JPH06324691A - マイクロホン付音響機器 - Google Patents

マイクロホン付音響機器

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JPH06324691A
JPH06324691A JP5113001A JP11300193A JPH06324691A JP H06324691 A JPH06324691 A JP H06324691A JP 5113001 A JP5113001 A JP 5113001A JP 11300193 A JP11300193 A JP 11300193A JP H06324691 A JPH06324691 A JP H06324691A
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JP
Japan
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signal
microphone
reproducing
recording
music
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JP5113001A
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Yoshimasa Okada
吉正 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 記録媒体から音楽を再生する音楽ソース再生
部8を設ける。再生された音楽に合わせて歌われる歌声
を音声信号に変換するマイクロホン1を設ける。音楽ソ
ース再生部8からの音楽信号とマイクロホン1からの音
声信号とを合成した合成信号や上記音声信号を記録する
ための固体記録再生部6を設ける。固体記録再生部6を
制御するための指示信号を入力するための操作スイッチ
3をマイクロホン1に設ける。操作スイッチ3からの指
示信号に基づいて上記合成信号や音声信号を記録再生す
るように固体記録再生部6を制御する制御手段5を設け
る。 【効果】 合成信号等の再生を迅速化できて歌の練習の
至便性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロホンからの音
声と伴奏等の音楽とを合成して再生できるカラオケ機器
等のマイクロホン付音響機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロホン付音響機器とし
ては、レーザーディスク等の再生部による伴奏音楽を聴
きながら、マイクロホンを持って伴奏音楽に合わせて歌
い、その歌声と伴奏とをミクシングして聴くカラオケ用
音響機器が知られている。
【0003】さらに、上記マイクロホンからの歌声と伴
奏音楽とをミクシングしたものを記録するために、テー
プレコーダといった記録装置を備えたカラオケ用音響機
器が知られている。このようなカラオケ用音響機器で
は、上記伴奏音楽に合わせた歌声を繰り返し再生して聴
くことにより、伴奏音楽に合わせた歌の練習がより容易
に可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
マイクロホン付音響機器では、再生する際にテープを巻
戻す必要から、再生するとき、特に繰り返し再生すると
きにアクセス時間がかかり、カラオケ等の歌の練習に不
便であるという問題を生じている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のマイクロ
ホン付音響機器は、以上の課題を解決するために、記録
媒体から音楽を再生する音楽ソース再生部が設けられ、
入力された音声を音声信号に変換するマイクロホンが設
けられ、上記音楽ソース再生部からの音楽信号とマイク
ロホンからの音声信号を合成した合成信号を再生するマ
イクロホン付音響機器において、上記合成信号や音声信
号を記録し再生する固体記録再生部が設けられ、合成信
号や音声信号を記録再生するための指示信号を入力する
ための入力部が前記マイクロホンに設けられ、入力部か
らの指示信号に基づいて上記合成信号や音声信号を記録
再生するように固体記録再生部を制御する制御手段が設
けられていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載のマイクロホン付音響機器
は、以上の課題を解決するために、記録媒体から音楽を
再生する音楽ソース再生部が設けられ、入力された音声
を音声信号に変換するマイクロホンが設けられ、上記音
楽ソース再生部からの音楽信号とマイクロホンからの音
声信号を合成した合成信号を再生するマイクロホン付音
響機器において、上記合成信号や音声信号を記録し再生
する固体記録再生部が設けられ、合成信号や音声信号を
記録再生するための指示信号を上記マイクロホンからの
音声信号から識別して出力する音声認識部が設けられ、
上記音声認識部からの指示信号に基づいて上記合成信号
や音声信号を記録再生するように固体記録再生部を制御
する制御手段が設けられていることを特徴としている。
【0007】請求項3記載のマイクロホン付音響機器
は、請求項1または2記載のマイクロホン付音響機器に
おいて、音楽ソース再生部が再生しているときに固体記
録再生部の記録が停止すると、予め記憶されているプロ
グラムにしたがって音楽ソース再生部の再生を停止する
ように上記音楽ソース再生部を制御する制御手段が設け
られていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の請求項1記載の構成によれば、記録媒体
から音楽ソース再生部により音楽を再生しながら、その
再生音に合わせてマイクロホンに向かって歌うことがで
きると共に、歌いながら入力部を操作することにより、
入力部からの指示信号に基づいて制御手段は、音楽信号
とそれに合わせた音声信号との合成信号や、音声信号の
任意の部分を固体記録再生部に記録できる。
【0009】このように固体記録再生部に記録された合
成信号や音声信号を、入力部からの指示信号に基づいて
制御手段は固体記録再生部から再生することができる。
これにより、従来のようにテープレコーダに記録してい
た場合と比べて、テープレコーダのテープを巻戻す時間
を省くことができるから、上記構成は、再生を迅速化す
ることができる。
【0010】上記の請求項2記載の構成によれば、記録
媒体から音楽ソース再生部により音楽を再生してその再
生音を聴きながらマイクロホンに向かって歌うことがで
きると共に、指示信号を示す音声信号をマイクロホンを
通して音声認識部に入力することにより、音声認識部に
おいて識別された指示信号に基づいて制御手段は音楽と
それに合わせた歌声との合成信号や、音声信号の任意の
部分を固体記録再生部に記録できる。
【0011】また、例えば再生を示す音声信号をマイク
ロホンを通して音声認識部に入力すると、上記音声認識
部が上記音声信号を認識して再生を示す指示信号を出力
するから、その指示信号に基づいて制御手段は、記録さ
れている合成信号や音声信号を固体記録再生部から再生
できる。
【0012】これにより、上記構成は、従来のようにテ
ープレコーダに記録していた場合と比べて、テープレコ
ーダのテープを巻戻す時間を省くことができるから、記
録された合成信号や音声信号の再生を迅速化することが
できる。
【0013】上記の請求項3記載の構成によれば、固体
記録再生部の記録が停止すると、制御手段は、音楽ソー
ス再生部の再生を停止することができる。これにより、
固体記録再生部の記録を停止させてその記録を再生する
ために、音楽ソース再生部の再生を一旦停止する使用者
の操作を省くことができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図4に
基づいて説明すれば、以下の通りである。マイクロホン
付音響機器としては、カラオケ用のレーザーディスク装
置を挙げることができる。このようなレーザーディスク
装置では、図1に示すように、使用者が手で容易に持ち
得るマイクロホン1が、伴奏音楽等の音楽を再生する音
響機器本体2にコード(図示せず)を介して接続されて
いる。
【0015】上記マイクロホン1は、使用者の指示を入
力するための操作スイッチ(入力部)3と、歌声等の音
声を集音して電気信号である音声信号に変換する音声ピ
ックアップ部4とを有している。上記操作スイッチ3と
しては、例えばクロスバ型選択スイッチを挙げることが
できる。
【0016】音響機器本体2には、操作スイッチ3から
の指示信号が入力されるマイクロコンピュータ(以下、
MPUという)(制御手段)5、そのMPU5により制
御され、オーディオ信号を記録再生するための固体記録
再生部6、上記音声ピックアップ部4からの音声信号を
増幅するマイク音声アンプ7が設けられている。
【0017】なお、上記MPU5は、音響機器本体2
の、例えばレーザーディスクプレーヤーを制御する制御
用MPUであってもよいし、その制御用MPUとは別の
MPUであってもよい。上記MPU5が制御用MPUと
異なる場合、MPU5と制御用MPUとは相互間で通信
できるようになっている。
【0018】さらに、上記音響機器本体2には、伴奏等
の楽曲が記録されているレーザーディスク(以下、LD
という)(記録媒体)を再生して、アナログ信号である
オーディオ信号を出力する音楽ソース再生部8、上記マ
イク音声アンプ7からの増幅された音声信号および上記
オーディオ信号をミクシングした合成信号を上記固体記
録再生部6に出力するミクシングアンプ9、前記固体記
録再生部6からの合成オーディオ信号を増幅する出力ア
ンプ10が設けられている。
【0019】また、上記音響機器本体2には、出力アン
プ10からの合成オーディオ信号を音に変換して外部に
放射して再生するスピーカ11が接続されている一方、
マイク音声アンプ7からの音声信号が入力されて、上記
音声信号に含まれる指示信号を認識して、その指示信号
の示す制御信号をMPU5に出力する音声認識部12が
設けられている。
【0020】上記音声認識部12は、音声認識用のLS
I(大規模集積回路)である。なお、図中の白抜き矢印
は制御信号のラインを示し、他の矢印はオーディオ信号
やデジタル信号のデータラインを示す。
【0021】前記固体記録再生部6には、図2に示すよ
うに、録再LSI61と、その録再LSI61からのデ
ジタル信号を記録し、記録されたデジタル信号を録再L
SI61に出力するRAM(ランダムアクセスメモリ)
62とが設けられている。
【0022】上記録再LSI61は、MPU5からの制
御信号に基づいて、ミクシングアンプ9から入力された
オーディオ信号をデジタル信号に変換してRAM62に
記録し、一方、RAM62に記録されたデジタル信号を
呼び出してオーディオ信号に変換して出力アンプ10に
出力する。
【0023】なお、上記RAM62の容量としては、特
に限定されないが、カラオケ等の記録に用いる場合は必
ずしも長時間記録できる必要はなく、オーディオ信号を
例えば5分間程度記録できるものでもよい。
【0024】前記マイクロホン1における操作スイッチ
3では、録再LSI61に記録開始と記録停止を指示す
るための開始/停止スイッチ31、音楽ソース再生の開
始を指示する音楽ソース開始スイッチ32、固体記録再
生部6に記録したオーディオ信号を再生するための再生
スイッチ33、固体記録再生部6に記録した“合いの
手”や“かけ声”等の効果音を再生するための効果音再
生スイッチ34が設けられている。
【0025】このような操作スイッチ3が操作され、上
記各スイッチ31〜34が操作されたことを示す信号が
MPU5に入力されることにより、その信号に応じてM
PU5は録再LSI61を制御するようになっている。
【0026】次に、録再LSI61での信号処理につい
てさらに詳しく説明すると、録再LSI61では、図3
に示すように、制御信号として記録コマンドがMPU5
から入力されると、ミクシングアンプ9から入力された
合成オーディオ信号は、A/Dコンバータ63によりデ
ジタル化された後、符号化処理を実行する符号化部64
により符号化され、続いて、符号化されたデジタル信号
であるデータはメモリインターフェース65を通してR
AM62に記録される。なお、符号化処理としては、A
DPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulat
ion )等を挙げることができる。
【0027】また、制御信号として再生コマンドがMP
U5から録再LSI61に入力されると、先に、RAM
62に記録されているデータは、メモリインターフェー
ス65を通して復合化部66に入力され、上記復合化部
66によりデジタル信号に戻された後、上記デジタル信
号をD/Aコンバータ67によりアナログ変換されて合
成オーディオ信号として出力アンプ10に出力される。
【0028】また、固体記録再生部6では、MPU5か
らの制御信号に基づいて、ミクシングアンプ9からのオ
ーディオ信号を、A/Dコンバータ63および出力アン
プ10の双方と、出力アンプ10のみとに接続する切り
換えるスイッチ(図示せず)が設けられている。
【0029】これにより、伴奏を聴きながら歌い、伴奏
と自分の歌声とをミクシングした合成オーディオ信号を
任意の位置で記録することができる。なお、上記出力ア
ンプ10は、再生された効果音と、ミクシングアンプ9
からのオーディオ信号とをミクシング、増幅、出力でき
るようにもなっている。
【0030】次に、図2に示す操作スイッチ3に代え
て、音声認識方式による固体記録再生部6の制御につい
て説明する。図1に示すように、音声ピックアップ4に
より音声から変換された音声信号は、マイク音声アンプ
7を通り、音声認識部12に入力され、上記音声認識部
12は、上記音声信号に含まれる記録・再生コマンド等
の指示信号を認識する。このような指示信号を識別する
と、その指示信号に応じた制御信号をMPU5に入力し
て、前記同様に上記MPU5は固体記録再生部6と音楽
ソース再生部8を制御する。
【0031】なお、上記指示信号に対応する指示音声
が、所定の各コマンド、例えば記録開始、記録停止、再
生開始、再生停止、効果音記録、効果音再生に応じて設
定されていて、各指示音声にそれぞれ対応する指示信号
のパターンが音声認識部12に予め記憶されている。
【0032】また、MPU5は、固体記録再生部6の動
作に伴い予め記憶されているプログラムにしたがって音
楽ソース再生部8を制御するようにも設定されている。
例えば、音楽ソース再生部8を再生しながら歌い、歌声
の音声信号と音楽ソース再生部8からの音楽信号とを合
成した合成オーディオ信号を固体記録再生部6に記録
し、固体記録再生部6の記録が操作スイッチ3からの入
力によって停止した場合、上記音楽ソース再生部8の再
生を停止するように上記音楽ソース再生部8を制御する
ようになっている。
【0033】次に、上記マイクロホン付音響機器の特徴
的な機能について説明する。なお、本マイクロホン付音
響機器では、前記レーザーディスク装置としてカラオケ
用のレーザーディスクプレーヤーに適用した例について
述べる。したがって、音楽ソース再生部8とは、上記レ
ーザーディスクプレーヤーを示す。
【0034】上記マイクロホン付音響機器の特徴的な機
能は、記録再生の動作を、マイクロホン1の手元による
簡単な操作によってMPU5に予め記憶しておいたプロ
グラムに基づいて簡素な構成により容易に制御できるこ
とである。
【0035】すなわち、レーザーディスクにて伴奏音楽
を再生しながら、使用者がマイクロホン1にて伴奏音楽
に合わせて歌い、上記伴奏音楽と歌声をミクシングした
合成オーディオ信号を、固体記録再生部6に記録し、そ
の記録が完了した後、固体記録再生部6の記録動作を停
止すると共に前記カラオケレーザーディスクを一時停止
する一時停止モードとし、先程記録した合成オーディオ
信号を再生し聴く。
【0036】さらに、聴き終わった後、上記カラオケレ
ーザーディスクの再生を開始して、その伴奏音楽に合わ
せて歌い、必要な所から、上記伴奏音楽と歌声をミクシ
ングした合成オーディオ信号を記録する。このように一
連の記録再生の動作を、マイクロホン1の手元による簡
単な操作によってMPU5に予め記憶しておいたプログ
ラムに基づいて簡素な構成により容易に制御できるよう
になっている。
【0037】次に、上記実施例の構成の動作例につい
て、図4のフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、音楽ソース再生部8におけるLDをスタンバイ状態
として、マイクロホン1における操作スイッチ3の音楽
ソース開始スイッチ32が押されてON状態であるか否
かを検出する(ステップ1、以下、ステップをSと略
す)。否のときは、上記S1にて待機状態となり、ON
状態であれば、そのON状態を示す信号によりMPU5
がLDを再生し、そのLDの音楽に合わせて使用者が歌
う(S2)。
【0038】次に、開始/停止スイッチ31が押されて
ON信号がMPU5に出力されたか否かを検出し(S
3)、否のときは、上記S3にて待機状態となり、ON
状態であれば、そのON信号によりMPU5が固体記録
再生部6が記録中であるか否かを検出し(S4)、否の
ときは上記開始/停止スイッチ31からのON信号が記
録開始であると上記MPU5が判断し、ミクシングアン
プ9からの合成オーディオ信号を固体記録再生部6にも
入力して、記録を開始し(S5)、前記S3に戻る。
【0039】上記S4にて、固体記録再生部6が記録中
であれば、MPU5は開始/停止スイッチ31からのO
N信号が記録停止と判断して、固体記録再生部6の記録
を停止させる指示信号を上記固体記録再生部6に送る
(S6)。続いて、上記MPU5は音楽ソース再生部8
にLDの再生を一時停止するコマンドを送る(S7)。
【0040】次に、固体記録再生部6に記録されたオー
ディオ信号を再生させる再生スイッチ33が押されてO
N信号がMPU5に送られたか否かをMPU5は検出し
(S8)、否のときはそのS8にて待機状態となり、上
記ON信号が検出されると固体記録再生部6に再生を指
示する指示信号を送り、上記固体記録再生部6に記録さ
れている前記合成オーディオ信号を呼び出し再生して、
使用者が再生音を聴く。以上、マイクロホン1からの音
声と音楽ソース再生部8からの伴奏等の音楽とをミクシ
ングして記録する場合である。
【0041】一方、上記実施例の構成では、マイクロホ
ン1からの音声のみを記録することもできる。これによ
り、使用者が歌っているときや、歌の間に挿入する“合
いの手”や“掛け声”等の効果音を記録することがで
き、その記録された効果音を、使用者が、効果音再生ス
イッチ34を押すことにより任意の位置に上記効果音を
伴奏や音声に合成して再生することができる。
【0042】このような効果音を歌声や伴奏音楽に重ね
