JP2002358733A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2002358733A
JP2002358733A JP2001164910A JP2001164910A JP2002358733A JP 2002358733 A JP2002358733 A JP 2002358733A JP 2001164910 A JP2001164910 A JP 2001164910A JP 2001164910 A JP2001164910 A JP 2001164910A JP 2002358733 A JP2002358733 A JP 2002358733A
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compression
information recording
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Tetsuo Kadoshima
哲夫 角島
Michio Fujita
道生 藤田
Yoshihiro Aso
芳弘 麻生
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Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なったデータ圧縮方式でデータ圧縮されて
いるデータを、より自由に利用することを可能にする情
報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 MDの光磁気ディスク2にATRAC圧縮方
式で記録されているデータを、ATRAC3圧縮方式のデータ
に変換してその光磁気ディスク2に再記録する際、切替
スイッチSWA1,SWA2,SWB1,SWB2,SWC1,SWC2が所定の
組合せで切替え接続する。ATRAC圧縮方式で記録されて
いるデータを読み取って信号処理部11が復調し、その
復調データDRをデータ伸張デコーダ16がリニアPC
MデータDPCM1に複号化する。更に、リニアPCMデー
タDPCM1をデータ圧縮エンコーダ15がATRAC3圧縮方式
のデータDWに変換し、信号処理部11がデータDWを変
調して、光磁気ディスク2に再記録する。ここで、元の
ATRAC圧縮方式で記録されていたデータのトラック番号
を変更することなく、ATRAC3圧縮方式で変換して記録し
たデータに対応付け、そのUTOCデータをMDに記録
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばMD(Mini
Disc)等の情報記録再生媒体に記録されているデータ
をデータ圧縮して元の情報記録再生媒体に記録する機能
を備えた情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ圧縮記録技術の進展に伴って、例
えばMD等の情報記録再生媒体に、音楽等のデータを高
密度で大量に記録することが可能となっている。
【0003】しかし、様々なデータ圧縮記録技術が開発
される状況の下で、例えば、旧いデータ圧縮方式のデー
タが記録されているMD等を所有しているユーザーが、
新しいデータ圧縮方式で変換してMD等に記録し直した
いと欲したような場合、旧いデータ圧縮方式を採用して
いるMDプレーヤ等の情報再生装置と、新しいデータ圧
縮方式を採用しているMDレコーダ等の情報記録装置を
用意しなければならず不便となっていた。
【0004】つまり、旧いデータ圧縮方式を採用してい
るMDプレーヤ等と新しいデータ圧縮方式を採用してい
るMDレコーダ等を配線接続し、MD等に記録されてい
る旧いデータ圧縮方式のデータをMDプレーヤ等で再生
させながら、MDレコーダ等によって、その再生された
データを新しい圧縮方式でデータ圧縮させて、他のMD
等にダビングさせるといった対応を講じる必要があっ
た。
【0005】このため、MDプレーヤ及びMDレコーダ
等が必要になる等の問題の他、いわゆるダビングする必
要があることから、新しいデータ圧縮方式で変換された
データを元のMD等に再び記録することができず、その
ためデータ編集やMDの管理等を容易に行うことができ
ないといった自由度の制限を生じることになって不便を
招いていた。
【0006】また、旧いデータ圧縮方式で記録されてい
るデータを新しいデータ圧縮方式に変換して記録する場
合に限らず、新しいデータ圧縮方式で記録されているデ
ータを旧いデータ圧縮方式に変換して記録する場合にも
同様に、他のMD等のダビングする必要があることか
ら、自由度の制限を生じることになり、不便を招いてい
た。
【0007】本発明はこうした従来の問題点に鑑みて成
されたものであり、異なったデータ圧縮方式でデータ圧
縮されているデータを、より自由に利用することを可能
にする情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の情報記録再生装置は、情報記録再生媒体に所
定のデータ圧縮方式で圧縮されて記録されているデータ
を読み取る読取り手段と、上記読取り手段が読み取った
データをデコードするデコード手段と、上記デコード手
段でデコードされたデータを上記データ圧縮方式とは異
なるデータ圧縮方式で圧縮するエンコード手段と、上記
エンコード手段が圧縮したデータを上記情報記録再生媒
体に書き込み書き込み手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】かかる構成の情報記録再生装置によると、
情報記録再生媒体に所定のデータ圧縮方式で圧縮されて
記録されているデータを別のデータ圧縮方式で圧縮して
再び情報記録再生媒体に記録する。
【0010】したがって、本情報記録再生装置のみでデ
ータ圧縮方式の異なったデータにデータ変換して、元の
情報記録再生媒体に再記録する。
【0011】また、上記情報記録再生装置において、上
記書き込み手段で書き込まれたデータを上記読取り手段
で読み取られたデータと同じ種類のデータとして管理す
る管理データを生成し、上記書き込み手段に対し、生成
した管理データを上記情報記録再生媒体に記録させる制
御手段を備えることを特徴とする。
【0012】かかる構成の情報記録再生装置によると、
データ変換して書き込んだデータを、データ変換前のデ
ータと同じ種類のデータとして管理するための管理デー
タを情報記録再生媒体に記録する。
【0013】したがって、データ変換して書き込んだデ
ータを、データ変換前のデータと同じ種類のデータとし
て取り扱うことを可能にし、利便性の向上等を実現す
る。
【0014】また、上記情報記録再生装置において、上
記制御手段は、上記書き込み手段によって上記エンコー
ド手段が圧縮したデータを上記情報記録再生媒体に記録
している際トラブルが発生すると、上記読取り手段が既
に読み取ったデータの最終読み取り位置の情報と、上記
書き込み手段が既に書き込んだ最終書込み位置の情報と
を保持すると共に、上記トラブルが解消すると、上記読
取り手段上記最終読み取り位置と上記最終書込み位置と
の間に記録されているデータから読み取りを再開させ
て、上記デコード手段とエンコード手段との処理を行わ
せ、更に上記書き込み手段に対して、再開後に圧縮され
たデータを、上記トラブルが発生するまでに既に書き込
まれたデータに続けて書き込ませることを特徴とする。
【0015】かかる構成の情報記録再生装置によると、
トラブルが発生した場合でも、トラブルが発生する前ま
でに既に書き込んだデータとデータ読み取りを再開させ
た後に書き込んだデータとを正常にデータ変換して情報
記録再生媒体に記録する。
【0016】また、上記情報記録再生装置において、上
記制御手段は、上記トラブルが発生するまでに書き込ま
れたデータと、上記再開後に書き込まれたデータとを別
個のデータとして管理する管理データを生成し、上記書
き込み手段に対し、生成した管理データを上記情報記録
再生媒体に記録させることを特徴とする。
【0017】かかる構成の情報記録再生装置によると、
上記トラブルが発生するまでに書き込まれたデータと、
データ読み取りを再開させた後に書き込んだデータとを
別個のデータとして管理することを可能にし、トラブル
の発生に対応した様々な管理を可能にする。
【0018】また、上記情報記録再生装置において、上
記制御手段は、上記トラブルが発生するまでに書き込ま
れたデータと、上記再開後に書き込まれたデータとを同
じ種類のデータとして管理する管理データを生成し、上
記書き込み手段に対し、生成した管理データを上記情報
記録再生媒体に記録させることを特徴とする。
【0019】かかる構成の情報記録再生装置によると、
上記トラブルが発生するまでに書き込まれたデータと、
データ読み取りを再開させた後に書き込んだデータとを
同じ種類のデータとして管理することを可能にする。こ
のため、あたかもトラブルが発生しなかった場合と同様
のデータ管理を可能にする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。尚、本実施形態の情報記録再生装
置として、書き換え可能型のMD(Recordable Mini Di
sc)を用いてデータの記録と再生を行うレコーダブルM
Dプレーヤについて説明する。
【0021】図1は、本実施形態のレコーダブルMDプ
レーヤの構成を示すブロック図である。
【0022】同図において、本レコーダブルMDプレー
ヤは、スピンドルモータ3と、磁気ヘッド4と、半導体
レーザ(図示省略)を備えた光ピックアップ5と、磁気
ヘッド4と光ピックアップ5とを載置して移動するキャ
リッジ6が備えられている。
【0023】いわゆるクランプ位置にレコーダブルMD
が装填されると、後述のシステムコントローラ13の指
示に従って、スピンドルモータ3がMDのカートリッジ
1内に収納されている光磁気ディスク2を所定の線速度
で回転させる。更に光磁気ディスク2の記録面に対向す
る磁気ヘッド4と光ピックアップ5によって、記録面へ
のデータ書き込み又は記録面に記録されているデータの
読み取りが行われる。
【0024】すなわち、データ書き込みの際には、光磁
気ディスク2の記録面に光ピックアップ5によってレー
ザ光を照射すると共に、磁気ヘッド4によって記録磁界
をかけることにより、光磁気記録によるデータ書き込み
を行う。
【0025】データ読み取りの際には、光ピックアップ
5に設けられている半導体レーザによってレーザ光を光
磁気ディスク2の記録面に照射し、記録面から反射した
光の偏光方向を、光ピックアップ5に設けられている検
光子や受光素子等の光学素子(図示省略)によって検出
し、その検出信号Sdtを出力する。
【0026】また、データ書き込みとデータ読み取りの
際のいずれの場合にも、キャリッジ6の移動に伴って磁
気ヘッド4と光ピックアップ5を光磁気ディスク2の半
径方向へ移動させることにより、記録面に対するランダ
ムアクセスを行うようになっている。
【0027】更に、本レコーダブルMDプレーヤには、
サーボコントローラ7と、レーザ出力制御部8、ヘッド
駆動部9、RFアンプ部10、信号処理部11、バッフ
ァメモリ12、システムコントローラ13が備えられる
他、複数のデータ圧縮エンコーダ14,15と、複数の
データ伸張デコーダ16,17と、複数の切替スイッチ
SWA1,SWA2,SWB1,SWB2,SWC1,
SWC2と、A/D変換器18及びD/A変換器19が
備えられている。
【0028】サーボコントローラ7は、光磁気ディスク
2の線速度を一定に保つべくスピンドルモータ3を同期
サーボすると共に、キャリッジ6の移動を制御する。
【0029】更にまたサーボコントローラ7は、光ピッ
クアップ5の位置を微調整するためのアクチュエータ
(図示省略)をフォーカスサーボ及びトラッキングサー
ボすることにより、適切なデータ書込みとデータ読取り
実現すべく、光磁気ディスク2の記録面に対する光ピッ
クアップ5の位置を調整する。
【0030】レーザ出力制御部8は、光ピックアップ5
に設けられている半導体レーザの射出パワーを制御し、
データ書き込みとデータ読み取りに際して適切な強度の
レーザ光を光磁気ディスク2の記録面に照射させる。
【0031】ヘッド駆動部9は、データ書き込みの際、
書き込み用データDWT’を磁気ヘッド4に供給すること
により記録磁界を生じさせて、光磁気記録を行わせる。
【0032】RFアンプ部10は、光ピックアップ5か
ら出力される検出信号Sdtから、フォーカスエラー信号
やトラッキングエラー信号等のエラー信号を生成する
他、光磁気ディスク2の記録面に記録されているデータ
を有するRF(Radio Frequency)信号SRFを生成す
る。そして、エラー信号をサーボコントローラ7に供給
し、RF信号SRFを信号処理部11に供給する。
【0033】信号処理部11は、データ読み取りに際
し、供給されるRF信号SRFをA/D変換した後、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)復調とデインター
リービング等の所定の規格に準拠したデコード処理を施
すことによって復調データDRを生成する。
【0034】そして、生成した復調データDRをバッフ
ァメモリ12に所定量ずつ記憶させ、所定量記録させる
毎に所定のタイミングで読み出しながら切替スイッチS
WB1側へ出力するという処理を繰り返す。これによ
り、光磁気ディスク2からデータ読取りが行われるタイ
ミングと、信号処理部11のデコード処理のタイミング
とを調整すべく、バッファメモリ12に所定量ずつ復調
データDRを一時記憶させながら、読み出すようになっ
ている。
【0035】また、信号処理部11は、データ書込みの
際、切替スイッチSWA2を介して記録用データDWが
供給されると、その記録用データDWに対してEFM変
調とインターリビング等の所定のエンコード処理を施す
ことによって書き込み用の変調データDWTを生成する。
【0036】そして、生成した変調データDWTをバッフ
ァメモリ12に所定量ずつ記憶させ、所定量記録させる
毎に所定タイミングで読み出しながらヘッド駆動部9に
供給することで、ヘッド駆動部9に変調データDWTを電
力増幅等させ、電力増幅等の施された書き込み用データ
DWT’として磁気ヘッド4に供給させることにより、デ
ータ書込みのための記録磁界を発生させるようになって
いる。これにより、かかるデータ書込みの際にも、信号
処理部11のエンコード処理のタイミングと光磁気ディ
スク2によるデータ書き込みタイミングとを調整すべ
く、バッファメモリ12に所定量ずつ変調データDWTを
一時記憶させながら、読み出すようになっている。
【0037】切替スイッチSWA1,SWA2,SWB
1,SWB2,SWC1,SWC2は、システムコント
ローラ13の指示に従って切替動作するアナログスイッ
チ等で形成されている。
【0038】切替スイッチSWB1は、信号処理部11
の出力端に接続された入力接点b11と、データ伸張デコ
ーダ16,17の入力端に接続された2つの出力接点b
12,b13とを備えている。
【0039】信号処理部11から復調データDRが供給
されると、システムコントローラ13の指示に従って、
入力接点b11と出力接点b12を通じてデータ伸張デコー
ダ16への転送を行い、又は入力接点b11と出力接点b
13を通じてデータ伸張デコーダ17への転送を行う。
【0040】切替スイッチSWA2は、信号処理部11
の入力端に接続された出力接点a21と、データ圧縮エン
コーダ14,15の出力端に接続された2つの入力接点
a22,a23とを備えており、システムコントローラ13
の指示に従って、出力接点a21に対して入力接点a22,
a23の一方を切替え接続する。
【0041】そして、システムコントローラ13の指示
に従って、出力接点a21と入力接点a22とを切替え接続
すると、データ圧縮エンコーダ14から供給されるデー
タ圧縮処理後のデータを記録用データDWとして信号処
理部11へ転送し、出力接点a21と入力接点a23とを切
替え接続すると、データ圧縮エンコーダ15から供給さ
れるデータ圧縮処理後のデータを記録用データDWとし
て信号処理部11へ転送する。
【0042】切替スイッチSWB2は、データ伸張デコ
ーダ16,17の出力端に接続された入力接点b22,b
23と、D/A変換器19の入力端に接続された出力接点
b21を備えており、システムコントローラ13の指示に
従って、出力接点b21に対して入力接点b22,b23の一
方を切替え接続する。
【0043】切替スイッチSWC1は、データ圧縮エン
コーダ15の入力端とデータ伸張デコーダ16の出力端
との間に接続されており、システムコントローラ13の
指示に従って、オン(導通)又はオフ(非導通)の切り
替えを行う。
【0044】切替スイッチSWC2は、データ圧縮エン
コーダ14の入力端とデータ伸張デコーダ17の出力端
との間に接続されており、システムコントローラ13の
指示に従って、オン(導通)又はオフ(非導通)の切り
替えを行う。
【0045】尚、本実施形態では、これらの切替スイッ
チSWA1,SWA2,SWB1,SWB2,SWC
1,SWC2をアナログスイッチで形成することとして
いるが、機械式のスイッチで形成してもよいし、データ
の転送経路を変更したりデータの転送を遮断することが
可能なマルチプレクサやデマルチプレクサ等の切替え回
路で形成してもよい。
【0046】データ圧縮エンコーダ14は、切替スイッ
チSWA1又はSWC2側から入力されるデータ圧縮の
なされていないデータを、ATRAC(Adaptive Trans
formAcoustic Coding)圧縮方式によってデータ圧縮
し、そのデータ圧縮処理後のデータを切替スイッチSW
A2側へ出力する。
【0047】すなわち、ATRAC圧縮方式によると、
データ圧縮のなされていないデータを離散コサイン変換
(Discrete Cosine Transform:DCT)することによ
って、時間領域から周波数領域への変換を行い、更に所
定の帯域分割を行って夫々の帯域に合わせた所定の符号
化処理を施すことによって情報量の削減を行って、デー
タ圧縮を行う。これにより、約5分の1程度の圧縮率を
実現するようになっている。
【0048】尚、本データ圧縮エンコーダ14では、上
記のデータ圧縮のなされていないデータとして、リニア
PCMデータ(Linear Pulse Code Modulation Data)
を処理するようになっている。
【0049】データ圧縮エンコーダ15は、切替スイッ
チSWA1又はSWC1側から入力するデータ圧縮のな
されていないデータを、ATRAC3圧縮方式によって
データ圧縮し、そのデータ圧縮処理後のデータを切替ス
イッチSWA2側へ出力する。
【0050】尚、ATRAC3圧縮方式は、ATRAC
圧縮方式を更に発展させた方式であり、ATRAC圧縮
方式に較べて約2倍の圧縮率を実現する2倍長モード
「ATRAC3-LP2」と、ATRAC圧縮方式に較
べて約4倍の圧縮率を実現する4倍長モード「ATRA
C3-LP4」を選択できるようになっている。
【0051】また、本データ圧縮エンコーダ15も、上
記のデータ圧縮のなされていないデータとして、リニア
PCMデータを処理するようになっている。
【0052】データ伸張デコーダ16は、ATRAC圧
縮方式でデータ圧縮されている復調データDRが信号処
理部11から切替スイッチSWB1を介して供給される
と、その復調データDRをATRAC圧縮方式に準拠し
てデコード(復号化)し、その復号化によって生じるリ
ニアPCMデータDPCM1を出力する。
【0053】データ伸張デコーダ17は、ATRAC3
圧縮方式でデータ圧縮されている復調データDRが信号
処理部11から切替スイッチSWB1を介して供給され
ると、その復調データDRをATRAC3圧縮方式に準
拠して復号化し、その復号化によって生じるリニアPC
MデータDPCM2を出力する。
【0054】A/D変換器18は、外部のオーディオ機
器から入力端子INにアナログオーディオ信号が供給さ
れると、そのアナログオーディオ信号を所定のサンプリ
ング周波数に基づいてリニアPCMデータDWSにデジタ
ル変換して切替スイッチSWA1へ出力する。
【0055】D/A変換器19は、切替スイッチSWB
2の切替え接続に応じて上述したリニアPCMデータD
PCM1又はDPCM2が入力データDREとして供給されると、
その入力データDREを可聴周波数帯域のアナログオーデ
ィオ信号に変換して、出力端子OUTへ出力する。
【0056】尚、本実施形態では、A/D変換器18と
D/A変換器19を備えることで、いわゆる外部機器と
の間でアナログ入力及びアナログ出力を行う構成となっ
ているが、外部機器から供給されるデジタルオーディオ
データをデータDWSとして切替スイッチSWA1側へ直
接供給するデジタル入力部(図示省略)と、切替スイッ
チSWB2側からのデータDREをデジタルオーディオデ
ータのまま外部機器等へ出力するデジタル出力部(図示
省略)を備える構成としてもよい。
【0057】システムコントローラ13は、所定のシス
テムプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MP
U)を備え、そのマイクロプロセッサによって本レコー
ダブルMDプレーヤの動作を集中制御するようになって
いる。尚、システムプログラムは、マイクロプロセッサ
に設けられている読み出し専用メモリ(ROM)に予め
記憶されている。
【0058】更に、システムコントローラ17には、複
数の操作キー(図示省略)を備えて構成された操作部2
0と、液晶ディスプレイ等で形成された表示部21が接
続されている。
【0059】表示部21は、システムコントローラ13
から供給される表示用データに基づいて本レコーダブル
MDプレーヤの内部状態やユーザーに操作方法を提示す
る等のための各種の表示を行うようになっている。
【0060】また、操作部20に設けられている操作キ
ーが操作されると、操作キーによって指示された処理を
行うべく、システムコントローラ13が本レコーダブル
MDプレーヤ全体の動作を制御する。
【0061】次にかかる構成を有する本レコーダブルM
Dプレーヤの動作を図2に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0062】図2において、ユーザーによって本レコー
ダブルMDプレーヤにMDが装填されたかを判断し(ス
テップS100)、MDが装填されるとステップS10
2に移行する。
【0063】ステップS102では、光磁気ディスク2
のリードインエリアに記録されているUTOCデータを
再生する。
【0064】すなわち、システムコントローラ13がサ
ーボコントローラ7に指令してスピンドルモータ3を起
動させ、更にキャリッジ6によって光ピックアップ5を
光磁気ディスク2のリードインエリア側へ移動させる。
【0065】そして、レーザ出力制御部8に指令して光
ピックアップ5から光磁気ディスク2にデータ読み取り
用のレーザ光を照射させ、更に記録面から反射される光
の偏光方向を検出させることによってUTOCデータの
読み取りを開始させ、RFアンプ部10と信号処理部1
1によるデコード処理(復調処理)を行わせる。
【0066】こうして、システムコントローラ13が、
UTOCデータを再生させて取得すると、ステップS1
04以降の処理に移行する。
【0067】ステップS104〜S114では、操作部
20に設けられている各種操作キーのうち、どの操作キ
ーが押されたか検出することによって、ユーザーからの
指示を判断する。
【0068】本レコーダブルMDプレーヤに備えられて
いる機能である「記録モード(1)」が指示されると、
ステップS104においてこれを判断し、ステップS1
16の録音処理に移行する。
【0069】「記録モード(2)」が指示されると、ス
テップS106においてこれを判断し、ステップS11
8の録音処理に移行する。
【0070】「再生モード(1)」が指示されると、ス
テップS108においてこれを判断し、ステップS12
0の再生処理に移行する。
【0071】「再生モード(2)」が指示されると、ス
テップS110においてこれを判断し、ステップS12
2の再生処理に移行する。
【0072】「圧縮率変更モード(1)」が指示される
と、ステップS112においてこれを判断し、ステップ
S124のデータ変換処理に移行する。
【0073】「圧縮率変更モード(2)」が指示される
と、ステップS114においてこれを判断し、ステップ
S126のデータ変換処理に移行する。
【0074】そして、所定の操作キーによって「記録モ
ード(1)」が指示されると、ステップS116におい
て、ATRAC圧縮方式に基づいてデータ記録を行う。
【0075】つまり、入力端子INに接続された外部機
器から供給されるオーディオ信号をATRAC圧縮方式
に準拠してデータ圧縮し、装填されているMDに記録
(録音)する。
【0076】ここで、図3に示すように、「記録モード
(1)」では、切替スイッチSWB1,SWB2は共に
オフ状態(何れの接点も接続されない開放状態)とな
り、更に切替スイッチSWC1,SWC2もオフに切り
替えられる。一方、切替スイッチSWA1は、入力接点
a11と出力接点a12が接続状態となり、切替スイッチS
WA2は、入力接点a22と出力接点a21が接続状態とな
る。
【0077】この結果、A/D変換器18を通じて供給
されるリニアPCMデータDWSが、データ圧縮エンコー
ダ14によってATRAC圧縮方式でデータ圧縮され、
更にそのデータ圧縮された記録用データDWが信号処理
部11で変調されて、ヘッド駆動部9に供給され、光磁
気ディスク2に記録される。
【0078】そして、データ記録が完了すると、ステッ
プS128に移行し、システムコントローラ13の指示
に従って信号処理部11が作成した管理データであるU
TOCデータを書き込み用データDWTとしてヘッド駆動
部9に供給することにより、光磁気ディスク2のリード
インエリアにそのUTOCデータを光磁気記録させた
後、記録モード(1)の処理を終了する。
【0079】ステップS106において「記録モード
(2)」が指示されてステップS118の記録処理に移
行すると、ATRAC3圧縮方式に基づいてデータ記録
を行う。
【0080】つまり、入力端子INに接続された外部機
器から供給されるオーディオ信号をATRAC3圧縮方
式に準拠してデータ圧縮し、装填されているMDに記録
する。
【0081】ここで、図3に示すように、「記録モード
(2)」では、切替スイッチSWB1,SWB2は共に
オフ状態(何れの接点も接続されない開放状態)とな
り、更に切替スイッチSWC1,SWC2もオフに切り
替えられる。一方、切替スイッチSWA1は、入力接点
a11と出力接点a13が接続状態となり、切替スイッチS
WA2は、入力接点a23と出力接点a21が接続状態とな
る。
【0082】この結果、A/D変換器18を通じて供給
されるリニアPCMデータDWSが、データ圧縮エンコー
ダ15によってATRAC3圧縮方式でデータ圧縮さ
れ、更にそのデータ圧縮された記録用データDWが信号
処理部11で変調されて、ヘッド駆動部9に供給され、
光磁気ディスク2に記録される。
【0083】尚、ステップS118では、ユーザーが操
作部20に設けられている所定の操作キーを操作して、
既述した2倍長モード「ATRAC3-LP2」と、4
倍長モード「ATRAC3-LP4」の何れか一方を選
択すると、データ圧縮エンコーダ15はその選択された
圧縮モードでデータ圧縮する。
【0084】そして、データ記録が完了すると、ステッ
プS128に移行し、システムコントローラ13の指示
に従って信号処理部11が作成した管理用データである
UTOCデータを書き込み用データDWTとしてヘッド駆
動部9に供給することにより、光磁気ディスク2のリー
ドインエリアにそのUTOCデータを光磁気記録させた
後、記録モード(2)の処理を終了する。
【0085】ステップS108において「再生モード
(1)」が指示されてステップS120の再生処理に移
行すると、光磁気ディスク2に記憶されているデータを
再生する。
【0086】ここで、「再生モード(1)」では、シス
テムコントローラ13が光磁気ディスク2に記録されて
いるデータのデータ圧縮方式を自動的に検出し、検出し
たデータ圧縮方式に応じて、切替スイッチSWB1とS
WB2を切替動作させる。
【0087】つまり、システムコントローラ13は、予
めリードインエリアから取得したUTOCデータに含ま
れているデータ圧縮方式を示す管理データと、信号処理
部11がデコード(複号化)処理を行う際に分離抽出す
るサブコードデータから、ATRAC圧縮方式とATR
AC3圧縮方式との何れの方式でデータ圧縮されている
か判断する。
【0088】そして、ATRAC圧縮方式でデータ圧縮
されているデータを再生している時には、切替スイッチ
SWB1の入力接点b11と出力接点b12とを接続させる
と共に、切替スイッチSWB2の入力接点b22と出力接
点b21とを接続させ、他の切替スイッチSWA1,SW
A2,SWC1,SWC2はオフ状態にする。
【0089】また、ATRAC3圧縮方式でデータ圧縮
されているデータを再生している時には、切替スイッチ
SWB1の入力接点b11と出力接点b13とを接続させる
と共に、切替スイッチSWB2の入力接点b23と出力接
点b21とを接続させ、他の切替スイッチSWA1,SW
A2,SWC1,SWC2はオフ状態にする。
【0090】こうして、システムコントローラ13が切
替スイッチSWA1,SWA2,SWB1,SWB2,
SWC1,SWC2を自動的に制御することにより、A
TRAC圧縮方式又はATRAC3圧縮方式でデータ圧
縮されているデータをデータ伸張デコーダ16又は17
で復号化し、D/A変換器19を介して出力させる。
【0091】また、ATRAC圧縮方式とATRAC3
圧縮方式でデータ圧縮された複数のデータが光磁気ディ
スク2に記録されている場合でも、上記のシステムコン
トローラによる制御によって適切な複号化を行い、D/
A変換器19を介して出力させる。
【0092】そして、ステップS120の再生処理が完
了すると、再生モード(1)の処理を終了する。
【0093】ステップS110において「再生モード
(2)」が指示されてステップS122の再生処理に移
行すると、光磁気ディスク2に記憶されているデータを
再生する。
【0094】この「再生モード(2)」では、ユーザー
等が操作部20に設けられている所定の操作キーを操作
することにより、光磁気ディスク2に記録されているA
TRAC圧縮方式のデータとATRAC3圧縮方式のデ
ータを選択して指示することができるようになってい
る。
【0095】ユーザー等がATRAC圧縮方式のデータ
を再生すべき指示をすると、システムコントローラ13
がその指示を受けて、切替スイッチSWB1の入力接点
b11と出力接点b12を接続させ、更に切替スイッチSW
B2の出力接点b22と入力接点b21を接続させると共
に、切替スイッチSWA1,SWA2,SWC1,SW
C2をオフ状態にする。
【0096】そして、光磁気ディスク2にATRAC圧
縮方式で記録されているデータだけを読み取らせるべ
く、光ピックアップ5を光磁気ディスク2の記録面にア
クセスさせ、更に信号処理部11で復調された復調デー
タDRをデータ伸張デコーダ16で復号化させて、デー
タ圧縮のなされていないリニアPCMデータとし、D/
A変換器19を介して出力させる。
【0097】また、ユーザー等がATRAC3圧縮方式
のデータを再生すべき指示をすると、システムコントロ
ーラ13がその指示を受けて、切替スイッチSWB1の
入力接点b11と出力接点b13を接続させ、更に切替スイ
ッチSWB2の出力接点b23と入力接点b21を接続させ
ると共に、切替スイッチSWA1,SWA2,SWC
1,SWC2はオフ状態にする。
【0098】そして、光磁気ディスク2にATRAC3
圧縮方式で記録されているデータだけを読み取らせるべ
く、光ピックアップ5を光磁気ディスク2の記録面にア
クセスさせ、更に信号処理部11で復調された復調デー
タDRをデータ伸張デコーダ17で復号化させて、デー
タ圧縮のなされていないリニアPCMデータとし、D/
A変換器19を介して出力させる。
【0099】そして、ステップS122の再生処理が完
了すると、処理を終了する。
【0100】ステップS112において、「圧縮率変更
モード(1)」が指示されてステップS124の処理に
移行すると、光磁気ディスク2に記録されているATR
AC圧縮方式のデータを、ATRAC3圧縮方式のデー
タに変換して、再びその光磁気ディスク2に記録する。
【0101】すなわち、「圧縮率変更モード(1)」で
は、図3に示すように、システムコントローラ13の指
示に従って、切替スイッチSWA1,SWB2,SWC
2がオフ状態に切り替わり、切替スイッチSWB1は入
力接点b11と出力接点b12を接続し、切替スイッチSW
A2は出力接点a21と入力接点a23を接続する。更に、
切替スイッチSWC1はオン状態に切り替わる。
【0102】したがって、図4に示すように、信号処理
部11の復調データDRを出力する出力端が切替スイッ
チSWB1を介してデータ伸張デコーダ16に接続さ
れ、データ伸張デコーダ16の出力端とデータ圧縮エン
コーダ15の入力端が切替スイッチSWC1を介して接
続され、データ圧縮エンコーダ15の出力端が切替スイ
ッチSWA2を介して信号処理部11の記録用データD
Wを入力する入力端に接続される。
【0103】そして、操作部20に設けられている再生
及び記録動作を開始させるための「シンクロボタン」と
呼ばれる操作キーがユーザーによって操作されると、圧
縮率変更モード(1)の処理を開始する。
【0104】尚、このステップS124においても、ユ
ーザーが操作部20に設けられている所定の操作キーを
操作することによって、既述した2倍長モード「ATR
AC3-LP2」と、4倍長モード「ATRAC3-LP
4」の何れか一方を選択すると、データ圧縮エンコーダ
15はその選択された圧縮モードでデータ圧縮するよう
になっている。
【0105】まず、システムコントローラ13が、既に
取得したUTOCデータから、光磁気ディスク2に記録
されているデータのデータ圧縮方式と、データのトラッ
ク番号と、データの記録されているセクタアドレスを調
べる。
【0106】例えば、光磁気ディスク2に、1又は2以
上の音楽が記録されていた場合、UTOCデータから、
各音楽毎のデータ圧縮方式と、各音楽の記録順を示すト
ラック番号と、各音楽が記録されている領域を示すセク
タアドレスを調べる。
【0107】そして、システムコントローラ13が、A
TRAC圧縮方式のデータが記録されている先頭のセク
タアドレスに光ピックアップ5を移動させた後、ATR
AC圧縮方式のデータをセクタアドレス順に読み取らせ
ていき、信号処理部11によって復調データDRを生成
させる。
【0108】更に、データ伸張デコーダ17が復調デー
タDRをニアPCMデータDPCM1に復号化し、そのリニ
アPCMデータDPCM1をデータ圧縮エンコーダ15がA
TRAC3圧縮方式によってデータ圧縮する。そして、
そのATRAC3圧縮方式によってデータ圧縮した記録
用データDWを信号処理部11が変調し、所定量の変調
データDWTをバッファメモリ12に記憶させていく。
【0109】更に、システムコントローラ13は、バッ
ファメモリ12に記憶される変調データDWTを、UTO
Cデータから取得したトラック番号に対応させて管理す
ると共に、変調データDWTの各トラック番号に対応する
個々のデータのデータ量を管理する。
【0110】こうして、圧縮率の変更を施すべきATR
AC圧縮方式のデータをATRAC3圧縮方式で変換
し、それによって生じる所定量の変調データDWTをバッ
ファメモリ12に記憶し終えると、次に、データ書き込
みのためのモードに切り替わり、バッファメモリ12に
記憶しておいた所定量の変調データDWTを、先頭から順
番に読み出してヘッド駆動部9へ供給し、磁気ヘッド4
によって光磁気ディスク2に書き込ませる。
【0111】つまり、圧縮率の変更を施すべきATRA
C圧縮方式のデータを全てATRAC3圧縮方式で変換
してバッファメモリ12に一時記憶させたのでは、バッ
ファメモリ12を大容量化する必要が生じるので、所定
量に分けながら、ATRAC3圧縮方式で変換してはバ
ッファメモリ12を一時記憶させ、更に読み出して光磁
気ディスク2に記録するという処理を繰り返すようにな
っている。
【0112】ここで、システムコントローラ13は、既
に取得したUTOCデータに基づいて、次の3つの条件
を全て満足するように光磁気ディスク2に対するアクセ
ス制御を行って、変調データDWTを光磁気ディスク2に
書き込ませるようになっている。
【0113】(条件1)既に記録されているATRAC
3圧縮方式のデータは、データ読み取りとデータ変換及
びデータ書き込みの対象から除外し、そのままにしてお
く。 (条件2)ATRAC圧縮方式からATRAC3圧縮方
式に変換したデータは、ATRAC圧縮方式のデータが
記録されていた先頭のセクタアドレスから順次に詰めて
上書き記録する。 (条件3)既に記録されているATRAC3圧縮方式の
データ、すなわち上記の対象から除外したATRAC3
圧縮方式のデータには上書き記録しない。
【0114】そして、かかる条件1〜条件3に基づいて
ATRAC3圧縮方式でデータ圧縮を行った変調データ
DWTを記録し終えると、ステップS128に移行し、信
号処理部11に指示して、光磁気ディスク2に新たに記
録されることとなった各データのトラック番号とセクタ
アドレスとデータ圧縮方式とを含んだ管理データを作成
させ、その管理用データを書き込み用データDWTとして
ヘッド駆動部9に供給することにより、リードインエリ
アへのUTOCデータの書き込みを行わせて、圧縮率変
更モード(1)の処理を終了する。
【0115】かかる圧縮率変換モード(1)の処理を行
うと、具体例として示す図6〜図11のように、ATR
AC3圧縮方式で変換されたデータが元のMDに収容さ
れている光磁気ディスク2に記録されることになる。
尚、図6〜図11は、既述した2倍長モード「ATRA
C3-LP2」が選択された場合を例示している。
【0116】つまり、図6(a)に例示するように、元
々の光磁気ディスク2には、全てATRAC圧縮方式で
データ圧縮されているデータDATA1,DATA2,DATA3,DAT
A4……が記録されており、更に図6(b)に示すよう
に、UTOCデータによって各データDATA1,DATA2,DA
TA3,DATA4……のトラック番号〔Track NO.1〕,〔Trac
k NO.2〕,〔Track NO.3〕,〔Track NO.4〕……に対応
付けてセクタアドレスを示すデータが管理されていたと
する。
【0117】この場合に、圧縮率変換モード(1)の処
理を行うと、図7(a)に示すように、光磁気ディスク
2のプログラムエリアには、ATRAC3圧縮方式で変
換された後の各データDATA1,DATA2,DATA3,DATA4……
が詰めて記録され、更に図7(b)に示すように、光磁
気ディスク2のリードインエリアに、更新されたUTO
Cデータが記録されると共に、その更新されたUTOC
データによって、変換後の各データDATA1,DATA2,DATA
3,DATA4……のトラック番号〔Track NO.1〕,〔Track
NO.2〕,〔Track NO.3〕,〔Track NO.4〕……に対応付
けてセクタアドレスを示すデータが管理される。
【0118】また、図8(a)に示すように、元々の光
磁気ディスク2にはATRAC圧縮方式とATRAC3
圧縮方式でデータ圧縮されたデータが混在して記録され
ており、データDATA1とDATA3がATRAC3圧縮方式の
データ、データDATA2とDATA4DATA5がATRAC圧縮方
式のデータであったとする。更に図8(b)に示すよう
に、UTOCデータによって各データDATA1,DATA2,DA
TA3,DATA4,DATA5……のトラック番号〔Track NO.
1〕,〔Track NO.2〕,〔Track NO.3〕,〔TrackNO.
4〕,〔Track NO.5〕……に対応付けてセクタアドレス
を示すデータが管理されていたとする。
【0119】こうしたATRAC圧縮方式とATRAC
3圧縮方式のデータが混在して記録されている場合に、
圧縮率変換モード(1)の処理を行うと、図9(a)に
示すように、光磁気ディスク2のプログラムエリアに
は、元々ATRAC3圧縮方式のデータであったDATA1
とDATA3は同じセクタアドレスにそのまま残された状態
となり、新たにATRAC3圧縮方式で変換されたデー
タDATA2,DATA4,DATA5…は詰めて記録されることにな
る。
【0120】また、新たにATRAC3圧縮方式で変換
されたデータを詰めて記録するので、新たにATRAC
3圧縮方式で変換されたデータDATA5のように連続して
記憶することができない場合には、別々のセクタアドレ
スに分割して記録される。
【0121】そして、図9(b)に示すように、光磁気
ディスク2のリードインエリアに、更新されたUTOC
データが記録されると共に、その更新されたUTOCデ
ータによって、変換後の各データのDATA1,DATA2,DATA
3,DATA4,DATA5……のトラック番号〔Track NO.1〕,
〔Track NO.2〕,〔Track NO.3〕,〔Track NO.4〕,
〔Track NO.5〕……に対応付けてセクタアドレスを示す
データが管理される。
【0122】また、図10(a)に示すように、元々の
光磁気ディスク2には、ATRAC圧縮方式とATRA
C3圧縮方式でデータ圧縮されたデータが混在して記録
され、更にトラック番号〔Track NO.1〕,〔Track NO.
2〕,〔Track NO.3〕,〔Track NO.4〕,〔Track NO.
5〕……に対応する各データが分割して記憶されていた
とする。つまり、図10(b)のUTOCデータで示さ
れるように、トラック番号〔Track NO.1〕のデータがDA
TA1a,DATA1b、トラック番号〔Track NO.2〕のデータが
DATA2a,DATA2b、トラック番号〔Track NO.3〕のデータ
がDATA3a,DATA3b、トラック番号〔Track NO.4〕のデー
タがDATA4a,DATA4b、トラック番号〔TrackNO.5〕のデ
ータがDATA5a,DATA5bとして、それぞれランダムに記憶
されていた場合に、圧縮率変換モード(1)の処理を行
うと、図11(a)に示すように、それぞれ分割された
データ毎にATRAC3圧縮方式で変換され、更に詰め
て記憶される。但し、元々ATRAC3圧縮方式のデー
タは同じセクタアドレスにそのまま残される。
【0123】そして、図11(b)に示すように、光磁
気ディスク2のリードインエリアに、更新されたUTO
Cデータが記録されると共に、その更新されたUTOC
データによって、変換後の各データのDATA1,DATA2,DA
TA3,DATA4,DATA5……のトラック番号〔Track NO.
1〕,〔Track NO.2〕,〔Track NO.3〕,〔Track NO.
4〕,〔Track NO.5〕……に対応付けてセクタアドレス
を示すデータが管理される。
【0124】このように圧縮率変換モード(1)の処理
を行うと、図7、図9、図11に例示したように、AT
RAC3圧縮方式で変換されたデータが元のMDに記憶
されると共に、更新後のUTOCデータによって管理さ
れることになるため、ユーザーに対して優れた利便性を
提供することができる。
【0125】特に、変換前の元のデータに付けられてい
るトラック番号をそのまま踏襲して、変換後のデータに
そのトラック番号を付けて、更新後のUTOCデータに
よって管理するので、ユーザーは変換後のデータを変換
前のデータと同じ感覚で取り扱うことができる。このた
め、ユーザーに違和感を与えることなく、且つ優れた利
便性を提供することができるようになっている。
【0126】更に、圧縮率変換モード(1)の処理中
に、本レコーダブルMDプレーヤの主電源が遮断したよ
うなトラブルが発生した場合に、トラブルから回避する
ための機能が備えられている。
【0127】このトラブル回避機能を図12及び図13
のフローチャートと、図14〜図17の説明図を参照し
て説明する。
【0128】図12及び図13のフローチャートで示す
トラブル回避機能の処理は、図2中に既述したステップ
S124の処理中に、システムコントローラ13が併せ
て実行するようになっている。
【0129】図12中のステップS200では、図2中
のステップS124の処理中に、上記したようなトラブ
ルが発生したか否かを逐次判断する。ここで、トラブル
が発生していない場合には、ステップS200の処理に
移行して図2中のステップS124の処理を継続する。
トラブルが発生したと判断した場合には、今まで行われ
ていた図2中のステップS124の処理を途中で中止
し、ステップS204の処理に移行する。
【0130】ステップS204では、図2中のステップ
S124の処理によって今までにデータ変換を完了して
いる最終位置を示すセクタアドレスADRと、トラック
番号と、既に書き込み済みとなっている最終位置を示す
セクタアドレスADXとを検出し、これらのデータを履
歴ファイルとして作成する。
【0131】例えば、元々の光磁気ディスク2に、図1
4(a)に示すようなデータDATA1,DATA2,DATA3,DAT
A4……と図14(b)に示すようなUTOCデータが記
憶されていた場合に、トラック番号〔Track NO.2〕に対
応するデータDATA2をデータ変換している途中でトラブ
ルが発生し、セクタアドレスADRまでのデータの処理
が完了したとする。
【0132】かかる場合には、光磁気ディスク2のプロ
グラムエリアには、図15(a)に示すように、ATR
AC3変換方式でデータ変換されたデータDATA2が途中
まで書き込まれることになる。つまり、図14(a)中
に示すセクタアドレス100〜ADRの範囲内のデータ
DATA2がATRAC3変換方式でデータ変換されて、図
15(a)中に示すセクタアドレス“50〜ADX”の
範囲内に書き込み済みとなる。
【0133】そして、データDATA2のうち、ATRAC
3変換方式でデータ変換されて書き込み済みとなってい
るデータについてのみ、元のトラック番号〔Track NO.
