JPH11305800A - 音声再生装置 - Google Patents

音声再生装置

Info

Publication number
JPH11305800A
JPH11305800A JP10117472A JP11747298A JPH11305800A JP H11305800 A JPH11305800 A JP H11305800A JP 10117472 A JP10117472 A JP 10117472A JP 11747298 A JP11747298 A JP 11747298A JP H11305800 A JPH11305800 A JP H11305800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
information
button
recording
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10117472A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Okano
秀生 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10117472A priority Critical patent/JPH11305800A/ja
Publication of JPH11305800A publication Critical patent/JPH11305800A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の順番や時刻に、容易に記録内容を知り得
る音声再生装置を提供する。 【解決手段】音声データを記録した半導体メモリ部10
より、音声を再生可能な音声再生装置であり、選択ボタ
ン(SEL)、セットボタン(SET)、メニューボタ
ン(MENU)で入力した条件に合致した音声データを
主制御回路6で検索し、スピーカ13より音声ファイル
を順次再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声再生装置、詳
しくは、音声データを記録した記録媒体より、音声を再
生可能な音声再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロホン等によって得られた
音声信号をデジタル信号に変換して、例えば半導体メモ
リに記録しておき、再生時において、該半導体メモリか
らこの音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、ス
ピーカ等により音声として出力する、いわゆるデジタル
レコーダと呼ばれているデジタル情報記録再生装置が開
発されている。また、特開昭63−259700号公報
には、上述したようなデジタル情報記録再生装置が開示
されている。
【0003】一般に上述したデジタル情報記録再生装置
等の記憶再生装置においては、半導体メモリに記録され
るデータ量を節約するために、デジタル化された音声信
号に対して高能率な符号化を施すことによって発生する
データ量をできるだけ少なくしている。また、ICメモ
リカードに音声データ記憶領域とヘッダー情報記憶領域
とを設け、ヘッダー情報領域に検索用のヘッダー情報デ
ータを記録する。特開平5−28790号公報には、こ
のヘッダー情報領域に検索用のヘッダー情報データの記
録に関するデジタル情報記録再生装置が開示されてい
る。
【0004】一方、従来のアナログテープを利用した音
声記録装置において、インデックスマークが記録されて
いるものを検索して所望の情報を順番に検索したり、無
音を検索して頭出しを行い得る装置が知られている。
【0005】また、所定の音声により記録動作を起動す
るいわゆる音声起動記録装置も周知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記音
声起動による記録装置においては、記録した時間内容や
記録を開始した位置等を検索することが困難であった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、任意の順番や時刻に、容易に記録内容を知り
得る音声再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の音声再生装置は、音声データを記録
した記録媒体より、音声を再生可能な音声再生装置であ
り、所望の検索条件を入力可能な検索条件入力手段と、
上記検索条件入力手段で入力した条件に合致した音声デ
ータを検索する検索手段と、上記検索手段で検索した音
声ファイルを順次再生する再生手段と、を具備したこと
を特徴とする。
【0009】上記の目的を達成するために本発明の第2
の音声再生装置は、上記第1の音声再生装置において、
上記検索条件入力手段は、検索条件として記録者を特定
する情報であるユーザーIDを入力可能であることを特
徴とする。
【0010】上記の目的を達成するために本発明の第3
の音声再生装置は、上記第1の音声再生装置において、
上記検索条件入力手段は、検索条件として再生音声を聞
き取り文書に変換するタイピストを特定する情報である
タイピストIDを入力可能であることを特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するために本発明の第4
の音声再生装置は、音声データを音声ファイル単位に記
録した記録媒体より、音声を再生可能な音声再生装置で
あり、上記音声ファイルは所望の部分毎に優先度情報を
各々設定可能に構成されており、上記優先度情報を検索
条件として入力可能な検索条件入力手段と、上記音声フ
ァイルより、上記検索条件入力手段で入力した検索条件
である優先度情報を満足する部分のみを検索する検索手
段と、上記検索手段で検索した音声ファイルの部分を、
