JP4069839B2 - 摺動装置とその製造法及び冷媒圧縮機 - Google Patents
摺動装置とその製造法及び冷媒圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4069839B2 JP4069839B2 JP2003319708A JP2003319708A JP4069839B2 JP 4069839 B2 JP4069839 B2 JP 4069839B2 JP 2003319708 A JP2003319708 A JP 2003319708A JP 2003319708 A JP2003319708 A JP 2003319708A JP 4069839 B2 JP4069839 B2 JP 4069839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon film
- hard carbon
- magnetic field
- sliding
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/42—Pumps with cylinders or pistons
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
又、硬質炭素膜は、Hv2500を超える高硬度化すると膜中の圧縮応力の増加を伴う。この圧縮応力はスクラッチ試験の印加荷重のような外力にプラスされて膜の破壊をもたらすため、硬質炭素膜の硬さが高いと密着性が得られなくなる。また、その硬さがHv1500未満と低すぎると、硬質炭素膜本来の性能が発揮されない。好ましい硬さはHv1500〜2000にすることにより耐カジリ性、耐焼付き性及び耐摩耗性が得られる。
本発明におけるアンバランスマグネトロンスパッタ(UBMS)法による硬質炭素膜の形成は、電場に対し直交する閉磁場を形成するように、被膜の原料となるターゲットの裏面に磁石を配置し、その磁場により、グロー放電で生じた電子を閉じ込める。その結果として、ターゲット表面近くに高密度プラズマを作ることができ、高いスパッタ効率、すなわち高成膜速度の得られる。これはターゲットの裏面に配置する磁石の強さを内側とその外周側とで変えてアンバランスな磁場を作り、内側に対してその外周側の磁石の強さを大きくすることにより、磁力線を基板まで到着させて、プラズマが基板の近くまで拡散するようにしたものである。この結果として成膜中に基板に照射されるArイオンが増加し、被膜の特性改善や密着性の向上が可能となる。
又、バイアス電圧を調整し硬質炭素膜内に金属を分散することにより密着性のより高いものが得られる。その金属として基材の鉄系部材に対して、Fe、Ni、Co、炭化物形成元素(Cr、V、W、Ti、Nb、Ta、Mo)の少なくとも一種が好ましい。
又、本発明は、基材の硬さ(Hv)を250以上とするものである。これにより基材と硬質炭素膜の密着力がさらに向上し、前述と同様に優れた効果が得られる。
本発明は、固定スクロールと、回転軸のクランクシャフトにより回転する旋回スクロールとによる圧縮手段により冷媒を圧縮する圧縮機において、前記クランクシャフト、固定スクロール及び旋回スクロールさらにスラスト軸受及びオルダムリングはいずれも硬さ(HV)が250以上である鉄系部材からなり、及び互いに摺動する表面の粗さ(Ra)が0.02〜0.3μmであり、摺動する少なくとも一方の該表面に前述の硬質炭素膜を有することを特徴とする冷媒圧縮機にある。硬質炭素膜をクランクシャフトの表面、旋回スクロールの歯先もしくは固定スクロールさらにスラスト軸受面及びオルダムリングの摺動面に形成したことにより適正な表面粗さの基材上に硬さとヤング率の調和がとれた硬質炭素膜が形成され密着力が増加する。これにより硬質炭素膜が本来持つ自己潤滑性、低摩擦係数及び耐摩耗性が遺憾なく発揮され旋回スクロールと固定スクロール、旋回スクロールとスラスト軸受及び旋回スクロールとオルダムリング及びオルダムリングとフレームの摺動において無給油状態におけるカジリや焼付き、さらに混合潤滑や流体潤滑における長期的な耐摩耗性が得られる。
本発明の冷媒圧縮機は、給湯機、空調機及び冷凍機等に用いることができる。これらの用途に本発明の冷媒圧縮機を用いることにより摺動部における耐カジリ性、耐焼付き性及び耐摩耗性が向上し、寒冷地での使用にも対応でき長期にわたり高い信頼性が得られるものである。
本発明は、CO2冷媒を用い一時的に潤滑油が供給されない可能性のある圧縮機の摺動部において低摩擦を実現し、カジリや焼付きを防止するとともに、混合潤滑や流体潤滑状態においても長期的に摩耗を低減する高い耐摩耗性と耐焼付き性を有するものである。
潤滑油には冷凍サイクルの雰囲気中において冷媒が潤滑油に溶解している。冷媒の溶解する量は、冷媒及び潤滑油の組合せにより異なるが、通常は圧力が高いほど該溶解量は増大する。潤滑油の粘度は溶解量の増大に伴い小さくなるため、圧力の高い雰囲気では摩擦摺動が過酷になるが、以上で述べた潤滑油の冷媒溶解状態の差異に起因する摺動条件の制約に影響せずに、本発明の硬質炭素膜を有する摺動部材は様々な冷媒圧縮機に広く適用することができる。
