JP2008021337A - 車載用音響システム - Google Patents

車載用音響システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008021337A
JP2008021337A JP2006189476A JP2006189476A JP2008021337A JP 2008021337 A JP2008021337 A JP 2008021337A JP 2006189476 A JP2006189476 A JP 2006189476A JP 2006189476 A JP2006189476 A JP 2006189476A JP 2008021337 A JP2008021337 A JP 2008021337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
data
acoustic
terminal
portable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006189476A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Iwamoto
太郎 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2006189476A priority Critical patent/JP2008021337A/ja
Publication of JP2008021337A publication Critical patent/JP2008021337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 ユーザの操作性を向上させ、かつ安価な構成にて音楽データを再生することができる「車載用音響システム」を提供する。
【解決手段】 車載用音響システム10は、車内に設置され音楽データの再生機能を備えた車載用音響装置20と、車載用音響装置20に接続される複数の携帯用音響端末30−1〜30−4とを有する。携帯用音響端末は、音楽データを記憶する記憶部と、入力部と、ディスプレイと、車載用音響装置20と制御データ40および音楽データ42の双方向通信を可能とするデータ通信部とを含んでいる。車載用音響装置20は、携帯用音響端末と双方向のデータ通信を可能とするデータ通信部と、携帯用音響端末から送信された制御データに基づき車載用音響装置や他の携帯用音響端末の動作を制御するコントローラとを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車内において音楽データの再生機能を含む車載用音響システムに関し、特に、携帯用音響端末が接続されたときに、そこに含まれる音楽データ等の再生を行う車載用音響システムに関する。
車両には、車内エンターテイメントを充実するため、ラジオやテレビ放送を受信したり、CD、DVD、ハードディスク装置などに記憶された音楽データや画像データを再生するオーディオ・ビデオ装置が搭載されている。さらには、ナビゲーション機能を内蔵したオーディオ・ビデオ・ナビゲーション装置(以下、AVN装置という)も広く実用化されている。
一方、ハードディスクや半導体メモリ等の小型化、高密度化が進んだことで、大量の音楽データを記憶し、再生することができる携帯用音響端末が利用されている。こうした携帯用音響端末を車内に持ち込み、携帯用音響端末に記憶された音楽データを車載用AVN装置において再生することができれば、ユーザにとって非常に利便性が高い。
特許文献1は、車内に複数の携帯音響機器が持ち込まれたとき、各携帯音響機器と車載音響機器は、各機器間で車内無線通信を介して音楽データ等の送受信を行ない、車内無線通信の通信方式は、車内でそれぞれの機器が認識、認証し合い、音楽データの再生出力をリアルタイムに行うようにしている。これにより、乗員が携帯している携帯用音響機器の音楽データを車内で楽しむことができる自動車用音響装置を提供している。
特開2001−296875号
図1は、従来の車載用AVN装置に複数の携帯用音響端末が接続されたときの音響システムを示す図である。車載用AVN装置1には、フロントシートの乗員用の携帯用音響端末2−1、2−2と、リアシートの乗員用の携帯用音響端末2−3、2−4が接続されている。携帯用音響端末2(2−1〜2−4)は、それ自身が保有するハードディスク記憶装置や半導体メモリ等に格納された音楽データを再生し、またはそのような記憶媒体に音楽データを保存する機能を備えている。
AVN装置1から携帯用音響端末2に対しては、携帯用音響端末2の動作を制御するための制御(コントロール)データ5が送信され、携帯用音響端末2からAVN装置1に対しては、音楽データ等のデータ4が送信される。つまり、AVN装置1から各携帯用音響端末2を制御するように構成されている。携帯用音響端末2に含まれる音楽データをAVN装置1で再生しようとする場合、先ず、AVN装置1は、携帯用音響端末2に対しそれらが保有している音楽データを送信するよう制御データ5を送信し、携帯用音響端末2から音楽データ4を受け取る。そして、音楽データを再生し、車内のスピーカから音声を出力させる。再生の停止等のオーディオ操作は、AVN装置1に対して行われる。
