JP4075174B2 - ディスクドライブ装置及びそのヘッド送り機構 - Google Patents

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    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等の光学ディスクを情報記録媒体として回転駆動すると共に、この光学ディスクの情報記録面に沿って光学ピックアップ装置を移動させて情報信号の記録(書込み)及び/又は再生(読取り)を行うディスクドライブ装置及び、このディスクドライブ装置に使用して好適なヘッド送り機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、CD(コンパクトディスク)やCD−ROM(リードオンリメモリ)等の光ディスク、或いは光磁気ディスク(OD:オプチカルマグネチックディスク)等と言った、いわゆる光学ディスクを情報記録媒体として情報信号の記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置が提供されている。このディスクドライブ装置は、スピンドルモータの回転軸に取り付けられたターンテーブル上に光学ディスクを水平に装着して回転駆動する一方、光学ピックアップ装置の光学ヘッドによってレーザ光を光学ディスクの情報記録面に垂直に照射している。そして、光学ヘッドを光学ディスクの中心から半径方向外側に向かって移動させることにより、情報記録面に情報信号を書き込んだり、予め情報記録面に記録されている情報信号を読み出すようにしている。
【0003】
このようなディスクドライブ装置では、情報信号が記録された光学ディスクの情報記録面とその情報を読み出すために設けられた光学ピックアップ装置の光学ヘッドとが、ある決められた傾きの範囲に取り付けられる必要がある。これは、光学ヘッドの傾きが情報信号の再生の正確性に大きく依存しているからである。この場合、光学ディスクの高密度、高精度な記録及び/又は再生を実行するためには、光学ヘッドの対物レンズの光軸を光学ディスクの情報記録面に対して垂直(90°)に設定するのが望ましい。しかしながら、光学ディスクの傾き、スピンドルモータの垂直度、対物レンズの垂直度等にはバラツキがあるため、対物レンズの光軸を光学ディスクの情報記録面に対して精密に垂直に設定するのは困難である。
【0004】
そのため、CDやCD−ROM等の光学ディスクを情報記録媒体として使用するディスクドライブ装置では、光学ディスクと対物レンズとの間の相対的な傾き角の許容範囲を1.2°以内(光学ディスクの傾き角の規格が0.6°以内で、光ディスク装置側におけるスピンドルモータや対物レンズの傾き角の規格が0.6°以内である。)に規格統一している。そして、光学ディスクが所定位置に取り付けられた状態を基準として、光学ピックアップ装置を傾動させることにより対物レンズの光軸を決められた傾きの範囲内に調整している。
【0005】
このようなディスクチルト機構を有するディスクドライブ装置としては、例えば、図14に示すようなものが知られている。このディスクドライブ装置1は、内側に略四角形をなす開口部が設けられた板状の枠体からなるスピンドルシャーシ2と、このスピンドルシャーシ2よりも少々小さいが同じく開口部が設けられた板状の枠体からなるピックアップシャーシ3とを備えている。ピックアップシャーシ3には幅方向両側に突出する一対の軸部3aが設けられている一方、スピンドルシャーシ2には軸部3aを回動自在に支持する一対の軸受部2aが設けられている。そして、これら一対の軸受部2aと軸部3aとの組み合せにより、ピックアップシャーシ3がスピンドルシャーシ2に対して長手方向へ揺動可能に支持されている。
【0006】
このスピンドルシャーシ2の長手方向の一側にはチルト駆動機構4が設けられており、このチルト駆動機構4の作動によりピックアップシャーシ3がスピンドルシャーシ2の長手方向へ揺動動作するようになっている。そして、スピンドルシャーシ2の長手方向の他側には、スピンドルモータ5が回転軸を上に向けた状態で固定されている。このスピンドルモータ5の回転軸には、光学ディスクが装着されるターンテーブル6が一体的に取り付けられている。
【0007】
また、ピックアップシャーシ3には、上記長手方向へ延在するようにガイド軸3bとガイド部(図に現れない。)とが互いに所定の間隔をあけて平行に取り付けられている。これらガイド軸3b及びガイド部には光学ピックアップ装置7のスライド部材8が摺動可能に支持されていると共に、そのスライド部材8には図示しないラックが固定されていて、このラックにはヘッド送り機構9の末端部に位置するギアが噛合されている。このヘッド送り機構9を駆動させて回転力をスライド部材8に伝達することにより、光学ピックアップ装置7がターンテーブル6に対して接近及び離反するように移動される。
【0008】
更に、スライド部材8には、ターンテーブル6に装着された光学ディスクの情報記録面との距離を検出するチルトセンサ10が搭載されている。このチルトセンサ10は、情報記録面に向けて光を発射すると共に、その情報記録面で反射してきた光を受けて光学ディスクの反りを検出するものである。このチルトセンサ10の検出結果に基づいてピックアップシャーシ3の傾きを変更することにより、光学ディスクの情報記録面の傾きに対する光学ピックアップ装置7の光学ヘッド7aの光軸の傾きを調整することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のディスクドライブ装置においては、一対のガイド軸7とガイド部とで光学ピックアップ装置8を移動可能に支持し、光学ピックアップ装置8のスライド部材9に取り付けたラックをピックアップシャーシ3に設けたピックアップ送り機構10の末端のギアに噛合し、ピックアップ送り機構10の駆動力をラックに伝達させて光学ピックアップ装置8をターンテーブル6に対して接近及び離反するように移動させる構成となっていたため、複数のギアを有する減速機構が必要とされ、使用する部品の点数が多くなって不経済であるばかりでなく、装置全体が大型化されるという不具合があった。
【0010】
このような不具合を解決するため、近年では、ステッピングモータと送り軸を組み合わせた送り機構が提供されている。この送り機構は、ステッピングモータの回転軸の軸方向に送り軸の軸方向を一致させて連結したものである。ステッピングモータは、モータホルダを介してピックアップシャーシに固定すると共に、送り軸の先端部分も軸受部材を介してピックアップシャーシに回動自在に支持する構造となっている。かかる送り機構によれば、従来のギアによる減速機構を必要とせず、しかも、ステッピングモータをコンパクトに構成することができたため、上述したような不具合を解決するためには有効な手段であった。
【0011】