上記優先度に対応した順番で再生する再生手段と、を具
備したことを特徴とする。
【0012】上記の目的を達成するために本発明の第5
の音声再生装置は、上記第1乃至第4の音声再生装置に
おいて、所望の時刻を設定可能な時刻設定手段と、現在
の時刻を保持する時計手段と、を具備し、上記再生手段
は上記時刻設定手段で設定した時刻に再生を開始するこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態である音声記
録再生装置の構成を示すブロック回路図である。
【0015】図に示すように、本実施形態の音声記録再
生装置は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を
具備し、該マイクロホン1からの音声出力は接続された
マイクアンプ(AMP)2によって増幅されるようにな
っている。このマイクアンプ2の出力はローパスフィル
タ(LPF)3、アナログスイッチ26を介してA/D
変換器(A/D)4に入力されるようになっており、マ
イクアンプ2で増幅されたアナログの音声信号は、ロー
パスフィルタ3でエリアシングノイズの発生を防止する
ため不要な周波数帯域をカットされ該A/D変換器4に
入力される。
【0016】A/D変換器4の出力端は、制御手段の構
成要素である主制御回路6に内蔵されるディジタル信号
処理部(DSP)5に入力するため、主制御回路6の端
子D1に接続されている。
【0017】本実施形態の音声記録再生装置は、一方
で、音声の出力手段としてのスピーカ13を備え、該ス
ピーカ13はアナログスイッチ30、増幅器(AMP)
12、ディジタル/アナログ(D/A)変換器11を介
して主制御回路6の端子D2に接続されている。
【0018】上記アナログスイッチ26の制御端子は主
制御回路6の制御端子E1に接続され、該主制御回路6
により録音時はオンになるよう制御される。また上記ア
ナログスイッチ30の制御端子は主制御回路6の制御端
子E2に接続され、再生時にオンになるよう制御され
る。
【0019】上記ディジタル信号処理部5は、録音時に
は、主制御回路6に制御されてA/D変換器4でディジ
タル信号に変換された音声信号を一定のフォーマットの
データに圧縮変換(符号化)し、符号化されたデータは
主制御回路6に伝送される。このとき、音声データは所
定のデータ長を有するフレームという単位に区分され、
このフレームを単位として音声処理される。
【0020】一方、再生時には、該ディジタル信号処理
部5は、主制御回路6に制御され該主制御回路6からの
データを伸長変換(復号化)する処理を行い、復号化さ
れたディジタル信号は、D/A変換器11に入力され
る。
【0021】上記D/A変換器11でアナログ信号に変
換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量
子化雑音を軽減する図示しないローパスフィルタを介
し、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワーア
ンプ(AMP)12に入力される。また、該パワーアン
プ12で増幅された音声信号は音声に変換して放音する
スピーカ13より発音される。
【0022】また、主制御回路6の端子D3は、当該音
声記録再生装置に脱着可能なメモリカード33が装着さ
れた際に、該カード内部に設けられたメモリ制御回路7
に接続される。同様に端子D4は上記メモリカード33
に内設された半導体メモリ部10に接続される。上記メ
モリ制御回路7は制御信号を供給すべく半導体メモリ部
10に直接接続されるとともに、ライトプロテクト用の
スイッチ31を介して半導体メモリ部10に接続されて
いる。
【0023】さらに、主制御回路6の端子D5には、音
声符号化時の符号化レートを切り換えるためのスイッチ
RATE35が接続されるとともに、端子D6は駆動回
路9を介して表示器8に接続されている。
【0024】さらに、主制御回路6には録音ボタン(R
EC)、再生ボタン(PL)、停止ボタン(ST)、早
送りボタン(FF)、早戻しボタン(REW)、消去ボ
タン(ERASE)、音声起動(ボイスアクチブディテ
クタ)ボタン(VAD)、選択ボタン(SEL)、セッ
トボタン(SET)、メニューボタン(MENU)等の
操作ボタンが接続されている。
【0025】なお、上記選択ボタン(SEL)、セット
ボタン(SET)、メニューボタン(MENU)は、所
望の検索条件を入力する検索条件入力手段としての役目
を果たす。
【0026】ここで、主制御回路6は上記した各部の制
御を行なう他に、入力される音声のレベルが基準レベル
以上であるかあるいは以下であるかを符号化するフレー
ム単位で判定し、基準レベル以上であるときは有音であ
ると見なし、基準レベル以下であるときは無音であると
見なす。このようにして主制御回路6は有音フレームま
たは無音フレームの連続性を監視し、この監視結果に基
づいて録音の開始または停止のタイミングを制御する音
声起動手段としての役目を果たす。
【0027】また、主制御回路6は、上記検索条件入力
手段で入力された検索条件に基づき音声データを検索す
る手段としての役目を果たす。
【0028】上記半導体メモリ部10は一時記録媒体部
100aと主記録媒体部100bとを備えている。上記
主記録媒体部100bには通常フラッシュメモリが用い
られるが、光磁気ディスク、磁気ディスクや磁気テープ
等を用いることもできる。また、一時記録媒体部100
aにはSRAMやDRAM、EEPROMや高誘電体メ
モリやフラッシュメモリ等、主記録媒体部100bと比
較して比較的高速で読み書きが行えるものが用いられ
る。本実施形態では一時記録媒体部100aにはSRA
Mを用い、主記録媒体部100にはフラッシュメモリを
用いている。また、録音を実行すると音声データは音声
ファイルとして記録される。
【0029】図2は、上記半導体メモリ部10に記録の
