JPH1152995A - 音声再生装置 - Google Patents

音声再生装置

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JPH1152995A
JPH1152995A JP9208125A JP20812597A JPH1152995A JP H1152995 A JPH1152995 A JP H1152995A JP 9208125 A JP9208125 A JP 9208125A JP 20812597 A JP20812597 A JP 20812597A JP H1152995 A JPH1152995 A JP H1152995A
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JP9208125A
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English (en)
Inventor
Yuichi Saito
裕一 斉藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最適な判別基準に基づく音声データの無音圧縮
処理を行って必要なデータを確実に再生し、良好な使用
感を得ると共に操作性の向上に寄与する音声再生装置を
提供する。 【解決手段】記録媒体に記録された音声データを読み込
む読込手段(CPU)7と、この読込手段で読み込んだ
音声データを所定の判別基準によって有音区間と無音区
間とに判別する判別手段(CPU)7と、音声データの
無音区間を圧縮する無音圧縮手段(DSP)4と、この
無音圧縮手段で無音区間が圧縮された音声データを所定
の速さで再生する再生手段と、判別手段の判別基準を変
更可能な判別基準変更手段(ボリウム)8と、無音圧縮
手段で無音区間が圧縮された音声データを再記録する再
記録手段(CPU)7とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声再生装置、
詳しくは記録媒体に記録された音声データをデジタル処
理して再生する音声再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロフォン等によって得られ
る音声信号をデジタル信号に変換して、半導体メモリ等
の記録媒体に記録し、またこの記録媒体に記録されたデ
ジタル音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、ス
ピーカ等に出力して再生する、いわゆるICメモリレコ
ーダ等のデジタル音声記録再生装置が種々提案されてい
る。また、このようなデジタル音声記録再生装置を使用
して記録媒体に記録された音声データを再生する音声再
生装置も、同様に種々提案されている。
【0003】このような従来の音声記録再生装置におい
て、記録媒体に音声データを記録する際には、無音区間
等の不要なデータが記録されている部分を大幅に圧縮し
て記録するような制御を行うことで、音声データを記録
する記録媒体の規定の記録容量内により多くの音声デー
タ等の情報を記録するための工夫がなされている。
【0004】また、このような手段によって記録媒体に
記録された音声データを上記従来の音声記録再生装置等
によって再生する際には、無音区間を飛ばして(スキッ
プして)再生するような制御を行うことで、再生時にお
ける無駄な時間を排除し、操作者の作業効率を向上させ
るための工夫が施されている。
【0005】さらに、上記従来の音声記録再生装置にお
ける再生時の速度を、通常の再生速度より速い速度で再
生することができるように制御する技術手段が、例えば
特開平7−129198号公報等によって開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
音声記録再生装置によって、音声データを再生する場合
において、記録媒体に記録されている音声データのどの
部分が無音区間であるか、有音区間であるかの判別が困
難となる場合がある。
【0007】例えば周囲のノイズが比較的大きく記録さ
れた音声データにおいては、周囲ノイズの録音レベルと
目的とする音声の録音レベルとの差が少ないので、有音
区間・無音区間の判断、つまり必要なデータであるか不
要なデータであるかの判断が困難となる。また、録音レ
ベルの異なる複数種類の音声が同時に記録されているよ
うな場合には、使用する人や場所等の条件によって、再
生に適する基準が異なることはよくあることである。な
お、このことは記録時において圧縮記録を行う際にも同
様の問題である。
【0008】したがって、記録時において無音区間を圧
縮記録する場合や、再生時において無音区間をスキップ
して再生する場合に、無音区間を判別する基準値の設定
によっては、記録又は再生すべき音声データ、即ち必要
な音声データが記録又は再生されない結果を招いたり、
また記録されていたとしても、極めて聞き取り難い状態
で記録又は再生される場合があり、操作者の使用感を阻
害する原因となっていた。
【0009】また、記録時の基準レベルの設定値によっ
ては、不要なデータが多く記録されてしまう場合があ
り、この場合には、記録媒体の記録領域を無駄に使用す
