JP4062428B2 - 記録制御方法、インクジェット式記録装置、記録制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に往復動させる動作と、被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に往復動させる動作と、被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、被記録材の記録面に記録を実行する、いわゆるインクジェット式記録装置の一例として、主走査方向の記録紙の紙端位置を検出する手段を備えたインクジェット式記録装置が公知である。例えば、キャリッジにフォトインタラプタ等の反射式センサを搭載し、記録紙上のキャリッジを往復動させる際に、1回の主走査動作毎に反射式センサによって記録紙とプラテンとの境界を識別することによって記録紙の主走査方向の紙端を検出する構成を成している。
【0003】
また、一般的なインクジェット式記録装置において、記録紙は、その紙幅に関係なく一端側の紙端が基準端側に形成された主走査方向の紙端位置規制部に当接した状態で副走査方向に搬送される。したがって、主走査方向の一端側の紙端は、紙幅に関係なく、常に同じ位置に規定されることになるので、主走査動作時に記録紙の他端側の紙端のみをセンサにて検出し、一端側の紙端位置は、当接している紙端位置規制部の位置とみなすことができる。
【0004】
このように、記録実行前にセンサ等で主走査方向の記録紙の紙端を主走査動作毎に毎回検出し、記録実行時には、主走査動作毎に検出した紙端位置に基づいて主走査方向のインク噴射領域を設定して記録を実行することによって様々なメリットが生まれる。まず、給紙された記録紙のサイズが記録を実行しようとしている記録紙サイズより小さい異なるサイズの記録紙だった場合に、インクをプラテンに噴射してプラテンを汚してしまうことを防止することができる。また、記録紙の四辺に余白無く記録を実行する、いわゆる縁なし印刷を実行する際には、センサにて検出した主走査方向の紙端位置に基づいて主走査方向の記録実行領域を調節し、記録紙の外側に打ち捨てるインクを最小限に減らすことができる。それによって、打ち捨てられる無駄なインク量を減らすことができるとともに、打ち捨てられるインクによって発生する霧状の浮遊インクが記録紙に付着して記録紙を汚してしまう、いわゆるインクミスト汚れを低減させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように、主走査方向の一端側の紙端が当接している紙端位置規制部の位置を主走査方向の一端側の紙端位置とみなすと、記録紙の給紙位置が主走査方向にずれた場合に、正確な紙端位置を検出することができないという問題が生じる。つまり、本来紙端位置規制部に一端側が当接した状態で給紙されるべき記録紙が、ユーザーの手によって自動給紙装置等に記録紙がセットされる際に、主走査方向にずれた位置にセットされることによって記録紙の位置ずれが生じてしまう。副走査方向に対する記録紙の傾きは、自動給紙装置等のスキュウー取り制御で修正できるが、記録紙が本来のセット位置から主走査方向にずれた位置にセットされてしまうとずれたままとなってしまう。そのため、主走査方向に印刷実行位置がずれた状態で記録が実行されてしまうことになる。そこで、例えば、センサ等によって主走査動作毎に毎回、主走査方向における記録紙の両端の位置を検出して紙幅を検出することによって、記録紙の給紙位置が主走査方向に多少ずれても正確に検出することができる。
【0006】
しかしながら、主走査方向の記録紙の両端位置を主走査動作毎に毎回検出すると、主走査方向に往復動するキャリッジの往復動幅が常にその分だけ長くなってしまい、その分だけ余計にキャリッジを移動させなければならなくなってしまう。つまり、記録ヘッドのインク噴射範囲よりさらに余分にキャリッジを毎回走査させる必要が生じてしまう。そして、それによって、記録実行のスループットが低下してしまうという問題が生じてしまう。
【0007】
本願発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、記録実行のスループットが低下することなく、主走査方向の記録紙の紙端位置を正確に検出して記録を実行することができるインクジェット式記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本願発明の第1の態様は、被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に往復動させる動作と、前記被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、前記被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置において、前記被記録材の主走査方向における両端部の位置に基づいて、前記被記録材の主走査方向におけるインク噴射範囲を主走査毎に決定して記録を実行する記録制御方法であって、前記被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、前記キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出し、主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置と他端側の端部位置とから当該被記録材の主走査方向の被記録材幅を求め、2回目以降の主走査時には、前記被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出し、当該主走査時の主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、前記被記録材幅とから当該主走査時の主走査方向における一端側の端部位置を求める、ことを特徴とした記録制御方法である。
【0009】
このように、被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出し、2回目以降の主走査時には、被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出するので、被記録材検出手段にて被記録材の主走査方向における両端部を検出することによってキャリッジの往復動幅が長くなってしまうのは、最初の主走査時のみとすることができる。そして、記録紙等の被記録材の幅は、基本的に一定の幅となっているので、2回目以降の主走査時には、被記録材検出手段にて検出した主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、最初の主走査時に検出した主走査方向における被記録材の両端位置から求めた被記録材幅とから主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置を高い精度で求めることができる。
【0010】
したがって、インクジェット式記録装置において、記録実行のスループットが低下することなく、主走査方向の被記録材の両端部位置を正確に検出して記録を実行することができるという作用効果が得られる。
【0011】
本願発明の第2の態様は、前述した第1の態様において、前記被記録材の四辺に余白無く記録を実行する、ことを特徴とした記録制御方法である。
前述したように、インクジェット式記録装置において、記録実行のスループットが低下することなく、主走査方向の被記録材の両端部位置を正確に検出して記録を実行することができるので、主走査方向のインク噴射範囲を高い精度で正確に設定することができ、被記録材の四辺に余白無く記録を実行する際に被記録材の外側に打ち捨てられるインク量を最小限にすることができるという作用効果が得られる。
【0012】
本願発明の第3の態様は、前述した第1の態様又は第2の態様において、前記記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射する、ことを特徴とした記録制御方法である。
このように、主走査方向に往復動する記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射するので、往路走査時のみ、又は復路走査時のみインクを噴射する記録制御方法と比較して記録実行のスループットをさらに向上させることができるという作用効果が得られる。
【0013】
本願発明の第4の態様は、被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動可能に配設されたキャリッジと、前記被記録材を副走査方向に搬送する被記録材搬送手段と、前記キャリッジに搭載され、前記被記録材の端部を検出可能な被記録材検出手段と、前記被記録材の主走査方向における両端部の位置に基づいて、前記被記録材の主走査方向におけるインク噴射範囲を主走査毎に決定して記録を実行する記録制御手段とを備え、前記キャリッジを主走査方向に往復動させて前記記録ヘッドからインクを噴射する動作と、前記被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、前記被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置であって、前記記録制御手段は、前記被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、前記キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出する手段と、主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置と他端側の端部位置とから当該被記録材の主走査方向の被記録材幅を求める手段と、2回目以降の主走査時には、前記被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出し、当該主走査時の主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、前記被記録材幅とから当該主走査時の主走査方向における一端側の端部位置を求める手段とを有している、ことを特徴としたインクジェット式記録装置である。
本願発明の第4の態様に記載のインクジェット式記録装置によれば、インクジェット式記録装置において、前述した本願発明の第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0014】
本願発明の第5の態様は、前述した第4の態様において、前記記録制御手段は、前記被記録材の四辺に余白無く記録を実行する手段を有している、ことを特徴としたインクジェット式記録装置である。
本願発明の第5の態様に記載のインクジェット式記録装置によれば、インクジェット式記録装置において、前述した本願発明の第2の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0015】
本願発明の第6の態様は、前述した第4の態様又は第5の態様において、前記記録制御手段は、前記記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射する手段を有している、ことを特徴としたインクジェット式記録装置である。
本願発明の第6の態様に記載のインクジェット式記録装置によれば、インクジェット式記録装置において、前述した本願発明の第3の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0016】
本願発明の第7の態様は、前述した第4の態様〜第6の態様のいずれかにおいて、前記被記録材検出手段は、前記記録ヘッドより副走査方向上流側に配設されている、ことを特徴としたインクジェット式記録装置である。
