JPH10222998A - メモリ試験方法及びメモリ試験装置 - Google Patents

メモリ試験方法及びメモリ試験装置

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JPH10222998A
JPH10222998A JP9021340A JP2134097A JPH10222998A JP H10222998 A JPH10222998 A JP H10222998A JP 9021340 A JP9021340 A JP 9021340A JP 2134097 A JP2134097 A JP 2134097A JP H10222998 A JPH10222998 A JP H10222998A
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信一郎 佐藤
Yukio Shimizu
幸男 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハプロセスの問題点解析を短時間で効率
よく行うことができるメモリ試験装置を提供する。 【解決手段】 メモリ試験装置10は、不良解析メモリ
5、物理変換及び要素ごとのフェイルビットマップ表示
処理を行う演算処理装置11、不良セルの位置を要素ご
とのフェイルビットマップにより表示可能な表示装置1
2、演算処理装置11の処理内容を記憶する記憶装置1
3を備え、半導体メモリを試験し、試験後の不良セルの
位置を不良解析メモリ5に蓄積するとともに、ウェハプ
ロセスの工程で使用するマスクデータ情報に基づいて不
良解析メモリ5に蓄積されたデータからメモリのブロッ
クごと、ビット線ごと、ワード線ごと、その他の不良等
の要素に分けて要素ごとのフェイルビットマップを表示
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ試験
方法に係り、詳細には、メモリを試験し、不良セルの位
置をフェイルビットマップとして表示してメモリの不良
解析を行うメモリ試験方法及びメモリ試験装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メモリLSIは、メモリセルとその周辺
回路が同一チップに搭載されており、メモリLSIの試
験では各種の特徴のある試験技術が用いられている。
【0003】フェイルビットマップは、チップ内のセル
アレーに着目して、アドレス対応に不良セルの位置を2
次元マップ表示する方法である。フェイルビットマップ
は、不良セルの位置を正確にとらえられるので、製造マ
スクやチップ上の配線抵抗と不良セルの関係等のセル位
置による詳細な解析に用いられる。不良セルの位置は、
不良解析メモリに蓄積する。
【0004】従来のこの種のメモリの不良解析装置とし
ては、例えば、特開平6−131898号、特開平6−
119799号、の各公報に開示されたものがある。
【0005】図6は従来のメモリ試験装置の構成を示す
図である。
【0006】図6において、1はパターン発生器、2は
波形生成器、3は試験メモリ、4は論理比較器、5は不
良解析メモリ、6は物理変換を行うための演算処理装
置、7は不良セルの位置をフェイルビットマップとして
表示する表示装置、8は記憶装置である。
【0007】上記パターン発生器1からは、試験パター
ンデータPDと、期待値パターンKDとが出力される。
試験パターンデータPDは波形生成器2に与えられ、こ
の波形生成器2で実波形に変換され、試験パターン信号
として被試験メモリ3に与えられる。また、試験パター
ンデータPDには、アドレス信号が付加されており、そ
のアドレス信号によって被試験メモリ3がアクセスされ
て試験パターン信号の書き込みと読み出しが行われる。
【0008】上記被試験メモリ3から読み出されたデー
タは、論理比較器4に与えられ、この論理比較器4で、
パターン発生器1から出力された期待値データKDと比
較される。
【0009】上記論理比較器4の出力側には、不良解析
メモリ5が接続されており、この不良解析メモリ5は、
被試験メモリ3と同等のアドレス空間を有し、被試験メ
モリ3と同じアドレス信号でアクセスされる。論理比較
器4で不一致が検出されると、不良解析メモリ5には不
一致が発生したアドレスに不良の発生を表す「1」論理
が書き込まれる。
【0010】このように構成することにより、試験終了
後に不良解析メモリ5を読み出し、「1」論理が書き込
まれたアドレスを読み出すようにすれば、不良セルの位
置を知ることができる。
【0011】この不良解析メモリ5の内容をデバイスの
メモリセルレイアウトイメージに並び換えて(以後、物
理変換という)不良セルの位置を表示装置にドット表示
等によって表示させる。この表示方法をフェイルビット
マップといい、このフェイルビットマップにより不良セ
ルの特定を容易にしている。
【0012】図7は上記演算処理装置6における不良解
析処理を示すフローチャートであり、図中のSはフロー
の各ステップを示す。
【0013】まず、ステップS1で不良解析メモリ5へ
の不良取り込みを行い、ステップS2で記憶装置8への
不良ビット情報の書込みを行う。
【0014】次いで、ステップS3で不良ビットデータ
を物理変換後、表示装置7に表示して処理を終える。
【0015】このように、プロービングテスト(ウェハ
でのテスト)で得られる不良ビットデータを上記図7に
示す処理により記憶装置8に記憶しておき、物理変換後
のフェイルビットマップを縮小処理し、ウェハショット
イメージに並べると(図6の表示装置7参照)、プロー
ビングテスト終了後に、複数デバイスの大まかな不良状
況を観察することができ、また各デバイスに注目すれば
不良セル位置の詳細観測も可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のメモリの不良解析装置にあっては、上述した
解析により、個々のメモリデバイスのセル欠陥位置をグ
ラフィカルに表示し、解析することは容易にできもの
の、その欠陥がそのデバイス固有のものであるのか、あ
るいは、そのウェハプロセスのいずれかの工程で生じた
問題で発生し、歩留まり低下の一因になっているのかを
判断するのは難しかった。また、複数の欠陥が混在する
不良情報の中から、どのような不良要因が含まれている
のかを分離していくためには、単にフェイルビットマッ
プを表示し解析する方法では非常な労力を要する。この
問題はメモリ容量が大規模になればなるほど深刻な問題
となってくる。
【0017】本発明は、ウェハプロセスの問題点解析を
短時間で効率よく行うことができるメモリ試験方法及び
メモリ試験装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリ試験
方法は、不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積すると
ともに、フェイルビットマップとして表示するメモリ試
験方法において、ビット線に関する不良セルの数を合計
する工程と、合計された不良セルの数と所定値とを比較
する工程と、比較結果に基づいてビット線を不良ビット
線として表示する工程とを備えたことを特徴とする。
【0019】本発明に係るメモリ試験方法は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験方法において、
ワード線に関する不良セルの数を合計する工程と、合計
された不良セルの数と所定値とを比較する工程と、比較
結果に基づいてワード線を不良ワード線として表示する
工程とを備えたことを特徴とする。
【0020】本発明に係るメモリ試験方法は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験方法において、
ブロックに関する不良セルの数を合計する工程と、合計
された不良セルの数と所定値とを比較する工程と、比較
結果に基づいてブロックを不良ブロックとして表示する
工程とを備えたことを特徴とする。
【0021】本発明に係るメモリ試験方法は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験方法において、
メモリセル欠陥に関する不良セルの数を合計する工程
と、合計された不良セルの数と所定値とを比較する工程
と、比較結果に基づいてメモリセル欠陥を不良セルとし
て表示する工程とを備えたことを特徴とする。
【0022】本発明に係るメモリ試験方法は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験方法において、
ビット線に関する不良セルの数を合計する工程と、合計
された不良セルの数と第1の値とを比較する工程と、比
較結果に基づいてビット線を不良ビット線として表示す
る工程と、ワード線に関する不良セルの数を合計する工
程と、合計された不良セルの数と第2の値とを比較する
工程と、比較結果に基づいてワード線を不良ワード線と
して表示する工程と、ブロックに関する不良セルの数を
合計する工程と、合計された不良セルの数と第3の値と
を比較する工程と、比較結果に基づいてブロックを不良
ブロックとして表示する工程とを備えたことを特徴とす
る。
【0023】本発明に係るメモリ試験方法は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験方法において、
複数のチップに関して共通のアドレスを持つ不良セルの
数を合計する工程と、合計された不良セルの数に基づい
てフェイルビットマップを表示する工程とを備えたこと
を特徴とする。
【0024】上記メモリ試験方法は、複数のチップに関
して共通する不良ビット線の数を合計する工程と、合計
された不良ビット線の数に基づいてフェイルビットマッ
プを表示する工程とを備えたものであってもよい。
【0025】上記メモリ試験方法は、複数のチップに関
して共通する不良ワード線の数を合計する工程と、合計
された不良ワード線の数に基づいてフェイルビットマッ
プを表示する工程とを備えたものであってもよい。
【0026】上記メモリ試験方法は、複数のチップに関
して共通する不良ブロックの数を合計する工程と、合計
された不良ブロックの数に基づいてフェイルビットマッ
プを表示する工程とを備えたものであってもよい。
【0027】上記メモリ試験方法は、複数のチップに関
して共通するメモリセル欠陥の数を合計する工程と、合
計されたメモリセル欠陥の数に基づいてフェイルビット
マップを表示する工程とを備えたものであってもよい。
【0028】上記メモリ試験方法は、複数のチップに関
して共通する不良ビット線の数を合計する工程と、複数
のチップに関して共通する不良ワード線の数を合計する
工程と、複数のチップに関して共通する不良ブロックの
数を合計する工程と、合計された不良ビット線、不良ワ
ード線及び不良ブロックの数に基づいてフェイルビット
マップを表示する工程とを備えたものであってもよい。
【0029】また、本発明に係るメモリ試験装置は、不
良セルの位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フ
ェイルビットマップとして表示するメモリ試験装置にお
いて、ビット線に関する不良セルの数を合計する不良セ
ル数合計手段と、合計された不良セルの数と所定値とを
比較する比較手段と、比較結果に基づいてビット線を不
良ビット線として表示する表示手段とを備える。
【0030】本発明に係るメモリ試験装置は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験装置において、
ワード線に関する不良セルの数を合計する不良セル数合
計手段と、合計された不良セルの数と所定値とを比較す
る比較手段と、比較結果に基づいてワード線を不良ワー
ド線として表示する表示手段とを備える。
【0031】本発明に係るメモリ試験装置は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験装置において、
ブロックに関する不良セルの数を合計する不良セル数合
計手段と、合計された不良セルの数と所定値とを比較す
る比較手段と、比較結果に基づいてブロックを不良ブロ
ックとして表示する表示手段とを備える。
【0032】本発明に係るメモリ試験装置は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験装置において、
メモリセル欠陥に関する不良セルの数を合計する不良セ
ル数合計手段と、合計された不良セルの数と所定値とを
比較する比較手段と、比較結果に基づいてメモリセル欠
陥を不良セルとして表示する表示手段とを備える。
【0033】本発明に係るメモリ試験装置は、不良セル
の位置を不良解析メモリに蓄積するとともに、フェイル
ビットマップとして表示するメモリ試験装置において、
複数のチップに関して共通のアドレスを持つ不良セルの
数を合計する不良セル数合計手段と、合計された不良セ
ルの数に基づいてフェイルビットマップを表示する表示
手段とを備える。
【0034】上記メモリ試験装置は、複数のチップに関
して共通する不良ビット線の数を合計する不良ビット線
数合計手段と、合計された不良ビット線の数に基づいて
フェイルビットマップを表示する表示手段とを備えたも
のであってもよい。
【0035】上記メモリ試験装置は、複数のチップに関
して共通する不良ワード線の数を合計する不良ワード線
数合計手段と、合計された不良ワード線の数に基づいて
フェイルビットマップを表示する表示手段とを備えたも
のであってもよい。
【0036】上記メモリ試験装置は、複数のチップに関
して共通する不良ブロックの数を合計する不良ブロック
数合計手段と、合計された不良ブロックの数に基づいて
フェイルビットマップを表示する表示手段とを備えたも
のであってもよい。
【0037】上記メモリ試験装置は、複数のチップに関
して共通するメモリセル欠陥の数を合計するメモリセル
欠陥数合計手段と、合計されたメモリセル欠陥の数に基
づいてフェイルビットマップを表示する表示手段とを備
えたものであってもよい。
【0038】上記メモリ試験装置は、合計手段が、ウェ
ハプロセスの工程で使用するマスクデータ情報に基づい
て合計するものであってもよい。
【0039】上記メモリ試験装置は、上記マスクデータ
情報が、ウェハ上にパターンを露光させるときの同一露
光グループごとに、ウェハプロセスの工程で使用するマ
スクデータ情報であってもよく、上記マスクデータ情報
が、最小セルレイアウトグループごとに、ウェハプロセ
スの工程で使用するマスクデータ情報であってもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明に係るメモリ試験方法及び
メモリ試験装置は、メモリLSIの不良解析を行う装置
に適用することができる。
【0041】図1は本発明の第1の実施形態に係るメモ
リ試験方法及びメモリ試験装置の構成を示すブロック図
である。本実施形態に係るメモリ試験方法及びメモリ試
験装置は、メモリの不良解析処理及び表示方法に特徴が
あり、ハード的構成自体は前記図6と同様な装置を使用
することができる。このため、同一構成部材には同一番
号を付して使用する。
【0042】図1において、10はメモリ試験装置であ
り、1はパターン発生器、2は波形生成器、3は試験メ
モリ、4は論理比較器、5は不良解析メモリ、11は物
理変換及び要素ごとのフェイルビットマップ表示処理を
行う演算処理装置(不良セル数合計手段、合計手段、比
較手段)、12は不良セルの位置を要素ごとのフェイル
ビットマップにより表示可能な表示装置(表示手段)、
13は演算処理装置11の処理内容を記憶する記憶装置
である。
【0043】上記パターン発生器1からは、試験パター
ンデータPDと、期待値パターンKDとが出力される。
試験パターンデータPDは波形生成器2に与えられ、こ
の波形生成器2で実波形に変換され、試験パターン信号
として被試験メモリ3に与えられる。また、試験パター
ンデータPDには、アドレス信号が付加されており、そ
のアドレス信号によって被試験メモリ3がアクセスされ
て試験パターン信号の書き込みと読み出しが行われる。
【0044】上記被試験メモリ3から読み出されたデー
タは、論理比較器4に与えられ、この論理比較器4で、
パターン発生器1から出力された期待値データKDと比
較される。
【0045】上記論理比較器4の出力側には、不良解析
メモリ5が接続されており、この不良解析メモリ5は、
被試験メモリ3と同等のアドレス空間を有し、被試験メ
モリ3と同じアドレス信号でアクセスされる。論理比較
器4で不一致が検出されると、不良解析メモリ5には不
一致が発生したアドレスに不良の発生を表す「1」論理
が書き込まれる。
【0046】試験終了後に不良解析メモリ5を読み出
し、「1」論理が書き込まれたアドレスを読み出すよう
にすれば、不良セルの位置を知ることができる。
【0047】上記演算処理装置11は、上記不良解析メ
モリ5の内容をデバイスのメモリセルレイアウトイメー
ジに並び換える物理変換を行って不良セルの位置をドッ
ト表示等によって表示するフェイルビットマップ処理に
加え、さらに、平面上に点が表示されるだけのフェイル
ビットマップに対して、ビット線不良、ワード線不良、
ブロック不良などの要素に分けて要素ごとのフェイルビ
ットマップを表示可能にし、さらにそれらを目的とする
グループごとに分けて処理する機能を有する。このビッ
ト線不良、ワード線不良などの要素ごとの不良処理の詳
細については図2及び図3により後述する。
【0048】以下、上述のように構成されたメモリ試験
装置10の動作を説明する。
【0049】図2は、メモリ試験装置10の動作を示す
フローチャートであり、不良ビットデータを蓄えた不良
解析メモリ5を読み出し、物理変換による並び替えを行
い、このデータ(Dpyn)に各種パラメータによる処
理を行うものである。
【0050】まず、ステップS11で、前記図6で述べ
た方法により取得した不良ビットデータを記憶装置13
から読み出す。
【0051】次いで、ステップS12で記憶装置13か
ら読み出したデータを、処理するチップの物理変換論理
式によるビットの並び替えを行って、変換後の不良情報
を表示装置12にフェイルビットマップにより表示す
る。
【0052】ステップS13では、あらかじめ与えてお
いたメモリのブロック分割情報を基に各X、Yライン上
の不良セル数を積算する。
【0053】この積算データをNbxn,Nbyn(b
=0,1,2,…、n=0,1,2,…)とする。この
後、解析を行うメモリで、あらかじめ推測できる不良形
状のみに注目した加工を行う。加工例として、以下ステ
ップS14〜S17を説明する。
【0054】ステップS14で、ブロック内の総メモリ
セル数未満の判定値Blimに対し、Blim<sum
(Nbxn)となるブロックをブロック不良と定義し、
この判定に当てはまるブロックの不良ビットマップのみ
表示し記憶装置13に記憶する(DBln)。
【0055】ステップS14に分類された不良ブロック
以外のブロックにより、ステップS15の処理を以下の
ように行う。
【0056】ブロック内の1ワード線に存在するメモリ
セル数の最大値未満の判定値Ylimに対し、Nbxn
>Ylimとなるラインを抽出し、この判定に当てはま
る不良ビットマップのみ表示し記憶装置13に記憶する
(Dwn)。
【0057】ステップS14及びステップS15以外の
不良ビットにより、ステップS16の処理を以下のよう
に行う。
【0058】ブロック内の1ビット線に存在するメモリ
セル数の最大値未満の判定値Xlimに対しNbyn>
Xlimとなるラインを抽出し、この判定に当てはまる
不良ビットマップのみ表示し、記憶装置13に記憶する
(Dbtn)。
【0059】さらに、ステップS16以外の場合は、ス
テップS17でステップS14〜ステップS16以外の
不良ビットを表示し、記憶装置13に記憶する(Dc
n)。図3は、上述した処理により不良ビットデータを
蓄えた不良解析メモリ5を読み出し、物理変換による並
び替え後、要素ごとのフェイルビットマップ表示処理を
行った表示を示す図である。
【0060】図3において、Nbxnはブロックb,ア
ドレスxnライン上の不良ビット数、Nbynはブロッ
クb,アドレスynライン上の不良ビット数であり、図
3(a)は全不良ビット表示、図3(b)はブロック不
良のみ表示、図3(c)はワード線不良のみ表示、図3
(d)はビット線不良のみ表示、図3(e)はその他不
良表示例である。
【0061】本実施形態に係るメモリ試験方法及びメモ
リ試験装置は、不良ビットデータを蓄えた不良解析メモ
リ5から不良ビットデータを読み出して、物理変換によ
る並び替えを行い、このデータ(Dpyn)に前記図2
に示す各種パラメータによる処理を行うものである。
【0062】すなわち、1チップの不良ビットマップに
おいて、図3に示すように、マップ上の不良数を、X
軸,Y軸の各アドレスごとに集計し、この集計結果でマ
スク処理を行うことにより、ビット線、ワード線、小数
ビット不良など、注目する不良モードのみ表示する。上
記マスク処理として、例えばビット線不良の場合は、図
3(a)のNbyn,Nbyn+1,…のうち、ビット
線不良と定義する不良ビット数Nbl未満の不良ライン
を消去し、表示を行うことにより、ビット線不良モード
のみ表示する。これにより解析したい不良モードの絞り
込みが可能になる。
【0063】このように、従来例では単純にフェイルの
セルを表示するだけであったのに対し、本実施形態では
メモリのブロックごと、ビット線ごと、ワード線ごと、
その他の不良、等に分けて表示することが可能になる。
【0064】以上説明したように、第1の実施形態に係
るメモリ試験装置10は、不良解析メモリ5、物理変換
及び要素ごとのフェイルビットマップ表示処理を行う演
算処理装置11、不良セルの位置を要素ごとのフェイル
ビットマップにより表示可能な表示装置12、演算処理
装置11の処理内容を記憶する記憶装置13を備え、半
導体メモリを試験し、試験後の不良セルの位置を不良解
析メモリ5に蓄積するとともに、ウェハプロセスの工程
で使用するマスクデータ情報に基づいて不良解析メモリ
5に蓄積されたデータからメモリのブロックごと、ビッ
ト線ごと、ワード線ごと、その他の不良等の要素に分け
て要素ごとのフェイルビットマップを表示するように構
成しているので、混在したメモリの不良モードを、ブロ
ック不良、ワードライン不良、ビットライン不良、メモ
リセル欠陥に分類し表示することができ、対策を行いた
い不良モードに着目した解析が可能になる。
【0065】したがって、欠陥がデバイス固有のもので
あるのか、ウェハプロセスのいずれかの工程で生じたか
の判断が容易になり、また、複数の欠陥が混在する不良
情報の中から、どのような不良要因が含まれているのか
容易に解析することが可能になる。特に、メモリ容量が
大規模になる場合であってもウェハプロセスの問題点解
析を短時間で効率よく行うことができる。
【0066】図4は本発明の第2の実施形態に係るメモ
リ試験方法及びメモリ試験装置の全体処理を示す解析フ
ローチャートである。
【0067】本実施形態に係るメモリ試験方法及びメモ
リ試験装置は、前記図1における演算処理装置11が、
フェイルビットマップに対して、ビット線不良、ワード
線不良、ブロック不良などの要素に分けて要素ごとのフ
ェイルビットマップを表示可能にし、さらに各チップご
とのフェイルマップを処理する機能を有する。
【0068】具体的には、前記第1の実施形態で取得し
た複数チップ不良ビットマップのデータ(Dpyn:物
理変換後)を積算処理し、複数チップに対する不良ビッ
ト解析を行う構造となっている。
【0069】すなわち、前記第1の実施形態で取得した
各チップごとのフェイルマップを複数積算処理し、全体
的な傾向をとらえるものである。
【0070】以下、上述のように構成されたメモリ試験
方法及びメモリ試験装置の動作を説明する。
【0071】図4は、メモリ試験方法及びメモリ試験装
置の動作を示すフローチャートであり、不良ビットデー
タを蓄えた不良解析メモリを読み出し、物理変換による
並び替えを行い、このデータ(Dpyn)に各種パラメ
ータによる処理を行うものである。
【0072】まず、ステップS21で、前記第1の実施
形態で述べた方法により処理した物理変換後のデータを
読み出し、ステップS22で不良ビットマップの各セル
ごとに不良セルを加算する。
【0073】次いで、ステップS23で処理データがあ
るか否かを判別し、処理データがあるときはステップS
21に戻って上記アドレスごとの加算処理を任意の数の
チップ数だけ繰り返す。処理データがなくなるとステッ
プS24以降に進む。
【0074】ステップS24では、各セルに積算された
不良セル数に対し、あらかじめ定義しておいたセル数の
グループにソーティング処理を行い、ステップS25で
各グループに指定した色により不良ビットを表示して本
フローの処理を終える。
【0075】また、ステップS26で積算された不良数
の中で最大となる不良数未満の表示したい不良数の範囲
(Smax,Smin)を指定し、ステップS27で指
定した積算不良数に当てはまるアドレスのセルを表示す
る。
【0076】以上説明したように、第2の実施形態に係
るメモリ試験方法及びメモリ試験装置は、不良形状に該
当する不良ビットマップを、複数のチップ数分積算し、
この積算結果に基づいて欠陥発生頻度の大きいメモリセ
ル位置及び不良形状を出力するようにしているので、欠
陥の全体的な傾向をとらえることができ、ウェハプロセ
スで欠陥のおきやすいメモリセルの位置の特定や不良形
状の解析が容易にできる。
【0077】ここで、第3の実施形態として、前記第1
の実施形態で分類したブロック不良、ワードライン不
良、ビットライン不良、メモリセル欠陥のデータ(Db
ln,Dwn,Dbtn,Dcn)に対し、第2の実施
形態の処理を行うようにしてもよい。
【0078】具体的には、図4に示すフローチャートに
おいて、上記第2の実施形態の処理を分類した不良モー
ドごとに行う。
【0079】したがって、第3の実施形態に係るメモリ
試験方法及びメモリ試験装置は、複数チップのデータ重
ね合わせにより煩雑になるデータを、あらかじめ分類し
ておいた不良モードに着目した処理を行うことにより、
ウェハプロセスでの欠陥解析をさらに容易にすることが
できる。
【0080】図5は本発明の第4の実施形態に係るメモ
リ試験方法及びメモリ試験装置の処理概念を示す図であ
り、半導体のウェハプロセスにおいて、露光装置等によ
る一度に処理するグループの概念図である。本実施形態
は、このグループに着目した欠陥解析である。
【0081】図5において、21はウェハスケール、2
2は同一露光グループを示すレチクルショットである。
【0082】本実施形態は、ウェハ上にパターンを露光
させるときの同一露光グループ(レチクル)ごとに前記
第1の実施形態の処理を行う構成とする。
【0083】以上の構成において、グループエリアのデ
ータをあらかじめ与えておき、そのグループ内に配置さ
れるチップの同一ロケーションのチップごとに前記図4
に示すフローチャートの処理を行う。
【0084】以上説明したように、第4の実施形態に係
るメモリ試験方法及びメモリ試験装置は、ウェハ上にパ
ターンを露光させるときの同一露光グループごとに、ウ
ェハプロセスの工程で使用するマスクデータ情報に基づ
いて不良解析メモリ5に蓄積されたデータから所定の不
良形状に対応する不良データを抽出し、不良形状に該当
する不良ビットマップとして表示するようにしているの
で、グループ内の配置に依存した不良解析を行うことが
できる。これにより、欠陥の発生する工程がどの工程で
あるかの絞り込みが可能になる。
【0085】ここで、第5の実施形態として、最小セル
レイアウトグループごとに前記第1の実施形態の処理を
行うようにしてもよい。
【0086】メモリセルのレイアウトは、通常、最小構
成のメモリセルレイアウトを基に製品に実装するメモリ
容量分繰り返して行う。本実施形態は、この最小構成の
セルレイアウト単位に着目したメモリセル欠陥解析であ
る。
【0087】以上の構成において、前記第1の実施形態
で分類したメモリセル欠陥データ(Dcn)に対し、メ
モリセルの最小レイアウト情報をあらかじめ指定してお
き、この最小セルレイアウト上に存在するメモリセルご
とにフェイルビットの積算処理を行う。最小セルレイア
ウトが、ミラー処理などで複数ある場合は、それぞれ別
グループとして積算する。このデータに対し第2の実施
形態処理を行い、最小セルレイアウトのグループごとに
表示する。
【0088】以上説明したように、第5の実施形態に係
るメモリ試験方法及びメモリ試験装置は、最小セルレイ
アウトグループごとに、ウェハプロセスの工程で使用す
るマスクデータ情報に基づいて不良解析メモリ5に蓄積
されたデータから所定の不良形状に対応する不良データ
を抽出し、不良形状に該当する不良ビットマップとして
表示するようにしているので、メモリセルの不良とメモ
リセルのレイアウトの関係が解析できるため、プロセス
欠陥の起きやすいレイアウト上のウィークポイントを容
易に判別することができる。
【0089】なお、上記各実施形態では、メモリ試験方
法をメモリセルの不良解析ツールとして適用した例で説
明したが、このメモリ試験方法をメモリテストパターン
の不良検出感度評価に適用することも勿論可能であり、
この不良検出感度評価に使うことにより、テストパター
ンやテスト条件の有効性を判定でき、効率的なテストフ
ロー構築を行うことができる。
【0090】また、上記各実施形態に係る装置では、メ
モリ試験方法及びメモリ試験装置を、メモリLSIの試
験装置に適用した例であるが、勿論これに限定されず、
例えばVLIS、フルカスタムVLSIのメモリ試験方
法であってもよいことは言うまでもない。また、不良形
状のパターンはどのうようなものであってもよく何れか
一方のみを解析する装置であってもよい。さらに、メモ
リ試験方法は、各種装置の一部に組み込まれる回路、若
しくはソフトウェアにより実現する態様であってもよ
い。
【0091】また、上記メモリ試験方法及びメモリ試験
装置を構成する、例えばパターン発生器、比較器、不良
解析メモリ、演算処理装置、表示装置等の種類、数、接
続方法、さらには試験パターンなどは前述した上述の実
施形態に限られないことは言うまでもない。
【0092】
【発明の効果】本発明に係るメモリ試験方法及びメモリ
試験装置では、不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
モリ試験方法において、例えばビット線、ワード線、ブ
ロックに関する不良セルの数を合計する工程と、合計さ
れた不良セルの数と所定値とを比較する工程と、比較結
果に基づいてビット線を不良ビット線として表示する工
程とを備えているので、対策を行いたい不良モードに着
目した解析が可能になり、欠陥がデバイス固有のもので
あるのか、ウェハプロセスのいずれかの工程で生じたか
の判断が容易になるとともに、複数の欠陥が混在する不
良情報の中から、どのような不良要因が含まれているの
か容易に解析することができ、ウェハプロセスの問題点
解析を短時間で効率よく行うことができる。
【0093】また、本発明に係るメモリ試験方法及びメ
モリ試験装置では、複数のチップに関して共通のアドレ
スを持つ不良セルの数を合計する工程と、合計された不
良セルの数に基づいてフェイルビットマップを表示する
工程とを備えているので、複数のチップに関して欠陥の
全体的な傾向をとらえることができ、ウェハプロセスで
欠陥のおきやすいメモリセルの位置の特定や不良形状の
解析が容易にできる。
【0094】また、本発明に係るメモリ試験方法及びメ
モリ試験装置では、複数のチップに関して共通する例え
ば、不良ビット線、不良ワード線、不良ブロックの数を
合計する工程と、合計された不良ビット線の数に基づい
てフェイルビットマップを表示する工程とを備えている
ので、欠陥の全体的な傾向をとらえることができ、ウェ
ハプロセスで欠陥のおきやすいメモリセルの位置の特定
や不良形状の解析が容易にできる。
【0095】また、本発明に係るメモリ試験方法及びメ
モリ試験装置では、ウェハ上にパターンを露光させると
きの同一露光グループごとに、ウェハプロセスの工程で
使用するマスクデータ情報に基づいて不良解析メモリに
蓄積されたデータから所定の不良形状に対応する不良デ
ータを抽出し、該不良形状に該当する不良ビットマップ
として表示するように構成したので、グループ内の配置
に依存した不良解析を行うことができる。
【0096】また、本発明に係るメモリ試験方法及びメ
モリ試験装置では、最小セルレイアウトグループごと
に、ウェハプロセスの工程で使用するマスクデータ情報
に基づいて不良解析メモリに蓄積されたデータから所定
の不良形状に対応する不良データを抽出し、該不良形状
に該当する不良ビットマップとして表示するように構成
したので、メモリセルの不良とメモリセルのレイアウト
の関係が解析でき、プロセス欠陥の起きやすいレイアウ
ト上のウィークポイントを容易に判別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係るメモリ
試験方法及びメモリ試験装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】上記メモリ試験方法及びメモリ試験装置の解析
処理を示すフローチャートである。
【図3】上記メモリ試験方法及びメモリ試験装置の解析
処理を説明するための図である。
【図4】本発明を適用した第2の実施形態に係るメモリ
試験方法及びメモリ試験装置の不良解析処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明を適用した第4の実施形態に係るメモリ
試験方法及びメモリ試験装置の不良解析処理を説明する
ための図である。
【図6】従来のメモリ試験装置の構成を示すブロック図
である。
【図7】従来のメモリ試験装置の解析処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 パターン発生器、2 波形生成器、3 試験メモ
リ、4 論理比較器、5不良解析メモリ、10 メモリ
試験装置、11 演算処理装置(不良セル数合計手段、
合計手段、比較手段)、12 表示装置(表示手段)、
13 記憶装置

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
    するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
    モリ試験方法において、 ビット線に関する前記不良セルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する工程
    と、 前記比較結果に基づいて前記ビット線を不良ビット線と
    して表示する工程とを備えたことを特徴とするメモリ試
    験方法。
  2. 【請求項2】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
    するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
    モリ試験方法において、 ワード線に関する前記不良セルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する工程
    と、 前記比較結果に基づいて前記ワード線を不良ワード線と
    して表示する工程とを備えたことを特徴とするメモリ試
    験方法。
  3. 【請求項3】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
    するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
    モリ試験方法において、 ブロックに関する前記不良セルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する工程
    と、 前記比較結果に基づいて前記ブロックを不良ブロックと
    して表示する工程とを備えたことを特徴とするメモリ試
    験方法。
  4. 【請求項4】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
    するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
    モリ試験方法において、 メモリセル欠陥に関する前記不良セルの数を合計する工
    程と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する工程
    と、 前記比較結果に基づいて前記メモリセル欠陥を不良セル
    として表示する工程とを備えたことを特徴とするメモリ
    試験方法。
  5. 【請求項5】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
    するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
    モリ試験方法において、 ビット線に関する前記不良セルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数と第1の値とを比較する工
    程と、 前記比較結果に基づいて前記ビット線を不良ビット線と
    して表示する工程と、 ワード線に関する前記不良セルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数と第2の値とを比較する工
    程と、 前記比較結果に基づいて前記ワード線を不良ワード線と
    して表示する工程と、 ブロックに関する前記不良セルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数と第3の値とを比較する工
    程と、 前記比較結果に基づいて前記ブロックを不良ブロックと
    して表示する工程とを備えたことを特徴とするメモリ試
    験方法。
  6. 【請求項6】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄積
    するとともに、フェイルビットマップとして表示するメ
    モリ試験方法において、 複数のチップに関して共通のアドレスを持つ前記不良セ
    ルの数を合計する工程と、 前記合計された不良セルの数に基づいて前記フェイルビ
    ットマップを表示する工程とを備えたことを特徴とする
    メモリ試験方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項1記載のメモリ試験方法にお
    いて、 複数のチップに関して共通する前記不良ビット線の数を
    合計する工程と、 前記合計された不良ビット線の数に基づいて前記フェイ
    ルビットマップを表示する工程とを備えたことを特徴と
    するメモリ試験方法。
  8. 【請求項8】 上記請求項2記載のメモリ試験方法にお
    いて、 複数のチップに関して共通する前記不良ワード線の数を
    合計する工程と、 前記合計された不良ワード線の数に基づいて前記フェイ
    ルビットマップを表示する工程とを備えたことを特徴と
    するメモリ試験方法。
  9. 【請求項9】 上記請求項3記載のメモリ試験方法にお
    いて、 複数のチップに関して共通する前記不良ブロックの数を
    合計する工程と、 前記合計された不良ブロックの数に基づいて前記フェイ
    ルビットマップを表示する工程とを備えたことを特徴と
    するメモリ試験方法。
  10. 【請求項10】 上記請求項4記載のメモリ試験方法に
    おいて、 複数のチップに関して共通する前記メモリセル欠陥の数
    を合計する工程と、 前記合計されたメモリセル欠陥の数に基づいて前記フェ
    イルビットマップを表示する工程とを備えたことを特徴
    とするメモリ試験方法。
  11. 【請求項11】 上記請求項5記載のメモリ試験方法に
    おいて、 複数のチップに関して共通する前記不良ビット線の数を
    合計する工程と、 複数のチップに関して共通する前記不良ワード線の数を
    合計する工程と、 複数のチップに関して共通する前記不良ブロックの数を
    合計する工程と、 前記合計された不良ビット線、不良ワード線及び不良ブ
    ロックの数に基づいて前記フェイルビットマップを表示
    する工程とを備えたことを特徴とするメモリ試験方法。
  12. 【請求項12】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄
    積するとともに、フェイルビットマップとして表示する
    メモリ試験装置において、 ビット線に関する前記不良セルの数を合計する不良セル
    数合計手段と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する比較
    手段と、 前記比較結果に基づいて前記ビット線を不良ビット線と
    して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするメモ
    リ試験装置。
  13. 【請求項13】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄
    積するとともに、フェイルビットマップとして表示する
    メモリ試験装置において、 ワード線に関する前記不良セルの数を合計する不良セル
    数合計手段と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する比較
    手段と、 前記比較結果に基づいて前記ワード線を不良ワード線と
    して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするメモ
    リ試験装置。
  14. 【請求項14】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄
    積するとともに、フェイルビットマップとして表示する
    メモリ試験装置において、 ブロックに関する前記不良セルの数を合計する不良セル
    数合計手段と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する比較
    手段と、 前記比較結果に基づいて前記ブロックを不良ブロックと
    して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするメモ
    リ試験装置。
  15. 【請求項15】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄
    積するとともに、フェイルビットマップとして表示する
    メモリ試験装置において、 メモリセル欠陥に関する前記不良セルの数を合計する不
    良セル数合計手段と、 前記合計された不良セルの数と所定値とを比較する比較
    手段と、 前記比較結果に基づいて前記メモリセル欠陥を不良セル
    として表示する表示手段とを備えたことを特徴とするメ
    モリ試験装置。
  16. 【請求項16】 不良セルの位置を不良解析メモリに蓄
    積するとともに、フェイルビットマップとして表示する
    メモリ試験装置において、 複数のチップに関して共通のアドレスを持つ前記不良セ
    ルの数を合計する不良セル数合計手段と、 前記合計された不良セルの数に基づいて前記フェイルビ
    ットマップを表示する表示手段とを備えたことを特徴と
    するメモリ試験装置。
  17. 【請求項17】 上記請求項12記載のメモリ試験装置
    において、 複数のチップに関して共通する前記不良ビット線の数を
    合計する不良ビット線数合計手段と、 前記合計された不良ビット線の数に基づいて前記フェイ
    ルビットマップを表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とするメモリ試験装置。
  18. 【請求項18】 上記請求項13記載のメモリ試験装置
    において、 複数のチップに関して共通する前記不良ワード線の数を
    合計する不良ワード線数合計手段と、 前記合計された不良ワード線の数に基づいて前記フェイ
    ルビットマップを表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とするメモリ試験装置。
  19. 【請求項19】 上記請求項14記載のメモリ試験装置
    において、 複数のチップに関して共通する前記不良ブロックの数を
    合計する不良ブロック数合計手段と、 前記合計された不良ブロックの数に基づいて前記フェイ
    ルビットマップを表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とするメモリ試験装置。
  20. 【請求項20】 上記請求項15記載のメモリ試験装置
    において、 複数のチップに関して共通する前記メモリセル欠陥の数
    を合計するメモリセル欠陥数合計手段と、 前記合計されたメモリセル欠陥の数に基づいて前記フェ
    イルビットマップを表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とするメモリ試験装置。
  21. 【請求項21】 上記請求項12、13、14、15、
    16、17、18、19又は20の何れかに記載のメモ
    リ試験装置において、 前記合計手段は、ウェハプロセスの工程で使用するマス
    クデータ情報に基づいて合計することを特徴とするメモ
    リ試験装置。
  22. 【請求項22】 前記マスクデータ情報は、ウェハ上に
    パターンを露光させるときの同一露光グループごとに、
    ウェハプロセスの工程で使用するマスクデータ情報であ
    ることを特徴とする請求項21記載のメモリ試験装置。
  23. 【請求項23】 前記マスクデータ情報は、最小セルレ
    イアウトグループごとに、ウェハプロセスの工程で使用
    するマスクデータ情報であることを特徴とする請求項2
    1又は22の何れかに記載のメモリ試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108253A (en) * 1999-04-13 2000-08-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Failure analysis system, fatal failure extraction method and recording medium
US6871168B1 (en) 1999-05-12 2005-03-22 Nec Electronics Corporation Failure analysis system of semiconductor memory device
JP2008186579A (ja) * 2008-03-24 2008-08-14 Advantest Corp メモリ試験装置

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