ところが、ステッピングモータは、発生するトルクが小さいことからモータや軸受部材の取付精度を上げる必要があった。そのため、ステッピングモータ及び送り軸の取付作業が煩わしいものとなり、取付作業に時間が係るばかりでなく、部品点数が多くなって不経済であるという課題があった。しかも、ステッピングモータ及び送り軸の取付精度が悪いと、ステッピングモータの負荷が大きくなって作動不良を生ずるおそれがあるという課題もあった。
【0012】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設け、この軸受部に送り軸を回動自在に支持することにより、上述したような課題を解決することができるディスクドライブ装置及び、このディスクドライブ装置に使用して好適なヘッド送り機構を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題等を解決し、上記目的を達成するために、本発明のヘッド送り機構は、情報信号の記録及び/又は再生のための光学ディスクが着脱可能に装着されるターンテーブルを回転自在に支持するベースシャーシと、ターンテーブルに装着された光学ディスクに対してベースシャーシに設けた開口部から光学ヘッドを臨ませて情報信号の書込み及び/又は読出しを行う光学ピックアップ装置と、この光学ピックアップ装置をターンテーブルに対して接近及び離反するように移動させる送り軸を有するピックアップ送り機構とを備えたヘッド送り機構において、ベースシャーシは、光学ヘッドの光軸方向に厚みのある枠状部材を有し、この枠状部材の一方の側面片の前端縁に挿通穴を設けると共に側面片の後端部に軸受部を設け、挿通穴に送り軸を挿通し、この送り軸の先端部を軸受部に回動自在に支持すると共に送り軸を回転駆動する送りモータの軸受部材を挿通穴に嵌合し、送りモータを一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定することにより、送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設けたことを特徴としている。
【0015】
本発明のヘッド送り機構は、ベースシャーシは、ターンテーブルが取り付けられるスピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、このスピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとを有し、このピックアップシャーシを枠状部材としたことを特徴としている。
【0016】
本発明のディスクドライブ装置は、情報信号の記録及び/又は再生のための光学ディスクをディスク装着部に搬送するディスクトレイと、このディスクトレイに載置されて搬送された光学ディスクが着脱可能に装着されるターンテーブルを回転自在に支持するベースシャーシと、ターンテーブルに装着された光学ディスクに対してベースシャーシに設けた開口部から光学ヘッドを臨ませて情報信号の書込み及び/又は読出しを行う光学ピックアップ装置と、この光学ピックアップ装置をターンテーブルに対して接近及び離反するように移動させる送り軸を有するピックアップ送り機構と、を備えたディスクドライブ装置において、ベースシャーシは、光学ヘッドの光軸方向に厚みのある枠状部材を有し、この枠状部材の一方の側面片の前端縁に挿通穴を設けると共に側面片の後端部に軸受部を設け、挿通穴に送り軸を挿通し、この送り軸の先端部を軸受部に回動自在に支持すると共に送り軸を回転駆動する送りモータの軸受部材を挿通穴に嵌合し、送りモータを一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定することにより、送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設けたことを特徴としている。
【0018】
本発明のディスクドライブ装置は、ベースシャーシは、ターンテーブルが取り付けられるスピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、このスピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとを有し、このピックアップシャーシを枠状部材としたことを特徴としている。
【0019】
上述のように構成したことにより、本発明のヘッド送り機構では、ベースシャーシは枠状部材を有し、この枠状部材の一方の側面片の前端縁に設けた挿通穴に送り軸を挿通し、この送り軸の先端部を一方の側面片の後端部に設けた軸受部に回動自在に支持すると共に、送りモータの軸受部材を挿通穴に嵌合し、送りモータを一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定して 送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設けるようにしたため、軸受部材を別部材として必要とすることがなく、部品点数の削減を図ることができると共に、送り軸の取付精度を高めて高精度の送り機構を実現でき、機構全体の小型化を図ることができて、据え置き型及びポータブル型のいかんを問わず、汎用的な機構として使用することができる。
【0021】
本発明のヘッド送り機構では、ベースシャーシを、スピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、このスピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとで構成し、ピックアップシャーシを枠状部材とするようにしたため、機構全体が小型でありながらチルト動作を実現することができる。
【0022】
本発明のディスクドライブ装置では、ベースシャーシは枠状部材を有し、この枠状部材の一方の側面片の前端縁に設けた挿通穴に送り軸を挿通し、この送り軸の先端部を一方の側面片の後端部に設けた軸受部に回動自在に支持すると共に、送りモータの軸受部材を挿通穴に嵌合し、送りモータを一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定して 送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設けるようにしたため、軸受部材を別部材として必要とすることがなく、部品点数の削減を図ることができると共に、送り軸の取付精度を高めて高精度の送り機構を実現でき、機構全体の小型化を図ることができて、据え置き型及びポータブル型のいかんを問わず、汎用的な機構として使用することができる。
【0024】
