JPH1144740A - 併合データ出力モードおよび標準動作モードとして動作する集積回路素子を一緒に検査することができる検査基板 - Google Patents

併合データ出力モードおよび標準動作モードとして動作する集積回路素子を一緒に検査することができる検査基板

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JPH1144740A
JPH1144740A JP9306943A JP30694397A JPH1144740A JP H1144740 A JPH1144740 A JP H1144740A JP 9306943 A JP9306943 A JP 9306943A JP 30694397 A JP30694397 A JP 30694397A JP H1144740 A JPH1144740 A JP H1144740A
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慶 一 許
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分不良素子と正常に動作する集積回路素子
を同時に検査することにある。 【解決手段】 本発明による検査基板(100)は、集
積回路素子(70)が正常な標準動作モードとして動作
すべきか、MDQモードとして動作すべきかを選択する
モード選択信号端子を備え、集積回路素子(70)がM
DQモードとして動作するときには、集積回路素子(7
0)のDQ端子の中で、併合データが出力される所定個
数の併合データ出力端子を検査基板(100)のI/O
端子(62)に順に連結し、集積回路素子(70)が標
準動作モードの時は、集積回路素子のDQ端子を複数の
I/O端子(62)に順に連結させる配線パターン(7
2)と、基板のソケットに実装される複数の集積回路素
子(70)を選択的にイネーブルさせるためのスキャン
信号端子(64a、64b)とを含むことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路素
子の検査工程に関し、より詳細には、部分不良の集積回
路素子及び正常な集積回路素子を1つの検査基板を用い
て検査することができる併合データ出力モードおよび標
準動作モードとして動作する集積回路素子を一緒に検査
することができる検査基板に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路素子、特に、集積回路素
子の検査工程は、組立工程を開始する前に、ウェーハ状
態で不良チップを探し出すためのEDS(Electrical Di
e Sorting)検査と、初期寿命不良を予め探し出すため、
集積回路素子に熱的、電気的ストレスを加圧するバーン
イン検査と、組立工程済みの集積回路素子の信頼性を検
証するためのT/C(Temperature Cycling)、PCT(Pr
essure Cooker Test)のような信頼性検査と、完成され
た最終製品が設計段階で予定した機能と動作をするかを
調べるため、すべての電気的特性を検査する最終量産検
査と、最終製品を出荷する前に、消費者が望む仕様や品
質を集積回路素子が有しているかを確認する品質保証検
査とがある。
【0003】これらのうち、バーンイン検査は、高い電
界を集積回路素子に加えられた後、高温と低温で集積回
路素子が良好に動作するかを調べるため、予め定められ
た検査パターンによって集積回路素子に特定データを書
き込んだ後に、集積回路素子のデータ出力端子(以
下、”DQ端子”という。)を介してデータを読出す。
データを読出して最初に書き込んだデータが正確に出力
されるかを確認して、1つの出力でも最初に書き込んだ
データと異なるデータを出力する場合には、集積回路素
子が不良として処理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、集積回路素
子のDQ端子が多い場合には、集積回路素子のDQ端子
に検査基板のI/O端子を1つ1つ連結しなければなら
ないので、I/O端子が限定された検査機を使用するバ
ーンイン検査では、検査に要する時間が長くなる。
【0005】このような検査時間を短縮するため導入さ