ることになるばかりでなく、再生する際には無駄な時間
を浪費してしまうという問題もあった。
【0010】そこで、このような問題点を解決するため
に、従来の音声記録再生装置としてのテープレコーダ等
では、音声起動録音機能を有するものが実用化されてい
る。この音声起動録音機能とは、記録動作時に、所定の
入力音声レベル(基準値)を決めておき、テープレコー
ダを録音待機状態としておくと、予め設定した基準レベ
ル値以上の音声が入力された場合に、録音動作を実行
し、周辺環境が上記基準レベル値以下の音声のみになっ
たときには、録音動作を一時停止させて、次に上記基準
レベル値以上の音声入力がなされるまで録音動作を待機
させるように制御する機能である。
【0011】しかし、このような音声起動録音機能を有
する装置においては、予め録音動作を起動させるための
基準レベル値を設定しておく必要があり、この基準レベ
ル値をどの程度に設定するかは、様々な使用条件等を想
定し、予測によって設定することとなる。したがって、
従来の装置のように、設定された基準レベル値が固定さ
れ変更不可能である場合には、実際に録音動作を行う際
の適切な基準レベル値が、予測に反して大きく異なって
いると、上述したような種々の問題が生じてしまうこと
となる。
【0012】また、上記音声起動録音機能を有する装置
では、上述のように基準レベル値以上の音声入力を検知
し、これを受けて録音動作を開始させるように制御する
ものであるが、この場合において、基準レベル値以上の
音声入力を検知した時点から実際に録音動作を開始する
までの間には、僅かな時間的な遅れが生じることがあ
り、これにより必要となる音声データの先頭部分が記録
されないという問題もあった。
【0013】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、記録媒体に記録された音声データの有音区間と無音
区間とを判別する判別基準を、操作者が再生動作中にも
任意に変更できるようにすることで、最適な判別基準に
基づく音声データの無音圧縮処理を行い、これにより必
要なデータを確実に再生し、良好な使用感が得られると
共に、操作性の向上に寄与する音声再生装置を提供する
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による音声再生装置は、記録媒体に記録
された音声データを読み込む読込手段と、この読込手段
で読み込んだ音声データを所定の判別基準によって有音
区間と無音区間とに判別する判別手段と、上記音声デー
タの無音区間を圧縮する無音圧縮手段と、この無音圧縮
手段で無音区間が圧縮された音声データを所定の速さで
再生する再生手段と、上記判別手段の判別基準を変更可
能な判別基準変更手段と、上記無音圧縮手段で無音区間
が圧縮された音声データを再記録する再記録手段とを具
備したことを特徴とする。
【0015】したがって、第1の発明による音声再生装
置は、読込手段が記録媒体に記録された音声データを読
み込み、この読込手段で読み込んだ音声データを、判別
手段が所定の判別基準によって有音区間と無音区間とに
判別し、この判別手段により判別された無音区間を無音
圧縮手段が圧縮し、この無音圧縮手段で無音区間が圧縮
された音声データを再生手段が所定の速さで再生し、判
別基準変更手段は、上記判別手段の判別基準を変更し、
上記無音圧縮手段で無音区間が圧縮された音声データを
再記録手段が再記録する。
【0016】また、第2の発明による音声再生装置は、
記録媒体に記録された音声データを読み込む読込手段
と、この読込手段で読み込んだ音声データを所定の判別
基準によって有音区間と無音区間とに判別する判別手段
と、この判別手段で無音区間とされた音声データを、有
音区間とされた音声データより速い速度で早送り再生す
る早送り再生手段と、上記判別手段の判別基準を変更可
能な判別基準変更手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】これにより、第2の発明による音声再生装
置は、読込手段が記録媒体に記録された音声データを読
み込み、この読込手段で読み込んだ音声データを、判別
手段が所定の判別基準によって有音区間と無音区間とに
判別し、この判別手段で無音区間とされた音声データ
を、早送り再生手段が有音区間とされた音声データより
速い速度で早送り再生し、判別基準変更手段は、上記判
別手段の判別基準を変更する。
【0018】さらに、第3の発明は、第2の発明による
音声再生装置において、上記早送り再生手段の早送り速
度を設定可能な早送り速度設定手段を、さらに具備した
ことを特徴とする。
【0019】これによって、第3の発明による音声再生
装置は、早送り速度設定手段は、上記早送り再生手段の
早送り速度を設定する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態の音声
再生装置を示すブロック構成図である。
【0021】本実施形態の音声再生装置は、制御手段で
あるシステム制御部(CPU)7によって全体が制御さ
れるようになっており、このCPU7には、以下のよう
な各部材が電気的に接続されている。
【0022】即ち、上記CPU7には、音声信号(デジ
タル信号)の伸長変換(復号化)処理を行うデジタル信
