JP2001126387A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001126387A
JP2001126387A JP30336399A JP30336399A JP2001126387A JP 2001126387 A JP2001126387 A JP 2001126387A JP 30336399 A JP30336399 A JP 30336399A JP 30336399 A JP30336399 A JP 30336399A JP 2001126387 A JP2001126387 A JP 2001126387A
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recording
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JP30336399A
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Isao Kato
勇雄 加藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ資源の有効利用を可能にしてコスト低
減を実現するとともに、ミニディスク装置の小型化を図
る。 【解決手段】 ショックプルーフメモリ190、メモリ
制御部140、圧縮・伸張部150、誤り生成部13
0、変復調部120を備えたディスク装置において、メ
モリ制御部140により、ショックプルーフメモリ19
0を少なくとも3つの領域、すなわち、ショックプルー
フメモリ領域191、ディスクの目録情報等の格納領域
192、誤り訂正領域193に分けて管理・制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックプルーフ
メモリを備えたMD(ミニディスク)等の記録再生装置
に関するもので、特に、複数のディスクに連続的に記録
を行うため、音声・映像信号等のエンコード(データ圧
縮)を途切れなく継続しながら、ディスクの目録情報
(TOC = Table of contents)を再生する方法に関す
る。また、音声・映像信号等の再生を途切れなく継続し
ながら、ディスクの目録情報を記録する方法に関する。
【0002】また、ショックプルーフメモリを有効利用
して、誤り訂正用メモリと、目録情報を格納するための
メモリを削減し、コスト低減を図る方法に関する。
【0003】
【従来の技術】本発明の記録再生装置の従来例について
MD(ミニディスク)システムを例に説明する。
【0004】図11に従来のMDシステムの構成を示
す。
【0005】図11のMDシステムは、MD(直径64
mmの光磁気ディスク)にディジタルデータを記録再生
する装置である。
【0006】圧縮・伸張部1150は、記録モード時に
は、AD・DAコンバータ(ここでは、ADコンバータ
として用いられる)1160もしくはディジタルインタ
ーフェース部1170から供給されたディジタルの音声
データを圧縮し、メモリ制御部1140を介してショッ
クプルーフメモリ1190に書き込み、再生モード時に
は、メモリ制御部1140を介してショックプルーフメ
モリ1190から圧縮されたデータを読み出して伸張す
る。
【0007】従来例として取り上げた上記のMDシステ
ムは、フォーマット上、アナログ音声を44.1kHz
の標本化周波数でサンプリングし、(その後圧縮して)
デジタル記録する、もしくは44.1kHzでサンプリ
ングされたデジタル音声データを受信して記録するよう
に規定されている。
【0008】しかしながら、デジタルの音声データ(音
楽データ)は、例えば、デジタル放送やDAT等に見ら
れるように、標本化周波数が32kHz、44.1kH
z、48kHzのデータが存在する。
【0009】これらのデジタル音声データを受信して、
MDに記録するためには、サンプリングレート変換を行
う必要がある。
【0010】よって、デジタルインターフェース部11
70には、44.1kHz以外の標本化周波数のデジタ
ル音声データが入力された場合に、サンプリングレート
変換を施してから、圧縮・伸長部1150にデータを供
給するよう、Fs(サンプリング周波数)コンバータを
備えている。
【0011】メモリ制御部1140は、ショックプルー
フメモリ1190のアドレス制御および、データの書き
込みと、データ読み出しの制御を行う。
【0012】誤り訂正部1130は、記録時に、ショッ
クプルーフメモリ1190から読み出した圧縮データを
順次誤り訂正用メモリ1131に書き込んで、誤り訂正
用メモリ1131に蓄積されたデータに誤り訂正符号を
付加する(誤り訂正メモリ1131にパリティを書き込
む)。再生時には、誤り訂正用メモリ1131から読み
出した復調データの誤りを訂正して、訂正後のデータを
メモリ制御部1140を介して順次ショックプルーフメ
モリ1190に書き込む。
【0013】変復調部1120は、記録時に、誤り訂正
用メモリ1131から読み出したデータを所定の方式で
変調して記録・再生ドライブ1110に出力し、再生時
に、記録・再生ドライブ1110から入力された信号を
所定の方式で復調し、誤り訂正用メモリ1131に書き
込む。
【0014】システムコントローラ1180は、各ブロ
ックに記録モード、もしくは再生モード等の設定をはじ
め、再生時には、ミニディスクに記録されたディスクの
目録情報(TOC = Table of contents)を読み込ん
で、システム全体の一連の再生制御を行う。
【0015】TOCにはプログラム番号(曲番号)や曲
名情報、また、1つの曲を構成する所定単位のデータ
が、それぞれディスク上のどの位置に記録されているか
等の情報が含まれている。TOCやユーザーが任意に設
定するUTOCは、TOC/UTOC用メモリ1181
に書き込まれる。
【0016】CDシステム同様、ミニディスクシステム
においても光ピックアップがミニディスクに記録された
音声・楽曲情報を読み出しにいく前に、そのリードイン
エリア(ディスクの最内周部)に記録されている目録情
報を再生して、システムコントローラ内蔵もしくは専用
の外付けメモリに格納する。
【0017】メモリに格納した目録情報に含まれている
プログラム番号(曲番号)や曲名情報を表示部にインデ
ックス情報として表示させて、再生する楽曲の選択を行
わせることが可能になり、また目録情報に含まれている
頭出し情報を用いれば、光ピックアップが各曲の音声・
楽曲情報を読取りにいく前に逐一リードインエリアへ目
録情報を読取りにいく必要がなくなり、再生指示を与え
てから再生音が出力されるまでの時間を大幅に短縮でき
ることになる。
【0018】つぎに、従来の記録再生装置の動作につい
て説明する。
【0019】図7は、記録モードの動作を示す。縦軸が
メモリ残量、横軸が時間で、メモリ残量とは、ショック
プルーフメモリ1190の蓄積残量を示す。点線(a)
はショックプルーフメモリ1190の最大容量を示し、
点線(c)がデータが何も書き込まれていない状態を示
す。すなわちショックプルーフメモリ1190が空の状
態を示す。
【0020】システムコントローラ1180は、データ
量が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ111
0への記録動作を指示する。
【0021】この指示を受け、メモリ制御部1140
は、ショックプルーフメモリ1190からデータを読み
出し誤り訂正部1130に供給する。
【0022】誤り訂正部1130は、ショックプルーフ
メモリ1190から読み出されたデータを誤り訂正用メ
モリ1131に書き込み、書き込まれたデータに誤り訂
正符号を付加していく。
【0023】変復調部1120は、誤り訂正用メモリ1
131から誤り訂正符号が付加されたデータを読み出
し、所定の方式で変調を行って記録・再生ドライブ11
10に記録信号を出力する。
【0024】図7の「ディスク書き込み期間」は、記録
・再生ドライブ1110が、記録動作を行っているタイ
ミングを示している。(論理“1”が記録動作タイミン
グを示す。) また、「音声録音期間」は、圧縮・伸張部1150がシ
ョックプルーフメモリ1190にデータを書き込んでい
るタイミングを示す。(論理“1”が書き込みタイミン
グを示す。) 図7において、 (I)の期間は圧縮・伸張部1150が、
ショックプルーフメモリ1190にデータの書き込みを
行っているが、記録・再生ドライブ1110は記録動作
を停止している。この時一定のレートでショックプルー
フメモリ1190にデータが蓄積される。
【0025】(II)の期間には、圧縮・伸張部1150
が、ショックプルーフメモリ1190にデータの書き込
みを行っており、かつ、記録・再生ドライブ1110が
記録動作を行っている期間である。このとき、記録・再
生ドライブ1110の記録レートが、圧縮・伸張部11
50の書き込みレートの約4倍であるため、ショックプ
ルーフメモリ1190のデータ量が減少する。
【0026】(III) の期間は圧縮・伸張部1150が、
ショックプルーフメモリ1190にデータの書き込みを
行っているが、記録・再生ドライブ1110は記録動作
を停止している。このとき、ショックプルーフメモリ1
190に一定のレートでデータが蓄積される。
【0027】以降、(II)と(III) の動作を繰り返すこと
によって、記録・再生ドライブ1110は、圧縮・伸張
部1150がショックプルーフメモリ1190に書き込
んだデータをミニディスクに記録する。
【0028】この際、データ量がショックプルーフメモ
リ1190の最大容量の値(a)との間に、xのマージ
ンがあるので、(IV)で示す期間のように、記録・再生ド
ライブ1110の記録動作が予定のタイミングで実行で
きなくても、ショックプルーフメモリ1190がすぐに
溢れることはない。すなわち、記録・再生ドライブ11
10に振動が加わって、一時的に記録ができなかった場
合、または、記録・再生ドライブ1110が、ミニディ
スク上で離れた場所にジャンプして記録する時に、記録
動作が予定のタイミングでできない場合でも、ショック
プルーフメモリ1190が直ちに溢れることはない。
【0029】(V) の期間は、上記(IV)で示す期間に記録
動作を予定のタイミングでできなかった結果、ショック
プルーフメモリ1190に通常時より多くのデータが蓄
積された分((b)を超える分)を含めて記録動作を行
い、再度(a)との間のマージンxを確保するようにし
ている。
【0030】(V) 以降は、再び(II)と(III) の動作を繰
り返すことによって、記録・再生ドライブ1110は、
圧縮・伸張部1150がショックプルーフメモリ119
0に書き込んだデータをミニディスクに記録する。
【0031】図8は、再生モードの動作を示す。縦軸が
メモリ残量、横軸が時間で、メモリ残量は、ショックプ
ルーフメモリ1190の蓄積残量を示す。点線(a)は
ショックプルーフメモリ1190の最大容量を示し、点
線(c)がデータが何も書き込まれていない状態を示
す。すなわちショックプルーフメモリ1190が空の状
態を示す。
【0032】システムコントローラ1180は、データ
量が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ111
0からの再生動作を指示する。
【0033】この指示を受け、変復調部1120は記録
・再生ドライブ1110から再生された信号を所定の方
式で復調を行って、誤り訂正メモリ1131に復調され
たデータを順次書き込んでいく。
【0034】誤り訂正部1130は、誤り訂正用メモリ
1131からデータを読み出し、誤り訂正を行って誤り
訂正用メモリ1131に書き込み、訂正実行後のデータ
を順次メモリ制御部1140に供給する。
【0035】メモリ制御部1140は、システムコント
ローラ1180から記録・再生ドライブ1110の再生
動作指示を受けると、誤り訂正部1130から供給され
るデータを、ショックプルーフメモリ1190に書き込
んでいく。
【0036】図8の「ディスク読み出し期間」は、記録
・再生ドライブ1110が、再生動作を行っているタイ
ミングを示す。(論理“1”が再生動作タイミングを示
す。) また、「音声再生期間」は、圧縮・伸張部1150がシ
ョックプルーフメモリ1190からデータを読み出して
いるタイミングを示す。(論理“1”が書き込みタイミ
ングを示す。) 図8において、(I) の期間は、記録・再生ドライブ11
10が再生動作を行って、一定のレートで、ショックプ
ルーフメモリ1190にデータを書き込んでいる。
【0037】(II)の期間は、圧縮・伸張部1150が、
ショックプルーフメモリ1190から圧縮データを読み
出しているが、記録・再生ドライブ1110は再生動作
を停止している。このときショックプルーフメモリ11
90から、一定レートでデータが読み出される。
【0038】(III) の期間は、圧縮・伸張部1150が
ショックプルーフメモリ1190からデータを読み出し
ており、かつ、記録・再生ドライブ1110が再生動作
を行っている期間である。このとき、記録・再生ドライ
ブ1110の再生レートが、圧縮・伸張部1150のデ
ータ読み出しレートの約4倍であるため、ショックプル
ーフメモリ1190のデータ量が増加する。
【0039】以降、(II)と(III) の動作を繰り返すこと
によって、記録・再生ドライブ1110は、ミニディス
クに記録されたデータを再生し、圧縮・伸張部1150
から一定レートのデータが出力される。
【0040】この際、データ量が0の値(c)との間
に、xのマージンがあるので、(IV)で示す期間のよう
に、記録・再生ドライブ1110の再生動作が予定通り
のタイミングで実行できなくても、ショックプルーフメ
モリ1190がすぐに空になることはない。すなわち、
記録・再生ドライブ1110に振動が加わって、一時的
に再生ができなくなった場合、または、記録・再生ドラ
イブ1110が、ミニディスク上で離れた場所にジャン
プして再生する時に、再生動作が予定通りのタイミング
でできない場合でも、ショックプルーフメモリ1190
が直ちに空になることはない。
【0041】(V) の期間は、上記(IV)で示す期間に再生
動作を予定のタイミングでできなかった結果、ショック
プルーフメモリ1190のデータが通常時より少なくな
った分((b)を下回った分)を補うよう再生動作を行
い、再度(c)との間のマージンxを確保するようにし
ている。
【0042】(V) 以降は、再び(II)と(III) の動作を繰
り返すことによって、記録・再生ドライブ1110は、
ミニディスクに記録されたデータを再生し、圧縮・伸長
部1150から一定レートのデータが出力される。
【0043】以上のように、ミニディスクシステムは、
振動に強く、かつディスク上の離れた領域にジャンプし
て記録再生を行う場合にも、録音再生動作を中断する必
要がない。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】CDチェンジャおよび
MD(ミニディスク)チャンジャを搭載するミニコンポ
等において、複数のCDから所望の曲を選択し、これら
を一度にMDへ録音する場合、選択された楽曲の総時間
が74分を超えた場合には、1枚のミニディスクには記
録しきれず、複数のミニディスクに分けて記録する必要
がある。(ミニディスクに記録することのできる最大記
録時間は74分であり、CDの最大再生時間74分と同
じである。) しかしながら、複数のCDから複数のミニディスクに記
録を行おうとすると、CDチャンジャとミニディスクチ
ャンジャシステムをそれぞれ管理しながらシステム全体
を制御する必要があり、システムコントローラに大きな
負担がかかり、処理能力の高いコントローラが必要にな
って機器のコストが上昇する、あるいは消費電力が増え
るといった問題点があった。
【0045】また、例えば、FMラジオ放送で、74分
を超えるライブ放送等のプログラムを複数枚のミニディ
スクに途切れなく記録しようとする場合、放送内容を途
切れなくエンコード(圧縮)しながら、ミニディスクの
交換、並びに交換したディスクの目録情報を再生して、
ディスクの空き領域(録音可能な領域)の容量とそのデ
ィスク上の位置を予め知る必要があり、これらの制御を
行うシステムコントローラの負担が増大し、同様に機器
のコストが上昇する、あるいは消費電力が増えるといっ
た問題がある。
【0046】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、システムコントローラの負担を増大させることな
く、簡単な構成で、(1)音声・映像信号等のエンコー
ド(データ圧縮)を途切れなく継続しながらの、ディス
クの目録情報再生制御を容易にすること、(2)音声・
映像信号等の再生を途切れなく継続しながらの、ディス
クの目録情報記録制御を容易にすることを目的とする。
【0047】また、従来の記録再生装置のようにディス
クの目録情報(TOC = Table ofcontents)をシステ
ムコントローラ用メモリへ格納する場合、システムコン
トローラ内蔵メモリを利用すると常にそのためのメモリ
領域を確保しておかねばならず、また外付けのメモリを
用いるとそのためのスペースを確保しなければならず、
何れにしても装置の小型化を妨げるとともに、機器のコ
ストが上昇する。特に、車載型ミニディスク装置やミニ
コンポ型ミニディスク装置ではチェンジャー方式を採用
するものが多く、その場合にはチャンジャに格納された
全てのミニディスクの目録情報や、ディスクを特定する
情報をメモリに記憶させておく必要が生じ、記憶させる
情報量が大きくなるために比較的容量の大きい外付けメ
モリが必要となり、コストの面で不利になる。
【0048】ここで、ショックプルーフメモリの機能に
着目すると、ショックプルーフメモリは4Mビット〜6
4Mビットの大容量を有し、再生時にはメモリ制御部1
140がショックプルーフメモリに対する書き込み速度
を約1.4[Mビット/sec]、読み出し速度を約0.
3[Mビット/sec ]に設定して、常に約12秒間(4
Mビットメモリの場合)〜3分数十秒(64Mビットメ
モリの場合)分の音楽データを書き換ながら記憶させて
いるが、実際にはディスク装置に衝撃や振動が頻繁に作
用した場合であっても、12秒間もの音楽データをショ
ックプルーフメモリに書き込んでおく必要が生じるよう
な事態は極めて稀である。
【0049】そこで、本発明は、ショックプルーフメモ
リを備えたディスク装置において、ショックプルーフメ
モリを少なくとも3つの領域、すなわち、ショックプル
ーフメモリ領域、ディスクの目録情報等の格納領域、誤
り訂正領域に分けて管理・制御することにより、メモリ
資源の有効利用を可能にしてコスト低減を実現するとと
もに、ミニディスク装置の小型化を図ることを目的とす
る。
【0050】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の記録再生装置は、データを
格納するメモリと、メモリを少なくとも3つの領域に分
割してアドレスの制御および、データの書き込みと読み
出しの制御を行い、かつ、メモリの第1ないし第2の領
域からデータを読み出してメモリの第3の領域に書き込
む、もしくは、メモリの第3の領域からデータを読み出
してメモリの第1ないし第2の領域に書き込むメモリ制
御部と、入力されたデータを圧縮し、メモリ制御部を介
してメモリの第1の領域に書き込む、もしくは、メモリ
制御部を介してメモリの第1の領域から読み出したデー
タを伸張し、出力する圧縮・伸張部と、メモリ制御部を
介して、メモリの第3の領域から読み出したデータに誤
り訂正符号を付加してメモリの第3の領域に書き込む、
もしくは、メモリ制御部を介して、メモリの第3の領域
から読み出したデータの誤りを訂正してメモリの第3の
領域に書き込む誤り訂正部と、メモリ制御部を介してメ
モリの第3の領域から読み出したデータを所定の方式で
変調して出力する、もしくは、入力された信号を所定の
方式で復調し、メモリ制御部を介してメモリの第3の領
域に書き込む変復調部とを備えたことを特徴とする。
【0051】また、本発明の請求項2記載の記録再生装
置は、データを格納するメモリと、メモリを少なくとも
3つの領域に分割してアドレスの制御および、データの
書き込みと読み出しの制御を行い、かつ、記録時に、メ
モリの第1ないし第2の領域からデータを読み出してメ
モリの第3の領域に書き込み、再生時に、メモリの第3
の領域からデータを読み出してメモリの第1ないし第2
の領域に書き込むメモリ制御部と、記録時に、入力され
たデータを圧縮し、メモリ制御部を介してメモリの第1
の領域に書き込み、再生時に、メモリ制御部を介してメ
モリの第1の領域から読み出したデータを伸張し、出力
する圧縮・伸張部と、記録時に、メモリ制御部を介し
て、メモリの第3の領域から読み出したデータに誤り訂
正符号を付加してメモリの第3の領域に書き込み、再生
時に、メモリ制御部を介して、メモリの第3の領域から
読み出したデータの誤りを訂正してメモリの第3の領域
に書き込む誤り訂正部と、記録時に、メモリ制御部を介
してメモリの第3の領域から読み出したデータを所定の
方式で変調して出力し、再生時に、入力された信号を所
定の方式で復調し、メモリ制御部を介してメモリの第3
の領域に書き込む変復調部とを備え、メモリ制御部、圧
縮・伸張部、誤り訂正部、および変復調部は、それぞれ
独立に記録・再生動作を行えるようにしたことを特徴と
する。
【0052】請求項1または2の構成によれば、圧縮・
伸張部がADコンバータから、もしくはデジタルオーデ
ィオインターフェース部から入力されたデータを圧縮
し、メモリ制御部を介して、圧縮後の音声データをメモ
リの第1の領域に格納し、メモリ制御部がメモリの第1
の領域に格納された圧縮後の音声データを読み出して、
誤り訂正符号を付加するための第3の領域に書き込み、
誤り訂正部がメモリ制御部を介して、メモリの第3の領
域から圧縮後の音声データを読み出し、これに誤り訂正
符号を付加してメモリの第3の領域に書き込み、変復調
部がメモリ制御部を介して、メモリの第3の領域から誤
り訂正符号が付加された音声圧縮データを読み出し、所
定の方式で変調し、ディスク等の記録媒体に記録を行う
ための記録再生ドライブに出力するように動作するの
で、音声データの圧縮、誤り訂正符号の付加、変調とい
った一連の記録のためのエンコード処理を、メモリ制御
部が一元管理し、一つのメモリ上で行うことができ、メ
モリ資源の有効活用による、コスト低減と装置の小型化
を図ることができる。
【0053】また、変復調部がディスク等の記録媒体か
ら再生されたデータを所定の方式で復調し、復調後のデ
ータをメモリ制御部を介して、メモリの第3の領域に書
き込み、誤り訂正部がメモリ制御部を介して、メモリの
第3の領域から復調後のデータを読み出し、読み出した
復調後のデータに誤りがあれば誤り訂正を行って再びメ
モリの第3の領域に書き込み、メモリ制御部がメモリの
第3の領域から誤り訂正処理後のデータを読み出し、メ
モリの第1の領域に書き込み、圧縮・伸張部がメモリ制
御部を介して、メモリの第1の領域から音声圧縮データ
を読み出して伸張しDAコンバータに出力する、もしく
は、デジタルオーディオインターフェース部に出力する
ように動作するので、復調・誤り訂正処理、音声データ
の伸張といった一連の再生のためのデコード処理を、メ
モリ制御部が一元管理し、一つのメモリ上で行うことが
でき、メモリ資源の有効活用による、コスト低減と装置
の小型化を図ることができる。
【0054】また、システムコントローラがディスク等
の記録媒体の目録情報をメモリ制御部を介して、メモリ
の第2の領域に格納し、メモリ制御部がメモリの第2の
領域に格納されたディスク等の目録情報を読み出して、
誤り訂正符号を付加するための第3の領域に書き込み、
誤り訂正部がメモリ制御部を介して、メモリの第3の領
域からディスク等の記録媒体の目録情報等を読み出し、
これに誤り訂正符号を付加してメモリの第3の領域に書
き込み、変復調部がメモリ制御部を介して、メモリの第
3の領域から誤り訂正符号が付加されたディスク等の記
録媒体の目録情報を読み出し、所定の方式で変調し、デ
ィスク等の記録媒体に記録を行うための記録再生ドライ
ブに出力するように動作するので、ディスク等の記録媒
体の目録情報の保持、誤り訂正符号の付加、変調といっ
た一連の記録のためのエンコード処理を、メモリ制御部
が一元管理し、一つのメモリ上で行うことができ、メモ
リ資源の有効活用による、コスト低減と装置の小型化を
図ることができる。
【0055】また、変復調部がディスク等の記録媒体か
ら再生されたデータを所定の方式で復調し、復調後のデ
ータをメモリ制御部を介して、メモリの第3の領域に書
き込み、誤り訂正部がメモリ制御部を介して、メモリの
第3の領域から復調後のデータを読み出し、読み出した
復調後のデータに誤りがあれば誤り訂正を行って再びメ
モリの第3の領域に書き込み、メモリ制御部がメモリの
第3の領域から誤り訂正処理後のデータを読み出し、メ
モリの第2の領域に書き込み、システムコントローラが
メモリ制御部を介して、メモリの第2の領域に格納され
たディスク等の記録媒体の目録情報を読み出すように動
作するので、復調、誤り訂正処理、ディスク等の記録媒
体の目録情報等の保持といった一連の再生のためのデコ
ード処理を、メモリ制御部が一元管理し、一つのメモリ
上で行うことができ、メモリ資源の有効活用による、コ
スト低減と装置の小型化を図ることができる。
【0056】また、本発明の請求項3記載の記録再生装
置は、請求項1または2記載の記録再生装置において、
複数の記録媒体に連続的に記録を行う場合に、現在記録
を行っている記録媒体への記録動作を完了して、つぎに
記録を行う記録媒体に交換された時に、圧縮・伸張部
は、入力されたデータを継続して圧縮し、圧縮したデー
タをメモリ制御部を介してメモリの第1の領域に書き込
み、変復調部は、交換された記録媒体の所定の領域から
再生された入力信号を所定の方式で復調し、メモリ制御
部を介してメモリの第3の領域に書き込み、誤り訂正部
は、メモリ制御部を介してメモリの第3の領域から読み
出したデータの誤りを訂正してメモリの第3の領域に書
き込み、メモリ制御部は、メモリの領域管理とアドレス
の制御および、データの書き込みと読み出しの制御を行
い、かつ、メモリの第3の領域からデータを読み出して
メモリの第2の領域に書き込むことを特徴とする。
【0057】この構成によれば、ディスク等の記録媒体
に記録する音声データを圧縮・伸張部が圧縮し、メモリ
制御部を介してメモリの第1の領域に書き込みながら、
記録再生ドライブがディスク等の記録媒体を交換し、交
換した記録媒体の目録情報を再生して、所定の方式で復
調し、メモリ制御部を介してメモリの第3の領域に書き
込み、前記第3の領域に書き込まれた復調後のデータを
メモリ制御部を介して読み出し誤り訂正処理を施して第
3の領域に書き込み、前記誤り訂正処理が施されたデー
タをメモリ制御部が読み出して第2の領域に書き込むよ
うに動作し、音声データのエンコード(データ圧縮)を
途切れなく継続しながらの、ディスク等の記録媒体の目
録情報再生制御が容易な記録再生装置を提供することが
できる。また、メモリ資源を有効に活用し、コスト低減
と装置の小型化を図ることができる。
【0058】また、本発明の請求項4記載の記録再生装
置は、請求項1または2記載の記録再生装置において、
再生時に、圧縮・伸張部は、メモリ制御部を介してメモ
リの第1の領域から読み出したデータを伸張して出力
し、メモリ制御部は、メモリの領域管理とアドレスの制
御および、データの書き込みと読み出しの制御を行い、
かつ、指定期間、メモリの第2の領域からデータを読み
出してメモリの第3の領域に書き込み、誤り訂正部は、
指定期間、メモリ制御部を介して、メモリの第3の領域
から読み出したデータに誤り訂正符号を付加してメモリ
の第3の領域に書き込み、変復調部は、指定期間、メモ
リ制御部を介してメモリの第3の領域から読み出したデ
ータを所定の方式で変調して出力することを特徴とす
る。
【0059】この構成によれば、圧縮・伸張部がメモリ
制御部を介してメモリの第1の領域から読み出したデー
タを伸張してDAコンバータに出力しながら、すなわ
ち、ディスク等の記録媒体から再生された音声データ
を、アナログ音声・音楽として再生音を出力しながら、
メモリ制御部がメモリの第2の領域からディスク等の記
録媒体の目録情報を読み出してメモリの第3の領域に書
き込み、誤り訂正部がメモリ制御部を介してメモリの第
3の領域から読み出したディスク等の記録媒体の目録情
報に誤り訂正符号を付加してメモリの第3の領域に書き
込み、変復調部がメモリ制御部を介してメモリの第3の
領域から読み出した記録媒体の目録情報を所定の方式で
変調し、変調後のデータを記録再生ドライブがディスク
等の記録媒体に記録を行うように動作し、音声データの
デコード(データ伸張)を途切れなく継続しながら、す
なわち、音声・音楽の再生音を途切れなく継続しながら
の、ディスク等の記録媒体の目録情報記録制御が容易な
記録再生装置を提供することができる。また、メモリ資
源を有効に活用し、コスト低減と装置の小型化を図るこ
とができる。
【0060】また、本発明の請求項5記載の記録再生装
置は、請求項1または2記載の記録再生装置において、
メモリ制御部は少なくとも、メモリアドレス計算部と、
メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、メモリの
第1の領域のデータを読み書きするためのアドレスポイ
ンタを保持する第1および第2のアドレスポインタ保持
部と、メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、メ
モリの第2の領域のデータを読み書きするためのアドレ
スポインタを保持する第3のアドレスポインタ保持部と
を備えることを特徴とする。
【0061】この構成によれば、請求項1または2と同
様の作用を有する。
【0062】また、本発明の請求項6記載の記録再生装
置は、請求項1または2記載の記録再生装置において、
メモリ制御部は少なくとも、メモリアドレス計算部と、
メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、メモリの
第1の領域のデータを読み書きするためのアドレスポイ
ンタを保持する第1および第2のアドレスポインタ保持
部と、メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、メ
モリの第2の領域のデータを読み書きするためのアドレ
スポインタを保持する第3のアドレスポインタ保持部
と、任意の値を設定可能な第4および第5のアドレスポ
インタ保持部とを備え、第4のアドレスポインタ保持部
に設定が行われた場合に、第4のアドレスポインタ保持
部の設定値を所定のタイミングで第1のアドレスポイン
タ保持部に書き込み、第5のアドレスポインタ保持部に
設定が行われた場合に、第5のアドレスポインタ保持部
の設定値を所定のタイミングで第2のアドレスポインタ
保持部に書き込むことを特徴とする。
【0063】この構成によれば、請求項1または2と同
様の作用を有する。
【0064】また、本発明の請求項7記載の記録再生装
置は、請求項1または2記載の記録再生装置において、
メモリの上位アドレス領域を第1の領域、メモリの下位
アドレス領域を第3の領域、メモリの第1の領域と第3
の領域の間の領域を第2の領域とし、メモリの領域管理
とアドレスの制御および、データの書き込みと読み出し
の制御を行うことを特徴とする。
【0065】この構成によれば、請求項1または2と同
様の作用を有する。
【0066】また、本発明の請求項8記載の記録再生装
置は、請求項1または2記載の記録再生装置において、
少なくとも3つの領域に分割されたメモリのそれぞれの
領域の開始アドレスと終了アドレスを任意に設定可能と
している。
【0067】この構成によれば、請求項1または2と同
様の作用を有する。
【0068】また、本発明の請求項9記載の記録再生装
置は、請求項7記載の記録再生装置において、メモリの
第1の領域の開始アドレスを任意に設定可能としてい
る。
【0069】この構成によれば、請求項7と同様の作用
を有する。
【0070】また、本発明の請求項10記載の記録再生
装置は、請求項9記載の記録再生装置において、メモリ
の第3の領域の終了アドレスを任意に設定可能としてい
る。
【0071】この構成によれば、請求項7と同様の作用
を有する。
【0072】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、本発
明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。
【0073】図1は、本発明の記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【0074】図1のMDシステムは、MD(直径64m
mの光磁気ディスク)にディジタルデータを記録再生す
る装置である。
【0075】圧縮・伸張部150は、記録モード時に
は、AD・DAコンバータ(ここでは、ADコンバータ
として用いられる)160もしくはディジタルインター
フェース部170から供給されたディジタルの音声デー
タを圧縮し、メモリ制御部140を介してショックプル
ーフメモリ190の第1の領域191に書き込み、再生
モード時には、メモリ制御部140を介してショックプ
ルーフメモリ190の第1の領域191から圧縮された
データを読み出し伸張して、AD・DAコンバータ(こ
こでは、DAコンバータとして用いられる)160もし
くはディジタルインターフェース部170に出力する。
【0076】上記のショックプルーフメモリ190は、
上位アドレス領域を第1の領域191、下位アドレス領
域を第3の領域193、第1の領域191と第3の領域
193の間の領域を第2の領域192とし、領域管理と
アドレスの制御および、データの書き込みと読み出しの
制御が行われる。なお、X番地は最上位番地を示し、0
番地は最下位番地を示す。以下の実施の形態も同様であ
る。
【0077】メモリ制御部140は、ショックプルーフ
メモリ190の領域管理とアドレス制御および、データ
の書き込みと、データ読み出しの制御を行い、かつ、シ
ョックプルーフメモリ190の第1ないし第2の領域1
91,192からデータを読み出してショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む、もしく
は、ショックプルーフメモリ190の第3の領域193
からデータを読み出してショックプルーフメモリ190
の第1ないし第2の領域191,192に書き込む。
【0078】ここで、ショックプルーフメモリ190の
領域管理について説明する。領域管理とは、以下のこと
を示す。すなわち、変復調部120からのショックプル
ーフメモリ190へのアクセス(メモリへのデータ書き
込み、および、メモリからのデータ読み出し)要求に対
しては、ショックプルーフメモリ190の第3の領域1
92へのアクセスを許可して、ショックプルーフメモリ
190の第3の領域192の範囲内でアドレスを発生
し、誤り訂正部130からのショックプルーフメモリ1
90へのアクセス(メモリへのデータ書き込み、および
メモリからのデータ読み出し)要求に対しては、(変復
調部120と同じく)ショックプルーフメモリ190の
第3の領域192へのアクセスを許可して、ショックプ
ルーフメモリ190の第3の領域192の範囲内でアド
レスを発生し、圧縮・伸長部150からのショックプル
ーフメモリ190へのアクセス(メモリへのデータ書き
込み、およびメモリからのデータ読み出し)要求に対し
ては、ショックプルーフメモリ190の第1の領域19
1へのアクセスを許可し、メモリ190の第1の領域1
91の範囲内でアドレスを発生する。
【0079】また、ディスク等の記録媒体からのデータ
再生時に、ショックプルーフメモリ190の第3の領域
192に格納された、復調、誤り訂正処理後のデータが
音声データの場合には、メモリ制御部140はショック
プルーフメモリ190の第3の領域192から復調、誤
り訂正処理後のデータを読み出し、ショックプルーフメ
モリ190の第1の領域191に書き込み、ショックプ
ルーフメモリ190の第3の領域192に格納された、
復調、誤り訂正処理後のデータがディスク等の記録媒体
の目録情報等の場合には、メモリ制御部140はショッ
クプルーフメモリ190の第3の領域192から復調、
誤り訂正処理後のデータを読み出し、ショックプルーフ
メモリ190の第2の領域192に書き込む。
【0080】また、ディスク等の記録媒体へのデータ記
録時には、音声データを記録媒体に記録する場合に、メ
モリ制御部140は、ショックプルーフメモリ190の
第1の領域191から音声圧縮データを読み出し、ショ
ックプルーフメモリ190の第1の領域191に書き込
み、ディスク等の記録媒体の目録情報等を記録媒体に記
録する場合に、メモリ制御部140はショックプルーフ
メモリ190の第2の領域192からディスク等の記録
媒体の目録情報等を読み出し、ショックプルーフメモリ
190の第1の領域191に書き込む。
【0081】誤り訂正部130は、記録時に、ショック
プルーフメモリ190の第3の領域193から読み出し
た音声圧縮データ、もしくはディスクの目録情報データ
を読み出して誤り訂正符号(パリティ)を付加し、第3
の領域193に書き込む。再生時には、ショックプルー
フメモリ190の第3の領域193から読み出した復調
データ(オーディオデータもしくはディスクの目録情報
データ)を読み出して誤り訂正を行って第3の領域19
3に書き込む。
【0082】変復調部120は、記録時に、ショックプ
ルーフメモリ190の第3の領域193から読み出した
データを所定の方式で変調して記録・再生ドライブ11
0に出力し、再生時には、記録・再生ドライブ110か
ら入力される信号を所定の方式で復調し、ショックプル
ーフメモリ190の第3の領域193に書き込む。
【0083】システムコントローラ180は、各ブロッ
クに記録モード、もしくは再生モード等の設定を行うの
をはじめ、再生時には、ミニディスクに記録されたディ
スクの目録情報(TOC = Table of contents)をショ
ックプルーフメモリ190の第2の領域192から読み
込んで、システム全体の一連の再生制御を行う。
【0084】TOCにはプログラム番号(曲番号)や曲
名情報、また、1つの曲を構成する所定単位のデータ
が、それぞれディスク上のどの位置に記録されているか
等の情報が含まれている。
【0085】つぎに、本発明の第1の実施の形態の記録
再生装置の記録動作について説明する。
【0086】図3は記録モード時にディスクに記録され
るデータの流れを分かり易く簡略化して示している。図
3は、図1のブロック図に、ディスクに記録されるデー
タの流れを書き加えた図である。
【0087】AD・DAコンバータ(ここでは、ADコ
ンバータとして用いられる)160、もしくはディジタ
ルインターフェース部170から供給されるデータを、
圧縮・伸張部150がデータ圧縮してショックプルーフ
メモリ190の第1の領域191に書き込み、ショック
プルーフメモリ190の第1の領域191に所定の量の
データが蓄積されると、メモリ制御部140によって読
み出され、読み出された圧縮データがショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込まれる。すな
わち、圧縮・伸張部150、メモリ制御部140は記録
モードで動作する。
【0088】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に転送されたデータを読
み出して誤り訂正符号を付加する(パリティをショック
プルーフメモリ190の第3の領域193に書き込
む)。すなわち、誤り訂正部130は記録モードで動作
する。
【0089】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193から誤り訂正符号が付加さ
れたデータを読み出して、所定の方式で変調し、記録・
再生ドライブ110に供給する。すなわち、変復調部1
20、記録・再生ドライブ110は記録モードで動作す
る。
【0090】図3では、ディスクに記録されるメインデ
ータ、例えば音声・楽曲信号をディジタル化したデータ
に関してのみ、その流れを分かり易く簡略化して図示し
ている。
【0091】一方、TOCデータの場合には、記録時
に、システムコントローラ180およびメモリ制御部1
40が作成したディスク目録情報等(TOC)をショッ
クプルーフメモリ190の第2の領域192に格納し、
TOCをミニディスクに記録する際には、メモリ制御部
140がショックプルーフメモリ190の第2の領域1
92から読み出してショックプルーフメモリ190の第
3の領域193に書き込む。すなわち、メモリ制御部1
40は記録モードで動作する。
【0092】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に転送されたデータを読
み出して誤り訂正符号を付加する(パリティをショック
プルーフメモリ190の第3の領域193に書き込
む)。すなわち、誤り訂正部130は記録モードで動作
する。
【0093】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193から誤り訂正符号が付加さ
れたデータを読み出して、所定の方式で変調し、記録・
再生ドライブ110に供給する。すなわち、変復調部1
20、記録・再生ドライブ110は記録モードで動作す
る。
【0094】上述のように記録モード時には、音声・楽
曲データの処理、TOCデータの処理、いずれの場合に
も、記録・再生ドライブ110、変復調部120、誤り
訂正部130、メモリ制御部140、圧縮・伸張部15
0が全て記録モードで動作する。
【0095】図7は、記録モードの動作を示す。縦軸が
メモリ残量、横軸が時間で、メモリ残量とは、ショック
プルーフメモリ190の蓄積残量を示す。点線(a)は
ショックプルーフメモリ190の最大容量を示し、点線
(c)がデータが何も書き込まれていない状態を示す。
すなわち、ショックプルーフメモリ190が空の状態を
示す。
【0096】システムコントローラ180は、データ量
が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ110へ
の記録動作を指示する。この指示を受け、メモリ制御部
140は、ショックプルーフメモリ190の第1の領域
191からデータを読み出し、第3の領域193に書き
込む。
【0097】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193からデータを読み出して
誤り訂正符号を付加し、第3の領域193に書き込む。
【0098】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193から誤り訂正符号が付加さ
れたデータを読み出し、所定の方式で変調を行って記録
・再生ドライブ110に記録信号を出力する。
【0099】図7の「ディスク書き込み期間」は、記録
・再生ドライブ110が、記録動作を行っているタイミ
ングを示している。(論理“1”が記録動作タイミング
を示す。) また、「音声録音期間」は、圧縮・伸張部150がショ
ックプルーフメモリ190にデータを書き込んでいるタ
イミングを示す。(論理“1”が書き込みタイミングを
示す。) 図7において、(I) の期間は圧縮・伸張部150が、シ
ョックプルーフメモリ190にデータの書き込みを行っ
ているが、記録・再生ドライブ110は記録動作を停止
している。この時一定のレートでショックプルーフメモ
リ190にデータが蓄積される。
【0100】(II)の期間には、圧縮・伸張部150が、
ショックプルーフメモリ190にデータの書き込みを行
っており、かつ、記録・再生ドライブ110が記録動作
を行っている期間である。このとき、記録・再生ドライ
ブ110の記録レートが、圧縮・伸張部150の書き込
みレートの約4倍であるため、ショックプルーフメモリ
190のデータ量が減少する。
【0101】(III) の期間は圧縮・伸張部150が、シ
ョックプルーフメモリ190にデータの書き込みを行っ
ているが、記録・再生ドライブ110は記録動作を停止
している。このとき、ショックプルーフメモリ190に
一定のレートでデータが蓄積される。
【0102】以降、(II)と(III) の動作を繰り返すこと
によって、記録・再生ドライブ110は、圧縮・伸張部
150がショックプルーフメモリ190に書き込んだデ
ータをミニディスクに記録する。
【0103】この際、データ量がショックプルーフメモ
リ190の最大容量の値(a)との間に、xのマージン
があるので、記録・再生ドライブ110の記録動作が予
定のタイミングで実行できなくても、ショックプルーフ
メモリ190がすぐに溢れることはない。すなわち、記
録・再生ドライブ110に振動が加わって、一時的に記
録ができなかった場合、または、記録・再生ドライブ1
10が、ミニディスク上で離れた場所にジャンプして記
録する時に、記録動作が予定のタイミングでできない場
合でも、ショックプルーフメモリ190が直ちに溢れる
ことはない。
【0104】つぎに、本発明の第1の実施の形態の記録
再生装置の再生動作について説明する。
【0105】図4は再生モード時にディスクから再生さ
れるデータの流れを分かり易く簡略化して示している。
図4は、図1のブロック図に、ディスクに記録されるデ
ータの流れを書き加えた図である。
【0106】変復調部120は、記録・再生ドライブ1
10から再生された信号を所定の方式で復調し、ショッ
クプルーフメモリ190の第3の領域193に書き込
む。すなわち、変復調部120は再生モードで動作す