本発明のディスクドライブ装置では、ベースシャーシを、スピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、このスピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとで構成し、ピックアップシャーシを枠状部材とするようにしたため、機構全体が小型でありながらチルト動作を実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したディスクドライブ装置及びそのヘッド送り機構の実施の形態を図面を参照して説明する。この実施例に係るディスクドライブ装置は、直径12cm及び直径8cmのCDやCD−ROM等の光学ディスクを情報記録媒体として用いて、その光学ディスクをディスクトレイにより搬送して自動的にローディングし、その光学ディスクに記録されている情報の再生(読取り)を行うディスクトレイ方式のディスクドライブ装置に適用したものである。
【0026】
即ち、図1は本発明のディスクドライブ装置の一実施例を示す斜視図、図2は同じく分解斜視図、図3は図2に示すメインシャーシを拡大して示す斜視図、図4は同じくディスクトレイを示す斜視図、図5は同じくベースユニット及びベースホルダを示す斜視図、図6は図5に示すベースユニットから2軸カバーを分解した状態を示す斜視図、図7は同じくベースユニットの正面図、図8は同じくベースユニットの分解斜視図、図9は図2に示すチャックプレート等を示す斜視図である。更に、図10及び図11は本発明のディスクドライブ装置をディスクトレイ移動方向に断面したもので、図10はアンローディング状態を示す縦断面図、図11はローディング状態を示す縦断面図である。図12及び図13は本発明のベースユニットを示すもので、図12はピックアップシャーシを前側に傾斜した状態を示す側面図、図13はピックアップシャーシを後側に傾斜した状態を示す側面図である。
【0027】
図1及び図2に示すように、ディスクドライブ装置11は、上面及び前面に開口した箱型のメインシャーシ12と、このメインシャーシ12の前面開口部から出し入れされるディスクトレイ13と、メインシャーシ12の凹陥部内に収納されて揺動可能に支持されるベースホルダ14と、このベースホルダ14に弾性支持されるベースユニット15等を備えて構成されている。
【0028】
メインシャーシ12は、図3に拡大して示すように、底の浅い四角形の箱体からなり、その底面の中央部には後端部まで延びる略四角形をなす凹陥部16が設けられている。この凹陥部16の底面は前下がりの斜面とされていて、ディスクトレイ13の出し入れ方向である前後方向Xの後端部において、その前後方向Xと水平方向に直交する左右方向Yの両端縁部には、上方に開口された一対の軸受部17,17が設けられている。この一対の軸受部17,17には、ベースホルダ14の両側面後端部に設けた一対の軸部14a,14aがそれぞれ回動自在に軸支されている。そして、凹陥部16の前端部には、左右方向Yに延在された互いに平行をなすガイド突条18と長穴19とが設けられている。
【0029】
更に、メインシャーシ12の凹陥部16を囲う底面前端部の一側にはモータ用座部12aが形成されている。この座部12aには、メインシャーシ12の裏面側においてローディングモータ20がネジ止めされて取り付けられている。このローディングモータ20の回転軸20aは、メインシャーシ12の底面を貫通して凹陥部16内に突出されており、その回転軸20aには駆動プーリ21が固定されている。この駆動プーリ21には動力伝達部材としてのゴムベルト22の一端が掛け渡されており、そのゴムベルト22の他端には、底面前端部の略中央部に配置された従動プーリ23が掛けられている。
【0030】
従動プーリ23は、メインシャーシ12の底面前端部に立設された第1の支持軸12bに回転自在に支持されていると共に、第1の支持軸12bに螺合された止めネジ24によって抜け止めされている。この従動プーリ23の下面には、図に現れないギアが一体に形成されており、そのギアには中間ギア25の中部ギア25bが噛合されている。この中間ギア25は、同じく底面前端部に立設された第2の支持軸12cに回転自在に支持されている。この中間ギア25の中部ギア25bの上面に設けた上部ギア25aには、同じく底面前端部に立設された第3の支持軸12dに回転自在に支持された駆動ギア26が噛合されている。
【0031】
更に、中間ギア25の中部ギア25bの下面には下部ギア25cが一体に形成されている。この下部ギア25cには、図10等に示すように、チャックカム27のラック27aが噛合されている。このチャックカム27は、横長の長方形とされたブロック状の部材からなり、その上部には一面側に突出するラック27aが形成されている。そして、チャックカム27の下面には、長手方向に延びるガイド溝が設けられている。更に、チャックカム27のラック27aと反対側の面には、ベースホルダ14を上下方向へ揺動動作させるためのカム溝27bが設けられている。
【0032】
このチャックカム27のカム溝27bは、長手方向の両端に設定された上下の水平部と、この上下水平部を斜めに連通する斜面部とを有している。このカム溝27bには、ベースホルダ14の前端面に前方へ突出するように設けたカムピン28が摺動可能に係合されている。更に、チャックカム27の上面及び下面には、このチャックカム27を手動操作でスライド動作させるための操作ピン27c,27dが設けられている。一方の下操作ピン27dは、図10等に示すように、メインシャーシ12の長穴19を貫通して裏面側に突出している。
【0033】
このチャックカム27の上操作ピン27cの基部にはバネ受け片27eが設けられており、このバネ受け片27eには引張コイルばね29の一端が係止されている。この引張コイルばね29の他端は、メインシャーシ12の座部12aに設けたバネ受け片12eに係止されている。この引張コイルばね29のバネ力により、チャックカム27は常時座部12a側に引っ張られている。従って、チャックカム27が引張コイルばね29の引張方向である座部12a側の端部に位置しているときには、カムピン28がカム溝27bの下水平部にあってベースホルダ14は前下がりの状態となっている。一方、チャックカム27が引張コイルばね29のバネ力に抗して座部12aから離れる側の端部に位置しているときには、カムピン28がカム溝27bの上水平部にあってベースホルダ14は略水平状態となっている。
【0034】
また、メインシャーシ12の前面開口部はトレイ出入口30となっている。このトレイ出入口30の両側部を囲う側面片の各内面には複数のトレイガイド31が設けられ、また、底面片には複数のガイドピン32a,32bが設けられている。これらトレイガイド31及びガイドピン32a,32bでディスクトレイ13の左右両側部に設けた一対のガイドレール13a,13a等を規制することにより、ディスクトレイ13がメインシャーシ12に対して前後方向Xへ移動可能に保持されて、トレイ出入口30から出し入れ可能に構成されている。
【0035】