号処理部(DSP)4と、半導体メモリ等によって形成
されており、音声データが記録され、装置本体に対して
着脱自在に装着される記録媒体6と、この音声再生装置
全体に電源を供給する電源電池(図示せず)の制御を行
なう電源制御部5と、各種操作を行なう操作スイッチ
(ボタン)、例えば再生スイッチ(ボタン)10、早送
り再生スイッチ(ボタン)11、停止スイッチ(ボタ
ン)12、無音圧縮決定スイッチ(記録ボタン)9等か
らなる操作入力部13と、無音圧縮を行う際の無音圧縮
しきい値レベル、即ち音声データの有音区間と無音区間
を判別する際の判別基準の設定を行う判別基準変更手段
である無音圧縮しきい値レベル設定ボリウム8(以下、
単にボリウム8という)等がそれぞれ電気的に接続され
ている。
【0023】また、上記DSP4には、このDSP4か
らの出力信号(デジタル信号)をアナログ信号に変換す
るD/A変換器1が接続されており、このD/A変換器
1には、D/A変換された音声信号(アナログ信号)を
増幅する出力アンプ(AMP)2を介して、同出力アン
プ2からの音声信号を音声として出力する再生手段であ
るスピーカー3が接続されている。
【0024】そして、上記CPU7は、上記操作入力部
13が操作者によって操作されることで生じる入力信号
に応じて、記録媒体6に記録されている音声データ等を
読み出す読込手段でもあり、この読み出された音声デー
タをDSP4に供給するようになっている。
【0025】上記CPU7よりDSP4に供給された音
声データは、無音圧縮手段でもある同DSP4で無音圧
縮処理が行われた後、この圧縮処理された音声データ
は、再記録手段でもあるCPU7を介して再度、記録媒
体6に記録されるようになっている。
【0026】また、上記CPU7によって記録媒体6か
ら読み出された音声データは、再生手段を構成するDS
P4、D/A変換器1、出力アンプ2等を介してスピー
カ3により発音されるようになっている。
【0027】上記早送り再生スイッチ11は、早送り再
生を行うためのスイッチであって、同スイッチ11を押
すことにより早送り再生動作を開始せしめることができ
るものである。また、同スイッチ11を、例えば1秒以
上押し続けた場合には、早送り再生時の再生速度が1秒
毎に増加するように制御される。
【0028】つまり、操作者は、上記早送り再生スイッ
チ11を1秒以上押し続けた後、任意の時間で同スイッ
チ11の押圧を解除することで、早送り再生速度を任意
に設定することができるようになっている。なお、上記
早送り再生スイッチ11によって設定し得る早送り再生
時の再生速度は、当初の早送り再生速度の4倍の速度を
上限としている。
【0029】このように構成された上記音声再生装置に
おける作用を、以下に説明する。上記音声再生装置にお
いて、再生動作を行う際には、まずCPU7が記録媒体
6に記録されている音声データを読み出してDSP4に
伝送する。同DSP4は、CPU7による制御によっ
て、同CPU7から伝送される符号化データを伸長変換
する復号化処理を行なう。その後、上記DSP4におい
て復号化されたデジタル信号は、D/A変換器1に出力
されてアナログ信号に変換される。
【0030】上記D/A変換器1においてアナログ信号
に変換された音声信号は、ローパスフィルタ(図示せ
ず)を介して不要な周波数帯域をカットされて量子化雑
音が軽減され、スピーカー3を駆動する出力アンプ2に
対して出力される。この出力アンプ2で上記音声信号は
増幅され、スピーカー3から発音される。
【0031】次に、本実施形態の音声再生装置によって
音声データの再生を行う際の動作を、図2のフローチャ
ートによって、以下に説明する。本実施形態の音声再生
装置では、記録媒体に記録された音声データの再生を行
う際に不要な部分(無音区間)をスキップして再生す
る、いわゆる無音圧縮再生処理を行う制御と、この無音
圧縮再生処理による処理結果を、音声データとして記録
媒体6に再び記録する再記録処理を行う制御がなされ
る。
【0032】即ち、上記音声再生装置に電源が供給さ
れ、同装置が起動している状態では、上記CPU7は、
再生スイッチ10等の操作入力部13からの入力信号の
監視を行っている。そこでまず、図2に示すステップS
1において、再生ボタンスイッチ10からの入力信号が
確認された場合には、ステップS2において、上記ボリ
ウム8によって設定されている無音圧縮レベルのしきい
値の設定値(以下、基準値という)が読み込まれる。
【0033】次にステップS3において、上述のステッ
プS2で読み込まれた基準値に基づいて無音圧縮処理が
行われ、その結果が再生される。操作者は、このときに
再生される音声を聴取することによって、設定された基
準値に基づく無音圧縮処理結果を確認し、これを参照し
て、この再生動作中に圧縮レベル(しきい値)を変更し
て、適切と思われる再生結果が得られるまで同様の操作
を繰り返す。
【0034】つまり、ステップS4において、上述のス
テップS3における無音圧縮処理された音声データの圧
縮レベルが、操作者にとって適切でないと判断された場
合、ステップS6において、ボリウム8を任意に操作し
て圧縮レベルの変更を行う。すると、上述のステップS
2の処理に戻り、このステップS2以降の一連の操作を
繰り返す。
【0035】一方、上述のステップS4において、圧縮
