JP2006012366A - 操作情報表示装置、それを搭載したオーディオ再生装置および操作情報の表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 同一の装置を用いて複数人がそれぞれ異なるコンテンツを同時に視聴する際に、一つの表示画面にそれぞれのコンテンツに関する操作情報を同時に表示する。
【解決手段】 同時に複数の曲を再生可能なオーディオ本体10を有し、オーディオ本体10により再生される複数の曲に対応する操作情報を表示するフロントディスプレイ11やリアディスプレイ22では、オーディオ信号制御部14により、複数の操作情報ごとに、フロントディスプレイ11やリアディスプレイ22の表示領域を分割して割り当てて、操作情報を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 同時に複数の曲を再生可能なオーディオ本体10を有し、オーディオ本体10により再生される複数の曲に対応する操作情報を表示するフロントディスプレイ11やリアディスプレイ22では、オーディオ信号制御部14により、複数の操作情報ごとに、フロントディスプレイ11やリアディスプレイ22の表示領域を分割して割り当てて、操作情報を表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば車載用のオーディオ再生装置等に適用される操作情報表示装置等に関し、特に複数の異なる操作情報を表示することができる操作情報表示装置等に関する。
従来、例えば車載オーディオ再生装置(カーオーディオ装置)においては、液晶表示パネル等のディスプレイに現在再生中の曲の情報等が表示されるように構成して、ユーザの使い勝手の向上を図っている。
具体的には、例えばカーオーディオ装置では、ディスク状記録媒体であるコンパクトディスク(CD: Compact Disk)において、最内周のTOC(Table Of Contents)に、記録された各曲を順次特定するトラック番号や各曲の記録時間等が記録されていることを利用している。そして、現在再生中の曲のトラック番号、その曲の再生開始からの再生時間、その曲の残り時間、アーティスト名等といったコンテンツ情報を、カーオーディオ装置のディスプレイに表示している。
また、ユーザの操作により、このようなコンテンツ情報の表示に代えて、スペクトルアナライザの形式によって信号レベルを画像表示したり、音量を画像表示することで、このような曲のコンテンツ情報を提供するディスプレイを有効に利用して、車内の音響雰囲気を盛り上げることも可能となっている。
具体的には、例えばカーオーディオ装置では、ディスク状記録媒体であるコンパクトディスク(CD: Compact Disk)において、最内周のTOC(Table Of Contents)に、記録された各曲を順次特定するトラック番号や各曲の記録時間等が記録されていることを利用している。そして、現在再生中の曲のトラック番号、その曲の再生開始からの再生時間、その曲の残り時間、アーティスト名等といったコンテンツ情報を、カーオーディオ装置のディスプレイに表示している。
また、ユーザの操作により、このようなコンテンツ情報の表示に代えて、スペクトルアナライザの形式によって信号レベルを画像表示したり、音量を画像表示することで、このような曲のコンテンツ情報を提供するディスプレイを有効に利用して、車内の音響雰囲気を盛り上げることも可能となっている。
ここで、ディスプレイにコンテンツ情報を表示する従来技術として、音楽を再生する場合には、再生する曲のトラックナンバーや再生時間を表示し、テレビ放送やラジオ放送の場合には、チャンネルや放送局名を表示し、さらには、CD、MD(Mini Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録されたオーディオデータを表示することができるナビゲーション装置に関する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
ところで、例えば従来のオーディオ再生装置では、一つの記録媒体から一つのコンテンツを再生する機能しかなく、異なる記録媒体から複数の異なるコンテンツを同時に再生したり、一つの記録媒体から複数の異なるコンテンツを同時に再生することは行なわれていなかった。そのため、操作画面においても、上記した特許文献1のように、再生されている一つのコンテンツに関する情報を表示するだけで充分であることから、一画面が用意されているだけであった。
しかしながら、例えば一つのオーディオ再生装置において、同時に異なる複数のコンテンツを再生することが可能となるように構成し、複数人がそれぞれの好みに応じたコンテンツを個別に視聴するという、所謂マルチエンターテイメントというスタイルが今後普及することが予想されている。
このような複数人がそれぞれの好みに応じたコンテンツを個別に視聴するといったシステムでは、操作画面が従来のように一画面のみでは、個々人が自分の視聴しているコンテンツに関する情報を得ようとする場合に、いちいち画面を切り替える必要が生じる。また、その場合には、画面を切り替える間においては、それ以外の視聴者は、自分の視聴しているコンテンツに関する情報を把握できない等の不便が生じることとなる。
これに対し、個々人がリモートコントローラ装置(リモコン)を用いるシステムも考えられるが、リモコンの操作画面は画面サイズが小さいため、自分の視聴したいと思うコンテンツに辿りつくのに手間や時間がかかり、非常に使い勝手が悪いものとなるという不都合がある。
このような複数人がそれぞれの好みに応じたコンテンツを個別に視聴するといったシステムでは、操作画面が従来のように一画面のみでは、個々人が自分の視聴しているコンテンツに関する情報を得ようとする場合に、いちいち画面を切り替える必要が生じる。また、その場合には、画面を切り替える間においては、それ以外の視聴者は、自分の視聴しているコンテンツに関する情報を把握できない等の不便が生じることとなる。
これに対し、個々人がリモートコントローラ装置(リモコン)を用いるシステムも考えられるが、リモコンの操作画面は画面サイズが小さいため、自分の視聴したいと思うコンテンツに辿りつくのに手間や時間がかかり、非常に使い勝手が悪いものとなるという不都合がある。
そこで本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、同一の装置を用いて複数人がそれぞれ異なるコンテンツを同時に視聴する際に、一つの表示画面にそれぞれのコンテンツに関する操作情報を同時に表示することにある。
また他の目的は、同時に異なるコンテンツを視聴する視聴者の人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することにある。
また他の目的は、同時に異なるコンテンツを視聴する視聴者の人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することにある。
かかる目的のもと、本発明の操作情報表示装置は、複数の異なる信号を同時に出力可能な機器に接続され、かかる機器により信号が出力される出力先の数を出力数認識手段により認識し、出力数認識手段によって認識された出力先の数に応じて、表示手段は操作情報を表示するための表示画面の表示領域を分割して表示することを特徴としている。
ここで、機器からの出力信号を入力する外部入力手段をさらに備え、出力数認識手段は、機器に接続される外部入力手段の数に基づいて、出力先の数を認識することができる。また、機器への操作信号を出力する遠隔操作手段をさらに備え、出力数認識手段は、機器に入力される遠隔操作手段からの操作信号に基づいて、出力先の数を認識することもできる。さらに、操作者の個人認証情報が記録された記録媒体からの信号を読み取る個人認証情報読取手段をさらに備え、出力数認識手段は、個人認証情報読取手段によって読み込まれた個人認証情報に基づいて、出力先の数を認識することもできる。
また、出力数認識手段は、出力先の位置をも認識し、表示手段は、出力数認識手段によって認識された出力先の位置に対応させて、分割された表示領域を割り当てることができる。
また、出力数認識手段は、出力先の位置をも認識し、表示手段は、出力数認識手段によって認識された出力先の位置に対応させて、分割された表示領域を割り当てることができる。
また、本発明をオーディオ再生装置として捉え、本発明のオーディオ再生装置は、同時に複数の音声データを再生可能なオーディオ再生手段を有し、オーディオ再生手段により再生される複数の音声データに対応する操作情報を表示する表示画面を有する表示手段では、画面割当手段により、複数の操作情報ごとに、表示手段の表示画面における表示領域を分割して割り当てて、操作情報を表示することを特徴としている。
