JP3067735U - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JP3067735U JP3067735U JP1999007392U JP739299U JP3067735U JP 3067735 U JP3067735 U JP 3067735U JP 1999007392 U JP1999007392 U JP 1999007392U JP 739299 U JP739299 U JP 739299U JP 3067735 U JP3067735 U JP 3067735U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- digital signal
- index information
- recording medium
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録動作時に停電や電源の瞬断といった不測
の事態が発生した場合でも、記録媒体にすでに記録され
ている曲情報に対応するUTOC情報を、電源復帰後に
再作成可能とする。 【解決手段】 記録時又は再生時にはMPU20によっ
て制御されるメモリコントローラ12により、ミニディ
スク1から読み出したUTOC情報をD−RAM17に
保存し、このD−RAM17に保存したUTOC情報に
基づいてミニディスク1への記録又は再生を行う記録再
生装置であって、MPU20をUTOC情報の特殊書き
込みモードに設定する設定キーを備え、MPU20は、
この設定キーにより特殊書き込みモードに設定されたと
き、例えばプログラムエリアの最初から最後までを1ト
ラックとする索引情報をミニディスク1のUTOCエリ
アに書き込む。
の事態が発生した場合でも、記録媒体にすでに記録され
ている曲情報に対応するUTOC情報を、電源復帰後に
再作成可能とする。 【解決手段】 記録時又は再生時にはMPU20によっ
て制御されるメモリコントローラ12により、ミニディ
スク1から読み出したUTOC情報をD−RAM17に
保存し、このD−RAM17に保存したUTOC情報に
基づいてミニディスク1への記録又は再生を行う記録再
生装置であって、MPU20をUTOC情報の特殊書き
込みモードに設定する設定キーを備え、MPU20は、
この設定キーにより特殊書き込みモードに設定されたと
き、例えばプログラムエリアの最初から最後までを1ト
ラックとする索引情報をミニディスク1のUTOCエリ
アに書き込む。
Description
【0001】
本考案は、円盤状記録媒体(光磁気ディスク)にオーディオ信号等のアナログ 信号をデジタル信号に変換して光磁気記録及び再生を行う記録再生装置(いわゆ るミニディスク(MD)レコーダ)に関するものである。
【0002】
近時、アナログのカセットレコーダに代わるオーディオ信号の記録再生装置と して、オーディオのアナログ信号をデジタル信号に変換して光磁気ディスクに記 録するMDレコーダが急速に普及している。
【0003】 図1は、このようなMDレコーダの基本的な回路構成を示すブロック図である 。 スピンドルモータ2によって回転駆動される光磁気ディスク(以下、ミニディ スクという)1から情報を検出する光ピックアップ3の出力は、RFアンプ4を 介して、アドレスデコーダ5とEFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6とデ ジタルサーボプロセッサ7とに導かれており、アドレスデコーダ5の出力は、E FM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6に導かれている。また、EFM・AC IRCエンコーダ/デコーダ6の出力は、RECヘッドドライバ8を介して記録 用磁気ヘッド9に導かれている。EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6は 、EFM変調やACIRCによる誤り訂正方式に従って、16ビットの信号を8 ビットずつに区切り、その8ビットを14ビットに変換するといった処理等を行 う。
【0004】 また、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6の出力は、デジタルサーボ プロセッサ7に導かれており、デジタルサーボプロセッサ7の出力は、ドライバ 10を介してスピンドルモータ2とスレッドモータ11とに導かれている。スレ ッドモータ11は、光ピックアップ3や記録用磁気ヘッド9の全体をミニディス ク1の半径方向に移動させるためのモータである。
【0005】 また、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6は、メモリコントローラ1 2と双方向に接続されており、メモリコントローラ12は、ATRACエンコー ダ/デコーダ13と双方向に接続されており、ATRACエンコーダ/デコーダ 13は、アナログオーディオの入力端子15a及び出力端子15bを有するAD /DAコンバータ14と双方向に接続されている。
【0006】 メモリコントローラ12には、振動等による音飛びを防止するためのデータバ ッファとしてのメモリ(D−RAM)17が接続されている。メモリコントロー ラ12は、ミニディスク1から再生したデジタル信号をD−RAM17に一旦蓄 積し、その後順次取り出してATRACエンコーダ/デコーダ13に出力する等 の処理を行う。また、ATRACエンコーダ/デコーダ13は、ATRACとい われる高能率符号化処理によるデータ圧縮や、圧縮したデータの伸長を行う。
【0007】 これらEFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6、デジタルサーボプロセッ サ7、メモリコントローラ12及びATRACエンコーダ/デコーダ13のそれ ぞれは、装置全体の動作制御を行うMPU20と双方向に接続されており、MP U20はキーコントローラであるホストCPU30と双方向に接続された構成と なっている。MPU20は、ホストCPU30から送信されてくる各種のコマン ドを受信し、この受信したコマンドに従って各処理を実行する。 なお、図1では、ATRACエンコーダ/デコーダ13に接続されてデジタル 信号を直接扱うサンプリングレートコンバータやデジタル信号の入出力端子の図 示を省略している。
