JPH09320148A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

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JPH09320148A
JPH09320148A JP8135345A JP13534596A JPH09320148A JP H09320148 A JPH09320148 A JP H09320148A JP 8135345 A JP8135345 A JP 8135345A JP 13534596 A JP13534596 A JP 13534596A JP H09320148 A JPH09320148 A JP H09320148A
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JP
Japan
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index mark
index
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fast
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Withdrawn
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JP8135345A
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English (en)
Inventor
Yuichi Tomii
雄一 冨井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良く、廉価で小型な音声記録再生装
置を提供する。 【解決手段】 インデックスマークの記録または検出を
指示するインデックスボタンINDEXと、このインデ
ックスボタンINDEXの指示により、録音状態または
録音中の一時停止状態のときにはインデックスマークを
記録し、その他の早送り、早戻し、停止、再生などの状
態のときにはインデックスマークを検出するものであ
り、インデックスマークが検出されたときには動作を停
止または再生状態にさせるように制御するシステム制御
部6と、このシステム制御部6によってインデックスマ
ークが検出されないときにはインデックスマークが存在
しないことを表示して知らせる表示器12とを備えた音
声記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声記録再生装
置、より詳しくは、インデックスマークの記録や検出を
行う音声記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープレコーダに代表される
音声記録再生装置には、重要な部分などにインデックス
マークを記録しておいて、後でその位置を高速で検出す
ることができるインデックスマーク記録/検出機能を備
えるものが提案されている。
【0003】このような機能が備えられた従来の音声記
録再生装置においては、検出操作を行うための専用の検
出ボタンを設けるか、あるいは検出操作を行うために複
数のボタンを組み合わせた複雑な操作を行う必要があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声記録再生装置では、インデックスマーク検出専
用スイッチを設けることは、装置の大型化やコストアッ
プにつながることになってしまい、一方、複数のボタン
を組み合わせる操作手段では、操作が複雑であるために
使用に不便を来していた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、操作性が良く、廉価で小型な音声記録再生装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による音声記録再生装置は、インデッ
クスマークを記録するインデックスマーク記録手段と、
インデックスマークを検出するインデックスマーク検出
手段と、録音状態または録音中の一時停止状態のときに
はインデックスマークの記録を指示しその他の所定の状
態のときにはインデックスマークの検出を指示する指示
手段とを備えたものである。
【0007】また、第2の発明による音声記録再生装置
は、上記第1の発明による音声記録再生装置において、
高速送り中に上記指示手段によってインデックスマーク
の検出が指示されたときには高速送りと同一方向にイン
デックスマークの検出を行い、上記インデックスマーク
検出手段によってインデックスマークが検出されたとき
には動作を停止状態にさせるように制御する制御手段を
備えたものである。
【0008】さらに、第3の発明による音声記録再生装
置は、上記第1の発明による音声記録再生装置におい
て、停止または再生中に上記指示手段によってインデッ
クスマークの検出が指示されたときには早送り方向にイ
ンデックスマークの検出を行い、上記インデックスマー
ク検出手段によってインデックスマークが検出されたと
きには動作を再生状態にさせるように制御する制御手段
を備えたものである。
【0009】そして、第4の発明による音声記録再生装
置は、上記第1、第2、または第3の発明による音声記
録再生装置において、上記インデックスマーク検出手段
によってインデックスマークが検出されないときにはイ
ンデックスマークが存在しないことを知らせる警告手段
