JP2005293623A - 車載音響装置、車載音響システム、及び音楽データ記録プログラム - Google Patents

車載音響装置、車載音響システム、及び音楽データ記録プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 車載音響装置における音場設定の負担を軽減させる。
【解決手段】 各種情報が記録される内部記録媒体と、音場を設定する音場設定手段と、外部記録媒体に含まれた情報を記録する記録手段から車載音響装置を構成し、これに備えられた記録手段に、音場設定と外部記録媒体の音データとを関連付けて内部記録媒体に記録する機能を付与する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、記録媒体の音データを再生/記録する車載音響装置、車載音響システム、及び音楽データ記録プログラムに関する。
従来より、車両に搭載された音響装置は、例えばコンサートホールやライブハウスで音楽を聴くような臨場感を搭乗者に与える為の音場を設定する手段を有している(例えば特許文献1)。このような音場設定手段には、予め、クラッシック、ロック、ジャズ等の各音楽ジャンルに対応させた周波数特性を有した設定が複数種類記憶されている。また、これらの設定で満足できないユーザは、再生音の高音又は中音或いは低音といった周波数特性に補正を掛ける等の操作を行うことによって自分の好みに合った最適な音場を設定することができる。車載音響装置には、各周波数特性の補正に加えてさらに、音像定位やエコー等の機能もある。これらの各機能を複合的に組み合わせることによって、車内の空間を仮想的にコンサートホールやライブハウスのような空間(すなわち前記の場所の如き音場)にすることができる。
特開平7−284185号公報
上記特許文献1に示された車載音響装置ではCompact Disc(以下、CDと略記)又はカセットテープ等の外部記録媒体の音楽データを再生可能であるが、近年、内蔵ハードディスク(以下、内蔵HDD)に記録された音楽データを再生可能なタイプも広く知られている。このような車載音響装置を使用する場合、ユーザは、一般的に、複数の外部記録媒体の音楽データを内蔵HDDに記録させてそれらの音楽を聴いている。なお、本明細書中において、音楽データには記録媒体に録音された音楽のデータが含まれ、音楽情報には前記音楽データに加えて後述のTOC情報などのデータも含まれる。
内蔵HDDを有した車載音響装置の場合には複数の記録媒体の音楽データを一つの記録媒体(すなわち内蔵HDD)に記録する為、様々なジャンルの音楽をユーザが連続的に聴く状況が想定される。しかしながら音楽ジャンルが変更する度にユーザが音場を設定することは煩雑な作業である。特に予め設定された周波数特性の音場で満足できないユーザにとっては音楽ジャンル変更毎に各周波数特性に補正を掛ける操作を行う必要がある為、極めて煩雑な作業であった。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、音場設定の負担を軽減させることができる車載音響装置、該装置を有した車載音響システム及び音楽データ記録プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る車載音響装置は、各種情報が記録される内部記録媒体と、音場を設定する音場設定手段と、外部記録媒体に含まれた情報を記録する記録手段とを備えたものである。これに備えられた記録手段は、音場設定と外部記録媒体の音データとを関連付けて該内部記録媒体に記録する機能を有している。また、この車載音響装置は外部記録媒体に関する情報を取得する情報取得手段をさらに備えたものであってもよく、この場合、記録手段は、さらに、その外部記録媒体に関する情報と音場設定とを関連付けて記録することができる。なお、外部記録媒体に関する情報は、当該記録媒体に記録されたTOC情報であってもよい。さらに、TOC情報/記録された音データと音場設定との関連付けは録音開始時に実行されるものであってもよい。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る車載音響装置は、各種情報が記録される内部記録媒体と、音場を設定する音場設定手段と、外部記録媒体に含まれた情報を記録する手段であって、該外部記録媒体の音データ録音時にその時に音場設定と当該音データとを関連付けて該内部記録媒体に記録する記録手段と、該内部記録媒体の音データ再生時に関連付けて記録された音場設定に基づいて音場設定手段を制御する制御手段と備えたものである。
また、上記車載音響装置において、音場設定手段による音場設定はユーザの操作により実施されるものであってもよい。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る車載音響システムは、各種情報が記録される内部記録媒体と、外部記録媒体に関する情報を取得する情報取得手段と、外部記録媒体に含まれた情報を記録する記録手段と、音場を設定する音場設定手段とを有し、ネットワークに接続された車載音響装置と、該ネットワークを介して該車載音響装置と接続され、外部記録媒体に関する情報と音場情報と関連付けて記憶した音楽データベースを有したサーバとを備えたシステムである。このシステムに備えられた車載音響装置は、取得した外部記録媒体に関する情報を参照して該音楽データベースを検索し、外部記録媒体の音楽データを記録するときに検索された音場情報と当該音楽データとを関連付けて記録する機能を有している。この車載音響装置は、再生する音楽を、それに関連付けられた音場設定を用いて再生することができる。なお、外部記録媒体に関する情報は、当該記録媒体に記録されたTOC情報であってもよい。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る音楽データ記録プログラムは、音場を設定可能且つ外部記録媒体の音楽データを内部記録媒体に記録可能な車載音響装置を用いて当該音楽データを該内部記録媒体に記録するプログラムであり、該音楽データ記録時にその時に音場設定と当該音楽データとを関連付けて該内部記録媒体に記録するものである。
本発明の車載音響装置、車載音響システム、及び音楽データ記録プログラムを採用すると、CD等の外部記録媒体から装置内の内部記録媒体に音楽データを録音した際に音場設定と音楽データとが関連付けられて記録される。これにより、内部記録媒体の音楽データを再生するときに音場を設定する必要がない為、ユーザの負担が軽減され、当該ユーザは快適に車両を運転することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態の車載音響装置100の構成を示したブロック図である。車載音響装置100は、例えばCD1等の外部記録媒体が挿入される記録媒体挿入部10と、CD1を含む各種記録媒体(例えば下記HDD40やフラッシュメモリ)の音楽データを再生処理する再生部20と、ここで再生処理された音楽を出力するスピーカ22と、CD1等の外部記録媒体の音楽データを圧縮処理するデータ圧縮部30と、ここで圧縮処理された音楽データを含む各種情報を記憶するHDD40と、音場の設定操作を含む各種操作を行う為の操作部50と、ここで操作された設定に応じて車内の音場を設定する音場設定部60と、各種情報を表示する表示部70と、車載音響装置100全体の制御を統括して行う制御部80から構成されている。この制御部80は、CD1等の外部記録媒体に記録されたTOC(Table Of Contents)情報を当該CD1から抽出するTOC情報抽出部82を有している。なお、ここでいうTOC情報とは、例えばCD1の場合にはそのディスクの最内周に記録された情報であって、当該CD1内に録音された曲数、演奏時間、及び2曲目の演奏開始時間を示した情報である。記録媒体挿入部10にCD1が挿入されると、制御部80のTOC情報抽出部82は、当該CD1のTOC情報を自動的に読み取る。そして制御部80は、読み取ったTOC情報を表示部70に出力する。これにより表示部70にCD1の曲数や演奏時間などの情報が表示される。
また、HDD40は、予め「クラッシック」、「ロック」、「ジャズ」等の各音楽ジャンルに対応させた周波数特性を有した音場情報や、各周波数帯域の音に特性を持たせる「バスブースト」、「インパクト」、「スムース」などの音場情報(以下、これらの音場情報をプリセット音場情報と略記)を記憶している。ここで、車内の音場がこれらのプリセット音場情報による音場に設定されるようにユーザが操作部50を操作すると、その操作に応じた信号が音場設定部60及び表示部70に入力される。操作部50からの音場設定の信号が入力されると、音場設定部60は、設定された音場で音楽データが再生されるように再生部20に信号を出力する。これにより設定された音場でスピーカ22から音楽が出力される。またこのとき表示部70に操作部50からの音場設定の信号が入力されると、その表示部分に音場設定の操作に応じた文字、例えば「ロック」、「バスブースト」等が表示される。また、プリセット音場情報以外の音場を設定する為には複数の周波数帯域の特性の各々を変更させてそれらの特性の各々に補正を掛ける操作をする必要がある。以下、このような操作によって設定された音場情報をカスタム音場情報と略記する。
図2は、本発明の第1の実施形態の車載音響装置100の構成要素である制御部80により実行される、音場設定処理を示したフローチャートである。以下に、図2を参照して、第1の実施形態の音場設定処理について説明する。
車載音響装置100に電源電圧が供給され、記録媒体挿入部10に外部記録媒体(ここではCD1とする)が挿入されると、制御部80のTOC情報抽出部82は、CD1のTOC情報を読み取り(ステップ1:YES、以下、ステップを「S」と略記)、その情報を表示部70に表示させ、CD1再生の為の操作が行われるまで待機状態に入る(S2)。CD1の音楽データを再生させるように操作部50が操作されると(S2:YES)、制御部80は、録音操作がされたか否かをチェックする(S3)。また、操作部50によるCD1再生の為の操作がされない場合(S2:NO)、制御部80は待機状態のままである。
S3の処理においてCD1の音楽データが録音されるように操作部50を操作すると(S3:YES)、制御部80は、現在設定されている音場情報(以下、現在音場設定と略記)のタイプを判定する(S4)。
S4の処理においていずれの音場も設定されていない場合(S4:設定なし)、制御部80は、読み込んだCD1のTOC情報をデフォルト値の周波数特性を有したデフォルト音場情報と関連付けてHDD40に記録する(S5)。そしてデータ圧縮部50を作動させてCD1の音楽データをHDD40に圧縮して記録し(S6)、それを当該デフォルト音場情報と関連付けてHDD40に記録し(S7)、本処理を終了させる。
また、S4の処理において現在音場設定がプリセット音場情報(例えば「ジャズ」と「スムース」)である場合(S4:プリセット音場情報)、制御部80は、読み込んだCD1のTOC情報を「ジャズ」と「スムース」のプリセット音場情報と関連付けてHDD40に記録する(S8)。そしてデータ圧縮部50によりCD1の音楽データを圧縮処理し(S9)、それを当該プリセット音場情報と関連付けてHDD40に記録し(S10)、本処理を終了させる。この場合には、ユーザは、再生及び録音操作だけで、外部記録媒体であるCD1と、内部記録媒体であるHDD40に記録された圧縮後の音楽データとの両方にプリセット音場情報を関連付けてHDD40に記録させることができる。
また、S4の処理において現在音場設定がカスタム音場情報である場合(S4:カスタム音場情報)、制御部80は、読み込んだCD1のTOC情報とカスタム音場情報とを関連付けてその両方をHDD40に記録する(S11)。そしてデータ圧縮部50によりCD1の音楽データを圧縮処理し(S12)、それを当該カスタム音場情報と関連付けてHDD40に記録し(S13)、本処理を終了させる。上述のプリセット音場情報の場合と同様に、ユーザは、再生及び録音操作だけで、外部記録媒体であるCD1と、内部記録媒体であるHDD40に記録された圧縮後の音楽データとの両方にカスタム音場情報を関連付けてHDD40に記録させることができる。この場合、設定作業が煩雑なカスタム音場情報の設定を異なる記録媒体毎に行う必要がない為、ユーザの作業負担が大幅に軽減される。
なお、上述のフローチャートではCD1再生時に録音操作を実行すると音場情報が関連付けられてHDD40に記録されるが、別の実施形態の音場設定処理ではCD1を記録媒体挿入部10に挿入している状態であればいつでも上述のフローチャートの如き音場設定処理が実行できるようにしてもよい。この場合、ユーザは録音操作だけで両記録媒体に音場情報を関連付けてHDD40に記録させることができる為、当該ユーザの作業負担がさらに軽減される。また、録音完了と同時に上述の音場設定処理が実行されるようにしてもよい。
図3は、本発明の第1の実施形態の車載音響装置100の構成要素である制御部80により実行される、HDD40に記録された音楽データを音場設定を参照して再生するHDD音楽データ再生処理を示したフローチャートである。以下に、図3を参照して、第1の実施形態のHDD音楽データ再生処理について説明する。
車載音響装置100に電源電圧が供給され、HDD40に記録された音楽データを再生するように操作部50が操作されると(S21:YES)、制御部80は、音場を自動的に設定する機能がオンであるか(操作部50の図示しない音場自動設定用のスイッチがオンされているか)を判定する(S22)。ここで、音場を自動的に設定する機能がオフである場合(S22:NO)、制御部80はいずれの音場も設定することなくHDD40に記録された音楽データを読み込み、当該音楽データを再生し(S25)、本処理は終了する。また、音場を自動的に設定する機能がオンである場合(S22:YES)、制御部80は、再生する音楽データと関連付けられた音場情報がHDD40内に記録されているか否かを判定する(S23)。ここで、音場情報が記録されていると判定した場合(S23:YES)、制御部80は、音場設定部60によってその情報に応じた音場を生成させ(S24)、再生部20により当該音楽データを再生させる(S25)。また、音場情報が記録されていないと判定した場合(S23:NO)、制御部80はいずれの音場も設定することなく当該音楽データを再生させ(S25)、本処理は終了する。
図4は、本発明の第1の実施形態の車載音響装置100の構成要素である制御部80により実行される、CD1に記録された音楽データを音場設定を参照して再生するCD音楽データ再生処理を示したフローチャートである。以下に、図4を参照して、第1の実施形態のCD音楽データ再生処理について説明する。
車載音響装置100に電源電圧が供給され、記録媒体挿入部10にCD1が挿入されると、制御部80のTOC情報抽出部82は、CD1のTOC情報を読み取り(S31)、その情報を表示部70に表示させる。そしてCD1に記録された音楽データを再生するように操作部50が操作されると(S32:YES)、制御部80は、音場を自動的に設定する機能がオンであるかを判定する(S33)。ここで、音場を自動的に設定する機能がオフである場合(S33:NO)、制御部80はいずれの音場も設定することなくCD1に記録された音楽データを読み込み、当該音楽データを再生し(S36)、本処理は終了する。また、音場を自動的に設定する機能がオンである場合(S33:YES)、制御部80は、CD1のTOC情報と関連付けられた音場情報がHDD40内に記録されているか否かを判定する(S34)。ここで、音場情報が記録されていると判定された場合(S34:YES)、制御部80は、音場設定部60によってその情報に応じた音場を生成させ(S35)、再生部20により当該音楽データを再生させる(S36)。また、音場情報が記録されていないと判定した場合(S34:NO)、制御部80はいずれの音場も設定することなく当該音楽データを再生させ(S36)、本処理は終了する。
以上説明したように、図3又は図4に示された処理を実行することによって予め設定された音場でスピーカ22から音楽が出力される。なお、本処理は、異なった音楽データ(ここでは曲)を再生する度に実行される。従ってユーザは、曲が変更しても煩雑な操作を行う必要がなくなり、常に最適な音場で音楽を聴くことができる。
図5は、本発明の第2の実施形態の車載音響システム200の構成を示したブロック図である。以下に、この図5を参照して、第2の実施形態の各車載音響システム200の構成及び作用について説明する。なお、図5に示した処理において、図1に示した処理と同一の処理には、同一の符号を付してここでの詳細な説明は省略する。
車載音響システム200は、外部装置と無線通信する為の通信部90を備えた車載音響装置110と、各種音楽情報を蓄積した音楽データベース122及び外部装置と接続する為の通信部124を有したサーバ120と、通信部124と有線接続され、当該通信部124からの信号を外部に無線で発信する中継局130から構成されている。なお、音楽データベース122には、各CDのTOC情報と関連付けられて、CD名、楽曲名、演奏者名、音楽ジャンルなどを含むタグ情報が蓄積されている。また、車載音響装置110の制御部80は、TOC情報抽出部82に加えて、ある情報から音楽ジャンルのみを抽出する音楽ジャンル抽出部84を有している。
図6は、本発明の第2の実施形態の車載音響システム200で実行される音場設定処理を示したフローチャートである。以下に、図6を参照して、第2の実施形態の音場設定処理について説明する。
車載音響装置110に電源電圧が供給され、記録媒体挿入部10にCD1が挿入されると、制御部80のTOC情報抽出部82は、CD1のTOC情報を読み取り(S41)、その情報を表示部70に表示させる。そして通信部90を使用し、読み取ったTOC情報と共に当該CD1のタグ情報を要求する要求信号を無線により発信する。なお、この要求信号には車載音響装置110のID情報が含まれている。
中継局130がCD1のTOC情報及び要求信号を受信すると、それらはサーバ120に送信される。通信部124によりこれらの信号を受信すると、サーバ120は、音楽データベース122内に格納された、当該TOC情報と関連付けられたタグ情報を検索する。そして車載音響装置110のID情報と共に検索されたタグ情報を中継局130に送信する。そして中継局130はこれらの信号を発信する。
中継局130から発信されたタグ情報を通信部90が受信すると、制御部80の音楽ジャンル抽出部84は、当該タグ情報の中から音楽ジャンル情報(例えばクラッシック)を抽出し(S42)、その音楽ジャンル情報を、名称が一致する音楽ジャンルのプリセット音場情報(ここでは「クラッシック」の周波数特性を有したプリセット音場情報)に関連付けてHDD40に記録する(S43)。そしてCD1再生の為の操作が行われるまで待機状態に入る(S44)。CD1の音楽データを再生させるように操作部50が操作されると(S44:YES)、制御部80は、録音操作がされたか否かをチェックする(S45)。また、操作部50によるCD1再生の為の操作がされない場合(S45:NO)、制御部80は待機状態のままである。
S45の処理においてCD1の音楽データが録音されるように操作部50が操作されると(S45:YES)、制御部80は、データ圧縮部50によりCD1の音楽データを圧縮処理し(S46)、それを抽出した音楽ジャンル情報と関連付けてHDD40に記録し(S47)、本処理を終了させる。
図7は、本発明の第2の実施形態の車載音響装置110の構成要素である制御部80により実行される、HDD40に記録された音楽データを音場設定を参照して再生するHDD音楽データ再生処理を示したフローチャートである。以下に、図7を参照して、第2の実施形態のHDD音楽データ再生処理について説明する。
車載音響装置110に電源電圧が供給され、HDD40に記録された音楽データを再生するように操作部50が操作されると(S51:YES)、制御部80は、音場を自動的に設定する機能がオンであるかを判定する(S52)。ここで、音場を自動的に設定する機能がオフである場合(S52:NO)、制御部80はいずれの音場も設定することなくHDD40に記録された音楽データを読み込み、当該音楽データを再生し(S56)、本処理は終了する。また、音場を自動的に設定する機能がオンである場合(S52:YES)、制御部80は、再生する音楽データと音楽ジャンル情報がHDD40内に記録されているか否かを判定する(S53)。ここで、音楽ジャンル情報が記録されていると判定された場合(S53:YES)、制御部80は、その音楽ジャンル情報に関連付けられたプリセット音場情報をHDD40内から読み出し(S54)、音場設定部60によってそのプリセット音場情報に応じた音場を生成させ(S55)、再生部20により当該音楽データを再生させ(S56)。また、音楽ジャンル情報が記録されていないと判定した場合(S53:NO)、制御部80はいずれの音場も設定することなく当該音楽データを再生させ(S56)、本処理は終了する。
第2の実施形態ではユーザが音場設定の操作を全く行う必要がない為、その負担がさらに軽減される。
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
本発明の第1の実施形態の車載音響装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施形態の車載音響装置の構成要素である制御部により実行される、音場設定処理を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の車載音響装置の構成要素である制御部により実行される、HDDに記録された音楽データを音場設定を参照して再生するHDD音楽データ再生処理を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の車載音響装置の構成要素である制御部により実行される、CDに記録された音楽データを音場設定を参照して再生するCD音楽データ再生処理を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の車載音響システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態の車載音響システムで実行される音場設定処理を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の車載音響装置の構成要素である制御部により実行される、HDDに記録された音楽データを音場設定を参照して再生するHDD音楽データ再生処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 CD
40 HDD
50 操作部
60 音場設定部
80 制御部
82 TOC情報抽出部
84 音楽ジャンル抽出部
90 通信部
100、110 車載音響装置
120 サーバ
122 音楽データベース
200 車載音響システム

Claims (10)

  1. 各種情報が記録される内部記録媒体と、
    音場を設定する音場設定手段と、
    外部記録媒体に含まれた情報を記録する記録手段と、を備えた車載音響装置において、
    該記録手段は、音場設定と外部記録媒体の音データとを関連付けて該内部記録媒体に記録すること、を特徴とする車載音響装置。
  2. 外部記録媒体に関する情報を取得する情報取得手段をさらに備え、
    前記記録手段は、さらに、その外部記録媒体に関する情報と音場設定とを関連付けて記録すること、を特徴とする請求項1に記載の車載音響装置。
  3. 前記外部記録媒体に関する情報は、当該記録媒体に記録されたTOC情報であること、を特徴とする請求項2に記載の車載音響装置。
  4. TOC情報/記録された音データと音場設定との関連付けは録音開始時に実行されること、を特徴とする請求項3に記載の車載音響装置。
  5. 各種情報が記録される内部記録媒体と、
    音場を設定する音場設定手段と、
    外部記録媒体に含まれた情報を記録する手段であって、該外部記録媒体の音データ録音時にその時に音場設定と当該音データとを関連付けて該内部記録媒体に記録する記録手段と、
    該内部記録媒体の音データ再生時に、関連付けて記録された音場設定に基づいて、音場設定手段を制御する制御手段と、備えたこと、を特徴とする車載音響装置。
  6. 前記音場設定手段による音場設定はユーザの操作により実施されること、を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の車載音響装置。
  7. 各種情報が記録される内部記録媒体と、外部記録媒体に関する情報を取得する情報取得手段と、外部記録媒体に含まれた情報を記録する記録手段と、音場を設定する音場設定手段と、を有し、ネットワークに接続された車載音響装置と、
    該ネットワークを介して該車載音響装置と接続され、外部記録媒体に関する情報と音場情報と関連付けて記憶した音楽データベースを有したサーバと、を備えた車載音響システムであって、
    該車載音響装置は、取得した外部記録媒体に関する情報を参照して該音楽データベースを検索し、外部記録媒体の音楽データを記録するときに検索された音場情報と当該音楽データとを関連付けて記録すること、を特徴とする車載音響システム。
  8. 前記車載音響装置は、再生する音楽を、それに関連付けられた音場設定を用いて再生すること、を特徴とする請求項7に記載の車載音響システム。
  9. 前記外部記録媒体に関する情報は、当該記録媒体に記録されたTOC情報であること、を特徴とする請求項7または請求項8のいずれかに記載の車載音響システム。
  10. 音場を設定可能であり、外部記録媒体の音楽データを内部記録媒体に記録可能な車載音響装置を用いて当該音楽データを該内部記録媒体に記録する音楽データ記録プログラムにおいて、
    該音楽データ記録時にその時に音場設定と当該音楽データとを関連付けて該内部記録媒体に記録すること、を特徴とする音楽データ記録プログラム。
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