JP4086836B2 - 半導体チップ検査支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体チップの検査を支援する半導体チップ検査支援装置に関する。
半導体の製造工程において、半導体ウェハ上に回路を構成するために、回路素子を表す複数の半導体チップ(以下、チップ)を半導体ウェハ上に形成する。複数のチップは、その電気的特性を調べるために、プローブカードと測定器により検査(測定)される。検査の結果、良品のチップは出荷される。
チップの検査を行う際、検査時間を短縮するために、多数個同時測定が行われる。多数個同時測定を行う場合、測定ピンをチップ間で共有するペア測定を行うことで、より多くの同時測定数を増やすことが可能となる。しかしながら、通常、チップの形状は四角形であり、半導体ウェハの形状は円形であるため、半導体ウェハ上には、複数の正常チップと非正常チップとが形成される。正常チップとは、半導体ウェハ上に回路を構成するチップである。非正常チップとは、半導体ウェハ上に回路を構成できないチップであり、例えば、半導体ウェハの端部付近に形成される。この非正常チップは、後に切り離して1つのデバイスとして使われる。
ペア測定を行うときに、正常チップと非正常チップとにプローブカード(探針)をセットし、測定器から電圧を加えてしまう場合がある。このような場合、電流漏れ(リーク)を起こす。このリークにより測定ピンに対しリーク不良や電圧低下等の現象を与え、その結果として正常チップを動作不良としてしまう。そこで、従来では、
(方法1) 多数個同時測定による測定時間短縮を優先し、数個の正常チップ不良は諦めていた。
(方法2) 組み合わせを人手(人件費含む)と時間をかけて考えていた。
(方法3) 多数個測定を諦めて正常チップの不良発生をなくしていた。
(方法4) 多数個測定のために、人手(人件費含む)をかけて非正常チップを対策する(Padと内部の接続をカット)。
等が行われていた。
ここで、チップ検査に関連する従来の技術について紹介する。
特開平4−133443号公報には、半導体装置の製造方法が開示されている。この製造方法は、ウェハのプロービング試験において複数のチップを同時に試験する場合の方法に関し、そのプロービング試験を簡便に行ない得るようにするため、プローブカードの探針がウェハ上のチップ以外の箇所を選択することのないようにさせる。
また、特開平6−168991号公報には、マルチプロービング半導体検査方法が開示されている。このマルチプロービング半導体検査方法は、半導体チップの検査を行う時に、高い検査効率で、ウェハ移動装置の移動範囲の増加も招かないようにする。
また、特開平9−270446号公報には、半導体検査装置が開示されている。この半導体検査装置は、複数個の製品チップと1個のTEGチップとが同一のショットで形成された半導体装置を検査可能である。
また、特開2004−55910号公報には、プローブ装置が開示されている。このプローブ装置は、プローブカードのレイアウトや識別番号の並びが変わっても、対応が容易である。
また、特開2000−40720号公報には、ICテストシステムが開示されている。このICテストシステムは、今後決められるロケーション・データであっても解読可能であり、またIC試験装置に各ロケーション・データ毎に変換表を用意しなくてもプローブの配置を解読することが可能な新規なロケーション・データを用いて動作する。
また、特開平10−160798号公報には、ICの試験方法が開示されている。この試験方法は、複数ICの同時測定に際して同時には1個の測定条件しか与えられない場合にも測定時間を短縮して効率的な試験を行う。
また、特許第3107798号公報には、半導体デバイスの検査装置が開示されている。この検査装置は、プローブカードの使用履歴データを簡単に管理できて、しかも、そのための費用が安価である。
また、特開平7−169800号公報には、プローブカードの定期検査時期判定方法が開示されている。この定期検査時期判定方法は、半導体製造において使用されるプローブカードの定期検査時期を、プローブカードの定期検査後の経過時間と使用回数により自動的に判断し、作業者へ通知する。
また、特開2001−230181号公報には、ショットマップ作成方法が開示されている。このショットマップ作成方法は、スループットをより向上することができる。
特開平4−133443号公報 特開平6−168991号公報 特開平9−270446号公報 特開2004−55910号公報 特開2000−40720号公報 特開平10−160798号公報 特許第3107798号公報 特開平7−169800号公報 特開2001−230181号公報
本発明の課題は、ペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる半導体チップ検査支援装置を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の半導体チップ検査支援装置は、半導体チップの検査を支援する装置であり、データ処理装置(2)と、出力装置(4)とを具備している。
前記データ処理装置(2)は、コンピュータであり、半導体ウェハ(11)上に存在する複数の正常チップと非正常チップとを表すイメージデータ(10)を入力する。
前記データ処理装置(2)は、コンピュータプログラム(8)である作成部(6)、検索処理部(7)と、前記コンピュータプログラム(8)を実行する実行部(5)とを具備している。
前記作成部(6)は、前記イメージデータ(10)に基づいて、前記複数の正常チップの各々に対して前記非正常チップとの接続を禁止するための接続可否データ(16)を生成する(S1〜S3)。
前記検索処理部(7)は、前記イメージデータ(10)と前記接続可否データ(16)とに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、検索結果(20)を前記出力装置(4)に出力する(S4〜S13)。
ペア測定を行うときに、正常チップと非正常チップとにプローブカード(探針)をセットし、測定器から電圧を加えてしまう場合がある。このような場合、電流漏れ(リーク)を起こし、正常チップを動作不良としてしまう。
そこで、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、データ処理装置(2)が接続可否データ(16)を生成することにより、ペア測定の組み合わせとして、複数の正常チップの各々に対して非正常チップとの接続を禁止する。データ処理装置(2)がイメージデータ(10)と接続可否データ(16)とに基づいて検索結果(20)を出力装置(4)に出力することにより、検査時に検索結果(20)を参照しながら複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうことができる。このように、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、ペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる。
前記イメージデータ(10)は、プローブカードの測定エリアに対応する複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)を含んでいる。
前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々は、規則的に配列された複数のブロックを含んでいる。
前記複数のブロックの各々は、前記半導体ウェハ(11)上に存在するチップを表している。
前記作成部(6)は、第1作成部(201)を具備している。前記第1作成部(201)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)に対して、それぞれ、前記複数のブロックのうち、前記正常チップを表すブロックと前記非正常チップを表すブロックとが隣接するブロックを調べ、複数のエリア接続状態データ(14−1〜14−12)を生成する(S1)。
ここで、前記複数のエリア接続状態データ(14−1〜14−12)の各々は、前記複数のブロックに対応する複数の接続状態ブロックを含んでいる。
前記複数の接続状態ブロックの各々は、複数の接続状態サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)を有している。
前記複数の接続状態ブロックの各々の前記複数の接続状態サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)のうち、前記プローブカードの測定エリアの端部に対応する接続状態サブブロックと、前記非正常チップを表すブロックに対応する接続状態ブロックに隣接する接続状態サブブロックは、数字0を示している。
前記複数の接続状態ブロックの各々の前記複数の接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)のうち、前記非正常チップを表すブロックに対応する接続状態ブロックに隣接しない接続状態サブブロックは、数字1を示している。
前記作成部(6)は、更に、第2作成部(202)を具備している。前記第2作成部(202)は、前記複数のエリア接続可否データ(14−1〜14−12)の各々の同じ位置に配列された前記接続状態ブロックの接続状態サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)が示す数字に対して論理積を施した、論理接続可否データ(16’)を生成する(S2)。
前記論理接続可否データ(16’)は、前記複数の接続状態ブロックに対応する複数の論理接続可否ブロックを含んでいる。
前記複数の論理接続可否ブロックの各々は、前記論理積が施された複数の接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)を有している。
前記作成部(6)は、更に、第3作成部(203)を具備している。前記第3作成部(203)は、前記論理接続可否データ(16’)の前記論理接続可否ブロックの前記複数の接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)の各々が示す数字を加算した、前記接続可否データ(16)を生成する(S3)。
前記接続可否データ(16)は、前記複数の論理接続可否ブロックに対応する複数の接続可否ブロックを含んでいる。
前記複数の接続可否ブロックの各々は、前記複数の接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)と、前記加算が施された接続可能数サブブロック(「J」)とを有している。
前記複数の接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)のうち、0を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の禁止を表し、1を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の許可を表している。
前記接続可能数サブブロック(「J」)が示す数字は、隣接し、且つ、接続を許可するチップの数を表している。
そこで、前記検索処理部(7)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)と、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの各々の前記複数の接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)が示す数字と前記接続可能数サブブロック(「J」)が示す数字とに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、前記検索結果(20)を前記出力装置(4)に出力する。
本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、データ処理装置(2)が接続可否データ(16)を生成することにより、ペア測定の組み合わせとして、非正常チップと、非正常チップに隣接する正常チップとの接続を禁止する。データ処理装置(2)は、複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)と、隣接するチップとの接続を禁止するか否かを表す数字{接続可否サブブロック(「U」、「D」、「L」、「R」)(「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」)が示す数字}と、隣接するチップとの接続を許可するチップの数{接続可能数サブブロック(「J」)が示す数字}とに基づいて、検索結果(20)を出力装置(4)に出力する。これにより、検査時に検索結果(20)を参照しながら複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうことができる。このように、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、ペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる。
前記検索処理部(7)は、第1検索部(204)と、第1処理部(209)と、第2検索部(205)と、第2処理部(210)と、第3検索部(206)と、第3処理部(211)と、第4検索部(207)と、第4処理部(212)と、第5検索部(208)と、第5処理部(213)とを具備している。
前記第1検索部(204)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックのうち、0を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する(S4)。
前記第1処理部(209)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記シングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する(S5)。
前記第2検索部(205)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、1を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、前記第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する(S6)。
前記第2処理部(210)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S7)。
前記第3検索部(206)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、2を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、前記第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する(S8)。
前記第3処理部(211)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S9)。
前記第4検索部(207)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、3を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、前記第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する(S10)。
前記第4処理部(212)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S11)。
前記第5検索部(208)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、4を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、前記第4接続可否ブロックに隣接する4つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する(S12)。
前記第5処理部(213)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S13)。