このように、被記録材検出手段が記録ヘッドより副走査方向上流側に配設されているので、被記録材検出手段にて副走査方向の被記録材の端部位置を検出することもできる。したがって、被記録材検出手段にて被記録材の四辺の端部位置を全て検出することができるので、副走査方向の被記録材の端部位置を検出する手段を別途配設する必要がなく、それによって、インクジェット式記録装置のコストを低減させることができるという作用効果が得られる。
【0017】
本願発明の第8の態様は、被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動可能に配設されたキャリッジと、前記被記録材を副走査方向に搬送する被記録材搬送手段と、前記キャリッジに搭載され、前記被記録材の端部を検出可能な被記録材検出手段とを備え、前記キャリッジを主走査方向に往復動させて前記記録ヘッドからインクを噴射する動作と、前記被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、前記被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置において、前記被記録材の主走査方向における両端部の位置に基づいて、前記被記録材の主走査方向におけるインク噴射範囲を主走査毎に決定して記録を実行する制御をコンピュータに実行させる記録制御プログラムであって、前記被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、前記キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出する手順と、主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置と他端側の端部位置とから当該被記録材の主走査方向の被記録材幅を求める手順と、2回目以降の主走査時には、前記被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出し、当該主走査時の主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、前記被記録材幅とから当該主走査時の主走査方向における一端側の端部位置を求める手順とを有している、ことを特徴とした記録制御プログラムである。
本願発明の第8の態様に記載の記録制御プログラムによれば、前述した本願発明の第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができるとともに、この記録制御プログラムを実行することができる任意のインクジェット式記録装置に、前述した本願発明の第1の態様に記載の発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0018】
本願発明の第9の態様は、前述した第8の態様において、前記被記録材の四辺に余白無く記録を実行する手順を有している、ことを特徴とした記録制御プログラムである。
本願発明の第9の態様に記載の記録制御プログラムによれば、前述した本願発明の第2の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができるとともに、この記録制御プログラムを実行することができる任意のインクジェット式記録装置に、前述した本願発明の第2の態様に記載の発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0019】
本願発明の第10の態様は、前述した第8の態様又は第9の態様において、前記記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射する手順を有している、ことを特徴とした記録制御プログラムである。
本願発明の第10の態様に記載の記録制御プログラムによれば、前述した本願発明の第3の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができるとともに、この記録制御プログラムを実行することができる任意のインクジェット式記録装置に、前述した本願発明の第3の態様に記載の発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、本願発明に係るインクジェット式記録装置について説明する。
図1は、本願発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図であり、図2はその側面図である。
【0021】
インクジェット式記録装置50には、「被記録材」としての記録紙Pに記録を実行する手段として、キャリッジガイド軸51に軸支され、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62が搭載されている。記録ヘッド62と対向して、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。そして、キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに移動させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
【0022】
給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙可能な構成となっており、記録紙Pを自動給紙する給紙手段としてのASF(オート・シート・フィーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた2つの給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する自動給紙機構である。この2つの給紙ローラ57bの1つは、給紙トレイ57の一方側に配置され、もう1つの給紙ローラ57bは、記録紙ガイド57aに取り付けられており、記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。そして、給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗とにより、給紙トレイ57に置かれた複数の記録紙Pを給紙する際に、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく1枚ずつ正確に自動給紙される。
【0023】
記録紙Pを副走査方向Yに搬送する「被記録材搬送手段」として、搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の表面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の表面に押しつけられた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の表面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。
【0024】
また、給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、従来技術において公知の技術による紙検出器63が配設されている。紙検出器63は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙Pの搬送方向にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である。紙検出器63は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置、及び終端位置を検出し、その検出位置に合わせて記録領域が決定され、記録が実行される。
【0025】
一方、記録された記録紙Pを排紙する手段として、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56が設けられている。排紙駆動ローラ55は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ローラ55の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。
【0026】
そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53、及び排紙駆動ローラ55を回転駆動する図示していない回転駆動用モータ、並びにキャリッジ61を主走査方向に駆動する図示していないキャリッジ駆動用モータは、記録制御部100により駆動制御される。また、記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。
【0027】
また、キャリッジ61には、「被記録材検出手段」としてのセンサ64が搭載されている。センサ64は、記録ヘッド62の副走査方向Yの上流側に配設されており、キャリッジ61を主走査方向Xに往復動させる際に、記録ヘッド62の記録実行領域より副走査方向Yの上流側の記録紙Pを検出することが可能なセンサである。センサ64は、発光ダイオードから成る発光部と、フォトトランジスタから成る受光部とを有し、発光部から発した光が検出対象の記録紙P又はプラテン52に当たって反射し、反射した光を受光部にて受光し、その受光量に応じて出力電圧が変化する構成を成す反射型フォトインタラプタである。
【0028】
つづいて、センサ64にて記録紙Pの主走査方向Xの両端部を検出する手順について図3〜図11に示した平面図、及び図12、図13に示したフローチャートを参照しながら説明する。
図3は、本願発明に係るインクジェット式記録装置50の要部を模式的に示した平面図であり、記録ヘッド62がホームポジションにある状態を示したものである。
【0029】
キャリッジ61の底部に記録紙Pと対面するように配設されているセンサ64は、記録ヘッド62の副走査方向Yの上流側に配設されている。キャリッジ61は、記録実行待機状態において、図示のホームポジションに位置している。記録紙Pに記録を実行する際には、キャリッジ61が主走査方向Xに移動して記録ヘッド62が記録紙Pの端部A側から端部B側へ、又は端部B側から端部A側へと走査して記録紙Pの記録面にインクを噴射する動作と、搬送駆動ローラ53及び搬送従動ローラ54によって記録紙Pを所定の搬送量で副走査方向Yへ搬送する動作とを交互に繰り返す。
【0030】
図4は、本願発明に係るインクジェット式記録装置50の要部を模式的に示した平面図であり、センサ64が記録紙Pの端部Aを検出している状態を示したものである。図5は、センサ64が記録紙Pの端部Bを検出している状態を示したものであり、図6は、端部Bまで記録ヘッド62からインクを噴射し終えた状態を示したものであり、図7は、1回目の主走査動作後に、記録紙Pを副走査方向Yへ搬送した状態を示したものである。
【0031】
まず、ホームポジションに位置しているキャリッジ61を主走査方向Xに移動させて1回目の主走査を行う。その際、センサ64に記録紙Pの端部Aを検出する(図4符号C)。センサ64にて検出した記録紙Pの端部Aの位置より記録ヘッド62からインクを噴射しながらキャリッジ61を移動させつつ、センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出する(図5符号D)。そして、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの位置まで、記録ヘッド62からインクを噴射しながらキャリッジ61を移動させて1回目の主走査動作(最初の主走査)が終了する(図6符号E)。つづいて、記録紙Pを所定の搬送量にて副走査方向Yへ搬送する(図7符号F)。
【0032】
図8は、本願発明に係るインクジェット式記録装置50の要部を模式的に示した平面図であり、2回目の主走査動作において、センサ64が記録紙Pの端部Bを検出している状態を示したものである。図9は、端部Aまで記録ヘッド62からインクを噴射し終えた状態を示したものであり、図10は、2回目の主走査動作後に、記録紙Pを副走査方向Yへ搬送した状態を示したものであり、図11は、3回目の主走査動作において、センサ64が記録紙Pの端部Bを検出している状態を示したものである。
【0033】
1回目の主走査動作後に記録紙Pを副走査方向Yに搬送した後、1回目の主走査動作時にセンサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの位置より、記録ヘッド62からインクを噴射しながらキャリッジ61を移動させつつ、センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出する(図8符号G)。そして、記録紙Pの端部Aまで、記録ヘッド62からインクを噴射しながらキャリッジ61を移動させて2回目の主走査動作(最初の主走査)が終了する(図9符号H)。この端部Aの位置は、センサ64が端部Aに到達する前に、端部Aを記録ヘッド62が通過してしまうので、2回目の主走査動作においては、センサ64にて端部Aを検出し、その検出した端部Aの位置までインクを噴射するといったことができない。そこで、1回目の主走査動作時にセンサ64にて検出した端部Aの位置と端部Bの位置とから記録紙Pの紙幅を演算して、あらかじめRAM等の記憶媒体に記憶しておく。そして、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの位置と、記憶している記録紙Pの紙幅とから2回目の主走査動作における記録紙Pの端部Aの位置を求める。
【0034】
つづいて、記録紙Pを所定の搬送量にて副走査方向Yへ搬送し(図10符号J)、2回目の主走査動作時に求めた端部Aの位置より記録ヘッド62からインクを噴射しながらキャリッジ61を移動させつつ、センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出する(図11符号K)。以下、同様の手順で、3回目以降の主走査動作と、記録紙Pを所定の搬送量で副走査方向Yへ搬送する動作とを交互に繰り返して記録紙Pへの記録を実行していく。
【0035】
図12は、本願発明に係るインクジェット式記録装置50において、記録紙Pの主走査方向Xの両端部を検出する手順を示したフローチャートであり、最初の主走査動作時の手順を示したものである。また、図13は、2回目以降の主走査動作時の手順を示したものである。尚、当該実施の形態においては、図12及び図13に示したフローチャートの手順は、記録制御部100にて実行される制御手順であり、制御装置としての記録制御部100のマイクロプロセッサ(図示せず)において実行される「記録制御プログラム」によって実現される制御手順である。
【0036】
まず、実行する主走査動作が1回目の主走査か、つまり最初の主走査動作か否かを判定する(ステップS1)。1回目の主走査動作でなければ(ステップS1でNo)、そのまま当該手順を終了する。一方、当該主走査動作が1回目の主走査動作ならば(ステップS1でYes)、つづいて、端部A側から端部B側へキャリッジ61を移動させ、記録ヘッド62にて記録紙Pの記録面を走査する(ステップS2)。つづいて、走査中にセンサ64にて記録紙Pの端部Aを検出したか否かを判定する(ステップS3)。センサ64にて記録紙Pの端部Aを検出していない場合には(ステップS3でNo)、キャリッジ61が停止しているか否かを判定し(ステップS4)、キャリッジ61が停止していなければ(ステップS4でNo)、再び記録紙Pの端部Aを検出したか否かを判定する(ステップS3)。また、キャリッジ61が停止している場合には(ステップS4でYes)、記録紙Pが給紙されていない状態、つまり紙無し状態であると判定して当該手順を終了する(END:紙無し)。
【0037】
一方、センサ64にて記録紙Pの端部Aを検出した場合には(ステップS3でYes)、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Aの検出位置からインクを噴射するとともに、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Aの検出位置を記憶する(ステップS5)。つづいて、走査中にセンサ64にて記録紙Pの端部Bを検出したか否かを判定する(ステップS6)。センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出していない場合には(ステップS6でNo)、キャリッジ61が停止しているか否かを判定し(ステップS7)、キャリッジ61が停止していなければ(ステップS7でNo)、再び記録紙Pの端部Bを検出したか否かを判定する(ステップS6)。また、キャリッジ61が停止している場合には(ステップS7でYes)、記録紙Pが給紙されていない状態、つまり紙無し状態であると判定して当該手順を終了する(END:紙無し)。一方、センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出した場合には(ステップS6でYes)、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの検出位置を記憶する(ステップS8)。そして、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの検出位置までインクを噴射するとともに、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Aの検出位置と、端部Bの検出位置とから記録紙Pの紙幅を演算して記憶して当該手順を終了する(ステップS9)。
【0038】
また、2回目以降の主走査動作時には、まず、センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出したか否かを判定する(図13ステップS11)。センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出していない場合には(ステップS11でNo)、そのまま当該手順を終了する。一方、センサ64にて記録紙Pの端部Bを検出した場合には(ステップS11でYes)、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの検出位置からインクを噴射するとともに、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの検出位置を記憶する(ステップS12)。そして、センサ64にて検出した記録紙Pの端部Bの検出位置と、記憶している紙幅(図12ステップS9)とから記録紙Pの端部Aの位置を演算して記憶して当該手順を終了する(ステップS13)。
【0039】
このように、最初の主走査動作時にセンサ64にて記録紙Pの両端部(端部A及び端部B)を検出し、その両端部の検出位置から記録紙Pの紙幅を演算して記憶する。また、2回目以降の主走査動作時には、センサ64にて記録紙Pの片側の端部(端部B)のみを検出して、検出した記録紙Pの端部Bの検出位置と、記憶している紙幅とから記録紙Pの端部Aの位置を演算して記憶する。そして、2回目以降の主走査動作時には、主走査動作毎にセンサ64にて記録紙Pの端部Bのみを検出するだけで、当該主走査動作時のインク噴射範囲を高精度に設定して記録を実行することができる。
【0040】
したがって、2回目以降の主走査動作時のキャリッジ61の移動量を少なくすることができるので、記録紙Pの主走査方向の両端部位置を高精度に検出しつつ、記録実行のスループットを向上させることができる。また、記録紙Pの主走査方向の両端部位置を高精度に検出することができるので、縁なし記録実行時に記録紙Pの外側に打ち捨てるインク量を最小限にすることができ、それによって、縁なし記録実行時に発生するインクミスト汚れを低減させることができる。
【0041】
他の実施の形態としては、上述した実施の形態において、主走査方向に往復動する記録ヘッドから往路走査時、又は復路走査時のみインクを噴射するようにしてもよく、また、センサ64にて検出するのは、記録紙Pの主走査方向Xの両端部位置だけでなく、副走査方向Yの両端部位置も検出する構成としてもよい。
【0042】
尚、本願発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本願発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図。
【図2】 本願発明に係るインクジェット式記録装置の概略の側面図。
【図3】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、記録ヘッドがホームポジションにある状態を示したもの。
【図4】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、センサが記録紙の端部Aを検出している状態を示したもの。
【図5】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、センサが記録紙の端部Bを検出している状態を示したもの。
【図6】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、端部Bまで記録ヘッドからインクを噴射し終えた状態を示したもの。
【図7】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、1回目の主走査動作後に、記録紙を搬送した状態を示したもの。
【図8】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、2回目の主走査動作において、センサが記録紙の端部Bを検出している状態を示したもの。
【図9】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、端部Aまで記録ヘッドからインクを噴射し終えた状態を示したもの。
【図10】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、2回目の主走査動作後に、記録紙を搬送した状態を示したもの。
【図11】 インクジェット式記録装置の要部を模式的に示した平面図であり、3回目の主走査動作において、センサが記録紙の端部Bを検出している状態を示したもの。
【図12】 記録紙の主走査方向の両端部を検出する手順を示したフローチャートであり、最初の主走査動作時の手順を示したもの。
【図13】 記録紙の主走査方向の両端部を検出する手順を示したフローチャートであり、2回目以降の主走査動作時の手順を示したもの。
【符号の説明】
50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56排紙従動ローラ、57 給紙トレイ、57b 給紙ローラ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 紙検出器、64 センサ、100 記録制御部、X主走査方向、Y 副走査方向
Claims (10)
- 被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に往復動させる動作と、前記被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、前記被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置において、前記被記録材の主走査方向における両端部の位置に基づいて、前記被記録材の主走査方向におけるインク噴射範囲を主走査毎に決定して記録を実行する記録制御方法であって、
前記被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、前記キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出し、
主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置と他端側の端部位置とから当該被記録材の主走査方向の被記録材幅を求め、
2回目以降の主走査時には、前記被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出し、当該主走査時の主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、前記被記録材幅とから当該主走査時の主走査方向における一端側の端部位置を求める、ことを特徴とした記録制御方法。 - 請求項1において、前記被記録材の四辺に余白無く記録を実行する、ことを特徴とした記録制御方法。
- 請求項1又は2において、前記記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射する、ことを特徴とした記録制御方法。
- 被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動可能に配設されたキャリッジと、前記被記録材を副走査方向に搬送する被記録材搬送手段と、前記キャリッジに搭載され、前記被記録材の端部を検出可能な被記録材検出手段と、前記被記録材の主走査方向における両端部の位置に基づいて、前記被記録材の主走査方向におけるインク噴射範囲を主走査毎に決定して記録を実行する記録制御手段とを備え、
前記キャリッジを主走査方向に往復動させて前記記録ヘッドからインクを噴射する動作と、前記被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、前記被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置であって、
前記記録制御手段は、前記被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、前記キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出する手段と、
主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置と他端側の端部位置とから当該被記録材の主走査方向の被記録材幅を求める手段と、
2回目以降の主走査時には、前記被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出し、当該主走査時の主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、前記被記録材幅とから当該主走査時の主走査方向における一端側の端部位置を求める手段とを有している、ことを特徴としたインクジェット式記録装置。 - 請求項4において、前記記録制御手段は、前記被記録材の四辺に余白無く記録を実行する手段を有している、ことを特徴としたインクジェット式記録装置。
- 請求項4又は5において、前記記録制御手段は、前記記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射する手段を有している、ことを特徴としたインクジェット式記録装置。
- 請求項4〜6のいずれか1項において、前記被記録材検出手段は、前記記録ヘッドより副走査方向上流側に配設されている、ことを特徴としたインクジェット式記録装置。
- 被記録材の記録面にインクを噴射する記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動可能に配設されたキャリッジと、前記被記録材を副走査方向に搬送する被記録材搬送手段と、前記キャリッジに搭載され、前記被記録材の端部を検出可能な被記録材検出手段とを備え、前記キャリッジを主走査方向に往復動させて前記記録ヘッドからインクを噴射する動作と、前記被記録材を所定の搬送量で副走査方向へ搬送する動作とを交互に繰り返して、前記被記録材の記録面に記録を実行するインクジェット式記録装置において、前記被記録材の主走査方向における両端部の位置に基づいて、前記被記録材の主走査方向におけるインク噴射範囲を主走査毎に決定して記録を実行する制御をコンピュータに実行させる記録制御プログラムであって、
前記被記録材への記録を実行する際の最初の主走査時には、前記キャリッジに搭載された被記録材検出手段にて主走査方向における当該被記録材の一端側の端部、及び他端側の端部を検出する手順と、
主走査方向における当該被記録材の一端側の端部位置と他端側の端部位置とから当該被記録材の主走査方向の被記録材幅を求める手順と、
2回目以降の主走査時には、前記被記録材検出手段にて、主走査方向における当該被記録材の他端側の端部のみを検出し、当該主走査時の主走査方向における当該被記録材の他端側の端部位置と、前記被記録材幅とから当該主走査時の主走査方向における一端側の端部位置を求める手順とを実行させる、ことを特徴とした記録制御プログラム。 - 請求項8において、前記被記録材の四辺に余白無く記録する手順を実行させる、ことを特徴とした記録制御プログラム。
- 請求項8又は9において、前記記録ヘッドから往路走査時及び復路走査時ともインクを噴射する手順を実行させる、ことを特徴とした記録制御プログラム。
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