図2は、基材として表面粗さ(Ra:0.1μm)のSKH51(高速度工具鋼)を用いて図1に示すアンバランスマグネトロンスパッタ法によって形成した硬質炭素膜(A)と従来のマグネトロンスパッタ法によって形成した硬質炭素膜(B)との臨界荷重の比較を示すグラフである。従来のマグネトロンスパッタ法は内周部とその外周部に対して同じ磁力を有する磁石を配置してスパッタリングしたものである。本発明の硬質炭素膜(A)は、厚さが2μm、硬さ(Hv)が2000、ヤング率が200GPaを有するものである。従来の硬質炭素膜(B)は、厚さが2μm、硬さ(Hv)が2500を超え、ヤング率が250GPaを超えるものである。臨界荷重はスクラッチ試験機(CSEM製Revetest)を用いて、負荷条件100N/min、圧子速度10mm/minで行い硬質炭素膜の破壊荷重を求めた。本発明の硬質炭素膜(A)の臨界荷重は50Nで、従来の硬質炭素膜(B)の30Nよりも1.7倍大きく、膜の密着性が著しく向上していることが分かる。又、本発明における比較材として、表面粗さ(Ra)が0.3μmを超えるものについて同様に試験した結果、硬質炭素膜の破壊荷重が従来の硬質炭素膜(B)と同等に低いものであった。
図4は、基材として表面粗さ(Ra:0.1mm)のSKH51(高速度工具鋼)を用い、本発明の硬質炭素膜(A)、従来の硬質炭素膜(B)及び未処理(C)の摩耗試験による固定片と可動片の摩耗量を示すグラフである。本発明の硬質炭素膜(A)及び従来の硬質炭素膜(B)は前述と同様である。摩耗試験は、硬質炭素膜を有する試験片を固定片とし、Mo-Ni-Cr合金鋳鉄を可動片とした。摩耗量は、未処理(C)の場合が固定片2.8mg及び可動片29μmと共に多いが、従来の硬質炭素膜(B)では固定片1mg及び可動片0.2μmと共に少なくなり、更に本発明の硬質炭素膜(A)では固定片0.5mg及び可動片0.06μmと一段と少なくなる。
図5は、部材の表面粗さを0.3μm及び0.02μmとしたSKH51(高速度工具鋼)を用いた本発明の硬質炭素膜における部材の表面粗さ(Ra)と摩擦係数及び摺動試験時間(h)の関係を示す線図である。本発明の硬質炭素膜は前述と同様である。摩耗試験は、硬質炭素膜を有する試験片を固定片とし、Mo-Ni-Cr合金鋳鉄を可動片とした。図に示すように、摺動試験の直後は部材の表面粗さが0.3μmより0.02μmと小さい方が摩耗係数が大きいが、摺動試験が約15分になると表面粗さが0.3μmより0.02μmの小さい方が摩耗係数が小さくなり、約半分になる。従って、部材の表面粗さが0.3μmより大きい場合は、摺動試験直後とその後の経過に影響が小さく、大きい摩擦係数となる。しかし、表面粗さが0.02μmと更に小さくすることにより摩擦係数が0.1付近から0.05と低くなる。従って、部材の表面粗さが0.3μmより大きい場合は摩擦係数が0.15を越え、更に表面粗さが0.02μmより小さい場合は初期の摩擦係数が0.15を大きく越えることが予想され、以下の実施例に示すように、摺動装置において潤滑油が行き渡らない初期において苛酷な荷重を受ける摺動に対して対応できない。そのため、本実施例における部材の表面粗さは0.02〜0.3μmが好ましいことが分かる。
クランクシャフト2は鉄系材料として硬さ(Hv)800のクロムモリブデン鋼(SCM415)、シリンダ10、上ベアリング11、下ベアリング12は鉄系材料として硬さ(Hv250)の鋳鉄、ベーン14は鉄系材料として硬さ(Hv)800の高速度工具鋼(SKH51)、ローラ13は鉄系材料として硬さ(Hv600)の鋳鉄を用いることができる。これらローラ外周、ベーン、シリンダ及びシャフトの各々の摺動面の粗さ(Ra)を0.2μmとし、実施例1と同様にアンバランスマグネトロンスパッタ法によって硬質炭素膜を形成することにより、いずれの部材においても実施例1と同様に、厚さが2μm、硬さ(Hv)が2000、ヤング率が200Gpa、摩擦係数が初期で0.15以下の特性を有する硬質炭素膜が得られ、又、実施例1と同様の効果が得られるものであった。
従って、潤滑効果が期待できない自然冷媒のCO2冷媒を用いた圧縮機の摺動部において低摩擦を実現し耐摩耗性が向上し、さらに潤滑油の供給が困難もしくは一時的に潤滑油が供給されない可能性のある圧縮機の摺動部における苛酷な荷重に対してカジリや焼付きを防止し,圧縮機全体としても耐久性を著しく高めることが出来る。また,突発的給油不足にも対応し給湯機、空調機及び冷凍機の信頼性向上に極めて有用である。
クランクシャフト2は鉄系材料として硬さ(Hv)800のクロムモリブデン鋼(SCM415)、旋回スクロール7、固定スクロール8及びスラスト軸受15には鉄系材料として硬さ(Hv)280の鋳鉄を用いることができる。オルダムリング16には、鉄系材料として硬さ(Hv)250の焼結材を用いることができる。これら旋回スクロール、固定スクロール及びシャフトの各々の摺動面の粗さ(Ra)を0.2μmとし、実施例1と同様にアンバランスマグネトロンスパッタ法によって硬質炭素膜を形成することにより、いずれの部材においても実施例1と同様に、厚さが2μm、硬さ(Hv)が2000、ヤング率が200Gpa、摩擦係数が初期で0.15以下の特性を有する硬質炭素膜が得られ、又、実施例1と同様の効果が得られるものであった。更に実施例2と同様に長期にわたり信頼性の高い圧縮機が得られるものである。