前記第5検索部(208)は、前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)を含む前記イメージデータ(10)を、前記検索結果(20)として前記出力装置(4)に出力する(S3〜S13、S12−NO)。
前記検索処理部(7)は、第1検索部(204)と、第1処理部(209)と、第2検索部(205)と、第2処理部(210)と、第3検索部(206)と、第3処理部(211)と、第4検索部(207)と、第4処理部(212)と、第5検索部(208)と、第5処理部(213)とを具備している。
前記第1検索部(204)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックのうち、0を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する(S4)。
前記第1処理部(209)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記シングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する(S5)。
前記第2検索部(205)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、1を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、前記第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する(S6)。
前記第2処理部(210)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S7)。
前記第3検索部(206)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、2を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、前記第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する(S8)。
前記第3処理部(211)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S9)。
前記第4検索部(207)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、3を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、前記第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する(S10)。
前記第4処理部(212)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S11)。
前記第5検索部(208)は、前記接続可否データ(16)の前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、4以上を示す接続可能数サブブロック(「J」)を含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、前記第4接続可否ブロックに隣接する4つ以上の接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する(S12)。
前記第5処理部(213)は、前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)の各々の前記第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(S13)。
前記第5検索部(208)は、前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された前記複数のエリアイメージデータ(10−1〜10−12)を含む前記イメージデータ(10)を、前記検索結果(20)として前記出力装置(4)に出力する(S3〜S13、S12−NO)。
前記正常チップは、前記半導体ウェハ(11)上に回路を構成するチップである。
前記非正常チップは、前記半導体ウェハ(11)上に回路を構成できないチップである。
前記非正常チップは、TEG(Test Element Group)チップを含んでいる。
以上により、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、ペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる。
また、本発明では、上記の半導体チップ検査支援装置を用いることにより、ペア測定の組み合わせの条件を、数式を用いて一意に求めることが可能になる。
また、本発明では、組み合わせの条件を一意に求めることが可能となるため、計算機等により自動化が容易となる。
また、本発明では、多数個測定のためにのみ、非正常チップをプロセス工程にて対策するというコストが不要となる。
また、本発明では、複数のウェハー形状(サイズ違い等含む)があっても一度にその複数のウェハー形状に合わせたプローブカードの配列を同様の手順で容易に求めることが可能になる。
さらに、本発明では、ウェハーバーイン装置においても同様の手順で求めることができ、入出力ピンを有効に使用して多数個同時測定が可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明の半導体チップ検査支援装置について詳細に説明する。
図1は、本発明の半導体チップ検査支援装置の構成を示すブロック図である。本発明の半導体チップ検査支援装置は、入力装置1と、データ処理装置2と、記憶装置3と、出力装置4とを具備している。
入力装置1は、キーボード、ポインティングデバイスを含んでいる。ユーザは、入力装置1を用いて、半導体ウェハ上に存在する複数の正常チップと非正常チップとを表すイメージデータ(後述)を生成し、データ処理装置2に出力する。
記憶装置3は、後述するデータが格納される結果記憶部31を備えている。記憶装置3は、更に、コンピュータプログラム8を備えている。
データ処理装置2は、コンピュータであり、コンピュータプログラム8を実行するための実行部5を備えている。実行部5としては、CPU(Central Processing Unit)が例示される。実行部5が実行するコンピュータプログラム8は、作成部(作成プログラム)6と、検索処理部(検索処理プログラム)7とを含んでいる。
作成部6は、入力装置1からのイメージデータを結果記憶部31に格納する。作成部6は、結果記憶部31に格納されたイメージデータに基づいて、複数の正常チップの各々に対して非正常チップとの接続を禁止するための接続可否データ(後述)を生成する。作成部6は、この接続可否データを結果記憶部31に格納する。この作成部6は、第1作成部201、第2作成部202、第3作成部203を含んでいる。第1作成部201、第2作成部202、第3作成部203の動作については後述する。
検索処理部7は、結果記憶部31に格納されたイメージデータと、結果記憶部31に格納された接続可否データとに基づいて、複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、検索結果として検索結果データ(後述)を出力装置4に出力する。この検索処理部7は、第1検索部204、第2検索部205、第3検索部206、第4検索部207、第5検索部208と、第1処理部209、第2処理部210、第3処理部211、第4処理部212、第5処理部213とを含んでいる。第1検索部204、第2検索部205、第3検索部206、第4検索部207、第5検索部208、第1処理部209、第2処理部210、第3処理部211、第4処理部212、第5処理部213の動作については後述する。
出力装置4としては、表示装置や印刷装置が例示される。出力装置4が表示装置である場合、出力装置4は、データ処理装置2からの検索結果データを表示する。出力装置4が印刷装置である場合、出力装置4は、データ処理装置2からの検索結果データを印刷する。
ペア測定を行うときに、正常チップと非正常チップとにプローブカード(探針)をセットし、測定器から電圧を加えてしまう場合がある。このような場合、電流漏れ(リーク)を起こし、正常チップを動作不良としてしまう。
そこで、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、データ処理装置2が接続可否データを生成することにより、ペア測定の組み合わせとして、複数の正常チップの各々に対して非正常チップとの接続を禁止する。データ処理装置2がイメージデータと接続可否データとに基づいて検索結果データを出力装置4に出力することにより、検査時に検索結果データを参照しながら複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうことができる。このように、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、ペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる。以下、この理由について詳細に述べる。
図3は、入力装置1からデータ処理装置2に与えられるイメージデータ10を示している。イメージデータ10は、例えば、30行32列に規則的に配列されたマトリクス状のブロックを含んでいる。このイメージデータ10は、プローブカードの測定エリアに対応して12個に分割され、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を含んでいる。複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々は、10行8列に配列された複数のブロックを含んでいる。その複数のブロックの少なくとも一部は、半導体ウェハ11を表すウェハ領域と重なっている。
エリアイメージデータ10−1に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−1に含まれる7行・8列目、8行・7列目、8行・8列目、9行・6〜8列目、10行・5〜8列目のブロックは、チップが半導体ウェハ11上に存在する状態であることを表し、且つ、正常チップであることを表すチップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−1に含まれる10行・4列目のブロックは、チップが半導体ウェハ11上に存在する状態であることを表し、且つ、非正常チップであることを表すチップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−1に含まれる、上記以外のブロックは、チップが半導体ウェハ11外にある状態であることを表すチップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−2に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、1行目〜10行目、9列目〜16列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−2に含まれる5行・5〜8列目、6行・2〜8列目、7〜10行・1〜8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−2に含まれる5行・2〜4列目、6行・1列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−2に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−3に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、1行目〜10行目、17列目〜24列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−3に含まれる5行・1〜4列目、6行・1〜7列目、7〜10行・1〜8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−3に含まれる5行・5〜7列目、6行・8列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−3に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−4に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、1行目〜10行目、25列目〜32列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−4に含まれる7行・1列目、8行・1列目、8行・2列目、9行・1〜3列目、10行・1〜4列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−4に含まれる10行・5列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−4に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−5に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、11行目〜20行目、1列目〜8列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−5に含まれる1行・5〜8列目、2行・4〜8列目、3行・4〜8列目、4〜7行・3〜8列目、8行・4〜8列目、9行・4〜8列目、10行・5〜8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−5に含まれる4〜7行・2列目、10行・4列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−5に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−6に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、11行目〜20行目、9列目〜16列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−6に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−7に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、11行目〜20行目、17列目〜24列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−7に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−8に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、11行目〜20行目、25列目〜32列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−8に含まれる1行・1〜4列目、2行・1〜5列目、3行・1〜5列目、4〜7行・1〜6列目、8行・1〜5列目、9行・1〜5列目、10行・1〜4列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−8に含まれる4〜7行・7列目、10行・5列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−8に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−9に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、21行目〜30行目、1列目〜8列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−9に含まれる1行・5〜8列目、2行・6〜8列目、3行・7列目、3行・8列目、4行・8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−9に含まれる1行・4列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−9に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−10に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、21行目〜30行目、9列目〜16列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−10に含まれる1〜4行・1〜8列目、5行・2〜8列目、6行・5〜8列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−10に含まれる5行・1列目、6行・2〜4列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−10に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−11に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、21行目〜30行目、17列目〜24列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−11に含まれる1〜4行・1〜8列目、5行・1〜7列目、6行・1〜4列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−11に含まれる5行・8列目、6行・5〜7列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−11に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
エリアイメージデータ10−12に含まれる1行目〜10行目、1列目〜8列目のブロックは、イメージデータ10に含まれるブロックのうち、21行目〜30行目、25列目〜32列目のブロックに対応する。
例えば、エリアイメージデータ10−12に含まれる1行・1〜4列目、2行・1〜3列目、3行・1列目、3行・2列目、4行・1列目のブロックは、チップ状態情報“1”を示している。
エリアイメージデータ10−12に含まれる1行・5列目のブロックは、チップ状態情報“2”を示している。
エリアイメージデータ10−12に含まれる、上記以外のブロックは、チップ状態情報“0”を示している。
記憶装置3の結果記憶部31には、図4に示されるような設定エリア接続状態データ12が予め格納されている。設定エリア接続状態データ12は、複数の接続状態ブロックを含んでいる。複数の接続状態ブロックは、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の複数のブロックに対応するように、10行8列に配列されている。
図4のF2に示されるように、設定エリア接続状態データ12の複数の接続状態ブロックの各々は、複数の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」を含んでいる。複数の接続状態ブロックのうちの1つの接続状態ブロックが表すチップ(対象チップ)をF2としたとき、接続状態サブブロック「U」は、対象チップF2上側の隣接チップとの関係を示している。接続状態サブブロック「D」は、対象チップF2下側の隣接チップとの関係を示している。接続状態サブブロック「L」は、対象チップF2左側の隣接チップとの関係を示している。接続状態サブブロック「R」は、対象チップF2右側の隣接チップとの関係を示している。
図4のF1に示されるように、設定エリア接続状態データ12の複数の接続状態ブロックの各々の複数の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」のうち、プローブカードの測定エリアの端部に対応する接続状態サブブロックは、予め、隣接するチップとの接続の禁止を示す数字「0」を示している。
即ち、設定エリア接続状態データ12に含まれる1行・1〜8列目の接続状態ブロックの各々の接続状態サブブロック「U」は、予め、数字「0」を示している。
設定エリア接続状態データ12に含まれる10行・1〜8列目の接続状態ブロックの各々の接続状態サブブロック「D」は、予め、数字「0」を示している。
設定エリア接続状態データ12に含まれる1〜10行・1列目の接続状態ブロックの各々の接続状態サブブロック「L」は、予め、数字「0」を示している。
設定エリア接続状態データ12に含まれる1〜10行・8列目の接続状態ブロックの各々の接続状態サブブロック「R」は、予め、数字「0」を示している。
設定エリア接続状態データ12に含まれる、上記以外の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」は、予め、隣接するチップとの接続の許可を示す数字「1」を示している。
図4のF2に示されるように、設定エリア接続状態データ12の複数の接続状態ブロックの各々は、更に、接続可能数サブブロック「J」を含んでいる。
設定エリア接続状態データ12に含まれる2〜9行・2〜7列目の接続状態ブロックの各々の接続可能数サブブロック「J」は、予め、数字「4」を示している。
設定エリア接続状態データ12に含まれる1行・2〜7列目、10行・2〜7列目、2〜9行・1列目、2〜9行・8列目の接続状態ブロックの各々の接続可能数サブブロック「J」は、予め、数字「3」を示している。
設定エリア接続状態データ12に含まれる1行・1列目、1行・10列目、10行・1列目、10行・10列目の接続状態ブロックの各々の接続可能数サブブロック「J」は、予め、数字「2」を示している。
次に図1から図22を参照して本実施例の動作について具体的に説明する。図2は、本発明の半導体チップ検査支援装置の動作を示すフローチャートである。当初プローブカードは、シングル測定の条件となっている。
まず、入力装置1からのイメージデータ10(入力データ)がデータ処理装置2の作成部6に与えられる。作成部6の第1作成部201は、そのイメージデータ10に含まれる複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12に対して、それぞれ、複数のブロックのうち、正常チップを表すブロックと非正常チップを表すブロックとが隣接するブロックを調べ、図5〜図16に示されるような複数のエリア接続状態データ14−1〜14−12を生成し、記憶装置3の結果記憶部31に格納する(ステップS1)。これについて詳細に説明する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−1として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−1に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロック(正常チップを表すブロック)と、チップ状態情報“2”を表すブロック(非正常チップを表すブロック)とが隣接するブロックを調べた結果、10行・4列目、10行・5列目のブロックであることを認識する。
その結果、図5に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−1に含まれる10行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、10行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−1を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−2として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−2に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、5行・2列目、6行・2列目のブロックと、5行・3列目、6行・3列目のブロックと、5行・4列目、6行・4列目のブロックと、6行・1列目、6行・2列目のブロックと、5行・4列目、5行・5列目のブロックと、6行・1列目、7行・1列目のブロックとであることを認識する。
その結果、図6に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−2に含まれる5行・2〜4列目、6行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、6行・2〜4列目、7行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、6行・1列目、5行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、6行・2列目、5行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−2を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−3として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−3に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、5行・5列目、6行・5列目のブロックと、5行・6列目、6行・6列目のブロックと、5行・7列目、6行・7列目のブロックと、6行・7列目、6行・8列目のブロックと、5行・4列目、5行・5列目のブロックと、6行・8列目、7行・8列目のブロックとであることを認識する。
その結果、図7に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−3に含まれる5行・5〜7列目、6行・8列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、6行・5〜7列目、7行・8列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、6行・7列目、5行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、6行・8列目、5行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−3を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−4として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−4に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、10行・4列目、10行・5列目のブロックであることを認識する。
その結果、図8に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−4に含まれる10行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、10行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−4を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−5として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−5に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、4行・2列目、4行・3列目のブロックと、5行・2列目、5行・3列目のブロックと、6行・2列目、6行・3列目のブロックと、7行・2列目、7行・3列目のブロックと、1行・4列目、1行・5列目のブロックと、1行・4列目、2行・4列目のブロックと、10行・4列目、10行・5列目のブロックと、10行・4列目、9行・4列目のブロックとであることを認識する。
その結果、図9に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−5に含まれる1行・4列目、9行4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、2行・4列目、10行4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、4〜7行・2列目、1行・4列目、10行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、4〜7行・3列目、1行・5列目、10行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−5を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−6として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−6に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、該当するブロックがないことを認識する。
その結果、図10に示されるように、第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−6を変更しないで、結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−7として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−7に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、該当するブロックがないことを認識する。
その結果、図11に示されるように、第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−7を変更しないで、結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−8として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−8に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、4行・6列目、4行・7列目のブロックと、5行・6列目、5行・7列目のブロックと、6行・6列目、6行・7列目のブロックと、7行・6列目、7行・7列目のブロックと、1行・4列目、1行・5列目のブロックと、1行・5列目、2行・5列目のブロックと、10行・4列目、10行・5列目のブロックと、10行・5列目、9行・5列目のブロックとであることを認識する。
その結果、図12に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−8に含まれる1行・5列目、9行5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、2行・5列目、10行5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、4〜7行・6列目、1行・4列目、10行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、4〜7行・7列目、1行・5列目、10行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−8を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−9として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−9に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、1行・4列目、1行・5列目のブロックであることを認識する。
その結果、図13に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−9に含まれる1行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、1行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−9を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−10として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−10に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、5行・2列目、6行・2列目のブロックと、5行・3列目、6行・3列目のブロックと、5行・4列目、6行・4列目のブロックと、5行・1列目、5行・2列目のブロックと、6行・4列目、6行・5列目のブロックと、4行・1列目、5行・1列目のブロックとであることを認識する。
その結果、図6に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−10に含まれる5行・2〜4列目、4行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、6行・2〜4列目、5行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、5行・1列目、6行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、5行・2列目、6行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−10を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−11として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−11に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、5行・5列目、6行・5列目のブロックと、5行・6列目、6行・6列目のブロックと、5行・7列目、6行・7列目のブロックと、5行・7列目、5行・8列目のブロックと、6行・4列目、6行・5列目のブロックと、4行・8列目、5行・8列目のブロックとであることを認識する。
その結果、図15に示されるように、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−11に含まれる5行・5〜7列目、4行・8列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、6行・5〜7列目、5行・8列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、5行・7列目、6行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、5行・8列目、6行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−11を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−12として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−12に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、1行・4列目、1行・5列目のブロックであることを認識する。
その結果、図16に示されるように、第1作成部201は、その設定エリア接続状態データ12に含まれる1行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、1行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−12を結果記憶部31に格納する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、複数のエリア接続状態データ14−1〜14−12を結果記憶部31に格納した後、論理積指示を作成部6の第2作成部202に出力する。
第2作成部202は、論理積指示に応じて、結果記憶部31に格納された複数のエリア接続状態データ14−1〜14−12を読み出し、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12を1つのエリア接続状態データにまとめる。これは、複数のエリア接続状態データ14−1〜14−12をトランプのように揃えて重ねるようなイメージである。即ち、第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12の各々の同じ位置に配列された接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」が示す数字に対して論理積を施し、図17に示されるような論理接続可否データ16’を生成し、記憶装置3の結果記憶部31に格納する(ステップS2)。これについて詳細に説明する。
上記のステップS2において、第2作成部202は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12を論理接続可否データ16’として読み出す。論理接続可否データ16’は、複数の接続状態ブロックに対応する複数の論理接続可否ブロックを含んでいる。この複数の論理接続可否ブロックの各々は、上記の複数の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」に対応する複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」と、接続可能数サブブロック「J」とを含んでいる。
上記のステップS2において、第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12に含まれる1行・4列目、1行・5列目、4行・1列目、4行・8列目、5行・2〜7列目、6行・1列目、6行・8列目、9行・4列目、9行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」が示す数字に対して論理積を施した結果、「0」であることを認識する。
その結果、図17に示されるように、第2作成部202は、論理接続可否データ16’に含まれる1行・4列目、1行・5列目、4行・1列目、4行・8列目、5行・2〜7列目、6行・1列目、6行・8列目、9行・4列目、9行・5列目の論理接続可否ブロックの接続可否サブブロック「D」が示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。
上記のステップS2において、第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12に含まれる2行・4列目、2行・5列目、5行・1列目、5行・8列目、6行・2〜7列目、7行・1列目、7行・8列目、10行・4列目、10行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」が示す数字に対して論理積を施した結果、「0」であることを認識する。
その結果、図17に示されるように、第2作成部202は、論理接続可否データ16’に含まれる2行・4列目、2行・5列目、5行・1列目、5行・8列目、6行・2〜7列目、7行・1列目、7行・8列目、10行・4列目、10行・5列目の論理接続可否ブロックの接続可否サブブロック「U」が示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。
上記のステップS2において、第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12に含まれる1行・4列目、4行・2列目、4行・6列目、5行・1列目、5行・2列目、5行・4列目、5行・6列目、5行・7列目、6行・1列目、6行・2列目、6行・4列目、6行・6列目、6行・7列目、7行・2列目、7行・6列目、10行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」が示す数字に対して論理積を施した結果、「0」であることを認識する。
その結果、図17に示されるように、第2作成部202は、論理接続可否データ16’に含まれる1行・4列目、4行・2列目、4行・6列目、5行・1列目、5行・2列目、5行・4列目、5行・6列目、5行・7列目、6行・1列目、6行・2列目、6行・4列目、6行・6列目、6行・7列目、7行・2列目、7行・6列目、10行・4列目の論理接続可否ブロックの接続可否サブブロック「R」が示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。
上記のステップS2において、第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12に含まれる1行・5列目、4行・3列目、4行・7列目、5行・2列目、5行・3列目、5行・5列目、5行・7列目、5行・8列目、6行・2列目、6行・3列目、6行・5列目、6行・7列目、6行・8列目、7行・3列目、7行・7列目、10行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」が示す数字に対して論理積を施した結果、「0」であることを認識する。
その結果、図17に示されるように、第2作成部202は、論理接続可否データ16’に含まれる1行・5列目、4行・3列目、4行・7列目、5行・2列目、5行・3列目、5行・5列目、5行・7列目、5行・8列目、6行・2列目、6行・3列目、6行・5列目、6行・7列目、6行・8列目、7行・3列目、7行・7列目、10行・5列目の論理接続可否ブロックの接続可否サブブロック「L」が示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。
上記のステップS2において、第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12に含まれる上記の接続状態ブロック以外の接続状態サブブロック「D」、「U」、「R」、「L」が示す数字に対して論理積を施した結果、その接続状態サブブロック「D」、「U」、「R」、「L」が示す数字が変わらないことを認識する。
その結果、図17に示されるように、第2作成部202は、論理接続可否データ16’に含まれる上記の論理接続可否ブロック以外の接続可否サブブロック「D」、「U」、「R」、「L」が示す数字を変更しない。
この例では、接続不可を表す数字を「0」としているため、各エリアのチップデータ(エリア接続可否データ)「U」「D」「L」「R」同士の論理積を取ることでどのエリアにおいても接続不可条件に合致するペア測定は発生しない条件を作成できる。
上記のステップS2において、第2作成部202は、論理積が施された論理接続可否データ16’を結果記憶部31に格納し、加算指示を作成部6の第3作成部203に出力する。
第3作成部203は、加算指示に応じて、結果記憶部31に格納された論理接続可否データ16’を読み出す。第3作成部203は、論理接続可否データ16’の論理接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算し、図18に示されるような接続可否データ16を生成し、記憶装置3の結果記憶部31に格納する(ステップS3)。これについて詳細に説明する。
上記のステップS3において、第3作成部203は、結果記憶部31から論理接続可否データ16’を接続可否データ16として読み出す。接続可否データ16は、複数の論理接続可否ブロックに対応する複数の接続可否ブロックを含んでいる。この複数の接続可否ブロックの各々は、上記の複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」と、接続可能数サブブロック「J」とを含んでいる。
上記のステップS3において、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる1行・4列目、1行・5列目、5行・1列目、5行・2列目、5行・7列目、5行・8列目、6行・1列目、6行・2列目、6行・7列目、6行・8列目、10行・4列目、10行・5列目の接続可否ブロックの接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算した結果、「1」であることを認識する。
その結果、図18に示されるように、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる1行・4列目、1行・5列目、5行・1列目、5行・2列目、5行・7列目、5行・8列目、6行・1列目、6行・2列目、6行・7列目、6行・8列目、10行・4列目、10行・5列目の接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「4」を数字「1」に変更(設定)する。
上記のステップS3において、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる4行・1列目、4行・8列目、5行・3〜6列目、6行・3〜6列目、7行・1列目、7行・8列目の接続可否ブロックの接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算した結果、「2」であることを認識する。
その結果、図18に示されるように、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる4行・1列目、4行・8列目、5行・3〜6列目、6行・3〜6列目、7行・1列目、7行・8列目の接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「4」を数字「2」に変更(設定)する。
上記のステップS3において、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる2行・4列目、2行・5列目、4行・2列目、4行・3列目、4行・6列目、4行・7列目、7行・2列目、7行・3列目、7行・6列目、7行・7列目、9行・4列目、9行・5列目の接続可否ブロックの接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算した結果、「3」であることを認識する。
その結果、図18に示されるように、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる2行・4列目、2行・5列目、4行・2列目、4行・3列目、4行・6列目、4行・7列目、7行・2列目、7行・3列目、7行・6列目、7行・7列目、9行・4列目、9行・5列目の接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「4」を数字「3」に変更(設定)する。
上記のステップS3において、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる上記の接続可否ブロック以外の接続状態サブブロック「D」、「U」、「R」、「L」の各々が示す数字を加算した結果、その接続可否ブロック以外の接続可能数サブブロック「J」が示す数字が変わらないことを認識する。
その結果、図18に示されるように、第3作成部203は、接続可否データ16に含まれる上記の接続可否ブロック以外の接続可能数サブブロック「J」が示す数字を変更しない。
上記のステップS3において、第3作成部203は、加算が施された接続可否データ16を結果記憶部31に格納し、第1検索指示を検索処理部7に出力する。このように、接続可否データ16に含まれる接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」のうち、数字「0」を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の禁止を表し、数字「1」を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の許可を表している。また、接続可否データ16に含まれる接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字は、隣接し、且つ、接続を許可するチップの数を表している。これにより、検索処理部7は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12と、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックの各々の複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」が示す数字と接続可能数サブブロック「J」が示す数字とに基づいて、複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、検索結果として検索結果データ20を出力装置4に出力することができる。
検索処理部7の第1検索部204は、第1検索指示に応じて、結果記憶部31に格納された接続可否データ16と複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を読み出す。この第1検索部204は、接続可能数「0」を検索する。即ち、第1検索部204は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのうち、数字「0」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する(ステップS4)。第1検索部204は、シングル測定用ブロックが存在する場合、シングル測定用ブロックを表すシングル測定設定指示と、接続可否データ16と、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12とを検索処理部7の第1処理部209に出力する(ステップS4−YES)。
第1処理部209は、シングル測定設定指示に応じて、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々のシングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する(ステップS5)。ステップS5において、第1処理部209は、シングル測定用ブロックが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を第1検索部204に出力する。第1検索部204は、第1処理部209からの複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を記憶装置3の結果記憶部31に格納する。また、ステップS5において、第1処理部209は、接続可否データ16に含まれる複数の接続可否ブロックのうち、シングル測定用ブロックに隣接する接続可否ブロックの接続可否サブブロックが示す数字を「0」に変更する。その後、第1処理部209は、加算指示と、接続可否データ16とを作成部6の第3作成部203に出力する。
第3作成部203は、第1処理部209からの加算指示に応じて、ステップS3を実行する。即ち、第3作成部203は、第1処理部209からの接続可否データ16の接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算し、その接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字を変更(再設定)する。その後、第3作成部203は、加算が施された接続可否データ16を結果記憶部31に格納し、第1検索指示を検索処理部7に出力する。
なお、この例では、シングル測定用ブロックが存在しないので、上記のステップS4−YES、ステップS5、ステップS3は実行されない。
検索処理部7の第1検索部204は、第1検索指示に応じて、ステップS4を実行し、シングル測定用ブロックの検索を終えたことを認識する。あるいは、シングル測定用ブロックが存在しないことを認識する。この場合、第1検索部204は、第2検索指示を第2検索部205に出力する(ステップS4−NO)。
検索処理部7の第2検索部205は、第2検索指示に応じて、結果記憶部31に格納された接続可否データ16と複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を読み出す。この第2検索部205は、接続可能数「1」を検索する。即ち、第2検索部205は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロック(この例では指定なし)以外の接続可否ブロックのうち、数字「1」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する(ステップS6)。例えば、図19に示されるように、第2検索部205は、接続可否データ16に含まれる接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「1」に基づいて、1行・4列目の接続可否ブロックを第1接続可否ブロックとして、検索する。第2検索部205は、その1行・4列目の接続可否ブロックの接続可否サブブロック「L」が示す数字「1」に基づいて、1行・3列目の接続可否ブロックを、第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとして検索する。第2検索部205は、1行・4列目の接続可否ブロックと、1行・3列目の接続可否ブロックとを第1ペア測定用ブロックとして認識する。第2検索部205は、第1ペア測定用ブロックが存在するので、第1ペア測定用ブロックを表す第1ペア測定設定指示と、接続可否データ16と、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12とを検索処理部7の第2処理部210に出力する(ステップS6−YES)。
第2処理部210は、第1ペア測定設定指示に応じて、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(ステップS7)。このように、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第1ペア測定用ブロックが指定された2つのブロックのうち、当該ブロックが表すチップと、当該ブロックに接続可能な隣接ブロックが表すチップとは、入出力ピンを共用するペア測定を行なうべきチップとして指定される。
ステップS7において、第2処理部210は、第1ペア測定用ブロックが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を第2検索部205に出力する。第2検索部205は、第2処理部210からの複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を記憶装置3の結果記憶部31に格納する。また、図20に示されるように、ステップS7において、第2処理部210は、接続可否データ16に含まれる複数の接続可否ブロックのうち、第1ペア測定用ブロックに隣接する接続可否ブロックの接続可否サブブロックが示す数字を「0」に変更する。その後、第2処理部210は、加算指示と、接続可否データ16とを作成部6の第3作成部203に出力する。
第3作成部203は、第2処理部210からの加算指示に応じて、ステップS3を実行する。即ち、第3作成部203は、第2処理部210からの接続可否データ16の接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算し、その接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字を変更(再設定)する。その後、第3作成部203は、加算が施された接続可否データ16を結果記憶部31に格納し、第1検索指示を検索処理部7に出力する。
検索処理部7の第2検索部205は、第2検索指示に応じて、ステップS6を実行し、第1ペア測定用ブロックの検索を終えたことを認識する。あるいは、第1ペア測定用ブロックが存在しないことを認識する。この場合、第2検索部205は、第3検索指示を第3検索部206に出力する(ステップS6−NO)。
検索処理部7の第3検索部206は、第3検索指示に応じて、結果記憶部31に格納された接続可否データ16と複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を読み出す。この第3検索部206は、接続可能数「2」を検索する。即ち、第3検索部206は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロック(この例では指定なし)と第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「2」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する(ステップS8)。ステップS8において、例えば、第3検索部206は、接続可否データ16に含まれる接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「2」に基づいて、1行・1列目の接続可否ブロックを第2接続可否ブロックとして、検索する。第3検索部206は、その1行・1列目の接続可否ブロックの接続可否サブブロック「D」、「R」が示す数字「1」に基づいて、隣接チップ(隣接する接続可否ブロック)との接続が2方向存在することを認識する。第3検索部206は、任意の方向として例えば1行・2列目の接続可否ブロックを、第2接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとして検索(選択)する。第3検索部206は、1行・1列目の接続可否ブロックと、1行・2列目の接続可否ブロックとを第2ペア測定用ブロックとして認識する。第3検索部206は、第2ペア測定用ブロックが存在するので、第2ペア測定用ブロックを表す第2ペア測定設定指示と、接続可否データ16と、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12とを検索処理部7の第3処理部211に出力する(ステップS8−YES)。
第3処理部211は、第2ペア測定設定指示に応じて、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(ステップS9)。このように、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第2ペア測定用ブロックが指定された2つのブロックのうち、当該ブロックが表すチップと、当該ブロックに接続可能な隣接ブロックが表すチップとは、入出力ピンを共用するペア測定を行なうべきチップとして指定される。
ステップS9において、第3処理部211は、第2ペア測定用ブロックが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を第3検索部206に出力する。第3検索部206は、第3処理部211からの複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を記憶装置3の結果記憶部31に格納する。また、ステップS9において、第3処理部211は、接続可否データ16に含まれる複数の接続可否ブロックのうち、第2ペア測定用ブロックに隣接する接続可否ブロックの接続可否サブブロックが示す数字を「0」に変更する。その後、第3処理部211は、加算指示と、接続可否データ16とを作成部6の第3作成部203に出力する。
第3作成部203は、第3処理部211からの加算指示に応じて、ステップS3を実行する。即ち、第3作成部203は、第3処理部211からの接続可否データ16の接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算し、その接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字を変更(再設定)する。その後、第3作成部203は、加算が施された接続可否データ16を結果記憶部31に格納し、第1検索指示を検索処理部7に出力する。
検索処理部7の第3検索部206は、第3検索指示に応じて、ステップS8を実行し、第2ペア測定用ブロックの検索を終えたことを認識する。あるいは、第2ペア測定用ブロックが存在しないことを認識する。この場合、第3検索部206は、第4検索指示を第4検索部207に出力する(ステップS8−NO)。
検索処理部7の第4検索部207は、第4検索指示に応じて、結果記憶部31に格納された接続可否データ16と複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を読み出す。この第4検索部207は、接続可能数「3」を検索する。即ち、第4検索部207は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロック(この例では指定なし)と第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「3」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する(ステップS10)。ステップS10において、例えば、第4検索部207は、接続可否データ16に含まれる接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「3」に基づいて、2行・3列目の接続可否ブロック(図20に示されるように再設定された接続可否ブロック)を第3接続可否ブロックとして、検索する。第4検索部207は、その2行・3列目の接続可否ブロックの接続可否サブブロック「D」、「L」、「R」が示す数字「1」に基づいて、隣接チップ(隣接する接続可否ブロック)との接続が3方向存在することを認識する。第4検索部207は、任意の方向として例えば2行・4列目の接続可否ブロックを、第3接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとして検索(選択)する。第4検索部207は、2行・3列目の接続可否ブロックと、2行・4列目の接続可否ブロックとを第3ペア測定用ブロックとして認識する。第4検索部207は、第3ペア測定用ブロックが存在するので、第3ペア測定用ブロックを表す第3ペア測定設定指示と、接続可否データ16と、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12とを検索処理部7の第4処理部212に出力する(ステップS10−YES)。
第4処理部212は、第3ペア測定設定指示に応じて、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(ステップS11)。このように、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第3ペア測定用ブロックが指定された2つのブロックのうち、当該ブロックが表すチップと、当該ブロックに接続可能な隣接ブロックが表すチップとは、入出力ピンを共用するペア測定を行なうべきチップとして指定される。
ステップS11において、第4処理部212は、第3ペア測定用ブロックが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を第4検索部207に出力する。第4検索部207は、第4処理部212からの複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を記憶装置3の結果記憶部31に格納する。また、ステップS11において、第4処理部212は、接続可否データ16に含まれる複数の接続可否ブロックのうち、第3ペア測定用ブロックに隣接する接続可否ブロックの接続可否サブブロックが示す数字を「0」に変更する。その後、第4処理部212は、加算指示と、接続可否データ16とを作成部6の第3作成部203に出力する。
第3作成部203は、第4処理部212からの加算指示に応じて、ステップS3を実行する。即ち、第3作成部203は、第4処理部212からの接続可否データ16の接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算し、その接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字を変更(再設定)する。その後、第3作成部203は、加算が施された接続可否データ16を結果記憶部31に格納し、第1検索指示を検索処理部7に出力する。
検索処理部7の第4検索部207は、第3検索指示に応じて、ステップS10を実行し、第3ペア測定用ブロックの検索を終えたことを認識する。あるいは、第3ペア測定用ブロックが存在しないことを認識する。この場合、第4検索部207は、第5検索指示を第5検索部208に出力する(ステップS10−NO)。