レベルが適切であると判断された場合には、操作者は無
音圧縮決定スイッチ9を押す。すると、上記CPU7が
同スイッチ9からの入力信号を受けて、次のステップS
5において、直前に無音圧縮処理がなされた音声データ
を記録媒体6に記録(再記録)し、その後、一連の処理
を終了する。そして、同装置は入力信号の待機状態に移
行する。
【0036】図3は、上記音声再生装置における[再生
処理]シーケンスの詳細を、また図4は、同装置におけ
る[記録処理]シーケンスの詳細をそれぞれ示すフロー
チャートである。なお、ここでいう[記録処理]とは、
無音圧縮処理を行った後、音声データを記録媒体6に再
記録する動作をいうものである。
【0037】まず、図3によって[再生処理]シーケン
スの詳細を説明する。上述したように、上記音声再生装
置が起動されている状態で、CPU7は操作入力部13
からの入力信号の監視を行っている。ここで、CPU7
が再生ボタンスイッチ10からの入力信号を確認すると
(ステップS11)、次のステップS12の処理に進
み、このステップS12において、有音区間・無音区間
の判別のしきい値、即ち上記ボリウム8によって設定さ
れた基準値を読み込む。
【0038】次にステップS13において、CPU7
は、記録媒体6に記録されている音声データフレームを
読み込んだ後、ここで読み込んだ音声データをDSP4
に伝送する。すると、ステップS14において、DSP
4は、供給された音声データを伸長変換する復号化処理
を行なった後、続けてステップS15において、音声デ
ータフレームのエネルギーレベル値の計算を行う。
【0039】そして、次のステップS16において、上
述のステップS15で計算されたエネルギーレベル値と
しきい値(基準値)との比較を行う。ここで、計算され
たエネルギーレベル値がしきい値(基準値)以上の値で
あれば、ステップS17の処理に進み、このステップS
17において、音声データフレームの再生が行われる。
即ち、上記音声データは、DSP4からD/A変換器1
に渡され、同D/A変換器1においてアナログ信号に変
換された後、出力アンプ2を介してスピーカ3に出力さ
れて発音される(ステップS17)。
【0040】一方、上述のステップS16において、上
記計算されたエネルギーレベル値がしきい値(基準値)
未満であると判断された場合には、上述のステップS1
2の処理に戻る。ここで、操作者は、上記ボリウム8に
よって基準値を変更した後、以降の処理を繰り返す。
【0041】そして、上述のステップS17における音
声データの再生動作中において、上記停止スイッチ12
が押されたかどうかが確認され(ステップS18)、こ
こで停止スイッチ12からの入力信号がない場合には、
次のステップS19の処理に進む。また、停止スイッチ
12が押されたことが確認されると、一連の処理を終了
し、同装置は待機状態に戻る(リターン)。
【0042】ステップS19において、音声データの再
生が終わっているかどうかの判断がなされる。ここで、
CPU7に読み込まれた音声データが全て再生されてい
ない場合には、上述のステップS12の処理に戻って、
以降の処理が繰り返される。
【0043】また、上述のステップS19において、音
声データの再生が終了していると判断されると、同装置
は待機状態に移行する(リターン)。
【0044】次に、図4によって[記録処理]シーケン
スの詳細を説明する。上記音声再生装置が待機状態にあ
るときに、操作者が記録ボタン、即ち無音圧縮決定スイ
ッチ9を押すと、ステップS21において、CPU7が
同スイッチ9からの入力信号を確認して、[記録処理]
シーケンスに移行する。すると、上記CPU7は、次の
ステップS22において、有音区間・無音区間の判別の
しきい値(判別基準値)の読み込みを行う。ここで読み
込まれるしきい値(基準値)は、前回、実行された再生
動作時に上記ボリウム8によって設定されているしきい
値(基準値)である。
【0045】次にステップS23において、CPU7
は、記録媒体6に記録されている音声データフレームを
読み込み、これをDSP4に伝送する。するとDSP4
は、ステップS24において、供給された音声データの
伸長変換処理を行なった後、ステップS25で、フレー
ムのエネルギーレベル値の計算を行う。
【0046】そして、次のステップS26において、上
述のステップS25で計算されたエネルギーレベル値と
上記しきい値(基準値)とが比較される。ここで、計算
されたエネルギーレベル値がしきい値(基準値)以上の
値であれば、ステップS27の処理に進み、このステッ
プS27において、音声データの再記録処理が行われ
る。即ち、DSP4は、上記音声データをCPU7を介
して記録媒体6に伝送し、同記録媒体6に記録する。こ
の場合において再記録される音声データ、即ち無音圧縮
処理済みの音声データは、元の音声データを削除して記
録する、いわゆる上書き記録処理がなされる。
【0047】そして、ステップS28において、上記停
止スイッチ12が押されたかどうかの確認がなされる。
ここで、CPU7は停止スイッチ12が押されているこ
とを確認すると、一連のシーケンスを終了し、同装置は
待機状態に戻る(リターン)。
【0048】一方、上述のステップS28において、C
PU7により停止スイッチ12からの入力信号が確認さ
れない場合には、次のステップS29の処理に進み、こ
のステップS29において、上記停止スイッチ12が押
された時点において、音声データの再生が終わっている
かどうかの判断がなされる。ここで、CPU7に読み込
まれている音声データが全て再生されていない場合に
は、上述のステップS23の処理に戻って、以降の処理
が繰り返される。
【0049】また、上述のステップS29において、上
記停止スイッチ12が押された時点で音声データの再生
が終了していたと判断されると、一連のシーケンスを終
了し、同装置は待機状態に移行する(リターン)。
【0050】このような一連の動作中において操作者が
行うべき作業を簡単に説明すると、図5に示すようにな
る。即ち、記録媒体6に記録されている音声データを所
定の速度で再生中において、上記ボリウム8を操作し、
しきい値を変更しながら自己が最適と思う基準値(しき
い値)を探す。一連の操作を繰り返して、最適なしきい
値(基準値)が決定したら、その設定値によって、無音
区間を圧縮処理した音声データの再記録動作を実行す
る。
【0051】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、操作者が無音圧縮を行う際の基準値を再生動作中に
任意に設定することができる。つまり、音声データの有
音区間であるか無音区間であるかを判別する判別基準で
あるしきい値は、再生動作中に、ボリウム8を操作する
ことにより任意に変化させることができるので、再生動
作中に無音圧縮記録を行うべき適切な基準値を設定する
ことが容易となる。したがって、無駄のない無音圧縮処
理を施すことが容易にできると共に、操作性、の向上に
寄与し、良好な使用感を得ることができる。
【0052】さらに、無音圧縮処理を施した音声データ
を再記録することができるので、記録媒体6の記録領域
を節約して、必要な音声データを効率的に保存記録する
ことができる。
【0053】なお、本実施形態においては、有音区間で
あるか無音区間であるかの判別は、音声データのエネル
ギーレベル値を計算し、このエネルギーレベル値と予め
設定した基準値(しきい値)とを比較することによって
判別するようにしているが、これに限らず、例えば音声
データの各周波数成分毎のエネルギーレベル値を計算
し、中音域の周波数成分と他の音域の周波数成分との差
と上記基準値(しきい値)とを比較して、上記差が基準
値以下である場合にノイズであると判断して、これを無
音区間とする処理を行うようにしてもよい。
【0054】また、本実施形態における無音圧縮処理で
は、基準値に基づいて判別された無音区間を削除する
(飛ばして再生する)処理を行っているが、これに限ら
ず、例えば無音区間を有音区間より高い圧縮率で圧縮す
るような処理を施してもよく、また無音区間の一部を間
引くような処理を施してもよい。
【0055】そして、本実施形態における再記録処理で
は、無音圧縮処理された音声データを元の音声データ上
に上書き記録処理するようにしているが、これに限ら
ず、無音圧縮処理された音声データを、元の音声データ
が記録されているものと同一の記録媒体6上に、別の音
声データとして記録するようにしてもよく、また元の音
声データの記録されている記録媒体6とは別の記録媒体
に記録するようにしてもよい。
【0056】また、本実施形態においては、音声データ
の有音区間、無音区間を判別する判別基準であるしきい
値は、再生動作中にボリウム8を操作して任意に変化さ
せることができるように構成されているが、これに限ら
ず、例えば再生開始時点に読み込まれるしきい値によっ
て、有音区間、無音区間の判定を行うようにしてもよ
い。この場合においては、操作者は、再生動作とボリウ
ム8によるしきい値の調整操作とを交互に繰り返す作業
により、最適のしきい値を設定することになる。
【0057】ところで、上記再生スイッチ10を押すこ
とにより開始される音声データの再生動作時における再
生速度は、通常の速度、即ち記録時の時間に対応させた
速度によって再生されるようになっているが、本実施形
態の音声再生装置では、これに加えて、再生動作時の音
声データの再生速度を通常の速度よりも早く再生する、
早送り再生動作を行うことができるようになっている。
【0058】この早送り再生動作を行わしめるために
は、再生動作を開始する際に、上記早送り再生スイッチ
11(図1参照)を押すことによって実現されるように
なっている。次に、上記早送り再生スイッチ11を操作
して再生動作を行う際の動作シーケンスを、図6によっ
て以下に説明する。
【0059】上記CPU7は、同装置の待機状態におい
て、操作入力部13からの入力信号を監視している。こ
のとき、操作者が早送り再生スイッチ11を押すと、図
6に示すように、まずステップS41において、上記C
PU7が早送り再生スイッチ11からの入力信号を確認
し、続いてステップS42において、CPU7は、ボリ
ウム8による基準値を読み込んだ後、ステップS43に
おいて、上述のステップS42で読み込んだ基準となる
しきい値(基準値)に従って再生動作を開始する。この
ときの再生動作は、早送り再生動作であって、例えば判
別された無音区間は通常の再生速度の20倍の速度(以
下、20倍速という)で再生すると共に、無音区間以外