AVN装置1は、一般に、車内のフロントのインダッシュに取り付けられており、リアシートから直接AVN装置1にアクセスしずらい。このため、リアシートからアクセスを可能にするための専用のコントロール端末3が用いられている。コントロール端末3は、AVN装置1と有線または無線で接続され、AVN装置1に対して制御データ6を送信する。AVN装置1は、制御データ6に基づき携帯用音響端末2の動作を制御する。
しかしながら、上記のような専用のコントロール端末3を必要とすることは、ユーザの操作性に煩雑さを与え、好ましいことではない。さらに、車載用音響システムのコストを増加させるという課題もある。
本発明は、こうした従来の課題を解決するものであり、ユーザの操作性を向上させ、かつ安価な構成にて音楽データの再生等を実現することができる車載用音響システムを提供することを目的とする。
本発明に係る車載用音響システムは、車内に設置され、音楽データの再生機能を備えた車載用音響装置と、車載用音響装置に接続される複数の携帯用音響端末とを有し、携帯用音響端末は、少なくとも音楽データを記憶する記憶手段と、ユーザからの入力を受け取る入力手段と、ディスプレイと、車載用音響装置と双方向のデータ通信を可能とする第1のデータ通信手段とを含み、車載用音響装置は、携帯用音響端末と双方向のデータ通信を可能とする第2のデータ通信手段と、携帯用音響端末から第1のデータ通信手段を介して送信された制御データを第2のデータ通信手段を介して受信し、当該制御データに基づき車載用音響装置の動作を制御する制御手段とを有する。
携帯用音響端末は、入力手段からの入力に応答して制御データを第1のデータ通信手段から送信し、制御手段は、前記制御データに基づき他の携帯用音響端末の動作を制御するための他の制御データを第2のデータ通信手段を介して他の携帯用音響端末に送信する。
好ましくは制御手段は、携帯用音響端末の記憶手段に記憶されている音楽データに関するコンテンツ情報を要求する制御データを第2のデータ通信手段を介して送信し、制御手段は、第2のデータ通信手段を介して受信したコンテンツ情報に基づき音楽データのリストを作成する。制御手段は、同一の音楽データがリスト内に複数存在するとき、それぞれの音楽データが記憶されている携帯用音響端末を識別するための識別情報を付与するようにしてもよい。
また制御手段は、リストを第2のデータ通信手段を介して携帯用音響端末に送信し、携帯用音響端末は、第1のデータ通信手段を介してリストを受信したとき、リストをディスプレイに表示する。携帯用音響端末の入力手段から前記リストに含まれる音楽データの再生の指示が入力されたとき、制御手段は、再生を要求する制御データを第2のデータ通信手段を介して受信し、制御データに基づき音楽データを生成する。この場合、制御手段は、第2のデータ通信手段を介して再生すべき音楽データの送信を要求する制御データを携帯用音響端末に送信する。
好ましくは携帯用音響端末の入力手段から検索の指示が入力されたとき、制御手段は、前記検索を要求する制御データを第2のデータ通信手段を介して受信し、前記制御データに基づき検索を実行する。さらに、制御手段は、音楽データの再生を行うとき、当該音楽データに関連する画像データを第2のデータ通信手段を介して受信し、受信した画像データを第2のデータ通信手段を介して携帯用音響端末に送信するようにしてもよい。さらに、制御手段は、第2のデータ通信手段を介して表示情報を送信し、携帯用音響端末は、第1のデータ通信手段を介して受信した表示情報をディスプレイに表示するようにしてもよい。車載用音響装置がナビゲーション機能を含むとき、制御手段は、ナビゲーション機能によって生成された表示情報を第2のデータ通信手段を介して送信するようにしてもよい。
本発明に係る、車内に設置され音楽データの再生機能を含み、かつ複数の携帯用音響用端末が接続可能な車載用音響装置は、複数の音響用携帯端末との間で双方向のデータ通信を行うデータ通信手段と、一の携帯用音響端末からデータ通信手段を介して受信した制御データに基づき、他の携帯用音響用端末の動作を制御する制御手段とを有する。好ましくは、制御手段は、制御データに基づき、他の携帯用音響端末に記憶されている音楽データに関するコンテンツ情報を要求する制御データをデータ通信手段を介して送信する。
本発明に係る車載用音響装置と当該車載用音響装置に接続された複数の携帯用音響端末とを含む音響システムにおける音楽データの再生方法(またはプログラム)は、一の携帯用音響端末から指示を入力するステップと、指示に応答して、携帯用音響端末から当該携帯用音響端末に含まれる音楽データに関するコンテンツ情報を車載用音響装置へ送信するステップと、車載用音響装置においてコンテンツ情報に基づき再生可能な音楽データのリストを作成するステップと、車載用音響装置から一の携帯用音響端末に対してリストを送信するステップと、一の携帯用音響端末のディスプレイにリストを表示するステップと、リストの中から再生すべき音楽データを選択するステップと、選択された音楽データを他の携帯用音響端末から車載用音響装置へ送信するステップと、車載用音響装置において送信された音楽データを再生するステップとを有する。
本発明によれば、携帯用音響端末から車載用音響装置に対して制御データを送信し、車載用音響装置や他の携帯用音響端末の動作を制御できるようにしたので、ユーザの操作性の利便性が向上される。また、従来技術で用いたリアシート用の専用のリモート端末を省くことができ、システムの低コスト化を図ることができる。
本発明の最良の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施例における車載用音響システムの構成例を示す図である。同図において、車載用音響システム10は、車内に設置された車載用音響装置20と、車載用音響装置に接続される複数の携帯用音響端末30(30−1、30−2、30−3、30−4)とを含んでいる。接続される携帯用音響端末の数に特に制限はないが、ここでは、車両のフロントシートとリアシートに着席した4名の乗員が携帯用音響端末を持参している場合を想定している。
本実施例の車載用音響システムでは、車載用音響装置20と携帯用音響端末30は、双方向のデータ通信が可能である。携帯用音響端末30は、車載用音響装置20と互換性のある命令を制御データ40として車載用音響装置20へ送信し、車載用音響装置20は、受信した制御データを解読し、自身の動作を制御したり、その制御データに基づき他の携帯用音響端末を制御するための制御データ40を送信する。また、車載用音響装置20は、携帯用音響端末30に対しデータ42を送信したり、携帯用音響端末30からデータ42を受信をすることが可能である。
車載用音響装置20は、CD、DVD、またはハードディスク装置等の記録媒体に格納された音楽データやビデオデータを再生し、またはそれらに音楽データやビデオデータを記録する機能を備えている。さらに、ラジオ放送やテレビ放送を受信するチューナや、ナビゲーション機能を含むAVN装置であってもよい。
携帯用音響端末30−1〜30−4は、バッテリによる駆動が可能であり、小型・軽量化されたハンディタイプのポータブルデバイスである。図3に、携帯用音響端末の構成例を示す。携帯用音響端末は、ユーザからのオーディオ操作等を入力する入力部100、音楽データや画像データ等を記憶する記憶部102、記憶部に記憶された音楽データや画像データを再生する再生部104、再生された画像データやその他の情報を表示するディスプレイ106、再生された音楽データを音声出力するスピーカまたはヘッドホン108、車載用音響装置20とのデータ通信を行うデータ通信部110、各部の動作を制御するコントローラ112とを含んで構成される。
音楽データ等を記憶する記憶部102は、例えば、読み書き可能な半導体メモリやハードディスク装置を用いて構成される。データ通信部110は、車載用音響装置20との間で双方向のデータ通信を可能とし、制御データ、音楽データ、画像データ等のデータ通信を行う。データ通信方式は、無線または有線のいずれであってもよく、例えば、有線/無線LANやブルートゥースなどを利用することができる。データ通信部110はさらに、音楽データを配信するネットワークサーバに接続され、そこから配信された音楽データ等を記憶部102に保存することも可能である。
図4は、本実施例に係る車載用音響装置の構成を示すブロック図である。車載用音響装置20は、複数の携帯用音響端末30−1〜30−4との間で双方向のデータ通信を可能にするデータ通信部200、携帯用音響端末から読取られたディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するディジタル・アナログコンバータ(DAC)202、アナログオーディオ信号を増幅するアンプ204、増幅されたオーディオ信号を可聴音に変換するスピーカ206、CDやDVD等に記録されたオーディオデータや画像データを読取り、これらのデータの再生を行う再生部210、再生された画像データやその他の情報を表示する表示部212、各部の制御を行うコントローラ220、ユーザからの指示を入力する入力部222、種々のデータを格納するメモリ230を含んでいる。
コントローラ220は、内部のRAM/ROMにプログラムを格納し、このプログラムに従い、各部を制御する。さらにコントローラ220は、携帯用音響端末からの制御データに含まれる命令を解読し、それに応答して各部を制御したり、あるいは他の携帯用音響端末の動作を制御するための制御データを生成し、これをデータ通信部200から送信する。例えば、コントローラ220は、携帯用音響端末30から制御データを受け取り、その制御データに基づき接続されている携帯用音響端末が保有する音楽データに関するコンテンツ情報を入手したり、他の携帯用音響端末に含まれる音楽データを取得し、これを再生する。
次に、本実施例の車載用音響システムの動作について説明する。
(1)再生動作
図2に示す携帯用音響端末D(30−4)から携帯用音響端末A(30−1)に記憶された音楽データを再生する動作を図5のフローを参照して説明する。先ず、コントローラ220は、データ通信部200に接続されている携帯用音響端末の有無をチェックする(ステップS101)。このチェックは、車載用音響装置20の電源投入時または携帯用音響端末30が接続されたときに行われる。
携帯用音響端末の接続が確認されると、コントローラ220は、携帯用音響端末に記憶された再生可能な音楽データを検索する(ステップS102)。すなわち、コントローラ220は、各携帯用音響端末が保有している音楽データのリストを作成するため、音楽データに関するコンテンツ情報の出力を要求する制御データをデータ通信部200を介して携帯用音声端末A〜Dに送信する(ステップS103)。
各携帯用音響端末は、この制御データを受信すると、これに応答して、自身が保有している音楽データに関するコンテンツ情報と端末IDを車載用音響装置20へ送信する(ステップS104)。コンテンツ情報は、音楽データの曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間、ビットレートなどの情報である。また、端末IDは、携帯用音響端末を識別するための情報である。
コントローラ220は、各携帯用音響端末からコンテンツ情報と端末IDを受信すると、再生可能な音楽データのリストを作成する(ステップS105)。リストは、例えば図6に示すように、音楽データの曲名と携帯用音響端末との対応関係を含み、さらに、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどを加えるようにしてもよい。
次に、コントローラ220は、データ通信部200を介してリストのデータを携帯用音響端末Dに送信する(ステップS106)。携帯用音響端末Dは、リストデータを受信すると、これをディスプレイ106に表示する(ステップS107)。
ユーザは、ディスプレイ106に表示されたリストを参照し、再生を所望する曲名を選択する(ステップS108)。曲名が選択されると、携帯用音響端末Dから選択された曲名の再生を要求する制御データが車載用音響装置20へ送信される(ステップS109)。コントローラ220は、この制御データを解読し、選択された曲名の音楽データを保有している携帯用音響端末Aを特定し、その携帯用音響端末Aに対し音楽データの送信を要求する制御データを送信する(ステップS110)。仮に、ユーザによって曲名A1が選択されたならば、コントローラ220は、携帯用音響端末Aに対して曲名A1の音楽データの出力を要求する制御データを送信する。
携帯用音響端末Aは、制御データを受信すると、制御データを解読し、その結果、曲名A1に対応する音楽データを車載用音響装置20へ送信する(ステップS111)。コントローラ220は、音楽データを受信すると、当該音楽データを再生し、スピーカ206より音声を出力する(ステップS112)。
こうして、携帯用音響端末Dから車載用音響装置20を介して携帯用音響端末Aに保有されている音楽データを再生することができる。曲名A1を再生中に、その再生を一時停止させたり、停止させる場合には、携帯用音響端末Dの入力部100から該当する指示を入力する。この入力に応答して、携帯用音響端末Dから制御データが車載用音響装置20へ送信され、コントローラ220は、当該制御データに基づき自身の動作を制御する。仮に、入力部100から一時停止の指示が入力されれば、コントローラ220は、音楽データの再生を一時停止する。コントローラ220はさらに、必要があれば、携帯用音響端末Aに対して入力部100からの指示に対応する制御データを送信する。例えば、音楽データの停止が指示されれば、コントローラ220は、音楽データの送信の停止を要求する制御データを携帯用音響端末Aに送信する。
(2)検索動作
上記の再生動作の例では、コントローラ220は、接続されている携帯用音響端末に含まれる音楽データに関するコンテンツ情報を自動的に収集するようにしたが、携帯用音響端末から所望の音楽データを検索することも可能である。図7は、検索動作を説明する動作フローである。
車載用音響装置20のコントローラ220は、接続された携帯用音響端末から再生可能な音楽データに関するコンテンツ情報を取得し(ステップS201)、音楽データについてのリストを作成する(ステップS202)。作成されたリストは、メモリ230に保存される。ここまでの動作は、上記の再生動作のときと同様である。
次に、携帯用音響端末Dから検索の指示が入力される(ステップS203)。ユーザは、例えば、曲名、アーティスト名、あるいはジャンル等の検索子を入力する。この検索を要求する制御データは、携帯用音響端末Dから携帯用音響装置20へ送信される(ステップS204)。コントローラ220は、受信した制御データを解読し、メモリ230に記憶されているリストを読み出し、リスト内において検索を実行する(ステップS205)。例えば、検索子がアーティスト名であれば、コントローラ220は、リストの中に一致するアーティスト名が存在するか否かを検索する。
コントローラ220は、検索の結果、リストの中から一致する音楽データに関するコンテンツ情報を抽出する(ステップS206)。仮に、リストの中に一致するアーティスト名があった場合には、一致したアーティスト名に関するコンテンツ情報を抽出する。
次に、コントローラ220は、抽出されたコンテンツ情報を携帯用音響端末Dに送信する(ステップS207)。送信されたコンテンツ情報は、携帯用音響端末のディスプレイ106に表示される(ステップS208)。検索されたコンテンツ情報が複数あるとき、端末ID毎に分けて表示してもよいし、曲名を50音順に表示してもよい。さらに、同一の曲名が存在する場合には、例えば、「サクラ 携帯端末A」、「サクラ 携帯端末B」のような識別表示を与えるようにする。また、同一の曲名であっても、音楽データのビットレートが異なれば、音質が違うので、併せて、ビットレート等の情報を付加するようにしてもよい。