検索処理部7の第5検索部208は、第5検索指示に応じて、結果記憶部31に格納された接続可否データ16と複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を読み出す。この第5検索部208は、接続可能数「4」を検索する。即ち、第5検索部208は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロック(この例では指定なし)と第1〜第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「4」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、第4接続可否ブロックに隣接する4つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する(ステップS12)。ステップS12において、例えば、第5検索部208は、接続可否データ16に含まれる接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字「4」に基づいて、第4接続可否ブロックを検索する。第5検索部208は、その第4接続可否ブロックの接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」が示す数字「1」に基づいて、隣接チップ(隣接する接続可否ブロック)との接続が4方向存在することを認識する。第5検索部208は、任意の方向として第4接続可否ブロックに隣接する4つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックを検索(選択)する。第5検索部208は、この第4接続可否ブロックと、上記1つの接続可否ブロックとを第4ペア測定用ブロックとして認識する。第5検索部208は、第4ペア測定用ブロックが存在するので、第4ペア測定用ブロックを表す第4ペア測定設定指示と、接続可否データ16と、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12とを検索処理部7の第5処理部213に出力する(ステップS12−YES)。
第5処理部213は、第4ペア測定設定指示に応じて、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する(ステップS13)。このように、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第4ペア測定用ブロックが指定された2つのブロックのうち、当該ブロックが表すチップと、当該ブロックに接続可能な隣接ブロックが表すチップとは、入出力ピンを共用するペア測定を行なうべきチップとして指定される。
ステップS13において、第5処理部213は、第4ペア測定用ブロックが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を第5検索部208に出力する。第5検索部208は、第5処理部213からの複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を記憶装置3の結果記憶部31に格納する。また、ステップS13において、第5処理部213は、接続可否データ16に含まれる複数の接続可否ブロックのうち、第4ペア測定用ブロックに隣接する接続可否ブロックの接続可否サブブロックが示す数字を「0」に変更する。その後、第5処理部213は、加算指示と、接続可否データ16とを作成部6の第3作成部203に出力する。
第3作成部203は、第5処理部213からの加算指示に応じて、ステップS3を実行する。即ち、第3作成部203は、第5処理部213からの接続可否データ16の接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」の各々が示す数字を加算し、その接続可否ブロックの接続可能数サブブロック「J」が示す数字を変更(再設定)する。その後、第3作成部203は、加算が施された接続可否データ16を結果記憶部31に格納し、第1検索指示を検索処理部7に出力する。
検索処理部7の第5検索部208は、第4検索指示に応じて、ステップS12を実行し、第4ペア測定用ブロックの検索を終えたことを認識する。あるいは、第4ペア測定用ブロックが存在しないことを認識する。即ち、第5検索部208は、処理が完了したことを認識する。このとき、図21に示されるように、接続可否データ16には、複数の接続可否ブロックに対して、シングル測定用ブロック(この例では指定なし)と第1〜第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが検索されている。この場合、第5検索部208は、シングル測定用ブロック(この例では指定なし)と第1〜第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を含むイメージデータ10を、図22に示されるような検索結果データ20として出力装置4に出力する(ステップS12−NO)。
以上の説明により、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、データ処理装置2が接続可否データ16を生成することにより、ペア測定の組み合わせとして、非正常チップと、非正常チップに隣接する正常チップとの接続を禁止する。データ処理装置2は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12と、隣接するチップとの接続を禁止するか否かを表す数字(接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」が示す数字)と、隣接するチップとの接続を許可するチップの数(接続可能数サブブロック「J」が示す数字)とに基づいて、検索結果データ20を出力装置4に出力する。これにより、検査時に検索結果データ20を参照しながら複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうことができる。このように、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、ペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる。
また、本発明では、上記の半導体チップ検査支援装置を用いることにより、ペア測定の組み合わせの条件を、数式を用いて一意に求めることが可能になる。
また、本発明では、組み合わせの条件を一意に求めることが可能となるため、計算機等により自動化が容易となる。
また、本発明では、多数個測定のためにのみ、非正常チップをプロセス工程にて対策するというコストが不要となる。
また、本発明では、複数のウェハー形状(サイズ違い等含む)があっても一度にその複数のウェハー形状に合わせたプローブカードの配列を同様の手順で容易に求めることが可能になる。
さらに、本発明では、ウェハーバーイン装置においても同様の手順で求めることができ、入出力ピンを有効に使用して多数個同時測定が可能となる。
本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例について説明する。他の実施例では、上述の説明と重複する説明については省略する。
他の実施例として、図23に示されるように、上記の正常チップ、非正常チップに加えて、TEG(Test Element Group)チップが使用されてもよい。TEGチップは、半導体でよく使われるトランジスタ等の特性測定用チップである。これについて具体的に説明する。
上述の実施例では、イメージデータ10の複数のブロックの各々は、チップ状態情報“1”、チップ状態情報“2”、チップ状態情報“0”のいずれかを示している。これに対して、他の実施例では、図23に示されるように、エリアイメージデータ10−3に含まれる7行・5列目のブロックは、チップ状態情報“1”に代えて、チップ状態情報“T”を示している。エリアイメージデータ10−6に含まれる5行・8列目のブロックは、チップ状態情報“1”に代えて、チップ状態情報“T”を示している。エリアイメージデータ10−10に含まれる3行・3列目のブロックは、チップ状態情報“1”に代えて、チップ状態情報“T”を示している。チップ状態情報“T”は、チップが半導体ウェハ11上に存在する状態であることを表し、且つ、TEGチップであることを表している。TEGチップは、情報としては非正常チップに含まれる。即ち、チップ状態情報“T”はチップ状態情報“2”として扱われ、TEGチップはシングル測定の設定となる。これにより、データ処理装置2は、イメージデータ10により、図24に示されるような検索結果データ20を生成することができる。このようにシングル測定とペア測定とが混在する結果を得ることが出来る。
他の実施例として、さらに最近開発されているウェハーバーイン装置において、入出力ピンを共用してペア測定を行う場合には、図25に示されるようにイメージデータ10を設定することで所望の結果を得ることが出来る。これについて具体的に説明する。
上述の実施例では、イメージデータ10の複数のブロックの各々は、チップ状態情報“1”、チップ状態情報“2”、チップ状態情報“0”のいずれかを示している。これに対して、他の実施例では、図25に示されるように、イメージデータ10の複数のブロックのうち、チップが半導体ウェハ11外にあるブロックは、チップ状態情報“0”に代えて、チップ状態情報“2”を示している。これにより、ウェハーバーイン装置において、入出力ピンを共用してペア測定を行う場合に所望の結果を得ることが出来る。
他の実施例として、対象チップ(図4のF2参照)の接続関係は、上下左右の方向に加えて、斜め方向も考慮することもできる。これについて具体的に説明する。
上述の実施例では、図4のF2に示されるように、設定エリア接続状態データ12の複数の接続状態ブロックの各々は、複数の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」を含んでいる。これに対して、他の実施例では、図26に示されるように、設定エリア接続状態データ12の複数の接続状態ブロックの各々は、複数の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」を含んでいる。複数の接続状態ブロックのうちの1つの接続状態ブロックが表すチップ(対象チップ)をC0としたとき、接続状態サブブロック「U」は、対象チップC0上側の隣接チップC2との関係を示している。接続状態サブブロック「D」は、対象チップC0下側の隣接チップC6との関係を示している。接続状態サブブロック「L」は、対象チップC0左側の隣接チップC4との関係を示している。接続状態サブブロック「R」は、対象チップC0右側の隣接チップC9との関係を示している。接続状態サブブロック「UL」は、対象チップC0左斜め上側の隣接チップC3との関係を示している。接続状態サブブロック「UR」は、対象チップC0右斜め上側の隣接チップC1との関係を示している。接続状態サブブロック「DL」は、対象チップC0左斜め下側の隣接チップC5との関係を示している。接続状態サブブロック「DR」は、対象チップC0右斜め下側の隣接チップC7との関係を示している。
設定エリア接続状態データ12の複数の接続状態ブロックの各々の複数の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」のうち、プローブカードの測定エリアの端部に対応する接続状態サブブロックは、予め、数字「0」を示している。設定エリア接続状態データ12に含まれる、上記以外の接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」は、予め、数字「1」を示している。
これにより、上下左右の方向に加えて、斜め方向も考慮してペア測定を行うことができる。
上述の実施例では、ペア測定は2個のチップについて行われるが、他の実施例として、図27に示されるような斜め方向に3個のチップについて行うこともできる。また、図28に示されるような水平方向に3個のチップについて行うこともできる。また、図29に示されるような垂直方向に3個のチップについて行うこともできる。また、3個のチップに限らず、2個以上の組み合わせを得ることも容易に行うことが出来る。ここで、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例の動作について、図26〜図29も考慮して具体的に説明する。
ステップS1において、作成部6の第1作成部201は、そのイメージデータ10に含まれる複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12に対して、それぞれ、複数のブロックのうち、正常チップを表すブロックと非正常チップを表すブロックとが隣接するブロックを調べ、複数のエリア接続状態データ14−1〜14−12を生成し、記憶装置3の結果記憶部31に格納する。
ここで、複数のエリア接続状態データ14−1〜14−12のうちのエリア接続状態データ14−2を例に挙げて説明する。
上記のステップS1において、第1作成部201は、結果記憶部31から設定エリア接続状態データ12をエリア接続状態データ14−2として読み出す。
第1作成部201は、エリアイメージデータ10−2に含まれる複数のブロックのうち、チップ状態情報“1”を表すブロックと、チップ状態情報“2”を表すブロックとが隣接するブロックを調べた結果、5行・2列目、6行・2列目のブロックと、5行・3列目、6行・3列目のブロックと、5行・4列目、6行・4列目のブロックと、6行・1列目、6行・2列目のブロックと、5行・4列目、5行・5列目のブロックと、6行・1列目、7行・1列目のブロックとであることを認識する。これに加えて、斜め方向として、6行・1列目、7行・2列目のブロックと、5行・2列目、6行・3列目のブロックと、5行・3列目、6行・4列目のブロックと、5行・4列目、6行・5列目のブロックと、5行・3列目、6行・2列目のブロックと、5行・4列目、6行・3列目のブロックとであることを認識する。
その結果、第1作成部201は、そのエリア接続状態データ14−2に含まれる5行・2〜4列目、6行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「D」と、6行・2〜4列目、7行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」と、6行・1列目、5行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「R」と、6行・2列目、5行・5列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「L」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。これに加えて、斜め方向として、そのエリア接続状態データ14−2に含まれる5行・2〜4列目、6行・1列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「DR」と、6行・3〜5列目、7行・2列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「UL」と、5行・3列目、5行・4列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「DL」と、6行・2列目、6行・3列目の接続状態ブロックの接続状態サブブロック「UR」とが示す数字「1」を数字「0」に変更(設定)する。第1作成部201は、このエリア接続状態データ14−2を結果記憶部31に格納する。
ステップS2において、作成部6の第2作成部202は、複数のエリア接続可否データ14−1〜14−12の各々の同じ位置に配列された接続状態ブロックの接続状態サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」が示す数字に対して論理積を施し、論理接続可否データ16’を生成し、記憶装置3の結果記憶部31に格納する。
ステップS3において、作成部6の第3作成部203は、論理接続可否データ16’の論理接続可否ブロックの複数の接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」の各々が示す数字を加算し、接続可否データ16を生成し、記憶装置3の結果記憶部31に格納する。
ステップS4において、検索処理部7の第1検索部204は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのうち、数字「0」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する。ステップS5において、検索処理部7の第1処理部209は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々のシングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する。
ステップS6において、検索処理部7の第2検索部205は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「1」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する。ステップS7において、検索処理部7の第2処理部210は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する。
