JP4083098B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
ここで従来、コードヒータ4に接続されたリード線5を、リレーボックスが設置された断熱箱体3の上面側に引き出す部分では、以下のように製造される。すなわち、前面枠3Aの裏面に予めコードヒータ4が貼られた状態で、断熱箱体3の外殻が組み付けられ、リード線5の端末は、外箱1に形成された引出口6から上面に引き出されてテープ7で固定される。そののち、同図(B)に示すように、断熱箱体3の外殻が発泡治具8に組み付けられた状態で、外殻内に発泡樹脂が発泡充填される。
なお、この種の構造は、例えば特許文献1に記載されている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、外箱の変形や断熱材の漏出を防止するところにある。
リード線の端末が収納部材内に収納され、この収納部材が、外箱の引出口の裏面側を塞ぐようにして取り付けられる。外箱と内箱とが組み付けられたのち発泡治具にセットされ、両箱の間に断熱材が発泡充填されて断熱箱体が形成される。発泡治具から外されたのち、リード線の端末が収納部材の開口から引出口を通して外箱の外面に引き出される。
リード線の端末が収納部材内に収納され、すなわち外箱の外面には何ら引き出されたものが無い状態で、発泡治具により押さえて断熱材の発泡充填が行えるから、外箱の外面を凹み変形等のない平面状に形成することができる。また、発泡治具と外箱の外面との間に隙間もできないから、引出口から断熱材が漏れ出ることも防止される。
また、窓孔の周面は通常、外箱と内箱の開口縁の間に枠体を嵌める等で形成され、したがって収納部材を断熱箱体に組み込むについては、収納部材を予め枠体に取り付けてから、断熱箱体の外殻を組み付けることで対応できる。したがって、収納部材の組み込みを含む断熱箱体の製造を能率良く行うことができる。
断熱箱体が形成されたのち、収納部材の蓋板を破断することにより開口が形成され、リード線が外箱の外面側に引き出される。一方、断熱材の発泡充填中は、収納部材の未だ残っている蓋板が引出口を裏面側から閉じ、かつ引出口の口縁に突設された差込片が蓋板の溝に差し込まれているから、発泡圧等を受けても収納部材が定位置に固定され、また、断熱材の漏れもより確実に阻止される。
まず、図1及び図2によって、本実施形態に係る冷蔵庫の全体構造を説明する。符号10は、冷蔵庫本体を構成する断熱箱体であって、後記するように、外箱11内に間隔を開けて内箱12を収容して両箱11,12の間に発泡ウレタン等の発泡樹脂からなる断熱材13を発泡充填することにより、前面の開口された縦長形状に形成されている。
断熱箱体10は底部に設けられた脚15で支持され、内部が冷蔵室16とされており、貯蔵物が複数段に設けられた棚網17に載せられて収容されるようになっている。冷蔵室16の前面開口16Aには、上下2段に分かれて断熱扉18が揺動開閉可能に装着されている。
ユニット台23の上面には、冷凍ユニット25のうちの圧縮機26、凝縮器ファン27Aが付設された凝縮器27、キャピラリチューブ(図示せず)等が設置され、一方下面には冷却器28が取り付けられ、これらがユニット台23を上下に貫通した冷媒配管によって、循環接続されている。
また、ドレンパン30の上部側には、多数の通孔が開口された吸込部32が設けられ、その内側に、モータにより駆動される庫内ファン33が装備されるとともに、ドレンパン30の下部側には、冷気の吹出部34が形成されている。
この間、冷蔵室16内の温度が検知され、検知温度が設定温度よりも低くなると、冷凍ユニット25と庫内ファン33とが停止され、一方検知温度が設定温度よりも高くなると、冷凍ユニット25と庫内ファン33とが再駆動されるといったことが繰り返され、冷蔵室16内がほぼ設定温度に維持される。
そのため、前面枠35の裏面にはコードヒータ36が全周にわたって貼り付けられ、前面枠35を加熱することでその表面に結露等が生じるのを防止している。このコードヒータ36の両端にはリード線37が接続され、リード線37の端末が、断熱箱体10の上面に引き出されて、上記したユニット台23上に搭載されたリレーボックス38と接続されるようになっている。
断熱箱体10は、ともにステンレス鋼板からなる外箱11と内箱12とを有しており、特に天井壁10Aを構成する部分では、図3及び図4に示すように、外箱11と内箱12の上板11A,12Aにそれぞれ方形の開口11B,12Bが対応して形成され、両板11A,12Aの開口11B,12Bの端縁の間が、4辺にわたって合成樹脂製の枠体40で閉鎖されて接続されることにより、上記した窓孔22が形成されている。
より詳細には、枠体40の上端部の裏面には、図4に参照して示すように、上向きの接続溝体41が形成されている一方、下端部の裏面には、横向きの接続溝体42が形成されている。また、外箱11の上板11Aの開口11Bの周縁には、下向きに直角曲げされたフランジ45が形成されている。
そして、内箱12の上板12Aにおける開口12Bの端縁が、枠体40の横向きの接続溝体42に差し込まれ、また外箱11の上板11Aの開口11Bに形成されたフランジ45が、枠体40の上向きの接続溝体41に差し込まれることで、両板11A,12Aの開口11B,12Bの端縁の間が枠体40で接続された状態となる。
この収納部材50は、断熱材13と同様に発泡樹脂材によって形成されており、全体としては厚肉で、下面に開口した方形の箱状に形成され、組み付け状態における両箱11,12の上板11A,12A間の間隔の半分強の高さ寸法を有している。
収納部材50の上面の中心には、外箱11の板厚分だけ周囲から隆起した円形の高位部51が形成されている一方、収納部材50の天井面の中心から行き止まり状の円形孔52が形成され、高位部51の上面の中心部に、薄肉で破断可能な蓋板53が形成されている。
また、収納部材50の前面上部の角には、枠体40の上側の接続溝体41を嵌めて逃がす逃がし凹部56が形成されているとともに、後面の下端面には、リード線37を挿通して逃がす挿通溝57が形成されている。
さらに、枠体40の裏面における中央高さよりも少し下の位置からは、上記した収納部材50を載せて受ける横向きの支持板43が突設され、逃がし凹部56を上側の接続溝体41に嵌めて収納部材50を支持板43上に載せると、高位部51(蓋板53)が枠体40Aの上縁と同一高さに位置するようになっている(図5参照)。
外箱11における前面枠35を構成する部分の裏面には、全周にわたってコードヒータ36が貼り付けられ、その両端が、正面から見た左上部の角にまとめられる(図3参照)。コードヒータ36の両端にはそれぞれリード線37が接続され、両リード線37の端末には、図4に示すようにヒータ側コネクタ60が取り付けられる。
一方、枠体40のうちの、特に支持板43の設けられた前側の枠体40Aには、その裏面の所定位置に収納部材50が取り付けられる。より詳細には、リード線37の端末に接続されたヒータ側コネクタ60が、リード線37を挿通溝57に嵌めて逃がしつつ収納部材50内に収納され、収納部材50は、その前面が、逃がし凹部56に上側の接続溝体41を嵌めて逃がしつつ枠体40Aの裏面に当てられ、かつ支持板43上に支持される。このとき、蓋板53が枠体40Aの上縁と面一に整合する。また、挿通溝57にはコーキング材62が詰められる。
続いて、外箱11が内箱12の外側に所定の間隔を開けて被せられ、外箱11の上板11Aの開口11Bに形成されたフランジ45が、各枠体40,40Aの上向きの接続溝体41に差し込まれることで、両箱11,12の上板11A,12Aの開口11B,12Bの間が接続されて窓孔22が形成される。
それとともに、外箱11の上板11Aの引出口46に形成された差込筒47が、収納部材50の円周溝54に差し込まれ、外箱11の上板11Aと収納部材50の蓋板53とが面一とされる。
係る状態で断熱箱体10の外殻が発泡治具70にセットされ、両箱11,12の間に断熱材13が発泡充填される。このとき、断熱箱体10の天井壁10A側、特にリード線37の引出口46の形成位置の付近では、図5に示すように、外箱11の上板11Aと、引出口46内に緊密に嵌った収納部材50の蓋板53が面一となって、発泡治具70から押し付けられた状態にあり、言い換えると、外箱11の上板11Aの外面には何ら引き出されたものが無い状態で、発泡治具70により押さえて断熱材13の発泡充填が行えるから、発泡圧を受けても、外箱11の上板11Aが凹み変形等することがない。また、発泡治具70と外箱11の上板11Aとの間に隙間もできず、特に引出口46の口縁部分では、差込筒47が円周溝54に差し込まれて、ある種のラビリンス構造となっていることから、引出口46から断熱材13が漏れ出ることもない。
一方、ユニット台23の上面に設置されたリレーボックス38の側面には、リレー側コネクタ64が設けられていて、ユニット台23が窓孔22を塞ぐようにして載置されたら、図2に示すように、ヒータ側コネクタ60がリレー側コネクタ64と接続され、配線が完了する。
また、従来のリード線37の端末を外箱11の上面に引き出した状態で発泡を行う方法では、リード線37の端末にヒータ側コネクタ60を接続する作業を、発泡作業後にしかできなかったが、本実施形態では予めコネクタ60を接続して収納部材50内に収納しておくことができるから、その後の配線作業が簡単となる。
また、外箱11の引出口46の口縁に突設された差込筒47が、収納部材50の蓋板53に形成された円周溝54に差し込まれた状態で発泡充填が行われるから、発泡圧を受けても収納部材50が定位置に固定され、また、引出口46からの断熱材13の漏れもより確実に阻止される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)収納部材の蓋板の中心等に小孔を開けておくと、破断がしやすい。また引出口の口縁を閉鎖でき、リード線の端末やヒータ側コネクタが不用意に飛び出ない限りは、収納部材の上面に破断不要に予め開口を形成しておいてもよい。
(2)上記実施形態に示した断熱箱体の組み付けの手順はあくまでも一例であって、例えば内箱に枠体を取り付けてから枠体に収納部材を取り付ける等、適宜に変更できる。またヒータ側コネクタは、断熱箱体の形成後リード線の端末を引き出してから取り付けるようにしてもよい。
(4)本発明はヒータ以外にも、温度センサ等の他の電気部品のリード線が断熱材を通って断熱箱体の外面側に引き出される場合全般に、広く適用することが可能である。
Claims (2)
- 外箱と内箱との間に断熱材を発泡充填してなる断熱箱体を備え、電気部品のリード線が前記断熱材を通って断熱箱体の外面側に引き出されるものにおいて、
前記断熱箱体には冷凍ユニットを取り付けるための窓孔が形成され、前記外箱における前記窓孔の口縁部分にリード線の引出口が形成されるとともに、前記窓孔の口縁部分の断熱材中に、前記リード線の端末が収納されかつ前記引出口に開口可能な収納部材が埋設されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記収納部材は、前記引出口の裏面に当接する表面側に、前記断熱箱体の形成後に破断可能な蓋板が形成されており、前記引出口の裏側の口縁には差込片が形成されるとともに、前記蓋板の表面には前記差込片が差し込まれる溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
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