クランクシャフト2は硬さ(Hv)800のクロムモリブデン鋼(SCM415)、シリンダ10には硬さ(Hv)280の鋳鉄、揺動ピストン20、ベーン部20aには硬さ(Hv)600の鋳鉄や焼結材を用いることができる。これらシリンダー10、シュー21及び揺動ピストン20の各々の摺動面の粗さ(Ra)を0.2μmとし、実施例1と同様にアンバランスマグネトロンスパッタ法によって硬質炭素膜を形成することにより、いずれの部材においても実施例1と同様に厚さが2μm、硬さ(Hv)が2000、ヤング率が200Gpa、摩擦係数が初期で0.15以下の特性を有する硬質炭素膜が得られ、又、実施例1と同様の効果が得られるものであった。又、実施例2と同様に長期にわたり信頼性の高い圧縮機を提供できる。
Claims (13)
- 鉄系部材同士が互いに摺動する少なくとも一方の表面に硬質炭素膜を有し、前記部材の両者はその基地の硬さ(Hv)が250以上及び前記摺動する表面の粗さ(Ra)が0.02〜0.3μmであり、前記硬質炭素膜は、弱磁場を有する内側磁石と該内側磁石の外周にそれより強磁場を有する外周側磁石とによるアンバランスな磁場により磁力線及びプラズマを前記部材まで到達させるマグネトロンスパッタ法により形成され、硬さ(Hv)1500〜2500及びヤング率150〜250GPaを有することを特徴とする摺動装置。
- 請求項1において、前記硬質炭素膜は、摩擦係数0.03〜0.15及び臨界荷重40N以上を有することを特徴とする摺動装置。
- 請求項1において、前記部材と硬質炭素膜との間にSi、W、Ti、Cr、TiC、WC及びSiCのいずれかの中間層を有することを特徴とする摺動装置。
- 請求項1において、前記硬質炭素膜中に金属を有することを特徴とする摺動装置。
- 鉄系部材同士が互いに摺動する前記部材の両者がその基地の硬さ(Hv)が250以上及び前記摺動する表面の粗さ(Ra)が0.02〜0.3μmであり、前記部材の少なくとも一方の表面に、弱磁場を有する内側磁石と該内側磁石の外周にそれより強磁場を有する外周側磁石とによるアンバランスな磁場により磁力線及びプラズマを前記部材まで到達させるアンバランスマグネトロンスパッタ法により、硬さ(Hv)1500〜2500及びヤング率150〜250GPaを有する硬質炭素膜を形成することを特徴とする摺動部材の製造法。
- 請求項5において、前記部材の表面にSi、W、Ti、Cr、TiC、WC及びSiCのいずれかの中間層を形成した後、前記硬質炭素膜を形成することを特徴とする摺動部材の製造法。
- 請求項5において、前記アンバランスマグネトロンスパッタ法におけるバイアス電圧を調整し、前記硬質炭素膜中に金属を形成させることを特徴とする摺動部材の製造法。
- シリンダ内を回転軸のクランクシャフトにより回転するローラ及び該ローラの回転によって前記シリンダに設けられたベーンの往復運動による圧縮手段により冷媒を圧縮する圧縮機において、前記シリンダ、クランクシャフト、ローラ及びベーンは、いずれも基地の硬さ(Hv)が250以上である鉄系部材からなり、互いに摺動する表面の粗さ(Ra)が0.02〜0.3μmであり、前記摺動する少なくとも一方の前記表面に、弱磁場を有する内側磁石と該内側磁石の外周にそれより強磁場を有する外周側磁石とによるアンバランスな磁場により磁力線及びプラズマを前記部材まで到達させるマグネトロンスパッタ法により、硬さ(Hv)1500〜2500及びヤング率150〜250GPaを有する硬質炭素膜が形成されていることを特徴とする冷媒圧縮機。
- 請求項8において、前記硬質炭素膜は、摩擦係数0.03〜0.15及び臨界荷重40N以上であることを特徴とする冷媒圧縮機。
- 固定スクロールと、回転軸のクランクシャフトにより回転する旋回スクロールとによる圧縮手段により冷媒を圧縮する圧縮機において、前記クランクシャフト、固定スクロール及び旋回スクロール、スラスト軸受及びオルダムリングは、いずれも基地の硬さ(Hv)が250以上である鉄系部材からなり、互いに摺動する表面の粗さ(Ra)が0.02〜0.3μmであり、前記摺動する少なくとも一方の前記表面に、弱磁場を有する内側磁石と該内側磁石の外周にそれより強磁場を有する外周側磁石とによるアンバランスな磁場により磁力線及びプラズマを前記部材まで到達させるマグネトロンスパッタ法により、硬さ(Hv)1500〜2500及びヤング率150〜250GPaを有する硬質炭素膜が形成されていることを特徴とする冷媒圧縮機。
- 請求項10において、前記硬質炭素膜は、摩擦係数0.03〜0.15及び臨界荷重40N以上であることを特徴とする冷媒圧縮機。
- シリンダ内を回転軸のクランクシャフトの回転によって前記シリンダに設けられたシュー内を往復運動する揺動ピストンによる圧縮手段により冷媒を圧縮する圧縮機において、前記クランクシャフト、シリンダ、シュー及び揺動ピストンは、いずれも基地の硬さ(Hv)が250以上である鉄系部材からなり、互いに摺動する表面の粗さ(Ra)が0.02〜0.3μmであり、前記摺動する少なくとも一方の前記表面に、弱磁場を有する内側磁石と該内側磁石の外周にそれより強磁場を有する外周側磁石とによるアンバランスな磁場により磁力線及びプラズマを前記部材まで到達させるマグネトロンスパッタ法により、硬さ(Hv)1500〜2500及びヤング率150〜250GPaを有する硬質炭素膜が形成されていることを特徴とする冷媒圧縮機。
- 請求項12において、前記硬質炭素膜は、摩擦係数0.03〜0.15及び臨界荷重40N以上であることを特徴とする冷媒圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319708A JP4069839B2 (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 摺動装置とその製造法及び冷媒圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319708A JP4069839B2 (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 摺動装置とその製造法及び冷媒圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005083339A JP2005083339A (ja) | 2005-03-31 |
JP4069839B2 true JP4069839B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
ID=34418584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003319708A Expired - Fee Related JP4069839B2 (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 摺動装置とその製造法及び冷媒圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4069839B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4918972B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2012-04-18 | 日産自動車株式会社 | 高速摺動部材 |
JP4930974B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2012-05-16 | 国立大学法人 長崎大学 | ソーワイヤ、ソーワイヤの製造方法、半導体インゴットの切断方法及びワイヤソー |
JP2007205271A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Daikin Ind Ltd | 回転式流体機械 |
JP2008261261A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Hitachi Appliances Inc | 摺動部材及びそれを用いたスクロール型電動圧縮機 |
SG148062A1 (en) * | 2007-05-21 | 2008-12-31 | Panasonic Refrigeration Device | Refrigerant compressor sliding surface with non-integral reaction layer |
GB2477777B (en) * | 2010-02-12 | 2012-05-23 | Univ City | Lubrication of screw expanders |
JP5608466B2 (ja) * | 2010-08-17 | 2014-10-15 | アズビル株式会社 | 表面構造 |
US10704541B2 (en) | 2012-02-20 | 2020-07-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Slide member, refrigerant compressor incorporating slide member, refrigerator and air conditioner |
JP6805556B2 (ja) * | 2016-06-07 | 2020-12-23 | ダイキン工業株式会社 | すべり軸受を有する圧縮機 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153591A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-08 | Toshiba Corp | 回転式圧縮機 |
JPH05125521A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-21 | Riken Corp | 摺動材料及びその製造方法 |
JP3273106B2 (ja) * | 1994-09-29 | 2002-04-08 | 京セラ株式会社 | 硬質炭素膜被覆部材およびその製造方法 |
JP3802940B2 (ja) * | 1994-10-31 | 2006-08-02 | ダイキン工業株式会社 | ロータリー圧縮機及び冷凍装置 |
JPH10296973A (ja) * | 1997-04-24 | 1998-11-10 | Ricoh Co Ltd | 記録ヘッド |
JP2001107860A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Matsushita Refrig Co Ltd | 摺動部材 |
JP2001115959A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧縮機 |
JP2001200849A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-27 | Toyota Motor Corp | 摺動部材及び組み合わされた2つの摺動部材 |
JP2001225412A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-21 | Token Thermotec:Kk | 保護膜被覆部材 |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319708A patent/JP4069839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005083339A (ja) | 2005-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6302665B1 (en) | Hermetic compressor and open compressor | |
JP2000054973A (ja) | ロータリコンプレッサ | |
JP4069839B2 (ja) | 摺動装置とその製造法及び冷媒圧縮機 | |
JP2008261261A (ja) | 摺動部材及びそれを用いたスクロール型電動圧縮機 | |
JP2002031055A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
JP2008038787A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JPH08177772A (ja) | ポンプ | |
JP2009287483A (ja) | 冷媒圧縮機 | |
JP7171892B2 (ja) | 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置 | |
JP2007205271A (ja) | 回転式流体機械 | |
KR101230749B1 (ko) | 표면 코팅된 슈를 포함하는 자동차용 냉매 압축기 | |
JP2002147377A (ja) | スクロール圧縮機およびジャーナル軸受部の製造方法 | |
JPH06159259A (ja) | ポンプ | |
JPH06207253A (ja) | 鉄基摺動部品材料 | |
JP2002202073A (ja) | 揺動ピストン型圧縮機およびこれを用いた冷媒圧縮機並びに空気調和機 | |
JPH0551707A (ja) | 圧縮機用耐摩耗材料 | |
JPH1113667A (ja) | ロータリ圧縮機および冷媒回収機 | |
JP2000087890A (ja) | ロータリー圧縮機 | |
JP2002310080A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP2009228558A (ja) | 冷媒圧縮機 | |
JP2005048686A (ja) | 冷媒圧縮機 | |
JP2005133586A (ja) | 密閉型冷媒圧縮機 | |
JPH0821387A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JPH06207252A (ja) | 鉄基摺動部品材料 | |
JP2002098077A (ja) | ロータリ圧縮機およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050221 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4069839 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |