JPH0720900A - 音声情報記録装置 - Google Patents

音声情報記録装置

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JPH0720900A
JPH0720900A JP5162321A JP16232193A JPH0720900A JP H0720900 A JPH0720900 A JP H0720900A JP 5162321 A JP5162321 A JP 5162321A JP 16232193 A JP16232193 A JP 16232193A JP H0720900 A JPH0720900 A JP H0720900A
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JP
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button
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JP5162321A
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Inventor
Hideo Okano
秀生 岡野
Nobuo Terui
信夫 照井
Hideyuki Takahashi
秀享 高橋
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所定内容の音声情報の区切りを示す位置情報
を、特別なボタンを必要とせずに、自然で使い易い操作
で記録できるようにする。 【構成】記録媒体としての半導体メモリ部10は、音声
メッセージファイルの記録するための音声データ部と、
各音声メッセージファイルについての先頭及び終了アド
レスを示す操作開始位置及び終了位置情報を記録するた
めのインデックス部を含む。主制御回路8は、音声の記
録開始時に、当該音声メッセージファイルの操作開始位
置情報をインデックス部に記録する。音声の記録停止を
指示するための停止ボタンSTが所定時間内に1回だけ
操作された場合には、操作終了位置情報をインデックス
部に記録せず、停止ボタンSTが上記所定時間内に2回
以上操作された場合には、当該音声メッセージファイル
の操作終了位置情報を確定し、インデックス部に記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロホンより入力
したアナログ信号をデジタル信号に変換してメモリに記
録し、その記録した信号をアナログ信号に変換してスピ
ーカで再生できるような音声情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば磁気テープ等の記録媒
体に記録した音声データを再生し、タイピストや秘書が
それを聞きながらその口述内容をタイプ打ちするといっ
た目的に使用される所謂トランスクライバと呼ばれる音
声情報記録再生装置が知られている。この種の音声情報
記録再生装置は、再生の開始や停止又は早送りや巻戻し
は、直接、再生装置のモード設定釦を指で操作するか、
リモートスイッチ例えばフットスイッチ等を操作するこ
とによって行なわれるようになっている。即ち、タイピ
ストや秘書は、各個人の技量に合せて、音声の再生時間
(フットスイッチによる再生開始から再生停止までの時
間)を手動で調整しながらタイプを行なうことができる
ようになっている。
【0003】ところで、テープには複数の文章が記録さ
れることから、この種の音声情報記録再生装置では、文
章録音者により録音時に、テープに記録された複数文章
間の優先関係を示す例えばインストラクション(I)マ
ークというタイピストや秘書向けの指示用インデックス
マークを記録することができるようになっており、文章
録音者は、このIマークを使って、音声によって具体的
に優先関係を指示するということが行われていた。ま
た、複数文章間の区切りを示すために、エンド(E)マ
ークというインデックスマークを記録することができる
ようになっている。
【0004】そして、この種の音声情報記録再生装置で
は、Iマーク,Eマーク等の記録されているテープであ
れば、例えば検索モードにして再生し、早送り(FF)
ボタンを押すと、IマークやEマークが検出できるまで
テープを送り、IマークやEマークが検出されると再生
状態になるという機能を備えている。つまり、Iマーク
やEマークの録音されている所までスキップすることが
できるようになっている。
【0005】また近年、装置の小型化の要求から、例え
ば、特開昭63−259700号公報に開示されている
ように、記録媒体として、磁気テープの代わりに半導体
メモリを使用する装置が開発されてきている。
【0006】ところで、記録した音声には、手紙等のデ
ィクテーションが記録されている場合が多く、そのため
記録した音声の最初に手紙の見出しや題名等を録音する
場合が多い。従来、この題名等の検索は、手紙の内容が