を備えたものである。
【0010】従って、第1の発明による音声記録再生装
置は、インデックスマーク記録手段がインデックスマー
クを記録し、インデックスマーク検出手段がインデック
スマークを検出し、指示手段が録音状態または録音中の
一時停止状態のときにはインデックスマークの記録を指
示しその他の所定の状態のときにはインデックスマーク
の検出を指示する。
【0011】また、第2の発明による音声記録再生装置
は、制御手段が、高速送り中に上記指示手段によってイ
ンデックスマークの検出が指示されたときには高速送り
と同一方向にインデックスマークの検出を行い、上記イ
ンデックスマーク検出手段によってインデックスマーク
が検出されたときには動作を停止状態にさせるように制
御する。
【0012】さらに、第3の発明による音声記録再生装
置は、制御手段が、停止または再生中に上記指示手段に
よってインデックスマークの検出が指示されたときには
早送り方向にインデックスマークの検出を行い、上記イ
ンデックスマーク検出手段によってインデックスマーク
が検出されたときには動作を再生状態にさせるように制
御する。
【0013】そして、第4の発明による音声記録再生装
置は、上記インデックスマーク検出手段によってインデ
ックスマークが検出されないときには、警告手段がイン
デックスマークが存在しないことを知らせる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は音声記録再生装置の回路
構成を示すブロック図である。
【0015】この音声記録再生装置は、音声を電気信号
に変換するマイクロホン1と、このマイクロホン1から
得られるアナログ信号を増幅するマイクアンプ(AM
P)2と、このマイクアンプ2の出力の内の不要な周波
数帯域をカットすることによりエリアシングノイズの発
生を防止する低域通過フィルタ(LPF)3と、この低
域通過フィルタ3の出力をデジタル信号に変換するアナ
ログ/デジタル(A/D)変換器4と、録音動作時に音
声データを所定のフォーマットに基づいて圧縮変換(符
号化)するとともに再生動作時に圧縮されたデータを伸
長変換(復号化)するデジタル信号処理部(DSP)5
と、後述する複数の操作ボタンの操作に応じて上記デジ
タル信号処理部5と後述する記録媒体7の動作の制御を
含むシステム全体の制御を行う例えばマイクロプロセッ
サ(CPU)で構成された制御手段であり、インデック
スマーク記録手段とインデックスマーク検出手段を兼ね
たシステム制御部6と、このシステム制御部6の制御に
より上記デジタル信号処理部5から該システム制御部6
を介して供給された音声データを所定のフォーマットに
基づいて記録し、あるいは記録されているデータを読み
出して上記システム制御部6を介してデジタル信号処理
部5に供給する、該音声記録再生装置に着脱自在な例え
ば半導体メモリでなる記録媒体7と、上記デジタル信号
処理部5で伸長された読み出しデータをアナログ信号に
変換するデジタル/アナログ(D/A)変換器8と、こ
のデジタル/アナログ変換器8の出力を図示しないロー
パスフィルタにより不要な周波数帯域をカットして量子
化雑音を軽減してから入力して増幅するパワーアンプ
(AMP)9と、このパワーアンプ9から出力された音
声信号を音声に変換して放音する警告手段たるスピーカ
10と、動作モードや記録時間などの各種情報を表示す
るやはり警告手段たる表示器12と、上記システム制御
部6の制御によりこの表示器12を駆動制御する駆動回
路11と、上記システム制御部6の制御によりこの音声
記録再生装置の各回路に電源を供給する電源制御部13
と、上記システム制御部6に接続されていてこの音声記
録再生装置の動作モード等を指示入力するための操作入
力部14とを備えてなる。
【0016】また、上記操作入力部14は、各種の操作
ボタン、すなわち、録音開始を指示するための録音ボタ
ンREC、再生開始を指示するための再生ボタンPLA
Y、再生等の動作を停止させるための停止ボタンSTO
P、録音位置や再生位置を早送りするための早送りボタ
ンFF、録音位置や再生位置を戻すための早戻しボタン
REW、インデックスマークを記録するための指示手段
たるインデックスボタンINDEXを有して構成されて
いる。
【0017】ここで上記インデックスボタンINDEX
は、より詳しくは、録音状態または録音中の一時停止状
態に操作することにより、その時点の入力音声ファイル
の属性情報部(ヘッダ部)にインデックスマークを付加
するものである。そしてこのインデックスマークが付加
されている音声データは、録音状態以外のとき、つまり
早送り、早戻し、停止、再生などの状態のときに上記イ
ンデックスボタンINDEXを操作することにより、高
速で検出を行うことができるようになっている。したが
って、後で詳しく説明するように、このインデックスボ
タンINDEXを操作することにより、インデックスマ
ークの記録、特定の音声データの高速検出、頭出し再生
が可能となる。
【0018】なお、本実施形態においては、1種類のイ
ンデックスマークを用いているが、用途に応じて複数の
インデックスマークを区別して用いることも可能であ
る。
【0019】次に、このような構成による本実施形態の
音声記録再生装置の動作を詳細に説明する。図2は音声
記録再生装置の基本動作を示すフローチャートである。
【0020】上記電源制御部13からシステム制御部6
に電源が供給されると、まず、システム制御部6の外部
条件や内部の記憶部の初期設定を行い、駆動回路11を