このディスクトレイ13は、図4等に示すように、光学ディスクの一具体例を示すCDやCD−ROM等の光ディスク33を横置きにして収容することができる円形の凹陥部からなるディスク収容部34と、このディスク収容部34の中央部からトレイセンタに沿って後方へ延在するように開口された長穴状の開口部35とが設けられている。ディスク収容部34は、直径12cmの光ディスク33が載置される大径部34aと、この大径部34aの中央部に形成された凹部からなり且つ直径8cmの光ディスク33が載置される小径部34bとを有している。
【0036】
また、ディスクトレイ13の開口部35は、ディスク収容部34の小径部34bの中心部よりも前から開口されていて、大径部34aの一部を切り欠いてディスク収容部34の外側まで延在されている。この開口部35の大きさ及び形状は、ベースユニット15の上部が完全に入り込むことができる大きさ及び形状とされている。
【0037】
このディスクトレイ13の左右両側縁に、前後方向へ平行に延びる左右一対のガイドレール13a,13aが設けられている。そして、ディスクトレイ13の下面の一側には、図示しないが、ガイドレール13aと平行に延びるラックとガイド溝とが一体に設けられている。このラックにはメインシャーシ12に支持された駆動ギア26が噛合され、この駆動ギア26の回転力によりディスクトレイ13が前進又は後退動作される。このラックは、ディスクトレイ13が最後端の直前まで移動したところで、駆動ギア26との噛み合いが解除されるように長さが設定されている。また、ガイド溝にはメインシャーシ12の前部に立設されたガイドピン32aが摺動可能に係合され、このガイドピン32aによってもディスクトレイ13の移動が規制されて、前後方向Xへ直線的に移動するように構成されている。
【0038】
このディスクトレイ13の前後移動はトレイ送り検出スイッチ37によって検出され、このトレイ送り検出スイッチ37の働きにより、ディスクトレイ13が光ディスク33を排出するイジェクト方向へ移動するのか、光ディスク33をディスク装着部に搬送するセット方向へ移動するのかを検出できるようになっている。このトレイ送り検出スイッチ37は、メインシャーシ12の下面に取り付けられるプリント配線基板38に固定されている。そして、トレイ送り検出スイッチ37の作動子37aは、メインシャーシ12に設けた貫通穴を貫通してディスクトレイ13の移動軌跡上に突出されている。
【0039】
このプリント配線基板38には、ローディングモータ20等に電力を供給するための接続端子39が搭載されていると共に、チャックカム27の動作を検出するカム検出スイッチ40が取り付けられている。このカム検出スイッチ40の作動子40aはチャックカム27に設けた入力部27fの移動軌跡上に配置されている。そして、チャックカム27が座部12aから離れる方向へ所定量移動したときに、カム検出スイッチ40がオンされる構成となっている。図3で示す符号41は、メインシャーシ12の下面に取り付けられるカバープレートである。
【0040】
このようなメインシャーシ12の凹陥部16内に収納されるベースホルダ14は、図5等に示すような形状とされている。即ち、ベースホルダ14は、底の浅い略四角形をなす箱体からなり、その前面板には上述したカムピン28が設けられ、また、左右両側面板の後端部には一対の軸部14aが設けられている。このベースホルダ14の底面板には、スピンドルモータ等との接触を避けるための開口穴42aとフレキシブルプリント配線基板等を通過させるための開口穴42bとが設けられている。そして、底面板の上面の3箇所には、ベースユニット15を位置決めして弾性支持するための凸部14bが設けられている。この凸部14bには、ゴムやプラスチック等のゴム状弾性体によって瓢箪形に形成されたインシュレータ43が装着されている。
【0041】
ベースユニット15は、図5〜図8に示すような構成とされている。即ち、ベースユニット15は、情報信号の再生に供される光ディスク33が装着されるターンテーブル47を回転自在に支持するスピンドルシャーシ44と、ターンテーブル47に装着された光ディスク33に対して情報信号の読出しを行う光学ピックアップ装置48を移動可能に支持するピックアップシャーシ45等を備えている。このスピンドルシャーシ44とピックアップシャーシ45とでベースシャーシ36が構成されている。
【0042】
ベースユニット15のスピンドルシャーシ44は、図8に示すように、前面片44aと左右の側面片44b,44cと後面片44dとを有する枠状の部材からなり、前面片44aのみが他の片の略2倍の高さに設定されている。この前面片44aの一方の角部と、これと反対側に位置する側面片44bの前端部と、後面片44dの略中央部との合計3箇所には、インシュレータ43を支持するための支持部49が設けられている。この支持部49は平面C字形の爪状をなしており、この支持部49にインシュレータ43の括れ部分が挿入されている。そして、図示しない固定ねじを上部からインシュレータ43内に挿入し、先端のネジ部を凸部14bの上面に設けたネジ穴に螺合する。これにより、ベースユニット15が、3個のインシュレータ43を介してベースホルダ14に弾性的に支持されている。
【0043】
また、スピンドルシャーシ44の前面片44aには、その一部を上方へ膨出させることによってモータ取付座50が設けられている。このモータ取付座50の内側にはスピンドルモータ51が装着されていると共に、複数本の固定ねじ52aで締付固定されて一体化されている。このスピンドルモータ51の回転軸51aは、モータ取付座50の貫通穴50aを貫通してスピンドルシャーシ44の上方に突出されている。
【0044】
このスピンドルモータ51の回転軸51aには、オフセットワッシャ53が嵌合固定されていると共に、このオフセットワッシャ53の上方にはターンテーブル47が嵌合固定されている。このターンテーブル47の上面中央部にはリング固定部47aが突出形成されていて、このリング固定部47aにはチャッキングリング54が嵌合固定されている。このチャッキングリング54には、中央の穴と同心をなすようにマグネット54aが埋設されている。このチャッキングリング54に光ディスク33の中央穴を嵌合することにより、その光ディスク33がターンテーブル47に位置決めされる。
【0045】
図8に示す符号55は、回転軸51aの軸方向への移動を規制するオフセットばねである。このオフセットばね55はモータ取付座50を横断するように設定されていて、その中途部がオフセットワッシャ53に係合され、その両端部がモータ取付座50に係止されている。
【0046】
更に、モータ取付座50の内側には、スピンドルモータ51と横並びとなるようにチルトモータ56が装着されている。このチルトモータ56は、1本の固定ねじ52bで締付固定されて一体化されている。このチルトモータ56の回転軸56aは、モータ取付座50の穴50bを貫通してスピンドルシャーシ44の上方に突出されている。このチルトモータ56の回転軸56aにはチルトギア57が嵌合固定され、このチルトギア57にはチルトカム58のギア部58aが噛合されている。このチルトカム58は、前面片44aの上面に立設された支持軸59に回転自在に支持されている。このチルトカム58の上面には螺旋形に延在されたカム面58bが設けられていて、このカム面58bの高さ方向のストローク分だけピックアップシャーシ45が上下方向へ揺動動作されることになる。