記録構成を示す説明図である。
【0030】図に示すように、該半導体メモリ部10の
音声ファイルの構成はヘッダー情報部10Aと音声デー
タ部10Bとに大きく二分されている。上記ヘッダー情
報部10Aは、音声ファイルのヘッダー情報10Aの長
さを記録するヘッダーの長さ情報10A1と、規格認識
用情報(例えば本実施形態ではアスキーコードで「ds
s」が認識コードとして記録される)10A2と、ライ
センスバージョンリリース認識コード情報(例えば本実
施形態ではバイナリーコードでバージョン認識コード、
リリース認識コード、ライセンス認識コードとして記録
される)10A3と、記録者コード情報(例えば本実施
形態では使用者または記録者を現すコードとしてアスキ
ーコードで認識コードが設定や記録ができる)10A4
と、作業番号情報(例えば本実施形態ではバイナリーコ
ードで認識コードの数字や記録ができる)10A5と、
ファイル種類情報(例えば本実施形態ではバイナリーコ
ードで認識コード、として記録され、例えば口述記録用
録音ファイルは0、メモリ用録音ファイル1で現す)1
0A6と、ファイル状態情報(本実施形態ではバイナリ
ーコードで認識コード、として記録される。この中に記
録される状態は例えば記録中または終了を現す状態を
1、再生中または終了を現す状態を2、トランスクライ
ブ中または終了を現す状態を3、音声認識中または終了
を現す状態4、保存中を現す状態を5で現す。また、別
の情報として作業の状態を現す識別情報として作業中止
を現す状態を1、作業中を現す状態を2、作業に割り込
みが入って一時待機中を現す状態を3、作業の終了を現
す状態4、で現す)10A7と、タイピスト情報(例え
ば本実施形態ではタイピストの認識コードをアスキーコ
ードで認識文字が設定や記録ができる)10A8と、記
録時間情報(例えば本実施形態では録音開始日、録音開
始時間、録音終了日、録音終了時間及び録音の長さがア
スキーコードで記録される)10A9と、第1のIマー
ク位置情報(例えば本実施形態ではバイナリーコードで
記録される。以下Iマークについては同様に記録され
る)10A10と、第2のIマーク位置情報10A11
と、最大記録できる第nのIマーク位置情報10A12
と、その他の情報領域10A13と、で構成されてい
る。
【0031】また、音声データ部10Bには、1つの音
声ファイルに含まれる音声フレームの数をmとすると、
音声フレームデータ10B1から10Bmのデータが記
録されるようになっている。この音声データ部10Bの
各フレームデータの中には音声符号化処理を行うとき
に、その処理を符号化の種類を示す情報が記録される。
この記録される位置は例えば、それぞれ各フレームデー
タの第1バイト目の最上位ビット又は最下位ビットに割
り付けられる。あるいはフレームデータの最終バイト目
の最上位ビット又は最下位ビットに割り付けられる。な
お、本実施形態ではフレームデータの第1バイト目の第
1ビット及び第2ビットに割り付けるものとする。
【0032】また、音声情報の記録位置を示す情報であ
るアドレスは、脱着自在な半導体メモリ部10に記憶さ
れているが、記録再生側に設けられているメモリ制御回
路7に付随する不図示半導体メモリ(主制御回路6の内
部)に記録されるようにしても良い。
【0033】ここで、Iマークは、次のようなものであ
る。即ち、記録媒体には複数の文書が記録されることか
ら、この種の音声情報記録装置では、文書録音者により
録音時に、IマークボタンIを操作することにより、記
録媒体に記録された複数文書間の優先関係を示すインス
トラクション(I)マークというタイピストや秘書向け
の指示用インデックスマークを記録することができるよ
うになっていて、文書録音者はこのIマークを使って、
音声によって具体的に優先関係を指示するということが
可能になっている。なお、具体的な優先度設定法等のI
マークボタン使用方法については後述する。
【0034】次に、このような構成をなす当該音声記録
再生装置の記録再生動作について簡単に説明する。
【0035】録音を行う際には、上記マイクロホン1よ
り得られるアナログ音声信号をマイクアンプ2により増
幅して、ローパスフィルター3を通して周波数の帯域制
限を行った後、A/D変換器4によってディジタル信号
に変換して、主制御回路6の内部のディジタル信号処理
(DSP)部5に入力する。
【0036】ここで、マイクロホン1より入力された信
号が所定の基準レベルより大きいとき、例えばA/D変
換器4の最大レンジの−6dBより大きいとき、主制御
回路6に入力されるディジタル信号をディジタル信号処
理部の演算をおこない、利得調整が行われる。
【0037】上記主制御回路6の複数の操作ボタン及び
スイッチの操作に応じて、ディジタル信号処理部5によ
ってディジタル信号を圧縮した音声データを主制御回路
6の第3端子D3及び第4端子D4を通じて半導体メモ
リ部10に記録する。
【0038】再生を行う際には、主制御回路6は半導体
メモリ部10に記録されているデータを読み出し、ディ
ジタル信号処理部5に供給して伸長し、該ディジタル信
号処理部5で伸長された音声データは、D/A変換器1
1によりアナログ信号に変換され、AMP12で増幅さ
れた後、スピーカ13から音声として出力される。
【0039】また、主制御回路6は駆動回路9を制御し
て表示器8に動作モード等の各種情報を表示させる。
【0040】次に、以上説明したように構成される本実
施形態の音声起動録音装置の動作を詳細に説明する。
【0041】図3は、本実施形態の音声起動録音装置に
おける主要動作を示したフローチャートであり、上記主
制御回路6の動作として説明する。
【0042】電池がセットされ、電源が供給されると主
制御回路6は、該フローチャートに示すような動作を開
始する。即ち、まず、主制御回路6の外部条件や内部の
記憶部の初期設定を行う(ステップS1)。この初期化
をおこなっているとき、“CHECK”ような初期化を
現す表示を行う。初期設定を完了した後、主制御回路6
は電池の電源電圧が定格値であるか否かを検出する(ス
テップS2)。該定格値は、例えば1Vに設定され、主
制御回路6は、電池の電源電圧が1V以上であるかどう
か、又は電池に流れる電流から電池のインピーダンスが
定格値より高いかどうかをDC−DCコンバータからの
情報により検出する。
【0043】上記ステップS2の検出の結果、上記電池
が定格値以上であるとき、メモリカード33が、装着さ
れたことを検出する(ステップS3)。この操作はメモ
リカード33が装着されているときはステップS23の
カード認識処理において、半導体メモリー部10がメモ
リカードの外形形状より、ガード内部に搭載されている
メモリーの種類を検出する。また、カードに供給する電
圧を外形より判定する。そして、メモリの内部に記録さ
れている情報を読みとり、例えば書込専用記録媒体(R
OM)か読み書きできる記録媒体(RAM)か均等分割
消去ブロック型不揮発性記録媒体かを認識し、また書込
可能なメモリーの時、書込禁止になっているか認識する
(ステップS23)。そして、ステップS4に移行す
る。
【0044】上記ステップS3でNOの場合、記録媒体
(メモリ部)が正常に接続されていないエラー表示を行
うためステップS8に移る。上記ステップS3におけ
る、正常に接続されているか否かの判定方法は、メモリ
カード等の着脱可能な記録手段(記憶媒体)が電源投入
時または電源がすでに投入されているとき、該メモリカ
ードが着脱されたことを検出し、同メモリカードにある
データを記憶してあるデータを読み、アドレスやデータ
バスの接続を確認する。特にブロック消去一括型の不揮
発性メモリを利用する場合、この書き込みは消去用一時
記憶メモリ部に記録する。
【0045】この後、半導体メモリ部10から読み込ん
だデータによって、該半導体メモリ部10が既にヘッダ
ー情報を正常に記録したものかどうか、即ち、半導体メ
モリ部10のフォーマットが正常かどうかを判断する
(ステップS4)。
【0046】このステップS4で、上記半導体メモリ部
10としてフォーマットされていないものを入れていた
場合には正常でないと判断され、メモリフォーマットを
行うか否かを確認する。ここでメモリフォーマットとは
該半導体メモリ部10のヘッダー情報部10Aに利用条
件を示す情報を入力し、且つ音声データ部10Bに
“0”を入力する処理である(ステップS5)。即ち、
駆動回路9を制御して、メモリフォーマットを行うか否
かの確認表示を表示器8に表示する。
【0047】ここで、メモリフォーマット処理を確認指
示するボタン(消去ボタンERASEと兼用)が押され
たならば、半導体メモリ部10のフォーマット(初期
化)を行い(ステップS6)、このフォーマット完了
後、駆動回路9を制御して表示器8にて初期設定完了表
示を行う(ステップS7)。
【0048】また、上記ステップS5において、メモリ
フォーマットをする指示する消去ボタン(ERASEボ
タン)が所定時間内に押されないときには、駆動回路9
を制御して表示器8において半導体メモリ部10が正常
でないことを表示する。本実施形態では“ERROR”
を表示し、どんな場合、機能や部分で発生したか表示N
o.と同時に番号で現す。またそのときの状態や処置の
方法を中段の番号で現す。該半導体メモリ部10を取り
替えるべきである旨を指示表示する(ステップS8)。
【0049】その後、半導体メモリ部10の交換のため
に、主電源スイッチがオフされるのを待ち(ステップS
9)、オフされたことを検出すると、ステップS21に
移る。
【0050】一方、上記半導体メモリ部10が正常に初
期設定が完了されたものは、初期設定完了表示後、ヘッ
ダー情報部10Aから読み出した情報(動作位置情報1
0A3)より現在の動作を行う(ステップS10)。そ
の後、当該音声起動録音装置の操作ボタンのどれかが押
されたかどうかを検出しながら各回路を待ち状態にする
(ステップS11)。
【0051】このステップS11において、いずれかの
操作ボタンが押されたことを検出すると、まず、操作さ
れたのが録音ボタンRECかどうか検出し(ステップS
12)、もし録音ボタンRECが押されれば、ディジタ
ル信号処理部5を制御してA/D変換器4から入力され
た音声情報を圧縮し、メモリ制御回路7を制御して半導
体メモリ部10の音声データ部10Bに記録を行う(ス
テップS13)。
【0052】また、操作されたのが録音ボタンRECで
ない場合には、次の再生ボタンPLの検出を行う(ステ
ップS14)。ここで、もし再生ボタンPLが押されて
いれば、メモリ制御回路7を制御して半導体メモリ部1
0の音声データ部10Bから記録されているデータを読
み出し、ディジタル信号処理部5に送って伸長処理を行
う、D/A変換器11に音声情報を送る再生処理に入る
(ステップS15)。
【0053】また、上記再生ボタンPLが押されていな
い場合には、早送りボタンが押されているかどうか、ボ
タンの状態を検出する(ステップS16)。そして、早
送りボタンFFが押されていれば、動作位置を順次適当
な速度、例えば、再生の20倍速で早送りを行う早送り
処理に入る(ステップS17)。
【0054】また、早送りボタンFFが押されていなけ
れば、早戻しボタンREWが押されているかボタンの状
態を検出する(ステップS18)。そして、早戻しボタ
ンREWが押されていれば、上記早送りの場合と同様の
速度で動作位置の移動を行う早戻し処理に入る(ステッ
プS19)。
【0055】上記ステップS13,S15,S17,S
19の各処理は停止ボタンSTが押されると、各処理か
ら抜けて上記ステップS11に戻る。
【0056】また、操作されたのが録音、再生、早送
り、早戻し等のボタンでなければ、電源オフ又は各種の
設定ボタンの状態の検出を行う(ステップS20)。こ
のステップS20において、主電源スイッチの電源がオ
フされたときには、メモリ制御回路7を制御して半導体
メモリ部10のヘッダー情報部10A内の情報を更新す
るため、主制御回路6内部の不図示記憶部に記憶してあ
るヘッダー情報を、半導体メモリ部10のヘッダー情報
部10Aに記録する(ステップS21)。
【0057】このヘッダー情報転送処理が完了すると、
リレースイッチをオフにして当該音声起動録音装置全
体、つまり各回路電源の供給を停止またはスリープ状態
する(ステップS22)。
【0058】また、上記ステップS20において、主電
源スイッチがオフでないと判断されたときには、設定ボ
タンを検出し、その状態を内部の記憶部に記憶した後、
上記ステップS11に戻る。なおここで、設定ボタンは
録音ボタンREC、再生ボタンPL、停止ボタンST、
早送りボタンFF、早戻しボタンREW、Iマークボタ
ンI、消去ボタンERASE、音声起動(無音圧縮)ボ
タンVADのうち、幾つかの同時押しにより代用される
ボタンである。
【0059】次に、上記ステップS15の再生処理ルー
チンを図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0060】主制御回路6により再生ボタンPLが押さ
れていることを検出するとこの再生処理ルーチンを開始
し、主制御回路6は、まず、条件再生処理を行うかどう
か、音声再生ボタンがある一定時間内に2回押されるこ
とにより検出して判断を行う(ステップS71)。
【0061】条件再生処理行う場合には、主制御回路6
はまず再生開始時刻を設定する処理を行う(ステップS
73)。すなわち主制御回路6は表示器8に再生開始時
刻を設定することを示す“TIME”を点灯させる。こ
の状態で使用者がSETボタンを押すと、表示器8にお
いて現在時間を表示している部分が点滅し、再生開始時
刻の設定を行うモードに切り替わる。
【0062】ここで、使用者はMENUボタンを押すこ
とにより以下の設定条件を変えることができる。まず、
表示器8には「年」が点滅表示されており、この状態で
SELボタンを押すことにより自動的にカウントアップ
するようになっている。そして所望する数字が表示され
たとこでSETボタンを押すと該条件が設定され、これ
と共に「月」が点滅表示される。以下同様に日、時間、
分、秒の順で設定を行うと再生開始時刻条件データとし
て記録される。そしてこの日時に達すると再生を開始す
る。
【0063】次に、再生対象の音声ファイルにおける種
々の条件を設定するプロセスに入る。まず、ファイル検
索のプライオリティ条件を設定する(ステップS7
4)。このとき表示器8には“PRIORITY”が点
灯している。この状態で使用者がSETボタンを押す
と、現在時間を表示している部分が点滅してプライオリ
ティの条件設定を行うモードに表示に切り替わる。
【0064】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8にはプライオリティ条件として「0」が点滅して
おり、この状態でSELボタンを押すことにより自動的
に15までカウントアップするようになっている。そし
て所望する数字が表示されたところてSETボタンを押
すと該条件が設定され、プライオリティ条件データとし
て記録される。
【0065】次に、ファイル検索のユーザID条件を設
定する(ステップS75)。このとき表示器8には“A
UTHOR ID”が点灯している。この状態で使用者
がSETボタンを押すと、ユーザIDを表示している部
分が点滅してユーザIDの条件設定を行うモードに表示
に切り替わる。
【0066】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8にはユーザーIDが点滅しており、この状態でS
ELボタンを押すことにより自動的に英数字がカウント
アップするようになっている。そして所望する英数字が
表示されたところでSETボタンを押すと該条件が設定
され、ユーザID条件データとして記録される。
【0067】次に、ファイル検索のジョブ番号の条件を
設定する(ステップS76)。このとき表示器8には
“JOB No.”が点灯している。この状態で使用者
がSETボタンを押すと、ジョブ番号を表示している部
分が点滅してジョブ番号の条件設定を行うモードに表示
に切り替わる。
【0068】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8には[1]が点滅しており、この状態でSELボ
タンを押すことにより自動的に[9999]までカウン
トアップするようになっている。そして所望する数字が
表示されたところでSETボタンを押すと該条件が設定
され、ジョブ番号条件データとして記録される。
【0069】次に、ファイル検索のタイピストIDの条
件を設定する(ステップS77)。このとき表示器8に
は“TYPIST ID”が点灯している。この状態で
使用者がSETボタンを押すと、タイピストIDを表示
している部分が点滅してタイピストIDの条件設定を行
うモードに表示に切り替わる。
【0070】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8には[ID]が点滅しており、この状態でSEL
ボタンを押すことにより自動的に英数字がカウントアッ
プするようになっている。そして所望する数字が表示さ
れたところでSETボタンを押すと該条件が設定され、
タイピストIDの条件データとして記録される。
【0071】次に、ファイル検索の際の、ディクテーシ
ョン用の録音ファイルかメッセージ録音ファイルかのフ
ァイル条件を設定する(ステップS78)。このとき表
示器8には“FILE”が点灯している。この状態で使
用者がSETボタンを押すと、現在時間を表示している
部分が点滅してファイル条件設定を行うモードに表示に
切り替わる。
【0072】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8には[DICT]が点滅しており、この状態でS
ELボタンを押す度に、[MASSAGE]と[DIC
T]が交互に表示され、所望する英数字が表示されたと
ころでSETボタンを押すと該条件が設定され、ファイ
ル条件データとして記録される。
【0073】次に、ファイル検索のライセンスIDの条
件を設定する(ステップS79)。このとき表示器8に
は“LICENSEE ID”が点灯している。この状
態で使用者がSETボタンを押すと、ライセンスIDを
表示している部分が点滅してライセンスIDの条件設定
を行うモードに表示に切り替わる。
【0074】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8には[ID]が点滅しており、この状態でSEL
ボタンを押すことにより自動的に英数字がカウントアッ
プするようになっている。そして所望する数字が表示さ
れたところでSETボタンを押すと該条件が設定され、
ライセンスIDの条件データとして記録される。
【0075】次に、ファイル検索の際の、Iマークの記
録されている数の条件を設定する(ステップS80)。
このとき表示器8には“I−MARK”が点灯してい
る。この状態で使用者がSETボタンを押すと、現在時
間を表示している部分が点滅してIマーク数設定を行う
モードに表示に切り替わる。
【0076】ここで使用者はMENUボタンを押すこと
により以下の設定条件を変えることができる。まず、表
示器8には[0]が点滅しており、この状態でSELボ
タンを押すことにより自動的に[15]までカウントア
ップするようになっている。そして所望する数字が表示
されたところでSETボタンを押すと該条件が設定さ
れ、Iマーク数条件データとして記録される。
【0077】次に、検索期間の開始日時を設定する処理
を行う(ステップS81)。すなわち主制御回路6は表
示器8に検索期間の開始日時を設定することを示す“R
−TIME”を点灯させる。この状態で使用者がSET
ボタンを押すと、表示器8において現在時間を表示して
いる部分が点滅し、検索期間の開始日時の設定を行うモ
ードに切り替わる。
【0078】ここで、使用者はMENUボタンを押すこ
とにより以下の設定条件を変えることができる。まず、
表示器8には「年」が点滅表示されており、この状態で
SELボタンを押すことにより自動的にカウントアップ
するようになっている。そして所望する数字が表示され
たとこでSETボタンを押すと該条件が設定され、これ
と共に「月」が点滅表示される。以下同様に日、時間、
分、秒の順で設定を行うと検索開始時刻条件データとし
て記録される。
【0079】次に、表示器8には検索期間の終了日時の
設定を行う「年」が点滅表示されており、この状態でS
ELボタンを押すことにより自動的にカウントアップす
るようになっている。そして所望する数字が表示された
とこでSETボタンを押すと該条件が設定され、これと
共に「月」が点滅表示される。以下同様に日、時間、
分、秒の順で設定を行うと検索終了時刻条件データとし
て記録される。
【0080】次に、主制御回路6は、上記設定された各
条件データに合うファイルが有るか否かを、ヘッダー情
報を検索して判断する(ステップS82)。すなわち、
プライオリティ条件が設定された場合は、記録されてい
る全ての音声ファイルからヘッダー情報部10Aを検索
して、全てのIマーク位置情報に記録されたプライオリ
ティをチェックし、条件を満足するプライオリティを持
つ部分が全て再生対象として選ばれる。この場合は、音
声ファイル単位で選択されるのではなく、あくまでIマ
ーク位置情報に関連づけられた部分のみが選択されるの
が特徴である。
【0081】また、ユーザーID条件が設定された場合
には、記録されている全ての音声ファイルから、ヘッダ
ー情報部10Aを検索して、記録者コード情報10A4
の内容をチェックして条件を満足する音声ファイルが再
生対象として選ばれる。
【0082】同様にして、ジョブ番号条件は作業番号情
報10A5が、タイピストID条件はタイピスト情報1
0A8が、ファイル条件はファイル種類情報10A6
が、ライセンスID条件はライセンスバージョンリリー
ス認識コード10A3が、Iマーク数条件は各音声ファ
イルのIマーク位置情報より演算して、検索開始時刻条
件は記録時間情報10A9が、検索終了時刻情報は記録
時間情報10A9がそれぞれチェックされ、条件を満足
する音声ファイルが再生対象として選ばれる。
【0083】該ファイルが存在する場合、次に主制御回
路6は、所定の時刻で再生を開始するモードになってい
るか否かを判断し(ステップS83)、設定されていな
ければステップS86に移る。
【0084】このステップS83において予定時刻が設
定されている場合は、主制御回路6は、設定された予定
時刻に達したか否かを判定し(ステップS84)、予定
時刻に達すると、ステップS86に移る。このとき、ス
テップS86以降では再生対象として選ばれた音声ファ
イル又はその部分が再生される。
【0085】一方、予定時刻でなければこの時点でスリ
ープモード(低消費モード)にして各ICの電力消費を
押さえ、予定時刻に達するか否かを監視する(ステップ
S85)。
【0086】上記ステップS71で再生ボタンが2度押
しされないうちは、主制御回路6は、音声再生の条件
(無音圧縮、スピード再生、ノイズ除去等)を検出する
と共に、読み出しブロック数を係数するための内部カウ
ンタをリセットする(ステップS86)。この検出され
た条件により、音声再生の条件モードをディジタル信号
処理部5へ送る(ステップS87)。そして、半導体メ
モリ部10の音声データ部10Bの読み出し位置を、ヘ
ッダー情報部10A等からの動作位置情報より得て、駆
動回路9を制御してその位置を表示器8に表示する(ス
テップS88)。
【0087】その後、半導体メモリ部10の音声データ
部10Bから音声メッセージファイルを読み込むを行う
ため、主制御回路6は内部記憶部に記憶している動作開
始位置情報より算出したアドレスをメモリ制御回路7に
出力する(ステップS89)。これにより、スピーカ1
3から再生音が発音されるとともに(ステップS10
0)、半導体メモリ部10の音声データ部10Bより1
ブロックのデータ(例えば、音声を20msのブロック
に分けたデータ)が主制御回路6に読み込まれる(ステ
ップS90)。
【0088】そして、主制御回路6は、その内部記憶部
に記憶している再生位置ファイル(動作位置)情報を更
新する(ステップS91)。その後、停止ボタンSTが
押されているかの判定を行い(ステップS92)、もし
押されていればこの再生処理を抜け出すが、押されてい
なければファイルの再生位置が最後にきているか判定を
行う(ステップS93)。
【0089】ここで最終位置でなければ上記ステップS
88へ戻って再生処理を続け、最終位置であったならば
主制御回路6は再生するファイルが存在しないかを検出
する(ステップS94)。そして、再生するファイルが
存在しなければ、この再生処理を抜け出すが、再生する
ファイルが存在するときは内部記憶部に記憶している再
生位置ファイル(動作位置)情報を更新し、次ファイル
のヘッダー情報部10Aを検索するステップS88へ戻
って再生処理を続ける。
【0090】また、本実施形態の音声記録再生装置は、
1回の録音で1個の音声ファイルが作成されるが、この
録音(音声ファイル)においてIマークで区分された部
分毎にプライオリティ(優先度)の違いを設定できる。
【0091】すなわち、予め装置側で操作ボタンを使用
してプライオリティ(優先度)情報を設定しておくと
(設定しないときはデフォルトで所定の値になる)、録
音開始時はこのプライオリティ(優先度)が採用される
ことになる。また、プライオリティ(優先度)を変化さ
せる場合は、装置側で操作ボタンを使用してプライオリ
ティ(優先度)情報を変化させ、Iマークボタンを押す
と、その押した時点より以後の録音についてプライオリ
ティ(優先度)が変化する。
【0092】Iマークボタンを押した情報は、音声ファ
イルのヘッダー情報部における第nIマーク位置情報に
記録される。このIマーク位置情報には、頭出しとして
使用するため音声データの所望の部位へのポイント情
報、その部位のプライオリティ(優先度)情報、そのI
マークが押された時刻が入る時刻情報が記録されてい
る。
【0093】また、録音の開始位置へポイントするため
に、音声ファイルには初めから1つのIマーク位置情報
が記録されている。このIマーク位置情報には録音開始
時のプライオリティ(優先度)が記録されている。
【0094】なお、プライオリティ条件は音声データの
優先度を示す条件であり、上記Iマークに記録されてい
る。プライオリティ条件で検索する場合には、指定した
プライオリティ(優先度)以下のプライオリティの部分
が、記録されたすべての音声ファイルより検索される。
なお、1つの音声ファイルのみを対象にする場合は、他
の検索条件でファイルを特定しておけばよい。そして、
検索された部分のうちプライオリティが高い音声ファイ
ルより順次再生される。
【0095】なお、本実施形態においては上述したよう
に構成したがこれに限らず、指定したプライオリティ以
上の部分をすべて検索し、検索された部分のうちプライ
オリティが低い部分より順次再生してもよい。いずれに
しても指定したプライオリティの部分をまず再生し、次
にそれに続くプライオリティの部分を順次再生するのが
望ましい。しかし、これには限定されず再生順序は如何
様にしても良い。
【0096】また、ユーザIDは使用者、つまり記録者
を特定する情報であり、通常、録音時に音声情報を吹き
込むものが自己を特定するユーザIDを設定している。
【0097】なお、本実施形態においては、録音された
音声を再生してタイピストが聞き取り、タイピストが聞
き取った音声情報をタイプして文章化する用途を想定し
ている。このため、録音時に予めどのタイピストに担当
させるか判っている場合には、担当するタイピストを特
定する情報であるタイピストIDを設定しておく。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、任
意の順番や時刻に、容易に記録内容を知り得る音声再生
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である音声記録再生装置の
構成を示すブロック回路図である。
【図2】上記音声記録再生装置における半導体メモリ部
の記録構成を示す説明図である。
【図3】上記音声記録再生装置の主要動作を示したフロ
ーチャートである。
【図4】上記音声記録再生装置における再生処理のサブ
ルーチンを示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロホン 2…マイクアンプ 3…ローパスフィルタ 4…A/D変換器 5…ディジタル信号処理部 6…主制御回路 7…メモリ制御回路 8…表示器 9…駆動回路 10…半導体メモリ部 100a…一時記録媒体部 100b…主記録媒体部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを記録した記録媒体より、音
    声を再生可能な音声再生装置であり、 所望の検索条件を入力可能な検索条件入力手段と、 上記検索条件入力手段で入力した条件に合致した音声デ
    ータを検索する検索手段と、 上記検索手段で検索した音声ファイルを順次再生する再
    生手段と、 を具備したことを特徴とする音声再生装置。
  2. 【請求項2】 上記検索条件入力手段は、検索条件とし
    て記録者を特定する情報であるユーザーIDを入力可能
    であることを特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