2〕を対応付け、更に図15(b)に示すようにそのト
ラック番号〔Track NO.2〕にセクタアドレス“50〜A
DX”を対応付け、更に「圧縮率変換モード(1)」の
処理中にトラブルが発生したことを示すデータと共に履
歴ファイルを作成する。
【0134】更に、図14(a)中に示したデータDATA
2のうち未変換となっているデータ、すなわちセクタア
ドレス“ADR〜300”をトラック番号〔Track NO.
X〕として、履歴ファイルとする。尚、元々の光ディス
ク2に記録されている最終トラック番号の次の番号を、
トラック番号〔Track NO.X〕とする。例えば、トラック
番号〔Track NO.1〕〜〔Track NO.4〕のデータが記憶さ
れていた場合には、トラック番号〔Track NO.X〕を〔Tr
ack NO.5〕に設定するようになっている。
【0135】そして、ステップS206において、作成
した履歴ファイルをシステムコントローラ13中に備え
られている不揮発性メモリ(図示省略)に記憶して、い
わゆるバックアップ処理を終了する。
【0136】次に、上述したトラブルが開示され、再び
本レコーダブルMDプレーヤが動作すると、図13に示
す処理が開始される。
【0137】まず、ステップS300において、表示部
21にて履歴ファイルの内容を表示し、未変換となって
いるトラック番号〔Track NO.X〕のデータと変換済みと
なっているトラック番号のデータとをそれぞれ別のトラ
ック番号のデータとして、データ変換の処理を継続する
か、トラック番号〔Track NO.X〕のデータと変換済みと
なっているトラック番号のデータとを同じトラック番号
のデータとして、データ変換の処理を継続するか、ユー
ザーに選択させるための表示を行う。
【0138】ここで、ユーザーが操作部20を操作して
「分割記録」の指示をすると、ステップS306に移行
し、「連続記録」の指示をすると、ステップS310に
移行する。
【0139】ステップS304では、履歴ファイルに基
づいて「圧縮率変換モード(1)」を設定し、データ読
み取りを開始すべきセクタアドレスとして、セクタアド
レスADXとADRの間のセクタアドレスに光ピックア
ップ5を移動させる。
【0140】つまり、図15に例示したように、トラブ
ル発生時に、最後にデータ書き込みがなされた最終セク
タアドレスはADXとなっており、このセクタアドレス
ADXとADRの間の領域AREAには未だ上書き記録
がなされていない。更に、セクタアドレス“50〜AD
X”に記録されたATRAC3圧縮方式のデータDATA2
は、図14(a)に示したセクタアドレス“100〜A
DR”に記録されていたデータDATA2をATRAC3圧
縮方式でデータ変換されたものとなっている。
【0141】このため、図15(a)に示した上書き記
録されていない領域AREAのデータは、既にATRA
C3圧縮方式でデータ変換されてセクタアドレス“50
〜ADX”に記録されているデータであり、且つ未だ上
書き記録されることなくATRAC圧縮方式のまま残存
しているデータでもある。
【0142】そこで、セクタアドレスADXとADRの
間のセクタアドレスに光ピックアップ5を移動させて、
ATRAC圧縮方式のまま残存しているデータの一部か
らデータ変換を行うことで、ATRAC3圧縮方式でデ
ータ変換されてセクタアドレス“50〜ADX”に記録
されているデータとの連続性を保つこととしている。
【0143】次に、ステップS306において、ATR
AC3圧縮方式でのデータ変換を開始し、上書き記録さ
れていない領域AREAから読み取ってATRAC3圧
縮方式でデータ変換したデータをトラック番号〔Track
NO.2〕のデータDATA2(ATRAC3)にマージして上書き記録
することにより、既述したATRAC3圧縮方式でデー
タ変換されてセクタアドレス“50〜ADX”に記録さ
れているデータとの連続性を保つようにする。
【0144】引き続いて、セクタアドレスADRからの
データ読み取りが始まると、セクタアドレス“ADR〜
300”から得られるデータをATRAC3圧縮方式で
データ変換し、トラック番号〔Track NO.X〕のデータDA
TAX(ATRAC3)としてトラック番号〔Track NO.2〕のデー
タDATA2(ATRAC3)に続けて書き込みを行う。
【0145】また、セクタアドレス300以降に記録さ
れている残りのデータも同様に、ATRAC3圧縮方式
でデータ変換し、続けて書き込みを行う。
【0146】こうしてステップS306の処理を行う
と、元々図14(a)に示したように記録されていたデ
ータDATA1,DATA2,DATA3,DATA4……は、図16(a)
に例示すように、ATRAC3圧縮方式のデータDATA
1,DATA2,DATAX,DATA3,DATA4……として書き込みが
行われ、更にトラブルに遭遇した元のデータDATA2は、
データDATA2とDATAXに分けられて書き込まれることにな
る。
【0147】次に、ステップ308において、図16
(a)に示した各データDATA1,DATA2,DATAX,DATA3,
DATA4……に対応するトラック番号〔Track NO.1〕,〔T
rack NO.2〕,〔Track NO.X〕,〔Track NO.3〕,〔Tra
ck NO.4〕…と各セクタアドレスを示すUTOCデータ
を作成して光磁気ディスク2のリードインエリアに記録
し、処理を終了する。
【0148】一方、上記ステップS302で連続記録の
指示がなされてステップS310に移行すると、ステッ
プS310では既述したステップS302と同じ処理を
行った後、ステップS312において更にステップS3
06の処理を行う。
【0149】そして、ステップS314の処理に移行し
てUTOCデータを作成し、そのUTOCデータを光磁
気ディスク2のリードインエリアに書き込んで処理を終
了する。
【0150】但し、ステップS314では、図16
(b)に示したトラック番号〔Track NO.X〕のデータは
トラック番号〔Track NO.2〕のデータに連続したデータ
であるとして管理する。
【0151】つまり、「分割記録」の指示がなされた場
合には、図16(b)に示したように、トラック番号
〔Track NO.2〕のデータはセクタアドレス“50〜AD
X”に記録され、トラック番号〔Track NO.X〕のデータ
はセクタアドレス“ADX〜150”に記録された別々
のデータとして管理するのに対し、「連続記録」の指示
がなされると、図17(b)に示すように、トラック番
号〔Track NO.X〕のデータをトラック番号〔Track NO.
2〕のデータに連続した同一種類のデータとし、更にト
ラック番号〔Track NO.2〕のデータをセクタアドレス
“50〜150”に記録されたデータとして管理する。
【0152】従って、図17(a)に示すように、あた
かもトラブルに遭遇しなかった場合と同様に、ATRA
C3圧縮方式でデータ変換されたデータが記憶される。
【0153】このように、トラブル回避機能を備えたこ
とで、「圧縮率変換モード(1)」における処理の信頼
性を向上させている。また、「分割記録」と「連続記
録」を選択できるようにしたことで、ユーザーがトラブ
ルを回避するための選択の幅を広げることができるよう
になっている。
【0154】また、トラブル回避機能によって、データ
変換の継続を行った場合にも、変換前の元のデータに付
けられているトラック番号をそのまま踏襲して、変換後
のデータにそのトラック番号を付けて、更新後のUTO
Cデータによって管理するので、ユーザーは変換後のデ
ータを変換前のデータと同じ感覚で取り扱うことができ
る。このため、ユーザーに違和感を与えることなく、且
つ優れた利便性を提供することができるようになってい
る。
【0155】再び図2において、上記ステップS114
において、「圧縮率変更モード(2)」が指示されてス
テップS126の処理に移行すると、光磁気ディスク2
に記録されているATRAC3圧縮方式のデータを、A
TRAC圧縮方式のデータに変換して、再びその光磁気
ディスク2に記録する。
【0156】すなわち、「圧縮率変更モード(2)」で
は、図3に示すように、システムコントローラ13の指
示に従って、切替スイッチSWA1,SWC1,SWB
2がオフ状態に切り替わり、切替スイッチSWA2は入
力接点a22と出力接点a21を接続し、切替スイッチSW
B1は入力接点b11と出力接点b13を接続する。
【0157】したがって、図5に示すように、信号処理
部11の復調データDRを出力する出力端が切替スイッ
チSWB1を介してデータ伸張デコーダ17に接続さ
れ、データ伸張デコーダ17の出力端とデータ圧縮エン
コーダ14の入力端が切替スイッチSWC2を介して接
続され、データ圧縮エンコーダ14の出力端が切替スイ
ッチSWA2を介して信号処理部11の記録用データD
Wを入力する入力端に接続される。
【0158】そして、操作部20に設けられている再生
及び記録動作を開始させるための「シンクロボタン」と
呼ばれる操作キーがユーザーによって操作されると、圧
縮率変更モード(2)の処理を開始する。
【0159】尚、このステップS126において、デー
タ伸張デコーダ17は、ユーザーが操作部20に設けら
れている所定の操作キーを操作することによって、既述
した2倍長モード「ATRAC3-LP2」が指定され
ると、ATRAC3圧縮方式の2倍長モードで記録され
ているデータを復号化し、既述した4倍長モード「AT
RAC3-LP4」が指定されると、ATRAC3圧縮
方式の4倍長モードで記録されているデータを復号化
し、また、2倍長モード「ATRAC3-LP2」と4
倍長モード「ATRAC3-LP4」の指定がなかった
場合には、システムコントローラ13の指示に従って、
ATRAC3圧縮方式の2倍長モードと4倍長モード記
録されているデータを復号化するようになっている。
【0160】まず、システムコントローラ13が、既に
取得したUTOCデータから、光磁気ディスク2に記録
されているデータのデータ圧縮方式と、データのトラッ
ク番号と、データの記録されているセクタアドレスを調
べる。
【0161】例えば、光磁気ディスク2に、1又は2以
上の音楽が記録されていた場合、UTOCデータから、
各音楽毎のデータ圧縮方式と、各音楽の記録順を示すト
ラック番号と、各音楽が記録されている領域を示すセク
タアドレスを調べる。
【0162】更に、ATRAC3圧縮方式によって光磁
気ディスク2に既に記録されているデータをATRAC
圧縮方式のデータに変換して記録した場合に、変換後の
ATRAC圧縮方式のデータを光磁気ディスク2に全て
記録することが可能か判断する。すなわち、ATRAC
3圧縮方式の方がATRAC圧縮方式に較べてデータ圧
縮率が高いため、ATRAC3圧縮方式のデータをAT
RAC圧縮方式のデータに変換すると、データ量が多く
なって光磁気ディスク2の記録可能容量が不足する場合
が発生する。そこで、既に記録されているATRAC3
圧縮方式のデータのデータ量をATRAC圧縮方式のデ
ータのデータ量に換算し、その換算したデータ量と光磁
気ディスク2の記録可能領域の容量とを比較して、換算
したデータ量の方が少ない場合には警報表示を行うこと
なく処理を続行し、換算したデータ量の方が多くなる場
合には表示部21にて警報表示を行ってユーザーからの
指示を促す。
【0163】上記の警報表示に対し、ユーザーから操作
部20の操作によって変換処理の続行の指示がなされる
と、システムコントローラ13は強制的に変換処理を続
行すべきとの指示がなされた判断して、処理を続行す
る。つまり、後述するATRAC3圧縮方式のデータを
ATRAC圧縮方式のデータに変換して光磁気ディスク
2に再記録している途中で、光磁気ディスク2の記録可
能領域が無くなると、その時点でデータ変換処理及び再
記録の処理を強制的に終了するようになっている。
【0164】こうした前処理が完了すると、次にシステ
ムコントローラ13が、ATRAC3圧縮方式のデータ
が記録されている先頭のセクタアドレスに光ピックアッ
プ5を移動させた後、ATRAC3圧縮方式のデータを
セクタアドレス順に読み取らせていき、信号処理部11
によって復調データDRを生成させる。
【0165】更に、データ伸張デコーダ17が復調デー
タDRをニアPCMデータDPCM2に復号化し、そのリニ
アPCMデータDPCM2をデータ圧縮エンコーダ14がA
TRAC圧縮方式によってデータ圧縮する。そして、そ
のATRAC圧縮方式によってデータ圧縮した記録用デ
ータDWを信号処理部11が変調し、変調データDWTを
バッファメモリ12に記憶させていく。
【0166】更に、システムコントローラ13は、バッ
ファメモリ12に記憶される変調データDWTを、UTO
Cデータから取得したトラック番号に対応させて管理す
ると共に、変調データDWTの各トラック番号に対応する
個々のデータのデータ量を管理する。
【0167】こうして、圧縮率の変更を施すべきATR
AC3圧縮方式のデータを全てATRAC圧縮方式で変
換し、それによって生じる全ての変調データDWTをバッ
ファメモリ12に記憶し終えると、次に、データ書き込
みのためのモードに切り替わり、バッファメモリ12に
記憶しておいた全ての変調データDWTを、先頭から順番
に読み出してヘッド駆動部9へ供給し、磁気ヘッド4に
よって光磁気ディスク2に書き込ませる。
【0168】尚、この「圧縮率変更モード(2)」にお
いても、圧縮率の変更を施すべきATRAC3圧縮方式
のデータを全てATRAC圧縮方式で変換してバッファ
メモリ12に一時記憶させたのでは、バッファメモリ1
2を大容量化する必要が生じるので、所定量に分けなが
ら、ATRAC圧縮方式で変換してはバッファメモリ1
2を一時記憶させ、更に読み出して光磁気ディスク2に
記録するという処理を繰り返すようになっている。
【0169】ここで、システムコントローラ13は、既
に取得したUTOCデータに基づいて、次の3つの条件
を全て満足するように光磁気ディスク2に対するアクセ
ス制御を行って、変調データDWTを光磁気ディスク2に
書き込ませるようになっている。
【0170】(条件4)既に記録されているATRAC
圧縮方式のデータは、データ読み取りとデータ変換及び
データ書き込みの対象から除外し、そのままにしてお
く。 (条件5)ATRAC3圧縮方式からATRAC圧縮方
式に変換したデータは、ATRAC3圧縮方式のデータ
が記録されていた先頭のセクタアドレスから順次に詰め
て上書き記録する。 (条件6)既に記録されているATRAC圧縮方式のデ
ータ、すなわち上記の対象から除外したATRAC圧縮
方式のデータには上書き記録しない。
【0171】そして、かかる条件4〜条件6に基づいて
ATRAC圧縮方式でデータ圧縮を行った変調データD
WTを記録し終えると、ステップS128に移行し、信号
処理部11に指示して、光磁気ディスク2に新たに記録
されることとなった各データのトラック番号とセクタア
ドレスとデータ圧縮方式とを含んだ管理データを作成さ
せ、その管理用データを書き込み用データDWTとしてヘ
ッド駆動部9に供給することにより、リードインエリア
へのUTOCデータの書き込みを行わせて、処理を終了
する。
【0172】かかる圧縮率変換モード(2)の処理を行
うと、具体例として示す図18のように、ATRAC圧
縮方式で変換されたデータのみが元のMDに収容されて
いる光磁気ディスク2に記録されることになる。尚、図
18(a)は、図8(a)に示したように、ATRAC
圧縮方式とATRAC3圧縮方式の2倍長モードでデー
タ圧縮されたデータが混在してMDに記録されていて、
ATRAC圧縮方式のデータに変換を行って再びMDに
記録した場合を例示している。
【0173】ここで、既述した3つの条件(条件4〜条
件6)を満足させて記録すると、図18(a)に示すよ
うに、元々ATRAC圧縮方式でデータ圧縮されていた
データDATA2,DATA4,DATA5は、同じセクタアドレスに
そのまま保持され、新たにATRAC圧縮方式でデータ
変換されたデータDATA1,DATA3は、元々ATRAC圧縮
方式でデータ圧縮されていた最終のデータDATA5に続け
て記録される。
【0174】更に、変換前の元のデータに付けられてい
るトラック番号をそのまま踏襲して、変換後のデータに
そのトラック番号を付けて、更新後のUTOCデータに
よって管理するので、ユーザーは変換後のデータを再生
した場合に、変換前の元のデータと同じ順番で再生させ
ることができる。このように、変換前の元のデータに付
けられているトラック番号を変更することなく、変換後
のデータに対応付けてそのまま適用するので、ユーザー
に違和感を与えることなく、且つ優れた利便性を提供す
ることができるようになっている。
【0175】以上説明したように本実施形態のレコーダ
ブルMDプレーヤによれば、異なったデータ圧縮方式で
データ圧縮されているデータを相互に変換して、元のM
Dに更新記録するので、ユーザーに対して、MDに記録
されているデータを自由に利用させることができる。
【0176】また、変換前の元のデータに付けられてい
るトラック番号をそのまま踏襲して、変換後のデータに
そのトラック番号を付けて、更新後のUTOCデータに
よって管理するので、ユーザーは変換後のデータを変換
前のデータと同じ感覚で取り扱うことができる。このた
め、ユーザーに違和感を与えることなく、且つ優れた利
便性を提供することができるようになっている。
【0177】更に、トラブルから回避するための機能を
備えたので、ユーザーに優れた利便性を提供することが
できる等の効果を発揮するものである。
【0178】尚、以上の実施形態では、MDを用いて情
報記録と情報再生を行うレコーダブルMDプレーヤにつ
いて説明したが、本発明の情報記録再生装置は、MD以
外の他の情報記録再生媒体、例えば、追記録が可能なC
DやDVD等や、書き換え可能型のCDやDVD等を利
用することも可能である。
【0179】また、ATRAC圧縮方式のデータとAT
RAC3圧縮方式のデータ間でデータ変換を行う場合を
示したが、図1中に示したデータ圧縮エンコーダ14,
15とデータ伸長デコーダ16,17をATRAC圧縮
方式とATRAC3圧縮方式以外のデータ圧縮方式に準
拠したエンコーダ及びデコーダで構成することにより、
ATRAC圧縮方式とATRAC3圧縮方式以外の情報
記録再生装置にも適用することができる。
【0180】また、同一種類の情報記録再生媒体間での
データ圧縮方法の変更に限らず、異種類の情報記録再生
媒体間でのデータ圧縮方法の変更に適用することができ
る。例えば、ハードディスク(Hard Disc:HD)に対
し情報記録と情報再生を行うハードディスクドライブを
備えると共に、MDやCDやDVD等に対して情報記録
と情報再生を行うレコーダブルプレーヤを備える情報記
録再生装置において、これら異種類の情報記録再生媒体
間でのデータ圧縮方法の変更に適用することができる。
【0181】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報記録再
生装置によれば、情報記録再生媒体に所定のデータ圧縮
方式で圧縮されて記録されているデータを別のデータ圧
縮方式で圧縮して再び情報記録再生媒体に記録するよう
にしたので、本情報記録再生装置のみでデータ圧縮方式
の異なったデータにデータ変換して、元の情報記録再生
媒体に再記録することを可能にし、ユーザーに優れた利
便性を提供することができる。
【0182】また、データ変換して書き込んだデータ
を、データ変換前のデータと同じ種類のデータとして管
理するための管理データを情報記録再生媒体に記録する
ので、データ変換して書き込んだデータをデータ変換前
のデータと同じ種類のデータとして取り扱うことがで
き、優れた利便性を提供することができる。
【0183】また、トラブルが発生した場合でも、トラ
ブルが発生する前までに既に書き込んだデータとデータ
読み取りを再開させた後に書き込んだデータとを正常に
データ変換して情報記録再生媒体に記録するので、優れ
た利便性を提供することができる。
【0184】また、上記トラブルが発生するまでに書き
込まれたデータと、データ読み取りを再開させた後に書
き込んだデータとを別個のデータとして管理することを
可能にしたので、トラブルの発生に対応した様々な管理
を可能にすることができる。
【0185】また、上記トラブルが発生するまでに書き
込まれたデータと、データ読み取りを再開させた後に書
き込んだデータとを同じ種類のデータとして管理するこ
とを可能にしたので、あたかもトラブルが発生しなかっ
た場合と同様のデータ管理を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のレコーダブルMDプレーヤの構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の情報記録再生装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】本実施形態の情報記録再生装置に設けられてい
る切替スイッチの動作態様を示す図である。
【図4】圧縮率変更モード(1)における切替スイッチ
とデータ圧縮エンコーダ及びデータ伸張デコーダの接続
関係を示す図である。
【図5】圧縮率変更モード(2)における切替スイッチ
とデータ圧縮エンコーダ及びデータ伸張デコーダの接続
関係を示す図である。
【図6】圧縮率変更モード(1)の際にMDに記録され
ているデータの記録態様を例示した図である。
【図7】圧縮率変更モード(1)の際に、図6に示した
データを別のデータ圧縮方式でデータ圧縮してMDに記
録した場合の記録態様を例示した図である。
【図8】圧縮率変更モード(1)の際に、MDに記録さ
れているデータの他の記録態様を例示した図である。
【図9】図8に示したデータを別のデータ圧縮方式でデ
ータ圧縮してMDに記録した場合の記録態様を例示した
図である。
【図10】圧縮率変更モード(1)の際に、MDに記録
されているデータの更に他の記録態様を例示した図であ
る。
【図11】図10に示したデータを別のデータ圧縮方式
でデータ圧縮してMDに記録した場合の記録態様を例示
した図である。
【図12】トラブル回避機能の動作を示すフローチャー
トである。
【図13】トラブル回避機能の動作を更に示すフローチ
ャートである。
【図14】図12に示す動作においてトラブルが発生し
た場合の処理を説明するための図である。
【図15】図12に示す動作においてトラブルが発生し
た場合の処理を更に説明するための図である。
【図16】図13に示す動作においてトラブルが発生し
た場合の処理を説明するための図である。
【図17】図13に示す動作においてトラブルが発生し
た場合の処理を更に説明するための図である。
【図18】圧縮率変更モード(2)の際に別のデータ圧
縮方式でデータ圧縮してMDに記録した場合の記録態様
を例示した図である。
【符号の説明】
2…光磁気ディスク 4…磁気ヘッド 5…光ピックアップ 9…ヘッド駆動部 10…RFアンプ部 11…信号処理部 12…バッファメモリ 13…システムコントローラ 14,15…データ圧縮エンコーダ 16,17…データ伸張デコーダ SWA1,SWA2,SWB1,SWB2,SWC1,
SWC2…切替スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 麻生 芳弘 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5C059 KK41 SS11 UA02 UA05 UA36 UA37 UA38 5D044 AB06 BC06 CC06 DE02 DE49 DE54 DE96 EF05 GK08 GK12 GL19 5D110 AA19 AA27 CB06 DA04 DA12 DB03 DC05 DE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録再生媒体に所定のデータ圧縮方
    式で圧縮されて記録されているデータを読み取る読取り
    手段と、 前記読取り手段が読み取ったデータをデコードするデコ
    ード手段と、 前記デコード手段でデコードされたデータを前記データ
    圧縮方式とは異なるデータ圧縮方式で圧縮するエンコー
    ド手段と、 前記エンコード手段が圧縮したデータを前記情報記録再
    生媒体に書き込み書き込み手段とを備えることを特徴と
    する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記書き込み手段で書き込まれたデータ
    を前記読取り手段で読み取られたデータと同じ種類のデ
    ータとして管理する管理データを生成し、前記書き込み
    手段に対し、生成した管理データを前記情報記録再生媒
    体に記録させる制御手段を備えることを特徴とする請求
    項2記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記書き込み手段によ
    って前記エンコード手段が圧縮したデータを前記情報記
    録再生媒体に記録している際トラブルが発生すると、前
    記読取り手段が既に読み取ったデータの最終読み取り位
    置の情報と、前記書き込み手段が既に書き込んだ最終書
    込み位置の情報とを保持すると共に、前記トラブルが解
    消すると、前記読取り手段前記最終読み取り位置と前記
    最終書込み位置との間に記録されているデータから読み
    取りを再開させて、前記デコード手段とエンコード手段
    との処理を行わせ、更に前記書き込み手段に対して、再
    開後に圧縮されたデータを、前記トラブルが発生するま
    でに既に書き込まれたデータに続けて書き込ませること
    を特徴とする請求項2記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記トラブルが発生す
    るまでに書き込まれたデータと、前記再開後に書き込ま
    れたデータとを別個のデータとして管理する管理データ
    を生成し、前記書き込み手段に対し、生成した管理デー
    タを前記情報記録再生媒体に記録させることを特徴とす
    る請求項3記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記トラブルが発生す
    るまでに書き込まれたデータと、前記再開後に書き込ま
    れたデータとを同じ種類のデータとして管理する管理デ
    ータを生成し、前記書き込み手段に対し、生成した管理
    データを前記情報記録再生媒体に記録させることを特徴
    とする請求項3記載の情報記録再生装置。
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