複数ある場合、Eマーク検索により各手紙の最後の部分
を検索し、そのEマークの次に記録されている音声、つ
まり次の手紙についての音声を再生するということによ
り行うことができる。特に、半導体メモリを使用する音
声情報記録再生装置では、ランダムアクセスが可能であ
り、素早くEマーク検索が行え、Eマークの記録された
位置から再生を開始することで、希望の録音されている
音声(題名等)が出てくるまで確認しながら検索を行う
ことが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、記録さ
れた音声を聞く側にとっては、Eマークは非常に有用な
ものであるが、録音者は、文章の録音を停止するために
停止ボタンを操作すると共に、Eマークを記録するため
のEマークボタンを操作しなければならないため、ボタ
ンの操作間違いが発生する恐れがあり、録音者の所望の
位置にEマークが記録されない場合がある。そのような
場合には、Eマーク検索が行えないため、検索に時間が
かかるようになる。
【0008】また、Eマーク記録を指示するためのEマ
ークボタン等の特別の操作部材を設ける必要があるた
め、音声情報記録再生装置の小型化にも不利であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、所定内容
の音声情報の区切りを示す位置情報を、特別なボタンを
必要とせずに、自然で使い易い操作で記録できる音声情
報記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による音声情報記録装置は固体メモリを記
録媒体として用いるものであって、特に、所定内容の音
声情報を記録媒体に記録する音声情報記録手段と、上記
所定内容の音声情報の上記記録媒体への記録位置に関す
る情報を上記記録媒体に記録する位置情報記録手段と、
上記所定内容の音声情報の記録停止を指示するための停
止釦スイッチと、上記停止釦スイッチが所定時間内に1
回だけ操作された場合にはその停止位置情報を上記記録
媒体に記録せず、上記停止釦スイッチが上記所定時間内
に2回以上操作された場合にはその停止位置情報を確定
し、この停止位置情報を上記位置情報記録手段によって
上記記録媒体に記録させる制御手段とを備えている。
【0010】
【作用】本発明による音声情報記録装置では、音声情報
記録手段は記録媒体としての固体メモリに所定内容の音
声情報を記録し、また位置情報記録手段は上記所定内容
の音声情報の上記記録媒体への記録位置に関する情報を
上記記録媒体に記録する。そして、制御手段は、上記所
定内容の音声情報の記録停止を指示するための停止釦ス
イッチが所定時間内に1回だけ操作された場合にはその
停止位置情報を上記記録媒体に記録せず、上記停止釦ス
イッチが上記所定時間内に2回以上操作された場合には
その停止位置情報を確定し、この停止位置情報を、上記
位置情報記録手段によって上記記録媒体に記録させる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
説明する。図1は、本発明による音声情報記録装置の一
実施例としての音声記録再生装置のブロック構成図であ
る。この音声記録再生装置では、マイクロホン1より得
られるアナログ信号を、増幅器(AMP)2により増幅
し、低域通過フィルタ(LPF)3を通した後、アナロ
グ/ディジタル(A/D)変換器4によってディジタル
信号に変換してディジタル信号処理(DSP)部5に入
力する。このDSP部5は、録音動作時に音声を圧縮
し、また再生動作時に音声を伸長する。該DSP部5の
動作は制御回路6により制御され、圧縮した音声をデー
タ入出力(I/O)バッファ7を介して主制御回路8に
送る。
【0012】音声情報記録手段,位置情報記録手段,制
御手段の構成要素である主制御回路8は、複数の操作ボ
タン及びスイッチの操作に応じて、上記DSP部5と、
アドレス制御回路9及び当該記録再生装置に着脱自在な
記録媒体である固体メモリとしての半導体メモリ部10
の動作を制御する。即ち、アドレス制御回路9に適当な
アドレス信号を与え、データI/Oバッファ7から供給
された音声データをメモリ部10に記録、あるいは、メ
モリ部10に記録されているデータを読出して上記デー
タI/Oバッファ7を介してDSP部5に供給する。
【0013】なお、ここで音声情報の記録位置を示す情
報であるアドレスは、着脱自在な半導体メモリ部10に
記憶させても良く、記録再生装置側に設けられているア
ドレス制御回路に付随する不図示半導体メモリ(内部記
憶部)に記憶させるようにしても良い。
【0014】上記DSP部5で伸長された読み出しデー
タは、ディジタル/アナログ(D/A)変換器11によ
りアナログ信号に変換され、増幅器(AMP)12で増
幅された後、スピーカ13に出力される。
【0015】また、上記主制御回路8は、駆動回路14
を制御して表示器15に、動作モードなどの各種情報を
表示させる。上記メモリ部10は、本実施例では、図2