ここで、オーディオ再生手段によって再生される複数の音声データを出力する出力先の数を認識する出力数認識手段をさらに備え、画面割当手段は、出力数認識手段によって認識される出力先の数に応じて、表示領域を分割することができる。
その際に、オーディオ再生手段によって再生された音声データを個別に入力して音声を出力する個別音声手段と、個別音声手段をオーディオ再生手段に接続する複数のオーディオ出力端子とをさらに備え、出力数認識手段は、オーディオ出力端子に接続される個別音声手段の数に基づいて、出力先の数を認識することができる。また、オーディオ再生手段への操作信号を出力する遠隔操作手段と、遠隔操作手段からの操作信号を受信する遠隔信号受信手段とをさらに備え、出力数認識手段は、遠隔操作手段からの信号に基づいて、出力先の数を認識することもできる。さらに、オーディオ再生手段によって再生された音声データを聴取する操作者の個人認証情報が記録された個人情報記録媒体から信号を読み取る個人情報読取手段をさらに備え、出力数認識手段は、個人情報読取手段によって読み込まれた個人認証情報に基づいて、出力先の数を認識することもできる。特に、画面割当手段は、個人情報読取手段によって読み込まれた個人認証情報に基づいて、表示手段の表示画面における表示領域の割り当て位置を変更することもできる。
その際に、オーディオ再生手段によって再生された音声データを個別に入力して音声を出力する個別音声手段と、個別音声手段をオーディオ再生手段に接続する複数のオーディオ出力端子とをさらに備え、出力数認識手段は、オーディオ出力端子に接続される個別音声手段の数に基づいて、出力先の数を認識することができる。また、オーディオ再生手段への操作信号を出力する遠隔操作手段と、遠隔操作手段からの操作信号を受信する遠隔信号受信手段とをさらに備え、出力数認識手段は、遠隔操作手段からの信号に基づいて、出力先の数を認識することもできる。さらに、オーディオ再生手段によって再生された音声データを聴取する操作者の個人認証情報が記録された個人情報記録媒体から信号を読み取る個人情報読取手段をさらに備え、出力数認識手段は、個人情報読取手段によって読み込まれた個人認証情報に基づいて、出力先の数を認識することもできる。特に、画面割当手段は、個人情報読取手段によって読み込まれた個人認証情報に基づいて、表示手段の表示画面における表示領域の割り当て位置を変更することもできる。
また、オーディオ再生装置は自動車内に設置され、オーディオ再生手段は自動車内の座席ごとに再生された音声データを出力可能に構成されたことを特徴とすることができる。その場合にも、出力数認識手段は、音声データが出力される座席の位置をさらに認識し、画面割当手段は、出力数認識手段によって認識された座席の位置に対応させて、表示手段の表示画面における表示領域を割り当てることができる。
さらに、本発明を操作情報の表示方法として捉え、本発明の操作情報の表示方法は、複数の異なる信号を同時に出力する機器から、信号が出力される出力先の数を認識する出力数認識ステップと、出力数認識ステップによって認識された出力先の数に応じて、機器における操作情報を表示する表示画面における表示領域を分割して割り当てる画面割当ステップと、画面割当ステップによって割り当てられた表示領域ごとに、機器から出力される信号に関する操作情報を表示する操作情報表示ステップとを有することを特徴としている。ここで、出力数認識ステップは、オーディオ再生機器から同時に再生される複数の音声データが出力される出力先の数を認識することを特徴とすることができる。
本発明の効果として、同一の装置を用いて複数人が同時に視聴する異なるコンテンツに関する情報を、一つの表示画面に同時に表示することができるので、個々人が視聴したいコンテンツを容易に選択することが可能となった。また、同時に異なるコンテンツを視聴する視聴者の人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することで、必要なコンテンツ情報のみを見易く表示することが可能となった。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される車載オーディオシステムを示した概略構成図である。図1に示す車載オーディオシステムは、オーディオシステム本体部1、およびオーディオシステム本体部1に接続されるキーシステム部2により構成されている。
オーディオシステム本体部1は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録されたオーディオ信号(音声データ)を再生するオーディオ再生手段の一例としてのオーディオ本体10、再生されているか、または再生され得るコンテンツ(曲)に関する操作情報を表示する前列座席側に配置される表示手段の一例としてのフロントディスプレイ11、個別音声手段(外部入力手段)の一例としてのヘッドフォンが接続されるオーディオ出力端子の一例としてのヘッドフォンジャック12R、12Lから構成されている。ここでは、前列座席用に2人分のヘッドフォンが接続可能な構成を示しているが、3人分以上のヘッドフォンを接続可能に構成することもできる。
図1は、本実施の形態が適用される車載オーディオシステムを示した概略構成図である。図1に示す車載オーディオシステムは、オーディオシステム本体部1、およびオーディオシステム本体部1に接続されるキーシステム部2により構成されている。
オーディオシステム本体部1は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録されたオーディオ信号(音声データ)を再生するオーディオ再生手段の一例としてのオーディオ本体10、再生されているか、または再生され得るコンテンツ(曲)に関する操作情報を表示する前列座席側に配置される表示手段の一例としてのフロントディスプレイ11、個別音声手段(外部入力手段)の一例としてのヘッドフォンが接続されるオーディオ出力端子の一例としてのヘッドフォンジャック12R、12Lから構成されている。ここでは、前列座席用に2人分のヘッドフォンが接続可能な構成を示しているが、3人分以上のヘッドフォンを接続可能に構成することもできる。
また、キーシステム部2は、後列座席の各座席毎に配設された、オーディオシステム本体部1へのユーザからの指示を受け付ける後列右座席キー操作部21Rと後列左座席キー操作部21L、再生されているか、または再生され得るコンテンツに関する操作画面を表示する後列座席側に配置される表示手段の一例としてのリアディスプレイ22、後列右座席キー操作部21Rと後列左座席キー操作部21Lとにそれぞれ設けられて、ヘッドフォンが接続されるオーディオ出力端子の一例としてのヘッドフォンジャック23R、23Lから構成されている。ここでは、後列座席用に2人分のキー操作部(後列右座席キー操作部21Rおよび後列左座席キー操作部21L)と、それに対応したヘッドフォンが接続可能な構成を示しているが、3人分以上のキー操作部およびヘッドフォンを接続可能にした構成とすることもできる。
まず、オーディオシステム本体部1の構成について説明する。図2は、オーディオシステム本体部1の構成を示したブロック図である。図2に示すように、オーディオシステム本体部1のオーディオ本体10は、CDやDVD等の記録媒体の動作制御および読み取り制御と、記録媒体から読み取られたオーディオ信号の処理とを行うメカニカルコントロール13、処理されたオーディオ信号を自動車内用の音声に加工するべく制御し、これを増幅して出力するオーディオ信号制御部14、ラジオ放送やテレビ方法を受信するチューナ15、ユーザからの指示を受け付ける操作パネル16、遠隔操作手段の一例としてのリモートコントローラ(不図示)からの赤外線信号を受光する遠隔信号受信手段の一例としてのリモートコントローラ受信部17、各種のコンテンツ(曲)に関する情報をフロントディスプレイ11およびキーシステム部2のリアディスプレイ22に出力するディスプレイ制御部18、さらには各部を制御するシステムコントローラ19で構成されている。
メカニカルコントロール13では、CDやDVD等の記録媒体(ディスク)131が装填されると、ディスク131は、スピンドルモータ132により回転される。その際に、スピンドルモータ132の回転は、メカニカル制御部133により、ディスク131の線速度が所定の速度となるように制御される。また、ディスク131の一方の面には、ディスク131に記録されたオーディオ信号を読み取る光ピックアップ134が対向して配置されている。そして、メカニカル制御部133により、この光ピックアップ134のフォーカスおよびトラッキングが制御されるとともに、不図示の送りモータにより、ディスク131の半径方向への移動が制御される。