の音声データ、即ち有音区間を通常の再生速度の3倍の
速度(以下、3倍速)で早送り再生動作を行う。この早
送り再生動作中に、操作者は再生されている音声データ
を聴取しながら、ボリウム8を操作して、適切と思われ
る基準値を探す作業を行う。
【0060】つまり、ステップS44において、操作者
は圧縮レベルが適切であるかどうかを判断し、適切でな
いと判断すれば、ステップS45においてボリウム8を
操作して圧縮レベルの変更を行う。そして、ステップS
42の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
【0061】また、上述のステップS44において、圧
縮レベルが適切であると判断した場合には、ステップS
46において、そのまま早送り再生動作を進めるか否か
を判断する。
【0062】上述のステップS46において、早送り再
生をそのまま続行したい場合には、ステップS47の処
理で早送り再生動作を続行し、音声データが終了すると
一連の処理が終了する。
【0063】また上述のステップS46において、早送
り再生を続行しない場合には、操作者は、上記停止スイ
ッチ12等を押すことにより、この早送り再生動作を停
止させ、一連のシーケンスから抜ける。
【0064】図7は、本実施形態の[早送り再生処理]
シーケンスの詳細を説明するフローチャートである。
【0065】上述したように、上記音声再生装置が起動
されている状態において、CPU7が早送り再生スイッ
チ11からの入力信号を確認すると(ステップS5
1)、次のステップS52において、上記ボリウム8に
よって設定された有音区間・無音区間を判別する基準値
を読み込む。
【0066】次にステップS53において、CPU7
は、記録媒体6に記録されている音声データフレームを
読み込んだ後、ここで読み込んだ音声データをDSP4
に伝送する。すると、ステップS54において、DSP
4は、供給された音声データを伸長変換する復号化処理
を行なった後、続けてステップS55において、音声デ
ータフレームのエネルギーレベル値の計算を行う。
【0067】そして、次のステップS56において、上
述のステップS55で計算されたエネルギーレベル値と
しきい値(基準値)との比較を行う。ここで、計算され
たエネルギーレベル値がしきい値(基準値)以上の値で
あれば、これを有音区間と判別し、ステップS57にお
いて、この判別された有音区間に対して3倍速の早送り
再生処理を施す。
【0068】これと同時に、上述のステップS56にお
いて、上記計算されたエネルギーレベル値がしきい値
(基準値)未満であれば、無音区間であると判別し、ス
テップS58において、この判別された無音区間に対し
て20倍速の早送り再生処理を施す。
【0069】そして、この早送り再生動作中において、
停止スイッチ12が押された場合(ステップS59)に
は、一連の処理を終了して、同装置は待機状態に戻る
(リターン)。
【0070】また、上記早送り動作中に停止スイッチ1
2からの入力信号が確認されなければ、ステップS60
において、音声データの終了を待ち、音声データが終了
したことが確認された時点で、一連の処理を終了する
(リターン)。
【0071】そして、上述のステップS60において、
音声データの終了が確認されない場合には、上述のステ
ップS52の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
【0072】このような一連の動作中において、操作者
が行うべき作業を、簡単に説明すると、図8に示すよう
に記録媒体6に記録されている音声データを所定の速度
で再生中に、上記ボリウム8を操作し、しきい値を変更
しながら自己が最適と思う基準値(しきい値)を探す。
【0073】このように上記一実施形態によれば、早送
り再生スイッチ11を操作するのみで、簡単に早送り再
生動作を行うことができる。また、この早送り再生動作
中においても、ボリウム8を任意に操作することで、基
準値を容易に変更することができるので、より効率的な
早送り再生動作を行うことができる。
【0074】なお、本実施形態においては、早送り再生
を行う際の再生速度は、上述のように有音区間を3倍速
に、無音区間を20倍速としているが、これに限らず、
他の速度によってもよいし、また操作者が再生速度を任
意に変更することができるように構成してもよい。
【0075】つまり、音声データを早送り再生するに当
って、操作者が音声データの再生内容を聴取することが
でき、ボリウム8によって設定した判定基準が適切かど
うかを判断することができると共に、必要充分な内容が
含まれているか否かを聞き取り、かつこれを判断するこ
とができる速度で再生するようにすればよい。
【0076】また、近年、種々の提案がなされている音
声記録再生装置によってデジタル信号化されて記録媒体
に記録された音声データ等は、パーソナルコンピュータ
(以下、単にコンピュータという)等の外部の情報処理
装置等に転送し、これらの外部機器によって利用される
ことがある。
【0077】この場合において、記録媒体に記録された
音声データは、次のようにしてコンピュータに転送され
る。図9は、上記音声記録再生装置によって記録媒体に
記録された音声データを入力し、この音声データの処理