介して表示器12への表示を行う(ステップS1)。
【0021】初期設定を完了した後に、この音声記録再
生装置の操作入力部14の操作ボタンの内の何れかのボ
タンが押されるまで、各回路を待ち状態にさせる(ステ
ップS2)。
【0022】そして、何れかの操作ボタンが押されたこ
とを検出した場合には、まず、操作されたのが録音ボタ
ンRECであるか否かを検出し(ステップS3)、録音
ボタンRECであるならば、デジタル信号処理部5を制
御してアナログ/デジタル変換器4から入力される音声
情報を圧縮させ、記録媒体7に記録する録音処理を行う
(ステップS4)。この処理を行っている最中に停止ボ
タンSTOPが押された場合には、該録音処理を抜けて
上記ステップS2に戻る。
【0023】また、上記ステップS3おいて、操作され
たのが録音ボタンRECでない場合には、次に、再生ボ
タンPLAYの状態検出を行う(ステップS5)。
【0024】ここで再生ボタンPLAYが押されている
場合には、記録媒体7から記録されているデータを読み
出して、デジタル信号処理部5に送って伸長処理を行わ
せ、デジタル/アナログ変換器8に音声情報を送出する
再生処理を行う(ステップS6)。この処理を行ってい
る最中に停止ボタンSTOPが押された場合には、該再
生処理を抜けて上記ステップS2に戻る。
【0025】上記ステップS5において、操作されたの
が再生ボタンPLAYでない場合には、早送りボタンF
Fの状態検出を行う(ステップS7)。
【0026】ここで、早送りボタンFFが押されている
場合には、動作位置を適当な速度(例えば、再生時の2
0倍の速度)で順次早送りする早送り処理を行う(ステ
ップS8)。この処理を行っている最中に停止ボタンS
TOPが押された場合には、該早送り処理を抜けて上記
ステップS2に戻る。
【0027】上記ステップS7において、操作されたの
が早送りボタンFFでない場合には、早戻しボタンRE
Wの状態検出を行う(ステップS9)。
【0028】ここで、早戻しボタンREWが押されてい
れば、上記早送りの場合とは逆の方向に同様の速度で動
作位置を順次移動させる早戻し処理を行う(ステップS
10)。この処理を行っている最中に停止ボタンSTO
Pが押された場合には、該早戻し処理を抜けて上記ステ
ップS2に戻る。
【0029】上記ステップS9において、操作されたの
が早戻しボタンREWでない場合には、インデックスボ
タンINDEXの状態検出を行う(ステップS11)。
【0030】ここで、インデックスボタンINDEXが
押されていれば、インデックスマークを記録しまたは検
出するインデックス処理を行う(ステップS12)。こ
のインデックス処理が終了した後は、所定の処理を行っ
た後に上記ステップS2に戻る。
【0031】また、上記ステップS11においてインデ
ックスボタンINDEXが押されていない場合には、上
記ステップS2に戻る。
【0032】次に、上記図2のステップS4の録音処理
で作成される音声ファイルについて、図3を参照して説
明する。図3は音声ファイルの内訳を概念的に示す図で
ある。
【0033】図示のように、音声ファイルは、ファイル
に関する属性情報が記録される属性情報部と、音声デー
タが記録される音声データ部とに大別される。
【0034】さらに上記属性情報部は、ファイル番号、
記録日時、記録者等の情報が記録されるとともに、1つ
あるいは複数のインデックスマーク情報を記録すること
ができるようになっている。このインデックスマーク情
報には、インデックスマークの記録が指示された位置の
アドレスが記録される。したがって、インデックスマー
クの検出は、この属性情報部を検索することにより行わ
れる。
【0035】上述したインデックスマークの検出は、早
送りモード、早戻しモード、再生モード、停止モード等
の、録音モードを除く各モードで行うことが可能であ
る。
【0036】そこでまず、早送り中のインデックスマー
ク検出について、図4のフローチャートを参照して説明
する。
【0037】上記システム制御部6は、上記ステップS
8の早送り処理を行っている最中にインデックスボタン
INDEXが押されたことを検出すると、このインデッ
クスマークの検出処理を開始して、まず、早送り中の音
声ファイルの属性情報部を検索する(ステップS2
1)。
【0038】次に、属性情報部に記録されたインデック
スマークの位置と現在の動作位置を比較して(ステップ
S22)、現在の動作位置よりも早送り方向にインデッ
クスマークが存在しない場合には、インデックスマーク
が存在しない旨を表示器12を点滅させることにより表
示して(ステップS23)、早送り処理を継続する(ス
テップS24)。
【0039】また、上記ステップS22において、現在
の動作位置よりも早送り方向にインデックスマークが存
在する場合には、インデックスマークを検出した旨を表
示器12により表示して(ステップS25)、インデッ
クスマークの検出位置で動作位置を停止させる(ステッ
プS26)。
【0040】次に、早戻し中のインデックスマーク検出
について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0041】上記システム制御部6は、上記ステップS
10の早戻し処理を行っている最中にインデックスボタ
ンINDEXが押されたことを検出すると、このインデ
ックスマークの検出処理を開始して、まず、早戻し中の
音声ファイルの属性情報部を検索する(ステップS3
1)。
【0042】次に、属性情報部に記録されたインデック
スマークの位置と現在の動作位置を比較して(ステップ
S32)、現在の動作位置よりも早戻し方向にインデッ
クスマークが存在しない場合には、インデックスマーク
が存在しない旨を表示器12を点滅させることにより表
示して(ステップS33)、早戻し処理を継続する(ス
テップS34)。
【0043】また、上記ステップS32において、現在
の動作位置よりも早戻し方向にインデックスマークが存
在する場合には、インデックスマークを検出した旨を表
示器12により表示して(ステップS35)、インデッ
クスマークの検出位置で動作位置を停止させる(ステッ
プS36)。
【0044】続いて、再生中のインデックスマーク検出
について、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0045】上記システム制御部6は、上記ステップS
6の再生処理を行っている最中にインデックスボタンI
NDEXが押されたことを検出すると、このインデック
スマークの検出処理を開始して、まず、再生中の音声フ
ァイルの属性情報部を検索する(ステップS41)。
【0046】次に、属性情報部に記録されたインデック
スマークの位置と現在の動作位置を比較して(ステップ
S42)、現在の動作位置よりも早送り方向にインデッ
クスマークが存在しない場合には、インデックスマーク
が存在しない旨を表示器12を点滅させることにより表
示して(ステップS43)、再生処理を継続する(ステ
ップS44)。
【0047】また、上記ステップS42において、現在
の動作位置よりも早送り方向にインデックスマークが存
在する場合には、インデックスマークを検出した旨を表
示器12により表示して(ステップS45)、インデッ
クスマークの検出位置から再生を開始させる(ステップ
S46)。
【0048】次に、停止中のインデックスマーク検出に
ついて、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0049】上記システム制御部6は、停止中にインデ
ックスボタンINDEXが押されたことを検出すると、
このインデックスマークの検出処理を開始して、まず、
音声ファイルの属性情報部を検索する(ステップS5
1)。
【0050】次に、属性情報部に記録されたインデック
スマークの位置と現在の動作位置を比較して(ステップ
S52)、現在の動作位置よりも早送り方向にインデッ
クスマークが存在しない場合には、インデックスマーク
が存在しない旨を表示器12を点滅させることにより表
示して(ステップS53)、現在の動作位置でそのまま
停止させる(ステップS54)。
【0051】また、上記ステップS52において、現在
の動作位置よりも早送り方向にインデックスマークが存
在する場合には、インデックスマークを検出した旨を表
示器12により表示して(ステップS55)、インデッ
クスマークの検出位置で動作位置を停止させる(ステッ
プS56)。
【0052】なお、上記ステップS56においては、イ
ンデックスマークを検出した場合にはその位置で停止さ
せるようにしているが、上記ステップS46と同様にし
て、インデックスマークの位置から再生させるようにし
ても良い。
【0053】このようにして、早送りや早戻しやさらに
は巻戻しなどを含む高速送りを行っている最中に、上記
インデックスボタンINDEXによってインデックスマ
ークの検出が指示されたときには、該高速送りと同一方
向にインデックスマークの検出を行い、インデックスマ
ークが検出されたときには、システム制御部6が動作を
停止状態にさせるように制御している。
【0054】また、停止または再生中に上記インデック
スボタンINDEXによってインデックスマークの検出
が指示されたときには、早送り方向にインデックスマー
クの検出を行い、インデックスマークが検出されたとき
には、システム制御部6が動作を再生状態にさせるよう
に制御している。
【0055】このような一実施形態によれば、単一の操
作ボタンでインデックスマークの記録、検出が可能とな
るために、操作性が良く、廉価で小型な音声記録再生装
置となる。
【0056】なお、上述の実施形態ではインデックスマ
ークが検出されない場合の警告手段として表示器12を
点滅させる例を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、必要な警告を行うことができる手段であれ
ばどのような手段でもかまわない。例えば、表示器12
にインデックスマークがないことを示す表示を点灯ある
いは点滅させても良いし、スピーカ10等を用いてアラ
ーム音で警告するのも良い。
【0057】また、上述の実施形態では、インデックス
マークが検出されなかった場合は、インデックスマーク
が検出されない旨を警告した後に、例えば、早送り中に
検出されない場合は早送り処理を継続し、再生中に検出
されない場合は再生処理を継続するなどして、現行の処
理を継続するようにしているが、これに限るものではな
く、他の処理を行っても構わない。例えば、早送り中に
検出されない場合には再生を行うかまたは停止させても
良いし、再生中に検出されない場合には停止させても良
い。
【0058】同様にして、インデックスマークが検出が
された場合は、インデックスマークが検出されたことを
表示した後に、動作位置をインデックスマークの位置に
移動させて、その後停止させても良いし、あるいは再生
させても良い。
【0059】また、上述の実施形態では、デジタル信号
処理部5を備えて音声情報を記録媒体7にデジタル記録
しあるいは再生するデジタル式の音声記録再生装置につ
いて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例
えば、磁気記録再生ヘッドを備えていて、記録媒体とし
て磁気テープ等を用いるアナログ式の音声記録再生装置
に適用することも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による本
発明の音声記録再生装置によれば、指示手段による指示
を受けた場合に、状態に応じてインデックスマークを記
録するか検出するかを自動的に区別して実行するため
に、操作性が良く、廉価で小型な音声記録再生装置とな
る。
【0061】また、請求項2による本発明の音声記録再
生装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を
奏するとともに、高速送り中には該高速送りと同一方向
にインデックスマークの検出を行い、検出後に動作を自
動的に停止状態にさせるために、さらに操作性が向上す
る。
【0062】さらに、請求項3による本発明の音声記録
再生装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、停止または再生中には早送り方向に
インデックスマークの検出を行い、検出後に動作を自動
的に再生状態にさせるために、さらに操作性が向上す
る。
【0063】そして、請求項4による本発明の音声記録
再生装置によれば、請求項1、請求項2、または請求項
3に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、インデ
ックスマークが検出されないときには警告が行われるた
めに、操作者がその旨を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の音声記録再生装置の回路
構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態の音声記録再生装置の基本動作を
示すフローチャート。
【図3】上記実施形態の音声ファイルの内訳を概念的に
示す図。
【図4】上記実施形態の音声記録再生装置において、早
送り中のインデックスマーク検出の処理を示すフローチ
ャート。
【図5】上記実施形態の音声記録再生装置において、早
戻し中のインデックスマーク検出の処理を示すフローチ
ャート。
【図6】上記実施形態の音声記録再生装置において、再
生中のインデックスマーク検出の処理を示すフローチャ
ート。
【図7】上記実施形態の音声記録再生装置において、停
止中のインデックスマーク検出の処理を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
6…システム制御部(インデックスマーク記録手段、イ
ンデックスマーク検出手段、制御手段) 10…スピーカ(警告手段) 12…表示器(警告手段) INDEX…インデックスボタン(指示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックスマークを記録するインデッ
    クスマーク記録手段と、 インデックスマークを検出するインデックスマーク検出
    手段と、 録音状態または録音中の一時停止状態のときにはインデ
    ックスマークの記録を指示し、その他の所定の状態のと
    きにはインデックスマークの検出を指示する指示手段
    と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 高速送り中に上記指示手段によってイン
    デックスマークの検出が指示されたときには、高速送り
    と同一方向にインデックスマークの検出を行い、 上記インデックスマーク検出手段によってインデックス
    マークが検出されたときには、動作を停止状態にさせる
    ように制御する制御手段を具備することを特徴とする請
    求項1に記載の音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 停止または再生中に上記指示手段によっ
    てインデックスマークの検出が指示されたときには、早
    送り方向にインデックスマークの検出を行い、 上記インデックスマーク検出手段によってインデックス
    マークが検出されたときには、動作を再生状態にさせる
    ように制御する制御手段を具備することを特徴とする請
    求項1に記載の音声記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記インデックスマーク検出手段によっ
    てインデックスマークが検出されないときには、インデ
    ックスマークが存在しないことを知らせる警告手段を具
    備することを特徴とする請求項1、請求項2、または請
    求項3に記載の音声記録再生装置。
JP8135345A 1996-05-29 1996-05-29 音声記録再生装置 Withdrawn JPH09320148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2816549A1 (en) 2013-06-17 2014-12-24 Yamaha Corporation User bookmarks by touching the display of a music score while recording
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