に示すような記録構成を有している。即ち、メモリ空間
は、インデックス部10Aと音声データ部10Bとに大
きく二分されている。インデックス部10Aは、音声デ
ータ部10Bに記録される複数の音声メッセージファイ
ル10B1,10B2,10B3,…それぞれについ
て、操作開始位置情報10A1と操作終了位置情報10
A2、その他符号モードや操作条件等が記録される。ま
た、現在の音声データ部10Bに対する動作位置を示す
動作位置情報10A3が記録される。
【0016】なお、上記主制御回路8に接続されるボタ
ンとしては、録音ボタンREC,再生ボタンPL,停止
釦スイッチの構成要素である停止ボタンST,早送りボ
タンFF,巻戻しボタンREW,IマークボタンI,音
声起動(ボイスアクティブディテクタ)ボタンVADが
あり、スイッチとしては電池BATとの間の主電源スイ
ッチ16がある。
【0017】次に、このような構成の音声記録再生装置
の動作を詳細に説明する。電池BATがセットされて電
源が主制御回路8に供給されると、主制御回路8はそれ
を電圧検出により検出して、図3のフローチャートに示
すような動作を開始する。
【0018】即ち、まず、主制御回路8の外部条件や内
部の記憶部の初期設定を行う(ステップS1)。ただし
この時点では、当該記録再生装置の全体への電力供給を
指示するための主電源スイッチ16はOFF状態にあ
る。初期設定を完了した後、主制御回路8は、主電源ス
イッチ16がONされたかどうか検出をする(ステップ
S2)。
【0019】検出の結果、主電源スイッチ16がON状
態にあることを検出したならば、当該記録再生装置全体
に電力をするための電池BATと各回路との間に設けら
れた不図示スイッチをONにし、その後、記録媒体(メ
モリ部)10より、インデックス部10Aの情報を読み
込む(ステップ3)。即ち、操作開始位置情報10A
1、操作終了位置情報10A2、その他符号モードや操
作条件等を読み込む。
【0020】この時、メモリ部10から読み込んだデー
タによって、メモリ部10が既にインデックスを正常に
記録したものかどうか、即ちメモリ部10のフォーマッ
トが正常かどうかを判断する(ステップS4)。
【0021】ここで、メモリ部10としてフォーマット
されていないものを入れていた時には、正常ではないと
判断され、その場合には、メモリ部10のインデックス
部10Aに利用条件を示す情報を入力し且つ音声データ
部10Bに“0”を入力する処理であるメモリフォーマ
ット(初期化)を行うかどうかを確認する(ステップS
5)。即ち、駆動回路14を制御して、メモリフォーマ
ットを行うか否かの確認表示を表示器15に行わせる。
【0022】ここで、メモリフォーマット処理を確認指
示するボタン(録音ボタンREC兼用)が押されたなら
ば、メモリ部10のフォーマット(初期化)を行い(ス
テップS6)、このフォーマット完了後、駆動回路14
を制御して表示器15にて初期設定完了表示を行う(ス
テップS7)。
【0023】また、メモリフォーマットをしないことを
確認指示するボタン(停止ボタンST兼用)が押された
ときには、駆動回路14を制御して表示器15にてメモ
リ部10が正常でないことを表示すると共に、メモリ部
10を取り替えるべきである旨の指示表示を行い、当該
記録再生装置全体に電力を供給するための電池BATと
各回路との間に設けられ不図示スイッチをOFFする
(ステップS8)。その後、メモリ部10交換のため
に、主電源スイッチ16がOFFされるのを待ち(ステ
ップS9)、それがOFFされたことを検出すると、上
記ステップS2に戻る。
【0024】一方、メモリ部10が正常に初期設定完了
されたものは、初期設定完了表示後、インデックス部1
0から読出した情報(動作位置情報10A3)より現在
の動作位置を検出し、駆動回路14を制御して表示器1
5にてその検出した位置の表示を行う(ステップS1
0)。その後、当該装置の操作ボタンのどれが押された
かどうかを検出しながら各回路を待ち状態にさせる(ス
テップS11)。
【0025】そして、いずれかの操作ボタンが押された
ことを検出すると、まず、操作されたのが録音ボタンR
ECかどうか検出し(ステップS12)、もし録音ボタ
ンRECが押されれば、DSP部5を制御してA/D変
換器4から入力される音声情報を圧縮し、アドレス制御
回路9を制御してメモリ部10の音声データ部10Bに
記録を行う録音処理に入る(ステップS13)。
【0026】操作されたのが録音ボタンRECでない時
には、次に、再生ボタンPLの検出を行う(ステップS
14)。ここでもし再生ボタンPLが押されていれば、
アドレス制御回路9を制御してメモリ部10の音声デー
タ部10Bから記録されているデータを読み出し、DS
P部5に送って伸長処理を行い、D/A変換器11に音
声情報を送る再生処理に入る(ステップS15)。
【0027】また、再生ボタンPLが押されていない時
は、早送りボタンFFが押されているかどうか、ボタン
の状態を検出する(ステップS16)。もし早送りボタ