【0047】
また、スピンドルシャーシ44の側面片44b,44c及び後面片44dは、その断面形状が長手方向の略全長に亘ってL字形となるように形成されていて、かかる断面形状とすることでスピンドルシャーシ44全体の剛性を高めるようにしている。更に、両側面片44b,44cの長手方向の略中央部には、横方向に張り出す形で一対の軸受部60,61が設けられている。これらの軸受部60,61には、ピックアップシャーシ45に設けられた一対の回動軸部63が回動自在に保持されている。
【0048】
一方の軸受部60は、外側に大きく張り出すと共に上面に開口されたボックス状の箱体縁60aと、この箱体縁60aの内部に設けられたV字形の受け面60bとを具えている。この受け面60bに一方の回動軸部63を載置し、その回動軸部63を押え片62で上から押えることにより回動軸部63の抜け止めがなされる。押え片62は、固定ねじ52cで箱体縁60aに締付固定される。他方の軸受部61は、V字形の受け面61aと、この受け面61aを囲う門型の押え片61bとを具えている。押え片61bは側面片44cと一体に形成されており、他方の回動軸部63を内側から挿入することにより、受け面61aとの間で回動軸部63が回動自在に保持される。
【0049】
また、ピックアップシャーシ45は、平面から見た形状がスピンドルシャーシ44の前面片44aを除いた形状と略同一形状をなすように略同一の大きさで形成されている。即ち、ピックアップシャーシ45は、スピンドルシャーシ44の前面片44aの後方に配置され、その前面片44aに隣接される前面片45aと、左右に対向した一対の側面片45b,45cと、後方に連続された後面片45dとを有する枠状の部材からなっている。そして、これら枠状部材の内側に、光学ピックアップ装置48の光学ヘッド68が貫通される開口部64が設けられている。
【0050】
更に、ピックアップシャーシ45の前面片45aを除いた側面片45b,45c及び後面片45dは、その断面形状が長手方向の略全長に亘ってL字形となるように形成されていて、かかる断面形状とすることでピックアップシャーシ45全体の剛性を高めるようにしている。そして、両側面片45b,45cの長手方向の略中央部に、上述した一対の回動軸部63が突設されている。これら側面片45b,45c及び後面片45dの高さは、スピンドルシャーシ44の側面片44b等と略同程度に設定されている。従って、ピックアップシャーシ45をスピンドルシャーシ44の所定位置に重ね合わせることにより、この重合部分の高さがスピンドルシャーシ44の前面片44a部分の高さと略同一となるように構成されている。
【0051】
一方、ピックアップシャーシ45の前面片45aは、左右の側面片45b,45cを上面のみで連結するよう板状に形成されている。そして、この前面片45aの上面には、その延在方向である横方向に傾斜するよう一方の側面片45b側を低くした斜面部45eが設けられている。この前面片45aが、ターンテーブル47の下側に入り込むピックアップシャーシ45の端縁部を構成している。このようにピックアップシャーシ45の前面片45aに斜面部45eを設けることにより、従来のベースシャーシと比べて部品点数を少なくすることができると共に、組立性を向上させて組立作業をやり易くすることができる。
【0052】
また、ピックアップシャーシ45の後面片45dの上面には位置決め凸起45fが設けられている。この位置決め凸起45fによって遮光板65が後面片45d上に固定ねじ52dで締付固定されている。この遮光板65は断面形状が略L字形をなしていて、最も外側に移動した光学ピックアップ装置48の光学ヘッド68の上方、特に、対物レンズ68aを覆うようになっている。
【0053】
更に、ピックアップシャーシ45の一方の側面片45bの前端縁には挿通穴66aが設けられていて、後端部には軸受部66bが設けられている。この前部挿通穴66aには、送りモータ70に設けた軸受部材が嵌合されると共に、挿通穴66aに挿通された送り軸69の先端部が軸受部66bに回動自在に支持されている。この送り軸69は、送りモータ70の回転軸とされていて、外周面に螺旋状のねじ溝が形成され、この送り軸69自体が送りモータ70のロータを構成している。この送りモータ70は、固定側であるブラケット70aを2本の固定ねじ52eで締付けることにより、ピックアップシャーシ45の前方に突出するよう側面片45bの前端縁に固定されている。
【0054】
この送り軸69と反対側のピックアップシャーシ45の他方の側面片45cの内側には、送り軸69と平行をなすようにガイド軸71が取り付けられている。そのため、側面片45cの前端縁及び後端縁には一対の挿通穴72が設けられていて、両挿通穴72に両端部を圧入することによってガイド軸71が両端支持されている。
【0055】
更に、ピックアップシャーシ45の他方の側面片45cの上部前端縁には、チルトカム58側に突出するカム片73が設けられている。このカム片73には板ばね74の自由端が圧接されており、この板ばね74のばね力で付勢されてカム片73が、その下方に位置するチルトカム58のカム面58bに圧接されている。そして、板ばね74の固定端は固定ねじ52fによってスピンドルシャーシ44の前面片44aの上面に締付固定されている。
【0056】
この送り軸69及びガイド軸71によって移動可能に支持された光学ピックアップ装置48は、両軸69,71にガイドされてターンテーブル47に対して接近及び離反可能とされている。この光学ピックアップ装置48は、光学ヘッド68が搭載されたスライド部材75を有している。このスライド部材75の一側には軸受穴75aを設けており、この軸受穴75aに送り軸69が摺動可能に挿通されている。この送り軸69のねじ溝には、スライド部材75の下面に取り付けられた摺動ラック76のラック部76aが噛合されている。このラック部76aは弾性片を介して固定片76bと一体に形成されており、この固定片76bを固定ねじ52gで締付けることにより、摺動ラック76がスライド部材75に固定されている。また、スライド部材75の他側には軸受部75bを設けており、この軸受部75bにガイド軸71が摺動可能に挟み込まれている。
【0057】
上述した送り軸69と送りモータ71と摺動ラック76とで、光学ピックアップ装置48を移動させるヘッド送り機構が構成されている。そして、送り軸69と摺動ラック76とで減速機構が構成されている。
【0058】