本実施の形態のメカニカルコントロール13は、一つのディスク131から複数のオーディオソースを同時に抽出することができるように構成されている。その際には、メカニカル制御部133は、複数のオーディオソースを順次交互に読み込むために、スピンドルモータ132の回転数を高速に設定するとともに、ディスク131における複数の異なるトラック間を、光ピックアップ134が交互にステッピング移動するように制御している。
本実施の形態のメカニカルコントロール13は、一つのディスク131から複数のオーディオソースを同時に抽出することができるように構成されている。その際には、メカニカル制御部133は、複数のオーディオソースを順次交互に読み込むために、スピンドルモータ132の回転数を高速に設定するとともに、ディスク131における複数の異なるトラック間を、光ピックアップ134が交互にステッピング移動するように制御している。
光ピックアップ134により読み込まれたオーディオ信号は、一旦メモリ135に取り込まれる。その際に、メモリ135では、ディスク131上の異なる複数のトラックから読み取られたオーディオ信号がそれぞれ異なるアドレスに記録される。メモリ135に取り込まれたオーディオ信号は、その後、データ処理部136においてデコード等の処理が行われる。また、データ処理部136は、場合により、読み込まれたオーディオ信号を直接処理することも行われる。そして、データ処理部136により処理されたオーディオ信号は、オーディオ信号制御部14へ出力される。
また、データ処理部136は、ディスク131のTOC(Table Of Contents)に記録された各曲を特定するトラック番号や各曲の演奏時間、曲名等の情報を後段で述べるディスプレイ制御部18に出力する。
ここで、メカニカル制御部133およびデータ処理部136での処理は、システムコントローラ19の制御に基づいて実行される。
また、データ処理部136は、ディスク131のTOC(Table Of Contents)に記録された各曲を特定するトラック番号や各曲の演奏時間、曲名等の情報を後段で述べるディスプレイ制御部18に出力する。
ここで、メカニカル制御部133およびデータ処理部136での処理は、システムコントローラ19の制御に基づいて実行される。
オーディオ信号制御部14では、メカニカルコントロール13から出力されたオーディオ信号を、まず音声制御部141において処理する。音声制御部141では、例えば、コンサートモード、ホールモード、ジャズモードといった音声制御部141に事前に登録されたモードにオーディオ信号を加工し、自動車内におけるユーザの好みに合った音響モードの設定を行なう。その際のモード設定の切り替えは、ユーザからの操作パネル16による設定や、リモートコントローラ受信部17において受信された設定により、システムコントローラ19が音声制御部141に必要な設定情報を出力し、音声制御部141を制御することで実行される。そして、音声制御部141で加工されたオーディオ信号は、電子ボリューム142に出力される。
電子ボリューム142では、システムコントローラ19の制御により、入力されるオーディオ信号を演算処理することにより、このオーディオ信号の周波数特性を補正し、音量を可変して増幅器(AMP)143に出力する。また、システムコントローラ19の制御に基づき、AMP143へ出力するかしないかの選択も行なう。
さらに、ユーザによりラジオ放送の受信が指示されると、システムコントローラ19の制御によりチューナ15にユーザの所望する放送波の受信を指示し、その結果得られる放送波によるチューナ信号を電子ボリューム142に入力する。そして、電子ボリューム142は、システムコントローラ19の制御に基づき、チューナ15により受信したチューナ信号と、音声制御部141から入力されたオーディオ信号とのいずれかを選択して、AMP143へ出力する。
さらに、ユーザによりラジオ放送の受信が指示されると、システムコントローラ19の制御によりチューナ15にユーザの所望する放送波の受信を指示し、その結果得られる放送波によるチューナ信号を電子ボリューム142に入力する。そして、電子ボリューム142は、システムコントローラ19の制御に基づき、チューナ15により受信したチューナ信号と、音声制御部141から入力されたオーディオ信号とのいずれかを選択して、AMP143へ出力する。
AMP143は、電子ボリューム142から入力されたオーディオ信号を増幅して、スピーカ144やヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lを介してヘッドフォンに出力する。すなわち、オーディオシステム本体部1に配設されたヘッドフォンジャック12R、12LはAMP143に接続されており、接続されたヘッドフォンに対しAMP143からのオーディオ信号を出力することができる。
また、システムコントローラ19の制御に基づき、ミュート145を制御することで、AMP143からスピーカ144やヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lへの出力を制限することができる。
ディスプレイ制御部18は、システムコントローラ19からの指示を受け、メカニカルコントロール13のデータ処理部136より出力される、ディスク131のTOC(Table Of Contents)に記録された各曲を特定するトラック番号や各曲の演奏時間、曲名等の情報、さらにはディスク(CD、DVD)131、チューナ15といった使用ソースに関する情報をフロントディスプレイ11およびキーシステム部2のリアディスプレイ22に表示する。
また、システムコントローラ19の制御に基づき、ミュート145を制御することで、AMP143からスピーカ144やヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lへの出力を制限することができる。
ディスプレイ制御部18は、システムコントローラ19からの指示を受け、メカニカルコントロール13のデータ処理部136より出力される、ディスク131のTOC(Table Of Contents)に記録された各曲を特定するトラック番号や各曲の演奏時間、曲名等の情報、さらにはディスク(CD、DVD)131、チューナ15といった使用ソースに関する情報をフロントディスプレイ11およびキーシステム部2のリアディスプレイ22に表示する。
一方、操作パネル16は、フロントディスプレイ11やキーシステム部2のリアディスプレイ22の表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れることで選曲、音量調整、バランス調整等の各種入力を行えるように構成されている。なお、操作パネル16は、フロントディスプレイ11やリアディスプレイ22の表示画面とは別体に構成することもできる。
リモートコントローラ受信部17は、リモートコントローラから出力される赤外線信号を受光して、リモートコントローラに入力された指示信号をシステムコントローラ19に出力する。
リモートコントローラ受信部17は、リモートコントローラから出力される赤外線信号を受光して、リモートコントローラに入力された指示信号をシステムコントローラ19に出力する。
続いて、キーシステム部2の構成について説明する。図3は、キーシステム部2の構成を示したブロック図である。図3に示すように、キーシステム部2は、後列座席の左右それぞれに配置された後列右座席キー操作部21Rと後列左座席キー操作部21L、さらに再生されている、または再生され得るコンテンツ(曲)に関する操作情報を表示する後列座席側のリアディスプレイ22により構成されている。
後列右座席キー操作部21Rは、オーディオシステム本体部1のオーディオ本体10へのユーザからの指示を受け付ける後列右座席キー入力部24R、個人認証情報が記録された記録媒体の一例としてのFeliCaからの情報を受け取る個人認証情報読取手段の一例としての後列右座席FeliCa受信部25R、ヘッドフォンが接続されるヘッドフォンジャック23Rで構成されている。後列左座席キー操作部21Lも同様に、後列左座席キー入力部24L、後列左座席FeliCa受信部25L、ヘッドフォンジャック23Lで構成されている。
後列右座席キー操作部21Rは、オーディオシステム本体部1のオーディオ本体10へのユーザからの指示を受け付ける後列右座席キー入力部24R、個人認証情報が記録された記録媒体の一例としてのFeliCaからの情報を受け取る個人認証情報読取手段の一例としての後列右座席FeliCa受信部25R、ヘッドフォンが接続されるヘッドフォンジャック23Rで構成されている。後列左座席キー操作部21Lも同様に、後列左座席キー入力部24L、後列左座席FeliCa受信部25L、ヘッドフォンジャック23Lで構成されている。
後列右座席キー入力部24Rおよび後列左座席キー入力部24Lには、スタート、ストップ、早送り、巻き戻し、アルバムスキップ等の必要なスイッチが設けられ、オーディオ本体10に対して必要な指示を出力することができる。後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25Lは、それぞれのユーザが有するFeliCaからの情報を受け、個人識別や個人認証を行なうことができる。
また、ヘッドフォンジャック23Rおよびヘッドフォンジャック23Lは、オーディオシステム本体部1のAMP143に接続されており、接続されたヘッドフォンに対しAMP143からのオーディオ信号を出力することができる。
なお、本実施の形態では、後列座席が2座の場合に対応した構成を想定したが、例えば、3列の座席を有する所謂RV車のような7〜8座席を有する場合には、その座席の数に応じてキー操作部、ディスプレイ、ヘッドフォンジャックを構成することができる。
また、ヘッドフォンジャック23Rおよびヘッドフォンジャック23Lは、オーディオシステム本体部1のAMP143に接続されており、接続されたヘッドフォンに対しAMP143からのオーディオ信号を出力することができる。
なお、本実施の形態では、後列座席が2座の場合に対応した構成を想定したが、例えば、3列の座席を有する所謂RV車のような7〜8座席を有する場合には、その座席の数に応じてキー操作部、ディスプレイ、ヘッドフォンジャックを構成することができる。
続いて、本実施の形態の車載オーディオシステムでのフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22における操作画面の表示方法について説明する。本実施の形態の車載オーディオシステムでは、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の表示画面上に、操作するユーザ(出力先)の数に応じた複数の操作情報を同時に表示することができることを特徴としている。
まず、オーディオシステム本体部1のヘッドフォンジャック12R、12L、さらにはキーシステム部2のヘッドフォンジャック23R、23Lにヘッドフォンが接続されると、ヘッドフォンが接続されたことを検出する信号がオーディオ本体10のシステムコントローラ19に出力される。
図4は、ヘッドフォンの接続を検出する構成を示した図である。図4に示すように、ヘッドフォンジャック12R(12L、23R、23L)には、それぞれスイッチが配設されている。そして、ヘッドフォンのヘッドフォン端子がヘッドフォンジャック12Rに挿入されると、ヘッドフォン端子がスイッチを電源側に接続させ、システムコントローラ19に対してON信号が出力される。それと同時に、ヘッドフォン端子はAMP143と接続される(図4(a))。一方、ヘッドフォン端子がヘッドフォンジャック12Rに挿入されていなければ、スイッチは接地側に接続されるように構成されており、システムコントローラ19に対してOFF信号が出力される(図4(b))。このようにして、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lから、ヘッドフォンの接続を検出するヘッドフォン接続信号がシステムコントローラ19に出力される。
図4は、ヘッドフォンの接続を検出する構成を示した図である。図4に示すように、ヘッドフォンジャック12R(12L、23R、23L)には、それぞれスイッチが配設されている。そして、ヘッドフォンのヘッドフォン端子がヘッドフォンジャック12Rに挿入されると、ヘッドフォン端子がスイッチを電源側に接続させ、システムコントローラ19に対してON信号が出力される。それと同時に、ヘッドフォン端子はAMP143と接続される(図4(a))。一方、ヘッドフォン端子がヘッドフォンジャック12Rに挿入されていなければ、スイッチは接地側に接続されるように構成されており、システムコントローラ19に対してOFF信号が出力される(図4(b))。このようにして、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lから、ヘッドフォンの接続を検出するヘッドフォン接続信号がシステムコントローラ19に出力される。
システムコントローラ19は、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lからのヘッドフォン接続信号を受けて、接続されたヘッドフォンの数やどの座席にヘッドフォンが接続されたかを判断し、その情報をディスプレイ制御部18に出力する。このように、システムコントローラ19は、ヘッドフォンジャック12R(12L、23R、23L)のような、オーディオ本体10から出力されるオーディオ信号(音声データ)の出力先の数を認識する出力数認識手段として機能する。
ディスプレイ制御部18は、システムコントローラ19からの情報に基づいて、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面表示領域を、接続されたヘッドフォンの数に応じて分割して、接続されたそれぞれのヘッドフォンに対応して分割された画面表示領域を割り当てる。分割された画面表示領域の割り当てに際しては、ヘッドフォンが接続された座席の位置を考慮する。すなわち、例えば前列左座席と後列右座席とにヘッドフォンが接続された場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面表示領域を左右2分割し、前列左座席のユーザ用には左側の画面表示領域を割り当て、後列右座席のユーザ用には右側の画面表示領域を割り当てる。このように、ディスプレイ制御部18は、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の表示画面における表示領域を分割して割り当てる画面割当手段として機能する。
ディスプレイ制御部18は、システムコントローラ19からの情報に基づいて、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面表示領域を、接続されたヘッドフォンの数に応じて分割して、接続されたそれぞれのヘッドフォンに対応して分割された画面表示領域を割り当てる。分割された画面表示領域の割り当てに際しては、ヘッドフォンが接続された座席の位置を考慮する。すなわち、例えば前列左座席と後列右座席とにヘッドフォンが接続された場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面表示領域を左右2分割し、前列左座席のユーザ用には左側の画面表示領域を割り当て、後列右座席のユーザ用には右側の画面表示領域を割り当てる。このように、ディスプレイ制御部18は、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の表示画面における表示領域を分割して割り当てる画面割当手段として機能する。
そして、画面表示領域が割り当てられたフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面には、それぞれの領域に、接続されたヘッドフォンにおいて再生されている曲、または再生され得る曲のトラック番号や演奏時間、曲名等の情報、さらにはディスク(CD、DVD)131、チューナ15といった使用ソースに関する情報等が表示される。
図5は、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面表示の一例を示した図であり、(a)はオーディオ信号がスピーカ144からのみ出力される場合、または1つのヘッドフォンのみが接続された場合の画面表示を示し、(b)は前列左座席と後列右座席の2つのヘッドフォンが接続された場合の画面表示を示している。このように、使用するユーザの数に応じて必要な数の画面表示領域を割り当てるので、表示画面を有効に活用することができ、ユーザにとって見易さを実現することができる。
図5は、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の画面表示の一例を示した図であり、(a)はオーディオ信号がスピーカ144からのみ出力される場合、または1つのヘッドフォンのみが接続された場合の画面表示を示し、(b)は前列左座席と後列右座席の2つのヘッドフォンが接続された場合の画面表示を示している。このように、使用するユーザの数に応じて必要な数の画面表示領域を割り当てるので、表示画面を有効に活用することができ、ユーザにとって見易さを実現することができる。
ここで、ヘッドフォンの接続に基づき、操作画面を設定する際のディスプレイ制御部18が行う処理について説明する。図6は、ヘッドフォンの接続に基づくディスプレイ制御部18が行う処理を説明するフローチャートである。図6に示すように、まずオーディオシステム本体部1のオーディオ本体10においてオーディオの再生が開始されると、再生されたオーディオがスピーカ144から出力される(S101)。そして、ディスプレイ制御部18は、その再生されている曲に関する情報を表示する1つの操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S102)。
その際に、システムコントローラ19は、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続されるか否かを常時監視し、その結果をディスプレイ制御部18に出力する(S103)。
その際に、システムコントローラ19は、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続されるか否かを常時監視し、その結果をディスプレイ制御部18に出力する(S103)。
そして、ステップS103において、ディスプレイ制御部18がヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lのいずれかにヘッドフォンが接続されたことをシステムコントローラ19から入力すると、それと同時に、ディスプレイ制御部18は、オーディオ本体10の操作パネル16を介してユーザからスピーカ144をオフ(OFF)しない指示を受けているか否かをシステムコントローラ19から取得する(S104)。すなわち、システムコントローラ19では、デフォルトとして、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lのいずれかにヘッドフォンが接続された際にはスピーカ144をオフするように設定されている。したがって、ユーザが操作パネル16から、ヘッドフォンが接続された場合にもスピーカ144をオフしない旨の指示入力を行なった場合にのみ、スピーカ144からの出力が継続される。
ステップS104において、スピーカ144をオフしない指示を受けていない場合には、スピーカ144をオフするとともに、オーディオ本体10の操作パネル16、またはキーシステム部2の後列右座席キー操作部21R、後列左座席キー操作部21Lからの入力に基づき、接続されたヘッドフォンにおいて再生するべく、選択され得る曲に関する情報を表示する操作画面に変更し(S105)、その変更された1つの操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S106)。
ここで、ユーザによる曲の選択等の指示入力は、キーシステム部2の後列右座席キー操作部21R、後列左座席キー操作部21Lでは、それぞれに配設した後列右座席キー入力部24R、後列左座席キー入力部24Lからのキー入力によって行うことができる。
さらに、別の異なるヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続された際には(S107)、接続されたヘッドフォンに対応した複数の操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S110)。
ここで、ユーザによる曲の選択等の指示入力は、キーシステム部2の後列右座席キー操作部21R、後列左座席キー操作部21Lでは、それぞれに配設した後列右座席キー入力部24R、後列左座席キー入力部24Lからのキー入力によって行うことができる。
さらに、別の異なるヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続された際には(S107)、接続されたヘッドフォンに対応した複数の操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S110)。
一方、ステップS104において、スピーカ144をオフしない指示を受けている場合には、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面、さらには、オーディオ本体10の操作パネル16、またはキーシステム部2の後列右座席キー操作部21R、後列左座席キー操作部21Lからの入力に基づき、接続されたヘッドフォンにおいて再生するべく、選択され得る曲に関する情報を表示する操作画面の2つの操作画面を表示する(S108)。
さらに、別の異なるヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続された際には(S109)、接続されたヘッドフォンに対応した複数の操作画面と、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面とをフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S110)。
このようにして、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22には、接続されたヘッドフォンの数に対応させた操作画面を表示している。
さらに、別の異なるヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続された際には(S109)、接続されたヘッドフォンに対応した複数の操作画面と、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面とをフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S110)。
このようにして、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22には、接続されたヘッドフォンの数に対応させた操作画面を表示している。
このような構成により、複数人が同時に聴く異なる曲ごとの操作情報をそれぞれ表示する複数の操作画面を、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22における一つの大きな表示画面上で同時に表示することができるので、個々人が聴きたい曲を容易に、かつ同時に選択することが可能となる。特に、MP3データのような階層構造を有する音楽ファイルに対して、聴きたい音楽を素早く選曲することが可能となる。
また、同時に異なる曲を聴くユーザの人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することができるので、表示画面に無駄な領域を生じさせずに、必要な曲の情報のみを見易く表示することも可能となる。
また、同時に異なる曲を聴くユーザの人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することができるので、表示画面に無駄な領域を生じさせずに、必要な曲の情報のみを見易く表示することも可能となる。
ところで、本実施の形態の車載オーディオシステムでは、ヘッドフォンジャック12R、12L、23R、23Lにヘッドフォンが接続されたことを検知して、接続されたヘッドフォンの数に対応して、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定したが、リモートコントローラ受信部17が受信するリモートコントローラからの信号によって、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定することもできる。
本実施の形態の車載オーディオシステムでは、ユーザからの操作入力を行なうリモートコントローラには、自動車内の座席ごとに割り振られた座席指定キーを設けている。具体的には、例えば、前列右座席、前列左座席、後列右座席、後列左座席用にそれぞれ座席指定キーを割り当て、それぞれの座席指定キーから異なるチャンネルの信号が出力されるように構成されている。それにより、リモートコントローラ受信部17は、ユーザによる座席指定キーの操作により、リモートコントローラからの座席指定信号を受信して、その信号をシステムコントローラ19に出力する。そして、システムコントローラ19では、リモートコントローラからの操作入力がいずれの座席のユーザによって行なわれたかを把握することができる。システムコントローラ19によって把握されたユーザの座席位置に関する情報は、ディスプレイ制御部18に出力され、ディスプレイ制御部18は、そのシステムコントローラ19からのユーザの座席位置に関する情報に基づいて、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定する。
本実施の形態の車載オーディオシステムでは、ユーザからの操作入力を行なうリモートコントローラには、自動車内の座席ごとに割り振られた座席指定キーを設けている。具体的には、例えば、前列右座席、前列左座席、後列右座席、後列左座席用にそれぞれ座席指定キーを割り当て、それぞれの座席指定キーから異なるチャンネルの信号が出力されるように構成されている。それにより、リモートコントローラ受信部17は、ユーザによる座席指定キーの操作により、リモートコントローラからの座席指定信号を受信して、その信号をシステムコントローラ19に出力する。そして、システムコントローラ19では、リモートコントローラからの操作入力がいずれの座席のユーザによって行なわれたかを把握することができる。システムコントローラ19によって把握されたユーザの座席位置に関する情報は、ディスプレイ制御部18に出力され、ディスプレイ制御部18は、そのシステムコントローラ19からのユーザの座席位置に関する情報に基づいて、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定する。
ここで、リモートコントローラからの操作入力に基づき、操作画面を設定する際のディスプレイ制御部18が行う処理について説明する。図7は、リモートコントローラからの操作入力に基づくディスプレイ制御部18が行う処理を説明するフローチャートである。図7に示すように、まずオーディオシステム本体部1のオーディオ本体10においてオーディオの再生が開始されると、再生されたオーディオがスピーカ144から出力される(S201)。そして、ディスプレイ制御部18は、その再生されている曲に関する情報を表示する1つの操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S202)。
そして、システムコントローラ19は、リモートコントローラからの操作入力により特定された座席のユーザから操作開始の信号を入力したか否かを判断し、その結果がディスプレイ制御部18に出力される(S203)。
そして、システムコントローラ19は、リモートコントローラからの操作入力により特定された座席のユーザから操作開始の信号を入力したか否かを判断し、その結果がディスプレイ制御部18に出力される(S203)。
ステップS203において、ディスプレイ制御部18が特定の座席のユーザから操作開始の信号を入力したことをシステムコントローラ19から入力すると、それと同時に、ディスプレイ制御部18は、オーディオ本体10の操作パネル16を介してユーザからスピーカ144をオフ(OFF)しない指示を受けているか否かをシステムコントローラ19から取得する(S204)。すなわち、システムコントローラ19では、デフォルトとして、リモートコントローラを介して特定の座席のユーザから操作開始の信号を入力された際にはスピーカ144をオフするように設定されている。したがって、ユーザが操作パネル16から、リモートコントローラから操作開始の信号を入力した場合にもスピーカ144をオフしない旨の指示入力を行なった場合にのみ、スピーカ144からの出力が継続される。
ステップS204において、スピーカ144をオフしない指示を受けていない場合には、スピーカ144をオフするとともに、リモートコントローラからの入力に基づき、指定された特定の座席に接続されたヘッドフォンにおいて再生するべく、選択され得る曲に関する情報を表示する操作画面に変更し(S205)、その変更された1つの操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S206)。
その後、リモートコントローラから操作を終了する操作入力を入力した場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面は、当初の操作画面に戻される。また、リモートコントローラから操作を終了しない場合には、そのままの操作画面を継続して表示する(S207)。
その後、リモートコントローラから操作を終了する操作入力を入力した場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面は、当初の操作画面に戻される。また、リモートコントローラから操作を終了しない場合には、そのままの操作画面を継続して表示する(S207)。
続いて、リモートコントローラから別の異なるチャンネルの操作信号、すなわち異なる座席のユーザからの操作開始の信号を入力した場合には(S208)、ディスプレイ制御部18は、システムコントローラ19からの入力信号に基づき、リモートコントローラから操作入力されたすべての座席を把握し、その座席数および座席位置に対応した複数の操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S209)。その後に、リモートコントローラからのかかる別の異なるチャンネルに関しての操作を終了する操作指示を入力した場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を、最初にリモートコントローラから指定された座席に接続されたヘッドフォンで再生している曲に関する情報を表示する操作画面(1操作画面)に戻す。また、リモートコントローラからのかかる別の異なるチャンネルに関しての操作が終了しない場合には、そのままの操作画面を継続して表示する(S210)。
一方、ステップS204において、スピーカ144をオフしない指示を受けている場合には、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面と、リモートコントローラからの入力に基づき、指定された特定の座席に接続されたヘッドフォンにおいて再生するべく、選択され得る曲に関する情報を表示する操作画面との2つの操作画面を表示する(S211)。
その後、リモートコントローラから操作を終了する操作指示を入力した場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を当初の操作画面に戻す。また、リモートコントローラから操作を終了する指示を入力していない場合には、そのままの操作画面を継続して表示する(S212)。
その後、リモートコントローラから操作を終了する操作指示を入力した場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を当初の操作画面に戻す。また、リモートコントローラから操作を終了する指示を入力していない場合には、そのままの操作画面を継続して表示する(S212)。
続いて、リモートコントローラから別の異なるチャンネルの操作信号、すなわち異なる座席のユーザからの操作開始の信号を入力した場合には(S213)、ディスプレイ制御部18は、システムコントローラ19からの入力信号に基づき、リモートコントローラから操作入力されたすべての座席を把握し、その座席数および座席位置に対応した複数の操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S214)。その後、リモートコントローラからのかかる別の異なるチャンネルの操作を終了する操作指示を入力した場合には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面と、最初にリモートコントローラから指定された座席に接続されたヘッドフォンで再生している曲に関する情報を表示する操作画面との2操作画面に戻す。また、リモートコントローラから操作を終了する指示を入力していない場合には、そのままの操作画面を継続して表示する(S215)。
このようにして、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22には、リモートコントローラから操作入力された座席の数に対応させた操作画面を表示している。
このようにして、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22には、リモートコントローラから操作入力された座席の数に対応させた操作画面を表示している。
また、本実施の形態の車載オーディオシステムでは、キーシステム部2に設けた後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25Lが受信するFeliCaに記憶された情報によって、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定することもできる。
本実施の形態の車載オーディオシステムでは、キーシステム部2の後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25Lによって、それぞれの座席に位置するユーザを個人認証することができる。したがって、音楽を聴こうとするユーザは、後列右座席FeliCa受信部25Rまたは後列左座席FeliCa受信部25LにFeliCaをかざすことにより、後列右座席FeliCa受信部25Rまたは後列左座席FeliCa受信部25Lは、ユーザの座席位置の把握および個人認証を行い、その情報をシステムコントローラ19に出力する。システムコントローラ19では、後列右座席FeliCa受信部25Rおよび/または後列左座席FeliCa受信部25Lからの入力により、いずれの座席のユーザによって操作入力が行なわれたかを把握することができる。システムコントローラ19によって把握されたユーザの座席位置に関する情報は、ディスプレイ制御部18に出力され、ディスプレイ制御部18は、そのシステムコントローラ19からのユーザの座席位置に関する情報に基づいて、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定する。
本実施の形態の車載オーディオシステムでは、キーシステム部2の後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25Lによって、それぞれの座席に位置するユーザを個人認証することができる。したがって、音楽を聴こうとするユーザは、後列右座席FeliCa受信部25Rまたは後列左座席FeliCa受信部25LにFeliCaをかざすことにより、後列右座席FeliCa受信部25Rまたは後列左座席FeliCa受信部25Lは、ユーザの座席位置の把握および個人認証を行い、その情報をシステムコントローラ19に出力する。システムコントローラ19では、後列右座席FeliCa受信部25Rおよび/または後列左座席FeliCa受信部25Lからの入力により、いずれの座席のユーザによって操作入力が行なわれたかを把握することができる。システムコントローラ19によって把握されたユーザの座席位置に関する情報は、ディスプレイ制御部18に出力され、ディスプレイ制御部18は、そのシステムコントローラ19からのユーザの座席位置に関する情報に基づいて、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の数を設定する。
このように、後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25Lによってユーザの座席位置の把握および個人認証を行うことで、ユーザが座席場所を移動した場合には、移動した座席で再度FeliCaを認識させることで、その移動をシステムコントローラ19によって把握することができる。システムコントローラ19は、ユーザが座席場所を移動したことをディスプレイ制御部18に出力し、ディスプレイ制御部18では、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する操作画面の位置を、移動された座席位置に対応させて入れ替えることも可能となる。
ここで、FeliCa受信部(後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25L)からの入力情報に基づき、操作画面を設定する際のディスプレイ制御部18が行う処理について説明する。図8は、FeliCa受信部からの入力情報に基づくディスプレイ制御部18が行う処理を説明するフローチャートである。図8に示すように、まずオーディオシステム本体部1のオーディオ本体10においてオーディオの再生が開始されると、再生されたオーディオがスピーカ144から出力される(S301)。そして、ディスプレイ制御部18は、その再生されている曲に関する情報を表示する1つの操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S302)。
そして、システムコントローラ19は、FeliCa受信部からの入力情報により特定された座席のユーザから操作開始の信号を入力したか否かを判断し、その結果がディスプレイ制御部18に出力される(S303)。
そして、システムコントローラ19は、FeliCa受信部からの入力情報により特定された座席のユーザから操作開始の信号を入力したか否かを判断し、その結果がディスプレイ制御部18に出力される(S303)。
ステップS303において、ディスプレイ制御部18が特定の座席のユーザから操作開始の信号を入力したことをシステムコントローラ19から入力すると、それと同時に、ディスプレイ制御部18は、オーディオ本体10の操作パネル16を介してユーザからスピーカ144をオフ(OFF)しない指示を受けているか否かをシステムコントローラ19から取得する(S304)。すなわち、システムコントローラ19では、デフォルトとして、FeliCa受信部を介して特定の座席のユーザから操作開始の信号を入力された際にはスピーカ144をオフするように設定されている。したがって、ユーザが操作パネル16から、FeliCa受信部から操作開始の信号を入力された場合にもスピーカ144をオフしない旨の指示入力を行なった場合のみ、スピーカ144からの出力が継続される。
ステップS304において、スピーカ144をオフしない指示を受けていない場合には、スピーカ144をオフするとともに、FeliCa受信部からの入力情報に基づき、指定された特定の座席に接続されたヘッドフォンにおいて再生するべく、選択され得る曲に関する情報を表示する操作画面に変更し(S305)、その変更された1つの操作画面をフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S306)。
その後、システムコントローラ19が、FeliCa受信部から最初に受けたFeliCaとは別のFeliCaから入力情報を入力した場合には(S307)、最初に受けたFeliCaと、後に受けた別のFeliCaとに対応する座席数の数の操作画面を、座席位置に対応させてフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S308)。
さらに、FeliCa受信部により再度のFeliCaの認識により、ユーザが座席を変更したと判断された場合(S309)には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を、変更されたそれぞれのユーザの座席位置に対応させて、操作画面の位置を変更する(S310)。
その後、システムコントローラ19が、FeliCa受信部から最初に受けたFeliCaとは別のFeliCaから入力情報を入力した場合には(S307)、最初に受けたFeliCaと、後に受けた別のFeliCaとに対応する座席数の数の操作画面を、座席位置に対応させてフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S308)。
さらに、FeliCa受信部により再度のFeliCaの認識により、ユーザが座席を変更したと判断された場合(S309)には、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を、変更されたそれぞれのユーザの座席位置に対応させて、操作画面の位置を変更する(S310)。
一方、ステップS304において、スピーカ144をオフしない指示を受けている場合には、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面と、FeliCa受信部からの入力情報に基づき、指定された特定の座席に接続されたヘッドフォンにおいて再生するべく、選択され得る曲に関する関する情報を表示する操作画面との2つの操作画面を表示する(S311)。
その後、システムコントローラ19が、FeliCa受信部から最初に受けたFeliCaとは別のFeliCaから入力情報を入力した場合には(S312)、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面と、最初に受けたFeliCaと、後に受けた別のFeliCaとに対応する座席数の数の操作画面を、座席位置に対応させてフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S313)。
その後、システムコントローラ19が、FeliCa受信部から最初に受けたFeliCaとは別のFeliCaから入力情報を入力した場合には(S312)、スピーカ144から再生されている曲に関する情報を表示する操作画面と、最初に受けたFeliCaと、後に受けた別のFeliCaとに対応する座席数の数の操作画面を、座席位置に対応させてフロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22に表示する(S313)。
さらに、FeliCa受信部により再度のFeliCaの認識により、ユーザが座席を変更したと判断された場合には(S314)、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の操作画面を、変更されたそれぞれのユーザの座席位置に対応させて、操作画面の位置を変更する(S315)。
このようにして、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22には、FeliCa受信部(後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25L)からの入力情報に基づき、ユーザの座席の数及びユーザの位置に対応させた操作画面を表示している。
このようにして、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22には、FeliCa受信部(後列右座席FeliCa受信部25Rおよび後列左座席FeliCa受信部25L)からの入力情報に基づき、ユーザの座席の数及びユーザの位置に対応させた操作画面を表示している。
以上説明したように、本実施の形態の車載オーディオシステムでは、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22の表示画面上に、操作するユーザの数に応じた複数の操作情報を同時に表示することができるように構成している。このように構成することにより、複数人が同時に聴く異なる曲ごとの操作情報をそれぞれ表示する複数の操作画面を、フロントディスプレイ11およびリアディスプレイ22における一つの大きな表示画面上で同時に表示することができるので、個々人が聴きたい曲を容易に、かつ同時に選択することが可能となる。特に、MP3データのような階層構造を有する音楽ファイルに対して、聴きたい音楽を素早く選曲することが可能となる。
また、同時に異なる曲を聴くユーザの人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することができるので、表示画面に無駄な領域を生じさせずに、必要な曲の情報のみを見易く表示することも可能となる。
また、同時に異なる曲を聴くユーザの人数に対応させて、表示画面の表示領域を有効に活用することができるので、表示画面に無駄な領域を生じさせずに、必要な曲の情報のみを見易く表示することも可能となる。
本発明の活用例として、複数の操作者(ユーザ)がそれぞれ異なる操作を行なう際に、その操作情報を表示する表示画面を有する装置、例えば、複数のユーザが異なる座席位置に座って視聴する車載オーディオ再生装置(カーオーディオ)、カーナビゲーション装置への適用がある。さらには、複数のテレビ画像を同時に受信するテレビ放送受信装置、複数の映像を同時に出力する映像出力装置等への適用がある。
1…オーディオシステム本体部、2…キーシステム部、10…オーディオ本体、11…フロントディスプレイ、12R,12L,23R,23L…ヘッドフォンジャック、21R…後列右座席キー操作部、21L…後列左座席キー操作部、22…リアディスプレイ、24R…後列右座席キー入力部、24L…後列左座席キー入力部、25R…後列右座席FeliCa受信部、25L…後列左座席FeliCa受信部、13…メカニカルコントロール、131…記録媒体(ディスク)、132…スピンドルモータ、133…メカニカル制御部、134…光ピックアップ、135…メモリ、136…データ処理部、14…オーディオ信号制御部、141…音声制御部、142…電子ボリューム、143…増幅器(AMP)、144…スピーカ、145…ミュート、15…チューナ、16…操作パネル、17…リモートコントローラ受信部、18…ディスプレイ制御部、19…システムコントローラ
Claims (15)
- 複数の異なる信号を同時に出力可能な機器に接続され、当該機器により信号が出力される出力先の数を認識する出力数認識手段と、
前記出力数認識手段によって認識された前記出力先の数に応じて、操作情報を表示するための表示画面の表示領域を分割して表示する表示手段と
を備えたことを特徴とする操作情報表示装置。 - 前記機器からの出力信号を入力する外部入力手段をさらに備え、
前記出力数認識手段は、前記機器に接続される当該外部入力手段の数に基づいて、前記出力先の数を認識することを特徴とする請求項1記載の操作情報表示装置。 - 前記機器への操作信号を出力する遠隔操作手段をさらに備え、
前記出力数認識手段は、当該機器に入力される当該遠隔操作手段からの操作信号に基づいて、前記出力先の数を認識することを特徴とする請求項1記載の操作情報表示装置。 - 操作者の個人認証情報が記録された記録媒体からの信号を読み取る個人認証情報読取手段をさらに備え、
前記出力数認識手段は、前記個人認証情報読取手段によって読み込まれた当該個人認証情報に基づいて、前記出力先の数を認識することを特徴とする請求項1記載の操作情報表示装置。 - 前記出力数認識手段は、前記出力先の位置をも認識し、前記表示手段は、当該出力数認識手段によって認識された当該出力先の位置に対応させて、分割された前記表示領域を割り当てることを特徴とする請求項1記載の操作情報表示装置。
- 同時に複数の音声データを再生可能なオーディオ再生手段と、
再生される前記複数の音声データに対応する操作情報を表示する表示画面を有する表示手段と、
複数の前記操作情報ごとに、前記表示手段の表示画面における表示領域を分割して割り当てる画面割当手段と
を備えたことを特徴とするオーディオ再生装置。 - 前記オーディオ再生手段によって再生される前記複数の音声データを出力する出力先の数を認識する出力数認識手段をさらに備え、
前記画面割当手段は、当該出力数認識手段によって認識される出力先の数に応じて、前記表示領域を分割することを特徴とする請求項6記載のオーディオ再生装置。 - 前記オーディオ再生手段によって再生された音声データを個別に入力して音声を出力する個別音声手段と、当該個別音声手段を前記オーディオ再生手段に接続する複数のオーディオ出力端子とをさらに備え、
前記出力数認識手段は、当該オーディオ出力端子に接続される前記個別音声手段の数に基づいて、前記出力先の数を認識することを特徴とする請求項7記載のオーディオ再生装置。 - 前記オーディオ再生手段への操作信号を出力する遠隔操作手段と、当該遠隔操作手段からの操作信号を受信する遠隔信号受信手段とをさらに備え、
前記出力数認識手段は、当該遠隔操作手段からの信号に基づいて、前記出力先の数を認識することを特徴とする請求項7記載のオーディオ再生装置。 - 前記オーディオ再生手段によって再生された音声データを聴取する操作者の個人認証情報が記録された個人情報記録媒体から信号を読み取る個人情報読取手段をさらに備え、
前記出力数認識手段は、前記個人情報読取手段によって読み込まれた当該個人認証情報に基づいて、前記出力先の数を認識することを特徴とする請求項7記載のオーディオ再生装置。 - 前記画面割当手段は、前記個人情報読取手段によって読み込まれた当該個人認証情報に基づいて、前記表示手段の表示画面における表示領域の割り当て位置を変更することを特徴とする請求項10記載のオーディオ再生装置。
- 前記オーディオ再生装置は自動車内に設置され、前記オーディオ再生手段は自動車内の座席ごとに再生された前記音声データを出力可能に構成されたことを特徴とする請求項7記載のオーディオ再生装置。
- 前記出力数認識手段は、前記音声データが出力される前記座席の位置をさらに認識し、前記画面割当手段は、当該出力数認識手段によって認識された当該座席の位置に対応させて、前記表示手段の表示画面における表示領域を割り当てることを特徴とする請求項12記載のオーディオ再生装置。
- 複数の異なる信号を同時に出力する機器から、当該信号が出力される出力先の数を認識する出力数認識ステップと、
前記出力数認識ステップによって認識された前記出力先の数に応じて、前記機器における操作情報を表示する表示画面における表示領域を分割して割り当てる画面割当ステップと、
前記画面割当ステップによって割り当てられた前記表示領域ごとに、前記機器から出力される信号に関する操作情報を表示する操作情報表示ステップと
を有することを特徴とする操作情報の表示方法。 - 前記出力数認識ステップは、オーディオ再生機器から同時に再生される複数の音声データが出力される出力先の数を認識することを特徴とする請求項14記載の操作情報の表示方法。
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JP4987167B2 (ja) * | 2009-08-27 | 2012-07-25 | 三菱電機株式会社 | 車載用メディア再生装置 |
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-
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- 2004-06-29 JP JP2004191919A patent/JP2006012366A/ja active Pending
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