JPH08147901A - ピックアップの送り装置 - Google Patents
ピックアップの送り装置Info
- Publication number
- JPH08147901A JPH08147901A JP29145094A JP29145094A JPH08147901A JP H08147901 A JPH08147901 A JP H08147901A JP 29145094 A JP29145094 A JP 29145094A JP 29145094 A JP29145094 A JP 29145094A JP H08147901 A JPH08147901 A JP H08147901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- bearing
- fixed
- feed shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ディスクに記録されている信号を読み取るピッ
クアップを移動させる送り装置を提供する。 【構成】電動機２により回転駆動されるとともに外周に
送り溝５が形成されているピックアップ送り用軸４と、
前記電動機２が固定されている取付基板１に形成されて
いる折曲片３に圧入固定されるとともに前記ピックアッ
プ送り用軸４の先端部４ａを回転可能に支持する軸受６
とより構成されている。
クアップを移動させる送り装置を提供する。 【構成】電動機２により回転駆動されるとともに外周に
送り溝５が形成されているピックアップ送り用軸４と、
前記電動機２が固定されている取付基板１に形成されて
いる折曲片３に圧入固定されるとともに前記ピックアッ
プ送り用軸４の先端部４ａを回転可能に支持する軸受６
とより構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録されて
いる信号を読み取るピックアップの送り装置に関する。
いる信号を読み取るピックアップの送り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取り動作を行うように構成さ
れた光学式ディスクプレーヤーが普及しているが、斯か
るピックアップはディスクの径方向へ電動機の駆動力に
よって移動されるように構成されている。斯かるピック
アップを移動させる装置としては、種々あるが外周に送
り溝が形成されている軸を回転させることによって移動
させるようにした技術が特開平５−１５９４８２号公報
に記載されている。
記録されている信号の読み取り動作を行うように構成さ
れた光学式ディスクプレーヤーが普及しているが、斯か
るピックアップはディスクの径方向へ電動機の駆動力に
よって移動されるように構成されている。斯かるピック
アップを移動させる装置としては、種々あるが外周に送
り溝が形成されている軸を回転させることによって移動
させるようにした技術が特開平５−１５９４８２号公報
に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】光学式ディスクプレー
ヤーは、光学式ピックアップより照射される光ビームを
ディスクに記録されている信号トラックに追従させるこ
とによって信号の読み取り動作を行うように構成されて
いる。従って、光学式ピックアップとディスクとの位置
関係を正確に維持する必要があり、そのためには光学式
ピックアップを移動させるための機構、特に外周に送り
溝が形成されている軸の回転支持を正確に行う必要があ
る。
ヤーは、光学式ピックアップより照射される光ビームを
ディスクに記録されている信号トラックに追従させるこ
とによって信号の読み取り動作を行うように構成されて
いる。従って、光学式ピックアップとディスクとの位置
関係を正確に維持する必要があり、そのためには光学式
ピックアップを移動させるための機構、特に外周に送り
溝が形成されている軸の回転支持を正確に行う必要があ
る。
【０００４】本発明は、斯かる軸の回転支持を正確に行
うことが出来るピックアップの送り装置を提供しようと
するものである。
うことが出来るピックアップの送り装置を提供しようと
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のピックアップ送
り装置は、電動機により回転駆動されるとともに外周に
送り溝が形成されているピックアップ送り用軸と、前記
電動機が固定されている取付基板に形成されている折曲
片に圧入固定されるとともに前記ピックアップ送り用軸
の先端部を回転可能に支持する軸受とより構成されてい
る。
り装置は、電動機により回転駆動されるとともに外周に
送り溝が形成されているピックアップ送り用軸と、前記
電動機が固定されている取付基板に形成されている折曲
片に圧入固定されるとともに前記ピックアップ送り用軸
の先端部を回転可能に支持する軸受とより構成されてい
る。
【０００６】
【作用】本発明は、電動機が固定されている取付基板に
形成されている折曲片に圧入固定された合成樹脂よりな
