JP3208247B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3208247B2
JP3208247B2 JP03727494A JP3727494A JP3208247B2 JP 3208247 B2 JP3208247 B2 JP 3208247B2 JP 03727494 A JP03727494 A JP 03727494A JP 3727494 A JP3727494 A JP 3727494A JP 3208247 B2 JP3208247 B2 JP 3208247B2
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隆夫 寺島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等のデ
ィスク状の記録媒体を用いて音声信号等の情報信号を記
録・再生する記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記した如き機器として、例えばMD
(ミニ・ディスク)システムがある。該MDシステム
は、カートリッジに収められた直径64mmの光磁気デ
ィスクに、ディジタル信号に変換されたオーディオ信号
をATRAC方式と呼ばれる高能率符号化によって圧縮
・伸長して記録・再生を行うものである。
【0003】このMDシステムでは、クラスタと呼ばれ
る概念が取り入れられており、ディスクへの記録はこの
クラスタ単位で行われる。1クラスタは36セクタで構
成され、音声の再生時間に換算すると約2秒分である。
ディスクに記録された情報に関するアドレス等の情報は
UTOCと呼ばれるエリアに記録され、トラックや空き
エリア(ディスクに音声情報を記録できる残りエリア)
等のアドレス情報が、ポインタ,開始アドレス,終了ア
ドレスで管理される。UTOCエリアのセクタ0の構造
を図5に示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MDシステムを用いて
記録を行う場合において、記録するディスクのリードア
ウトエリアの直前に6クラスタ(再生時間に換算して約
12秒)以上の空きエリアが存在する場合、それよりも
前のエリアに空きエリアが存在していても、リードアウ
トエリアの直前の空きエリアから記録を開始するように
規定されている。
【0005】従って、既にディスクに記録されているト
ラックを消去して新たにそのディスクに記録を行う場合
には、リードアウトエリアの直前に前記6クラスタ以上
の空きエリアが存在すれば、消去したトラックによって
生じた空スペースから記録するのではなく、空きエリア
から記録を開始し、その空きエリア内に記録しきれなか
った場合には、その続きを既に記録されていたトラック
を消去したことによって生じた空きエリアに記録するた
め、1つのトラックがディスク内の2つ以上の離れたエ
リアに分断されて記録されることがある。
【0006】また、ディスクの記録エリア内の1つの独
立した空きエリア(トラックを消去したりして生じる)
が6クラスタ(再生時間に換算して約12秒)以下の場
合、そのエリアは捨てエリアと呼ばれ、そのエリアには
音声情報を記録することが出来なくなってしまう。
【0007】語学学習のために、ラジオなどの語学放送
をMDシステムの光磁気ディスクに記録する場合などに
おいて、ある1枚のディスクに1回の放送分ずつ追加し
て記録していき、ディスクがいっぱいになったときは、
そのディスクに記録されている適当なトラックを消去し
て新たに新しい放送分を記録するという様な操作を行う
と、上記のようにリードアウトエリアの直前に空きエリ
アが存在する場合には、1つのトラックがそのエリアと
その他の離れたエリアに2分割されて記録されてしまう
ことがある。
【0008】また、上記のような手順で記録・消去を多
数繰り返すことによって、1つのトラックが2分割以上
の複数のエリアに記録されたり、捨てエリアと呼ばれる
記録することの出来ないエリアが多数存在するというこ
とが起こる。この様な状態になると、記録・再生時のピ
ックアップのアクセスする回数が多くなり、消費電力の
増加や時間的なロスなどの不都合が生じたり、さらには
ディスクに記録することの出来る時間が本来の記録可能
時間よりも少なくなってしまうという問題が起こる。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するために
本発明では、ディスク状の記録媒体に対して情報信号を
記録・再生する記録再生装置において、一定長の時間単
位を任意に設定可能な時間単位設定手段と、前記一定長
の時間単位にて前記ディスク状の記録媒体の記録領域を
複数のブロックに分割する分割設定手段とを有し、前記
分割設定手段にて複数のブロックに分割された前記ディ
スク状の記録媒体に対して記録を行う際、前記複数のブ
ロックから一つのブロックを選択し、当該選択されたブ
ロックに対する記録動作をもって、記録動作を終了する
ことを特徴とする記録再生装置を提供せんとするもので
ある。
【0010】
【作用】上記の如く構成したので、情報信号は記録媒体
上の予め設定されたブロック単位によって記録が行われ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
つき詳述する。
【0012】先ず、図1は本発明が適用されるMDシス
テムの構成を示す回路ブロック図である。同図におい
て、1は音声信号等のアナログの情報信号が入力される
入力端子、2は前記入力端子1より入力したアナログの
情報信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路、
3は前記A/D変換回路で変換されたディジタル信号を
圧縮し、高能率符号化したディジタル信号に変換するA
TRAC処理回路、4は前記ATRAC処理回路3で処
理されたディジタル信号をインタリーブし、誤り訂正符
号を付し、さらにサブコード信号を付加したディジタル
信号に変換するディジタル信号処理回路、5はヘッドド
ライブ回路であり、前記ディジタル信号処理回路4から
の出力信号を記録用磁気ヘッド11により光磁気ディス
ク12に記録するための信号に変換している。
【0013】14は、前記光磁気ディスク12より読み
出したピットデータを電気信号に変換する光ピックアッ
プ、6は前記光ピックアップ14からのピットデータの
ディジタル信号への変換及びサーボ信号の生成を行うR
Fアンプ回路、7は誤り訂正等の処理を行うディジタル
信号処理回路、8は前記ディジタル信号処理回路7で処
理された信号を伸長し、元のディジタル信号に戻すAT
RAC処理回路、9はこのディジタル信号を元のアナロ
グ信号に変換するD/A変換回路、10は復調されたア
ナログの情報信号の出力端子である。
【0014】また、15は前記光ピックアップ14を光
磁気ディスク12の内周・外周間へと往復駆動させる送
りモータであり、前記RFアンプ回路6より出力される
トラッキングエラー信号によってサーボ制御回路16を
介して制御される。そして13は前記光磁気ディスク1
2を回転させるスピンドルモータである。
【0015】さらに、17はMDシステム全体の動作を
制御するMD制御回路で、メカニズムの記録・再生・早
送り・早戻しの各モードへの移行と、キー入力端子18
のキー入力に基づく処理やサブコードデータの処理を行
い、前記ディジタル信号処理回路4、ディジタル信号処
理回路7、サーボ制御回路16等を制御する。
【0016】次に図2は前記光磁気ディスク12の断面
を示した模式図であり、同図において20はリードイン
エリアでディスク情報が再生できる領域、21はUTO
Cエリアでレコーディング情報が記録・再生できる領
域、22はプログラムエリアで音楽情報が記録・再生で
きる領域、23はリードアウトエリアである。
【0017】続いて図3及び図4に基づいて本発明の動
作について詳述する。
【0018】先ず、図3に本発明が適用された光磁気デ
ィスク12上のプログラムエリア22のパターン例を示
す。尚、同図において[T]はプログラムエリア22の
アドレス長を示している。
【0019】ラジオの語学放送番組等の定期的な記録の
様に、ある決まった時間長の音声情報を繰り返し記録す
る場合において、一番最初の記録を行う前に前記キー入
力端子18よって記録を行う光磁気ディスク12上の記
録エリアをn個のブロックに分割するという指示を与え
る。これによって光磁気ディスク12は、n個のブロッ
クのアドレス長がすべて[T/n]になるように各ブロ
ックの開始アドレスと終了アドレスがMD制御回路17
によって振り分けられる。
【0020】ここでnは[T/n]が記録する音声情報
の時間長と等しくなるように選択する。そして、それら
のブロックを各々TNO1,TNO2,TNO3,・・
・,TNOnというように割り当てて、そのアドレス情
報(各トラックの開始アドレスと終了アドレス)をUT
OCエリア21に記録する。このようにして振り分けら
れた光磁気ディスク12のUTOCエリア21のトラッ
クアドレステーブルの一例を図4に示す。即ち、例えば
記録すべき番組の放送時間が10分間の場合、各トラッ
クは10分の長さを持つように開始アドレス及び終了ア
ドレスが設定されるのである。
【0021】上記の如き手順によってブロック化を行っ
た光磁気ディスク12に音声情報を記録する場合、先
ず、MD制御回路17は光磁気ディスクのUTOCエリ
ア21から未記録の最も若いTNOの開始アドレスと終
了アドレスを読み出し、記録用磁気ヘッド11及び光ピ
ックアップ14を開始アドレスまで移動して記録を開始
し、そして終了アドレスに到達すると記録を終了する。
【0022】一方、終了アドレスへの到達までにキー入
力端子18より使用者が記録停止の指示を与えた場合
は、その時点から終了アドレスまで「無音」を記録して
終了アドレスで記録を終了する。
【0023】次に、上記のような操作によって光磁気デ
ィスク12上に記録されたトラックを消去する場合に
は、使用者によってキー入力端子18より消去するとい
う指示の与えられたトラックの開始アドレスと終了アド
レスをUTOCエリア21より読み出し、この開始アド
レスと終了アドレスで示されるエリアは未記録のエリア
(空きエリア)であるという情報をUTOCエリア21
に記録する。
【0024】このディスクに新たに音声情報を記録する
場合は、先ほど消去したトラックの開始アドレスをUT
OCエリア21より読み出し、記録用磁気ヘッド11及
び光ピックアップ14を開始アドレスまで移動して記録
を開始し、終了アドレスに到達すれば記録を終了する。
【0025】尚、前記と同様に終了アドレスの到達まで
に使用者によってキー入力端子18より記録停止の指示
が与えられれば、その時点から終了アドレスまで「無
音」を記録して終了アドレスで記録を終了する。
【0026】また、番組の記録にあたっては、使用者に
よる手動操作のみならず、オーディオタイマー等を利用
して自動的に行うことも一般的によく知られている。
【0027】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、デ
ィスク状の記録媒体に対して情報信号を記録・再生する
記録再生装置において、前記ディスク状の記録媒体を予
め一定長の時間単位のブロックに分割し、該ブロック単
位で情報信号の記録・再生を行うようにしたので、例え
ばMDシステム等の記録再生装置を利用してラジオの語
学放送番組等を毎日繰り返し記録・消去するといったよ
うに、一定時間長の情報信号を繰り返し記録する場合に
おいて、1つのトラックがディスク上の複数のエリアに
記録される様なことが起こらない。このため再生時の光
ピックアップの無駄なアクセスを省くことが出来るの
で、消費電力の浪費や時間的なロスを無くすことが出来
る。
【0028】また、記録・消去を繰り返すことによって
ディスク上に発生する捨てエリア(記録できないエリ
ア)が発生しなくなるので、ディスク上の記録可能エリ
アを無駄無く活用することが出来、捨てエリアの発生に
よって本来記録できるはずの時間よりも短い時間しか記
録できなくなるという不都合が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるMDシステムの構成を示す
回路ブロック図。
【図2】光磁気ディスクの構成を示す要部側断面図。
【図3】光磁気ディスク上のプログラムエリアのパター
ン例を示す図。
【図4】光磁気ディスクのUTOCエリアのトラックア
ドレステーブルを示す図。
【図5】光磁気ディスクのUTOCエリアのセクタ0の
構造を示す図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換回路 3 ATRAC処理回路 4 ディジタル信号処理回路 5 ヘッドドライブ回路 6 RFアンプ回路 7 ディジタル信号処理回路 8 ATRAC処理回路 9 D/A変換回路 10 出力端子 11 記録用磁気ヘッド 12 光磁気ディスク 13 スピンドルモータ 14 光ピックアップ 15 送りモータ 16 サーボ制御回路 17 MD制御回路 18 キー入力端子 20 リードインエリア 21 UTOCエリア 22 プログラムエリア 23 リードアウトエリア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の記録媒体に対して情報信号
    を記録・再生する記録再生装置において、一定長の時間
    単位を任意に設定可能な時間単位設定手段と、前記一定
    長の時間単位にて前記ディスク状の記録媒体の記録領域
    を複数のブロックに分割する分割設定手段とを有し、前
    記分割設定手段にて複数のブロックに分割された前記デ
    ィスク状の記録媒体に対して記録を行う際、前記複数の
    ブロックから一つのブロックを選択し、当該選択された
    ブロックに対する記録動作をもって、記録動作を終了す
    ることを特徴とする記録再生装置。
JP03727494A 1994-03-08 1994-03-08 記録再生装置 Expired - Fee Related JP3208247B2 (ja)

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