を行うコンピュータのブロック構成図である。
【0078】同図に示すように、コンピュータ21は、
このコンピュータ21全体を制御する制御手段であるC
PU22と、記録媒体32,33を装着する記録媒体ド
ライブ23と、半導体等からなり、データやプログラム
等を一時的に記憶するRAM等の内部メモリ24及びハ
ードディスク等の内蔵ディスク25と、音声再生手段で
あるスピーカ27と、表示手段であるCRT31と、入
力指示手段であるキーボード29等によって構成されて
おり、各構成要素は、内部バスによって電気的に接続さ
れている。なお、上記スピーカ27、CRT31、キー
ボード29は、それぞれ各別に設けられた専用のインタ
ーフェース(I/F)26,28,30を介して内部バ
スに電気的に接続されている。
【0079】このように構成されたコンピュータ21に
おいて、音声データを処理する際の作用を、以下に簡単
に説明する。
【0080】まず、上記記録媒体ドライブ23に、半導
体等によって構成され、各種処理プログラム等が記録さ
れた記録媒体32を装着し、音声データを処理するため
の処理プログラム(音声データ処理プログラム)を、コ
ンピュータ21内の内部メモリ24又は内蔵ディスク2
5に転送し、同プログラムを起動させる。
【0081】次に、上記記録媒体ドライブ23から上記
記録媒体32を取り外し、音声データが記録された記録
媒体33を装着する。そして、上記処理プログラム等を
利用して、上記記録媒体33に記録されている音声デー
タをコンピュータ21内の内部メモリ24又は内蔵ディ
スク25に転送する。
【0082】このようにして上記音声データは、上記コ
ンピュータ21によって処理することができる状態とな
る。次に、コンピュータ21による音声データの処理
は、キーボード29から各種のコマンド(指示)を入力
すると、その指示に基づいた処理が、上記処理プログラ
ムを介して上記CPU22の制御下で各種構成要素が作
用することにより実行され、その処理結果がスピーカ2
7から出力(発音)されたり、CRT31に視覚的に表
示される。
【0083】また、音声データ処理中や処理終了時にお
いて、処理済みの音声データ等は、任意に記録媒体ドラ
イブ23を介して記録媒体33へ再記録することがで
き、また上記記録媒体ドライブ23に別の記録媒体を挿
入することにより、これに新たに記録することもでき
る。
【0084】上記処理プログラムは、キーボード29に
より入力された、音声データを有音区間と無音区間とに
判別する判別条件をコンピュータ21に読み込み、記録
媒体33に記録された音声データをコンピュータ21に
読み込み、この音声データを上記判別条件によって有音
区間と無音区間に判別し、上記音声データの無音区間を
圧縮し、この無音区間が圧縮された音声データを所定の
速度で再生させる一連の処理を実行すると共に、上記無
音区間を圧縮した音声データを記録媒体33に再記録さ
せるものである。なお、この処理の詳細は、上述の[再
生処理]及び[記録処理]と同一であるので、ここでは
その説明は省略する。
【0085】以上説明したように、上記音声記録再生装
置によって記録された音声データを、記録媒体を介して
コンピュータに転送すれば、より高度な音声データ処理
を施すことが容易にできる。
【0086】[付記]上記発明の実施形態により以下の
ような構成の発明を得ることができる。
【0087】(1) 記録媒体に記録された音声データ
を読み込む読込手段と、この読込手段で読み込んだ音声
データの所定の長さの区間毎のエネルギーレベル値をし
きい値と比較することにより有音区間と無音区間とに判
別する判別手段と、上記音声データの無音区間を圧縮す
る無音圧縮手段と、この無音圧縮手段で無音区間が圧縮
された音声データを所定の速さで再生する再生手段と、
上記判別手段のしきい値を変更可能なしきい値変更手段
と、上記無音圧縮手段で無音区間が圧縮された音声デー
タを再記録する再記録手段と、を具備した音声再生装
置。
【0088】(2) 記録媒体に記録された、フレーム
分割されたデジタル音声データを読み込む読込手段と、
この読込手段で読み込んだ音声データのフレーム毎のエ
ネルギーレベル値をしきい値と比較することにより有音
フレームと無音フレームとに判別する判別手段と、上記
音声データの無音フレームを圧縮する無音圧縮手段と、
この無音圧縮手段で無音フレームが圧縮された音声デー
タを所定の速さで再生する再生手段と、上記判別手段の
しきい値を変更可能なしきい値変更手段と、上記無音圧
縮手段で無音フレームが圧縮された音声データを再記録
する再記録手段と、を具備した音声再生装置。
【0089】付記1、2の構成によれば、再生動作中に
も判別手段のしきい値を任意に変更することができるの
で、適切なしきい値を設定することが容易となる。
【0090】(3) 記録媒体に記録された音声データ
を読み込む読込手段と、この読込手段で読み込んだ音声
データの所定の長さの区間毎のエネルギーレベル値を所
定のしきい値と比較することにより有音区間と無音区間
に判別する判別手段と、この判別手段で無音区間とされ
た音声データを、有音区間とされた音声データより速い
速度で早送り再生する早送り再生手段と、上記判別手段
のしきい値を変更可能なしきい値変更手段と、を具備し
た音声再生装置。
【0091】付記3の構成によれば、早送り再生手段を
設けることで、音声データの再生時における時間的な効
率を、より向上させると共に、操作性の向上及び良好な
使用感を得ることが容易にできる。
【0092】(4) コンピュータによって記録媒体に
記録された音声データを処理するための処理プログラム
を記録した記録媒体であって、上記処理プログラムは、
外部より入力され、音声データを有音区間と無音区間と
に判別する判別条件をコンピュータに読み込み、記録媒
体に記録された音声データをコンピュータに読み込み、
この音声データを上記判別条件によって有音区間と無音
区間に判別し、上記音声データの無音区間を圧縮し、こ
の無音区間が圧縮された音声データを所定の速度で再生
させる一連の処理を実行すると共に、上記無音区間を圧
縮した音声データを再記録させる音声データを処理する
ための処理プログラムを記録した記録媒体。
【0093】付記4によれば、音声記録再生装置によっ
て記録された音声データを、記録媒体を介してコンピュ
ータに転送することによって、より高度な音声データ処
理を施すことが簡単にできる。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、記録
媒体に記録された音声データの有音区間と無音区間とを
判別する判別基準を、操作者が再生動作中にも任意に変
更できるようにしたので、操作者にとって最適な判別基
準を設定し、その基準値に基づいて音声データの無音圧
縮処理を行うことができる。したがって、必要なデータ
を確実に再生することができると共に、良好な使用感を
得ることができ、さらに操作性の向上に寄与する音声再
生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す音声再生装置のブロ
ック構成図。
【図2】図1の音声再生装置により音声データの再生を
行う際の動作フローチャート。
【図3】図1の音声再生装置における[再生処理]シー
ケンスの動作フローチャート。
【図4】図1の音声再生装置における[記録処理]シー
ケンスの動作フローチャート。
【図5】図1の音声再生装置における図2、図3の動作
時に操作者が行う動作フローチャート。
【図6】図1の音声再生装置により音声データの早送り
再生を行う際の動作フローチャート。
【図7】図1の音声再生装置における[早送り再生処
理]シーケンスの動作フローチャート。
【図8】図1の音声再生装置における図7の動作時に操
作者が行う動作フローチャート。
【図9】音声データの処理を行うコンピュータのブロッ
ク構成図。
【符号の説明】 1……D/A変換器(再生手段) 2……出力アンプ(AMP;再生手段) 3……スピーカ(再生手段) 4……デジタル信号処理部(DSP;無音圧縮手段、再
生手段) 5……電源制御部 6,32,33……記録媒体 7……システム制御部(CPU;読込手段、判別手段、
再生手段、再記録手段) 8……無音圧縮しきい値レベル設定ボリウム(判別基準
変更手段) 9……無音圧縮決定スイッチ(記録ボタン) 10……再生スイッチ(ボタン) 11……早送り再生スイッチ(ボタン) 12……停止スイッチ(ボタン) 13……操作入力部 21……コンピュータ 22……CPU(制御手段) 23……記録媒体ドライブ 24……内部メモリ 25……内蔵ディスク 27……スピーカ(音声再生手段) 29……キーボード(入力指示手段) 31……CRT(表示手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された音声データを読
    み込む読込手段と、 この読込手段で読み込んだ音声データを所定の判別基準
    によって有音区間と無音区間とに判別する判別手段と、 上記音声データの無音区間を圧縮する無音圧縮手段と、 この無音圧縮手段で無音区間が圧縮された音声データを
    所定の速さで再生する再生手段と、 上記判別手段の判別基準を変更可能な判別基準変更手段
    と、 上記無音圧縮手段で無音区間が圧縮された音声データを
    再記録する再記録手段と、 を具備したことを特徴とする音声再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録された音声データを読
    み込む読込手段と、 この読込手段で読み込んだ音声データを所定の判別基準
    によって有音区間と無音区間とに判別する判別手段と、 この判別手段で無音区間とされた音声データを、有音区
    間とされた音声データより速い速度で早送り再生する早
    送り再生手段と、 上記判別手段の判別基準を変更可能な判別基準変更手段
    と、 を具備したことを特徴とする音声再生装置。
  3. 【請求項3】 上記早送り再生手段の早送り速度を設
    定可能な早送り速度設定手段を、さらに具備したことを
    特徴とする請求項2に記載の音声再生装置。
JP9208125A 1997-08-01 1997-08-01 音声再生装置 Withdrawn JPH1152995A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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