れた概念が、いわゆる併合データ出力(MDQ;Merged
DQ, 以下、”MDQ”という。)検査方式であって、
同一のデータを集積回路素子に書き込んだ後、複数のD
Q端子を介して出力される複数の出力データを全て1つ
のDQ端子を介して出力する。複数の出力データの中で
他の出力データと異なる値を有するデータがある場合に
は、これを感知して集積回路素子を不良として処理す
る。
【0006】しかるに、このようなMDQ方式を使用す
ると、不良と判定された集積回路素子のどのDQ端子が
不良であるかを判別することができない。従って、MD
Q方式は、検査時間の短縮には利点があるが、次のよう
な欠点がある。例えば、8個のDQ端子を有する集積回
路素子の中でDQ0だけが不良である場合には、この不
良集積回路素子を用いて正常な動作をするメモリモジュ
ールを構成することができ、又は需要者が安価でこのよ
うな部分不良メモリ素子を望むこともある。しかし、こ
のような要求に応ずるためには、不良と判定された集積
回路素子を別途の検査基板を用いてどのDQ端子で不良
が発生したかを再び検査しなければならない。従って、
検査基板の製作に費用がかかり、検査基板を新たに交換
するのに時間を要することになり、検査時間が長くな
る。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、部分不良の集積回路
素子と正常に動作する集積回路素子を同時に検査するこ
とができる併合データ出力モードおよび標準動作モード
として動作する集積回路素子を一緒に検査することがで
きる検査基板を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、MDQ方式を
用いた検査および標準モードとして動作する集積回路素
子の検査を1つの検査基板を用いて検査することによ
り、検査時間を短縮し、検査基板の製作にかかる費用を
節減できる併合データ出力モードおよび標準動作モード
として動作する集積回路素子を一緒に検査することがで
きる検査基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の第1の発明による検査基板は、複数
のデータ出力端子を有する集積回路素子を検査する検査
基板であって、前記検査すべき集積回路素子が実装され
る複数のソケットと、検査装置に連結される複数のI/
O端子と、前記集積回路素子が正常な標準動作モードと
して動作すべきか、併合データ出力モードとして動作す
べきかを選択するモード選択信号端子と、前記集積回路
素子の動作を制御する制御信号端子と、前記複数の集積
回路素子の各々のデータ出力端子と前記複数のI/O端
子とを連結させるものであって、当該複数の集積回路素
子が併合データ出力モードとして動作する時には、前記
複数のデータ出力端子の中で、併合データが出力される
所定の個数の併合データ出力端子を前記複数のI/O端
子に順に連結させ、当該複数の集積回路素子が標準動作
モードとして動作する時は、当該集積回路素子のデータ
出力端子を前記複数のI/O端子に順に連結させる配線
パターンと、前記複数の集積回路素子を前記複数のソケ
ットに選択的にイネーブルさせるスキャン信号端子とを
備えることを要旨とする。従って、部分不良の集積回路
素子と正常に動作する集積回路素子を同時に検査するこ
とができる。また、検査時間を短縮し、検査基板の製作
にかかる費用を節減できる。
【0010】請求項2記載の第2の発明は、前記複数の
ソケットは、行列に配列されることを要旨とする。
【0011】請求項3記載の第3の発明は、前記複数の
ソケットは行列に配列されており、前記スキャン信号端
子には、当該複数のソケットの行に配列される集積回路
素子をイネーブルさせる行スキャン信号と、当該複数の
ソケットの列に配列される集積回路素子をイネーブルさ
せる列スキャン信号とが入力され、前記集積回路素子
は、行スキャン信号と列スキャン信号が全て活性状態で
ある時、イネーブルされることを要旨とする。
【0012】請求項4記載の第4の発明は、前記複数の
I/O端子、モード選択信号端子、制御信号端子及びス
キャン信号端子は、検査装置に連結されることを要旨と
する。従って、このようなスキャン信号の制御は、検査