  3. 【請求項3】 上記検索条件入力手段は、検索条件とし
    て再生音声を聞き取り文書に変換するタイピストを特定
    する情報であるタイピストIDを入力可能であることを
    特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
  4. 【請求項4】 音声データを音声ファイル単位に記録し
    た記録媒体より、音声を再生可能な音声再生装置であ
    り、 上記音声ファイルは所望の部分毎に優先度情報を各々設
    定可能に構成されており、 上記優先度情報を検索条件として入力可能な検索条件入
    力手段と、 上記音声ファイルより、上記検索条件入力手段で入力し
    た検索条件である優先度情報を満足する部分のみを検索
    する検索手段と、 上記検索手段で検索した音声ファイルの部分を、上記優
    先度に対応した順番で再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする音声再生装置。
  5. 【請求項5】 所望の時刻を設定可能な時刻設定手段
    と、 現在の時刻を保持する時計手段と、 を具備し、 上記再生手段は上記時刻設定手段で設定した時刻に再生
    を開始する、 ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の音声
    再生装置。
JP10117472A 1998-04-27 1998-04-27 音声再生装置 Withdrawn JPH11305800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10117472A JPH11305800A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 音声再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10117472A JPH11305800A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 音声再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11305800A true JPH11305800A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14712543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10117472A Withdrawn JPH11305800A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 音声再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11305800A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194071B2 (en) 2000-12-28 2007-03-20 Intel Corporation Enhanced media gateway control protocol

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194071B2 (en) 2000-12-28 2007-03-20 Intel Corporation Enhanced media gateway control protocol
JP2008086037A (ja) * 2000-12-28 2008-04-10 Intel Corp 強化媒体ゲートウェイ制御プロトコル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6321129B1 (en) Enhanced user control operations for portable digital audio recorder
JPH09128943A (ja) 音声による文章情報再生装置
JPH11305800A (ja) 音声再生装置
JPH10124099A (ja) 音声記録装置
JP3727689B2 (ja) ディジタル音声記録再生装置
JPH103300A (ja) ディジタル音声記録再生装置
JPH0962296A (ja) 音声記録装置および音声再生装置
JPH11312394A (ja) 音声記録装置
JPH09218694A (ja) 音声記録再生装置および音声記録再生システム
JPH09288500A (ja) 音声記録再生装置
JPH07271398A (ja) 音声記録装置
JPH0720900A (ja) 音声情報記録装置
JPH0981524A (ja) 携帯型電子機器
JPH0990994A (ja) 音声起動録音装置
JP2007140063A (ja) 音声記録再生装置
JP2005107617A (ja) 音声データ検索装置。
JPH0950299A (ja) 音声記録再生装置
JP2000214884A (ja) 音声記録装置
JPH0728384A (ja) 語学練習機
JP4074013B2 (ja) 音声記録再生装置
JP2001188562A (ja) 音声記録再生装置、周辺装置、これら装置を備える音声記録再生システムおよび音声データ処理プログラムを記録した記録媒体
JP2005107617A5 (ja)
JPH0927189A (ja) 音声情報再生方式
JPH05334893A (ja) Icメモリ音声録音再生装置
JP2001117594A (ja) 音声記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705