ステップS8において、検索処理部7の第3検索部206は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロックと第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「2」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロック(例示;図27〜図29)とを、第2ペア測定用ブロックとして検索する。ステップS9において、検索処理部7の第3処理部211は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する。
ステップS10において、検索処理部7の第4検索部207は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロックと第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「3」を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する。ステップS11において、検索処理部7の第4処理部212は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する。
ステップS12において、検索処理部7の第5検索部208は、接続可否データ16の複数の接続可否ブロックのシングル測定用ブロックと第1〜第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、数字「4」以上を示す接続可能数サブブロック「J」を含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、第4接続可否ブロックに隣接する4つ以上の接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する。ステップS13において、検索処理部7の第5処理部213は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12の各々の第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する。ステップS12−NOにおいて、第5検索部208は、シングル測定用ブロックと第1〜第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12を含むイメージデータ10を、検索結果データ20として出力装置4に出力する。
このように、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、他の実施例において、2個以上のチップを用いたペア測定の組み合わせを容易に決定することができる。
即ち、他の実施例において、データ処理装置2が接続可否データ16を生成することにより、ペア測定の組み合わせとして、非正常チップと、非正常チップに隣接する正常チップとの接続を禁止する。データ処理装置2は、複数のエリアイメージデータ10−1〜10−12と、隣接するチップとの接続を禁止するか否かを表す数字(接続可否サブブロック「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」が示す数字)と、隣接するチップとの接続を許可するチップの数(接続可能数サブブロック「J」が示す数字)とに基づいて、検索結果データ20を出力装置4に出力する。これにより、検査時に検索結果データ20を参照しながら、複数の正常チップの各々に対して、2個以上のチップを用いたペア測定を行なうことができる。このように、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、2個以上のチップを用いたペア測定を行う際、正常チップを動作不良とすることなく検査することができる。
また、本発明の半導体チップ検査支援装置によれば、図3及び図23に示されるように異なる半導体ウェハ11でプローブカードを共用したい場合には、2つのイメージデータ10(図3に示されるイメージデータ10、及び、図23に示されるイメージデータ10)から入力条件(チップ状態情報“1”、チップ状態情報“2”、チップ状態情報“0”、チップ状態情報“T”)を作成することで、2つの半導体ウェハ11に共用可能なプローブカードを作成することが簡単にできる。
この例では図23の結果が優先されることとなるが、例えばウェハーサイズが異なったりしても、データは最終的にひとつのエリア情報として扱うこととなるため、ウェハの種類が1枚でも2枚でもそれ以上あったとしても同様の手順にて求めることが可能となる。
また、測定装置側にて共用する入出力ピンをリレー等の切り替え装置にて、測定するペアを組み替える装置を追加すれば、本発明による方法で各エリア毎に最適な配列を求めることが可能となる。
図1は、本発明の半導体チップ検査支援装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の半導体チップ検査支援装置の動作を示すフローチャートである。 図3は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、入力装置1からデータ処理装置2に与えられるイメージデータ10を示している。 図4は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、記憶装置3の結果記憶部31に予め格納されている設定エリア接続状態データ12を示している。 図5は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−1を示している。 図6は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−2を示している。 図7は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−3を示している。 図8は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−4を示している。 図9は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−5を示している。 図10は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−6を示している。 図11は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−7を示している。 図12は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−8を示している。 図13は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−9を示している。 図14は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−10を示している。 図15は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−11を示している。 図16は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成されるエリア接続状態データ14−12を示している。 図17は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成される論理接続可否データ16’を示している。 図18は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成される接続可否データ16を示している。 図19は、本発明の半導体チップ検査支援装置の動作を説明するための図である。 図20は、本発明の半導体チップ検査支援装置の動作を説明するための図である。 図21は、本発明の半導体チップ検査支援装置の動作を説明するための図である。 図22は、本発明の半導体チップ検査支援装置において、データ処理装置2により生成される検索結果データ20を示している。 図23は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例において、入力装置1からデータ処理装置2に与えられるイメージデータ10を示している。 図24は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例において、データ処理装置2により生成される検索結果データ20を示している。 図25は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例において、入力装置1からデータ処理装置2に与えられるイメージデータ10を示している。 図26は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例を説明するための図である。 図27は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例を説明するための図である。 図28は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例を説明するための図である。 図29は、本発明の半導体チップ検査支援装置の他の実施例を説明するための図である。
符号の説明
1 入力装置
2 データ処理装置
3 記憶装置
4 出力装置
5 実行部
6 作成部
7 検索処理部
8 コンピュータプログラム
10 イメージデータ
10−1〜10−12 エリアイメージデータ
11 半導体ウェハ
12 設定エリア接続状態データ
14−1〜14−12 エリア接続状態データ
16’ 論理接続可否データ
16 接続可否データ
31 結果記憶部
201 第1作成部
202 第2作成部
203 第3作成部
204 第1検索部
205 第2検索部
206 第3検索部
207 第4検索部
208 第5検索部
209 第1処理部
210 第2処理部
211 第3処理部
212 第4処理部
213 第5処理部
「U」、「D」、「L」、「R」、「UL」、「UR」、「DL」、「DR」 接続状態サブブロック
「J」 接続可能数サブブロック

Claims (13)

  1. 半導体ウェハ上に存在する複数の正常チップと非正常チップとを表すイメージデータを入力するデータ処理装置と、
    出力装置と
    を具備し、
    前記データ処理装置は、
    前記イメージデータに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対して前記非正常チップとの接続を禁止するための接続可否データを生成する作成部と、
    前記イメージデータと前記接続可否データとに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、検索結果を前記出力装置に出力する検索処理部と
    を具備する
    半導体チップ検査支援装置。
  2. 請求項1に記載の半導体チップ検査支援装置において、
    前記イメージデータは、プローブカードの測定エリアに対応する複数のエリアイメージデータを含み、
    前記複数のエリアイメージデータの各々は、規則的に配列された複数のブロックを含み、
    前記複数のブロックの各々は、前記半導体ウェハ上に存在するチップを表し、
    前記作成部は、
    前記複数のエリアイメージデータに対して、それぞれ、前記複数のブロックのうち、前記正常チップを表すブロックと前記非正常チップを表すブロックとが隣接するブロックを調べ、複数のエリア接続状態データを生成する第1作成部
    を具備し、
    前記複数のエリア接続状態データの各々は、前記複数のブロックに対応する複数の接続状態ブロックを含み、
    前記複数の接続状態ブロックの各々は、複数の接続状態サブブロックを有し、
    前記複数の接続状態ブロックの各々の前記複数の接続状態サブブロックのうち、前記プローブカードの測定エリアの端部に対応する接続状態サブブロックと、前記非正常チップを表すブロックに対応する接続状態ブロックに隣接する接続状態サブブロックは、数字0を示し、
    前記複数の接続状態ブロックの各々の前記複数の接続可否サブブロックのうち、前記非正常チップを表すブロックに対応する接続状態ブロックに隣接しない接続状態サブブロックは、数字1を示し、
    前記作成部は、更に、
    前記複数のエリア接続可否データの各々の同じ位置に配列された前記接続状態ブロックの接続状態サブブロックが示す数字に対して論理積を施した、論理接続可否データを生成する第2作成部
    を具備し、
    前記論理接続可否データは、前記複数の接続状態ブロックに対応する複数の論理接続可否ブロックを含み、
    前記複数の論理接続可否ブロックの各々は、前記論理積が施された複数の接続可否サブブロックを有し、
    前記作成部は、更に、
    前記論理接続可否データの前記論理接続可否ブロックの前記複数の接続可否サブブロックの各々が示す数字を加算した、前記接続可否データを生成する第3作成部
    を具備し、
    前記接続可否データは、前記複数の論理接続可否ブロックに対応する複数の接続可否ブロックを含み、
    前記複数の接続可否ブロックの各々は、前記複数の接続可否サブブロックと、前記加算が施された接続可能数サブブロックとを有し、
    前記複数の接続可否サブブロックのうち、0を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の禁止を表し、1を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の許可を表し、
    前記接続可能数サブブロックが示す数字は、隣接し、且つ、接続を許可するチップの数を表し、
    前記検索処理部は、
    前記複数のエリアイメージデータと、前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの各々の前記複数の接続可否サブブロックが示す数字と前記接続可能数サブブロックが示す数字とに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、前記検索結果を前記出力装置に出力する
    半導体チップ検査支援装置。
  3. 請求項2に記載の半導体チップ検査支援装置において、
    前記検索処理部は、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックのうち、0を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する第1検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記シングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する第1処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、1を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、前記第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する第2検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第2処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、2を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、前記第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する第3検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第3処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、3を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、前記第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する第4検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第4処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、4を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、前記第4接続可否ブロックに隣接する4つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する第5検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第5処理部と