【0008】 図2は、ミニディスク1のデータ記録レイアウトを示している。 レコーダブルMDでは、ディスクの内周側から外周側に向かって、TOCを含 むリードインエリア、UTOCエリア、プログラムエリア(デジタル信号記録領 域)、リードアウトエリアとなっており、UTOCエリアとプログラムエリアと リードアウトエリアとがレコーダブルエリアとなっている。TOCエリアには、 記録時に必要なレーザパワー、記録可能エリア、UTOCのアドレスなどが記録 されている。また、UTOCエリアには、トラック(曲)のパート情報が記録さ れており、各パート情報は、そのパートの開始アドレスと終了アドレス、トラッ クモード及びリンクポインタによって構成されている。リンクポインタは、続き のパートの開始アドレスを指している。例えば、1つのトラック(曲)がパート 1、パート3、パート5と分かれてこの順番で記録されている場合、パート1の パート情報に含まれるリンクポインタはパート3の開始アドレスを指しており、 パート3のパート情報に含まれるリンクポインタはパート5の開始アドレスを指 している。
【0009】 次に、上記構成のMDレコーダにおける再生動作について説明する。 再生開始時、MPU20はデジタルサーボプロセッサ7を制御して、ミニディ スク1の回転と光ピックアップ3の移動とを制御し、ミニディスク1からTOC 情報及びUTOC情報(索引情報)を読み取り、この読み取ったUTOC情報を 、RFアンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6、メモリコントロ ーラ12を経由してD−RAM17に保存する。
【0010】 次に、MPU20は、再生するトラック情報を取得するために、メモリコント ローラ12を制御してTOC及びUTOCのトラックポインタ情報を取得し、取 得したトラックポインタに該当するTOC及びUTOCのパート情報(以下、パ ートディスクリプタともいう)を取得する。
【0011】 ここで、再生するトラックが上記の如くパート1、パート3、パート5の3パ ートに分かれている場合、MPU20は、最初のパート1に該当するパートディ スクリプタの内容をメモリコントローラ12を経由して取得し、その取得した内 容(開始アドレス、終了アドレス、トラックモード、リンクポインタ)に従って 再生を開始する。すなわち、MPU20は、デジタルサーボプロセッサ7を制御 して光ピックアップ3を目的のアドレス(開始アドレス)まで移動させて、再生 を開始する。再生されたデジタル信号は、RFアンプ4で増幅され、EFM・A CIRCエンコーダ/デコーダ6でEFM復調や誤り訂正処理等のデコード処理 が行われた後、メモリコントローラ12を経由して一旦D−RAM17に格納さ れ、適宜のタイミングで再度読み出され、ATRACエンコーダ/デコーダ13 で圧縮データの伸長が行われた後、AD/DAコンバータ14でアナログ信号に 変換され、アナログオーディオ出力端子15bから出力される。
【0012】 このようにして、パート1の再生が終わりに近づくと、MPU20はパート1 のパート情報に含まれているリンクポインタの情報(この場合のリンクポインタ は、パート3の開始アドレスを指している)から次に再生すべきパート情報を取 得し、次のパート3に該当するパートディスクリプタの内容をメモリコントロー ラ12を経由してD−RAM17から取得する。そして、その取得した内容(開 始アドレス、終了アドレス、トラックモード、リンクポインタ)に従って再生を 継続する。同様にして、パート3の再生が終わりに近づくと、MPU20はパー ト3のパート情報に含まれているリンクポインタの情報(この場合のリンクポイ ンタは、パート5の開始アドレスを指している)から次に再生すべきパート情報 を取得し、次のパート5に該当するパートディスクリプタの内容をメモリコント ローラ12を経由してD−RAM17から取得する。そして、その取得した内容 (開始アドレス、終了アドレス、トラックモード、リンクポインタ)に従って再 生を継続する。そして、パート5のパート情報に含まれる終了アドレスまで再生 を行うと、そのトラック(曲)の再生を終了する。
【0013】 このように、従来のMDレコーダでは、再生動作時、MPU20は、D−RA M17に保存したUTOC情報の中のパート情報を、メモリコントローラ12を 経由して取得し、その取得したパート情報に従って再生動作を制御するようにな っている。
【0014】 次に、上記構成のMDレコーダにおける記録動作について説明する。 記録開始時、MPU20はデジタルサーボプロセッサ7を制御して、ミニディ スク1の回転と光ピックアップ3の移動とを制御し、ミニディスク1からTOC 情報及びUTOC情報(索引情報)を読み取り、この読み取ったUTOC情報を 、RFアンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6、メモリコントロ ーラ12を経由してD−RAM17に保存する。
【0015】 この後、入力端子15aから入力されるアナログオーディオ信号は、AD/D Aコンバータ14においてデジタル信号に変換され、次のATRACエンコーダ /デコーダ13において高能率符号化処理によるデータ圧縮を行った後、メモリ コントローラ12を経由して一旦D−RAM17に格納される。D−RAM17 に格納されたデジタル信号は適宜のタイミングで再度読み出され、EFM・AC IRCエンコーダ/デコーダ6でEFM変調や誤り訂正処理が施された後、RE Cヘッドドライバ8により駆動される記録用磁気ヘッド9によってミニディスク 1に順次記録される。
【0016】 このような記録動作を順次行っていく過程において、記録されるトラック(曲 )の情報(開始アドレス、終了アドレス、トラックモード、リンクポインタ等の 情報)は、D−RAM17に保存されているUTOC情報の該当部分に順次書き 込まれていく。つまり、記録動作時にミニディスク1上に実際に記録されていく トラック(曲)の情報は、その時点ではD−RAM17に保存されているUTO C情報領域に書き込まれており、ミニディスク1上のUTOCエリアに実際に書 き込まれるわけではない。
