JP6031952B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1に、本発明のインクジェット記録装置を適用する装置の一例として、インクジェットプリンタ(以下、単にプリンタともいう)10の構成の一例を示す。なお、本発明の技術範囲はこの実施形態に記載の範囲には限定されず、複合機や、用紙(記録用紙)以外の布帛などに印刷を行う装置など、その他の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
図4は、インクジェット記録装置の第1の実施の形態における、インクジェットプリンタ(プリンタ)10の印刷動作に係るフロー図である。インクジェットプリンタ10は、プリンタドライバ(図2)より給紙要求を受け(ST1)、給紙を開始する(ST2)。こうして記録用紙Pが搬送ベルト20上を搬送方向Yに搬送される。このとき、第2レジストセンサ10aより用紙Pの搬送方向における端部を検出した位置(基準点0、図3)で用紙Pの搬送は一旦停止する。
ここで、本実施形態の位置判定手段について詳細に説明する。位置判定手段とは、用紙Pへの画像の印刷を行う前に、1stスキャンの際の用紙Pに対する第1レジストセンサ11bの位置が、用紙Pの記録幅方向の両端部の位置を検出することが可能な位置であるか否かを予め判定する手段のことである。
D≧ (y+A) ・・・(1)
D< (y+A) ・・・(2)
一方、距離Dが式(2)に相当する場合、1stスキャンで用紙上を第1レジストセンサ11bが通過するため、用紙幅を算出することができる。
このようにして、1stスキャン位置が用紙幅の検知が可能な位置であるか否かを判定する(ST5)。
図8は、インクジェット記録装置の第2の実施の形態における、インクジェットプリンタ10の印刷動作に係るフロー図である。第1の実施の形態では、用紙幅検知のためのスキャンを、搬送を停止した状態で行うが、第2の実施の形態では、設定された位置検出用の搬送速度で用紙Pを搬送しながら用紙幅検知のスキャンを行う。以下、動作について説明をする。
図9は、インクジェット記録装置の第3の実施の形態における、インクジェットプリンタ10の印刷動作に係るフロー図である。第2の実施の形態では、設定された位置検出用の搬送速度で用紙Pを搬送しながら用紙幅検知のスキャンを行うが、第3の実施の形態では、用紙搬送速度を用紙毎に可変とし、各用紙に適した搬送速度で用紙幅検知のスキャンを行う。以下、動作について説明をする。
次に、図10を用いて、用紙Pに適した搬送速度の算出方法について説明する。変更後の搬送速度をV1、位置判定手段ST5が終了し、ST26を実行する時点でのキャリッジ11の距離を、図10に示す位置であると仮定する。このときの用紙Pにおける用紙幅検知可能な残り距離(第1レジストセンサ11bが用紙Pに対向する位置から、用紙Pの搬送方向の上流側の端部までの距離)をX1、第1レジストセンサ11bにおけるスキャン速度をV2、スキャン距離(第1レジストセンサ11bの往復移動により変位する距離、すなわち第1レジストセンサ11bがスキャン動作のために移動しうる距離)をX2とすると、変更後の搬送速度は以下の式(3)により算出することができる。
V1=X1/(X2/V2) ・・・(3)
次に、図11及び図12を用いて第3の実施の形態の変形例について説明する。第3の実施の形態を実行する際において、図10で示したX1は、印刷ジョブの用紙サイズ情報として予め装置(ここではインクジェットプリンタ10)に格納された情報であるため、実際の値とは異なる場合が想定される。たとえば、X1ではなく、図11に示すX12のように短かった場合、用紙幅の検知が正しく行われないことが考えられる。そこで、このような場合は用紙サイズエラーとするために、用紙幅判定手段を更に備える構成とする。
11 キャリッジ
11a インクジェット記録ヘッド
11b 第1レジストセンサ(位置検出用のセンサ)
11c エンコーダセンサ
12 ノズル
13,27 タイミングベルト
15 エンコーダスケール
17 スライドレール
19a 主走査モータ
19b 副走査モータ
20 搬送ベルト
21a 駆動プーリ
21b 従動プーリ
23a 搬送ローラ
23b テンションローラ
25a 搬送駆動プーリ
25b 搬送ローラプーリ
29a エンコーダホイール
29b エンコーダセンサ
P 用紙(記録用紙)
Claims (5)
- 印刷用のインクジェット記録ヘッドと、印刷対象の記録用紙における記録幅方向の両端部の位置を検出する位置センサとを搭載したキャリッジを備え、前記キャリッジを前記記録用紙の記録幅方向に往復移動することにより、前記インクジェット記録ヘッドによる前記記録用紙への画像の印刷と前記位置センサによる前記両端部の位置の検出とを行うことが可能なインクジェット記録装置であって、
前記記録用紙への画像の印刷を行う前に、前記画像の印刷開始時に前記記録用紙に対する前記位置センサの位置が、前記記録幅方向の両端部の位置を検出することが可能な位置であるか否かを予め判定する位置判定手段を更に備え、
前記判定が可である場合は、
前記キャリッジによる前記往復移動は、前記画像の印刷と前記位置センサによる前記両端部の位置の検出との双方の動作を行い、
前記判定が不可である場合は、
前記キャリッジによる往復移動は前記両端部の位置の検出が可能な位置で行う前記両端部の位置の検出と、前記両端部の位置の検出後に行う、前記画像の記録が可能な位置での印刷とのそれぞれを個別に行い、
前記位置判定手段による前記判定が不可である場合の前記両端部の位置の検出は、
前記両端部の位置検出用の搬送速度として設定された一定の搬送速度で、前記記録用紙を搬送しながら行うことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 印刷用のインクジェット記録ヘッドと、印刷対象の記録用紙における記録幅方向の両端部の位置を検出する位置センサとを搭載したキャリッジを備え、前記キャリッジを前記記録用紙の記録幅方向に往復移動することにより、前記インクジェット記録ヘッドによる前記記録用紙への画像の印刷と前記位置センサによる前記両端部の位置の検出とを行うことが可能なインクジェット記録装置であって、
前記記録用紙への画像の印刷を行う前に、前記画像の印刷開始時に前記記録用紙に対する前記位置センサの位置が、前記記録幅方向の両端部の位置を検出することが可能な位置であるか否かを予め判定する位置判定手段を更に備え、
前記判定が可である場合は、
前記キャリッジによる前記往復移動は、前記画像の印刷と前記位置センサによる前記両端部の位置の検出との双方の動作を行い、
前記判定が不可である場合は、
前記キャリッジによる往復移動は前記両端部の位置の検出が可能な位置で行う前記両端部の位置の検出と、前記両端部の位置の検出後に行う、前記画像の記録が可能な位置での印刷とのそれぞれを個別に行い、
前記位置判定手段による前記判定が不可である場合の前記両端部の位置の検出は、
前記判定が終了した時点で前記位置センサが前記記録用紙に対向する位置から、前記記録用紙の搬送方向の上流側の端部までの距離を、前記位置センサの前記往復移動により変位する距離を移動する時間で割った値を前記両端部の位置検出用の搬送速度として変更し、当該変更した搬送速度で、前記記録用紙を搬送しながら行うことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記両端部の位置の検出が終了した後に、前記検出により判明した用紙幅が、前記インクジェット記録装置に予め認識されていた用紙サイズ情報に見合うか否かを判定する用紙幅判定手段を更に備え、
前記用紙幅判定手段による判定が不可である場合は、用紙サイズエラーとして、前記画像の印刷を行わないことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記用紙サイズエラーが発生したときは、用紙サイズエラーが発生したことを前記インクジェット記録装置と接続された情報処理装置に表示することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記用紙サイズエラーが発生したときは、用紙サイズエラーが発生したことを前記インクジェット記録装置の表示部に表示することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のインクジェット記録装置。
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