    を具備し、
    前記第5検索部は、前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された前記複数のエリアイメージデータを含む前記イメージデータを、前記検索結果として前記出力装置に出力する
    半導体チップ検査支援装置。
  4. 請求項2に記載の半導体チップ検査支援装置において、
    前記検索処理部は、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックのうち、0を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する第1検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記シングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する第1処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、1を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、前記第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する第2検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第2処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、2を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、前記第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する第3検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第3処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、3を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、前記第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する第4検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第4処理部と、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、4以上を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、前記第4接続可否ブロックに隣接する4つ以上の接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する第5検索部と、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第5処理部と
    を具備し、
    前記第5検索部は、前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された前記複数のエリアイメージデータを含む前記イメージデータを、前記検索結果として前記出力装置に出力する
    半導体チップ検査支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体チップ検査支援装置において、
    前記正常チップは、前記半導体ウェハ上に回路を構成するチップであり、
    前記非正常チップは、前記半導体ウェハ上に回路を構成できないチップである
    半導体チップ検査支援装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体チップ検査支援装置において、
    前記非正常チップは、TEG(Test Element Group)チップを含む
    半導体チップ検査支援装置。
  7. 半導体ウェハ上に存在する複数の正常チップと非正常チップとを表すイメージデータを入力するコンピュータを用いて、半導体チップの検査を支援する方法であって、
    前記イメージデータに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対して前記非正常チップとの接続を禁止するための接続可否データを生成する作成ステップと、
    前記イメージデータと前記接続可否データとに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、検索結果を出力装置に出力する検索処理ステップと
    を具備する
    半導体チップ検査支援方法。
  8. 請求項7に記載の半導体チップ検査支援方法において、
    前記イメージデータは、プローブカードの測定エリアに対応する複数のエリアイメージデータを含み、
    前記複数のエリアイメージデータの各々は、規則的に配列された複数のブロックを含み、
    前記複数のブロックの各々は、前記半導体ウェハ上に存在するチップを表し、
    前記作成ステップは、
    前記複数のエリアイメージデータに対して、それぞれ、前記複数のブロックのうち、前記正常チップを表すブロックと前記非正常チップを表すブロックとが隣接するブロックを調べ、複数のエリア接続状態データを生成する第1作成ステップ
    を具備し、
    前記複数のエリア接続状態データの各々は、前記複数のブロックに対応する複数の接続状態ブロックを含み、
    前記複数の接続状態ブロックの各々は、複数の接続状態サブブロックを有し、
    前記複数の接続状態ブロックの各々の前記複数の接続状態サブブロックのうち、前記プローブカードの測定エリアの端部に対応する接続状態サブブロックと、前記非正常チップを表すブロックに対応する接続状態ブロックに隣接する接続状態サブブロックは、数字0を示し、
    前記複数の接続状態ブロックの各々の前記複数の接続可否サブブロックのうち、前記非正常チップを表すブロックに対応する接続状態ブロックに隣接しない接続状態サブブロックは、数字1を示し、
    前記作成ステップは、更に、
    前記複数のエリア接続可否データの各々の同じ位置に配列された前記接続状態ブロックの接続状態サブブロックが示す数字に対して論理積を施した、論理接続可否データを生成する第2作成ステップ
    を具備し、
    前記論理接続可否データは、前記複数の接続状態ブロックに対応する複数の論理接続可否ブロックを含み、
    前記複数の論理接続可否ブロックの各々は、前記論理積が施された複数の接続可否サブブロックを有し、
    前記作成ステップは、更に、
    前記論理接続可否データの前記論理接続可否ブロックの前記複数の接続可否サブブロックの各々が示す数字を加算した、前記接続可否データを生成する第3作成ステップ
    を具備し、
    前記接続可否データは、前記複数の論理接続可否ブロックに対応する複数の接続可否ブロックを含み、
    前記複数の接続可否ブロックの各々は、前記複数の接続可否サブブロックと、前記加算が施された接続可能数サブブロックとを有し、
    前記複数の接続可否サブブロックのうち、0を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の禁止を表し、1を示す接続可否サブブロックは、隣接するチップとの接続の許可を表し、
    前記接続可能数サブブロックが示す数字は、隣接し、且つ、接続を許可するチップの数を表し、
    前記検索処理ステップは、
    前記複数のエリアイメージデータと、前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの各々の前記複数の接続可否サブブロックが示す数字と前記接続可能数サブブロックが示す数字とに基づいて、前記複数の正常チップの各々に対してペア測定を行なうべきチップを検索し、前記検索結果を前記出力装置に出力する
    半導体チップ検査支援方法。
  9. 請求項8に記載の半導体チップ検査支援方法において、
    前記検索処理ステップは、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックのうち、0を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する第1検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記シングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する第1処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、1を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、前記第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する第2検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第2処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、2を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、前記第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する第3検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第3処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、3を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、前記第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する第4検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第4処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、4を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、前記第4接続可否ブロックに隣接する4つの接続可否ブロックの中の1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する第5検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第5処理ステップと、
    前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された前記複数のエリアイメージデータを含む前記イメージデータを、前記検索結果として前記出力装置に出力する出力ステップと
    を具備する
    半導体チップ検査支援方法。
  10. 請求項8に記載の半導体チップ検査支援方法において、
    前記検索処理ステップは、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックのうち、0を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックをシングル測定用ブロックとして検索する第1検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記シングル測定用ブロックに対応するブロックを、シングル測定を行なうべきチップとして指定する第1処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、1を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第1接続可否ブロックと、前記第1接続可否ブロックに隣接する1つの接続可否ブロックとを、第1ペア測定用ブロックとして検索する第2検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第1ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第2処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、2を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第2接続可否ブロックと、前記第2接続可否ブロックに隣接する2つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第2ペア測定用ブロックとして検索する第3検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第2ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第3処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1及び第2ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、3を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第3接続可否ブロックと、前記第3接続可否ブロックに隣接する3つの接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第3ペア測定用ブロックとして検索する第4検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第3ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第4処理ステップと、
    前記接続可否データの前記複数の接続可否ブロックの前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第3ペア測定用ブロック以外の接続可否ブロックのうち、4以上を示す接続可能数サブブロックを含む接続可否ブロックである第4接続可否ブロックと、前記第4接続可否ブロックに隣接する4つ以上の接続可否ブロックの中の少なくとも1つの接続可否ブロックとを、第4ペア測定用ブロックとして検索する第5検索ステップと、
    前記複数のエリアイメージデータの各々の前記第4ペア測定用ブロックに対応するブロックを、ペア測定を行なうべきチップとして指定する第5処理ステップと、
    前記シングル測定用ブロックと前記第1乃至第4ペア測定用ブロックの少なくとも1つが指定された前記複数のエリアイメージデータを含む前記イメージデータを、前記検索結果として前記出力装置に出力する出力ステップと
    を具備する
    半導体チップ検査支援方法。
  11. 請求項7〜10のいずれか一項に記載の半導体チップ検査支援方法において、
    前記正常チップは、前記半導体ウェハ上に回路を構成するチップであり、
    前記非正常チップは、前記半導体ウェハ上に回路を構成できないチップである
    半導体チップ検査支援方法。
  12. 請求項7〜11のいずれか一項に記載の半導体チップ検査支援方法において、
    前記非正常チップは、TEG(Test Element Group)チップを含む
    半導体チップ検査支援方法。
  13. 請求項7〜12のいずれか一項に記載の半導体チップ検査支援方法の各ステップを前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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