【0017】 そして、記録動作を終了して例えばミニディスク1のイジェクトボタンを押す 等すると、この時点までにD−RAM17のUTOC情報領域に書き込まれたさ まざまな情報(記録情報、編集情報、文字情報等)が、ミニディスク1上のUT OCエリアに書き込まれることになる。
【0018】 このように、従来のMDレコーダでは、記録動作時、ミニディスク1上に実際 に記録されたトラック(曲)の情報は、記録終了時にまとめてD−RAM17か らミニディスク1上のUTOCエリアに書き込まれるようになっている。そのた め、例えば記録動作中に停電になったり、不測に電源が瞬断されるといった通常 の終了動作とは違う状態で電源の供給が断たれた場合には、D−RAM17に書 き込まれたUTOC情報も消えてしまうため、ミニディスク1の記録内容とミニ ディスク1のUTOCエリアに書き込まれているUTOC情報とが一致しなくな る。そのため、従来のMDレコーダでは、最初から記録動作をやり直さなければ ならないといった不具合が生じる。
【0019】 そこで、このような停電や電源の瞬断といった不測の事態が発生した場合でも 、電源遮断前のUTOC情報を保存できるようにした記録再生装置が種々提案さ れている(特開平6−325473号公報、特開平9−102184号公報、特 開平9−198848号公報等)。 ここで、特開平6−325473号公報、及び特開平9−102184号公報 に記載の記録再生装置(これを従来技術1という)は、図1に示すD−RAM1 7に保存されているUTOC情報を保持するためのバックアップ用電源を備え、 停電や電源の瞬断が発生した場合でも、バックアップ用電源によってD−RAM 17に電源を供給することによって、UTOC情報を保存するようになっている 。
【0020】 また、特開平9−198848号公報に記載の記録再生装置(これを従来技術 2という)は、録音動作中にプログラムエリアへの記録を定期的に中断してTO Cエリアの記録データを随時更新するようになっている。これにより、停電や電 源の瞬断等によって録音動作が途中停止するようなことがあっても、それにより 失われる録音データを最小限に止めるものである。
【0021】
しかしながら、上記した従来技術1の記録再生装置では、停電や電源の瞬断と いっためったに発生しない事態に対処するためにバックアップ用電源を備えてお り、かつD−RAM17にバックアップ用電源から常に電源を供給し続けなけれ ばならないため、その分消費電力が増加するといった問題があった。また、バッ クアップ用電源を備えているため、コスト的にも高くなるといった問題もあった 。そのため、最近の低価格化、低消費電力化に反する結果となっている。
【0022】 また、上記した従来技術2の記録再生装置では、録音動作中にプログラムエリ アへの記録を定期的に中断してTOCエリアの記録データを随時更新するといっ た複雑な制御が必要であるため、特に機構的な部分に故障等が発生しやすいとい った問題があった。また、TOCエリアの書き換え回数も極端に増えるため、記 録媒体自体も早く劣化してしまうといった問題があった。さらに、プログラムエ リアへの記録を頻繁に中断して、TOCエリアの記録データの更新を行うため、 例えば記録する楽曲の曲間が短い場合には、録音動作途中で曲が途切れてしまう 可能性があるといった問題もあった。
【0023】 本考案はこのような問題点を解決すべく創案されたものであって、その目的は 、このようなバックアップ用電源を備えない低価格、低消費電力タイプの記録再 生装置において、記録動作時に停電や電源の瞬断といった不測の事態が発生した 場合でも、記録媒体にすでに記録されている曲情報に対応するUTOC情報を、 電源復帰後に再作成することのできる記録再生装置を提供することにある。
【0024】
上記課題を解決するため、本考案の記録再生装置は、アナログ信号をデジタル 信号に変換して記録媒体上のデジタル信号記録領域に記録するとともに、その記 録したデジタル信号に対する索引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録し、記 録時又は再生時には制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段により前 記記録媒体上から前記索引情報を読み出して記憶手段に記憶し、この記憶手段に 記憶した索引情報に基づいて前記記録媒体へのデジタル信号の記録又は再生を行 う記録再生装置において、前記制御手段を前記索引情報の特殊書き込みモードに 設定する設定手段を備え、前記制御手段は、この設定手段により特殊書き込みモ ードに設定されたとき、前記デジタル信号記録領域の最初から最後までを1トラ ックとする索引情報を前記記録媒体上の特定領域に書き込むことを特徴とする。 すなわち、制御手段は、前記設定手段により特殊書き込みモードに設定されたと き、再生の開始アドレスを記録媒体上のデジタル信号記録領域の開始アドレスと し、再生の終了アドレスをリードアウトの開始アドレスとする1トラックの情報 を前記記録媒体上の特定領域に書き込むことを特徴とする。
【0025】 また、本考案の記録再生装置は、アナログ信号をデジタル信号に変換して記録 媒体上のデジタル信号記録領域に記録するとともに、その記録したデジタル信号 に対する索引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録し、記録時又は再生時には 制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段により前記記録媒体上から前 記索引情報を読み出して記憶手段に記憶し、この記憶手段に記憶した索引情報に 基づいて前記記録媒体へのデジタル信号の記録又は再生を行う記録再生装置にお いて、前記制御手段を前記索引情報の特殊書き込みモードに設定する設定手段を 備え、前記制御手段は、この設定手段により特殊書き込みモードに設定されたと き、前記特定領域に書き込まれている索引情報に基づいて、すでに記録されてい る最後のトラックの後ろからデジタル信号記録領域の最後までを1トラックとす る情報を、前記索引情報に追加する形で前記記録媒体上の特定領域に書き込むこ とを特徴とする。すなわち、制御手段は、前記設定手段により特殊書き込みモー ドに設定されたとき、前記特定領域に書き込まれている索引情報に基づいて、再 生の開始アドレスをすでに記録されている最後のトラック番号の終了アドレスと し、再生の終了アドレスをリードアウトの開始アドレスとする1トラックの情報 を、前記索引情報に追加する形で前記記録媒体上の特定領域に書き込むことを特 徴とする。
【0026】 また、本考案の記録再生装置は、アナログ信号をデジタル信号に変換して記録 媒体上のデジタル信号記録領域に記録するとともに、その記録したデジタル信号 に対する索引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録し、記録時又は再生時には 制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段により前記記録媒体上から前 記索引情報を読み出して記憶手段に記憶し、この記憶手段に記憶した索引情報に 基づいて前記記録媒体へのデジタル信号の記録又は再生を行う記録再生装置にお いて、前記制御手段を前記索引情報の特殊書き込みモードに設定する設定手段と 、特殊書き込みモードの動作内容として、第1の特殊書き込みモードと第2の特 殊書き込みモードのいずれかを選択できる選択手段とを備え、前記制御手段は、 前記設定手段により特殊書き込みモードに設定され、かつ前記選択手段により第 1の特殊書き込みモードが選択されたとき、前記デジタル信号記録領域の最初か ら最後までを1トラックとする索引情報を前記記録媒体上の特定領域に書き込む 処理動作を実行し、前記設定手段により特殊書き込みモードに設定され、かつ前 記選択手段により第2の特殊書き込みモードが選択されたとき、前記特定領域に 書き込まれている索引情報に基づいて、すでに記録されている最後のトラックの 後ろからデジタル信号記録領域の最後までを1トラックとする情報を、前記索引 情報に追加する形で前記記録媒体上の特定領域に書き込む処理動作を実行するこ とを特徴とする。
【0027】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 本考案の記録再生装置であるMDレコーダのシステム構成は、すでに説明した 図1に示す通りであるが、本考案ではMPU20において実行される編集機能と して、ディバイド(分割)、コンバイン(連結)、イレース(消去)、ムーブ( 移動)といった従来の編集機能に加え、新たにビッグトラックモードという特殊 編集機能(特殊書き込みモード)を加えたものである。
【0028】 ここでいうビッグトラックモードとは、本実施の形態では、第1のビッグトラ ックモードと第2のビッグトラックモードとからなり、第1のビッグトラックモ ードは、プログラムエリア(デジタル信号記録領域)の最初から最後までを1ト ラックとする索引情報をミニディスク1上のUTOCエリア(特定領域)に書き 込むモードのことであり、第2のビッグトラックモードは、UTOCエリア(特 定領域)に書き込まれている索引情報に基づいて、すでに記録されている最後の トラックの後ろからプログラムエリア(デジタル信号記録領域)の最後までを1 トラックとする情報を、索引情報に追加する形でミニディスク1上のUTOCエ リア(特定領域)に書き込むモードのことである。
【0029】 さらに詳しく説明すると、第1のビッグトラックモードは、再生の開始アドレ スをミニディスク1上のプログラムエリアの開始アドレスとし、再生の終了アド レスをリードアウトエリアの開始アドレスとする1トラックの情報を、ミニディ スク1上のUTOCエリア(UTOC0)に書き込むモードのことである。また 、第2のビッグトラックモードは、UTOCエリアに書き込まれている索引情報 に基づいて、再生の開始アドレスをすでに記録されている最後のトラック番号の 終了アドレスとし、再生の終了アドレスをリードアウトエリアの開始アドレスと する1トラックの情報を、索引情報に追加する形でミニディスク1上のUTOC エリア(UTOC0)に書き込むモードのことである。これらのモードは、ホス トCPU30からMPU20に送られてくるビッグトラックモードの実行コマン ドによって実行される。
【0030】 また、本実施の形態では、図3に示すように、上記のビッグトラックモードを 実行するためのビッグトラックモードキー31と、第1のビッグトラックモード と第2のビッグトラックモードのいずれかを選択する選択キー32とがキー入力 部33を介してホストCPU30に接続されている。これらビッグトラックモー ドキー31及び選択キー32は、図示は省略しているが、MDレコーダの操作パ ネル上に設けられており、ユーザによって任意に設定操作できるようになってい る。
【0031】 次に、上記構成のMDレコーダにおけるビッグトラックモードについて、図4 に示す動作フローチャートを参照して説明する。 記録動作中において停電になったり、不測に電源が瞬断されるといった通常の 終了動作とは違う状態で電源の供給が断たれた場合には、それまでにD−RAM 17に書き込まれたUTOC情報が消えてしまうため、ミニディスク1の記録内 容とミニディスク1のUTOCエリアに書き込まれているUTOC情報とが一致 しなくなる。そのため、このままでは正常に再生動作を行うことができない。そ こで、このような通常の終了動作とは違う状態で電源の供給が断たれた場合には 、電源復帰後に本考案のビッグトラックモードを実行する。
【0032】 すなわち、電源復帰後、ユーザがビッグトラックモードキー31を操作すると 、ホストCPU30から送信されてくるビッグトラックモードの開始コマンドを MPU20が受信して、ビッグトラックモードに移行する(ステップS1、S2 )。このときユーザは、選択キー32も操作して、実行するビッグトラックモー ドを、第1のビッグトラックモードとするのか第2のビッグトラックモードとす るのかの選択も行う(ステップS3)。
【0033】 ここで、何も記録されていないミニディスク1を用いて記録動作中に、電源の 供給が断たれた場合には、ミニディスク1のUTOCエリアにはまだ何も書き込 まれていない(すなわち、プログラムエリアには何も書き込まれていないという 情報のみが入っている)ので、第1のビッグトラックモードを選択する。また、 以前に例えば2曲ほど記録した後、今回、この2曲目の続きから記録動作中に電 源の供給が断たれた場合には、ミニディスク1のUTOCエリアにはすでに前回 の2曲分のUTOC情報が正しく書き込まれているので、この場合には第2のビ ッグトラックモードを選択する。
【0034】 すなわち、ステップS3において第1のビッグトラックモードが選択された場 合には、MPU20は、デジタルサーボプロセッサ7を制御して、ミニディスク 1の回転と光ピックアップ3の移動とを制御し、ミニディスク1からTOC情報 及びUTOC情報(索引情報)を読み取り、この読み取ったUTOC情報を、R Fアンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6、メモリコントローラ 12を経由してD−RAM17に保存する(ステップS4)。次に、MPU20 は、プログラムエリアの最初から最後までを1トラックとする索引情報、つまり 再生の開始アドレスをミニディスク1上のプログラムエリアの開始アドレスとし 、再生の終了アドレスをリードアウトエリアの開始アドレスとする1トラックの 情報を、D−RAM17に保存しているUTOC情報のUTOC0に書き込む( ステップS5)。この後、例えばミニディスク1のイジェクトボタンを押す等す ると(ステップS8でYesと判断されると)、この時点でD−RAM17に保 存されているUTOC情報が、ミニディスク1上のUTOCエリアに書き込まれ ることになる(ステップS9)。
【0035】 一方、ステップS3において第2のビッグトラックモードが選択された場合に は、MPU20は、デジタルサーボプロセッサ7を制御して、ミニディスク1の 回転と光ピックアップ3の移動とを制御し、ミニディスク1からTOC情報及び UTOC情報(索引情報)を読み取り、この読み取ったUTOC情報を、RFア ンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6、メモリコントローラ12 を経由してD−RAM17に保存する(ステップS6)。次に、MPU20は、 D−RAM17に保存されているUTOC情報に基づいて、すでに記録されてい る最後のトラックの後ろからプログラムエリアの最後までを1トラックとする情 報、つまり再生の開始アドレスをすでに記録されている最後のトラック番号の終 了アドレスとし、再生の終了アドレスをリードアウトエリアの開始アドレスとす る1トラックの情報を、すでに書き込まれているトラック情報に追加する形で、 D−RAM17に保存しているUTOC情報のUTOC0に書き込む(ステップ S7)。この後、例えばミニディスク1のイジェクトボタンを押す等すると(ス テップS8でYesと判断されると)、この時点でD−RAM17に保存されて いるのUTOC情報が、ミニディスク1上のUTOCエリアに書き込まれること になる(ステップS9)。
【0036】 以上により、ビッグトラックモードによる処理を終了すると、ユーザは、UT OC情報を再作成すべく、続けてMDレコーダの再生モードを実行する。この再 生モードは、従来からある通常の再生モードである。 すなわち、ホストCPU30からの再生モードの実行コマンドによって、MP U20が通常の再生モードに設定されると、MPU20は、デジタルサーボプロ セッサ7を制御して、ミニディスク1の回転と光ピックアップ3の移動とを制御 し、ミニディスク1からTOC情報及びUTOC情報(索引情報)を読み取り、 この読み取ったUTOC情報を、RFアンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ /デコーダ6、メモリコントローラ12を経由してD−RAM17に保存する。 そして、このD−RAM17に保存されたUTOC情報に従ってミニディスク1 のトラックを再生する。
【0037】 例えば、第1のビッグトラックモードが実行されていた場合には、再生の開始 アドレスをミニディスク1上のプログラムエリアの開始アドレスに設定し、再生 の終了アドレスをリードアウトの開始アドレスに設定して再生動作を開始する。 そして、その再生途中において従来の編集機能(ディバイド、コンバイン、イレ ース、ムーブ等)による処理が行われた場合には、その編集機能に応じた処理を 行うとともに、その処理時点での再生位置のアドレスを次のトラックの開始アド レスに設定し、再生の終了アドレスをリードアウトの開始アドレスに設定して再 生動作を継続する。このような再生動作をリードアウトの開始アドレスまで、又 はホストCPU30から再生モードの終了コマンドが送信されてくるまで、継続 して行うようになっている。
【0038】 最後に、上記構成のMDレコーダにおいて、UTOC情報を再作成するための 再生モードの具体例について、図5に示すミニディスク1上への記録状態を示す 説明図、及び図6に示す動作フローチャートを参照して説明する。また、上記の ビッグトラックモードの処理では、第1のビッグトラックモードによる処理(ス テップS5の処理)が行われたものとする。
【0039】 すなわち、ビッグトラックモードの処理を終了後に、ユーザが図示しない再生 モードキーを操作すると、ホストCPU30から送信されてくる再生モードの開 始コマンドをMPU20が受信して、再生モードに移行する。つまり、ホストC PU30からの再生モードの実行コマンドによって、MPU20が通常の再生モ ードに設定されると、MPU20は、デジタルサーボプロセッサ7を制御して、 ミニディスク1の回転と光ピックアップ3の移動とを制御し、ミニディスク1か らTOC情報及びUTOC情報(索引情報)を読み取り、この読み取ったUTO C情報を、RFアンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6、メモリ コントローラ12を経由してD−RAM17に保存する。そして、このD−RA M17に保存されたUTOC情報に従ってミニディスク1のトラックを再生する 。
【0040】 この場合、上述したように、D−RAM17に保存されたUTOC情報のUT OC0には、プログラムエリアの最初から最後までを1トラックとする情報(つ まり、再生の開始アドレスをミニディスク1上のプログラムエリアの開始アドレ スとし、再生の終了アドレスをリードアウトエリアの開始アドレスとする1トラ ックの情報)が記録されている。 ここで、記録動作中に電源が断たれたときのミニディスク1に記録された曲の 状態が図5(a)の状態であったとする。すなわち、プログラムエリアの最初か らA曲、B曲、C曲がこの順番で記録されていたとする。
【0041】 再生モードでは、MPU20はこのような曲の記録状態に関係なく、D−RA M17に保存されているUTOC情報に基づき、パートディスクリプタ1の開始 アドレス(最初のA曲の開始アドレス)をミニディスク1のプログラムエリアの 開始アドレスa1に設定し、終了アドレスをリードアウトの開始アドレスleに 設定し、リンクポインタを0に設定し、トラックモードを元の値に設定して、再 生動作を開始する(ステップS11,ステップS12)。このときの再生動作は 、プログラムエリアの記録状態が図5(b)に示す状態であると仮定した場合の 再生動作となっている。つまり、プログラムエリアの最初から最後までを1トラ ック(A曲)と仮定して再生動作を開始する。
【0042】 この再生動作中においてA曲が終了すると、ユーザがその時点で図示しないデ ィバイドキーを操作する(ステップS13,ステップS14,ステップS15) 。これにより、ホストCPU30からMPU20に対してディバイド実行コマン ドが送信されてくる。MPU20は、このディバイド実行コマンドに従って再生 モードでのディバイド処理を実行する(ステップS16)。
【0043】 すなわち、MPU20は、ディバイドキーが操作され、分ける位置の微調整が 行われた時点での光ピックアップ3の再生位置のアドレスabをパートディスク リプタ1の終了アドレスに書き込むとともに、パートディスクリプタ2の開始ア ドレス(次のB曲の開始アドレス)をパートディスクリプタ1の終了アドレス+ 1サウンドグループに設定し、終了アドレスをリードアウトの開始アドレスle に設定し、リンクポインタを0に設定し、トラックモードを元の値に設定して、 再生動作を継続する(ステップS17)。このときの再生動作は、プログラムエ リアの記録状態が図5(c)に示す状態であると仮定した場合の再生動作となっ ている。つまり、プログラムエリアのアドレスabの位置から最後までを1トラ ック(B曲)と仮定して再生動作を開始する。これにより、A曲と次のB曲とが 分けられたことになる。
【0044】 この再生動作中においてB曲が終了すると、ユーザがその時点で図示しないデ ィバイドキーを操作する(ステップS13,ステップS14,ステップS15) 。これにより、ホストCPU30からMPU20に対してディバイド実行コマン ドが送信されてくる。MPU20は、このディバイド実行コマンドに従って再生 モードでのディバイド処理を実行する(ステップS16)。
【0045】 すなわち、MPU20は、ディバイドキーが操作され、分ける位置の微調整が 行われた時点での光ピックアップ3の再生位置のアドレスbcをパートディスク リプタ2の終了アドレスに書き込むとともに、パートディスクリプタ3の開始ア ドレス(次のC曲の開始アドレス)をパートディスクリプタ2の終了アドレス+ 1サウンドグループに設定し、終了アドレスをリードアウトの開始アドレスle に設定し、リンクポインタを0に設定し、トラックモードを元の値に設定して、 再生動作を継続する(ステップS17)。このときの再生動作は、プログラムエ リアの記録状態が図5(d)に示す状態であると仮定した場合の再生動作となっ ている。つまり、プログラムエリアのアドレスbcの位置から最後までを1トラ ック(C曲)と仮定して再生動作を開始する。これにより、B曲と次のC曲とが 分けられたことになる。
【0046】 この再生動作中においてC曲が終了すると、ユーザがその時点で図示しないデ ィバイドキーを操作する(ステップS13,ステップS14,ステップS15) 。これにより、ホストCPU30からMPU20に対してディバイド実行コマン ドが送信されてくる。MPU20は、このディバイド実行コマンドに従って再生 モードでのディバイド処理を実行する(ステップS16)。
【0047】 すなわち、MPU20は、ディバイドキーが操作され、分ける位置の微調整が 行われた時点での光ピックアップ3の再生位置のアドレスcdをパートディスク リプタ3の終了アドレスに書き込むとともに、パートディスクリプタ4の開始ア ドレスをパートディスクリプタ3の終了アドレス+1サウンドグループに設定し 、終了アドレスをリードアウトの開始アドレスleに設定し、リンクポインタを 0に設定し、トラックモードを元の値に設定して、再生動作を継続する(ステッ プS17)。このときの再生動作は、プログラムエリアの記録状態が図5(e) に示す状態であると仮定した場合の再生動作となっている。つまり、プログラム エリアのアドレスcdの位置から最後までを1トラックと仮定して再生動作を開 始する。これにより、C曲と次のトラックとが分けられたことになる。
【0048】 この後、本実施の形態では次のトラックが空きトラックになっているので、ユ ーザが図示しない再生モードの終了キーを操作すると(ステップS13でYes と判断されると)、ホストCPU30から送信されてくる再生モードの終了コマ ンドをMPU20が受信して、再生モードを終了する(ステップS19)。この とき、次のトラック(つまり、アドレスcdからリードアウトの開始アドレスl eまでの領域)はイレースコマンドによって空き領域としてD−RAM17のU TOC情報に記録される。
【0049】 このようにして作成され、D−RAM17に格納されたUTOC情報は、再生 モードの終了により、又はイジェクトボタン等が押されることにより、ミニディ スク1上のUTOCエリアに書き込まれることになる(ステップS20)。 このように、本考案では、通常の再生モードによって、記録動作中の停電や瞬 断等によって失われたD−RAM17上のUTOC情報を復活(再作成)するこ とができるので、最初からもう一度記録動作をやり直すといった手間を省くこと ができる。また、ビッグトラックモードの処理終了後は、通常の再生モードでU TOC情報を再作成することができるので、本考案のMDレコーダでなくても、 他のMDレコーダ等を用いてUTOC情報を再作成することができるといった利 点もある。
【0050】 なお、上記実施の形態では、再生モード時に実行する編集機能として、ディバ イドによる分割処理のみを例に挙げて説明しているが、これ以外の編集機能(コ ンバイン、イレース、ムーブ等)が実行されたときには、これらに対応した従来 通りの編集処理が実行されることになる(ステップS15からステップS18へ )。
【0051】 また、上記したUTOC情報を再作成するための再生モードの説明では、第1 のビッグトラックモードによる処理(ステップS5の処理)が行われた場合につ いて説明しているが、第2のビッグトラックモードによる処理(ステップS7) が行われた場合の動作について、ここで簡単に説明しておく。
【0052】 例えば、図5(a)に示すミニディスク1の記録状態において、A曲は正常に 記録されており、従ってUTOCエリアにはこのA曲のみがトラック番号1とし て記録されている(開始アドレスa1、終了アドレスabが記録されている)と する。つまり、その後にA曲に続けて記録したB曲及びC曲は、記録途中で停電 等により記録が中断したために、曲としては正常に記録されているものの、これ に対応する索引情報がUTOCエリアに記録されないまま消滅した状態となって いる。この状態で第2のビッグトラックモードを実行すると、実行後にミニディ スク1に書き込まれたUTOC情報は、図5(c)に示す状態となっている。つ まり、A曲がトラック番号1として記録され、B曲がトラック番号2(開始アド レスab、終了アドレス1e)として記録された状態となっている。従って、U TOC情報を再作成する再生モードでは、このB曲の再生時に、上記の処理(図 6に示すステップの処理)を実行することになる。
【0053】
本考案の記録再生装置によれば、特殊書き込みモードに設定されたとき、デジ タル信号記録領域の最初から最後までを1トラックとする索引情報を記録媒体上 の特定領域に書き込むように構成している。または、特殊書き込みモードに設定 されたとき、特定領域に書き込まれている索引情報に基づいて、すでに記録され ている最後のトラックの後ろからデジタル信号記録領域の最後までを1トラック とする情報を、索引情報に追加する形で記録媒体上の特定領域に書き込むように 構成している。これにより、記録動作時に停電や電源の瞬断といった不測の事態 が発生した場合でも、このビッグトラックモードを実行後に通常の再生モードを 実行することによって、記録媒体にすでに記録されている曲情報に対応するUT OC情報を、電源復帰後に再作成することができる。そのため、従来の記録再生 装置のようにUTOC情報を格納している記憶媒体をバックアップするための電 源が不要であるので、その分低価格化、低消費電力化が可能となる。また、本考 案の記録再生装置によれば、ビッグトラックモードを実行後、UTOC情報を再 作成するためのモードは従来からある通常の再生モードでよいので、本考案の記 録再生装置でなくても、たの記録再生装置を用いてUTOC情報を再作成するこ とができる。
【図1】本考案の記録再生装置であるMDレコーダのシ
ステム構成を示すブロック図である。
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】レコーダブルミニディスクのデータ記録レイア
ウトを示す説明図である。
ウトを示す説明図である。
【図3】本考案の記録再生装置であるMDレコーダのシ
ステム構成の一部を示すブロック図である。
ステム構成の一部を示すブロック図である。
【図4】本考案の記録再生装置におけるビッグトラック
モードの処理動作を説明するためのフローチャートであ
る。
モードの処理動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】ミニディスクの記録状態を示す説明図である。
【図6】UTOC情報を再作成するための再生モード時
の動作を説明するためのフローチャートである。
の動作を説明するためのフローチャートである。
1 ミニディスク(記録媒体) 12 メモリコントローラ 17 D−RAM(記憶手段) 20 MPU(制御手段) 30 ホストCPU 31 ビッグトラックモードキー(設定手段) 32 選択キー(選択手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
記録媒体上のデジタル信号記録領域に記録するととも
に、その記録したデジタル信号に対する索引情報を前記
記録媒体上の特定領域に記録し、記録時又は再生時には
制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段によ
り前記記録媒体上から前記索引情報を読み出して記憶手
段に記憶し、この記憶手段に記憶した索引情報に基づい
て前記記録媒体へのデジタル信号の記録又は再生を行う
記録再生装置において、 前記制御手段を前記索引情報の特殊書き込みモードに設
定する設定手段を備え、前記制御手段は、この設定手段
により特殊書き込みモードに設定されたとき、前記デジ
タル信号記録領域の最初から最後までを1トラックとす
る索引情報を前記記録媒体上の特定領域に書き込むこと
を特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記設定手段により特
殊書き込みモードに設定されたとき、再生の開始アドレ
スを記録媒体上のデジタル信号記録領域の開始アドレス
とし、再生の終了アドレスをリードアウトの開始アドレ
スとする1トラックの情報を前記記録媒体上の特定領域
に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の記録再生
装置。 - 【請求項3】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
記録媒体上のデジタル信号記録領域に記録するととも
に、その記録したデジタル信号に対する索引情報を前記
記録媒体上の特定領域に記録し、記録時又は再生時には
制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段によ
り前記記録媒体上から前記索引情報を読み出して記憶手
段に記憶し、この記憶手段に記憶した索引情報に基づい
て前記記録媒体へのデジタル信号の記録又は再生を行う
記録再生装置において、 前記制御手段を前記索引情報の特殊書き込みモードに設
定する設定手段を備え、前記制御手段は、この設定手段
により特殊書き込みモードに設定されたとき、前記特定
領域に書き込まれている索引情報に基づいて、すでに記
録されている最後のトラックの後ろからデジタル信号記
録領域の最後までを1トラックとする情報を、前記索引
情報に追加する形で前記記録媒体上の特定領域に書き込
むことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記設定手段により特
殊書き込みモードに設定されたとき、前記特定領域に書
き込まれている索引情報に基づいて、再生の開始アドレ
スをすでに記録されている最後のトラック番号の終了ア
ドレスとし、再生の終了アドレスをリードアウトの開始
アドレスとする1トラックの情報を、前記索引情報に追
加する形で前記記録媒体上の特定領域に書き込むことを
特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。 - 【請求項5】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
記録媒体上のデジタル信号記録領域に記録するととも
に、その記録したデジタル信号に対する索引情報を前記
記録媒体上の特定領域に記録し、記録時又は再生時には
制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段によ
り前記記録媒体上から前記索引情報を読み出して記憶手
段に記憶し、この記憶手段に記憶した索引情報に基づい
て前記記録媒体へのデジタル信号の記録又は再生を行う
記録再生装置において、 前記制御手段を前記索引情報の特殊書き込みモードに設
定する設定手段と、 特殊書き込みモードの動作内容として、第1の特殊書き
込みモードと第2の特殊書き込みモードのいずれかを選
択できる選択手段とを備え、 前記制御手段は、前記設定手段により特殊書き込みモー
ドに設定され、かつ前記選択手段により第1の特殊書き
込みモードが選択されたとき、前記デジタル信号記録領
域の最初から最後までを1トラックとする索引情報を前
記記録媒体上の特定領域に書き込む処理動作を実行し、
前記設定手段により特殊書き込みモードに設定され、か
つ前記選択手段により第2の特殊書き込みモードが選択
されたとき、前記特定領域に書き込まれている索引情報
に基づいて、すでに記録されている最後のトラックの後
ろからデジタル信号記録領域の最後までを1トラックと
する情報を、前記索引情報に追加する形で前記記録媒体
上の特定領域に書き込む処理動作を実行することを特徴
とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007392U JP3067735U (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007392U JP3067735U (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067735U true JP3067735U (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=43201254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007392U Expired - Fee Related JP3067735U (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067735U (ja) |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP1999007392U patent/JP3067735U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001052437A (ja) | ディスク記録装置 | |
US6577563B1 (en) | Disk apparatus | |
JP3528271B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
US7061838B2 (en) | Apparatus and method for caching and selectively reproducing information from recording media | |
JP3067735U (ja) | 記録再生装置 | |
JP2951149B2 (ja) | 記録再生装置 | |
US6958959B2 (en) | Apparatus for reproducing information based on the type of compression method used in compressing the information | |
JP3209369B2 (ja) | 記録再生装置 | |
US20020131353A1 (en) | Information recording and reproducing apparatus | |
JP2000243069A (ja) | 記録再生装置 | |
US6885626B2 (en) | Information recording/reproducing apparatus | |
JP2681897B2 (ja) | ミニディスクプレーヤ | |
JP2001351327A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2994909B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP3790868B2 (ja) | 編集装置 | |
JP3563551B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JP2901440B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP3486813B2 (ja) | 情報再生装置 | |
JP3068073U (ja) | 記録再生装置 | |
JPH07262753A (ja) | ミニディスク装置 | |
JPH06103699A (ja) | 情報再生装置 | |
JP3513186B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP2003346420A (ja) | 記録再生装置、再生方法、プログラム、記録媒体 | |
JPH1116289A (ja) | 記録装置 | |
JPH087534A (ja) | 光ディスク記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |