JP4054549B2 - 建設機械のエンジンルーム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル,ホイールローダ,クレーン等の建設機械のエンジンルームの構造に関し、特に、一対の隔壁により形成される冷却風の流路内にエンジン及びファンと並んでアフタクーラやエアクリーナ等の機器が配置されているエンジンルームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、油圧ショベル,セルフローダ等の走行式の建設機械やクレーン等の定置式の建設機械等、種々の建設機械が建設現場,港湾,工場内等の様々な分野において用いられている。これら建設機械の構造は、例えば走行式の建設機械である油圧ショベルでは、図5に示すように下部走行体101と、下部走行体101の上側に旋回可能に配設された上部旋回体102と、上部旋回体102に設けられ種々の作業を行う作業装置103とで構成されている。このうち上部旋回体102内にはエンジン104や油圧ポンプ105等の機器が配設され、エンジン104による油圧ポンプ105の駆動により発生した油圧によって作業装置103を作動させている。
【0003】
建設機械は、ダム,トンネル,河川,道路等における岩石の掘削やビル,建築物の取り壊し等、一般に厳しい環境下で使用されるが、このような環境下ではエンジン104や油圧ポンプ105等の機器類に加わる負荷が高く、エンジン温度の上昇や作動油の油温の上昇を招きやすい。このため、これら建設機械では、エンジン104のファンによって生成される冷却風の流路に比較的大容量のラジエータやオイルクーラ(以下、総称して冷却器という)を備え、これら冷却器によってエンジン冷却水や作動油を冷却している。
【0004】
従来の油圧ショベルにおいては、エンジンルームは上部旋回体102内に形成され、油圧ポンプ105が接続されたエンジン104がカウンタウェイト106とオペレータ室107との間に横置きに配置されている。エンジン104の両側(機体前方側と後方側)には隔壁109A,109Bが設けられ、これら隔壁109A,109Bに挟まれた空間にファン104a及び冷却器(ラジエータ及びオイルクーラ)110A,110Bがエンジン104に直列に配置されてエンジンユニット111を形成している。隔壁109A,109Bはファン104aの回転により生成される冷却風の流路113を形成しており、冷却風がこの流路113内を図中に矢印で示すように流れることによって、各冷却器110A,110B及びエンジン104が順次冷却されていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジンには吸入空気を浄化するためのエアクリーナが備えられている。一般にエアクリーナはエンジンルーム内の空きスペースに配置されているが、近年の機体のコンパクト化によってエアクリーナを配置できるような空きスペースは次第に減少している。そこで、機体によっては、図5に示すように冷却器110A,110Bと点検用のサイドドア102bとの間の空間を利用してエアクリーナ112を配置しているものもある。
【0006】
エアクリーナ112は、パイプ112aによってエンジン104の吸気管に連結されている。このため、エアクリーナ112を上記の位置に配置する場合には、冷却器110A,110Bやファン104aを迂回するようにパイプ112aを配管することになる。この場合、簡単には、一方の隔壁109Bとエンジンユニット111との間を広げて、その隙間にパイプ112aを通すことが考えられる。
【0007】
しかしながら、このように隔壁109Bとエンジンユニット111との隙間を広げると、流路面積が増大して単位面積当たりの冷却風の流量が低下し、冷却器110A,110B及びエンジン104の冷却効率が低下してしまう。さらに、オペレータ室107側の隔壁109Bは機体上面の作業用デッキ102cに連接されているが、このようにエンジンユニット111との隙間が広がると、作業用デッキ102cからエンジン104等のメンテナンスを行うことが容易でなくなってしまう。
【0008】
また、建設機械においては、近年、排ガス性能の向上のためにアフタクーラを備えたエンジンが搭載される傾向にある。アフタクーラは、エンジンへ供給される過給空気の冷却器であり、過給器とエンジンの吸気管との間に設けられ、過給にともなう吸入空気の温度上昇を抑制し、燃焼温度を低下させることによってNOxの発生を抑制する等の機能を有している。建設機械に装着されるアフタクーラは、一般的に空冷式であるので、ラジエータやオイルクーラとともに冷却風の流路内に追加配置される。
【0009】
アフタクーラには、エンジンの吸気管に繋がるパイプと過給器に繋がるパイプが接続されているが、アフタクーラは通常、ラジエータやオイルクーラのコア部の前方に配置されるので、これらのパイプも上述のエアクリーナの吸気用パイプと同様、ラジエータやオイルクーラ及びファンを迂回するように配管されることになる。したがって、エアクリーナと同様、アフタクーラを配置する場合にも、上記のような課題が生じることになる。
【0010】
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、ラジエータやオイルクーラ等の冷却器の前方にアフタクーラやエアクリーナ等の機器をさらに配置する場合において、上記冷却器やエンジンの冷却効率を低下させたり、エンジン等のメンテナンス作業の容易性を低下させたりすることなく、これら機器とエンジンとを結ぶパイプを配管することを可能にした、建設機械のエンジンルーム構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ラジエータ及びオイルクーラのうち少なくとも一方の冷却器とファンとエンジンとが直列に配置されたエンジンユニットと、パイプを介してエンジンに接続される機器と、エンジンユニットを挟むように上記エンジンユニットの側方に配置された一対の隔壁とを備え、この一対の隔壁によって、上記の各隔壁と上記エンジンユニットとの間にファンにより生成される冷却風の流路が形成されるとともに、上記エンジンのメンテナンス作業を行う上での足場として用いる作業デッキが機体上面に設けられて、少なくとも一方の隔壁の上端部は上記作業デッキに連接されているような建設機械のエンジンルーム構造において、上記目的を達成できるようにしたものである。
【0012】
すなわち、本発明は、上記一方の隔壁の下部がエンジンユニットに近接して配置される一方、その上部は下部よりもエンジンユニットから離隔するように形成され、このように一方の隔壁の上部が上記エンジンユニットから離隔するように形成されたことにより、この一方の隔壁の上部とエンジンユニットとの間に空間が形成され、この形成された空間に上記パイプが配管されるとともに、上記一方の隔壁の上端部の一部に上記作業デッキからエンジンユニットに向かって伸びるステップが設けられていることを特徴としている。このような構成により、パイプの配管に伴う流路面積の増大を最小限にして冷却器やエンジンの冷却効率の低下を抑制できるとともに、ステップを足場にすることによってエンジン等のメンテナンス作業が容易になる。
【0013】
なお、上記のパイプを介してエンジンに接続される機器としては、アフタクーラやエアクリーナが挙げられる。これらの機器は空気用パイプによりエンジンに連結されるが、空気用パイプは他のパイプに比較して太いので、特にこれらアフタクーラやエアクリーナがラジエータやオイルクーラの前方に配置された場合において上記のようにこれらの空気用パイプを配管することによって、その効果は特に顕著になる。
【0014】
また、ステップの設置方法としては、上記一方の隔壁の壁面にブラケットを固定し、このブラケットにステップを取り付けることによって、上記壁面でステップを支持できるようにするのが好ましい。このような設置方法により、簡単な構造でステップの強度を十分に確保することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造について示すものである。本発明は油圧ショベル,ホイールローダ,ブルドーザ,クレーン等、走行式,定置式問わず種々の建設機械に適用することができるが、ここでは一例として建設機械の一種である油圧ショベルのエンジンルームに適用した場合について説明する。
【0016】
まず、図1は本実施形態にかかる油圧ショベルの上部旋回体2を上方から見た模式的な平面図である。なお、ここではエンジンフード等の一部のカバーを外した状態を示している。図1に示すように、上部旋回体2の前端部に設けられたオペレータ室7と後端部に設けられたカウンタウェイト6との間にエンジンルームが形成され、このエンジンルーム内に油圧ポンプ5が接続されたエンジン4が横置きに配置されている。そして、エンジン4により駆動される第1ファン4aの前方にラジエータ10が直列に配置され、これらエンジン4,ファン4a及びラジエータ10からなるエンジンユニット16を挟むように一対の隔壁20,21が設けられている。これら隔壁20,21は第1ファン4aの回転によりに生成される冷却風の流路(第1冷却風流路)13を形成しており、冷却風がこの第1冷却風流路13内を図中に矢印で示すように流れることによって、ラジエータ10及びエンジン4が順次冷却されていくようになっている。なお、エンジン4の後方には、エンジン4が配置される空間と油圧ポンプ5が配置される空間とを仕切るように2つの隔壁20,21を結ぶ隔壁が設けられている。
【0017】
また、上記の第1冷却風流路13を形成する隔壁21とオペレータ室6の後部に設けられた隔壁22との間には、モータ12により駆動される第2ファン12aとオイルクーラ11とが配置されている。オイルクーラ11を挟む一対の隔壁21,22は第2ファン12aの回転により生成される冷却風の流路(第2冷却風流路)14を形成しており、冷却風がこの第2冷却風流路14内を図中に矢印で示すように流れることによって、オイルクーラ11が冷却されるようになっている。