光学ピックアップ装置48の光学ヘッド68は、対物レンズ68aをフォーカス方向(上下方向)及びトラッキング方向(横方向)に独立に動かすことができる2軸アクチュエータを有している。この2軸アクチュエータの駆動力としては専ら電磁力が用いられており、この実施例では可動部の支持方式の違いとして分類される板ばね方式の2軸アクチュエータを採用している。しかしながら、2軸アクチュエータとしてその他の形式のワイヤ支持方式、ヒンジ方式、軸摺動方式を適用できることは勿論である。図8に示す77は、2軸アクチュエータを覆う2軸カバーであり、この2軸カバー77には対物レンズ68aを露出させるための開口窓77aが設けられている。
【0059】
また、図2に示すように、メインシャーシ12の上部には、ディスクトレイ13の上方を横切るようにチャックホルダ80が取り付けられている。このチャックホルダ80は、図9に拡大して示すように、薄くて横方向に長い四角形の板体からなり、その長手方向の略中央部には貫通穴80aが設けられている。この貫通穴80aには、チャックプレート81の3個の脚片82が緩く挿通されている。これら3個の脚片82は、外周面が円周の一部をなすよう円弧上に配置されていて、これら脚片82の内部には、チャッキングリング54に内蔵されたマグネット54aによって吸着される鉄板等からなる円盤状のヨーク板83が収納されている。
【0060】
このチャックホルダ80の貫通穴80aを突き抜けて上方へ突出した各脚片82の先端部にはヨーク押え板84が取り付けられている。このヨーク押え板84とチャックプレート81で所定の隙間を保持してチャックホルダ80を挟み込むことにより、その隙間の範囲内でチャックプレート81をその平面方向と直交する方向へ移動可能としている。そして、貫通穴80aと3個の脚片82との間に隙間を設定することにより、その隙間の範囲内でチャックプレート81をその平面方向へ移動可能に構成している。
【0061】
尚、上述したメインシャーシ12、ディスクトレイ13及びベースホルダ14の材質としてはABS樹脂が好適であるが、その他の合成樹脂を適用できることは勿論のこと、アルミニウム合金等の金属を用いることもできる。また、ベースシャーシ36を構成するスピンドルシャーシ44及びピックアップシャーシ45の材質としてはガラス繊維が65%含まれたPPS(ポリフェニレンスルフィド)が好適であるが、その他の合成樹脂を適用できることは勿論のこと、アルミニウム合金等の金属を用いることもできる。
【0062】
このような構成を有するディスクドライブ装置11によれば、例えば、次のようにして光ディスク33の再生操作を行うことができる。まず、このディスクドライブ装置11に電源を投入した後、例えば、イジェクト釦を押してディスクトレイ13を引き出してイジェクト状態とすることにより、ディスク収納部34が露出され、その大径部34a又は小径部34bへの光ディスク33の装着が可能となる。
【0063】
このディスク収納部34に所望の光ディスク33を載置した後、例えば、再生釦を押してローディング機構を動作させることにより、ディスクトレイ13がディスク装着部に搬送される。この状態を示す図が、図10である。尚、図10及び図11に示すチャックホルダ80は、図9に示すチャックホルダ80を若干変形して、ディスク収納部34及び開口部35の全体を同時に塞ぐことができる形状としたものである。
【0064】
このディスクトレイ13の搬送時、再生釦等の操作によってローディングモータ20が駆動されると、その回転力が駆動プーリ21からゴムベルト22を介して従動プーリ23に伝達される。この従動プーリ23の回転力が、中間ギア25の中部ギア25bから上部ギア25aを介して駆動ギア26に伝達される。この駆動ギア26の回転力がディスクトレイ13のラックに伝達され、これにより、トレイガイド31及びガイドピン32a,32bにガイドされてディスクトレイ13がメインシャーシ12の後方へと移動する。このとき、ディスクトレイ13が最後端まで移動する間、中間ギア25の下部ギア25cはチャックカム27のラック27aとは噛合されていないため、チャックカム27が移動することはない。
【0065】
その後、ディスクトレイ13が最後端まで移動すると、ディスクトレイ13の下面に設けたカム溝内にチャックカム27の上部操作ピン27cが入り込み、このカム溝にガイドされてチャックカム27が若干移動する。その結果、チャックカム27のラック27aが下部ギア25cに噛合され、ローディングモータ20からのトルクの伝達が可能となる。一方、ディスクトレイ13が最後端に到達すると、ディスクトレイ13のラックと駆動ギア26の噛合が解除され、ローディングモータ20からのトルクの伝達が不能になる。
【0066】
次に、ローディングモータ20の回転力が下部ギア25cからラック27aに伝達されると、チャックカム27が引張コイルばね29のバネ力に抗してローディングモータ20から離れる方向に移動する。このチャックカム27の移動により、カム溝27bに係合されているベースホルダ14のカムピン28が、カム溝27bの下水平部から斜面部を経て上水平部に移動する。その結果、ベースホルダ14が、後端部の軸部14aを通して上方へ揺動されて略水平状態となる。この状態を示す図が、図11である。
【0067】
このとき、ベースホルダ14の前部が持ち上げられると、このベースホルダ14にインシュレータ43を介して弾性支持されているベースユニット15の揺動側に支持されているターンテーブル47が、ディスクトレイ13の開口部35内に入り込む。これにより、ターンテーブル47に装着されているチャッキングリング54が光ディスク33の中央穴33a内に入り込み、光ディスク33がターンテーブル47上に載置される。この際、ターンテーブル47によって光ディスク33が若干持ち上げられると共に、チャックホルダ80に保持されているチャックプレート81が、ターンテーブル47に内蔵されているマグネット47aに吸着される。
【0068】
その結果、光ディスク33がターンテーブル47とチャックプレート81で挟持される。これにより、光ディスク33がターンテーブル47と回転方向に一体となり、スピンドルモータ51の回転力によって所定回転で回転駆動される。
【0069】
これと同時又は前後して、送りモータ70が駆動される。その結果、送り軸69の回転により、その回転方向に応じて光学ピックアップ装置48のスライド部材75がターンテーブル47に近づく方向に移動する。この光学ピックアップ装置48がターンテーブル47に近づく方向への移動により、ターンテーブル47に装着されている光ディスク33の傾きを検出することができる。この光ディスク33の傾き量の検出は、例えば、次のようにして行われる。
【0070】
即ち、光学ピックアップ装置48が光ディスク33の半径方向外側から内側へ移動するときに、光学ヘッド68の対物レンズ68aから光ディスク33の情報記録面に向けてレーザ光を照射し、そのレーザ光が戻ってくるまでの時間を連続して検出する。これにより検出された時間を比較することにより、光ディスク33の傾き量を検出することができる。
【0071】
次に、このようにして検出された光ディスク33の傾き量を補正する操作について説明する。いま、ベースシャーシ36を構成するスピンドルシャーシ44とピックアップシャーシ45とが、図12に示すように、ターンテーブル47側に傾斜した状態にあるものとする。この状態で光ディスク33の傾きが検出されると、チルトモータ56が駆動され、その回転力が回転軸56aからチルトギア57に伝達される。このチルトギア57の回転により、このチルトギア57に噛合しているギア部58aからチルトカム58に回転力が伝達され、チルトモータ56の回転量に応じてチルトカム58が回転駆動される。
【0072】
このチルトカム58のカム面58bには、板ばね74のバネ力によってピックアップシャーシ45のカム片73が常時付勢されている。その結果、カム片73がカム面58bに沿って移動するため、ピックアップシャーシ45は、略中央部に位置する左右一対の回動軸部63を回動中心として回動され、図12において、反時計方向に姿勢を変化させる。このチルトカム58の回動により、そのカム面58bの最も高い位置がカム片73に接触すると、ピックアップシャーシ45は、図13に示すように、後方へ傾いた状態となる。
【0073】
このようなチルト機構の調整によって光ディスク33の傾き量が調整されたところで、光学ピックアップ装置48により光ディスク33の情報記録面に記録されている情報信号の再生が行われる。この光学ピックアップ装置48による情報信号の再生は、例えば、次のようにして行われる。即ち、光学ヘッド68の対物レンズ68aから情報記録面に向けてレーザ光が照射され、このレーザ光の反射光が対物レンズ68aを通して受光されることにより、その情報記録面に記録されている情報信号の再生が行われる。
【0074】
また、ディスクトレイ13のイジェクト時には、上述したローディング時の動作と逆の動作が行われる。例えば、イジェクト釦を押してイジェクト操作を選択すると、ローディングモータ20が逆方向に回転駆動され、その回転力が駆動プーリ21、ゴムベルト22、従動プーリ23及び中間ギア25の下部ギア25cを介してラック27aに伝達される。これにより、チャックカム27がローディングモータ20に近づく方向に移動して、カムピン28が押し下げられる。その結果、ベースホルダ14が、図11に示す水平状態から図10に示す前傾状態に変化する。
【0075】
これにより、ベースホルダ14に支持されているベースユニット15が下方に揺動され、光ディスク33を載置しているターンテーブル47が下方に移動される。このターンテーブル47の下降動作により、チャックプレート81が引き剥がされる。続いて、ターンテーブル47のチャッキングリング54が光ディスク33の中央穴33aから抜け出し、光ディスク33がディスクトレイ13のディスク収納部34に載置される。このような状態となることにより、ディスクトレイ13の引き出しが可能となる。
【0076】
このように本実施例によれば、ヘッド送り機構の送り軸69の軸受部66bをベースシャーシ36に一体に設けるようにしたため、部品点数の削減を図ることができると共に、送り軸69の取付精度を高めて高精度のヘッド送り機構を実現することができる。更に、送り軸69をベースシャーシ36の厚み内に収納することにより、ヘッド送り機構及びディスクドライブ装置の小型化を図ることができると共に、据え置き型タイプのみならずポータブル型タイプのディスクドライブ装置にも使用することができる。
【0077】
以上説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、上記実施例においてはCDやCD−ROM等の読出し専用の光ディスクを情報記録媒体として用いた例について説明したが、新たに情報を書込むことができる記録可能な光ディスク、或いは光磁気ディスクを情報記録媒体として適用することができる。
【0078】
また、上記実施例では、光学ディスクに記録された情報の再生(読取り)を行うディスクトレイ方式のディスクドライブ装置及びそのヘッド送り機構について説明したが、情報の記録のみを行う記録専用のディスクドライブ装置に適用できることは勿論のこと、情報の記録及び再生の両方を行うことができるディスクドライブ装置及びそのヘッド送り機構に適用することもできる。このように、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のヘッド送り機構によれば、ベースシャーシは枠状部材を有し、この枠状部材の一方の側面片の前端縁に設けた挿通穴に送り軸を挿通し、この送り軸の先端部を一方の側面片の後端部に設けた軸受部に回動自在に支持すると共に、送りモータの軸受部材を挿通穴に嵌合し、送りモータを一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定して 送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設ける構成としたため、軸受部材を別部材として必要とすることがなく、部品点数の削減を図ることができると共に、材料として合成樹脂等を使用することによって一体成形が可能となり、生産性を向上させることができると共に、ベースユニット全体の小型化を図ることができる。しかも、軸受部の位置精度を安定化させることができるため、送り軸の取付精度を高めることができ、高精度のヘッド送り機構を実現することができるという効果を得ることができる。
【0081】
本発明のヘッド送り機構によれば、ベースシャーシを、スピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、このスピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとで構成し、ピックアップシャーシを枠状部材とする構成としたため、機構全体が小型でありながら確実なチルト動作を実現できるヘッド送り機構を提供することができる。
【0082】
本発明のディスクドライブ装置によれば、ベースシャーシは枠状部材を有し、この枠状部材の一方の側面片の前端縁に設けた挿通穴に送り軸を挿通し、この送り軸の先端部を一方の側面片の後端部に設けた軸受部に回動自在に支持すると共に、送りモータの軸受部材を挿通穴に嵌合し、送りモータを一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定して 送り軸の軸受部をベースシャーシに一体に設ける構成としたため、軸受部材を別部材として必要とすることがなく、部品点数の削減を図ることができると共に、材料として合成樹脂等を使用することによって一体成形が可能となり、生産性を向上させることができると共に、ディスクドライブ装置全体の小型化を図ることができる。しかも、軸受部の位置精度を安定化させることができるため、送り軸の取付精度を高めることができ、高精度のヘッド送り機構を有するディスクドライブ装置を提供することができるという効果を得ることができる。
【0084】
本発明のディスクドライブ装置によれば、ベースシャーシを、スピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、このスピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとで構成し、ピックアップシャーシを枠状部材とする構成としたため、機構全体が小型でありながら確実なチルト動作を実現できるヘッド送り機構を有するディスクドライブ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクドライブ装置の一実施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示す本発明のディスクドライブ装置の分解斜視図である。
【図3】図2の要部を拡大して示すもので、本発明のディスクドライブ装置に係るメインシャーシその他の斜視図である。
【図4】本発明のディスクドライブ装置に係るディスクトレイを示す斜視図である。
【図5】図2の要部を拡大して示すもので、本発明のディスクドライブ装置に係るベースシャーシ及びベースホルダを示す斜視図である。
【図6】本発明のディスクドライブ装置に係るベースユニットを示すもので、2軸カバーを分解した状態の斜視図である。
【図7】本発明のディスクドライブ装置に係るベースユニットを示すもので、ターンテーブルを断面した状態の正面図である。
【図8】本発明のディスクドライブ装置に係るベースユニットの分解斜視図である。
【図9】図2の要部を拡大して示すもので、本発明のディスクドライブ装置に係るチャックプレート等を示す斜視図である。
【図10】本発明のディスクドライブ装置をトレイ搬送方向に断面して示すもので、ターンテーブルが下降したアンローディング状態の断面図である。
【図11】本発明のディスクドライブ装置をトレイ搬送方向に断面して示すもので、ターンテーブルが上昇したローディング状態の断面図である。
【図12】本発明のディスクドライブ装置に係るベースシャーシを示すもので、ピックアップシャーシが前方にチルトした状態の側面図である。
【図13】本発明のディスクドライブ装置に係るベースシャーシを示すもので、ピックアップシャーシが後方にチルトした状態の側面図である。
【図14】従来のディスクドライブ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 ディスクドライブ装置、 12 メインシャーシ、 13 ディスクトレイ、 14 ベースホルダ、 15 ベースユニット、 20 ローディングモータ、 27 チャックカム、 33 光ディスク(光学ディスク)、 35開口部、 36 ベースシャーシ、 44 スピンドルシャーシ、 45 ピックアップシャーシ、 47 ターンテーブル、 48 光学ピックアップ装置、 51 スピンドルモータ、 56 チルトモータ、 58 チルトカム、 68 光学ヘッド、 69 送り軸、 70 送りモータ、 73 カム片、 76 摺動ラック

Claims (4)

  1. 情報信号の記録及び/又は再生のための光学ディスクが着脱可能に装着されるターンテーブルを回転自在に支持するベースシャーシと、
    上記ターンテーブルに装着された上記光学ディスクに対して上記ベースシャーシに設けた開口部から光学ヘッドを臨ませて情報信号の書込み及び/又は読出しを行う光学ピックアップ装置と、
    上記光学ピックアップ装置を上記ターンテーブルに対して接近及び離反するように移動させる送り軸を有するピックアップ送り機構とを備えたヘッド送り機構において、
    上記ベースシャーシは、上記光学ヘッドの光軸方向に厚みのある枠状部材を有し、
    上記枠状部材の一方の側面片の前端縁に挿通穴を設けると共に当該側面片の後端部に軸受部を設け、
    上記挿通穴に上記送り軸を挿通し、上記送り軸の先端部を上記軸受部に回動自在に支持すると共に当該送り軸を回転駆動する送りモータの軸受部材を上記挿通穴に嵌合し、
    上記送りモータを上記一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定することにより、上記送り軸の軸受部を上記ベースシャーシに一体に設けた
    ことを特徴とするヘッド送り機構。
  2. 請求項1記載のヘッド送り機構において、
    上記ベースシャーシは、上記ターンテーブルが取り付けられるスピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、上記スピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとを有し、
    上記ピックアップシャーシを上記枠状部材とした
    ことを特徴とするヘッド送り機構。
  3. 情報信号の記録及び/又は再生のための光学ディスクをディスク装着部に搬送するディスクトレイと、
    上記ディスクトレイに載置されて搬送された上記光学ディスクが着脱可能に装着されるターンテーブルを回転自在に支持するベースシャーシと、
    上記ターンテーブルに装着された上記光学ディスクに対して上記ベースシャーシに設けた開口部から光学ヘッドを臨ませて情報信号の書込み及び/又は読出しを行う光学ピックアップ装置と、
    上記光学ピックアップ装置を上記ターンテーブルに対して接近及び離反するように移動させる送り軸を有するピックアップ送り機構と、を備えたディスクドライブ装置において、
    上記ベースシャーシは、上記光学ヘッドの光軸方向に厚みのある枠状部材を有し、
    上記枠状部材の一方の側面片の前端縁に挿通穴を設けると共に当該側面片の後端部に軸受部を設け、
    上記挿通穴に上記送り軸を挿通し、上記送り軸の先端部を上記軸受部に回動自在に支持すると共に当該送り軸を回転駆動する送りモータの軸受部材を上記挿通穴に嵌合し、
    上記送りモータを上記一方の側面片の前端縁において側方から固定ねじで固定することにより、上記送り軸の軸受部を上記ベースシャーシに一体に設けた
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  4. 請求項3記載のディスクドライブ装置において、
    上記ベースシャーシは、上記ターンテーブルが取り付けられるスピンドルモータが固定されたスピンドルシャーシと、上記スピンドルシャーシに揺動可能に支持されたピックアップシャーシとを有し、
    上記ピックアップシャーシを上記枠状部材とした
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
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