作成し、RAM24に記憶させておき(S
300)、以下に示すS310〜S360の処理を繰り
返す。具体的には、まずコマンド入手タスクからの指示
を受け取り(S310)、コマンド入手タスクからの指
示を判断して(S320)、再生開始指示であった場合
は、指定ジャンルの属性を持つチャプタを前記S300
で読み出されてRAM24に記憶させた一覧テーブルの
情報に基づいて選択し(S340)、そのチャプタを再
生し(S350)、また、再生停止指示であった場合は
再生を停止する(S330)。
【0028】S350のチャプタの再生について補足す
ると、CPU21はCD−ROMドライブ27に対して
読出・転送の指示をし、映像デコーダ29に対しては再
生開始の指示をする。これによって、CD−ROMドラ
イブ27から読み出された映像情報は映像データバッフ
ァ25に一旦格納され、その映像情報は映像デコーダ2
9によってデコードされて映像合成装置33に送出され
る。そして、歌詞テロップ情報と合成されてモニタ35
に出力される。
【0029】また、S330での再生停止の場合には、
映像デコーダ29に対して再生停止の指示をする。これ
によって、たとえCD−ROMドライブ27から映像情
報が供給されていても映像合成装置33には送出され
ず、結果的にモニタ35には出力されない。
【0030】一方、指示がジャンル属性の変更指示であ
った場合には、指定チャプタに関するジャンル属性を変
更し(S360)、以後の再生では新しいジャンル属性
に従って選択が行われる。このジャンル属性の変更は、
前記RAM24の一覧テーブルの該当部分のジャンル属
性を変更することによって実現される。図2に示した例
を用いて説明する。初期状態では演歌及び演歌の属
性の部分に「1」と設定されていたが、ジャンル属性の
変更指示によれば、これはポップス及びポップスに
設定すべきものであったことが判った場合には、演歌
及び演歌の属性を「0」に変更し、ポップス及びポ
ップスの属性の部分に「0」と設定されていたものを
「1」に変更すればよい。
【0031】また、ジャンル属性が変更された後、その
設定状態では再生の対象となるどのジャンルにも属さな
かった場合には、そのチャプタはどのジャンルが指定さ
れた場合にも再生されることはなく、再生禁止状態とな
る。具体的には、全てのジャンル属性に対して「0」を
設定することによって実現される。
【0032】以上説明したことから明らかなように、本
発明の映像再生装置によれば、映像情報にジャンル属性
を設定する際に入力ミス等により間違っていたり、ある
いは作成後に例えば歌詞またはメロディと背景映像との
ミスマッチがあることが判った場合等には、ジャンル属
性を適正なものに変更することで、マッチする映像に修
正することができる。
【0033】また、上述したように全てのジャンル属性
に対して「0」を設定する変更を行えば、その設定状態
でのチャプタはどのジャンルが指定された場合にも再生
されることはなく、再生禁止状態とすることができる。
これは、なんらかの理由で再生を完全に禁止する必要が
発生した場合に有効である。例えば一般に公開する映像
としてはふさわしくない内容の場合や、CD−ROMに
キズがあって見るに耐えられないような映像となってし
まった場合などには、CD−ROM自体を交換したり回
収することなく、その不適切な映像だけは決して再生さ
れないようにすることができるので、現実的にも有利で
ある。
【0034】なお、全てのジャンル属性に対して「0」
を設定して、その映像はその後一切再生されないように
した方がよい場合もあるが、状況に応じて再生を許可し
たり、禁止したりすることが希望される場合もある。例
えば、結婚パーティー等においては、「別れ」がテーマ
になって展開するようなジャンルの映像は出さない方が
よいし、例えばいわゆるアダルトシーンが出て来るよう
な映像については子供が見ているような状況においては
出さない方がよい。但し、そのような再生禁止状況がな
くなれば、また元通りのジャンル設定に戻したいのであ
る。例えば、ある時間まではアダルトシーンを禁止し、
その時間以降は許可するといった制御が考えられる。
【0035】このような場合には、カラオケ伴奏装置3
1から以下のようなジャンル属性変更指示を出せばよ
い。つまり、再生を禁止したいときには、上述のように
全てのジャンル属性に対して「0」を設定すれば実現で
きる。そして、許可する状況になったら、ジャンル属性
を、CD−ROMに予め記憶されている初期設定状態の
ジャンル属性に変更すればよい。例えば所定の時刻前に
おいては該当するチャプタの全てのジャンル属性に対し
て「0」を設定するようなジャンル属性変更指令を出し
所定の時刻になったら、初期設定状態のジャンル属性に
変更するような指示をカラオケ伴奏装置31から出すよ
うにすれば実現できる。
【0036】本映像再生装置では、CD−ROMに記憶
されているジャンル属性を読み出してRAM24に一覧
テーブルの形で一時的に記憶させ、その記憶されたジャ
ンル属性を必要に応じて変更するようにしている。した
がって、元のジャンル属性に戻したい場合には、CD−
ROMに記憶されている初期設定状態のジャンル属性を
再度読み出してその属性に変更、つまり元のジャンル属
性に復帰させれば実現できる。
【0037】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、カラオケシス
テムだけでなく、いわゆるBGVとして映像だけを流す
場合でも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の映像再生装置をカラオケシステムの
背景映像再生のための装置として適用した場合の構成を
示すブロック図である。
【図2】 CD−ROMに記憶されている映像情報毎の
ジャンル属性の設定状態を示す説明図である。
【図3】 装置の起動に係る処理を示すフローチャート
である。
【図4】 CPU21においてなされるコマンド入手タ
スクを示すフローチャートである。
【図5】 CPU21においてなされる再生制御タスク
を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の基本構成を例示するブロック図であ
る。
【符号の説明】 21…CPU 23…ROM 24…RAM 25…映像データ
バッファ 27…CD−ROMドライブ 29…映像デコー
ダ 31…カラオケ伴奏装置 33…映像合成回
路 35…モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−261776(JP,A) 特開 平3−241567(JP,A) 特開 昭59−80080(JP,A) 特許2550420(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 G09F 27/00 G09G 5/00 G11B 27/00 - 27/06 H04N 7/14 - 7/173

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャンルの設定された複数の映像情報及
    び各映像情報のジャンル属性の記憶された映像情報記憶
    媒体より読み出した前記各映像情報のジャンル属性を一
    時的に記憶しておくジャンル属性一時記憶手段と、 再生時のジャンル指定情報を入手するための入手手段
    と、 該ジャンル属性一時記憶手段に記憶されている各映像情
    報のジャンル属性と前記入手手段を介して入手したジャ
    ンル指定情報とに基づいて、該指定されたジャンルに適
    合する映像情報を選択する再生映像選択手段と、 該再生映像選択手段によって選択された映像情報を前記
    映像情報記憶媒体から読み出す映像情報読出手段と、 該映像情報読出媒体より読み出した映像情報を映像信号
    に変換して再生する映像再生手段とを備える映像再生装
    置において、 前記入手手段は、前記再生時のジャンル指定情報に加え
    てジャンル属性を変更するためのジャンル属性変更情報
    も入手可能であり、 その入手したジャンル属性変更情報に基づき、前記ジャ
    ンル属性一時記憶手段に記憶されている対応する映像情
    報のジャンル属性を変更するジャンル属性変更手段を備
    えることを特徴とする映像再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像再生装置におい
    て、 前記ジャンル属性変更手段は、変更対象のジャンル属性
    を、前記入手手段を介して入手可能なジャンル指定情報
    とは非適合な再生禁止ジャンル属性に変更可能であるこ
    とを特徴とする映像再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の映像再生装置におい
    て、 前記ジャンル属性変更手段は、変更対象のジャンル属性
    を、前記映像情報記憶媒体に予め記憶されている初期設
    定状態のジャンル属性に変更可能であることを特徴とす
    る映像再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0541855U (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 甲府日本電気株式会社 預金通帳

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0541855U (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 甲府日本電気株式会社 預金通帳

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