ユーザは、ディスプレイに表示されたコンテンツ情報を閲覧し、この中から再生を希望する曲名を選択する(ステップS209)。以後は、上記した再生動作と同様にして再生が行われる。
次に、本実施例の車載用音響システムの他の使用例について説明する。携帯用音響端末は、音楽データとそれに関連する画像データを含み、音楽データを再生するとき、関連付けされた映像をディスプレイ106に表示することができる。例えば、音楽データの再生中に、当該音楽データに関連するプロモーションビデオが表示されたり、あるいは、ユーザによって任意に関連付けされた静止画や動画を表示させることができる。
例えば、携帯用音響端末Dから携帯用音響端末Aに含まれる音楽データを再生させるとき、その音楽データに関連付けされた画像データを車載用音響装置20において取得し、車載用音響装置20は、取得した画像データを他の携帯用音響端末に配信する。これにより、音楽データが再生されている間、携帯用音響端末A〜Dの各ディスプレイ106において、同じ画像をディスプレイに表示させることができる。さらに、車載用音響装置のディスプレイ212にも表示させてもよい。
また、車載用音響装置20のディスプレイ212に情報を表示するとき、当該情報を携帯用音響端末に送信し、携帯用音響端末30のディスプレイ106に表示させることが可能である。例えば、車載用音響装置20においてCDやDVDに記録されたオーディオデータを再生中に、そのタイトルや現在の再生時間をディスプレイ212に表示するとき、それと同様のメッセージを携帯用音響端末のディスプレイ106に表示させる。
また、車載用音響装置がナビゲーション装置に接続され、またはナビゲーション機能を内蔵し、ディスプレイ212に道路案内が表示されるとともに、「到着まであと○○分です」、「この先右急カーブです」などのメッセージが表示されるとき、それと同様のメッセージを携帯用音響端末のディスプレイ106に表示させるようにしてもよい。特に、リアシートの乗員にとって、フロント側に設置された車載用音響装置のディスプレイ212の表示は見難くなるので、便利である。
さらに、車載用音響装置においてナビゲーションの操作中であっても、携帯用音響端末からオーディオ操作の指示が成されたとき、その指示を車載用音響装置で受け付けるようにする。例えば、目的地の設定の操作中であっても、携帯用音響端末から曲送りやボリューム操作の指示があれば、それらの指示を受け付ける。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、複数の携帯用音響端末を接続し、その携帯用音響端末に記憶された音楽データや画像データを再生可能な車載用音響システムに利用される。
従来の車載用音響システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施例に係る車載用音響システムの概略構成を示す図である。 携帯用音響端末の構成例を示すブロック図である。 本実施例に係る車載用音響装置の構成を示すブロック図である。 本実施例の車載用音響システムにおける再生動作を説明するフローである。 コンテンツ情報から生成されるリストを説明する図である。 本実施例の車載用音響システムにおける検索動作を説明するフローである。
符号の説明
10:車載用音響システム 20:車載用音響装置
30−1〜30−4:携帯用音響端末 40:楽曲情報データ
42:制御データ 100:入力部
102:記憶部 104:再生部
106:ディスプレイ 108:スピーカ
110:データ通信部 112:コントローラ
200:データ通信部 202:DAC
204:アンプ 206:スピーカ
210:再生部 212:ディスプレイ
220:コントローラ 222:入力部
230:メモリ

Claims (20)

  1. 車内に設置され、音楽データの再生機能を備えた車載用音響装置と、
    車載用音響装置に接続される複数の携帯用音響端末とを有し、
    携帯用音響端末は、少なくとも音楽データを記憶する記憶手段と、ユーザからの入力を受け取る入力手段と、ディスプレイと、車載用音響装置と双方向のデータ通信を可能とする第1のデータ通信手段とを含み、
    車載用音響装置は、携帯用音響端末と双方向のデータ通信を可能とする第2のデータ通信手段と、携帯用音響端末から第1のデータ通信手段を介して送信された制御データを第2のデータ通信手段を介して受信し、当該制御データに基づき車載用音響装置の動作を制御する制御手段と、
    を有する車載用音響システム。
  2. 前記制御手段は、前記制御データに基づき他の携帯用音響端末の動作を制御するための他の制御データを第2のデータ通信手段を介して他の携帯用音響端末に送信する、請求項1に記載の車載用音響システム。
  3. 携帯用音響端末は、入力手段からの入力に応答して制御データを第1のデータ通信手段から送信する、請求項1に記載の車載用音響システム。
  4. 前記制御手段は、携帯用音響端末の記憶手段に記憶されている音楽データに関するコンテンツ情報を要求する制御データを第2のデータ通信手段を介して送信する、請求項1ないし3いずれか1つに記載の車載用音響システム。
  5. 前記制御手段は、第2のデータ通信手段を介して受信したコンテンツ情報に基づき音楽データのリストを作成する、請求項4に記載の車載用音響システム。
  6. 前記制御手段は、同一の音楽データがリスト内に複数存在するとき、それぞれの音楽データが記憶されている携帯用音響端末を識別するための識別情報を付与する、請求項5に記載の車載用音響システム。
  7. 前記制御手段は、前記リストを第2のデータ通信手段を介して携帯用音響端末に送信する、請求項3ないし6いずれか1つに記載の車載用音響システム。
  8. 携帯用音響端末は、第1のデータ通信手段を介してリストを受信したとき、リストをディスプレイに表示する、請求項7に記載の車載用音響システム。
  9. 携帯用音響端末の入力手段から前記リストに含まれる音楽データの再生の指示が入力されたとき、前記制御手段は、前記再生を要求する制御データを第2のデータ通信手段を介して受信し、前記制御データに基づき音楽データを生成する、請求項1ないし8いずれか1つに記載の車載用音響システム。
  10. 前記制御手段は、前記再生を要求する制御データを受信したとき、第2のデータ通信手段を介して再生すべき音楽データの送信を要求する制御データを携帯用音響端末に送信する、請求項9に記載の車載用音響システム。
  11. 携帯用音響端末の入力手段から検索の指示が入力されたとき、前記制御手段は、前記検索を要求する制御データを第2のデータ通信手段を介して受信し、前記制御データに基づき検索を実行する、請求項1ないし10いずれか1つに記載の車載用音響システム。
  12. 前記制御手段は、音楽データの再生を行うとき、当該音楽データに関連する画像データを第2のデータ通信手段を介して受信し、受信した画像データを第2のデータ通信手段を介して携帯用音響端末に送信する、請求項1ないし11いずれか1つに記載の車載用音響システム。
  13. 前記制御手段は、第2のデータ通信手段を介して表示情報を送信し、携帯用音響端末は、第1のデータ通信手段を介して受信した表示情報をディスプレイに表示する、請求項1ないし12いずれか1つに記載の車載用音響システム。
  14. 車載用音響装置はナビゲーション機能を含み、前記制御手段は、ナビゲーション機能によって生成された表示情報を第2のデータ通信手段を介して送信する、請求項13に記載の車載用音響システム。
  15. 車内に設置され音楽データの再生機能を含み、かつ複数の携帯用音響用端末が接続可能な車載用音響装置であって、
    複数の音響用携帯端末との間で双方向のデータ通信を行うデータ通信手段と、
    一の携帯用音響端末からデータ通信手段を介して受信した制御データに基づき、他の携帯用音響用端末の動作を制御する制御手段と、
    を有する車載用音響装置。
  16. 前記制御手段は、前記制御データに基づき、他の携帯用音響端末に記憶されている音楽データに関するコンテンツ情報を要求する制御データをデータ通信手段を介して送信する、請求項15に記載の車載用音響装置。
  17. 前記制御手段は、データ通信手段を介してコンテンツ情報を受信すると、携帯用音響端末の再生可能な音楽データのリストを作成する、請求項16に記載の車載用音響装置。
  18. 前記制御手段は、データ通信手段を介してリストを携帯用音響端末に送信する、請求項17に記載の車載用音響装置。
  19. 車載用音響装置と当該車載用音響装置に接続された複数の携帯用音響端末とを含む音響システムにおける音楽データの再生方法であって、
    一の携帯用音響端末から指示を入力するステップと、
    前記指示に応答して、携帯用音響端末から当該携帯用音響端末に含まれる音楽データに関するコンテンツ情報を車載用音響装置へ送信するステップと、
    車載用音響装置においてコンテンツ情報に基づき再生可能な音楽データのリストを作成するステップと、
    車載用音響装置から一の携帯用音響端末に対してリストを送信するステップと、
    一の携帯用音響端末のディスプレイにリストを表示するステップと、
    リストの中から再生すべき音楽データを選択するステップと、
    選択された音楽データを他の携帯用音響端末から車載用音響装置へ送信するステップと、
    車載用音響装置において送信された音楽データを再生するステップと、
    を有する音楽データの再生方法。
  20. 車載用音響装置と当該車載用音響装置に接続された複数の携帯用音響端末とを含む音響システムにおける音楽データを再生するプログラムであって、
    一の携帯用音響端末から指示を入力するステップと、
    前記指示に応答して、携帯用音響端末から当該携帯用音響端末に含まれる音楽データに関するコンテンツ情報を車載用音響装置へ送信するステップと、
    車載用音響装置においてコンテンツ情報に基づき再生可能な音楽データのリストを作成するステップと、
    車載用音響装置から一の携帯用音響端末に対してリストを送信するステップと、
    一の携帯用音響端末のディスプレイにリストを表示するステップと、
    リストの中から再生すべき音楽データを選択するステップと、
    選択された音楽データを他の携帯用音響端末から車載用音響装置へ送信するステップと、
    車載用音響装置において送信された音楽データを再生するステップと、
    を有する音楽データの再生プログラム。
JP2006189476A 2006-07-10 2006-07-10 車載用音響システム Pending JP2008021337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189476A JP2008021337A (ja) 2006-07-10 2006-07-10 車載用音響システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189476A JP2008021337A (ja) 2006-07-10 2006-07-10 車載用音響システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008021337A true JP2008021337A (ja) 2008-01-31

Family

ID=39077179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006189476A Pending JP2008021337A (ja) 2006-07-10 2006-07-10 車載用音響システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008021337A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207036A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Denso Corp 受信機能付きオーディオ機器および音楽再生システム
JP2010006227A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kenwood Corp 車載用マルチメディアシステム
WO2010026756A3 (ja) * 2008-09-03 2010-04-29 株式会社 東芝 車載用表示装置、拡張装置及び個別機能装置
JP2011164188A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Alpine Electronics Inc 楽曲再生装置
JP2015106775A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通テン株式会社 コンテンツ出力システム、及びコンテンツ出力方法
JP2015114403A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 富士通テン株式会社 コンテンツ出力システム、及びコンテンツ出力方法
US9319849B2 (en) 2013-12-10 2016-04-19 Fujitsu Ten Limited Content output system
JP2017175372A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 パイオニア株式会社 通信装置
WO2018173112A1 (ja) * 2017-03-21 2018-09-27 三菱電機株式会社 音出力制御装置、音出力制御システムおよび音出力制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003196919A (ja) * 2001-12-21 2003-07-11 Sony Corp 再生システム、コンテンツデータ提供装置、携帯情報端末、コンテンツデータの送信方法およびコンテンツデータの再生方法
JP2006166119A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Toshiba Corp オーディオ装置
JP2006252659A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Sony Corp コンテンツ再生方法,通信方法,再生装置,携帯再生装置,車両,およびコンピュータプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003196919A (ja) * 2001-12-21 2003-07-11 Sony Corp 再生システム、コンテンツデータ提供装置、携帯情報端末、コンテンツデータの送信方法およびコンテンツデータの再生方法
JP2006166119A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Toshiba Corp オーディオ装置
JP2006252659A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Sony Corp コンテンツ再生方法,通信方法,再生装置,携帯再生装置,車両,およびコンピュータプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207036A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Denso Corp 受信機能付きオーディオ機器および音楽再生システム
JP2010006227A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kenwood Corp 車載用マルチメディアシステム
WO2010026756A3 (ja) * 2008-09-03 2010-04-29 株式会社 東芝 車載用表示装置、拡張装置及び個別機能装置
CN102202940A (zh) * 2008-09-03 2011-09-28 株式会社东芝 车载显示装置、扩展装置以及个别功能装置
JP2011164188A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Alpine Electronics Inc 楽曲再生装置
JP2015106775A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通テン株式会社 コンテンツ出力システム、及びコンテンツ出力方法
JP2015114403A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 富士通テン株式会社 コンテンツ出力システム、及びコンテンツ出力方法
US9319849B2 (en) 2013-12-10 2016-04-19 Fujitsu Ten Limited Content output system
JP2017175372A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 パイオニア株式会社 通信装置
WO2018173112A1 (ja) * 2017-03-21 2018-09-27 三菱電機株式会社 音出力制御装置、音出力制御システムおよび音出力制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3747734B2 (ja) 音響機器、音楽データ再生方法及び自動車用音響システム及びそのプログラム記憶媒体
JP4957778B2 (ja) 車載音響装置および車載音響システム
JP2008021337A (ja) 車載用音響システム
US20010048749A1 (en) Audio system and its contents reproduction method, audio apparatus for a vehicle and its contents reproduction method, portable audio apparatus, computer program product and computer-readable storage medium
JP4626995B2 (ja) 楽曲処理装置、楽曲処理方法及びプログラム
JP4972875B2 (ja) 再生装置、再生方法
JP3752955B2 (ja) 音響機器、音楽データ再生方法、自動車用音響システム及びそのプログラム記憶媒体
JP2008052408A (ja) 電子機器、電子機器の動作制御方法
US20050286384A1 (en) Music selection apparatus, music selection system and music selection method
JP2007057571A (ja) コンテンツリスト生成システム、コンテンツサーバ、車載装置
JP2006146996A (ja) コンテンツ再生システム
JP2008027345A (ja) オーディオ装置
JP4016466B2 (ja) 接続表示方法、接続表示装置及び自動車
JP2007141316A (ja) オーディオ装置
JP2007311020A (ja) 再生装置、再生方法、及び車載用再生装置
JP2004281013A (ja) 音楽情報の検索・再生システム
JP2009234358A (ja) 車両のコンテンツデータ再生装置及びコンテンツデータ再生システム
JP2007148610A (ja) 情報収集装置、情報収集方法、情報収集システム及び情報収集プログラム
JP2006012366A (ja) 操作情報表示装置、それを搭載したオーディオ再生装置および操作情報の表示方法
JP4176701B2 (ja) 再生装置
JP2015216586A (ja) 電子システム、メディアの出力方法及び出力プログラム
JP2002223395A (ja) 電子装置
JP2005293623A (ja) 車載音響装置、車載音響システム、及び音楽データ記録プログラム
JP2002135882A (ja) 車載用音響システム
JP2009152828A (ja) 車両用オーディオ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100608

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100727

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100810

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02