合わせるときの動作例は、図4に示したフローチャート
からS1、S2、S7を省いたものである。つまり、上
記フローチャートにおいて、S3からスタートし、S6
に順次移行し、そのS6からS8にジャンプした後、S
9に至って動作が完了する。なお、上記効果音再生スイ
ッチ34は、前記再生スイッチ33と共用としてもよ
い。
【0043】このように上記実施例の構成は、使用者
が、音楽ソース再生部8から再生された伴奏等の楽曲を
聴きながら、その楽曲に合わせてマイクロホン1を持っ
て歌い、その歌声等の音声と楽曲をミクシングした合成
オーディオ信号を記録する場合、手元にあるマイクロホ
ン1の操作スイッチ3にて、音楽ソース再生部8や固体
記録再生部6の制御をあまり意識させずに、音楽ソース
再生部8の再生スタート・ストップ、および例えば歌い
始め、歌い終わりの際の固体記録再生部6の記録開始・
停止を制御できるようになっている。このことから、上
記構成は、楽曲に合わせた自分の歌声を容易に記録で
き、また、再生できて操作性に優れる。
【0044】ところで、従来では、走行系を有するテー
プレコーダ等の記録装置を用いていたから、記録した後
に再生して聴く場合や、記録した歌声を繰り返し再生し
て聴く場合、テープを巻戻す必要があり、その再生にア
クセス時間が必要なことから、再生に、特に繰り返しの
再生に時間がかかっていた。
【0045】しかしながら、上記構成では、録再LSI
61を制御する操作スイッチ3が手元にあるから、歌っ
ているときに任意の位置でその歌声等の音声を記録で
き、その上、RAM62を有する固体記録再生部6を用
いたから、その記録部分を迅速に再生して聴くことがで
きる。
【0046】したがって、上記構成は、カラオケ等の部
分的な練習を繰り返し行うことが迅速にできて、再生に
至る待ち時間が長いことによるイライラを回避でき、短
時間でより多く聴き返すことができて、歌の練習が容易
となり、歌の練習の至便性を向上できる。
【0047】また、上記構成は、前もって記録しておい
た“合いの手”や“掛け声”等の効果音を記録すること
ができ、使用者が歌っているときや、歌の間に、上記効
果音を挿入することにより、カラオケの場を盛り上げる
ことができて、歌っている人やその歌声を聴いている人
に対する使用感に優れる。
【0048】さらに、上記構成は、従来のように走行系
を有するテープレコーダーに代えて、録再LSI61と
RAM62を設けたから、小形化、軽量化でき、また、
大容量のRAM62を設ける必要もないから安価に作製
できる。
【0049】なお、上記実施例の構成では、音楽ソース
再生部8の記録媒体として、LDを用いた例を挙げた
が、他の記録媒体、例えばコンパクトディスクやアナロ
グカセットテープやデジタルカセットテープを用いるこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のマイクロホン付
音響機器は、以上のように、音楽ソース再生部から再生
された音楽信号とマイクロホンからの音声信号とを合成
した合成信号や上記音声信号を記録するための固体記録
再生部が設けられ、固体記録再生部を制御するための指
示信号を入力するための入力部が上記マイクロホンに設
けられ、入力部からの指示信号に基づいて上記合成信号
や音声信号を記録再生するように上記固体記録再生部を
制御する制御手段が設けられている構成である。
【0051】それゆえ、上記構成は、固体記録再生部に
記録された合成信号や音声信号を、固体記録再生部から
再生して聴くことができるから、従来のようにテープレ
コーダに記録していた場合と比べて、テープレコーダの
テープを巻戻す時間を省くことができるので、再生を迅
速化することができて、歌の練習に対する至便性を向上
できるという効果を奏する。
【0052】本発明の請求項2記載のマイクロホン付音
響機器は、以上のように、音楽ソース再生部から再生さ
れた音楽信号とマイクロホンからの音声信号とを合成し
た合成信号や上記音声信号を記録するための固体記録再
生部が設けられ、固体記録再生部を制御するための指示
信号を上記音声信号から識別する音声認識部が設けら
れ、音声認識部からの指示信号に基づいて上記合成信号
や音声信号を記録再生するように上記固体記録再生部を
制御する制御手段が設けられている構成である。
【0053】それゆえ、上記構成は、固体記録再生部に
記録された合成信号や音声信号を、固体記録再生部から
再生して聴くことができるから、従来のようにテープレ
コーダに記録していた場合と比べて、テープレコーダの
テープを巻戻す時間を省くことができるので、再生を迅
速化することができて、歌の練習に対する至便性を向上
できるという効果を奏する。
【0054】本発明の請求項3記載のマイクロホン付音
響機器は、さらに、音楽ソース再生部が再生していると
きに固体記録再生部の記録が停止すると、予め記憶され
ているプログラムにしたがって音楽ソース再生部を、そ
の再生を停止するように制御する制御手段が設けられて
いる構成である。
【0055】それゆえ、上記構成は、固体記録再生部の
記録が停止すると、制御手段は、音楽ソース再生部の再
生を停止することができる。これにより、固体記録再生
部の記録が停止して、その記録を再生するために音楽ソ
ース再生部の再生を停止する操作を省くことができる。
【0056】この結果、上記構成は、使用者が音楽ソー
ス再生部を操作する手間を省けるから、さらに、操作性
を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロホン付音響機器の構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記音響機器の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記音響機器における固体記録再生部のブロッ
ク図である。
【図4】上記マイクロホン付音響機器の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロホン 3 操作スイッチ(入力部) 5 MPU(制御手段) 6 固体記録再生部 8 音楽ソース再生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体から音楽を再生する音楽ソース再
    生部が設けられ、入力された音声を音声信号に変換する
    マイクロホンが設けられ、上記音楽ソース再生部からの
    音楽信号とマイクロホンからの音声信号を合成した合成
    信号を再生するマイクロホン付音響機器において、 上記合成信号や音声信号を記録し再生する固体記録再生
    部が設けられ、合成信号や音声信号を記録再生するため
    の指示信号を入力するための入力部が前記マイクロホン
    に設けられ、入力部からの指示信号に基づいて上記合成
    信号や音声信号を記録再生するように固体記録再生部を
    制御する制御手段が設けられていることを特徴とするマ
    イクロホン付音響機器。
  2. 【請求項2】記録媒体から音楽を再生する音楽ソース再
    生部が設けられ、入力された音声を音声信号に変換する
    マイクロホンが設けられ、上記音楽ソース再生部からの
    音楽信号とマイクロホンからの音声信号を合成した合成
    信号を再生するマイクロホン付音響機器において、 上記合成信号や音声信号を記録し再生する固体記録再生
    部が設けられ、合成信号や音声信号を記録再生するため
    の指示信号を上記マイクロホンからの音声信号から識別
    して出力する音声認識部が設けられ、上記音声認識部か
    らの指示信号に基づいて上記合成信号や音声信号を記録
    再生するように固体記録再生部を制御する制御手段が設
    けられていることを特徴とするのマイクロホン付音響機
    器。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のマイクロホン付音
    響機器において、 音楽ソース再生部が再生しているときに固体記録再生部
    の書き込みが停止すると、予め記憶されているプログラ
    ムにしたがって音楽ソース再生部の再生を停止するよう
    に上記音楽ソース再生部を制御する制御手段が設けられ
    ていることを特徴とするマイクロホン付音響機器。
JP5113001A 1993-05-14 1993-05-14 マイクロホン付音響機器 Pending JPH06324691A (ja)

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JP (1) JPH06324691A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013024704A1 (ja) * 2011-08-16 2013-02-21 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びにプログラム

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WO2013024704A1 (ja) * 2011-08-16 2013-02-21 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びにプログラム

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