る。
【0107】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に書き込まれた復調後の
データを読み出して、誤り訂正を行いショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む。すなわ
ち、誤り訂正部130は再生モードで動作する。
【0108】メモリ制御部140は、システムコントロ
ーラ180から、ショックプルーフメモリ190の第3
の領域193に書き込まれたデータの取り込み指令を受
けるとショックプルーフメモリ190の第3の領域19
3のデータを読み出して、ショックプルーフメモリ19
0の第1の領域191に書き込む。すなわち、メモリ制
御部140は再生モードで動作する。
【0109】圧縮・伸張部150は、ショックプルーフ
メモリ190の第1の領域191に蓄積された誤り訂正
後の復調データを読み出し、伸張して、AD・DAコン
バータ(ここでは、DAコンバータとして用いられる)
160、ディジタルインターフェース部170に出力す
る。すなわち、圧縮・伸張部150は再生モードで動作
する。
【0110】図4では、ディスクから再生されるメイン
データ、例えば音声・楽曲信号をディジタル化したデー
タに関してのみ、その流れを分かり易く簡略化して図示
している。
【0111】一方、TOCデータの場合には、再生時
に、変復調部120が記録・再生ドライブ110から再
生された信号を所定の方式で復調し、ショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む。すなわ
ち、変復調部120は再生モードで動作する。
【0112】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に書き込まれた復調後の
データを読み出して、誤り訂正を行いショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む。すなわ
ち、誤り訂正部130は再生モードで動作する。
【0113】メモリ制御部140は、システムコントロ
ーラ180から、ショックプルーフメモリ190の第3
の領域193に書き込まれたデータの取り込み指令を受
けるとショックプルーフメモリ190の第3の領域19
3からデータを読み出してショックプルーフメモリ19
0の第2の領域192に書き込む。すなわち、メモリ制
御部140は再生モードで動作する。
【0114】システムコントローラ180は、ショック
プルーフメモリ190の第2の領域192に格納された
ディスクの目録情報(TOC = Table of contents)を
もとに、システム全体の一連の再生制御を行う。
【0115】TOCにはプログラム番号(曲番号)や曲
名情報、また、1つの曲を構成する所定単位のデータ
が、それぞれディスク上のどの位置に記録されているか
等の情報が含まれている。
【0116】上述のように再生モード時には、音声・楽
曲データの処理、TOCデータの処理、いずれの場合に
も、記録・再生ドライブ110、変復調部120、誤り
訂正部130、メモリ制御部140、圧縮・伸張部15
0が全て再生モードで動作する。
【0117】図8は、再生モードの動作を示す。縦軸が
メモリ残量、横軸が時間で、メモリ残量は、ショックプ
ルーフメモリ190の蓄積残量を示す。点線(a)はシ
ョックプルーフメモリ190の最大容量を示し、点線
(c)がデータが何も書き込まれていない状態を示す。
すなわち、ショックプルーフメモリ190が空の状態を
示す。
【0118】システムコントローラ180は、データ量
が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ110か
らの再生動作を指示する。
【0119】この指示を受け、変復調部120は記録・
再生ドライブ110から再生された信号を所定の方式で
復調を行って、ショックプルーフメモリ190の第3の
領域193に復調されたデータを書き込んでいく。
【0120】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193からデータを読み出し、
誤り訂正を行って、第3の領域193に書き込む。
【0121】メモリ制御部140は、システムコントロ
ーラ180から記録・再生ドライブ150の再生動作指
示を受けると、ショックプルーフメモリ190の第3の
領域193から読み出したデータを第1の領域191に
書き込んでいく。
【0122】図8の「ディスク読み出し期間」は、記録
・再生ドライブ110が、再生動作を行っているタイミ
ングを示す。(論理“1”が再生動作タイミングを示
す。) また、「音声再生期間」は、圧縮・伸張部150がショ
ックプルーフメモリ190にデータを読み出しているタ
イミングを示す。(論理“1”が書き込みタイミングを
示す。) 図8において、(I) の期間は、記録・再生ドライブ11
0が再生動作を行って、一定のレートで、ショックプル
ーフメモリ190にデータを書き込んでいる。
【0123】(II)の期間は、圧縮・伸張部150が、シ
ョックプルーフメモリ190から圧縮データを読み出し
ているが、記録・再生ドライブ110は再生動作を停止
している。このときショックプルーフメモリ190か
ら、一定レートでデータが読み出される。
【0124】(III) の期間は、圧縮・伸張部150がシ
ョックプルーフメモリ190からデータを読み出してお
り、かつ、記録・再生ドライブ110が再生動作を行っ
ている期間である。このとき、記録・再生ドライブ11
0の再生レートが、圧縮・伸張部のデータ読み出しレー
トの約4倍であるため、ショックプルーフメモリ190
のデータ量が増加する。
【0125】以降、(II)と(III) の動作を繰り返すこと
によって、記録・再生ドライブ110は、ミニディスク
に記録されたデータを再生し、圧縮・伸張部150から
一定レートのデータが出力される。
【0126】この際、データ量が0の値(c)との間
に、xのマージンがあるので、記録・再生ドライブ11
0の再生動作が予定通りのタイミングで実行できなくて
も、ショックプルーフメモリ190がすぐに空になるこ
とはない。すなわち、記録・再生ドライブ110に振動
が加わって、一時的に再生ができなくなった場合、また
は、記録・再生ドライブ110が、ミニディスク上で離
れた場所にジャンプして再生する時に、再生動作が予定
通りのタイミングでできない場合でも、ショックプルー
フメモリ190が直ちに空になることはない。
【0127】以上のように、本発明の第1の実施の形態
における記録再生装置は、振動に強く、かつディスク上
の離れた領域にジャンプして記録再生を行う場合にも、
録音再生動作を中断する必要がない。
【0128】また、ショックプルーフメモリ190を少
なくとも3つの領域、すなわち、ショックプルーフメモ
リ領域(第1の領域191)、ディスクの目録情報等
(TOC/UTOC)の格納領域(第2の領域19
2)、誤り訂正領域(第3の領域193)に分けて、こ
れを集中管理・制御するメモリ制御部140を備えたこ
とにより、メモリ資源の有効利用を可能にしてコスト低
減を実現するとともに、ミニディスク装置の小型化を図
ることができる。
【0129】〔第2の実施の形態〕つぎに本発明の第2
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0130】本発明の第2の実施の形態の記録再生装置
は、CDチェンジャやFMチューナ等の録音ソースか
ら、ミニディスクのチャンジャシステムでミニディスク
に録音する場合を例として説明する。
【0131】CDチェンジャおよびMD(ミニディス
ク)チャンジャを搭載するミニコンポ等においては、複
数のCDから所望の曲を選択して、これらを一度にMD
へ録音したいというユーザーの要望がある。
【0132】しかしながら、選択された楽曲の総時間が
74分を超えた場合には、1枚のミニディスクには記録
しきれず、複数のミニディスクに分けて記録する必要が
ある。(ミニディスクに記録することのできる最大記録
時間は74分であり、CDの最大再生時間74分と同
じ。) 複数のCDから複数のミニディスクに記録を行おうとす
ると、CDチャンジャとミニディスクチャンジャシステ
ムをそれぞれ管理しながらシステム全体を制御する必要
があり、システムコントローラの処理が煩雑になる。
【0133】そこで、CDチャンジャ側は、通常どお
り、指定された曲を単に次々と再生するようにし、ミニ
ディスクチェンジャーシステム側で各ミニディスクへ録
音する楽曲の分配制御行いながら一連の記録動作が可能
となれば、システムコントローラの負担を軽減できる。
【0134】また、例えば、FMラジオ放送で、74分
を超えるライブ放送等のプログラムを複数枚のミニディ
スクに途切れなく記録しようとする場合、放送内容を途
切れなくエンコード(圧縮)しながら、ミニディスクの
交換、並びに交換したディスクの目録情報を再生して、
ディスクの空き領域(録音可能な領域)の容量とそのデ
ィスク上の位置を予め知る必要がある。
【0135】本発明の第2の実施の形態では、上述の動
作をシステムコントローラの負担を増大させることな
く、簡単な構成で実現可能なシステムに関して説明す
る。
【0136】図1は、本発明の記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【0137】図1のMDシステムは、MD(直径64m
mの光磁気ディスク)にディジタルデータを記録再生す
る装置である。
【0138】圧縮・伸張部150は、記録モード時に
は、AD・DAコンバータ(ここでは、ADコンバータ
として用いられる)160もしくはディジタルインター
フェース部170から供給されたディジタルの音声デー
タを圧縮し、メモリ制御部140を介してショックプル
ーフメモリ190の第1の領域191に書き込み、再生
モード時には、メモリ制御部140を介してショックプ
ルーフメモリ190の第1の領域191から圧縮された
データを読み出し伸張して、AD・DAコンバータ(こ
こでは、DAコンバータとして用いられる)160もし
くはディジタルインターフェース部170に出力する。
【0139】メモリ制御部140は、ショックプルーフ
メモリ190の領域管理とアドレス制御および、データ
の書き込みと、データ読み出しの制御を行い、かつ、シ
ョックプルーフメモリ190の第1ないし第2の領域1
91,192からデータを読み出してショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む、もしく
は、ショックプルーフメモリ190の第3の領域193
からデータを読み出してショックプルーフメモリ190
の第1ないし第2の領域191,192に書き込む。
【0140】誤り訂正部130は、記録時に、ショック
プルーフメモリ190の第3の領域193から読み出し
た音声圧縮データ、もしくはディスクの目録情報データ
を読み出して誤り訂正符号(パリティ)を付加し、第3
の領域193に書き込む。再生時には、ショックプルー
フメモリ190の第3の領域193から読み出した復調
データ(オーディオデータもしくはディスクの目録情報
データ)を読み出して誤り訂正を行って第3の領域19
3に書き込む。
【0141】変復調部120は、記録時に、ショックプ
ルーフメモリ190の第3の領域193から読み出した
データを所定の方式で変調して記録・再生ドライブ11
0に出力し、再生時には、記録・再生ドライブ110か
ら入力される信号を所定の方式で復調し、ショックプル
ーフメモリ190の第3の領域193に書き込む。
【0142】システムコントローラ180は、各ブロッ
クに記録モード、再生モード、もしくは音声・楽曲記録
中のTOC再生モード等の設定を行うのをはじめ、再生
時、および、音声・楽曲記録中のTOC再生モード時に
は、ミニディスクに記録されたディスクの目録情報(T
OC = Table of contents)をショックプルーフメモリ
190の第2の領域192から読み込んで、システム全
体の一連の再生制御を行う。
【0143】TOCにはプログラム番号(曲番号)や曲
名情報、また、1つの曲を構成する所定単位のデータ
が、それぞれディスク上のどの位置に記録されているか
等の情報が含まれている。
【0144】つぎに、本発明の第2の実施の形態の記録
再生装置の動作について説明する。
【0145】図5は音声・楽曲記録中の目録情報(TO
C = Table of contennts)再生モード時に、ディスク
に記録される音声・楽曲データの流れと、ディスクから
再生される目録情報データの流れを分かり易く簡略化し
て示している。図5は、図1のブロック図に、ディスク
に記録される音声・楽曲データの流れと、ディスクから
再生される目録情報データの流れを書き加えた図であ
る。
【0146】AD・DAコンバータ(ここでは、ADコ
ンバータとして用いられる)160、もしくはディジタ
ルインターフェース部170から供給されるデータを、
圧縮・伸張部150がデータ圧縮してショックプルーフ
メモリ190の第1の領域191に書き込む。すなわ
ち、音声・圧縮・伸張部150は記録モードで動作す
る。
【0147】圧縮・伸張部150が音声・楽曲データを
圧縮してショックプルーフメモリ190の第1の領域1
91に書き込み続ける一方で、記録・再生ドライブ11
0は、ディスク交換を行って交換されたディスクの所定
のエリアから目録情報を再生し、変復調部120に供給
する。すなわち、記録・再生ドライブ110はディスク
交換後、再生モードで動作する。
【0148】変復調部120は、記録・再生ドライブ1
10によって再生された信号を所定の方式で復調し、シ
ョックプルーフメモリ190の第3の領域193に書き
込む。すなわち、変復調部120は再生モードで動作す
る。
【0149】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に書き込まれた復調デー
タを読み出し、誤り訂正を行ってショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193に書き込む。すなわち、誤
り訂正部130は再生モードで動作する。
【0150】メモリ制御部140は、ショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193の訂正後のデータを読
み出してショックプルーフメモリ190の第2の領域1
92に書き込み、その一方で、圧縮・伸張部150が圧
縮したデータを第1の領域191に書き込む。すなわ
ち、メモリ制御部140は、圧縮・伸張側は記録モード
で動作し(第1の領域191への書き込み制御を行
い)、変復調側は再生モードで動作する(第3の領域1
93からデータを読み出し第2の領域192へ書き込む
制御を行う)。
【0151】上述のように音声・楽曲記録中の目録情報
(TOC = Table of contents)再生モード時には、記
録・再生ドライブ110、変復調部120、誤り訂正部
130は再生モードで動作し、圧縮・伸張部150は記
録モードで動作し、メモリ制御部140は圧縮・伸張側
が記録モードで動作して変復調側が再生モードで動作す
る。
【0152】図9は、音声・楽曲記録中の目録情報再生
モードの動作を示す。縦軸がメモリ残量、横軸が時間
で、メモリ残量とは、ショックプルーフメモリ190の
蓄積残量を示す。点線(a)はショックプルーフメモリ
190の最大容量を示し、点線(c)がデータが何も書
き込まれていない状態を示す。すなわちショックプルー
フメモリ190が空の状態を示す。
【0153】システムコントローラ180は、データ量
が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ110へ
の記録動作を指示する。この指示を受け、メモリ制御部
140は、ショックプルーフメモリ190の第1の領域
191からデータを読み出し、第3の領域193に書き
込む。
【0154】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193からデータを読み出して
誤り訂正符号を付加し、第3の領域193に書き込む。
【0155】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193から誤り訂正符号が付加さ
れたデータを読み出し、所定の方式で変調を行って記録
・再生ドライブ110に記録信号を出力する。
【0156】図9の「ディスク書き込み期間」は、記録
・再生ドライブ110が、記録動作を行っているタイミ
ングを示し(論理“1”が記録動作タイミングを示
す。)、「ディスク読み出し期間」は、記録・再生ドラ
イブ110が、ディスクの目録情報エリアの再生動作を
行っているタイミングを示す。(論理“1”が再生動作
タイミングを示す。) また、「音声録音期間」は、圧縮・伸張部150がショ
ックプルーフメモリ190の第1の領域191にデータ
を書き込んでいるタイミングを示す。(論理“1”が書
き込みタイミングを示す。) 図のように、ディスクから目録情報を再生している期間
中も、圧縮・伸張部150は録音する音声・楽曲データ
の圧縮を継続し、ショックプルーフメモリ190190
の第1の領域191へのデータ書き込みを続ける。
【0157】図9において、(I) の期間は、この時点ま
で記録を行ってきたディスク(これを「ディスク1」と
する)の記録終了処理を行っている期間であり、このう
ち(II)の期間は、第1の領域191に蓄積された音声・
楽曲データのうち、ディスク1に記録されるべき音声・
楽曲の最後のデータまでを第3の領域193に転送する
一方、第3の領域193のデータに誤り訂正符号を付加
した後、変調を行ってディスク1に記録を行う。
【0158】記録終了処理期間(I) のうち、(III) の期
間は、音声・楽曲データの記録が終了したディスク1
の、目録情報を記録している。音声・楽曲データの記録
が終了する時点でディスク1の目録情報は、ディスクに
記録されるべき情報にシステムコントローラ180によ
って更新された上で、ショックプルーフメモリ190の
第2の領域192に保管されている。
【0159】メモリ制御部140は、第2の領域192
に格納された目録情報データを読み出して、第3の領域
193に書き込む。
【0160】この後、誤り訂正符号を付加した後、変調
を行ってディスク1に記録を行う。
【0161】ディスク1の目録情報の記録が終了する
と、図9の(IV)の期間で、記録・再生ドライブ110の
チェンジャ機構がディスク1をドライブから外し、つぎ
に記録を開始するディスク(これを「ディスク2」とす
る)をドライブにセットする。
【0162】ドライブにセットされたディスク2に記録
を開始する前に、ディスク2の空き領域(音声・楽曲を
記録可能な領域)の容量と、空き領域のディスク上の位
置を事前に知る必要がある。
【0163】これらの情報は、目録情報としてディスク
の予め定められた特定の領域に記録されている。
【0164】この目録情報を考慮せず記録を開始する
と、例えば、本来残すべき既に記録されている音声・楽
曲データが消去されてしまうという不都合が生じる。
【0165】図9の(V) の期間は、ディスク2の目録情
報を再生し、ショックプルーフメモリ190の第2の領
域192に格納する期間である。
【0166】記録・再生ドライブ110が、図9の(VI)
の期間で、ディスク2の目録情報の再生を行う。
【0167】再生されたディスク2の目録情報をもと
に、記録可能なディスク上の領域に対して記録を開始す
る。
【0168】これが、図9の(VII) の期間である。
【0169】(VII) の期間で記録される音声・楽曲デー
タは、(II)の期間でディスク1の最後に記録された音声
・楽曲データに時間的に続く連続したものである。
【0170】例えば、(II)の期間でディスク1に記録さ
れたデータが、記録されるべき全楽曲中の7曲目の最後
の部分であるとするならば、(VII) の期間でディスク2
に記録されるデータは、全楽曲中の8曲目の先頭の部分
である。
【0171】あるいは、(II)の期間でディスク1に記録
されたデータが、記録されるべき2時間の放送プログラ
ムの74分00秒までの部分であるとするならば、(VI
I) の期間でディスク2に記録されるデータは、2時間
の放送プログラムの74分00秒を超えた部分から始ま
り、それ以降のデータである。
【0172】このように、本発明の第2の実施の形態に
おける記録再生装置は、ショックプルーフメモリ190
を少なくとも3つの領域、すなわち、ショックプルーフ
メモリ領域(第1の領域191)、ディスクの目録情報
等(TOC/UTOC)の格納領域(第2の領域19
2)、誤り訂正領域(第3の領域193)に分けて、こ
れを集中管理・制御するメモリ制御部140を備え、メ
モリ制御部140は圧縮・伸張側が記録モードで動作し
(第1の領域191への書き込み制御を行い)、変復調
側は再生モードで動作する(第3の領域193からデー
タを読み出し第2の領域192へ書き込む制御を行う)
ようにして、記録・再生ドライブ110、変復調部12
0、誤り訂正部130は再生モードで、圧縮・伸張部1
50は記録モードで動作するようにしたことにより、ミ
ニディスクチャンジャシステムが連続して入力され続け
る音声・楽曲信号を途切れなくエンコード(圧縮)し
て、ショックプルーフメモリ190の第1の領域191
にため込みながら、その一方で、ディスク交換と、交換
後のディスクの目録情報再生を簡単な構成で行うことが
できる。
【0173】〔第3の実施の形態〕つぎに本発明の第3
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0174】本発明の第3の実施の形態は、再生中にデ
ィスクの目録情報(TOC)を記録可能な記録再生装置
を提供する。
【0175】図1は、本発明の記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【0176】図1のMDシステムは、MD(直径64m
mの光磁気ディスク)にディジタルデータを記録再生す
る装置である。
【0177】圧縮・伸張部150は、記録モード時に
は、AD・DAコンバータ(ここでは、ADコンバータ
として用いられる)160もしくはディジタルインター
フェース部170から供給されたディジタルの音声デー
タを圧縮し、メモリ制御部140を介してショックプル
ーフメモリ190の第1の領域191に書き込み、再生
モード時には、メモリ制御部140を介してショックプ
ルーフメモリ190の第1の領域191から圧縮された
データを読み出し伸張して、AD・DAコンバータ(こ
こでは、DAコンバータとして用いられる)160もし
くはディジタルインターフェース部170に出力する。
【0178】メモリ制御部140は、ショックプルーフ
メモリ190の領域管理とアドレス制御および、データ
の書き込みと、データ読み出しの制御を行い、かつ、シ
ョックプルーフメモリ190の第1ないし第2の領域1
91,192からデータを読み出してショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む、もしく
は、ショックプルーフメモリ190の第3の領域193
からデータを読み出してショックプルーフメモリ190
の第1ないし第2の領域191,192に書き込む。
【0179】誤り訂正部130は、記録時に、ショック
プルーフメモリ190の第3の領域193から読み出し
た音声圧縮データ、もしくはディスクの目録情報データ
を読み出して誤り訂正符号(パリティ)を付加し、第3
の領域193に書き込む。再生時には、ショックプルー
フメモリ190の第3の領域193から読み出した復調
データ(オーディオデータもしくはディスクの目録情報
データ)を読み出して誤り訂正を行って第3の領域19
3に書き込む。
【0180】変復調部120は、記録時に、ショックプ
ルーフメモリ190の第3の領域193から読み出した
データを所定の方式で変調して記録・再生ドライブ11
0に出力し、再生時には、記録・再生ドライブ110か
ら入力される信号を所定の方式で復調し、ショックプル
ーフメモリ190の第3の領域193に書き込む。
【0181】システムコントローラ180は、各ブロッ
クに記録モード、もしくは再生モード等の設定を行うの
をはじめ、再生時には、ミニディスクに記録されたディ
スクの目録情報(TOC = Table of contents)をショ
ックプルーフメモリ190の第2の領域192から読み
込んで、システム全体の一連の再生制御を行う。
【0182】TOCにはプログラム番号(曲番号)や曲
名情報、また、1つの曲を構成する所定単位のデータ
が、それぞれディスク上のどの位置に記録されているか
等の情報が含まれている。
【0183】つぎに、本発明の第3の実施の形態の記録
再生装置の動作について説明する。
【0184】図6は音声・楽曲再生中の目録情報(TO
C = Table of contents)記録モード時に、再生される
音声・楽曲データの流れと、ディスクに記録される目録
情報データの流れを分かり易く簡略化して示している。
図6は、図1のブロック図に、再生される音声・楽曲デ
ータの流れと、ディスクに記録される目録情報データの
流れを書き加えた図である。
【0185】圧縮・伸張部150は、ショックプルーフ
メモリ190の第1の領域191に蓄積された誤り訂正
後の復調データを読み出し、伸張して、ADコンバータ
(ここでは、DAコンバータとして用いられる)16
0、ディジタルインターフェース部170に出力する。
すなわち、圧縮・伸張部150は再生モードで動作す
る。
【0186】圧縮・伸張部150がショックプルーフメ
モリ190の第1の領域191に蓄積されたデータの読
み出しを連続的に継続する一方で、TOCをミニディス
クに記録する際には、システムコントローラ180およ
びメモリ制御部140が作成しショックプルーフメモリ
190の第2の領域192に格納したディスク目録情報
等(TOC)を、メモリ制御部140がショックプルー
フメモリ190の第2の領域192からショックプルー
フメモリ190の第3の領域193に転送する。すなわ
ち、メモリ制御部140は、圧縮・伸張側は再生モード
で動作し(第1の領域191からの読み出し制御を行
い)、変復調側は記録モードで動作する(第2の領域1
92からデータを読み出し第3の領域193へ書き込む
制御を行う)。
【0187】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に転送されたデータを読
み出して誤り訂正符号を付加する(パリティをショック
プルーフメモリ190の第3の領域193に書き込
む)。すなわち、誤り訂正部130は記録モードで動作
する。
【0188】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193から誤り訂正符号が付加さ
れたデータを読み出して、所定の方式で変調し、記録・
再生ドライブ110に供給する。すなわち、変復調部1
20は記録モードで動作する。
【0189】記録・再生ドライブ110は、変復調部1
20から供給される信号をディスクの所定の領域に記録
する。すなわち、記録・再生ドライブ110は音声・楽
曲再生中の目録情報(TOC = Table of contents)記
録モード時には記録モードで動作する。
【0190】上述のように音声・楽曲再生中の目録情報
(TOC = Table of contents)記録モード時には、記
録・再生ドライブ110、変復調部120、誤り訂正部
130は記録モードで動作し、圧縮・伸張部150は再
生モードで動作し、メモリ制御部140は圧縮・伸張側
が再生モードで動作して変復調側が記録モードで動作す
る。
【0191】図10は、音声・楽曲再生中の目録情報記
録モードの動作を示す。縦軸がメモリ残量、横軸が時間
で、メモリ残量は、ショックプルーフメモリ190の蓄
積残量を示す。点線(a)はショックプルーフメモリ1
90の最大容量を示し、点線(c)がデータが何も書き
込まれていない状態を示す。すなわちショックプルーフ
メモリ190が空の状態を示す。
【0192】システムコントローラ180は、データ量
が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ110か
らの再生動作を指示する。
【0193】この指示を受け、変復調部120は記録・
再生ドライブ110から再生された信号を所定の方式で
復調を行って、ショックプルーフメモリ190の第3の
領域193に復調されたデータを書き込んでいく。
【0194】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193からデータを読み出し、
誤り訂正を行って、第3の領域193に書き込む。
【0195】メモリ制御部140は、システムコントロ
ーラ180から記録・再生ドライブ110の再生動作指
示を受けると、ショックプルーフメモリ190の第3の
領域193から読み出したデータを第1の領域191に
書き込んでいく。
【0196】図10の「ディスク読み出し期間」は、記
録・再生ドライブ110が、再生動作を行っているタイ
ミングを示し(論理“1”が再生動作タイミングを示
す。)、「ディスク書き込み期間」は、記録・再生ドラ
イブ110が、ディスクの目録情報エリアに記録動作を
行っているタイミングを示す。(論理“1”が記録動作
タイミングを示す。) また、「音声再生期間」は、圧縮・伸張部150がショ
ックプルーフメモリ190にデータを読み出しているタ
イミングを示す。(論理“1”が書き込みタイミングを
示す。) 図10において、(I) の期間は、記録・再生ドライブ1
10が再生動作を行って、一定のレートで、ショックプ
ルーフメモリ190にデータを書き込んでいる。
【0197】(II)の期間は、圧縮・伸張部150が、シ
ョックプルーフメモリ190から圧縮データを読み出し
ているが、記録・再生ドライブ110は再生動作を停止
している。このときショックプルーフメモリ190か
ら、一定レートでデータが読み出される。
【0198】(III) の期間は、圧縮・伸張部150がシ
ョックプルーフメモリ190からデータを読み出してお
り、かつ、記録・再生ドライブ110が再生動作を行っ
ている期間である。このとき、記録・再生ドライブ11
0の再生レートが、圧縮・伸張部150のデータ読み出
しレートの約4倍であるため、ショックプルーフメモリ
190のデータ量が増加する。
【0199】以降、(II)と(III) の動作を繰り返すこと
によって、記録・再生ドライブ110は、ミニディスク
に記録されたデータを再生し、圧縮・伸張部150から
一定レートのデータが出力される。
【0200】この際、データ量が0の値(c)との間
に、xのマージンがあるので、記録・再生ドライブ11
0の再生動作が予定通りのタイミングで実行できなくて
も、ショックプルーフメモリ190がすぐに空になるこ
とはない。すなわち、記録・再生ドライブ110に振動
が加わって、一時的に再生ができなくなった場合、また
は、記録・再生ドライブ110が、ミニディスク上で離
れた場所にジャンプして再生する時に、再生動作が予定
通りのタイミングでできない場合でも、ショックプルー
フメモリ190が直ちに空になることはない。
【0201】また、本発明の記録再生装置は、音声・楽
曲再生中に、再生中のディスクの目録情報を更新する必
要が生じた場合、データ量が0の値(c)との間に、x
のマージンがあることを積極的に利用して、目録情報を
記録することができるようにしている。
【0202】(IV)の期間では、システムコントローラ1
80から目録情報記録の指示がなされ、メモリ制御部1
40がショックプルーフメモリ190の第2の領域19
2に格納されたTOCデータを読み出しショックプルー
フメモリ190の第3の領域193に書き込む。
【0203】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193のデータを読み出して、
誤り訂正符号を付加しショックプルーフメモリ190の
第3の領域193に書き込む(ショックプルーフメモリ
190の第3の領域193にパリティを書き込む)。
【0204】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193の訂正符号が付加されたデ
ータを読み出して、所定の方式で変調して記録・再生ド
ライブ110に信号を供給する。
【0205】記録・再生ドライブ110は変復調部12
0から供給される信号をディスクの所定のエリアに記録
する。
【0206】(V) の期間では、ショックプルーフメモリ
190に蓄積された音声・楽曲データを途切れることな
く読み出し再生(伸張)しながら、その一方で、再生中
のディスクに目録情報を記録している。
【0207】通常、(II)と(III) の期間の動作を繰り返
すことによって、記録・再生ドライブ110は、ミニデ
ィスクに記録されたデータを再生し、圧縮・伸張部15
0から一定レートのデータが出力されるが、(V) の期間
で目録情報記録動作を行うために、(III) で示した期間
のディスクからの読み出し動作を、(IV)で示した期間中
行うことができないため、ショックプルーフメモリ19
0のデータ量が(b)の値を下回っている。
【0208】(VI)の期間では、(IV)の期間でショックプ
ルーフメモリ190のデータ量が(b)の値を下回った
分も含めて、ディスクから読み出し動作を行い、ショッ
クプルーフメモリ190のデータ量が(b)を超え、以
降は再び(II)と(III) の期間の動作を繰り返すことによ
り、記録・再生ドライブ110は、ミニディスクに記録
されたデータを再生し、圧縮・伸張部150から一定レ
ートのデータが出力される。
【0209】このように、通常再生時には、システムコ
ントローラ180が、データ量が(b)の値になった
時、記録・再生ドライブ110からの再生動作を指示す
るが、音声・楽曲再生中に、再生中のディスクの目録情
報を更新記録を行う場合には、データ量が(b)の値よ
り小さくなっても直ちには再生動作を指示せず、xのマ
ージンの範囲内で、目録情報の記録を行うようにしてい
る。
【0210】このように、本発明の第3の実施の形態に
おける記録再生装置は、ショックプルーフメモリ190
を少なくとも3つの領域、すなわち、ショックプルーフ
メモリ190領域、ディスクの目録情報等(TOC/U
TOC)の格納領域、誤り訂正領域に分けて、これを集
中管理・制御するメモリ制御部140を備え、メモリ制
御部140は圧縮・伸張側が再生モードで動作し(第1
の領域191からのデータ読み出し制御を行い)、変復
調側は記録モードで動作する(第2の領域192からデ
ータを読み出し第3の領域193へ書き込む制御を行
う)ようにして、記録・再生ドライブ110、変復調部
120、誤り訂正部130は記録モードで、圧縮・伸張
部150は再生モードで動作するようにしたことによ
り、ショックプルーフメモリ190に蓄積された音声・
楽曲データを途切れなく読み出し再生(伸張)しなが
ら、その一方で、再生中のディスクに目録情報を記録す
ることができる。
【0211】〔第4の実施の形態〕つぎに本発明の第4
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0212】本発明の第4の実施の形態の記録再生装置
は、第2の実施の形態と同様、CDチェンジャやFMチ
ューナ等の録音ソースから、ミニディスクのチャンジャ
システムでミニディスクに録音する場合を例として説明
する。
【0213】CDチェンジャおよびMD(ミニディス
ク)チャンジャを搭載するミニコンポ等において、複数
のCDから所望の曲を選択して、これらを一度にMDへ
録音する場合、選択された楽曲の総時間が74分を超え
ると、1枚のミニディスクには記録しきれず、複数のミ
ニディスクに分けて記録する必要がある。(ミニディス
クに記録することのできる最大記録時間は74分であ
り、CDの最大再生時間74分と同じ。) 複数のCDから複数のミニディスクに記録を行おうとす
ると、CDチャンジャとミニディスクチャンジャシステ
ムをそれぞれ管理しながらシステム全体を制御する必要
があり、システムコントローラの負担が増大する。
【0214】このためより処理能力の高いシステムコン
トローラを備える必要があり、機器のコストが増大する
という問題点がある。
【0215】そこで、本発明の記録再生装置では、CD
チャンジャ側は、通常どおり、指定された曲を単に次々
と再生するようにし、ミニディスクチェンジャシステム
側で各ミニディスクへ録音する楽曲の分配制御を行いな
がら一連の記録動作を行うことを簡単な構成で可能に
し、システムコントローラの負担を軽減している。
【0216】図2は、本発明の記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【0217】図2のMDシステムは、MD(直径64m
mの光磁気ディスク)にディジタルデータを記録再生す
る装置である。AD・DAコンバータ160とディジタ
ルインターフェース部170と記録・再生ドライブ11
0については図1と同じであるので、図示を省いてい
る。
【0218】圧縮・伸張部150は、記録モード時に
は、AD・DAコンバータ(ここでは、ADコンバータ
として用いられる)160(図1)もしくはディジタル
インターフェース部170(図1)から供給されたディ
ジタルの音声データを圧縮し、メモリ制御部140を介
してショックプルーフメモリ190の第1の領域191
に書き込み、再生モード時には、メモリ制御部140を
介してショックプルーフメモリ190の第1の領域19
1から圧縮されたデータを読み出し伸張して、AD・D
Aコンバータ(ここでは、DAコンバータとして用いら
れる)160(図1)もしくはディジタルインターフェ
ース部170(図1)に出力する。
【0219】メモリ制御部140は、ショックプルーフ
メモリ190の領域管理とアドレス制御および、データ
の書き込みと、データ読み出しの制御を行い、かつ、シ
ョックプルーフメモリ190の第1ないし第2の領域1
91,192からデータを読み出してショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193に書き込む、もしく
は、ショックプルーフメモリ190の第3の領域193
からデータを読み出してショックプルーフメモリ190
の第1ないし第2の領域191,192に書き込む。
【0220】アドレスポインタ保持部141,142,
143は、ショックプルーフメモリ190の読み書きを
行うアドレスを指定するものである。圧縮・伸張側アド
レスポインタ保持部142は、記録モード時に、圧縮・
伸張部150によって音声圧縮されたデータをショック
プルーフメモリ190の第1の領域191に書き込むた
めのアドレスを保持し、メモリインターフェース部14
8を介してショックプルーフメモリ190にアドレスを
与える。ただし、メモリインターフェース部148は必
ずしも必要ではない。
【0221】また、再生モード時には、ショックプルー
フメモリ190の第1の領域191に格納された誤り訂
正実行後の復調データ(オーディオデータ)を読み出す
ためのアドレスを保持し、メモリインターフェース部1
48を介してショックプルーフメモリ190にアドレス
を与える。ただし、メモリインターフェース部148は
必ずしも必要ではない。
【0222】この時にショックプルーフメモリ190の
第1の領域191から読み出された誤り訂正実行後の復
調データは、圧縮・伸張部150に供給され、データ伸
張の後、AD・DAコンバータ(ここでは、DAコンバ
ータとして用いられる)160(図1)もしくはディジ
タルインターフェース部170(図1)に出力される。
【0223】変復調側アドレスポインタ保持部141
は、記録モード時に、圧縮・伸張部150によって音声
圧縮されたデータをショックプルーフメモリ190の第
1の領域191から読み出すためのアドレスを保持し、
メモリインターフェース部148を介してショックプル
ーフメモリ190にアドレスを与える。ただし、メモリ
インターフェース部148は必ずしも必要ではない。
【0224】この時にショックプルーフメモリ190の
第1の領域191から読み出された圧縮データは第3の
領域193に書き込まれる。
【0225】また、再生モード時には、ショックプルー
フメモリ190の第3の領域193に格納された誤り訂
正実行後の復調データ(オーディオデータ)をショック
プルーフメモリ190の第1の領域191に書き込むた
めのアドレスを保持し、メモリインターフェース部14
8を介してショックプルーフメモリ190にアドレスを
与える。ただし、メモリインターフェース部148は必
ずしも必要ではない。
【0226】TOCアドレスポインタ保持部143は、
記録モード時に、システムコントローラ180およびメ
モリ制御部140が作成したディスク目録情報等(TO
C)をショックプルーフメモリ190の第2の領域19
2から読み出すためのアドレスを保持し、メモリインタ
ーフェース部148を介してショックプルーフメモリ1
90にアドレスを与える。ただし、メモリインターフェ
ース部148は必ずしも必要ではない。
【0227】この時にショックプルーフメモリ190の
第2の領域192から読み出された目録情報等のデータ
は第3の領域193に書き込まれる。
【0228】また、再生モード時には、ショックプルー
フメモリ190の第3の領域193に格納された誤り訂
正実行後の復調データ(ディスク目録情報等(TO
C))をショックプルーフメモリ190の第2の領域1
92に書き込むためのアドレスを保持し、メモリインタ
ーフェース部148を介してショックプルーフメモリ1
90にアドレスを与える。ただし、メモリインターフェ
ース部148は必ずしも必要ではない。
【0229】アドレス計算・制御部149は、記録モー
ド時に、音声圧縮後の所定単位のオーディオデータ毎に
付加してディスクに記録するアドレス情報(*1)、もしく
は所定単位のTOCデータ毎に付加してディスクに記録
するアドレス情報(*2)をもとにショックプルーフメモリ
190の実アドレス、もしくは実アドレスに準ずるアド
レスを計算、生成し、再生時には、ディスクから再生さ
れた所定単位のオーディオデータ毎に付加されているア
ドレス情報(*3)、もしくは所定単位のTOCデータ毎に
付加されているアドレス情報(*4)をもとにショックプル
ーフメモリ190の実アドレス、もしくは実アドレスに
準ずるアドレスを計算、生成する。
【0230】なお、146は変復調用アドレスカウン
タ、147は誤り訂正用アドレスカウンタである。
【0231】ここで、(*1)、(*2)、(*3)、(*4)は、ミニ
ディスクのフォーマット(規格)で規定されたアドレス
情報である。
【0232】システムコントローラ180が直接設定可
能な変復調側アドレスポインタ保持部144には、変復
調側アドレスポインタがシステムコントローラ180の
指示により格納され、圧縮・伸張側アドレスポインタ保
持部145には、圧縮・伸張側アドレスポインタがシス
テムコントローラ180の指示により格納される。
【0233】システムコントローラ180が圧縮・伸張
側アドレスポインタ保持部145にアドレスを設定する
と、アドレス計算・制御部149は、設定値を圧縮・伸
張側ポインタ保持部142にロードする。
【0234】また、システムコントローラ180が変復
調側アドレスポインタ保持部144にアドレスを設定す
ると、アドレス計算・制御部149は、設定値を変復調
側アドレスポインタ保持部144にロードする。
【0235】上述のように、通常、アドレス計算・制御
部149は、所定のオーディオデータもしくはTOCデ
ータ毎に付加されたアドレス情報等をもとにショックプ
ルーフメモリ190の実アドレス、もしくは実アドレス
に準ずるアドレスを計算して出力するが、システムコン
トローラ180からの指令、すなわち、圧縮・伸張側ア
ドレスの直接設定もしくは変復調側アドレスの直接設定
が行われた場合に、これらシステムコントローラ設定値
を優先して採用し出力するようにしているので、システ
ムコントローラ180は、ショックプルーフメモリ19
0上のメモリ空間を自由にアクセスする(データの読み
書きを行う)ことができる。
【0236】誤り訂正部130は、記録時に、ショック
プルーフメモリ190の第3の領域193から読み出し
た音声圧縮データ、もしくはディスクの目録情報データ
を読み出して誤り訂正符号(パリティ)を付加し、第3
の領域193に書き込む。再生時には、ショックプルー
フメモリ190の第3の領域193から読み出した復調
データ(オーディオデータもしくはディスクの目録情報
データ)を読み出して誤り訂正を行って第3の領域19
3に書き込む。
【0237】変復調部120は、記録時に、ショックプ
ルーフメモリ190の第3の領域193から読み出した
データを所定の方式で変調して記録・再生ドライブ11
0に出力し、再生時には、記録・再生ドライブ110か
ら入力される信号を所定の方式で復調し、ショックプル
ーフメモリ190の第3の領域193に書き込む。
【0238】システムコントローラ180は、各ブロッ
クに記録モード、もしくは再生モード等の設定を行うの
をはじめ、再生時には、ミニディスクに記録されたディ
スクの目録情報(TOC = Table of contents)をショ
ックプルーフメモリ190の第2の領域192から読み
込んで、システム全体の一連の記録再生制御を行う。
【0239】TOCにはプログラム番号(曲番号)や曲
名情報、また、1つの曲を構成する所定単位のデータ
が、それぞれディスク上のどの位置に記録されているか
等の情報が含まれている。
【0240】つぎに、本発明の第4の実施の形態の記録
再生装置の動作について説明する。
【0241】図5は音声・楽曲記録中の目録情報(TO
C = Table of contents)再生モード時に、ディスクに
記録される音声・楽曲データの流れと、ディスクから再
生される目録情報データの流れを分かり易く簡略化して
示している。図5は、図1、図2のブロック図に、ディ
スクに記録される音声・楽曲データの流れと、ディスク
から再生される目録情報データの流れを書き加えた図で
ある。
【0242】AD・DAコンバータ(ここでは、ADコ
ンバータとして用いられる)160、もしくはディジタ
ルインターフェース部170から供給されるデータを、
圧縮・伸張部150がデータ圧縮してショックプルーフ
メモリ190の第1の領域191に書き込む。すなわ
ち、圧縮・伸張部150は記録モードで動作する。
【0243】圧縮・伸張部150が音声・楽曲データを
圧縮してショックプルーフメモリ190の第1の領域1
91に書き込み続ける一方で、記録・再生ドライブ11
0は、ディスク交換を行って交換されたディスクの所定
のエリアから目録情報を再生し、変復調部120に供給
する。すなわち、記録・再生ドライブ110はディスク
交換後、再生モードで動作する。
【0244】変復調部120は、記録・再生ドライブ1
10によって再生された信号を所定の方式で復調し、シ
ョックプルーフメモリ190の第3の領域193に書き
込む。すなわち、変復調部120は再生モードで動作す
る。
【0245】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193に書き込まれた復調デー
タを読み出し、誤り訂正を行ってショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193に書き込む。すなわち、誤
り訂正部130は再生モードで動作する。
【0246】メモリ制御部140は、ショックプルーフ
メモリ190の第3の領域193の訂正後のデータを読
み出してショックプルーフメモリ190の第2の領域1
92に書き込み、その一方で、圧縮・伸張部150が圧
縮したデータを第1の領域191に書き込む。すなわ
ち、メモリ制御部140は、圧縮・伸張側は記録モード
で動作し(第1の領域191への書き込み制御を行
い)、変復調側は再生モードで動作する(第3の領域1
93からデータを読み出し第2の領域192へ書き込む
制御を行う)。
【0247】上述のように音声・楽曲記録中の目録情報
(TOC = Table of contents)再生モード時には、記
録・再生ドライブ110、変復調部120、誤り訂正部
130は再生モードで動作し、圧縮・伸張部150は記
録モードで動作し、メモリ制御部140は圧縮・伸張側
が記録モードで動作して変復調側が再生モードで動作す
る。
【0248】図9は、記録中の目録情報再生モードの動
作を示す。縦軸がメモリ残量、横軸が時間で、メモリ残
量とは、ショックプルーフメモリ190の蓄積残量を示
す。点線(a)はショックプルーフメモリ190の最大
容量を示し、点線(c)がデータが何も書き込まれてい
ない状態を示す。すなわちショックプルーフメモリ19
0が空の状態を示す。
【0249】システムコントローラ180は、データ量
が(b)の値になった時、記録・再生ドライブ110へ
の記録動作を指示する。
【0250】この指示を受け、メモリ制御部140は、
変復調側アドレスポインタ141に所定のアドレスをセ
ットして、以降、記録・再生ドライブ110への記録動
作が継続する間、アドレスを連続的にインクリメントし
ながら、ショックプルーフメモリ190の第1の領域1
91からデータを読み出し、第3の領域193に書き込
む。
【0251】誤り訂正部130は、ショックプルーフメ
モリ190の第3の領域193からデータを読み出して
誤り訂正符号を付加し、第3の領域193に書き込む。
【0252】変復調部120は、ショックプルーフメモ
リ190の第3の領域193から誤り訂正符号が付加さ
れたデータを読み出し、所定の方式で変調を行って記録
・再生ドライブ110に記録信号を出力する。
【0253】図9の「ディスク書き込み期間」は、記録
・再生ドライブ110が、記録動作を行っているタイミ
ングを示し(論理“1”が記録動作タイミングを示
す。)、「ディスク読み出し期間」は、記録・再生ドラ
イブ110が、ディスクの目録情報エリアの再生動作を
行っているタイミングを示す。(論理“1”が再生動作
タイミングを示す。) また、「音声録音期間」は、圧縮・伸張部150がショ
ックプルーフメモリ190の第1の領域191にデータ
を書き込んでいるタイミングを示す。(論理“1”が書
き込みタイミングを示す。) 図のように、ディスクから目録情報を再生している期間
中も、圧縮・伸張部150は録音する音声・楽曲データ
の圧縮を継続し、ショックプルーフメモリ190の第1
の領域191へのデータ書き込みを続ける。
【0254】図9において、(I) の期間は、この時点ま
で記録を行ってきたディスク(これを「ディスク1」と
する)の記録終了処理を行っている期間であり、このう
ち(II)の期間は、第1の領域191に蓄積された音声・
楽曲データのうち、ディスク1に記録されるべき音声・
楽曲の最後のデータまでを第3の領域193に転送する
一方、第3の領域193のデータに誤り訂正符号を付加
した後、変調を行ってディスク1に記録を行う。
【0255】記録終了処理期間(I) のうち、(III) の期
間は、音声・楽曲データの記録が終了したディスク1
の、目録情報を記録している。
【0256】音声・楽曲データの記録が終了する時点で
ディスク1の目録情報は、ディスクに記録されるべき情
報にシステムコントローラ180によって更新された上
で、ショックプルーフメモリ190の第2の領域192
に保管されている。
【0257】メモリ制御部140は、TOCアドレスポ
インタ保持部143に所定のアドレス値をセットし、以
降、インクリメントしながら第2の領域192に格納さ
れた目録情報データを読み出して、順次第3の領域19
3に書き込む。
【0258】この後、誤り訂正符号を付加した後、変調
を行ってディスク1に記録を行う。
【0259】ディスク1の目録情報の記録が終了する
と、図9の(IV)の期間で、記録・再生ドライブ110の
チェンジャ機構がディスク1をドライブから外し、つぎ
に記録を開始するディスク(これを「ディスク2」とす
る)をドライブにセットする。
【0260】ドライブにセットされたディスク2に記録
を開始する前に、ディスク2の空き領域(音声・楽曲を
記録可能な領域)の容量と、空き領域のディスク上の位
置を事前に知る必要がある。
【0261】これらの情報は、目録情報としてディスク
の予め定められた特定の領域に記録されている。
【0262】この目録情報を考慮せず記録を開始する
と、例えば、本来残すべき既に記録されている音声・楽
曲データが消去されてしまうという不都合が生じる。
【0263】図9の(V) の期間は、ディスク2の目録情
報を再生し、ショックプルーフメモリ190の第2の領
域192に格納する期間である。
【0264】記録・再生ドライブ110が、図9の(VI)
の期間で、ディスク2の目録情報の再生を行う。
【0265】再生されたディスク2の目録情報をもと
に、記録可能なディスク上の領域に対して記録を開始す
る。
【0266】これが、図9の(VII) の期間である。
【0267】(VII) の期間で記録される音声・楽曲デー
タは、(II)の期間でディスク1の最後に記録された音声
・楽曲データに時間的に続く連続したものである。
【0268】例えば、(II)の期間でディスク1に記録さ
れたデータが、記録されるべき全楽曲中の7曲目の最後
の部分であるとするならば、(VII) の期間でディスク2
に記録されるデータは、全楽曲中の8曲目の先頭の部分
である。
【0269】あるいは、(II)の期間でディスク1に記録
されたデータが、記録されるべき2時間の放送プログラ
ムの74分00秒までの部分であるとするならば、(VI
I) の期間でディスク2に記録されるデータは、2時間
の放送プログラムの74分00秒を超えた部分から始ま
り、それ以降のデータである。
【0270】このように、ミニディスクチャンジャシス
テムが連続して入力され続ける音声・楽曲信号を途切れ
なくエンコード(圧縮)して、ショックプルーフメモリ
190の第1の領域191にため込みながら、その一方
で、ディスク交換と、交換後のディスクの目録情報再生
を簡単な構成で行うことができる。
【0271】このように、本発明の第4の実施の形態に
おける記録再生装置は、ショックプルーフメモリ190
を少なくとも3つの領域、すなわち、ショックプルーフ
メモリ領域(第1の領域191)、ディスクの目録情報
等(TOC/UTOC)の格納領域(第2の領域19
2)、誤り訂正領域(第3の領域193)に分けて、こ
れを集中管理・制御するメモリ制御部140を備え、メ
モリ制御部140には、それぞれのメモリ領域を独立に
管理するアドレスポインタ保持部(すなわち圧縮・伸張
側アドレスポインタ保持部142、変復調側アドレスポ
インタ保持部141、TOCアドレスポインタ保持部1
43、および、システムコントローラ180が直接設定
可能な、圧縮・伸張側アドレスポインタ保持部145と
変復調側アドレスポインタ保持部144)を備えたこと
により、メモリ制御部140が圧縮・伸張側のメモリ制
御と変復調側メモリ制御を完全に独立して行うことがで
きる。
【0272】これにより、メモリ制御部140は、圧縮
・伸張側が記録モードで動作し(第1の領域191への
書き込み制御を行い)、変復調側が再生モードで動作す
る(第3の領域193からデータを読み出し第2の領域
192へ書き込む制御を行う)ことが容易に可能とな
り、かつ、他のシステム構成要素である記録・再生ドラ
イブ110、変復調部120、誤り訂正部130は再生
モードで、圧縮・伸張部150は記録モードで動作する
というように、それぞれのシステム構成要素が独立に記
録・再生動作を行えるようにしたので、ミニディスクチ
ャンジャシステムが連続して入力され続ける音声・楽曲
信号を途切れなくエンコード(圧縮)して、ショックプ
ルーフメモリ190の第1の領域191にため込みなが
ら、その一方で、ディスク交換と、交換後のディスクの
目録情報再生を簡単な構成で行うことができる。
【0273】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録再生装置
は、ショックプルーフメモリを備えたディスク装置にお
いて、ショックプルーフメモリを少なくとも3つの領
域、すなわち、ショックプルーフメモリ領域、ディスク
の目録情報等の格納領域、誤り訂正領域に分けて管理・
制御することにより、メモリ資源の有効利用を可能にし
てコストの低減化を実現するとともに、ミニディスク装
置の小型化を図ることができる。
【0274】また、ショックプルーフメモリを少なくと
も3つの領域、すなわち、ショックプルーフメモリ領
域、ディスクの目録情報等の格納領域、誤り訂正領域に
分けて、これを集中管理・制御するメモリ制御部を備
え、メモリ制御部には、それぞれのメモリ領域を独立に
管理するアドレスポインタ保持部(すなわち圧縮・伸張
側アドレスポインタ保持部、変復調側アドレスポインタ
保持部、TOCアドレスポインタ保持部、および、シス
テムコントローラが直接設定可能な、圧縮・伸張側アド
レスポインタ保持部と変復調側アドレスポインタ保持
部)を備えたことにより、メモリ制御部が圧縮・伸張側
のメモリ制御と変復調側メモリ制御を完全に独立して行
うことができる。
【0275】これにより、メモリ制御部は、圧縮・伸張
側が記録モードで動作し(ショックプルーフメモリの第
1の領域へのデータ書き込み制御を行い)、変復調側が
再生モードで動作する(ショックプルーフメモリの第3
の領域からデータを読み出し第2の領域へ書き込む制御
を行う)ことが容易に可能となり、かつ、他のシステム
構成要素である記録再生ドライブ、変復調部、誤り訂正
部は再生モードで、圧縮・伸張部は記録モードで動作す
るというように、それぞれのシステム構成要素が独立に
記録・再生動作を行えるようにしたので、ミニディスク
チャンジャシステムが連続して入力され続ける音声・楽
曲信号を途切れなくエンコード(圧縮)して、ショック
プルーフメモリの第1の領域にため込みながら、その一
方で、ディスク交換と、交換後のディスクの目録情報再
生を簡単な構成で行うことができる。
【0276】また、上述の構成により、メモリ制御部
は、圧縮・伸張側が再生モードで動作し(ショックプル
ーフメモリの第1の領域からのデータ読み出し制御を行
い)、変復調側が記録モードで動作する(ショックプル
ーフメモリの第2の領域からデータを読み出し第3の領
域へ書き込む制御を行う)ことが容易に可能となり、か
つ、他のシステム構成要素である記録再生ドライブ、変
復調部、誤り訂正部は記録モードで、圧縮・伸張部は再
生モードで動作するというように、それぞれのシステム
構成要素が独立に記録・再生動作を行えるようにしたの
で、ショックプルーフメモリに蓄積された音声・楽曲デ
ータを途切れなく読み出し再生(伸張)しながら、その
一方で、再生中のディスクへの目録情報記録を簡単な構
成で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の記録再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の記録再生装置における記録モード時の
データの流れを示す模式図である。
【図4】本発明の記録再生装置における再生モード時の
データの流れを示す模式図である。
【図5】本発明の記録再生装置における記録中の目録情
報再生モード時のデータの流れを示す模式図である。
【図6】本発明の記録再生装置における再生中の目録情
報記録モード時のデータの流れを示す模式図である。
【図7】本発明の記録再生装置における記録モード時の
動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の記録再生装置における再生モード時の
動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の記録再生装置における記録中の目録情
報再生モード時の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】本発明の記録再生装置における再生中の目録
情報記録モード時の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図11】従来例における記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
110 記録再生ドライブ 120 変復調部 130 誤り訂正部 140 メモリ制御部 141 変復調側アドレスポインタ保持部 142 圧縮・伸張側アドレスポインタ保持部 143 目録情報アドレスポインタ保持部 144 システムコントローラ設定変復調側アドレスポ
インタ保持部 145 システムコントローラ設定圧縮・伸張側アドレ
スポインタ保持部 146 変復調用アドレスカウンタ 147 誤り訂正用アドレスカウンタ 148 メモリインターフェース部 150 圧縮・伸張部 160 AD・DAコンバータ 170 ディジタルインターフェース部 180 システムコントローラ 190 ショックプルーフメモリ 191 ショックプルーフメモリ領域 192 目録情報メモリ領域 193 誤り訂正メモリ領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納するメモリと、 前記メモリを少なくとも3つの領域に分割してアドレス
    の制御および、データの書き込みと読み出しの制御を行
    い、かつ、前記メモリの第1ないし第2の領域からデー
    タを読み出して前記メモリの第3の領域に書き込む、も
    しくは、前記メモリの第3の領域からデータを読み出し
    て前記メモリの第1ないし第2の領域に書き込むメモリ
    制御部と、 入力されたデータを圧縮し、前記メモリ制御部を介して
    前記メモリの第1の領域に書き込む、もしくは、前記メ
    モリ制御部を介して前記メモリの第1の領域から読み出
    したデータを伸張し、出力する圧縮・伸張部と、 前記メモリ制御部を介して、前記メモリの第3の領域か
    ら読み出したデータに誤り訂正符号を付加して前記メモ
    リの第3の領域に書き込む、もしくは、前記メモリ制御
    部を介して、前記メモリの第3の領域から読み出したデ
    ータの誤りを訂正して前記メモリの第3の領域に書き込
    む誤り訂正部と、 前記メモリ制御部を介して前記メモリの第3の領域から
    読み出したデータを所定の方式で変調して出力する、も
    しくは、入力された信号を所定の方式で復調し、前記メ
    モリ制御部を介して前記メモリの第3の領域に書き込む
    変復調部とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 データを格納するメモリと、 前記メモリを少なくとも3つの領域に分割してアドレス
    の制御および、データの書き込みと読み出しの制御を行
    い、かつ、記録時に、前記メモリの第1ないし第2の領
    域からデータを読み出して前記メモリの第3の領域に書
    き込み、再生時に、前記メモリの第3の領域からデータ
    を読み出して前記メモリの第1ないし第2の領域に書き
    込むメモリ制御部と、 記録時に、入力されたデータを圧縮し、前記メモリ制御
    部を介して前記メモリの第1の領域に書き込み、再生時
    に、前記メモリ制御部を介して前記メモリの第1の領域
    から読み出したデータを伸張し、出力する圧縮・伸張部
    と、 記録時に、前記メモリ制御部を介して、前記メモリの第
    3の領域から読み出したデータに誤り訂正符号を付加し
    て前記メモリの第3の領域に書き込み、再生時に、前記
    メモリ制御部を介して、前記メモリの第3の領域から読
    み出したデータの誤りを訂正して前記メモリの第3の領
    域に書き込む誤り訂正部と、 記録時に、前記メモリ制御部を介して前記メモリの第3
    の領域から読み出したデータを所定の方式で変調して出
    力し、再生時に、入力された信号を所定の方式で復調
    し、前記メモリ制御部を介して前記メモリの第3の領域
    に書き込む変復調部とを備え、 前記メモリ制御部、前記圧縮・伸張部、前記誤り訂正
    部、および前記変復調部は、それぞれ独立に記録・再生
    動作を行えるようにしたことを特徴とする記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の記録媒体に連続的に記録を行う場
    合に、現在記録を行っている記録媒体への記録動作を完
    了して、つぎに記録を行う記録媒体に交換された時に、 圧縮・伸張部は、入力されたデータを継続して圧縮し、
    圧縮したデータをメモリ制御部を介してメモリの第1の
    領域に書き込み、 変復調部は、交換された記録媒体の所定の領域から再生
    された入力信号を所定の方式で復調し、前記メモリ制御
    部を介して前記メモリの第3の領域に書き込み、 誤り訂正部は、前記メモリ制御部を介して前記メモリの
    第3の領域から読み出したデータの誤りを訂正して前記
    メモリの第3の領域に書き込み、 前記メモリ制御部は、前記メモリの領域管理とアドレス
    の制御および、データの書き込みと読み出しの制御を行
    い、かつ、前記メモリの第3の領域からデータを読み出
    して前記メモリの第2の領域に書き込むことを特徴とす
    る請求項1または2記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 再生時に、 圧縮・伸張部は、メモリ制御部を介してメモリの第1の
    領域から読み出したデータを伸張して出力し、 前記メモリ制御部は、前記メモリの領域管理とアドレス
    の制御および、データの書き込みと読み出しの制御を行
    い、かつ、指定期間、前記メモリの第2の領域からデー
    タを読み出して前記メモリの第3の領域に書き込み、 誤り訂正部は、指定期間、前記メモリ制御部を介して、
    前記メモリの第3の領域から読み出したデータに誤り訂
    正符号を付加して前記メモリの第3の領域に書き込み、 変復調部は、指定期間、前記メモリ制御部を介して前記
    メモリの第3の領域から読み出したデータを所定の方式
    で変調して出力することを特徴とする請求項1または2
    記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 メモリ制御部は少なくとも、 メモリアドレス計算部と、 前記メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、メモ
    リの第1の領域のデータを読み書きするためのアドレス
    ポインタを保持する第1および第2のアドレスポインタ
    保持部と、 前記メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、前記
    メモリの第2の領域のデータを読み書きするためのアド
    レスポインタを保持する第3のアドレスポインタ保持部
    とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 メモリ制御部は少なくとも、 メモリアドレス計算部と、 前記メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、メモ
    リの第1の領域のデータを読み書きするためのアドレス
    ポインタを保持する第1および第2のアドレスポインタ
    保持部と、 前記メモリアドレス計算部の計算結果に基づいて、前記
    メモリの第2の領域のデータを読み書きするためのアド
    レスポインタを保持する第3のアドレスポインタ保持部
    と、 任意の値を設定可能な第4および第5のアドレスポイン
    タ保持部とを備え、 前記第4のアドレスポインタ保持部に設定が行われた場
    合に、前記第4のアドレスポインタ保持部の設定値を所
    定のタイミングで前記第1のアドレスポインタ保持部に
    書き込み、 前記第5のアドレスポインタ保持部に設定が行われた場
    合に、前記第5のアドレスポインタ保持部の設定値を所
    定のタイミングで前記第2のアドレスポインタ保持部に
    書き込むことを特徴とする請求項1または2記載の記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】 メモリの上位アドレス領域を第1の領
    域、前記メモリの下位アドレス領域を第3の領域、前記
    メモリの第1の領域と第3の領域の間の領域を第2の領
    域とし、前記メモリの領域管理とアドレスの制御およ
    び、データの書き込みと読み出しの制御を行うことを特
    徴とする請求項1または2記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも3つの領域に分割されたメモ
    リのそれぞれの領域の開始アドレスと終了アドレスを任
    意に設定可能な請求項1または2記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 メモリの第1の領域の開始アドレスを任
    意に設定可能な請求項7記載の記録再生装置。
  10. 【請求項10】 メモリの第3の領域の終了アドレスを
    任意に設定可能な請求項7記載の記録再生装置。
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