【0018】
さらに、本実施形態では、エンジンユニット16の前方、具体的には、ラジエータ10の前面にアフタクーラ17が配置され、さらに、アフタクーラ17と開閉自在なサイドドア2bとの間の空間には、エアクリーナ18が配置されている。アフタクーラ17には、エンジン4の吸気管に繋がるパイプ17bとエンジン4の過給器4bに繋がるパイプ17a(図2参照)が接続され、エアクリーナ18には、過給器4bに繋がるパイプ18aが接続されている。これらのパイプ17a,17b,18aは、エンジンユニット16と中央の隔壁21との間を通ってエンジン4まで配管されている。
【0019】
ここで、図2は図1のII−II断面の模式図であり、エンジン4と隔壁21との間におけるパイプ17a,17b,18aの配管状態を具体的に示している。図2に示すように中央の隔壁21は、フロア面2aに対して略垂直な下部21aと下部21aに対して機体前方側にエンジン4から離隔するように屈曲した上部21bとを有している。隔壁21の下部21aとエンジン4との間には、カウンタウェイト6側の隔壁20とエンジン4との間とともに、従来の油圧ショベルにおける隔壁とエンジンとの間の空間と同程度の空間が確保されている。一方、隔壁21の上部21bとエンジン4との間には、隔壁21の上部21bが機体前方側に屈曲していることから隔壁21の下部21aにおける空間よりも格段に広い空間が確保されている。
【0020】
この隔壁21の上部21bとエンジン4との間に確保された広い空間内に、上記のパイプ17a,17b,18aのうち、パイプ17bとパイプ18aが配管されている。特に、径の大きいエアクリーナ18用のパイプ18aは隔壁21の上部21bとエンジン4とが最も離れている位置に配管されている。このように、隔壁21の上部21bのみをエンジン4から離隔するように形成し、そこに大径のパイプ17b,18aを配管することにより、隔壁21の下部21aは従来同様にエンジン4に近接して配置することができるので、冷却風の流路面積の増大を最小限にしてエンジン4の冷却効率の低下を抑制することが可能になる。
【0021】
なお、第1パイプ17aは隔壁21の下部21aとエンジン4、より具体的にはエンジン4のシリンダブロック部との隙間に配管されている。シリンダブロック部は他のパイプ17b,18aが配管されているシリンダヘッド部に比較して幅が狭いので、隔壁21を従来同様にエンジン4に近接して配置したとしても隔壁21との間にパイプ17aを配管するだけの空間を確保することができるからである。しかしながら、エンジン4には様々な補機が付設されていることから、必ずしも隔壁21の下部21aとエンジン4のシリンダブロック部との間にパイプ17aを配管するだけの空間を確保できるとは限らない。この場合には、このパイプ17aも他のパイプ17b,18aとともに隔壁21の上部21bとエンジン4との間に配管することになる。
【0022】
ところで、中央の隔壁21の上端部は、図1,図2に示すように機体上面の作業デッキ2cに連接されている。作業デッキ2cは作業者が様々な作業を行う上での足場であり、通常、エンジン4の清掃や修理等のメンテナンス作業もこの作業デッキ2c上から行われる。ところが、上記のように隔壁21の上部21bが機体前方側にエンジン4から離隔するように屈曲して形成されていると、作業デッキ2cからエンジン4までの距離が遠くなってしまい、メンテナンス作業を容易に行うことができなくなってしまう。
【0023】
そこで、中央の隔壁21には、図1及びそのIII−III断面の模式図である図3に示すように、作業デッキ2cからエンジン4側に伸びるステップ25が設けられている。ここでは、ステップ25は、エンジン4の後端部付近のマフラ4cと過給器4bとの間にある空きスペースを利用して設置されている。ステップ25は方形で、少なくとも作業者の片足が納まる程度の大きさに形成されている。このステップ25を足場として用いることにより、エンジン4等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0024】
なお、ステップ4の設置方法について説明すると、図3及び図4に示すように、隔壁21の下部21aの壁面には、エンジン4側に向かって斜め上方に伸びる2本のブラケット26A,26Bが溶接により固定され、隔壁21の上部21bの壁面(垂直面)には、エンジン4側に向かって水平に伸びる2本のブラケット27A,27Bが溶接により固定されている。ステップ25は、これらブラケット26A,26B,27A,27Bに4本のボルト28を用いて固定されている。これにより、ステップ25に加わる荷重をブラケット26A,26B,27A,27Bを介して隔壁21の壁面で受けることができるようになっている。
【0025】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、アフタクーラに接続されるパイプとエアクリーナに接続されるパイプとを、中央の隔壁とエンジンユニットの間に配管しているが、アフタクーラに接続されるパイプのみ、或いはエアクリーナに接続されるパイプのみを配管してもよい。また、ラジエータの前方に他の機器が配置されている場合には、この他の機器とエンジンとを接続する配管を中央の隔壁とエンジンユニットとの間に配管してもよい。さらに、オイルクーラの前方に他の機器が配置されている場合にも、この他の機器とエンジンとを接続する配管を中央の隔壁とエンジンユニットとの間に配管してもよい。
【0026】
中央の隔壁の形状は、上述の実施形態で説明したような形状に限定されず、少なくともエンジンユニットとの間にパイプを配管できる程度に上部を下部よりもエンジンユニットから離隔するように形成されていればよい。
また、上述の実施形態で説明したステップの形状や設置方法及び設置位置はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。したがって、ステップを複数箇所設けることも勿論可能である。
【0027】
さらに、上述の実施形態では、オイルクーラをエンジンやラジエータとは別置きにした形式の油圧ショベルに本発明を適用した例について説明したが、オイルクーラをラジエータとともにエンジンに直列に配置した形式の油圧ショベルにも適用することは勿論可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の建設機械のエンジンルーム構造によれば、エンジンユニットから離隔するように形成された隔壁の上部とエンジンユニットとの間にパイプが配置されるとともに、この隔壁の上端部の一部に作業デッキからエンジンユニットに向かって伸びるステップが設けられているので、パイプの配管に伴う流路面積の増大を最小限にして冷却器やエンジンの冷却効率の低下を抑制できるとともに、ステップを足場にすることによってエンジン等のメンテナンスを容易に行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる油圧ショベルのエンジンルームの構成を示す模式的な平面図である。
【図2】図1のII−II断面を示す模式図である。
【図3】図1のIII−III断面を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるステップの設置方法を示す斜視図である。
【図5】従来の油圧ショベルの構成を示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
2 上部旋回体
2b サイドドア
2c 作業デッキ
4 エンジン
4a ファン
4b 過給器
4c マフラ
6 カウンタウェイト
7 オペレータ室
10 ラジエータ
11 オイルクーラ
12 モータ
12a ファン
13,14 流路
16 エンジンユニット
17 アフタクーラ
17a,17b,18a パイプ
18 エアクリーナ
20,21,22 隔壁
21a 隔壁の下部
21b 隔壁の上部
25 ステップ
26A,26B,27A,27B ブラケット

Claims (4)

  1. ラジエータ及びオイルクーラのうち少なくとも一方の冷却器とファンとエンジンとが直列に配置されたエンジンユニットと、パイプを介して上記エンジンに接続される機器と、上記エンジンユニットを挟むように上記エンジンユニットの側方に配置された一対の隔壁とを備え、上記一対の隔壁によって、上記の各隔壁と上記エンジンユニットとの間に上記ファンにより生成される冷却風の流路が形成されるとともに、上記エンジンのメンテナンス作業を行う上での足場として用いる作業デッキが機体上面に設けられて、少なくとも一方の隔壁の上端部は上記作業デッキに連接されている建設機械のエンジンルーム構造において、
    上記一方の隔壁は、下部を上記エンジンユニットに近接して配置される一方、上部を下部よりも上記エンジンユニットから離隔するように形成され、
    上記一方の隔壁の上部が上記エンジンユニットから離隔するように形成されたことにより、上記一方の隔壁の上部と上記エンジンユニットとの間に形成された空間に上記パイプが配管されるとともに、
    上記一方の隔壁の上端部の一部に上記作業デッキから上記エンジンユニットに向かって伸びるステップが設けられている
    ことを特徴とする、建設機械のエンジンルーム構造。
  2. 上記機器がアフタクーラである
    ことを特徴とする、請求項1記載の建設機械のエンジンルーム構造。
  3. 上記機器がエアクリーナである
    ことを特徴とする、請求項1記載の建設機械のエンジンルーム構造。
  4. 上記ステップはブラケットを介して上記一方の隔壁の壁面に支持されている
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れかの項に記載の建設機械のエンジンルーム構造。
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