ンFFが押されていれば、動作位置を順次適当な速度
(例えば、再生時の20倍)で早送りを行う早送り処理
に入る(ステップS17)。
【0028】早送りボタンFFが押されていなければ、
巻戻しボタンREWが押されているかボタンの状態検出
をする(ステップS18)。もし巻戻しボタンREWが
押されていれば、上記早送りの場合とは逆の方向に同様
の速度で動作位置の移動を行う巻戻し処理に入る(ステ
ップS19)。
【0029】上記ステップS13,S15,S17,S
19の各処理は、停止ボタンSTが押されると、各処理
から抜けて上記ステップS11に戻る。また、操作され
たのが録音,再生,早送り,巻戻し等のボタンでなけれ
ば、停止ボタンSTが押されているかボタンの状態検出
をする(ステップS20)。本実施例では、停止ボタン
STは、録音終了位置が確定されずに上記ステップS1
3での録音処理から抜け出たときに、それを確定するた
めに操作されるようになっている。従って、この停止ボ
タンSTが押されていれば、詳細は後述するようなファ
イル確定処理に入る(ステップS21)。
【0030】そして、操作されたのが録音,再生,早送
り,巻戻し,停止等のボタンでなければ、電源OFF又
は各種の設定ボタンの状態の検出を行う(ステップS2
2)。主電源スイッチ16が電源OFF操作された時に
は、アドレス制御回路9を制御して、メモリ部10のイ
ンデックス部10A内の情報を消去し、主制御部8内部
の不図示記憶部に記憶してあるインデックス情報を、メ
モリ部10のインデックス部10Aに記憶する(ステッ
プS23)。このインデックス転送処理が完了すると、
当該装置全体、つまり各回路に給電のための不図示電源
スイッチをOFFにする(ステップS24)。そして、
上記ステップS2に戻る。
【0031】また、上記ステップS22において、主電
源スイッチ16がOFFでないと判断された時には、設
定ボタンの状態を検出し、その状態を内部の記憶部に記
憶した後、上記ステップS11に戻る。なおここで、設
定ボタンは、実際に当該装置に設けられたボタンではな
く、録音ボタンREC,再生ボタンPL,停止ボタンS
T,早送りボタンFF,巻戻しボタンREW,Iマーク
ボタンI,音声起動ボタンVADの内の幾つかの同時押
しにより代用されるボタンである。
【0032】次に、上記ステップS13での録音処理に
ついて、図4及び図5に示す一連のフローチャートを参
照して、さらに詳細に説明する。録音ボタンRECが押
されたことを検出するとこの録音処理に処理が移り、ま
ず、その時の音声録音条件(例えば、音声起動、又は無
音圧縮やバリアブルレートタイプ利用等)を検出する
(ステップS31)。この検出された条件により、音声
録音の条件モードをDSP部5へ送る(ステップS3
2)。そして、内部記憶部に記憶しているインデックス
情報(動作位置情報)より、メモリ部10の音声データ
部10Bにおける録音スタート位置を求め、そのスター
ト位置を示す情報をインデックス部10Aに操作開始位
置情報10A1として書き込む(ステップS33)。な
おこの場合、特に詳述はしないが、別途入力された或は
検出したインデックス番号と録音者ID番号又は録音し
た機械の番号と録音を開始した日時,時間等の情報も、
上記操作開始位置情報A1に含めるようにしても良い。
【0033】ここで、DSP部5より録音データの圧縮
完了のサインを受けるまで監視し、待機する(ステップ
S34)。そして、DSP部5より圧縮完了であるサイ
ンを受けると、DSP部5よりデータ転送を行い(ステ
ップS35)、そのデータ転送された圧縮データを書き
込むべきアドレスを、内部記憶部に記憶している動作位
置情報より算出し、アドレス制御回路9へ出力する(ス
テップS36)。これと同時に、DSP部5よりデータ
転送された圧縮データがメモリ部10に送られ、上記ア
ドレス制御回路9の制御により音声データ部10Bに記
録される。次に、内部記憶部に記憶している動作位置情
報を更新し、その更新した値に、インデックス部10A
の動作位置情報10A3を更新する(ステップS3
7)。
【0034】そして、この一連の動作の間に、操作入力
部のボタン状態を検出し(ステップS38)、停止ボタ
ンSTが押されているかを判定する(ステップS3
9)。停止ボタンSTが押されていなければ、上記ステ
ップS34へジャンプし、次の録音データの圧縮が終わ
るのを待つ。
【0035】一方、停止ボタンSTが押されていると、
主制御回路8は内部タイマ(図示せず)を起動させる
(ステップS40)。そして、さらにもう一度操作ボタ
ンの何かのボタンが押されたかを判断する(ステップS
41)。この再度何かボタンが押されたかを監視する時
間を制限するために、主制御回路8のタイマ(時間)
が、例えば500ms以上であるかどうかを判断する
(ステップS42)。この時、タイマが500ms以上
であれば、この録音処理から抜け出る。500ms以下
であれば、上記ステップS41に戻って、何かボタンが
押されるか監視を行う。
【0036】もし、上記ステップS41で何かボタンが
押されたと判断した場合には、次に、それが停止ボタン
STであるかを判断する(ステップS43)。停止ボタ
ンSTが押されたのであれば、内部記憶部に記憶してい
る動作位置情報を終了位置として確定し、これが一つの
音声メッセージファイルのための操作終了位置情報10
A2としてインデックス部10Aに記録された後(ステ
ップS44)、この録音処理から抜け出る。
【0037】また、上記ステップS43でストップボタ
ンSTが押されていないと判断した時には、次に、録音
ボタンRECが押されたかを確認する(ステップS4
5)。録音ボタンRECが押されていれば、録音を再開
する命令をDSP部5へ出力して(ステップS46)、
上記ステップS34へ戻る。このようにすれば、一度停
止ボタンSTを押しても連続的に録音処理に入れば、イ
ンデックス部10Aに書き込まれた操作終了位置情報1
0A2はさらに更新されるので、インデックス増大を防
止することができる。
【0038】そして、上記ステップS45で録音ボタン
RECが押されていないと判断した時、つまり録音ボタ
ンREC以外のボタンが押されていれば、この録音処理
から抜け出る。
【0039】次に、終了位置が確定されずに一度録音処
理から抜け出た時に、音声メッセージファイルの確定処
理を行うための、上記ステップS21で実行されるファ
イル確定処理について、図5を参照して詳細に説明を行
う。
【0040】停止ボタンSTが押されたことを検出する
とこのファイル確定処理に処理が移り、まず、ファイル
確定が行われていない音声メッセージファイルが存在す
るかを、主制御回路8は、内部記憶部とインデックスメ
モリ(操作終了位置情報10A2)を比較を行うことに
よって検出判断する(ステップS51)。そして、未確
定の音声メッセージファイルが存在していなければ、こ
の処理を抜け出る。
【0041】未確定の音声メッセージファイルが存在し
ていれば、主制御回路8は内部タイマを起動させる(ス
テップS52)。そして、さらにもう一度、停止ボタン
STが押されているか判断する(ステップS53)。こ
の再度停止ボタンSTが押されたかを時間制限して監視
を行うために、主制御回路8のタイマ(時間)が例えば
500ms以上であるかどうかを判断する(ステップS
54)。この時、500ms以上であればこの処理から
抜け出て、500ms以下であれば上記ステップS53
に戻って停止ボタンSTが押されたか監視を行う。
【0042】もし、上記ステップS53で停止ボタンS
Tが押されたと判断したならば、内部記憶部に記憶して
いる動作位置情報を終了位置として確定し、これが一つ
の音声メッセージファイルのための操作終了位置情報1
0A2としてインデックス部10Aに記録され(ステッ
プS55)、この処理を抜け出る。
【0043】なお、この録音処理中に、インストラクシ
ョン(I)マークを記録することができる。このIマー
クは、例えば、録音時に録音ボタンRECとIマークボ
タンIを同時に押すことにより、音声メッセージファイ
ル中に記録され、早送り又は巻き戻し時に、このIマー
クを検索することにより、所望の記録位置から再生でき
るようになる。もちろん、本記録再生装置は、固体メモ
リを記録媒体とするディジタル方式の装置であるため、
Iマークの記録は、録音中に限らず、後から停止中に記
録することも可能である。また、記録位置も、音声メッ
セージファイル中に限らず、インデックス情報中に、或
は両方に記録することができる。このIマークの記録及
び検索は、従来の装置と同様であるので、その詳細な説
明は省略する。
【0044】このようにして、各音声メッセージファイ
ルを区切って録音し、インデックス部10Aの操作終了
位置情報10A2をEマークとして利用して検索を行え
ば、所望の音声を検索再生できる。この検索処理は、従
来のEマーク検索と同様にして行うことができるため、
その詳細な説明は省略する。
【0045】また、その他の再生処理、早送り処理、巻
き戻し処理、等も従来の装置と同様にして行うことがで
きるため、それらの詳細な説明も省略する。以上のよう
に、インデックス情報(音声メッセージファイルの始め
と終わりを表す位置情報)の確定とその記憶を停止ボタ
ンSTを2回連続的に意識して押すことによって、録音
する音声メッセージファイルの区切りを設定し、必要な
インデックス情報ファイルを書き込むことで特別なボタ
ンを必要とせず、自然で使い易い操作を実現することが
できる。なお、上記実施例は、音声情報記録再生装置を
例に説明したが、記録装置と再生装置を別個の装置とし
て構成しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の情報再生
装置によれば、所定内容の音声情報の区切りを示す位置
情報を、特別なボタンを必要とせずに、自然で使い易い
操作で記録できるので、ボタンの操作間違いが発生する
可能性を非常に小さくでき、また音声情報記録装置の小
型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声情報記録装置の一実施例とし
ての音声記録再生装置のブロック構成図である。
【図2】メモリ部の記録構成を示す図である。
【図3】主制御回路の動作フローチャートである。
【図4】図3のフローチャート中の録音処理の詳細を説
明するための一連の動作フローチャートの前半部分を示
す図である。
【図5】図3のフローチャート中の録音処理の詳細を説
明するための一連の動作フローチャートの後半部分を示
す図である。
【図6】図3のフローチャート中のファイル確定処理の
詳細を説明するための動作フローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロホン、2,12…増幅器(AMP)、3…
低域通過フィルタ(LPF)、4…アナログ/ディジタ
ル(A/D)変換器、5…ディジタル信号処理(DS
P)部、6…制御回路、7…データ入出力(I/O)バ
ッファ、8…主制御回路、9…アドレス制御回路、10
…記録媒体(半導体メモリ部)、10A…インデックス
部、10A1…操作開始位置情報、10A2…操作終了
位置情報、10A3…動作位置情報、10B…音声デー
タ部、10B1,10B2,10B3…音声メッセージ
ファイル、11…ディジタル/アナログ(D/A)変換
器、13…スピーカ、14…駆動回路、15…表示器、
16…主電源スイッチ、REC…録音ボタン、PL…再
生ボタン、ST…停止ボタン、FF…早送りボタン、R
EW…巻戻しボタン、I…Iマークボタン、VAD…音
声起動(ボイスアクティブディテクタ)ボタン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定内容の音声情報を記録媒体に記録す
    る音声情報記録手段と、 前記所定内容の音声情報の前記記録媒体への記録位置に
    関する情報を前記記録媒体に記録する位置情報記録手段
    と、 前記所定内容の音声情報の記録停止を指示するための停
    止釦スイッチと、 前記停止釦スイッチが所定時間内に1回だけ操作された
    場合にはその停止位置情報を前記記録媒体に記録せず、
    前記停止釦スイッチが前記所定時間内に2回以上操作さ
    れた場合にはその停止位置情報を確定し、この停止位置
    情報を前記位置情報記録手段によって前記記録媒体に記
    録させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする固体メモリを記録媒体とし
    て用いる音声情報記録装置。
JP5162321A 1993-06-30 1993-06-30 音声情報記録装置 Withdrawn JPH0720900A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5162321A JPH0720900A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 音声情報記録装置

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JP5162321A JPH0720900A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 音声情報記録装置

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JP5162321A Withdrawn JPH0720900A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 音声情報記録装置

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JP (1) JPH0720900A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09288500A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Olympus Optical Co Ltd 音声記録再生装置
JP2003015692A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Fujitsu Ltd 音声信号記録装置、音声信号再生装置、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2003015692A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Fujitsu Ltd 音声信号記録装置、音声信号再生装置、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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