JP4056169B2 - 残芯回収装置 - Google Patents
残芯回収装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4056169B2 JP4056169B2 JP06763399A JP6763399A JP4056169B2 JP 4056169 B2 JP4056169 B2 JP 4056169B2 JP 06763399 A JP06763399 A JP 06763399A JP 6763399 A JP6763399 A JP 6763399A JP 4056169 B2 JP4056169 B2 JP 4056169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- remaining core
- web
- core
- paper
- remaining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪転印刷機の給紙部において、新巻取紙への紙継ぎによって不要となった残芯をチャックから解放し、回収する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は新聞輪転機の給紙部に設備したリールスタンドの一例を示す概略構成説明図、図7は従来の紙継ぎ及び巻取紙交換サイクル、図8は残芯解放に際しての問題点(課題)説明図、図9は従来の残芯落し装置の構成説明図、図10は従来の残芯落とし装置でハンマリングする位置の説明図を示している。
リールスタンドRは、輪転印刷機の給紙部において、印刷に供するロール状巻取紙2を装架しておき、ウェブ1を連続的に供給する装置である。
【0003】
従来のリールスタンドRでは、図6に示す如く、アーム17a,17c又は17b,17dの中央主軸15が床上に立設した架台18に回転可能に軸支されており、これらアーム17a〜17dは、図示しない回転駆動手段を介して任意の位相位置に旋回設定することができるようになっている。すなわち、アーム17は、先端部にチャックを具備した各一対の17a,17b又は17c,17dで構成されており、それぞれ単独で紙幅方向に移動することができるようになっている。また、アーム17の軸心に対して直角方向には支柱21がそれぞれ配設されており、該支柱21の先端にはクロスローラ20が軸支されている。
さらに、同図中の紙継ぎ装置16には、レールを介して新巻取紙2aへ接離できると共に、運転巻取紙2bから送り出されているウェブ1を新巻取紙2aの外周面へ押圧する押圧ブラシ22、紙継ぎ後運転巻取紙2bからの走行ウェブ1aを切断するナイフ23及びウェブ1の走行を案内するガイドローラ24a,24bが設備されている。
【0004】
上記構造のもと、アーム17の先端に装着された運転巻取紙2bから給送中の走行ウェブ1aはクロスローラ20を巻回し、ガイドローラ24b及び24aを経てダンサローラ部を通り、次工程印刷部(図示省略)へ送り込まれる。連続的に走行ウェブ1aを給送するため、印刷によって運転巻取紙2bの残量が所定量以下になると、新巻取紙2aに紙継切替させる。
このような紙継ぎは、図6及び図7に示す如く、紙継ぎ装置16が図7(A)に示す位置から図7(B)に示す位置へ移動し、走行中のウェブ1aを新巻取紙2aの周面に近接させてその位置で停止し、新巻取紙2aを図9に示す新巻取紙駆動装置35aで回転駆動させ、その周速度を走行する運転巻取紙2bの速度に合致させた後、新巻取紙2a前端の接着糊仕立位置に対する所定のタイミングで押圧ブラシ22を押し付けて行われており、接着直後の運転巻取紙2bから送り出されている走行ウェブ1aをナイフ23にて切断する。そのとき、切断された運転巻取紙2bから送り出されている走行ウェブ1aには急ブレーキが掛けられるが、巻きほぐれて数メートルの巻きほぐれウェブ1bが発生する。その後、紙継ぎ装置16を図6の一点鎖線の位置まで移動させ、そこで待機させる。
【0005】
紙継ぎによって切換えられると、それまでの新巻取紙2aは運転巻取紙2bとなり、運転巻取紙2bであったものは残芯3となる。不要となった残芯3は図7(C)に示す位置に配置されるから、繰り出された巻きほぐれウェブ1bを元の残芯3側へ巻戻して回収した後、アーム17cを紙幅方向外側へ少し移動させ、図9で示す支点軸9、残芯ハンマ10、エアシリンダ11、ピン12、支持アーム13及びピン14からなる残芯落とし装置30aにより残芯3をハンマリングし、残芯3をチャック5から緩めて外し易くし、アーム17cを更に外側へ移動させて残芯3を残芯受け36へ落下させる。その後、図7(D)に示す位置にある搬送装置37上の新巻取紙2aを装架する。尚、図6において、25は軸、26は爪、27は芯管、28はキャップ、29は圧縮バネ、41は台車テーブルを示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の残芯回収装置では、巻きほぐれウェブ1bを元の残芯3に巻き戻すとき、図7(C)に示す状態で残芯3を駆動する装置を操作側チャック5又は駆動側4に設けるか、残芯受け36側に設ける必要がある。操作側チャック5又は駆動側4に設ける場合は、新巻取紙駆動装置35aと同様のものを図7(C)に示す状態の残芯3用のチャックに適応できるようにする必要がある。また、残芯受け36側に設ける場合は、同残芯受け36に駆動装置を設ける他に、該駆動装置を昇降できるようにする必要がある。
しかも、図7(C)に示す状態で、残芯3に巻きほぐれウェブ1bを巻き取るとき、巻きほぐれウェブ1bは床面にしわのあるまま横たわっているので、同巻きほぐれウェブ1bはしわがあるままの形状で残芯3に巻き付けられることになる。この際、しわによる変形が大きくなることがあるため、残芯3を落下させたとき、同残芯3が残芯受け36内に入らなかったり、あるいは不安定な状態で入り、搬送装置37により搬送する途中で残芯3が落下するという不具合を発生することがある。それを防ぐためオペレータが監視し、不具合なときは人手で直していた。すなわち、自動装置でありながら人が作業状況を監視する必要があった。
【0007】
また、図9の残芯落とし装置30aが図7(C)に示す状態の残芯3をハンマリングするので、残芯ハンマ10が低い位置まで振り降ろされるおそれが高く、しかも、リールスタンドRに固定しているために残芯3をハンマリングする場所が一定である。すなわち、従来の残芯回収装置では、巻取紙2の幅が変わり、アーム17の位置が変わってもハンマリング位置が変わらないため、図10に示す如く、C巻(2)、D巻(2)に対しては残芯ハンマ10の長さを変える必要がある。なお、図10において、Pはハンマリング位置、Wは巻取紙2の幅、Lはチャック5側端部からハンマリング位置Pまでの距離をそれぞれ示している。
【0008】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、構造が簡単で故障率が低く、かつ保守が容易で経済的であり、残芯を確実に離脱させて安定的に回収できると共に、自動化を図ることが可能な残芯回収装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、輪転印刷機の給紙部において、紙継ぎ装置により紙継ぎした後、不要となった残芯を支承しているチャックから前記残芯を離脱させ回収する装置であって、給紙装置の上方に軸方向へ沿って配設されるレールと、該レールに懸吊されるブラケットと、該ブラケットに設けられる新巻取紙駆動装置及び残芯落とし装置とを備え、前記新巻取紙駆動装置が、前記残芯の巻ほぐれウェブの巻取り駆動装置と兼用されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1、図2及び図4(a)は、本発明の第1実施形態に係る残芯回収装置の構成、機能の説明図、図5は本発明の第1実施形態に係る紙継ぎ及び巻取紙交換サイクルの説明図である。
【0011】
本発明は輪転印刷機の給紙部において、下流印刷装置へ連続的にウェブ1を供給すべく残量の少なくなった走行中のウェブ1へ新巻取紙2の前端を貼着、つまり紙継ぎし、これによって不要となった残芯3を支承している両側チャック4,5から残芯3を安定、かつ確実に離脱させて回収することを目的とした残芯回収装置に関するもので、以下構成について説明する。
本発明の第1実施形態に係る残芯回収装置では、図1及び図2に示す如く、給紙部装置の上方において駆動側フレーム6aと操作側フレーム6bとの間にレール7が架設されており、該レール7にはこれに沿って移動できるよう構成したブラケット8が懸吊されている。
【0012】
上記ブラケット8の最下端には、新巻取紙駆動装置35が設置されており、該新巻取紙駆動装置35には操作側チャック5の軸端凹部38と嵌合する凸部39が設けられている。しかも、ブラケット8は、チャック4,5に装着される新巻取紙2の幅に応じて移動するアーム17に対応し、図1の鎖線に示すように、矢印Sの範囲で幅方向に移動できるようになっている。そして、ブラケット8の中間下部には、支点軸9が突設されており、該支点軸9に残芯ハンマ10の基端部が軸着されている。
また、ブラケット8の中間下部には、ピン12が残芯ハンマ10と反対側に固設され、該ピン12を介してエアシリンダ11の後端部がブラケット8に揺動可能に支持されており、該エアシリンダ11のヘッド部は上記残芯ハンマ10の下部に取付けた支持アーム13にピン14を介して連結されている。したがって、本実施形態の残芯落とし装置30は、ブラケット8、残芯ハンマ10、エアシリンダ11、ピン12、支持アーム13及びピン14によって構成されている。
上記構成のもと、エアシリンダ11の伸縮作動によって残芯ハンマ10を図1中の実線位置、つまりチャック4,5により支承された巻取紙2が主軸15を中心として旋回移動するに際して、当該巻取紙2が接触しない待機位置と、残芯3の側面に係合する図中1の一点鎖線位置とに揺動昇降させることが可能になる。
【0013】
尚、上記残芯ハンマ10は、揺動の途上、図中1の鎖線位置において残芯3を叩き付けるべく作用することになる。また、本実施形態の残芯回収装置は、巻取紙2の幅に応じた位置にあるアーム17に対応して移動するようになっているので、巻取紙2の幅が小さくなればそれに応じてアーム17を移動させて位置決めを行い、しかる後、ブラケット8をアーム17と相対的に同じ位置に移動させている。
【0014】
上記ブラケット8は、図1に示した状態から矢印Fの方向へ移動させると、新巻取紙駆動装置35の凸部39が操作側チャック5の軸端凹部38と嵌合し、新巻取紙駆動装置35の駆動力が同チャック5に伝達される。これら凸部39と凹部38とが嵌合するのは、図5(A)、(B)及び(E)で示す状態にある「G」の位置の場合に設定されている。また、残芯落とし装置30は、図2に示す如く、リールスタンドRの上部に位置し、作業者が通常届かない位置に設定されている。
【0015】
本発明の第1実施形態に係る残芯回収装置は、上記において説明した如く構成されたもので、次のように操作する。
先ず、図5(A)に示す状態にある給送中の走行ウェブ1aに対し、従来と同様に紙継ぎ装置16を介して新巻取紙2aの前端を貼着すると共に、不要となった2重に走行している元の走行ウェブ1aを切断する(図5中(B))。この時、新巻取紙2aが新巻取紙駆動装置35により駆動される位相、すなわち図5中「G」の位置で、新巻取紙駆動装置35を設置しているブラケット8を図1に示す矢印Fの方向へ移動させ、新巻取紙駆動装置35の凸部39を新巻取紙2aを支承している操作側チャック5の軸の他端に設けられた凹部38に嵌合させて新巻取紙駆動装置35のモータで駆動し、同チャック5で支承している新巻取紙2aの外周速度を走行ウェブ1aに合わせて紙継ぎする。
紙継ぎが終了すると、それまでの運転巻取紙2bは残芯3になる。また、新巻取紙駆動装置35の凸部39も図1中の矢印Fと逆の方向に移動させ、チャック5の軸端凹部38から離す。
【0016】
次に、リールスタンドRに軸支された主軸15を回転させ、アーム17c,17dの先端のチャック4,5を介して支承していた残芯3を図5(E)に示す状態に旋回移動させて固定する。続いて、残芯3を支承しているチャック4を支えているアーム17cを残芯3が外れる方向へ少し(残芯3が外れて落ちない程度)移動させる。
そして、ブラケット8を図1に示す矢印Fの方向へ移動させ、新巻取紙駆動装置35の凸部39を、残芯3を支持しているチャック5の軸端凹部38に嵌合させる。この状態で、新巻取紙駆動装置35を駆動させることにより、上記切断後の巻ほぐれたウェブ1bを残芯3側へ巻取りして回収する。この時、巻ほぐれたウェブ1bは自重で下方にぶらさがり、残芯3に元々巻き付いている状態に倣ってしわが無い状態になっているので、残芯3への巻取りはしわが無い状態で巻き取ることが可能になる。このように巻取りをしながら残芯落とし装置30の残芯ハンマ10を作動させる。これにより、残芯3の芯管27(図8参照)がチャック5に食い込んで固着状態にあったのを緩めて落ち易くする。次いで、主軸15を旋回移動させ、図5(C)に示す状態にする。ここでアーム17c,17dを更に移動させ、チャック4,5から残芯3が外れるようにし、同残芯3を残芯受け36へ落下させる。しかる後、図5(D)に示す位置にある搬送装置37上の新巻取紙2aを装架する。
【0017】
本発明の第1実施形態の残芯回収装置は以上の如く構成され、機能するものであるため、次のような種々の効果が得られるようになった。
(1)残芯3の処理位置を上部の新巻取紙駆動位置35、すなわち、図5中の「G」の位置にしており、残芯3の巻ほぐれウェブ1bの巻取り駆動装置を新巻取紙駆動装置35にて兼用し得るので、構造が簡単となり、したがって故障率も低く、保守点検が容易であって、経済的である。
また、巻ほぐれウェブ1bの巻取り状態が整然としており、残芯3を残芯受け36へ落とし込み、収納及び搬送を確実に行うことができるので、監視のための人手が不要になる。
さらに、巻ほぐれウェブ1bを残芯3に巻取りながら、チャック5から芯管27を緩めるための残芯落とし装置30の残芯ハンマ10を作動させるので、処理時間が短くて済む。
しかも、図2に示す如く、残芯ハンマ10がリールスタンドRの上方に位置する高所にあって、オペレータから離れているので、作動中にオペレータに危険を及ぼす度合いが少なく、安全性が高くなる。
【0018】
(2)残芯3が外れ難い操作側チャック5に対し、常に特定のモーメントを掛けることが可能になるので、安定して残芯3を当該チャック5から緩めることができる。
(3)上記(1)項と(2)項の機能により人手による作業が不要となり、巻取紙交換に係る一連の操作において自動化が図れる。
【0019】
図3及び図4(b)は、本発明の第2実施形態に係る残芯回収装置の構成、機能の説明図である。
本発明の第2実施形態に係る残芯回収装置は、図3に示す如く、上記第1実施形態がブラケット8に新巻取紙駆動装置35及び残芯落とし装置30を設置していたのに代え、新巻取紙駆動装置35を設置したブラケット40と、残芯落とし装置30を設置したブラケット8とに分けており、それぞれが単独にレール7に沿って移動できるように構成されている。同ブラケット8の図示しない移動手段は、駆動側アーム17a又は17cの位置と連携するように配置され、該アーム17a又は17cと相対的位置を一定に保つようになっている。その他の構成は上記第1実施形態の構成と同様である。
【0020】
本発明の第2実施形態に係る残芯回収装置では、上記において説明した如く構成されており、残芯3の取り外しに係る一連の操作は上記第1実施形態と同様に行える上、新巻取紙駆動装置35用のブラケット40と残芯落とし装置30用のブラケット8とを別個に設けているので、残芯3をハンマリングする残芯ハンマ10が同残芯3に当たる位置を駆動側チャック4寄りの近くに設定できる。
したがって、本実施形態に係る残芯回収装置によれば、上記第1実施形態と同様の効果が得られ、それに加えて次のような種々の効果も得られるようになった。
(1)図4(b)に示す如く、装着する巻取紙2の幅が各種変わっても、残芯3に対し芯管27が食い込んでいる操作側チャック5から常に最も遠い位置を叩くことができる。すなわち、芯管27を同チャック5から緩めるためのモーメントを各状態において最も大きくすることができる。
(2)巻取紙2の幅が変わっても、本実施形態の残芯落とし装置30はアーム17a又は17cに近い位置を叩き緩めモーメントも常に最大値を与えることが可能になるので、残芯ハンマ10を小型化できると共に、エアシリンダ11の出力も小さくし、小型化を図ることができる。
【0021】
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び変更を加え得るものである。
【0022】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係る残芯回収装置は、輪転印刷機の給紙部において、紙継ぎ装置により紙継ぎした後、不要となった残芯を支承しているチャックから前記残芯を離脱させ回収する装置であって、給紙装置の上方に軸方向へ沿って配設されるレールと、該レールに懸吊されるブラケットと、該ブラケットに設けられる新巻取紙駆動装置及び残芯落とし装置とを備え、前記新巻取紙駆動装置が、前記残芯の巻ほぐれウェブの巻取り駆動装置と兼用されているので、構造を簡単にすることができ、故障も少なくて保守点検を容易に行うことが可能となって経済的であると共に、残芯を確実に離脱させて安定的に回収することができる。したがって、本発明に係る残芯回収装置によれば、人手による作業が不要となるので、装置の自動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る残芯回収装置の構成を示す概略説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る新聞輪転機の給紙部に設備したリールスタンドの構成例を示す概略図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る残芯回収装置の構成を示す概略説明図である。
【図4】本発明の第1及び第2実施形態に係る残芯回収装置の機能を説明するものであり、(a)は第1実施形態の残芯落とし装置でハンマリングする位置を示す概略説明図、(b)は第2実施形態の残芯落とし装置でハンマリングする位置を示す概略説明図である。
【図5】(A)〜(E)は本発明の第1実施形態に係る紙継ぎ及び巻取紙交換サイクルを示す概略説明図である。
【図6】従来の新聞輪転機の給紙部に設備したリールスタンドの構成例を示す概略図である。
【図7】(A)〜(D)は従来の紙継ぎ及び巻取紙交換サイクルを示す概略説明図である。
【図8】従来の残芯解放に際しての問題点(課題)を説明する概略図である。
【図9】従来の残芯落し装置の構成を示す概略図である。
【図10】従来の残芯落とし装置でハンマリングする位置を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 ウェブ
1a 走行ウェブ
1b 巻ほぐれウェブ
2 巻取紙
2a 新巻取紙
2b 運転巻取紙
3 残芯
4 チャック
5 チャック
6 給紙部フレーム
7 レール
8 ブラケット
9 支点軸
10 残芯ハンマ
11 エアシリンダ
12 ピン
13 支持アーム
14 ピン
15 主軸
16 紙継ぎ装置
17 アーム
18 架台
20 クロスローラ
21 支柱
22 押圧ブラシ
23 ナイフ
24 ガイドローラ
25 軸
26 爪
27 芯管
28 キャップ
29 圧縮バネ
30 残芯落とし装置
34 新巻取紙装着装置
35 新巻取紙駆動装置
36 残芯受け
37 搬送装置
38 チャックの軸端凹部
39 駆動装置の凸部
40 新巻取紙駆動装置用のブラケット
Claims (3)
- 輪転印刷機の給紙部において、紙継ぎ装置により紙継ぎした後、不要となった残芯を支承しているチャックから前記残芯を離脱させ回収する装置であって、給紙装置の上方に軸方向へ沿って配設されるレールと、該レールに懸吊されるブラケットと、該ブラケットに設けられる新巻取紙駆動装置及び残芯落とし装置とを備え、前記新巻取紙駆動装置が、前記残芯の巻ほぐれウェブの巻取り駆動装置と兼用されていることを特徴とする残芯回収装置。
- 前記新巻取紙駆動装置と、前記残芯落とし装置とを別のブラケットに設け、それぞれ独立して前記レールに沿って移動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の残芯回収装置。
- 前記紙継ぎ装置を備え、巻取紙両端を支持するチャックが支承された2組一対のアームと、これら2組一対のアームを複数組周囲に保持し固定架台に軸支された回動自在の主軸と、該主軸の回転駆動手段とを設けた給紙装置において、自動紙継ぎ時の新巻取紙を加速駆動する位置と、紙継ぎ後の残芯の巻ほぐれウェブを巻取りながら、残芯のチャックヘの食い込みを緩める残芯落とし装置の作動位置とを前記主軸の回転方向位置で同じ位置に設定したことを特徴とする請求項1または2に記載の残芯回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06763399A JP4056169B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 残芯回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06763399A JP4056169B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 残芯回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000255850A JP2000255850A (ja) | 2000-09-19 |
JP4056169B2 true JP4056169B2 (ja) | 2008-03-05 |
Family
ID=13350599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06763399A Expired - Fee Related JP4056169B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 残芯回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4056169B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5090987B2 (ja) * | 2008-03-26 | 2012-12-05 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | ウェブ芯取り外し方法およびウェブ巻取紙保持装置ならびに輪転印刷機 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP06763399A patent/JP4056169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000255850A (ja) | 2000-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2532201B2 (ja) | ウエブ材料の両面刷印刷装置 | |
EP0427408A2 (en) | Continuous winder for web materials | |
JPH04213540A (ja) | 満管を新しい巻管に自動的に取リ替えるための方法と装置 | |
JPH061502A (ja) | 枠替方法 | |
JP4700067B2 (ja) | 巻き出し装置内でリールを交換する装置及び方法 | |
JPS6343291B2 (ja) | ||
US5617134A (en) | Machine for manipulating and working on web material | |
JP2829853B2 (ja) | 残紙巻取装置 | |
JP4056169B2 (ja) | 残芯回収装置 | |
JPH04223957A (ja) | 輪転機の給紙装置における残紙巻取装置 | |
WO2018105146A1 (ja) | 給紙装置及び給紙停止方法並びに印刷機 | |
JP3720810B2 (ja) | ロール原紙の不良部分除去装置および不良部分除去方法 | |
US20050056719A1 (en) | Splicing vehicle | |
US11261046B2 (en) | Equipment for removing paper from parent reels used for the production of logs of paper material | |
JP3285824B2 (ja) | シート状物の自動巻取機 | |
JP3360903B2 (ja) | 用紙巻き取り装置 | |
JP3637208B2 (ja) | 巻取紙製造設備 | |
JP2010150005A (ja) | 残芯の紙端ガイド装置 | |
JPH10120258A (ja) | 給紙装置 | |
JP3856988B2 (ja) | フイルムの巻き付け方法および装置 | |
JPH1053360A (ja) | フィルム巻取装置 | |
JP4199918B2 (ja) | ウエブ耳部の処理方法および装置 | |
JPS58125551A (ja) | 連続式ウエブ繰出し方法 | |
JPH1159992A (ja) | 帯状部材巻取装置 | |
JPH1045289A (ja) | 輪転印刷機の給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071211 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |