JP2000293197A - 録音装置 - Google Patents

録音装置

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JP2000293197A
JP2000293197A JP11101497A JP10149799A JP2000293197A JP 2000293197 A JP2000293197 A JP 2000293197A JP 11101497 A JP11101497 A JP 11101497A JP 10149799 A JP10149799 A JP 10149799A JP 2000293197 A JP2000293197 A JP 2000293197A
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Yuichi Saito
裕一 斉藤
Makoto Okazaki
誠 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定のフォルダに録音する際に確実に所望の録
音を行い得る録音装置を提供する。 【解決手段】フォルダ選択ボタン105でスケジュール
フォルダが選択され、該フォルダにスケジュールを録音
する場合には、システム制御部6の制御により音声起動
録音の動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、録音装置、詳しく
は、複数の音声データをフォルダ毎に分けて録音可能な
録音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロホン等によって得られた
音声信号をデジタル信号に変換して、例えば半導体メモ
リに記録しておき、再生時において、該半導体メモリか
らこの音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、ス
ピーカ等により音声として出力する、いわゆるデジタル
レコーダと呼ばれているデジタル情報記録再生装置が開
発されている。また、特開昭63−259700号公報
には、上述したようなデジタル情報記録再生装置が開示
されている。
【0003】一方、近年、音声によるスケジュール管理
機能を備える音声記録再生装置が提案されるに至ってい
る。たとえば、特開平6−336094号公報には、カ
レンダーを表示する表示部を備え、この表示されたカレ
ンダー上の任意の日にスケジュールを記録し、再生する
録音機能を備えるカレンダー装置が開示されている。
【0004】また上記カレンダー装置は、上述したスケ
ジュール録音を音声起動によって開始する機能を備えて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に音声起動録音機
能は、原理的に起動する際の時間遅れを避けることがで
きず、冒頭部分に録音欠落部を生じやすかった。この不
具合は、特に、従来のテープ等の記録媒体を用いた録音
装置において顕著であったが、近年のデジタル方式のI
Cレコーダにおいても完全に避けることは困難である。
【0006】このような録音冒頭部分の欠落は、会議等
の録音場面ではもとより、個人がスケジュール管理の目
的で録音する場面においては弊害が大きい。すなわち、
音声起動録音機能を用いてスケジュール録音を行う際、
話す度に録音冒頭部分の欠落を招いたのでは、再生の際
に極めて聞きづらいものとなってしまう。
【0007】この不具合を避けるためにはスケジュール
録音の際に音声起動録音機能の作動確認をせねばなら
ず、煩わしものであった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、特定のフォルダに録音する際に確実に所望の録
音を行い得る録音装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の録音装置は、複数の音声データを有
するフォルダを複数有する記録媒体と、上記複数のフォ
ルダの中から録音を行う1つのフォルダを設定するフォ
ルダ特定操作手段と、入力される音声のレベルが所定以
上になると、自動的に録音を開始する音声起動録音モー
ドを設定するための録音モード設定操作手段と、上記録
音モード設定手段によって上記音声起動録音モードが設
定されると、上記フォルダ特定操作手段に特定される1
つのフォルダに対して自動的に録音を開始する音声起動
録音手段と、を有する録音装置において、上記フォルダ
特定操作手段によって特定のフォルダが設定され、当該
特定フォルダに録音を行う場合に、上記起動録音手段の
動作を禁止させる制御手段を有することを特徴とする録
音装置。
【0010】上記の目的を達成するために本発明の第2
の録音装置は、上記第1の録音装置において、上記特定
フォルダはスケジュール記録用のフォルダであることを
特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するために本発明の第3
の録音装置は、上記第1の録音装置において、更に表示
手段を有し、上記制御手段は上記特定フォルダに録音す
る場合に、上記音声起動録音手段の動作が禁止されてい
ることを上記表示手段に表示させること特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態である音声記
録再生装置の構成を示したブロック回路図である。
【0014】本実施形態の音声記録再生装置は、音声を
電気信号に変換するマイクロホン1を具備し、該マイク
ロホン1からの音声出力は接続されたマイクアンプ(A
MP)2によって増幅されるようになっている。このマ
イクアンプ2の出力はローパスフィルタ(LPF)3を
介してA/D変換器(A/D)4に入力されるようにな
っており、マイクアンプ2で増幅されたアナログの音声
信号は、ローパスフィルタ3でエリアシングノイズの発
生を防止するため不要な周波数帯域をカットされ該A/
D変換器(A/D)4に入力される。
【0015】上記A/D変換器4においてアナログ信号
である音声信号はデジタル信号に変換された後、デジタ
ル信号処理部(DSP)5に入力されるようになってい
る。
【0016】また、上記デジタル信号処理部5には、該
デジタル信号処理部5の動作を制御する、図示しない制
御回路が接続されているとともに、符号化されたデータ
を一時的に記憶するデータI/Oバッファが接続されて
いる。なお、上記制御回路は後述するシステム制御部6
に接続され、制御されるようになっている。
【0017】上記デジタル信号処理部5は、録音時に
は、システム制御部6に制御されて上記A/D変換器4
でデジタル信号に変換された音声信号をフレーム単位で
一定のフォーマットのデータに圧縮変換(符号化)し、
符号化されたデータは一時的に上記データI/Oバッフ
ァに記録され、この後、システム制御部6に対して伝送
されるようになっている。
【0018】一方、再生時には、上記デジタル信号処理
部5は、システム制御部6に制御されて該システム制御
部6からのデータをフレーム単位で伸長変換(復号化)
する処理を行い、復号化されたデジタル信号は、D/A
変換器(D/A)11に対して出力するようになってい
る。
【0019】上記D/A変換器11でアナログ信号に変
換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量
子化雑音を軽減するローパスフィルタ(LPF)12を
介して、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワ
ーアンプ(AMP)13に入力されるようになってい
る。また、該パワーアンプ13で増幅された音声信号は
音声に変換して放音するスピーカ14より発音されるよ
うになっている。
【0020】上記システム制御部6は、マイクロプロセ
ッサ(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各
部の動作を制御する制御手段としての役目を果たすと共
に、フォルダ特定操作手段によって特定のフォルダが設
定され、当該特定フォルダに録音を行う場合に、起動録
音手段の動作を禁止させる制御手段としての役目も果た
す。
【0021】またシステム制御部6には、例えばフラッ
シュメモリカード等の記録媒体7がメモリカード制御部
等を介して接続される。このフラッシュメモリカード7
は、当該音声記録再生装置に着脱自在であって、所定の
音声データおよび該音声データに関するインデックス情
報が各々記録される音声データ領域およびインデックス
情報領域を有する記録媒体である。
【0022】また、フラッシュメモリカード7には、メ
モリの種別(読み出し専用カードであるか否か等)を設
定するスイッチ、書き込み防止とするか否かを設定する
スイッチが各々設けられている。これらのスイッチの状
態は該フラッシュメモリカードが当該音声記録再生装置
に装着された際に、メモリカード制御部を介してシステ
ム制御部6で検出するようになっている。
【0023】さらに、システム制御部6には、図示しな
いアドレス制御回路が接続されており、操作ボタン群1
5の操作に応じて、該アドレス制御回路に適当なアドレ
ス信号を与え、上記デジタル信号処理部5から供給され
た音声データのほか、録音日時、インデックス情報等を
所定のフォーマットに基づいて上記フラッシュメモリカ
ード7に記録、あるいは該フラッシュメモリカード7に
記録されているデータを読み出して上記デジタル信号処
理部5に供給するようになっている。
【0024】また、システム制御部6には、当該音声記
録再生装置に係る各種情報を表示するLCD表示器9が
駆動回路8を介して接続されている。このLCD表示器
9は、各種動作モードに係る情報、時刻情報、日付情
報、日付に関連づけられた音声ファイルの有無もしくは
ファイル数の情報、音声起動録音の状態情報等を表示す
る。
【0025】また、システム制御部6は、当該音声記録
再生装置の電源となる電池10より電源を供給される。
そして、この電池10が装置本体より外された際は、時
計機能を一旦リセットする。そして、電池交換時等にお
いて電池10が装填されたことを検出すると、自動的に
時計合わせモードに移行するように各部を制御する。
【0026】また、システム制御部6には、音声起動録
音設定スイッチ(VCVA)101が接続されている。
この音声起動録音設定スイッチ(VCVA)101は、
本音声記録再生装置の外装面に配設されたスイッチであ
り、オン状態に設定することで、入力される音声のレベ
ルが所定以上になると自動的に録音を開始する音声起動
録音モードに設定される。
【0027】なお、本実施形態においては、この音声起
動録音設定スイッチ(VCVA)101がオンされて音
声起動録音モードに設定された場合であっても、後述す
るように、録音先がスケジュール記録用のフォルダであ
る場合は当該音声起動録音が禁止されるようになってい
る。なお、詳しくは後述する。
【0028】上述したように上記システム制御部6には
操作ボタン群15が接続されている。該操作ボタン群1
5は、録音ボタン(REC)102、再生ボタン(PL
AY)103、停止ボタン(STOP)104、早送り
ボタン(FF)106、早戻しボタン(REW)10
7、フォルダ選択ボタン(FOLDER)105等の各
種操作ボタンで構成される。
【0029】これらの操作ボタンのうち上記フォルダ選
択ボタン105は、後述する複数のフォルダのうち1つ
を特定するフォルダ特定手段としての役目を果たす。
【0030】すなわち、使用者は、スケジュール用件
(予定内容)を所定の日付と共に記録する場合、あるい
は該用件を再生する場合、上記フォルダ選択ボタン10
5を操作して専用のフォルダを選択し、さらに、上記早
送りボタン106、早戻しボタン107を操作して、所
望日付を特定した後に、録音ボタン102あるいは再生
ボタン103を操作して、当該スケジュール用件を録
音、再生する。
【0031】そして、同一日付に複数のスケジュール用
件を記録する場合は、上記録音動作を繰り返すことで、
上記専用のフォルダに同一の日付情報を伴った音声ファ
イルとして記録される。
【0032】その他システム制御部6は、上記操作ボタ
ン群15の各操作ボタンの操作に応じて、デジタル信号
処理部5のほかメモリカード7の動作を制御する。すな
わち録音ボタンの操作により音声信号を記録する際には
デジタル信号処理部5から供給された音声データを所定
のフォーマットに基づいてメモリカード7へ供給して記
録する。あるいは、再生ボタンの操作により所定の音声
を再生する際には、システム制御部6は、フラッシュメ
モリカード7に記録されているデータを受け取りデジタ
ル信号処理部5に供給する。
【0033】次に、本実施形態の音声記録再生装置に係
る動作を図2ないし図7を参照して説明する。
【0034】図2は、本実施形態の音声記録再生装置に
おける主要処理動作を示したフローチャートである。
【0035】当該音声記録再生装置に電源が供給される
と、システム制御部6は図2に示すように、まず、所定
の初期設定を行う(ステップS101)。この後、シス
テム制御部6は、上記操作ボタン群15におけるフォル
ダ選択ボタン(FOLDERSW)105がオンされた
か否かを判定する(ステップS102)。ここで、該フ
ォルダ選択ボタン105がオンされた場合、サブルーチ
ン“FOLDER”を実行する(ステップS103)。
【0036】このサブルーチン“FOLDER”がコー
ルされると、システム制御部6は、音声データファイル
の集合体である各フォルダを選択的に変更する処理を行
う。
【0037】ここで、本実施形態の音声記録再生装置に
おいて設定される“フォルダ”について簡単に説明す
る。
【0038】一般にコンピュータ等で用いられるOS
(Operation System)の分野において
は、いわゆるFAT(File Allocation
Table)領域に書かれている情報に基づいて所定
のデータ群を1ファイルとして管理している。さらにマ
イクロソフト社による“Windows”、“MS−D
OS”あるいは“UNIX”等においては、ツリー構造
の下に、何らかの関係を有する1群のファイルを“フォ
ルダ”あるいは“ディレクトリ”と称する集合体として
扱い、使用者等の便宜に供している。
【0039】また、近年、デジタル情報記録再生装置の
分野においても、使用者の便宜を図るため記録した音声
データ等のデータのうち、互いに関連するデータを1つ
の集合体として扱い、これらを“ファイル”あるいは
“フォルダ”と称して処理する技術が知られている。例
えば、記録した音声データを関連する情報、例えば記録
した日付情報等によりさらに大きな集合体(本実施形態
においては、“フォルダ”と称する集合体)に区分けし
て処理する技術が提案されている。そして、このような
関連するデータ集合体としての“ファイル”あるいは
“フォルダ”を適宜選択的に切り換えてデータ等を記
録、再生することで、関連する音声データを的確に纏め
て処理することを可能としている。
【0040】本実施形態の音声記録再生装置において
も、上記フォルダ選択ボタンFOLDERを操作するこ
とで、1用件の音声データ(本実施形態では、これを
“ファイル”と称する)の集合体であるフォルダを適宜
選択するモードに入るようになっている。なお、本実施
形態においては、設定されるフォルダの数は3つとし、
うち二つは使用者が任意に選択するファイル管理用フォ
ルダ(フォルダA、フォルダB)とし、他の一つは、ス
ケジュール管理用の専用フォルダ(フォルダS)とす
る。
【0041】ここで、記録媒体に記録される、ファイル
管理用フォルダ(フォルダA、フォルダB)およびスケ
ジュール管理用の専用フォルダ(フォルダS)における
ファイル構成を図7に示す。
【0042】図7に示すように、何れのフォルダも複数
の音声ファイルを記録可能としている。特にフォルダS
には、所定の日付毎(図中、1月1日、1月2日…12
月31日)に複数の音声ファイル(1つの用件に対応)
が記録可能となっている。
【0043】図2のフローチャートに戻って、システム
制御部6は、上記ステップS102においてフォルダ選
択ボタンFOLDERの操作によりフォルダ変更モード
が選択されたと判断すると、図3に示すサブルーチンを
実行する。このサブルーチンでは、現在のフォルダを判
別しさらにそのフォルダを循環的に次のフォルダに変更
する。すなわち、まず、現在のフォルダがフォルダAで
ある場合(ステップS121)はフォルダをBに変更し
(ステップS122)、現在のフォルダがフォルダBで
ある場合(ステップS123)はフォルダをSに変更し
(ステップS124)、現在のフォルダがフォルダSで
ある場合はフォルダをAに変更する(ステップS12
5)。すなわち、フォルダA→フォルダB→フォルダS
→フォルダAの順に変更する。そして、この変更後、メ
インルーチンにリターンする。
【0044】再び図2のフローチャートに戻って、上記
ステップS102においてフォルダ選択ボタン105が
オンされていなければ、システム制御部6は次いで録音
ボタン(REC SW)102の状態を判定する(ステ
ップS104)。ここで、録音ボタン102がオンされ
るとサブルーチン“RECモード”を実行する(ステッ
プS105)。
【0045】このステップS105においては、録音さ
れる1用件の音声データは、上述したように1つの音声
ファイルとしてそのとき選択されているフォルダに格納
される。例えば、図7に示すように、第1ファイル(図
中、ファイル1と記す)、第2ファイル…のように複数
の音声ファイルが1つのフォルダに記録可能となってい
る。
【0046】そして、使用者は、スケジュール管理用の
予定内容を録音する場合、予め3つのフォルダのうちス
ケジュールフォルダSを選択し、さらに早送りボタン1
06、早戻しボタン107を操作して該予定内容に係る
日付を特定した後に、録音ボタン102を操作して録音
する。このとき、スケジュールフォルダSには上記スケ
ジュール管理用の予定内容が特定の日付情報とともに記
録される。すなわち、特定された日付情報と予定内容の
音声データとを含む音声データファイルとして記録され
る。
【0047】また、同一の日付について記録する予定内
容が複数ある場合は、通常の記録手法で同一の日付に当
該複数の予定内容、すなわち、複数の音声ファイルをフ
ォルダSに記録する。
【0048】図2のフローチャートに戻って上記ステッ
プS102において、フォルダ選択ボタンFOLDER
がオンされていなければ、システム制御部6は、以下、
録音ボタン102、再生ボタン103、停止ボタン10
4、早送りボタン106、早戻しボタン107のオン操
作(ステップS104、S106、S108、S11
0、S112)に応じて、所定のサブルーチン“録音処
理”、“再生処理”、“停止処理”、“FF処理”、
“REW処理”を実行する(ステップS105、S10
7、S109、S111、S113)。
【0049】ここで、上記所定のサブルーチンのうち、
“録音処理(REC)”について図4に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0050】システム制御部6は、上記ステップS10
4において録音ボタン102がオンされたと判断すると
図4に示すサブルーチン“録音処理(REC)”を実行
する。
【0051】まず、システム制御部6は音声起動録音設
定スイッチ(VCVA)101がオンされているか否か
を判定する(ステップS201)。ここで該音声起動録
音設定スイッチ101がオフされていれば、通常の録音
処理を開始して(ステップS204)、メインルーチン
に戻る。
【0052】一方、上記ステップS201で音声起動録
音設定スイッチ101がオンされていれば、当該録音が
スケジュールフォルダへの録音であるか否かを判定し
(ステップS202)、該スケジュールフォルダへの録
音である場合、音声起動録音モードをオフ状態に設定す
る(ステップS203)。この後、録音処理を開始して
(ステップS204)、メインルーチンに戻る。
【0053】また、上記ステップS202において、当
該録音先がスケジュールフォルダではない、と判定する
と、音声起動録音モードはオン状態のままで録音処理、
すなわち、音声起動による録音処理を開始して(ステッ
プS204)、メインルーチンに戻る。
【0054】さらに本実施形態の変形例として、図5に
示すように、上記ステップS202においてスケジュー
ルフォルダへの録音である場合、音声起動録音モードを
オフ状態に設定する(ステップS203)とともに、音
声起動録音モードをオフ状態になったことを上記表示器
9に表示しても良い(ステップS205)。このとき、
該表示例としては図6に示すように音声起動録音モード
(VCVA)がオフしている旨を通知する。
【0055】このように当該変形例によると、使用者に
対してより明確に音声起動録音設定の状況を通知するこ
とができる。
【0056】以上説明したように本実施形態によると、
使用者により当該音声記録再生装置が音声起動録音モー
ドに設定されている場合であって、録音先フォルダがス
ケジュールフォルダである場合には、すなわち、スケジ
ュール管理用の用件を録音する場合には、この音声起動
録音モードをオフにするように設定し直すので、スケジ
ュール録音にはあっては冒頭部分の欠落を防止すること
ができる。
【0057】なお、本実施形態の音声記録再生装置にお
いては、音声起動録音モードの設定を禁止する録音先フ
ォルダとして、上記説明した如きのスケジュールフォル
ダに限定したが、これに限らず、その他のフォルダに対
しても本発明を適応することが可能である。この場合も
上記同様の効果を得る。
【0058】また、本発明の最良の実施形態としてデジ
タル録音方式の音声記録再生装置を例に挙げたが、これ
に限らず本発明の思想はアナログ録音方式の他の録音装
置に広く適用できることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定のフォルダに録音する際に確実に所望の録音を行い得
る録音装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である音声記録再生装置の
構成を示したブロック回路図である。
【図2】上記実施形態の音声記録再生装置における主要
処理動作を示したフローチャートである。
【図3】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブ
ルーチン“FOLDER”の処理動作を示したフローチ
ャートである。
【図4】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブ
ルーチン“録音処理”の処理動作を示したフローチャー
トである。
【図5】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブ
ルーチン“録音処理”の処理動作の変形例を示したフロ
ーチャートである。
【図6】上記変形例におけるLCD表示器の表示例を示
した説明図である。
【図7】上記実施形態の音声記録再生装置における各フ
ォルダのファイル構成を示した説明図である。
【符号の説明】
1…マイクロホン 2…マイクアンプ 3…ローパスフィルタ 4…A/D変換器 5…デジタル信号処理部 6…システム制御部 7…メモリカード(記録媒体) 8…表示器駆動回路 9…LCD表示器 11…D/A変換器 13…アンプ 14…スピーカ 15…操作ボタン群 101…音声起動録音設定スイッチ(VCVA) 102…録音ボタン 103…再生ボタン 104…停止ボタン 105…フォルダ選択ボタン 106…早送りボタン 107…早戻しボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音声データを有するフォルダを複数
    有する記録媒体と、 上記複数のフォルダの中から録音を行う1つのフォルダ
    を設定するフォルダ特定操作手段と、 入力される音声のレベルが所定以上になると、自動的に
    録音を開始する音声起動録音モードを設定するための録
    音モード設定操作手段と、 上記録音モード設定手段によって上記音声起動録音モー
    ドが設定されると、上記フォルダ特定操作手段に特定さ
    れる1つのフォルダに対して自動的に録音を開始する音
    声起動録音手段と、 を有する録音装置において、 上記フォルダ特定操作手段によって特定のフォルダが設
    定され、当該特定フォルダに録音を行う場合に、上記起
    動録音手段の動作を禁止させる制御手段を有することを
    特徴とする録音装置。
  2. 【請求項2】上記特定フォルダはスケジュール記録用の
    フォルダであることを特徴とする請求項1に記載の録音
    装置。
  3. 【請求項3】更に表示手段を有し、上記制御手段は上記
    特定フォルダに録音する場合に、上記音声起動録音手段
    の動作が禁止されていることを上記表示手段に表示させ
    ること特徴とする請求項1に記載の録音装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038063A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Olympus Imaging Corp 音声再生装置及び音声ファイルデータの表示制御方法
CN114915691A (zh) * 2021-02-08 2022-08-16 佳能株式会社 信息处理装置及其控制方法和存储介质

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