基板に連結されている検査装置により行われる。
【0013】請求項5記載の第5の発明は、前記集積回
路素子はメモリ素子であり、前記検査基板は当該メモリ
素子をアドレス指定するアドレス信号が入力されるアド
レス信号端子をさらに備えることを要旨とする。
【0014】請求項6記載の第6の発明は、前記複数の
I/O端子はm個のI/Oを有し、前記複数のデータ出
力端子はn個のデータ出力を有し、前記スキャン信号
は、集積回路素子が標準動作モードとして動作する時、
一度にm/n個の集積回路素子を同時にイネーブルさせ
ることを要旨とする。
【0015】請求項7記載の第7の発明は、前記複数の
I/O端子はm個のI/Oを有し、複数のデータ出力端
子はn個のデータ出力を有し、前記所定の個数の併合デ
ータ出力端子は、p個(n>p)のデータ出力を有し、
前記スキャン信号は、集積回路素子が併合データ出力モ
ードとして動作する時、一度にm/p個の集積回路素子
を同時にイネーブルさせることを要旨とする。
【0016】請求項8記載の第8の発明は、前記配線パ
ターンは、複数のI/O端子がn個単位で集積回路素子
に連結されるように設計されることを要旨とする。
【0017】請求項9記載の第9の発明は、前記列スキ
ャン信号は、集積回路素子が併合データ出力モードとし
て動作する時には、常に活性状態にあることを要旨とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をよ
り詳しく説明する。
【0019】図1は、本発明による検査基板の概略回路
図である。検査基板(100)には、例えば32個のソ
ケットがあり、このソケットには、検査しようとする集
積回路素子(70)が実装されている。集積回路素子
(70)は、例えば8個のDQ端子を有しており、検査
基板(100)の入出力用I/O端子(62)は、全部
で32個である。スキャン信号0、1、16から19
は、32個の集積回路素子の中で、特定素子だけをイネ
ーブルさせるためのものである。I/O端子(62)、
行イネーブルスキャン信号端子(64a)、行イネーブ
ルスキャン信号端子(64b)、電源信号(65)、ア
ドレス信号(66)、制御信号(67)及びモード選択
信号(68)は、全てケーブル(60)を介して検査装
置(50)に連結されていて、検査装置(50)から検
査に必要な信号を集積回路素子(70)に供給し、その
出力を読出すことができる。
【0020】前記電源信号(65)、アドレス信号(6
6)、制御信号(67)及びモード選択信号(68)
は、32個の集積回路素子(70)に全部連結されてい
るので、図面を簡略化するため、その連結状態は図示し
ない。制御信号(67)は、例えば、集積回路素子(7
0)の動作を制御するための信号であって、RAS(Row
Address Strobe)、CAS(Column Address Strobe)、W
E(Write Enable)、OE(Output Enable)等を含む。モ
ード選択信号(68)は、集積回路素子(70)が正常
な標準動作をすべきか、MDQモードとして動作すべき
かを選択する信号である。
【0021】前記MDQモードの選択は、検査システム
により決定され、集積回路素子(70)がMDQモード
に移行すると、集積回路素子の8個のDQ端子の中で所
定の個数の併合データ出力端子、例えば2つのDQ端
子、DQ0、DQ7を介して8ビットのデータが4ビッ
トずつ同時に出力される。例えば、8Mメモリブロック
当たり1ビットのデータが出力される8M×8(64
M)DRAM素子の場合、行アドレス(X0−X12)
や列アドレス(Y0−Y12)中のいずれか1つのアド
レス信号の中で、最上位の2ビット(例えば、Y11、
Y12)をアドレス指定に無関係の信号にすると、この
最上位の2ビットを除いて他のアドレス信号(例えば、
X0−X12、Y0−Y10)が同一の4個の8Mメモ
リブロックから出力されるデータが1個のDQ端子(D
Q0又はDQ7)を介して出力される。前記集積回路素
子の全メモリセルにデータ’1’を書込み、当該メモリ
セルから出力データを読出した時、例えば、DQ0を介
して出力される4個の出力データが全て’1’である場
合には、DQ0に正常なデータ’1’が出力される。し
かし、4個の出力データの中で、1個でも’0’である
場合には、DQ0にも不良データ’0’が出力されて、
当該集積回路素子は不良メモリセルを含んでいる不良素
子であることが判別できる。
【0022】行列に配列されている32個の集積回路素
子(70)の中で各列にある集積回路素子をイネーブル
させるための列イネーブルスキャン信号端子(64a)
のスキャン信号0は、第1、2列にある集積回路素子
を、行イネーブルスキャン信号端子(64b)のスキャ
ン1の第3、4列にある集積回路素子をイネーブルさせ
る。一方、スキャン信号16、スキャン信号17、スキ
ャン信号18、スキャン信号19は、各々第1、5行、
第2、6行、第3、7行、第4、8行に装着されている
集積回路素子に入力される。スキャン信号16から19
とスキャン信号0から1が全て活性状態である時、その
交点に位置する集積回路素子から出力データが出力され
る。例えば、スキャン信号の中で、スキャン信号0が活
性状態で、スキャン信号の中で、スキャン信号16が活
性状態であれば、集積回路素子(1、1)(1、2)
(5、1)(5、2)のDQ端子から出力データを読出
すことができる。
【0023】前記検査基板(100)のI/O端子(6
2)は、全部で32個より構成され、当該I/O端子
(62)と集積回路素子のDQ端子は、配線パターン
(72)により電気的に連結されている。前記配線パタ
ーン(72)は、多数の集積回路素子から出力される出
力データがお互いに衝突を起こさないで順にI/O端子
(62)に供給されるように設計しなければならない。
I/O 0−7は、集積回路素子(1、1)、(2、
1)、(3、1)、(4、1)、(1、3)、(2、
3)、(3、3)及び(4、3)に連結されており、I
/O 8−15は、集積回路素子(1、2)、(2、
2)、(3、2)、(4、2)、(1、4)、(2、
4)、(3、4)及び(4、4)に連結されており、I
/O 16−23は、集積回路素子(5、1)、(6、
1)、(7、1)、(8、1)、(5、3)、(6、
3)、(7、3)及び(8、3)に連結されており、I
/O 24−31は、集積回路素子(5、2)、(6、
2)、(7、2)、(8、2)、(5、4)、(6、
4)、(7、4)及び(8、4)に連結されている。
【0024】このような検査基板(100)を使用する
と、MDQ方式を用いた検査及び部分不良メモリ素子の
検査を一緒に行うことができる。
【0025】図2は、MDQモードとして動作する集積
回路素子を検査する時、当該集積回路素子選択とデータ
出力関係を説明するための検査基板の部分回路図であ
る。検査装置の制御によりモード選択信号が活性状態に
なると、当該検査基板のソケットに装着される集積回路
素子は、前述したようにMDQモードとして動作するこ
とになる。
【0026】前述した8M×8構成の64M DRAM
素子の場合、MDQモードとして動作する集積回路素子
では、2つのDQ端子、例えばDQ0とDQ7を介して
8ビットのデータが出力される。即ち、1個の集積回路
素子から2ビットのデータが出力され、この出力される
データが入力される検査基板のI/O端子(62)は、
全部で32個であるので、16個の集積回路素子から出
力されるデータを一度に選択できる。従って、列イネー
ブルスキャン信号端子(64a)であるスキャン信号0
とスキャン信号1を用いて行イネーブルスキャン信号端
子(64b)のスキャン信号16から19が活性状態の
ままで、集積回路素子(1、1)から(8、2)と集積
回路素子(1、3)から(8、4)を選択する。
【0027】集積回路素子のDQ端子と検査基板のI/
O端子(62)との連結は、図2に示すように、スキャ
ン信号0によりイネーブルされる集積回路素子にI/O
0−31を順に連結し、スキャン信号1によりイネー
ブルされる集積回路素子にもI/O 0−31を順に連
結する。スキャン信号0に高電圧信号を印加し、スキャ
ン信号1に低電圧信号を印加すると、集積回路素子
(1、1)から(8、1)と集積回路素子(1、2)か
ら(8、2)がイネーブルされ、集積回路素子(1、
3)から(8、3)と集積回路素子(1、4)から
(8、4)は、ディスエーブル(disable)される。イネ
ーブルされた16個の集積回路素子に同一の値のデー
タ、例えば’1’を書き込んだ後、各々のDQ端子のD
Q0、DQ7を介して出力される出力データをI/O
0、1、2、……31を介して読み出す。検査装置は、
I/O端子を介して読出した出力データを確認し、デー
タが”1”でない場合、例えば、I/O 13とI/O
27が”0”のデータを出力する場合には、集積回路素
子(4、1)と(7、2)が不良であると判定する。他
の16個の集積回路素子を検査しようとする場合にも、
スキャン信号0に低電圧信号を印加し、スキャン信号1
に高電圧信号を印加した後、集積回路素子に同一のデー
タを入力し、出力データを読出して出力データが入力デ
ータと同一であるかを確認する。
【0028】MDQ方式で集積回路素子を検査すると、
短時間に多数の集積回路素子を同時に検査できるため、
検査時間が短縮されるが、1個のDQ端子により検査が
行われるメモリブロックには、同一のデータを入力しな
ければならないので、検査パターンが単純であり、且つ
多様な検査をすることができない。
【0029】図3は、部分不良の集積回路素子を検査す
る際、素子選択とデータ出力の関係を説明するための検
査基板の部分回路図である。MDQ方式を用いて集積回
路素子を検査した結果、不良集積回路素子と判定された
場合、この集積回路素子のどのDQ端子で間違ったデー
タが出力されるかを確認して、一部のDQ端子だけで不
良があれば、このような部分不良の集積回路素子を不良
類型別に分類してこれを活用することが可能である。部
分不良の集積回路素子とDQ端子の出力データが正しい
ならば、部分不良の集積回路素子は、前述した良好な回
路モジュールとして使用される。集積回路素子のどのD
Q端子で不良データが出るかを判別するためには、モー
ド選択信号が、例えば低電圧信号となって、MDQモー
ド選択信号が解除され、集積回路素子のすべてのDQ端
子、例えば、DQ0−DQ7が基板のI/O端子と1対
1に連結されるべきである。従って、検査基板の32個
のI/O端子を使用すると、DQ端子が8個である集積
回路素子4個を一度に検査することができる。
【0030】不良素子を検査するためには、行スキャン
信号と列スキャン信号を一緒に使用する。例えば、スキ
ャン信号0とスキャン信号16を高電圧信号とし、他の
スキャン信号は、低電圧信号にすると、集積回路素子
(1、1)(1、2)及び集積回路素子(5、1)
(5、2)がイネーブルされ、この4個の集積回路素子
から出力される出力データは、各々I/O 0−7、I
/O 8−15、I/O 16−23、I/O 24−3
1を介して出力される。次いで、スキャン信号16を低
電圧信号とし、スキャン信号0とスキャン信号17を高
電圧信号とすると、この際、イネーブルされる4個の集
積回路素子(2、1)(2、2)及び集積回路素子
(6、1)(6、2)を検査することができる。このよ
うな方式でスキャン信号を選択して32個のメモリ素子
を検査する。
【0031】検査の結果、集積回路素子の一部のDQ端
子だけで不良データが出力された場合は、このような部
分不良の集積回路素子を不良類型別に分類し、これを活
用して正常な動作をするメモリモジュールを構成する
か、定価で所望の需要者に販売することができる。
【0032】図4および図5は、本発明に使用される検
査基板の一実施の形態であって、検査すべき集積回路素
子のDQ端子と基板のI/O端子との連結関係を示す検
査基板の回路図である。図4および図5の検査基板(1
10)は、全部で128個のソケットが設けられ、12
8個の集積回路素子(120)を1個の検査基板として
同時に検査することができる。図面を簡単にするため、
検査すべき集積回路素子(120)のDQ端子と基板の
I/O端子とを連結させる配線パターン(130)を左
側の4個の列のみに示す。
【0033】MDQ方式で集積回路素子を検査する際に
は、行スキャン信号であるスキャン信号16からスキャ
ン信号19は、全て高電圧信号の活性状態にあり、列ス
キャン信号であるスキャン信号0からスキャン信号7が
1つずつ順に活性状態になる。スキャン信号0が活性状
態の際、16個の集積回路素子(1、1)から(8、
2)の併合データ出力端子DQ0、DQ7を介して出力
されるデータは、配線パターン130により検査基板
(110)の32個のI/O端子に順に供給される。ス
キャン信号0を不活性状態にして、スキャン信号1に高
電圧信号を印加すると、第3、4列にある16個の集積
回路素子からデータを読出すことができる。このような
方式で列スキャン信号を制御して128個のメモリ素子
から出力されるデータを読出すことにより、どの集積回
路素子が不良であるかを判別できる。
【0034】スキャン信号の制御は、配線パターン13
0がどのように設計されているかによって異なるが、例
えばMDQ方式で併合データ出力端子を1つだけ、例え
ばDQ0だけを使用すると、列イネーブルスキャン信号
端子のスキャン信号0からスキャン信号7を2つずつ同
時に活性状態になるように制御することができる。勿
論、この場合の配線パターンは、図4および図5に図示
したものとは異なる。例えば、集積回路素子(1、1)
のDQ0は、I/O0に連結され、集積回路素子(1、
3)のDQ0は、I/O1に連結されるように、配線パ
ターンを設計しなければならない。
【0035】不良の集積回路素子のどのDQ端子が不良
であるかを調べるためには、MDQ方式で検査した結
果、不良と分類された集積回路素子を基板のソケットに
実装し、行スキャン信号と列スキャン信号を一緒に制御
して集積回路素子のDQ端子が基板のI/O端子に1対
1に連結されるようにする。スキャン信号0とスキャン
信号16を活性状態にすると、集積回路素子(1、
1)、(1、2)及び集積回路素子(5、1)(5、
2)のDQ端子、DQ0−DQ7から出力される出力デ
ータは、配線パターン130を介して32個のI/O端
子に供給される。次に、スキャン信号0とスキャン信号
17を活性状態にすると、集積回路素子(2、1)、
(2、2)及び集積回路素子(6、1)、(6、2)の
出力データをI/O端子から読出すことができる。この
ような方式で128個のメモリ素子(120)の出力デ
ータを読出すと、集積回路素子のどのDQ端子で間違っ
たデータが出力されるかを知り得るので、集積回路素子
のどのメモリブロックに不良メモリセルが存在するかを
知ることができる。なお、前記集積回路素子はメモリ素
子であり、前記検査基板は当該メモリ素子をアドレス指
定するアドレス信号が入力されるアドレス信号端子をさ
らに備えている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による検査
基板は、MDQモードとして動作する集積回路素子の不
良の有無と、標準モードとして動作する部分不良の集積
回路素子の検査とを1つの検査基板を用いて行うことが
できるので、検査時間が短縮され、検査基板の製造に必
要な費用が減少できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検査基板の概略回路図である。
【図2】本発明による検査基板を用いてMDQモードと
して動作する集積回路素子を検査する際、素子選択とデ
ータ出力との関係を説明するための検査基板の部分回路
図である。
【図3】本発明による検査基板を用いて部分不良メモリ
素子を検査する際、素子選択とデータ出力との関係を説
明するための検査基板の部分回路図である。
【図4】本発明の一実施の形態による検査基板の回路図
である。
【図5】本発明の一実施の形態による検査基板の回路図
である。
【符号の説明】
50 検査装置 60 ケーブル 62 I/O端子 70、120 集積回路素子 72、130 配線パターン 100、110 検査基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ出力端子を有する集積回路
    素子を検査する検査基板であって、 前記検査すべき集積回路素子が実装される複数のソケッ
    トと、 検査装置に連結される複数のI/O端子と、 前記集積回路素子が正常な標準動作モードとして動作す
    べきか、併合データ出力モードとして動作すべきかを選
    択するモード選択信号端子と、 前記集積回路素子の動作を制御する制御信号端子と、 前記複数の集積回路素子の各々のデータ出力端子と前記
    複数のI/O端子とを連結させるものであって、当該複
    数の集積回路素子が併合データ出力モードとして動作す
    る時には、前記複数のデータ出力端子の中で、併合デー
    タが出力される所定の個数の併合データ出力端子を前記
    複数のI/O端子に順に連結させ、当該複数の集積回路
    素子が標準動作モードとして動作する時は、当該集積回
    路素子のデータ出力端子を前記複数のI/O端子に順に
    連結させる配線パターンと、 前記複数の集積回路素子を前記複数のソケットに選択的
    にイネーブルさせるスキャン信号端子と、 を備えることを特徴とする併合データ出力モードおよび
    標準動作モードとして動作する集積回路素子を一緒に検
    査することができる検査基板。
  2. 【請求項2】 前記複数のソケットは、行列に配列され
    ることを特徴とする請求項1に記載の併合データ出力モ
    ードおよび標準動作モードとして動作する集積回路素子
    を一緒に検査することができる検査基板。
  3. 【請求項3】 前記複数のソケットは行列に配列されて
    おり、前記スキャン信号端子には、当該複数のソケット
    の行に配列される集積回路素子をイネーブルさせる行ス
    キャン信号と、当該複数のソケットの列に配列される集
    積回路素子をイネーブルさせる列スキャン信号とが入力
    され、前記集積回路素子は行スキャン信号と列スキャン
    信号が全て活性状態である時、イネーブルされることを
    特徴とする請求項1に記載の併合データ出力モードおよ
    び標準動作モードとして動作する集積回路素子を一緒に
    検査することができる検査基板。
  4. 【請求項4】 前記複数のI/O端子、モード選択信号
    端子、制御信号端子及びスキャン信号端子は、検査装置
    に連結されることを特徴とする請求項1に記載の併合デ
    ータ出力モードおよび標準動作モードとして動作する集
    積回路素子を一緒に検査することができる検査基板。
  5. 【請求項5】 前記集積回路素子はメモリ素子であり、
    前記検査基板は当該メモリ素子をアドレス指定するアド
    レス信号が入力されるアドレス信号端子をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の併合データ出力モー
    ドおよび標準動作モードとして動作する集積回路素子を
    一緒に検査することができる検査基板。
  6. 【請求項6】 前記複数のI/O端子はm個のI/Oを
    有し、前記複数のデータ出力端子はn個のデータ出力を
    有し、前記スキャン信号は、集積回路素子が標準動作モ
    ードとして動作する時、一度にm/n個の集積回路素子
    を同時にイネーブルさせることを特徴とする請求項1に
    記載の併合データ出力モードおよび標準動作モードとし
    て動作する集積回路素子を一緒に検査することができる
    検査基板。
  7. 【請求項7】 前記複数のI/O端子はm個のI/Oを
    有し、複数のデータ出力端子はn個のデータ出力を有
    し、前記所定の個数の併合データ出力端子は、p個(n
    >p)のデータ出力を有し、前記スキャン信号は、集積
    回路素子が併合データ出力モードとして動作する時、一
    度にm/p個の集積回路素子を同時にイネーブルさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の併合データ出力モー
    ドおよび標準動作モードとして動作する集積回路素子を
    一緒に検査することができる検査基板。
  8. 【請求項8】 前記配線パターンは、複数のI/O端子
    がn個単位で集積回路素子に連結されるように設計され
    ることを特徴とする請求項6又は7に記載の併合データ
    出力モードおよび標準動作モードとして動作する集積回
    路素子を一緒に検査することができる検査基板。
  9. 【請求項9】 前記列スキャン信号は、集積回路素子が
    併合データ出力モードとして動作する時には、常に活性
    状態にあることを特徴とする請求項3に記載の併合デー
    タ出力モードおよび標準動作モードとして動作する集積
    回路素子を一緒に検査することができる検査基板。
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