る軸受によってピックアップ送り用軸の先端部を回転可
能に支持するようにしたものである。
形成されている折曲片に圧入固定された合成樹脂よりな
る軸受によってピックアップ送り用軸の先端部を回転可
能に支持するようにしたものである。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の送り装置を示す平面図、図２
は要部の拡大平面図である。図において、１は固定基板
（図示せず）に取付固定される取付基板であり、ピック
アップ（図示せず）を移動させる場合に回転駆動される
電動機２が固定されているとともに折曲片３が形成され
ている。４は一端が前記電動機２の回転軸に連結されて
いるとともに外周に送り溝５が形成されているピックア
ップ送り用軸、６は前記折曲片３に形成されている取付
穴３ａに圧入することによって取付固定されるとともに
合成樹脂にて成形されている軸受であり、図２に示した
ように前記ピックアップ送り用軸４の先端部４ａが挿入
される支持穴７が形成されている。
は要部の拡大平面図である。図において、１は固定基板
（図示せず）に取付固定される取付基板であり、ピック
アップ（図示せず）を移動させる場合に回転駆動される
電動機２が固定されているとともに折曲片３が形成され
ている。４は一端が前記電動機２の回転軸に連結されて
いるとともに外周に送り溝５が形成されているピックア
ップ送り用軸、６は前記折曲片３に形成されている取付
穴３ａに圧入することによって取付固定されるとともに
合成樹脂にて成形されている軸受であり、図２に示した
ように前記ピックアップ送り用軸４の先端部４ａが挿入
される支持穴７が形成されている。
【０００８】８は前記軸受６に一体成形されている鍔部
であり、前記折曲片３の端面３ｂに当接することによっ
て位置決めを行うように構成されている。前記軸受６に
形成されている支持穴７を形成する端面７ａは図２に示
したように傾斜面にて構成されている。そして、前記支
持穴７に挿入される前記ピックアップ送り用軸４の先端
部４ａの当接面４ｂは、その一部が前記端面７ａに接触
するように、例えば球面状に形成されている。また、前
記支持穴７の挿入部７ｂの内径は、前記ピックアップ送
り用軸４の先端部４ａを支持する支持部７ｃの内径より
大になるように形成されている。
であり、前記折曲片３の端面３ｂに当接することによっ
て位置決めを行うように構成されている。前記軸受６に
形成されている支持穴７を形成する端面７ａは図２に示
したように傾斜面にて構成されている。そして、前記支
持穴７に挿入される前記ピックアップ送り用軸４の先端
部４ａの当接面４ｂは、その一部が前記端面７ａに接触
するように、例えば球面状に形成されている。また、前
記支持穴７の挿入部７ｂの内径は、前記ピックアップ送
り用軸４の先端部４ａを支持する支持部７ｃの内径より
大になるように形成されている。
【０００９】斯かる構成において、ピックアップは、ピ
ックアップ支持部材（図示せず）に固定されており、該
ピックアップ支持部材に設けられている送り機構（図示
せず）と前記ピックアップ送り用軸４の外周に形成され
ている送り溝５との協動によってディスクの径方向へ移
動されるように構成されており、斯かる機構は周知の技
術を使用すれば良く、その説明は省略した。
ックアップ支持部材（図示せず）に固定されており、該
ピックアップ支持部材に設けられている送り機構（図示
せず）と前記ピックアップ送り用軸４の外周に形成され
ている送り溝５との協動によってディスクの径方向へ移
動されるように構成されており、斯かる機構は周知の技
術を使用すれば良く、その説明は省略した。
【００１０】本発明の送り装置は、以上の如く構成され
ているが、斯かる構成において、電動機２が回転する
と、前記ピックアップ送り用軸４が正逆方向に回転せし
められる。前記ピックアップ送り用軸４が回転すると送
り溝５による回転力がピックアップ支持部材に設けられ
ている送り機構を介してピックアップに伝達されるた
め、該ピックアップの移動動作が行われることになる。
ているが、斯かる構成において、電動機２が回転する
と、前記ピックアップ送り用軸４が正逆方向に回転せし
められる。前記ピックアップ送り用軸４が回転すると送
り溝５による回転力がピックアップ支持部材に設けられ
ている送り機構を介してピックアップに伝達されるた
め、該ピックアップの移動動作が行われることになる。
【００１１】以上のようにピックアップの移動動作は行
われるが、前記ピックアップ送り用軸４は、軸受６によ
って回転可能に支持されており、その回転動作の中心軸
の位置決めは、該軸受６によって行われる。前記軸受６
は、前記ピックアップ送り用軸４の一端を支持する電動
機２が固定されている取付基板１に形成されている折曲
片３に圧入固定されているため、即ち同一の取付基板１
に固定されている電動機２と軸受６によって前記ピック
アップ送り用軸４が回転可能に支持されているため、該
ピックアップ送り用軸４を正確な位置に回転可能に支持
することが出来る。
われるが、前記ピックアップ送り用軸４は、軸受６によ
って回転可能に支持されており、その回転動作の中心軸
の位置決めは、該軸受６によって行われる。前記軸受６
は、前記ピックアップ送り用軸４の一端を支持する電動
機２が固定されている取付基板１に形成されている折曲
片３に圧入固定されているため、即ち同一の取付基板１
に固定されている電動機２と軸受６によって前記ピック
アップ送り用軸４が回転可能に支持されているため、該
ピックアップ送り用軸４を正確な位置に回転可能に支持
することが出来る。
【００１２】また、前記軸受６に形成されている支持穴
７の端面７ａを傾斜面にて構成し、該支持穴７に挿入さ
れるピックアップ送り用軸４の先端部４ａを前記端面７
ａの一部と接触するように構成すると、該ピックアップ
送り用軸４の先端部４ａと該支持穴７の端面７ａとの接
触抵抗を小さくすることが出来る。そして、前記支持穴
７の端面７ａを傾斜面にて構成すると、ピックアップ送
り用軸４に対して中心方向への力が作用するため、該ピ
ックアップ送り用軸４の回転中心軸を正確に保持するこ
とが出来る。
７の端面７ａを傾斜面にて構成し、該支持穴７に挿入さ
れるピックアップ送り用軸４の先端部４ａを前記端面７
ａの一部と接触するように構成すると、該ピックアップ
送り用軸４の先端部４ａと該支持穴７の端面７ａとの接
触抵抗を小さくすることが出来る。そして、前記支持穴
７の端面７ａを傾斜面にて構成すると、ピックアップ送
り用軸４に対して中心方向への力が作用するため、該ピ
ックアップ送り用軸４の回転中心軸を正確に保持するこ
とが出来る。
【００１３】更に、前記軸受６に形成されている支持穴
７の挿入部７ｂの内径を前記ピックアップ送り用軸４の
先端部４ａを支持する支持部７ｃの内径より大になるよ
うにすると、該挿入部７ｂが該軸受６の前記折曲片３に
形成されている取付穴３ａへの圧入動作時の変形を防止
する逃げとなり、該軸受６を良好な状態で圧入固定する
ことが出来る。
７の挿入部７ｂの内径を前記ピックアップ送り用軸４の
先端部４ａを支持する支持部７ｃの内径より大になるよ
うにすると、該挿入部７ｂが該軸受６の前記折曲片３に
形成されている取付穴３ａへの圧入動作時の変形を防止
する逃げとなり、該軸受６を良好な状態で圧入固定する
ことが出来る。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、電動機が固定されている取付
基板に形成されている折曲片に圧入固定された合成樹脂
よりなる軸受によってピックアップ送り用軸の先端部を
回転可能に支持するようにしたので、即ち同一の取付基
板に固定されている電動機と軸受によって該ピックアッ
プ送り用軸を回転可能に支持するようにしたので、該ピ
ックアップ送り用軸を正確な位置に回転可能に支持する
ことが出来る。それ故、前記ピックアップ送り用軸の回
転によって移動せしめられるピックアップをディスクに
対して正確に移動させることが出来、ディスクからの信
号の読み出し動作を正確に行うことが出来る。
基板に形成されている折曲片に圧入固定された合成樹脂
よりなる軸受によってピックアップ送り用軸の先端部を
回転可能に支持するようにしたので、即ち同一の取付基
板に固定されている電動機と軸受によって該ピックアッ
プ送り用軸を回転可能に支持するようにしたので、該ピ
ックアップ送り用軸を正確な位置に回転可能に支持する
ことが出来る。それ故、前記ピックアップ送り用軸の回
転によって移動せしめられるピックアップをディスクに
対して正確に移動させることが出来、ディスクからの信
号の読み出し動作を正確に行うことが出来る。
【００１５】また、本発明は、軸受に形成されている支
持穴の端面を傾斜面にて構成し、該支持穴に挿入される
ピックアップ送り用軸の先端部を前記端面の一部と接触
するように構成したので、該ピックアップ送り用軸の先
端部と該支持穴の端面との接触抵抗を小さくすることが
出来る。それ故、前記ピックアップ送り用軸を回転駆動
せしめる電動機の回転負荷が小さくなり、該電動機とし
て小型の電動機を使用することが出来るとともに回転駆
動のための消費電力を少なくすることが出来るという利
点を有している。そして、本発明は、前記支持穴の端面
を傾斜面にて構成したので、ピックアップ送り用軸に対
して中心方向への力が作用することになり、該ピックア
ップ送り用軸の回転中心軸を正確に保持することが出来
るという効果を有している。
持穴の端面を傾斜面にて構成し、該支持穴に挿入される
ピックアップ送り用軸の先端部を前記端面の一部と接触
するように構成したので、該ピックアップ送り用軸の先
端部と該支持穴の端面との接触抵抗を小さくすることが
出来る。それ故、前記ピックアップ送り用軸を回転駆動
せしめる電動機の回転負荷が小さくなり、該電動機とし
て小型の電動機を使用することが出来るとともに回転駆
動のための消費電力を少なくすることが出来るという利
点を有している。そして、本発明は、前記支持穴の端面
を傾斜面にて構成したので、ピックアップ送り用軸に対
して中心方向への力が作用することになり、該ピックア
ップ送り用軸の回転中心軸を正確に保持することが出来
るという効果を有している。
【００１６】更に、本発明は、軸受に形成されている支
持穴の挿入部の内径をピックアップ送り用軸の先端部を
支持する支持部の内径より大になるように構成したの
で、該挿入部が該軸受の折曲片に形成されている取付穴
への圧入動作時の変形を防止する逃げとなり、該軸受を
良好な状態で圧入固定することが出来るという利点を有
している。
持穴の挿入部の内径をピックアップ送り用軸の先端部を
支持する支持部の内径より大になるように構成したの
で、該挿入部が該軸受の折曲片に形成されている取付穴
への圧入動作時の変形を防止する逃げとなり、該軸受を
良好な状態で圧入固定することが出来るという利点を有
している。
【図１】本発明の送り装置を示す平面図である。
【図２】本発明の送り装置を示す要部の拡大平面図であ
る。
る。
１ 取付基板 ２ 電動機 ３ 折曲片 ４ ピックアップ送り用軸 ６ 軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 信夫 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】電動機が固定されている取付基板と、前記
電動機により回転駆動されるとともに外周に送り溝が形
成されているピックアップ送り用軸と、前記取付基板に
形成されている折曲片に圧入固定されるとともに前記ピ
ックアップ送り用軸の先端部を回転可能に支持し、且つ
合成樹脂にて成形された軸受とよりなるピックアップの
送り装置。 - 【請求項２】軸受に形成されている支持穴を形成する端
面を傾斜面にて構成するとともに該支持穴に挿入される
ピックアップ送り用軸の先端部を前記端面の一部と接触
するようにしたことを特徴とする請求項１に記載の送り
装置。 - 【請求項３】軸受に形成されている支持穴の挿入部の内
径をピックアップ送り用軸の先端部を回転可能に支持す
る支持部の内径より大にしたことを特徴とする請求項１
に記載の送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29145094A JPH08147901A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ピックアップの送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29145094A JPH08147901A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ピックアップの送り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08147901A true JPH08147901A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17769030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29145094A Pending JPH08147901A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ピックアップの送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08147901A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1014350A2 (en) * | 1998-12-25 | 2000-06-28 | Sony Corporation | Head feed mechanism for disk drive apparatus |
| KR100456328B1 (ko) * | 2002-08-07 | 2004-12-03 | 주식회사 테슬라 | 스테핑모터의 리드 스크류 결합장치 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29145094A patent/JPH08147901A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1014350A2 (en) * | 1998-12-25 | 2000-06-28 | Sony Corporation | Head feed mechanism for disk drive apparatus |
| EP1014350A3 (en) * | 1998-12-25 | 2002-02-13 | Sony Corporation | Head feed mechanism for disk drive apparatus |
| KR100456328B1 (ko) * | 2002-08-07 | 2004-12-03 | 주식회사 테슬라 | 스테핑모터의 리드 스크류 결합장치 |
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