JP4199918B2 - ウエブ耳部の処理方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエブ原反を裁断する際に発生するウエブ耳部を処理するためのウエブ耳部の処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ロール状に巻回された幅広のフイルム原反(ウエブ原反)を巻き戻した後、前記フイルム原反を所定の幅寸法を有する複数本の長尺フイルム(長尺ウエブ)に裁断し、さらに各長尺フイルムを所定の長さ毎に切断(クロスカット)して巻芯に自動的に巻き付けるフイルム加工裁断機が採用されている。
【0003】
この種のフイルム加工裁断機では、裁断処理によりフイルム原反の両側部から不要な耳屑(以下、フイルム耳部という)が発生しており、このフイルム耳部を効率的に処理する必要がある。このため、例えば、フイルム耳部を風送りによって回収する方法が知られているが、特に幅広なフイルム耳部では対応することができないという不具合があった。その際、チョッパを使用してフイルム耳部を細かくカットする方法も採用されているが、設備費が高騰するとともに、静電気等に起因するトラブルが多く、所望の加工能力が得られないおそれがある。
【0004】
そこで、従来、フイルム耳部の処理は、作業者の手作業により行われている。具体的には、フイルム耳部が耳巻軸に巻き取られた後、作業者がハサミを用いて前記フイルム耳部を切断する。次いで、作業者は、手作業により耳巻軸に巻き取られたフイルム耳部をこの耳巻軸から取り外し、前記フイルム耳部を屑箱等に廃棄している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のフイルム耳部の処理は、遮光が必要であるために暗室内で行われており、ハサミの使用や重量物であるフイルム耳部の運搬が相当に煩雑なものになるという問題が指摘されている。
【0006】
特に、幅広なフイルム耳部の場合には、作業者の可搬重量に、例えば、147N(ニュートン)という制約があるため、前記フイルム耳部の処理頻度が高くなってしまう。その際、フイルム耳部の処理時には、設備が停止されており、フイルムの加工処理全体を効率的に遂行することができないという問題がある。しかも、無人化による加工コストの削減が図られないという不具合が指摘される。
【0007】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、ウエブ耳部の処理を短時間で効率的に行うことができ、ウエブの加工能力を有効に向上させることが可能なウエブ耳部の処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るウエブ耳部の処理方法および装置では、ウエブ耳部が耳巻軸に自動的に巻き取られるとともに、前記耳巻軸に巻き取られる前記ウエブ耳部の許容巻き取り長さが算出される。そして、ウエブ耳部が耳巻軸に許容巻き取り長さだけ巻き取られ、搬送路上に配置されたフリーローラの周面に前記ウエブ耳部が係合した状態で、前記フリーローラを移動して、前記耳巻軸の上流側で前記ウエブ耳部を所定の長さだけ引き出された後に、前記ウエブ耳部が自動的に切断(クロスカット)され、切断された前記ウエブ耳部が前記耳巻軸から自動的に取り外される。
【0009】
これにより、ウエブ耳部の処理が容易に自動化され、作業者の負担が大幅に軽減されるとともに、設備を停止させる必要がなく、ウエブの加工処理全体を効率的に遂行することが可能になる。しかも、無人化が容易に図られ、加工コストを有効に低減することができる。
【0010】
その際、ウエブ耳部の許容重量に基づいて長尺ウエブの満巻長さが算出されるとともに、前記長尺ウエブの最大巻径に基づいて該長尺ウエブの最大巻き付け長さが算出される。そして、算出された満巻長さと最大巻き付け長さとを比較し、短い長さが許容巻き取り長さに設定される。このため、ウエブ耳部が許容重量を超えたり、機械的制約を超えて大径になったりすることがなく、巻き取り完了時点を確実に判断して該ウエブ耳部の自動排出処理が有効に遂行される。
【0011】
また、ウエブ耳部が耳巻軸に巻き取られた後、前記耳巻軸の上流側で前記ウエブ耳部が所定の長さだけ引き出されて、この引き出されたウエブ耳部がローラ対で挟持される。次に、切断されたウエブ耳部が耳巻軸から取り外された後、引き出されたウエブ耳部が、ローラ対の回転作用下に該耳巻軸に繰り出される。従って、耳巻軸に対する新たなウエブ耳部の巻き付け作業が、迅速かつ容易に開始され、ウエブ耳部の処理全体が効率的に行われる。
【0012】
さらに、ウエブ耳部が切断された後、耳巻軸を縮径させた状態で前記ウエブ耳部を前記耳巻軸の軸方向に移動させることにより、前記ウエブ耳部が前記耳巻軸から自動的に排出される。このため、作業者が重量物である巻回されたウエブ耳部を運搬する必要がなく、簡単な構成および工程で、前記重量物を自動的に排出することが可能になる。しかも、作業者の可搬重量の制約を超えて設備の強度的限界まで、巻回されるウエブ耳部の重量制限が上がるため、耳巻軸からの前記ウエブ耳部の取り外し頻度を低下させることができる。
【0013】
ここで、耳巻軸は、一端側が略同一円周上に配置される揺動可能な複数の拡縮爪部材と、複数の前記拡縮爪部材の他端側に連結され、前記他端側を一体的に拡縮させる拡縮駆動部とを備えている。従って、プッシャ部材を拡縮爪部材の一端側から他端側に移動させることにより、耳巻軸に巻回されたウエブ耳部は、前記プッシャ部材の押圧作用下に、拡縮爪部材の一端側から他端側に円滑かつ確実に移動することができ、前記ウエブ耳部の自動排出作業が効率的に遂行可能になる。
【0014】
さらにまた、耳巻軸から自動的に排出されるウエブ耳部を収容するための可搬型収容箱を備えることにより、排出されたウエブ耳部を所定の廃棄場所に容易に回収することができる。
【0015】
また、ウエブ耳部の端部を耳巻軸に自動的に巻き付けるための巻き付け機構を備えている。この巻き付け機構は、ウエブ耳部の端部を耳巻軸に案内するガイド部材と、前記耳巻軸が回転する際に、前記ウエブ耳部を該耳巻軸に支持する可動型ラッパとを備えている。これにより、ウエブ耳部の端部が耳巻軸に繰り出される際、前記ウエブ耳部が前記耳巻軸の外周に沿って確実に案内されるとともに、前記フイルム耳部の自動巻き付け作業が容易かつ円滑に遂行される。
【0016】
さらに、巻き付け機構は、ウエブ耳部の端部を耳巻軸に案内するガイド部材と、耳巻軸に塗布される接着剤と、接着剤を加熱して粘着性を付与する加熱手段と、前記ウエブ耳部を前記耳巻軸に押圧する押さえ部材とを備えている。このため、ウエブ耳部の端部が耳巻軸に繰り出される際、前記ウエブ耳部が前記耳巻軸の外周に沿って確実に案内されるとともに、押さえ部材を介して前記ウエブ耳部の先端が前記耳巻軸に押し付けられる。
【0017】
この状態で、加熱手段の作用下に耳巻軸が加熱されると、接着剤が加熱されて粘着性が増大し、ウエブ耳部の先端が前記耳巻軸に接着される。次いで、ガイド部材および押さえ部材が退避した後、耳巻軸が回転されてこの耳巻軸にウエブ耳部が自動的に巻き取られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフイルム(ウエブ)耳部の処理装置34が組み込まれるフイルム加工裁断機12の概略構成説明図である。
【0019】
フイルム加工裁断機12は、PETフイルム、TACフイルム、PENフイルムまたは印画紙等をベースとしたロール状感光材料(以下、フイルムロール14という)が配置され、このフイルムロール14を回転させて長尺フイルム原反(ウエブ原反)16を送り出すフイルム送出装置18と、この長尺フイルム原反16を、次段の工程に、順次、搬送する搬送装置20と、前記搬送装置20により搬送される前記長尺フイルム原反16を幅方向に裁断するとともに耳落としをして所定の幅寸法を有する長尺フイルム24a、24bを形成する裁断装置26と、前記長尺フイルム24a、24bを巻芯28に巻き付けた後に所定の長さ毎に切断して製品30a、30bを得るためのフイルム巻き付け装置10と、前記長尺フイルム原反16から排出された不要な耳部(フイルム耳部)32を処理するための処理装置34とを備える。
【0020】
フイルム送出装置18は、一組のフイルムロール14が割り出し可能に支持される送出軸36を備えており、このフイルムロール14が図示しない繰り出しモータの作用下に繰り出される。搬送装置20は、メインフィードローラであるサクションドラム38と、複数のローラ40とを備えており、このサクションドラム38は、図示しないサーボモータを介して周速が所定のパターンになるように速度制御される。
【0021】
送出軸36とサクションドラム38との間に配置されているいずれかのローラ40には、張力検出器(テンションピックアップ)42が装着されており、この間におけるフイルム張力が前記張力検出器42および前記送出軸36に装着された繰り出しモータ(図示せず)によって制御される。送出軸36側には、長尺フイルム原反16の端部位置を検出して位置調整するためのEPCセンサ44と、前記長尺フイルム原反16の終端と新たな長尺フイルム原反16の先端とを接合するための接合用サクションテーブル46とが配設される。
【0022】
裁断装置26は、左右に配置された複数組の回転カッタ48a、48bを備えており、裁断幅に対応して選択的に裁断位置に配置され、長尺フイルム原反16を所望の幅寸法に裁断する機能を有する。裁断装置26の下方には、裁断された長尺フイルム24a、24bを互いに異なる方向に分離するための分離ローラ50a、50bが配置され、この分離ローラ50a、50bの下流側には、ニップローラ対52a、52bを介してフイルム巻き付け装置10が配設される。
【0023】
フイルム巻き付け装置10は、長尺フイルム24a、24bに対応して、図1中、左右一組ずつ設けられており、巻芯28を保持して回転可能な巻芯回転機構58と、この巻芯28に長尺フイルム24aを所定の長さまで巻き付けて巻回体30を得る複数のブロックラッパ60と、前記巻芯28に巻き付けられた前記長尺フイルム24aの周面をテンションが付与された状態で把持するとともに、前記ブロックラッパ60から相対的に離間可能な製品受け取り機構64と、前記製品受け取り機構64により前記長尺フイルム24aにテンションが付与された状態で該長尺フイルム24aを幅方向に切断する切断機構66と、前記巻芯28を前記ブロックラッパ60に自動的に供給する巻芯供給機構68とを備える。
【0024】
処理装置34は、図2に示すように、両方の耳部32を自動的に巻き取る一対の耳巻軸600a、600bと、前記耳部32が前記耳巻軸600a、600bに所定の重量または所定の長さだけ巻き取られたか否かを検出する制御回路(制御機構)602と、前記耳部32が前記耳巻軸600a、600bに巻き取られた後、該耳部32を自動的に切断するクロスカット機構604と、切断された前記耳部32を前記耳巻軸600a、600bから自動的に取り外すフイルム耳部排出機構606とを備える。
【0025】
クロスカット機構604の上流には、耳部32が耳巻軸600a、600bに巻き取られた後、前記耳部32を所定の長さだけ引き出すリザーブ機構608と、引き出された前記耳部32を挟持するとともに、該耳部32を前記耳巻軸600a、600bに繰り出すローラ対610とが配設される。耳巻軸600a、600bの近傍には、耳部32の端部を前記耳巻軸600a、600bに自動的に巻き付けるための巻き付け機構612が配設されるとともに、前記耳巻軸600a、600bの下方には、該耳巻軸600a、600bから自動的に排出される耳部32の巻回体613を収容するための可搬型収容箱614が設けられる。
【0026】
耳部32の搬送路上には、複数のガイドローラ616が配置されており、リザーブ機構608は、このガイドローラ616の1つを形成するフリーローラ618を備え、このフリーローラ618が駆動部620を介して矢印X方向に進退する。図3に示すように、フリーローラ618は、フイルム原反幅Tよりも長尺に構成されており、駆動部620は、このフリーローラ618の両端からさらに外方に位置して配置されるリニアガイド622a、622bを備える。
【0027】
リニアガイド622a、622bには、シリンダ624a、624bが揺動可能に装着され、前記シリンダ624a、624bから延在するロッド626a、62bには、スライドベース628の両端部が連結される。スライドベース628には、リニアガイド622a、622bに係合するガイド部630a、630bが設けられるとともに、前記スライドベース628には、取り付け部材632a、632bを介してフリーローラ618の両端部が回転自在に支持されている。フリーローラ618の走行ストロークは、耳巻軸600a、600bに耳部32を約2周分だけ巻き付け可能な長さに設定されている。
【0028】
ローラ対610は、例えば、アルミニウム製のバックアップローラ634と、このバックアップローラ634に対し進退可能なゴム製のニップローラ636とを備える。バックアップローラ634およびニップローラ636は、長尺フイルム原反16以上の軸長を有しており、種々の幅寸法の異なる耳部32に対応可能である。
【0029】
図4に示すように、バックアップローラ634の一端部にトルクモータ638が連結されるとともに、前記バックアップローラ634の他端部は、ベアリング642を介して回転自在に支持される。ニップローラ636は、可動ベース644に対して一端側がワンウエイクラッチ646を介し、他端側がベアリング648を介して回転可能に支持されている。ワンウエイクラッチ646は、耳部32が耳巻軸600a、600b側に送り出される方向にのみニップローラ636の回転を許容している。
【0030】
可動ベース644の両端部に、シリンダ650a、650bから延在するロッド652a、652bが連結されるとともに、前記可動ベース644がガイドレール654a、654bを介して矢印X方向に進退自在に支持される。
【0031】
クロスカット機構604は、図5に示すように、長尺フイルム原反16の幅方向よりも長尺に設定されたガイドバー660を備え、このガイドバー660がフレーム662に支持される。ガイドバー660には、ロッドレスシリンダ664が配置されており、このロッドレスシリンダ664がガイドバー660に沿って矢印Y方向に進退可能である。フレーム662には、ガイドバー660に平行してラック部材666が固定されている。
【0032】
ロッドレスシリンダ664には、ベース部材668が固定され、このベース部材668には、ラック部材666に噛合する第1ピニオン670が回転自在に装着される。この第1ピニオン670には、第2ピニオン672が噛合するとともに、この第2ピニオン672に円盤状の上刃674が同軸的に固定される。ベース部材668には、上刃674と共働して耳部32をクロスカットするための円盤状の下刃676が回転自在に支持されるとともに、前記上刃674と前記下刃676とに前記耳部32を案内するためのテーパ状のガイド面678a、678bが設けられている。なお、駆動源としては、ロッドレスシリンダ664に代替してモータ等を使用してもよい。
【0033】
図6および図7に示すように、耳巻軸600a、600bは、耳巻ユニット700a、700bに組み込まれており、前記耳巻ユニット700a、700bが互いに対向して配置されている(図8参照)。耳巻ユニット700aは、図6に示すように、長尺フイルム原反16の幅方向(矢印Z方向)に延在する支持枠体702に沿って位置調整可能な移動部704を備える。移動部704は、支持枠体702に固定されるサーボモータ706を備え、このサーボモータ706にカップリング708を介してボールねじ710が同軸上に連結される。
【0034】
ボールねじ710は、支持枠体702に両端側を回転自在に支持されるとともに、ナット部712に螺合している。このナット部712は、支持枠体702に形成された開口部713を通ってスライドベース714に設けられており、前記スライドベース714は、前記支持枠体702に対しリニアガイド716a、716bを介して進退自在に支持される。
【0035】
スライドベース714には、サーボモータ718が装着されており、このサーボモータ718にベルト・プーリ手段720を介して耳巻軸600aが連結される。図7に示すように、耳巻軸600aは、ベアリング722を介してスライドベース714に回転自在に支持されており、中空円筒形状を有する回転筒体724と、前記回転筒体724の先端部に一端側が揺動可能に配置される複数本、例えば、4本の拡縮爪部材726a〜726dと、前記拡縮爪部材726a〜726dの他端側(先端側)に連結され、前記他端側を一体的に拡縮させる拡縮駆動部728とを備える。
【0036】
図6および図7に示すように、拡縮爪部材726a〜726dは円弧状を有しており、その軸方向の長さが耳部32の幅寸法に対応して設定されるとともに、一端側にピン730を介して回転筒体724に揺動自在に支持され、その他端側にリンク片732を介して拡縮駆動部728を構成する駆動ロッド734の先端側が連結される。駆動ロッド734の後端部には、ベアリング(アンギュラ玉軸受け)736を介してシリンダ738が連結されている。
【0037】
耳巻軸600aを挿入して円板状のプッシャ部材740が配置されるとともに、このプッシャ部材740を前記耳巻軸600aの軸方向(矢印Z方向)に移動させる進退駆動部742が設けられる。進退駆動部742は、スライドベース714に固着された支持台744に先端部が固定されるシリンダ746を備え、このシリンダ746から延在するロッド748に押し出し部材750が連結される。
【0038】
押し出し部材750を構成し、水平方向に延在する平板部752には、スライドベース714のリニアガイド754に支持される一対のレール部材756が固着されるとともに、前記レール部材756の間には、支持台744を挿通するための開口部758が形成されている。この押し出し部材750は、耳巻軸600aを挿通する円筒部760を設けており、この円筒部760の外周には、ベアリング762を介して支持筒体764が回転自在に支持される。
【0039】
支持筒体764の端部には、プッシャ部材740が固定される。プッシャ部材740は薄板状に構成されており、その中央部に拡張爪部材726a〜726dの形状に対応する略矩形状の孔部766が形成されている。このプッシャ部材740には、孔部766の四隅部に対応して突出部768が設けられている。
【0040】
図8に示すように、耳巻ユニット700bは、上述した耳巻ユニット700aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0041】
図2に示すように、巻き付け機構612は、耳巻ユニット700a、700bに揺動自在に支持され、耳部32の端部を耳巻軸600a、600bに案内するガイド部材770と、前記耳巻軸600a、600bが回転する際に、前記耳部32を該耳巻軸600a、600bに支持する可動型ベルトラッパ772とを備える。
【0042】
ガイド部材770は板状に構成されており、その表面には、摩擦抵抗の少ない、例えば、バフ研磨処理を施し、あるいはこのガイド部材770を摩擦抵抗の少ない、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で構成する。なお、ガイド部材770をベルトコンベアにより構成してもよい。ベルトラッパ772は、支軸774を支点に揺動可能に構成されており、耳巻軸600a、600bの周面に耳部32を保持するためのベルト776を備えている。
【0043】
図8に示すように、収容箱614は、車輪780を介して走行移動可能であり、この車輪780には、図示しないブレーキが設置されている。収容箱614は、耳巻軸600a、600bからそれぞれ巻回体613が落下される位置に配置されており、この収容箱614が所定の位置にセットされているか否か、および、該収容箱614内が満杯か否かを検出するために、それぞれ図示しないセンサが設けられている。
【0044】
図2に示すように、制御回路602には、計算機790が接続されており、この計算機790から前記制御回路602に耳部32の幅寸法、この耳部32の厚さ、および、前記耳部32の比重の各データが送られる。なお、制御回路602には、この種のデータをオフラインで手入力することもできる。
【0045】
このように構成されるフイルム加工裁断機12の動作について、以下に説明する。
【0046】
図1に示すように、フイルム送出装置18に装着されたフイルムロール14は、図示しない繰り出しモータの回転作用下に巻き戻され、長尺フイルム原反16が搬送装置20を構成するサクションドラム38に導かれる。このサクションドラム38は、例えば、図示しないACサーボモータの作用下に所定の速度パターンで速度制御されるとともに、エンコーダ(図示せず)を介して長尺フイルム原反16の搬送長さが検出されている。
【0047】
サクションドラム38によって速度調整がなされた長尺フイルム原反16は、裁断装置26に送られて回転カッタ48a、48bの作用下に両方の耳部32が裁断されるとともに、所定の幅寸法を有する2本ずつの長尺フイルム24a、24bとなってフイルム巻き付け装置10に搬送される。
【0048】
フイルム巻き付け装置10では、ブロックラッパ60により巻芯28の外周面が保持された状態で、サクションドラム38が回転するとともに、巻芯回転機構58の作用下に前記巻芯28が回転される。このため、巻芯28の外周面には、長尺フイルム24a、24bが巻き付けられ、ブロックラッパ60がこの巻芯28から離間した後、該巻芯28に前記長尺フイルム24a、24bが所定の長さまで巻き取られて巻回体30が得られる。
【0049】
次いで、製品受け取り機構64が上昇して巻回体30を保持し、前記巻回体30が長尺フイルム24a、24bを巻き解しながら下降する。そして、切断機構66が駆動され、長尺フイルム24a、24bが幅方向に切断(クロスカット)される。これにより、製品30a、30bが得られ、この製品30a、30bは次段の工程に供給される。一方、ブロックラッパ60には、巻芯供給機構68を介して新たな巻芯28が自動的に供給される。
【0050】
次に、第1の実施形態に係るフイルム(ウエブ)耳部の処理方法について、図9に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
【0051】
図2に示すように、制御回路602には、計算機790からあるいはオフラインで、耳部32の幅寸法、この耳部32の厚さおよび前記耳部32の比重に関するデータが予め入力されている(ステップS1)。制御回路602では、この入力されているフイルムデータに基づいて、設備の強度的限界/(耳部32の幅寸法×厚さ×比重)から重量基準による満巻長さ(許容巻き取り長さ)が計算されている。そして、耳巻軸600aの回転作用下に、この耳巻軸600aの外周部に耳部32が巻き取られる(ステップS2)。具体的には、図6に示すように、サーボモータ718の駆動作用下に、ベルト・プーリ手段720を介して回転筒体724が回転することにより、拡張爪部材726a〜726dの外周部に耳部32が巻き取られる。
【0052】
この制御回路602では、サクションドラム38に設けられたエンコーダ(図示せず)の出力信号に基づいて、耳巻軸600aの回転に伴う巻回体613の巻き長が演算される(ステップS3)。次いで、巻回体613の巻き長が、予め計算された満巻長さと同一長さになる際(ステップS4中、YES)、ステップS5に進んで、耳巻軸600aの回転が停止される。
【0053】
そこで、リザーブ機構608を構成するシリンダ624a、624bが駆動される。図3に示すように、シリンダ624a、624bから延在するロッド626a、626bには、スライドベース628が連結されており、前記スライドベース628がリニアガイド622a、622bの案内作用下に、矢印X方向に移動する。このため、スライドベース628に両端が支持されているフリーローラ618は、周面に耳部32が係合した状態で矢印X方向に移動し、この耳部32を耳巻軸600aから巻き戻しながら所定の位置まで移動する(ステップS6)。実際上、フリーローラ618の移動量は、耳巻軸600aに耳部32を約2周分巻き付けるのに必要な長さに対応して設定されている。
【0054】
フリーローラ618が所定の位置まで移動した後、図4に示すように、ローラ対610を構成するニップローラ636がシリンダ650a、650bの作用下に、バックアップローラ634側に移動する。このため、ニップローラ636とバックアップローラ634とにより耳部32が挟持される。この状態で、クロスカット機構604が駆動される。
【0055】
図5に示すように、クロスカット機構604では、ロッドレスシリンダ664がガイドバー660に沿って長尺フイルム原反16の幅方向(矢印Y方向)に移動し、ベース部材668に設けられているガイド面678a、678bの案内作用下に、耳部32を上刃674と下刃676との間に円滑に挿入する。その際、上刃674は、ラック部材666、第1ピニオン670および第2ピニオン672を介して矢印方向に回転しており、上刃674と下刃676とを介して耳部32が幅方向に切断される(ステップS7)。
【0056】
耳部32が切断された後、図6および図7に示すように、拡縮駆動部728が駆動される。この拡縮駆動部728では、シリンダ738を介して駆動ロッド734が前進し、この駆動ロッド734の先端部にリンク片732を介して連結されている拡縮爪部材726a〜726dが、ピン730を支点にして先端部側を縮径する方向に、すなわち、中心側にわたって揺動する。このため、耳巻軸600aに巻き付けられた巻回体613の内周部と、拡縮爪部材726a〜726dの外周面との間には、前方に向かって大きくなる隙間が形成される。
【0057】
そこで、フイルム耳部排出機構606を構成する進退駆動部742が駆動される。この進退駆動部742では、シリンダ746の作用下に、ロッド748に連結されている押し出し部材750が、スライドベース714に支持されて前方に移動する。押し出し部材750には、ベアリング762を介して支持筒体764が回転自在に支持されるとともに、この支持筒体764にプッシャ部材740が固定されている。従って、プッシャ部材740が拡縮爪部材726a〜726dに沿って前方に移動し、この拡縮爪部材726a〜726dの外周部に隙間を設けて巻回されている巻回体613は、前記プッシャ部材740の押圧作用下に、耳巻軸600aから離脱して収容箱614内に落下回収される(ステップS8)。
【0058】
その際、図10に示すように、拡縮爪部材726a〜726dの先端側が縮小方向に揺動しており、巻回体613が容易かつ確実に耳巻軸600aから離脱され、この巻回体613の回収作業が自動的に遂行される。さらに、プッシャ部材740には、拡縮爪部材726a〜726dの形状に対応する孔部766が設けられており、突出部768が巻回体613の周面を確実に押圧する。これにより、巻回体613の自動排出作業が確実に行われるという利点が得られる。
【0059】
耳巻軸600aから巻回体613が排出された後、シリンダ746が逆方向に駆動され、プッシャ部材740は押し出し部材750と一体的に後方に移動し、所定の退避位置に配置される。一方、リザーブ機構608に引き出されている耳部32は、耳巻軸600a側に送り出される。
【0060】
具体的には、図4に示すように、トルクモータ638の駆動作用下に、バックアップローラ634が回転され、このバックアップローラ634とニップローラ636との間に挟持されている耳部32が耳巻軸600a側に送り出されるとともに、図3に示すように、シリンダ624a、624bの作用下に、フリーローラ618がローラ対610側に移動し、前記耳部32が前記ローラ対610側に繰り出される。
【0061】
上記のように、耳部32の端部が耳巻軸600a側に繰り出される際、図11に示すように、巻き付け機構612を構成するガイド部材770が、前記耳巻軸600a側に揺動するとともに、ベルトラッパ772が前記耳巻軸600a側に揺動し、ベルト776が該耳巻軸600aの外周部に係合する。このため、ガイド部材770の案内作用下に、耳部32の端部が耳巻軸600aに確実に送られる一方、前記耳巻軸600aが回転する際に、ベルトラッパ772の作用下に、該耳巻軸600aの外周部に前記耳部32を良好に巻き付けることができる。
【0062】
これにより、耳部32の端部を耳巻軸600aに自動的かつ確実に巻き付けることが可能になるという効果が得られる。耳巻軸600aに耳部32が所定量だけ巻き付けられた後、ガイド部材770およびベルトラッパ772は、耳巻軸600aから離間する方向に退避する。
【0063】
このように、第1の実施形態では、耳巻軸600aに耳部32が所定の重量だけ巻き取られた後、前記耳部32がクロスカット機構604を介して自動的に切断され、さらに、フイルム耳部排出機構606を介して前記耳巻軸600aに巻き取られた巻回体613が収容箱614に自動的に排出される。このため、耳部32の処理が容易に自動化され、作業者の負担が大幅に軽減される。しかも、巻回体613の処理を手作業により行う際のように、フイルム加工裁断機12を停止させる必要がなく、フイルム加工処理全体を効率的に遂行することが可能になるとともに、無人化が容易に図られ、加工コストを有効に低減することができる。
【0064】
さらに、耳巻軸600aに巻き取られる巻回体613の重量制限を作業者が運搬する際の可搬重量以上に設定することが可能になる。例えば、作業者の可搬重量が、147N(ニュートン)という制約があるのに対し、設備の強度限界として、例えば、245N(ニュートン)まで巻回体613の重量制限を上げることができる。従って、巻回体613を耳巻軸600aから取り外す頻度が低下し、作業効率の向上を図ることが可能になる。
【0065】
また、耳巻軸600a、600b間の距離が狭く、巻回体613を落下させることができない場合には、前記耳巻軸600a、600bを組み込む耳巻ユニット700a、700bが互いに離間する方向に移動する。具体的には、図6に示すように、移動部704を構成するサーボモータ706の駆動作用下に、ボールねじ710が回転すると、このボールねじ710が螺合するナット部712を介してスライドベース714が支持枠体702に沿って移動する。これにより、耳巻軸600a、600bの間隔が拡げられた後、各フイルム耳部排出機構606を介して前記耳巻軸600a、600bに巻き取られている巻回体613が収容箱614に自動的に落下収容されることになる(図8参照)。
【0066】
なお、第1の実施形態では、巻回体613の重量基準による自動排出処理について説明したが、この巻回体613の重量制限に基づく満巻長さと最大巻き付け長さとに基づいて、該巻回体613の自動排出処理を行ってもよい。すなわち、機械的な制約等によって耳巻軸600aに巻き取られる巻回体613の最大巻き半径をMD、前記耳巻軸600aの外周側半径をDとすると、(πMD2−πD2)/フイルム厚さに基づいて、巻回体613の最大巻き付け長さが算出される。
【0067】
次いで、重量制限に基づく満巻長さと最大巻き付け長さとを比較し、短い長さを許容巻き取り長さとして設定し、図8に示すフローチャートに基づいて、前記巻回体613の自動排出処理が行われる。これにより、巻回体613が設備許容重量を超えたり、他の設備に干渉したりすることがなく、前記巻回体613の自動排出処理が円滑に遂行されるという効果が得られる。
【0068】
図12は、本発明の第2の実施形態に係るフイルム(ウエブ)耳部の処理装置800の概略構成説明図である。なお、第1の実施形態に係る処理装置34と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0069】
処理装置800は巻き付け機構802を備え、この巻き付け機構802は、耳巻軸600a、600bの外周面に塗布される接着剤804と、前記耳巻軸600a、600bに設けられ、前記接着剤804を加熱する電熱線(加熱手段)806と、耳部32を前記耳巻軸600a、600bに押圧する押さえ部材808とを備える。
【0070】
接着剤804は、加熱により粘着性が増大するホットメルト型接着剤が使用されており、耳巻軸600a、600bの表面は、耳部32よりも接着剤804の接着力が大きくなるように表面処理が施されている。押さえ部材808は、耳巻ユニット700a、700bに揺動自在に装着されており、その先端側にクッション材810が設けられている。
【0071】
このように構成される第2の実施形態では、耳部32の端部がリザーブ機構608から耳巻軸600aに繰り出される際、ガイド部材770の案内作用下に、前記耳部32の端部がリザーブ機構608から前記耳巻軸600aに送られる。次いで、押さえ部材808が耳巻軸600a側に揺動し、クッション材810が耳部32の端部を前記耳巻軸600aの外周面に押し付ける。この状態で、電熱線806を介して接着剤804が加熱され、例えば、タイマによる加熱時間制御やセンサによる温度検出により、所定の加熱温度に至るまで加熱が行われる。
【0072】
これにより、耳部32の端部が耳巻軸600aの外周面に接着され、押さえ部材808およびガイド部材770が退避位置に戻された後、前記耳巻軸600aが回転されて、前記耳部32の巻き取り作業が行われる。
【0073】
従って、第2の実施形態では、簡単な構成および制御で、耳部32の端部を耳巻軸600aに容易かつ確実に巻き付けることができ、前記耳部32の自動巻き付け処理が有効に遂行される等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。なお、耳巻軸600aに巻き取られた巻回体613を排出する際には、この耳巻軸600aが所定温度に冷却された後に行われるため、接着剤804がこの耳巻軸600aに全て残留した状態で、前記巻回体613を自動排出することが可能になる。
【0074】
なお、長尺ウエブとして長尺フイルム24a、24bを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、樹脂シートや紙類等、種々の長尺ウエブを使用することができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明に係るウエブ耳部の処理方法および装置では、ウエブ耳部が耳巻軸に自動的に所定の巻径まで巻き取られた後、前記ウエブ耳部が自動的に切断され、さらに、該ウエブ耳部が前記耳巻軸から自動的に取り外される。このため、ウエブ耳部の処理作業全体が容易に自動化され、作業者の負担が大幅に軽減されるとともに、ウエブ加工処理全体を効率的に遂行することが可能になる。しかも、無人化が容易に図られ、加工コストを有効に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフイルム耳部の処理装置が組み込まれるフイルム加工裁断機の概略構成説明図である。
【図2】前記処理装置の概略構成説明図である。
【図3】前記処理装置を構成するリザーブ機構の概略斜視図である。
【図4】前記処理装置を構成するローラ対の概略斜視図である。
【図5】前記処理装置を構成するクロスカッタ機構の概略斜視図である。
【図6】前記処理装置を構成する耳巻軸の斜視図である。
【図7】前記耳巻軸およびフイルム耳部排出機構の説明図である。
【図8】前記耳巻軸と収容箱の正面説明図である。
【図9】本発明のフイルム耳部の処理方法を説明するフローチャートである。
【図10】前記耳巻軸の動作説明図である。
【図11】前記処理装置を構成する巻き付け機構の動作説明図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るフイルム耳部の処理装置の概略構成説明図である。
【符号の説明】
10…フイルム巻き付け装置 12…フイルム加工裁断機
16…長尺フイルム原反 24a、24b…長尺フイルム
18…フイルム送出装置 20…搬送装置
26…裁断装置 30a、30b…製品
32…耳部 34、800…処理装置
38…サクションドラム 48a、48b…回転カッタ
52a、52b、636…ニップローラ
58…巻芯回転機構 60…ブロックラッパ
64…製品受け取り機構 66…切断機構
68…巻芯供給機構 600a、600b…耳巻軸
602…制御回路 604…クロスカット機構
606…フイルム耳部排出機構 608…リザーブ機構
610…ローラ対 612、802…巻き付け機構
613…巻回体 614…可搬型収容箱
618…フリーローラ 620…駆動部
624a、624b、650a、650b、746…シリンダ
634…バックアップローラ 638…トルクモータ
644…可動ベース 664…ロッドレスシリンダ
674…上刃 676…下刃
700a、700b…耳巻ユニット 704…移動部
706、718…サーボモータ 714…スライドベース
726a〜726d…拡縮爪部材 728…拡縮駆動部
734…駆動ロッド 740…プッシャ部材
742…進退駆動部 766…孔部
768…突出部 770…ガイド部材
772…ベルトラッパ 790…計算機
804…接着剤 806…電熱線
808…押さえ部材 810…クッション材
Claims (11)
- ウエブ原反を裁断する際に発生する不要なウエブ耳部を処理するためのウエブ耳部の処理方法であって、
前記ウエブ耳部を耳巻軸に自動的に巻き取る工程と、
前記耳巻軸に巻き取られる前記ウエブ耳部の許容巻き取り長さを算出する工程と、
前記ウエブ耳部が前記耳巻軸に前記許容巻き取り長さだけ巻き取られた後、搬送路上に配置されたフリーローラの周面に前記ウエブ耳部が係合した状態で、前記フリーローラを移動して、前記耳巻軸の上流側で前記ウエブ耳部を所定の長さだけ引き出す工程と、
引き出された前記ウエブ耳部を自動的に切断する工程と、
切断された前記ウエブ耳部を前記耳巻軸から自動的に取り外す工程と、
を有することを特徴とするウエブ耳部の処理方法。 - 請求項1記載の処理方法において、前記ウエブ耳部の許容重量に基づいて該長尺ウエブの満巻長さを算出する工程と、
前記長尺ウエブの最大巻径に基づいて該長尺ウエブの最大巻き付け長さを算出する工程と、
算出された前記満巻長さと前記最大巻き付け長さとを比較し、短い長さを前記許容巻き取り長さに設定する工程と、を有することを特徴とするウエブ耳部の処理方法。 - 請求項1記載の処理方法において、
引き出された前記ウエブ耳部をローラ対で挟持する工程と、
切断された前記ウエブ耳部が前記耳巻軸から取り外された後、引き出された前記ウエブ耳部を、前記ローラ対の回転作用下に該耳巻軸に繰り出す工程と、
を有することを特徴とするウエブ耳部の処理方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の処理方法において、前記ウエブ耳部が切断された後、前記耳巻軸を縮径させた状態で該ウエブ耳部を該耳巻軸の軸方向に移動させることにより、前記ウエブ耳部を前記耳巻軸から自動的に排出する工程を有することを特徴とするウエブ耳部の処理方法。
- ウエブ原反を裁断する際に発生する不要なウエブ耳部を処理するためのウエブ耳部の処理装置であって、
前記ウエブ耳部を自動的に巻き取る耳巻軸と、
前記耳巻軸に巻き取られる前記ウエブ耳部の許容巻き取り長さを算出するとともに、前記ウエブ耳部が前記耳巻軸に前記許容巻き取り長さだけ巻き取られたか否かを検出する制御機構と、
前記ウエブ耳部が前記耳巻軸に巻き取られた後、搬送路上に配置されたフリーローラの周面に前記ウエブ耳部が係合した状態で、前記フリーローラを移動して、前記耳巻軸の上流側で前記ウエブ耳部を所定の長さだけ引き出すリザーブ機構と、
引き出された前記ウエブ耳部を挟持するとともに、引き出された該ウエブ耳部を前記耳巻軸に繰り出すローラ対と、
前記ウエブ耳部を引き出した後、該ウエブ耳部を自動的に切断するクロスカット機構と、
切断された前記ウエブ耳部を前記耳巻軸から自動的に取り外すウエブ耳部排出機構と、
を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。 - 請求項5記載の処理装置において、前記耳巻軸は、一端が略同一円周上に配置される揺動可能な複数の拡縮爪部材と、複数の前記拡縮爪部材の他端側に連結され、前記他端側を一体的に拡縮させる拡縮駆動部と、を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。
- 請求項6記載の処理装置において、複数の前記拡縮爪部材を挿入して配置されるプッシャ部材と、
前記ウエブ耳部を前記耳巻軸から自動的に排出するために、複数の前記拡縮爪部材の他端側が縮小された状態で、前記プッシャ部材を前記拡縮爪部材の一端側から他端側に移動させる進退駆動部と、
を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。 - 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の処理装置において、前記耳巻軸から自動的に排出される前記ウエブ耳部を収容するための可搬型収容箱を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。
- 請求項5記載の処理装置において、前記ウエブ耳部の端部を前記耳巻軸に自動的に巻き付けるための巻き付け機構を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。
- 請求項9記載の処理装置において、前記巻き付け機構は、前記ウエブ耳部の端部を前記耳巻軸に案内するガイド部材と、
前記耳巻軸が回転する際に、前記ウエブ耳部を該耳巻軸に支持する可動型ラッパと、
を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。 - 請求項9記載の処理装置において、前記巻き付け機構は、前記ウエブ耳部の端部を前記耳巻軸に案内するガイド部材と、
前記耳巻軸に塗布される接着剤と、
前記接着剤を加熱して粘着性を付与する加熱手段と、
前記ウエブ耳部を前記耳巻軸に押圧する押さえ部材と、
を備えることを特徴とするウエブ耳部の処理装置。
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