JP3381088B2 - 音声記録装置 - Google Patents

音声記録装置

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JP3381088B2
JP3381088B2 JP23627293A JP23627293A JP3381088B2 JP 3381088 B2 JP3381088 B2 JP 3381088B2 JP 23627293 A JP23627293 A JP 23627293A JP 23627293 A JP23627293 A JP 23627293A JP 3381088 B2 JP3381088 B2 JP 3381088B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器の状態を示す音声
を発する(音声表示)機能を有する、例えばテープレコ
ーダー装置、ビデオカメラ装置、ビデオテープレコーダ
装置等に設けて好適な音声記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声あるいは音声と映像を記録す
る例えばビデオカメラ装置等の記録装置、あるいはこれ
らの記録装置を含む例えば現金支払機等の装置(システ
ム)等において、装置の状態を示す音声や利用者の指示
を促す音声を発することにより操作性を向上させること
が試みられていた。
【0003】具体的には、上記ビデオカメラ装置の場
合、被写体の撮像が開始されると、例えば「撮像が開始
されました。」との音声表示がなされ、また、テープの
残量が少なくなると「テープの残量が少なくなりまし
た。」との音声表示がなされる。これにより、ユーザ
は、新しいビデオテープを装着する等の適切な処理をす
ることができ、該ビデオカメラ装置を円滑に操作するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビデオカメラ装置では、撮像中に音声表示されると、目
的とする音声と共に(警告メッセージ等の)音声表示に
よる音声も記録されてしまう不都合があった。このよう
な不都合を防止するために、音声表示用の端子を設け、
イヤホン等を使用して音声表示を行なうことも考えられ
るが、イヤホン装着の手間がわずらわしく著しく不便で
ある。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、音声信号の記録中には音声表示を行
なわないことにより、目的とする音声と共に音声表示に
よる音声を記録してしまう不都合を防止することがで
き、実用性に優れた音声記録装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声記録装
置は、音声を集音し音声信号を形成して出力する集音手
段と、集音手段からの音声信号を記録媒体に記録する記
録手段と、音声により装置の状態を表示する音声表示用
の音声情報が予め記憶された音声情報記憶手段と、音声
情報記憶手段から読み出された音声情報に応じた音声を
発する発音手段と、記録手段と音声情報記憶手段を制御
する制御手段とを有し、制御手段は、記録手段による音
声信号の記録中に読み出しの必要が生じた音声表示用の
音声情報を、記録終了時に読み出すように音声情報記憶
手段を制御することを特徴として上述の課題を解決して
いる。
【0007】また、本発明に係る音声記録装置は、制御
手段が、記録中に読み出しの必要が生じた複数の音声表
示用の音声情報を、記録終了時に読み出すように音声情
報記憶手段を制御することを特徴として上述の課題を解
決している。
【0008】また、本発明に係る音声記録装置は、制御
手段が、記録中に読み出しの必要が生じた複数の音声表
示用の音声情報を、記録終了時に順次読み出すように音
声情報記憶手段を制御することを特徴として上述の課題
を解決している。
【0009】また、本発明に係る音声記録装置は、制御
手段が、上記記録中に読み出しの必要が生じた複数の音
声表示用の音声情報を、記録終了時に優先順位順に読み
出すように音声情報記憶手段を制御することを特徴とし
て上述の課題を解決している。
【0010】また、本発明に係る音声記録装置では、制
御手段が、記録中に読み出しの必要が生じた複数の音声
表示用の音声情報を、記録終了時に全て読み出すように
音声情報記憶手段を制御することを特徴として上述の課
題を解決している。
【0011】また、本発明に係る音声記録装置では、制
御手段が、記録中に読み出しの必要が生じた複数の音声
表示用の音声情報を、記録終了時に選択的に読み出すよ
うに音声情報記憶手段を制御することを特徴として上述
の課題を解決している。
【0012】
【作用】本発明に係る音声記録装置では、集音手段は、
音声を集音し音声信号を形成して記録手段に供給する。
制御手段は、音声信号を記録媒体に記録するように記録
手段を制御する。制御手段は、記録手段による音声信号
の記録時以外は、読み出しの必要が生じた音声表示用の
音声情報を読み出すよう音声情報記憶手段を制御する。
これにより、音声情報記憶手段から読み出された音声表
示用の音声情報が発音手段に供給され、該発音手段か
ら、該音声情報に応じた音声が発音される。一方、制御
手段は、記録手段による音声信号の記録中に音声表示用
の音声情報の読み出しの必要が生ずると、これをすぐに
は読み出さず、記録終了時に読み出すように音声情報記
憶手段を制御する。
【0013】あるいは、上記制御手段は、記録手段によ
る音声信号の記録中に読み出しの必要が生じた複数の音
声表示用の音声情報を、記録終了時に読み出すように音
声情報記憶手段を制御する。
【0014】あるいは、上記制御手段は、記録手段によ
る音声信号の記録中に読み出しの必要が生じた複数の音
声表示用の音声情報を、記録終了時に順次読み出すよう
に音声情報記憶手段を制御する。
【0015】あるいは、上記制御手段は、記録手段によ
る音声信号の記録中に読み出しの必要が生じた複数の音
声表示用の音声情報を、記録終了時に優先順位順に読み
出すように音声情報記憶手段を制御する。
【0016】あるいは、上記制御手段は、記録手段によ
る音声信号の記録中に読み出しの必要が生じた複数の音
声表示用の音声情報を、記録終了時に全て読み出すよう
に音声情報記憶手段を制御する。
【0017】あるいは、上記制御手段は、記録手段によ
る音声信号の記録中に読み出しの必要が生じた複数の音
声表示用の音声情報を、記録終了時に選択的に読み出す
ように音声情報記憶手段を制御する。
【0018】すなわち、本発明に係る音声記録装置は、
音声信号の記録中には音声表示は行なわず、記録終了時
に音声表示を行なう。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る音声記録装置の好適な実
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。この実施例
は、本発明に係る音声記録装置を音声及び映像を磁気テ
ープに記録(録画)再生するビデオカメラ装置に適用し
たものである。
【0020】このビデオカメラ装置は、図1に示すよう
に、音声を集音し電気的な音声信号を形成して出力する
例えばダイナミックマイク等のマイクロホン(集音手
段)1と、マイクロホン(マイク)1からの音声信号及
び図示しない映像信号処理回路からの映像信号を磁気テ
ープに記録する記録部(記録手段)2と、音声を発して
当該ビデオカメラ装置の状態を表示するための音声表示
用の音声データが予め記憶されている音声発生部(音声
情報記憶手段)3と、音声発生部3から読み出された音
声データを増幅して出力する増幅器4と、上記増幅器4
からの音声データに応じた音声を発するスピーカ5と、
上記記録部2と上記音声発生部3とを制御するマイクロ
コンピュータ(制御手段)6と、例えば被写体の記録を
指示するための記録キーや再生を指示する再生キー等の
操作キーが設けられている操作部7とを有している。な
お、上記増幅器4とスピーカ5とにより発音手段を構成
している。
【0021】上記音声発生部3は、例えばメモリ素子で
あるROM等で構成されている。このROMには、例え
ば図2に示すように、録画開始、録画中、録画停止、バ
ッテリー残警告、バッテリー終了警告、テープ残警告、
テープ終了警告、録画異常警告、テープ異常警告、再生
開始、再生中、再生一時停止、再生停止、巻き戻し開
始、巻き戻し中、巻き戻し停止、早送り開始、早送り
中、早送り停止、再生異常警告等の音声表示用の音声デ
ータ(警告)が予め記憶されている、この音声データ
は、マイクロコンピュータ(マイコン)6の制御によ
り、適宜読み出され、増幅器4を介してスピーカ5に供
給されるようになっている。
【0022】上記増幅器4は、例えばD/Aコンバータ
と増幅回路を備え、音声発生部3から供給される音声デ
ータをD/Aコンバータでアナログ化して音声信号を形
成し、この音声信号を増幅回路で増幅してスピーカ5に
供給する。これにより、スピーカ5から上記音声データ
に応じた音声の発音がなされる。
【0023】上記マイコン6は、中央演算処理装置(C
PU)と、入出力装置(I/O)と、制御プログラムが
記録されているROMと、制御プログラムの実行時に必
要な情報等を記憶するRAMを備え、CPUによって制
御プログラムを実行することにより、ビデオカメラ装置
全体の制御を行ない、操作部7からの操作情報に基づい
て記録及び再生等の動作を制御する。
【0024】すなわち、音声及び映像を再生する再生動
作においては、例えば利用者が操作部7の再生キーを操
作し、操作部7から再生を意味する操作情報がマイコン
6に供給される。この操作情報に基づいて、マイコン6
は再生部(図示せず)に再生を指示する。再生部は、磁
気テープの音声記録領域に記録された音声信号を再生
し、増幅器4に供給する。そして、増幅器4は供給され
た音声信号を増幅してスピーカ5に供給する。これによ
り、スピーカ5から、上記音声信号に応じた音声が発音
される。また、同時に、再生部は磁気テープの映像記録
領域に記録された映像信号を再生し、これを、映像信号
処理回路(図示せず)に供給する。上記映像信号処理回
路は、例えば上記映像信号に所定の復調処理を施すとと
もに、同期信号を付加する等のプロセス処理を行ない、
これを出力端子を介して、テレビジョン受信機等に供給
する。これにより、上記再生された映像信号に応じた画
像が上記テレビジョン受信機に表示される。
【0025】また、音声及び映像を記録する記録時にお
いては、例えば利用者が操作部7の録画キーを操作す
る。これにより、操作部7から録画を意味する操作情報
がマイコン6に供給される。この操作情報に基づいて、
マイコン6は記録部2に記録を指示し、記録部2は、マ
イク1より供給される音声信号を磁気テープの音声記録
領域に記録する。また、同時に、記録部2はカメラ部等
より供給される映像信号を磁気テープの映像記録領域に
記録する。
【0026】ここで、制御プログラムの実行により、マ
イコン6はこのような記録再生時等にビデオカメラ装置
全体の状態を監視しており、音声表示を行なう必要があ
るか否かを判断する。そして、必要があれば、その必要
に応じた音声データが読み出されるように音声発生部3
を制御する。なお、上記マイコン6は、記録中であれ
ば、読み出しの必要が生じた複数の音声表示用の音声デ
ータを、記録終了時に優先順位順に選択的に(必要な音
声表示のみ)読み出すように音声発生部3を制御する。
【0027】次に、このようなマイコン6の制御を図3
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0028】すなわち、この図3に示すフローチャート
は、当該ビデオカメラ装置のメイン電源をオン操作する
ことにより、マイコン6がこれを検出してスタートとな
り、ステップS1に進む。
【0029】ステップS1において、マイコン6は、図
2に示すチェック項目に従って、当該ビデオカメラ装置
の状態を検出する。そして、上記各チェック項目につい
て全てチェックし終ったか否かを判別し、全てチェック
し終っていない場合はステップS2に進み、全てチェッ
クし終った場合はステップS7に進む。
【0030】上記ステップS2において、マイコン6
は、参照したチェック項目(参照チェック項目)につい
てのビデオカメラ装置の状態を監視し、利用者(ユー
ザ)に伝えるべきか否か、すなわち、音声表示を行なう
必要があるか否かを判断し、音声表示を行なう必要があ
る場合はステップS5に進み、必要がない場合はステッ
プS3に進む。
【0031】上記ステップS3において、マイコン6
は、参照チェック項目の警告フラグを降ろし、続くステ
ップS4で、参照チェック項目の警告済フラグを降ろし
て、上記ステップS1に戻る。
【0032】上記ステップS5において、マイコン6
は、参照チェック項目の警告済フラグが立っているか否
かを確認し、該警告済フラグが立っていれば、ステップ
S1に戻り、該警告済フラグが立っていなければ、ステ
ップS6に進み、警告フラグを立ててステップS1に戻
る。
【0033】すなわち、上記マイコン6は、ステップS
1からステップS6までの処理を繰り返し、図2に示す
チェック項目に従って順次装置の状態を監視し、全ての
チェック項目について音声表示を行なうか否かを判断す
る。
【0034】一方、チェック項目すべてをチェックし終
ったら、ステップS7において、マイコン6は、当該ビ
デオカメラ装置が、現在記録中であるか否かを判別し、
記録中でなければ、ステップS8に進み、記録中であれ
ば、ステップS1に戻り、再び当該ビデオカメラ装置の
状態を監視する。
【0035】ステップS8において、マイコン6は、各
チェック項目のフラグ状況に応じて音声表示が必要なチ
ェック項目を選択し、その優先順位を決める。そして、
音声表示を行なわないチェック項目の警告フラグは降ろ
して、ステップS9に進む。
【0036】ステップS9において、マイコン6は、警
告フラグが立っていて、警告済みフラグが立っていない
チェック項目についての音声データを読み出すように音
声発生部3を制御してステップS10に進む。これによ
り、音声発生部3から読み出された音声データが増幅器
4を介してスピーカ5に供給される。この結果、警告フ
ラグが立っていて、警告済みフラグが立っていないチェ
ック項目についての音声表示が行なわれる。
【0037】ステップS10において、マイコン6は、
音声表示を行なったチェック項目の警告済みフラグを立
ててステップS1に戻る。
【0038】この結果、記録部2が記録中のとき以外
は、ビデオカメラ装置の状態に対応した音声表示を行な
うが、記録中のときは音声表示をすぐには行なわず、録
音終了時に優先順位順に音声表示を行なうことになる。
なお、一度音声表示したチェック項目は、上述のように
警告済フラグを立てることにより再度の音声表示は行な
わないようにしている。
【0039】つぎに、図4に示すフローチャートに基づ
いて、図3に示す音声表示の処理の具体例である磁気テ
ープの残量についての音声表示動作を説明する。
【0040】この図4に示すフローチャートはメイン電
源がオンされることにより、マイコン6がこれを検出し
てスタートとなり、ステップS20に進む。
【0041】ステップS20において、マイコン6は、
記録部2のテープの残量を監視し、テープが終了してい
るか否かを判断し、テープが終了していなければステッ
プS21に進み、終了していればステップS23に進
む。
【0042】テープが終了していない場合は、ステップ
S21において、マイコン6は、テープ終了警告フラグ
を降ろし、続くステップS22で、テープ終了警告済フ
ラグを降ろしてステップS25に進む。すなわち、テー
プが終了していないのであるから、テープ終了警告の音
声表示を行なう必要はないため、テープ終了警告フラグ
とテープ終了警告済フラグを降ろして上記ステップS2
5に進む。
【0043】また、テープが終了している場合は、上記
ステップS23において、マイコン6は、テープ終了警
告済フラグが立っているか否かを確認し、テープ終了警
告済フラグが立っていればステップS25に進み、フラ
グが立っていなければステップS24に進み、テープ終
了警告フラグを立ててステップS25に進む。すなわ
ち、テープ終了警告済フラグが立っていれば、テープ終
了警告の音声表示をすでに行なっているのであるから、
再度の警告を行なわないようにテープ終了警告フラグは
立てずに上記ステップS25に進む。
【0044】ステップS25において、マイコン6は、
記録部2のテープの残量を監視し、テープの残量が充分
であるか否かを判断し、残量が充分であればステップS
26に進み、充分でなければステップS28に進む。
【0045】テープの残量が充分である場合は、ステッ
プS26において、マイコン6は、テープ残警告フラグ
を降ろし、続くステップS27で、テープ残警告済フラ
グを降ろしてステップS30に進む。すなわち、テープ
の残量が充分であり、テープ残警告の音声表示を行なう
必要がないため、テープ残警告フラグとテープ残警告済
フラグを降ろしてステップS30に進む。
【0046】また、テープの残量が充分でない場合は、
上記ステップS28において、マイコン6は、テープ残
警告済フラグが立っているか否かを確認し、テープ残警
告済フラグが立っていればステップS30に進み、フラ
グが立っていなければステップS29に進み、テープ残
警告フラグを立てステップS30に進む。すなわち、テ
ープ残警告済フラグが立っていれば、テープ残警告の音
声表示をすでに行なっているのであるから、再度の警告
は行なわないようにテープ残警告フラグは立てずに上記
ステップS30に進む。
【0047】上記ステップS30において、マイコン6
は、当該ビデオカメラ装置が、現在記録中であるか否か
を判別し、記録中でなければステップS31に進み、記
録中であればステップS20に戻り、記録中でなくなる
までステップS20からステップS30までのルーチン
を繰り返す。
【0048】ステップS31において、マイコン6は、
テープ終了警告フラグが立っているか否かを確認し、テ
ープ終了警告フラグが立っていなければステップS36
に進み、フラグが立っていればステップS32に進み、
テープ残警告フラグを降ろしてステップS33に進む。
すなわち、テープ終了警告フラグが立っていればテープ
が既に終了しており、テープ残警告の音声表示を行なう
必要はないため、テープ残警告フラグを降ろしてステッ
プS33に進む。
【0049】ステップS33において、マイコン6は、
テープ終了警告済フラグが立っているか否かを確認し、
テープ終了警告済フラグが立っていればステップS20
に戻り、フラグが立っていなければステップS34に進
む。すなわち、テープ終了警告済フラグが立っている場
合は、すでにテープ終了警告の音声表示を行なっている
のであるから、再度の音声表示は行なわずに上記ステッ
プS20に戻る。
【0050】ステップS34において、マイコン6は、
テープ終了警告の音声データが読み出されるように音声
発生部3を制御してステップS35に進む。上記音声発
生部3から読み出された上記テープ終了警告の音声デー
タは、増幅器4を介してスピーカ5に供給される。これ
により、上記スピーカ5を介して例えば「テープが終了
しました」等の音声が発せられ、テープ終了警告の音声
表示が行なわれる。
【0051】このような音声表示がなされると、ステッ
プS35において、マイコン6は、テープ終了警告済み
フラグを立ててステップS20に戻る。
【0052】一方、テープ終了フラグが立っていない場
合は、ステップS36において、マイコン6は、テープ
残警告フラグが立っているか否かを確認し、テープ残警
告フラグが立っていればステップS37に進み、フラグ
が立っていなければステップS20に戻る。
【0053】ステップS37において、マイコン6は、
テープ残警告済フラグが立っているか否かを確認し、テ
ープ残警告済フラグが立っていればステップS20に戻
り、フラグが立っていなければステップS38に進む。
すなわち、テープ残警告済フラグが立っている場合は、
テープ残警告の音声表示をすでに行なっているのである
から、再度の音声表示は行なわずに上記ステップS20
に戻る。
【0054】ステップS38において、マイコン6は、
テープ残警告の音声データが読み出されるように音声発
生部3を制御してステップS39に進む。音声発生部3
から読み出されたテープ残警告の音声データは増幅器4
を介してスピーカ5に供給される。これにより、スピー
カ5から、例えば「テープの残りが少なくなりました」
等の音声が発せられ、テープ残警告の音声表示が行なわ
れる。
【0055】ステップS39において、マイコン6は、
テープ残警告済みフラグを立ててステップS20に戻
る。
【0056】この結果、記録部2が音声を記録中のとき
以外は、テープの残量に応じてテープ残警告「テープの
残りが少なくなりました」またはテープ終了警告「テー
プが終了しました」等の音声表示を表示の必要が生じた
順に行なうが、記録中のときは音声表示をすぐには行な
わず、録音終了時に優先順位順に音声表示を行なうこと
になる。
【0057】また、録音終了時に、テープ終了警告フラ
グとテープ残警告フラグが共に立っている場合において
は、すでにテープが終了している状態であるから、テー
プ残警告の音声表示を行なう必要はない。このため、こ
のような場合には、マイコン6は、テープ残警告の音声
表示は行なわず、テープ終了警告の音声表示のみを行な
うように上記音声発生部3を制御する。なお、上述の図
3に示すフローチャートと同様に、一度音声表示したチ
ェック項目は、上述のように警告済フラグを立てること
により再度の音声表示は行なわないようにしている。
【0058】次に、図5に示すフローチャートに基づい
て、図3に示す音声表示の処理の具体例であるバッテリ
ーの残量についての音声表示動作を説明する。
【0059】この図5に示すフローチャートはメイン電
源がオン操作されることにより、マイコン6がこれを検
出してスタートとなり、ステップS20に進む。
【0060】ステップS40において、マイコン6は、
バッテリーの残量を監視し、バッテリーの残量が充分か
否かを判断し、残量が充分であればステップS41に進
み、充分でなければステップS43に進む。
【0061】バッテリーの残量が充分である場合には、
ステップS41において、マイコン6は、バッテリー残
警告フラグを降ろし、続くステップS42でバッテリー
残警告済フラグを降ろしてステップS40に戻る。すな
わち、バッテリーの残量が充分な場合は、バッテリー残
警告の音声表示を行なう必要がないため、バッテリー残
警告フラグとバッテリー残警告済フラグを降ろしてステ
ップS40に戻る。
【0062】一方、バッテリーの残量が充分でない場合
には、ステップS43において、マイコン6は、バッテ
リー残警告済フラグが立っているか否かを確認し、フラ
グが立っていればステップS40に戻り、フラグが立っ
ていなければステップS44に進む。
【0063】ステップS44において、マイコン6は、
バッテリー残警告フラグを立てステップS45に進む。
【0064】ステップS45において、マイコン6は、
当該ビデオカメラ装置が、現在記録中であるか否かを判
別し、記録中でなければステップS46に進み、記録中
であればステップS40に戻り、再度バッテリー残量を
監視し、記録中でなくなるまでステップS40からステ
ップS45までのルーチンを繰り返す。
【0065】当該ビデオカメラ装置が記録中でなけれ
ば、ステップS46において、マイコン6は、バッテリ
ー残警告フラグが立っているか否かを確認し、フラグが
立っていればステップS47に進み、フラグが立ってい
なければステップS40に戻る。
【0066】ステップS47において、マイコン6は、
バッテリー残警告済フラグが立っているか否かを確認
し、フラグが立っていればステップS40に戻り、フラ
グが立っていなければステップS48に進む。すなわ
ち、バッテリー残警告済フラグが立っていれば、バッテ
リー残警告の音声表示をすでに行なっているのであるか
ら、再度の音声表示は行なわずにステップS40に戻
る。
【0067】ステップS48において、マイコン6は、
バッテリー残警告の音声データが読み出されるように音
声発生部3を制御してステップS49に進む。音声発生
部3から読み出されたバッテリー残警告の音声データは
増幅器4を介してスピーカ5に供給される。これによ
り、スピーカ5から、例えば「バッテリーが残りわずか
です」等の音声が発せられ、テープ残警告の音声表示が
行なわれる。
【0068】ステップS49において、マイコン6は、
バッテリー残警告済フラグを立ててステップS40に戻
る。
【0069】この結果、当該ビデオカメラ装置が記録中
のとき以外は、バッテリーの残量に応じてバッテリー残
警告「バッテリーが残りわずかです」等の音声表示を表
示の必要が生じた順に行なうが、記録中のときは音声表
示をすぐには行なわず、録音終了時に優先順位順に音声
表示を行なうことになる。なお、上述の図3に示すフロ
ーチャートと同様に、一度音声表示したチェック項目
は、上述のように警告済フラグを立てることにより再度
の音声表示は行なわないようにしている。
【0070】以上の説明から明かなように、本実施例に
係る音声記録装置は、記録部による音声信号の記録中に
読み出しの必要が生じた複数の音声表示用の音声データ
を、記録終了時に選択的且つ優先順位順に読み出すよう
にしているため、音声信号の記録中に音声表示を行なう
ことにより、目的とする音声と共に音声表示による音声
が記録されてしまうような不都合を防止することができ
る。また、必要な音声表示のみを行なうことができるた
め、当該音声記録装置を例えばビデオカメラ装置に設け
ることにより、実用性に優れたビデオカメラ装置を提供
することができる。
【0071】なお、上述の実施例の説明では、音声の記
録中に読み出しの必要が生じた複数の音声表示用の音声
情報を、記録終了時に優先順位順に選択的に読み出すこ
ととしたが、これは、優先順位を付けることなく複数の
音声情報を(読み出しの必要が生じた順に)順次読み出
すようにしてもよい。あるいは、読み出しの必要が生じ
た複数の音声情報を選択せずに全て読み出すようにして
もよい。
【0072】また、上述の実施例の説明では本発明に係
る音声記録装置をビデオカメラ装置に適用することとし
たが、これは、音声を記録する装置であれば、例えばテ
ープレコーダ装置、デジタル・オーディオテープレコー
ダ装置(DAT)、ビデオテープレコーダ装置(VT
R)、光磁気ディスク装置等においても適用できること
は勿論である。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る音声記録装置は、記録手段
による音声信号の記録時以外は、読み出しの必要が生じ
た1つ、あるいは複数の音声表示用の音声情報を読み出
して音声表示を行なうが、音声信号の記録中に上記音声
情報の読み出しの必要が生じた場合、これをすぐには読
み出さず、記録終了時に読み出すことにより、音声信号
の記録中に音声表示を行なうことにより所望の音声と共
に音声表示による音声が記録される不都合を防止するこ
とができる。
【0074】また、本発明に係る音声記録装置は、記録
手段による音声信号の記録時以外は、読み出しの必要が
生じた複数の音声表示用の音声情報を読み出して音声表
示を行なうが、音声信号の記録中に上記音声情報の読み
出しの必要が生じた場合、これらをすぐには読み出さ
ず、記録終了時に順次読み出して音声表示することによ
り、音声信号の記録中に音声表示を行なうことにより所
望の音声と共に音声表示による音声が記録される不都合
を防止することができる。
【0075】また、本発明に係る音声記録装置は、記録
手段による音声信号の記録時以外は、読み出しの必要が
生じた複数の音声表示用の音声情報を読み出して音声表
示を行なうが、音声信号の記録中に上記音声情報の読み
出しの必要が生じた場合、これらをすぐには読み出さ
ず、記録終了時に優先順位順に読み出して音声表示する
ことにより、音声信号の記録中に音声表示を行なうこと
により所望の音声と共に音声表示による音声が記録され
る不都合を防止することができ、また、優先度の高いも
のから順に音声表示を行なうことができる。
【0076】また、本発明に係る音声記録装置は、記録
手段による音声信号の記録時以外は、読み出しの必要が
生じた複数の音声表示用の音声情報を読み出して音声表
示を行なうが、音声信号の記録中に上記音声情報の読み
出しの必要が生じた場合、これらをすぐには読み出さ
ず、記録終了時に全て読み出して音声表示することによ
り、音声信号の記録中に音声表示を行なうことにより所
望の音声と共に音声表示による音声が記録される不都合
を防止することができ、また、読み出しの必要が生じた
全ての音声情報を音声表示できる。
【0077】また、本発明に係る音声記録装置は、記録
手段による音声信号の記録時以外は、読み出しの必要が
生じた複数の音声表示用の音声情報を読み出して音声表
示を行なうが、音声信号の記録中に上記音声情報の読み
出しの必要が生じた場合、これらをすぐには読み出さ
ず、記録終了時に選択的に読み出して音声表示すること
により、音声信号の記録中に音声表示が行なうことによ
り所望の音声と共に音声表示による音声が記録される不
都合を防止することができ、また、必要な音声情報のみ
を音声表示できる。
【0078】すなわち、本発明によれば、目的とする音
声と共に音声表示による音声が記録される不都合を防止
することができ、実用性に優れた音声記録装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声記録装置を適用したビデオカ
メラ装置の実施例のブロック図である。
【図2】上記実施例に係るビデオカメラ装置の音声発生
部に記憶されている音声表示用の音声データの一例を示
す図である。
【図3】上記ビデオカメラ装置のマイコンの音声表示の
処理を示すフローチャートである。
【図4】上記ビデオカメラ装置のテープ残量の音声表示
の処理を示すフローチャートである。
【図5】上記ビデオカメラ装置のバッテリ残量の音声表
示の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・マイクロホン 2・・・記録部 3・・・音声発生部 4・・・増幅器 5・・・スピーカ 6・・・マイコン 7・・・操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257 G11B 33/10 H04N 5/765

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を集音し音声信号を形成して出力す
    る集音手段と、 上記集音手段からの音声信号を記録媒体に記録する記録
    手段と、 音声により装置の状態を表示する音声表示用の音声情報
    が予め記憶された音声情報記憶手段と、 上記音声情報記憶手段から読み出された音声情報に応じ
    た音声を発する発音手段と、 上記記録手段と音声情報記憶手段を制御する制御手段と
    を有し、 上記制御手段は、上記記録手段による音声信号の記録中
    に読み出しの必要が生じた音声表示用の音声情報を、記
    録終了時に読み出すように上記音声情報記憶手段を制御
    することを特徴とする音声記録装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記記録中に読み出し
    の必要が生じた複数の音声表示用の音声情報を、記録終
    了時に読み出すように上記音声情報記憶手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声記録装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記記録中に読み出し
    の必要が生じた複数の音声表示用の音声情報を、記録終
    了時に順次読み出すように上記音声情報記憶手段を制御
    することを特徴とする請求項2記載の音声記録装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記記録中に読み出し
    の必要が生じた複数の音声表示用の音声情報を、記録終
    了時に優先順位順に読み出すように上記音声情報記憶手
    段を制御することを特徴とする請求項2記載の音声記録
    装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記記録中に読み出し
    の必要が生じた複数の音声表示用の音声情報を、記録終
    了時に全て読み出すように上記音声情報記憶手段を制御
    することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の音声
    記録装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記記録中に読み出し
    の必要が生じた複数の音声表示用の音声情報を、記録終
    了時に選択的に読み出すように上記音声情報記憶手段を
    制御することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の
    音声記録装置。
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