JP2014031139A - インタークーラ配管支持構造及び建設機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】インタークーラ配管の損傷を抑制することができるインタークーラ配管の支持構造およびこれを用いた建設機械を提供する。
【解決手段】冷却ファン2で誘起される冷却風の流れに対してオイルクーラ3及びラジエータ4と並列に配置されたインタークーラ5の配管であってエンジン1の上方を通るように取り回したインタークーラ配管6の支持構造において、上記エンジン1を収容するエンジン建屋105の壁面と上記インタークーラ配管6とを連結支持手段で連結する。
【選択図】 図3
【解決手段】冷却ファン2で誘起される冷却風の流れに対してオイルクーラ3及びラジエータ4と並列に配置されたインタークーラ5の配管であってエンジン1の上方を通るように取り回したインタークーラ配管6の支持構造において、上記エンジン1を収容するエンジン建屋105の壁面と上記インタークーラ配管6とを連結支持手段で連結する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、建設機械の冷却装置に接続されるインタークーラ配管の支持構造とこれを適用した建設機械に関する。
インタークーラは、オイルクーラやラジエータと同様の熱交換器であり、エンジンのターボチャージャからの過給空気を冷却するものである。建設機械においては、通常、これら熱交換器はエンジン建屋(エンジン室)に設置され、冷却ファンによって吸気口を介して吸い込まれてエンジン建屋を流通する冷却風で冷却されるようになっている。インタークーラをオイルクーラ及びラジエータと並列に設置するスペースの余裕がない場合、オイルクーラ及びラジエータの風上にインタークーラを設置する例(特許文献1等参照)もあるが、冷却性能の観点では、特許文献2に開示されているように、オイルクーラ、ラジエータ及びインタークーラを冷却風の流れに対して並列に配置することが望ましい。
上記特許文献1のようにオイルクーラ等の風上にインタークーラを設ける場合には、エンジン側から見てインタークーラの左右が開くためインタークーラの入力ポート及び出力ポートをそれぞれインタークーラの左右の面に設置することができる。それに対し、特許文献2のようにオイルクーラ等と並べてインタークーラを配置すると、エンジン側から見てインタークーラの左右の一方側の面にはオイルクーラ等が隣接し、入出力ポートをインタークーラの左右の面に分けて設けることができない。そのため、インタークーラのオイルタンク等に隣接していない他の面の上下に入出力ポートを設ける場合がある。
インタークーラの上下に入出力ポートを設けると、双方のポートがエンジンの吸気ポート又は排気ポートに近い箇所に偏って配置されるため、入力側又は出力側のインタークーラ配管をエンジン上部のスペースに通してエンジンを跨ぐように取り回す場合がある。エンジンを跨ぐ配管はブラケットを介してエンジンに固定して支持しているのが実情である。
しかしながら、冷却装置はエンジン建屋の床面に剛的に支持される一方で、エンジンは防振ゴムを介してエンジン建屋の床面に支持される。そのため、防振ゴムを介してエンジン建屋の振動がエンジンに伝わる結果、自己の駆動による振動と相俟ってエンジンは複合的に振動する。インタークーラ配管をエンジンに固定する場合、エンジンの複合的な振動により負荷を受けてインタークーラ配管が損傷する恐れがある。
本発明の目的は、インタークーラ配管の損傷を抑制することができるインタークーラ配管の支持構造及びこれを適用した建設機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、冷却ファンで誘起される冷却風の流れに対してオイルクーラ及びラジエータと並列に配置されたインタークーラの配管であってエンジンの上方を通るように取り回したインタークーラ配管の支持構造において、前記エンジンを収容する建屋の壁面に対して前記インタークーラ配管を支持する支持手段を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記支持手段は、前記建屋における前記エンジンの2つの壁面に渡された第1のサポート部材と、この第1のサポート部材から延びる第2のサポート部材と、この第2のサポート部材に対して前記インタークーラ配管を固定する固定部材とを備えたことを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記支持手段は、前記建屋における前記エンジンの2つの壁面に渡された第1のサポート部材と、この第1のサポート部材及び前記ラジエータのカバーに両端が固定された第2のサポート部材と、この第2のサポート部材に対して前記インタークーラ配管を固定する固定部材とを備えたことを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、前記支持手段は、前記建屋の壁面に取り付けたブラケットと、このブラケットに対して前記インタークーラ配管を固定する固定部材とを備えたことを特徴とする。
第5の発明は、第2−第4のいずれかの発明において、前記インタークーラ配管は、鋼管部と、この鋼管部とターボチャージャ及びインタークーラとを接続するゴムホース部を備え、前記鋼管部が、前記固定部材であるクランプを介して前記ブラケットに固定されていることを特徴とする。
第6の発明は、エンジンと、オイルクーラと、ラジエータと、前記オイルクーラ及び前記ラジエータを冷却する冷却ファンと、前記冷却ファンで誘起される冷却風の流れに対して前記オイルクーラ及び前記ラジエータと並列に配置されたインタークーラと、前記エンジンの上方を通過して前記インタークーラに接続するインタークーラ配管と、第1−第5のいずれかの発明に係る支持構造とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、エンジンの複合的な振動のインタークーラ配管への伝達を抑えることで、インタークーラ配管の損傷を抑制することができる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(1)建設機械
図1は本発明のインタークーラ配管支持構造を適用する建設機械の一例の外観図である。同図には適用対象の建設機械の一例として油圧ショベルを例示している。本実施の形態では、特に断り書きのない場合、図1中の左右を機体の前後方向とする。
図1は本発明のインタークーラ配管支持構造を適用する建設機械の一例の外観図である。同図には適用対象の建設機械の一例として油圧ショベルを例示している。本実施の形態では、特に断り書きのない場合、図1中の左右を機体の前後方向とする。
図1に示した油圧ショベルは、大別して走行体101、この走行体101上に旋回可能に搭載された旋回体102、及び作業装置108から構成される。
走行体101は、無限軌道履帯を有する左右のクローラを備えており、左右のクローラを左右の走行モータ133によりそれぞれ駆動することで走行する。走行モータ133は例えば油圧モータである。
旋回体102は、旋回フレーム103を有し、旋回フレーム103には、前方側にオペレータが搭乗するキャブボックス104が、キャブボックス104の後方側にエンジン建屋(エンジン室)105が、最後部にカウンタウェイト106が搭載されている。エンジン建屋105の上部にはエンジン1(図2参照)の排気筒15が突出している。旋回フレーム103には旋回モータ(図示せず)が設けられており、旋回体102はこの旋回モータによって旋回駆動される。旋回モータは例えば油圧モータである。
作業装置108は、旋回体102の前部(本例ではキャブボックス104の右側)に設けられ、旋回体102に対して俯仰動作する。この作業装置108は、旋回体102の旋回フレーム103にピン結合されたブーム109と、ブーム109の先端側にピン結合されたアーム110と、アーム110の先端側にピン結合された作業具(バケット)111とを備えている。そして、ブーム109、アーム110及びバケット111は、それぞれブームシリンダ134、アームシリンダ135及びバケットシリンダ136によって駆動される。シリンダ134−136は例えば油圧シリンダである。
(2)エンジン周り
図2はエンジン建屋内におけるエンジン周りの主な要素を抜き出して表した図である。同図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図2はエンジン建屋内におけるエンジン周りの主な要素を抜き出して表した図である。同図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
同図に示したように、エンジン1の出力軸は建設機械の機体の左右方向に延在しており、左側に突出した出力軸には冷却ファン2が、右側に突出した出力軸には油圧ポンプ16が連結されている。エンジン1の左側には、前から順にオイルクーラ3、ラジエータ4及びインタークーラ5が並べて配置されていて、これらが冷却ファン2に対向している。特に図示していないが、エンジン1は防振ゴム(図示せず)を介してエンジン建屋105の床面に弾性的に支持されているのに対し、オイルクーラ3、ラジエータ4及びインタークーラ5はエンジン建屋105の床面に剛的に固定されている。また、オイルクーラ3、ラジエータ4及びインタークーラ5はエンジン建屋105の左側面に設けた吸気口(図示せず)に対向している。これらは、冷却ファン2で誘起されてエンジン建屋105に取り込まれる冷却風の上流部に位置しており、冷却風の流れFに対して並列に配置されている。すなわち、オイルクーラ3、ラジエータ4及びインタークーラ5は、冷却風の流れFの流通方向に重なることなく配置されている。
このように冷却風の流れFに対してオイルクーラ3及びラジエータ4と並列にインタークーラ5を配置すると、インタークーラ5における前後方向の少なくとも一方側の面(本実施の形態では、エンジン1側から見て右側の面)にラジエータ4が隣接し、入出力ポートをインタークーラ5における前後両面(エンジン1側から見て左右の面)に振り分けて設置することができない。そのため、本実施の形態では、インタークーラ5における右側の面(エンジン1側の面)の上下にそれぞれ出力ポート及び入力ポート(ともに図示せず)を設けてある。出力ポートは、出力側インタークーラ配管6を介してエンジン1の吸気側ポートであるターボチャージャ17に接続している。一方の入力ポートは、入力側インタークーラ配管18を介してエンジン1の排気側ポート(図示せず)に接続している。本実施形態では、特に図示してはいないが、インタークーラ配管6,18は、本体を構成する鋼管部の両端にゴムホース部を備えた構成になっていて、鋼管部の両端がターボチャージャ17及びインタークーラ5にゴムホース部を介して弾性的に接続されている。
ここで、エンジン1の排気側ポートはエンジン1の後部にあるのに対し、ターボチャージャ17はエンジン1の前部にある。そして、機体の前後方向の位置について言えばインタークーラ5はエンジン1に対して後方に位置している。したがって、本実施の形態では、出力側インタークーラ配管6は、エンジン1の上方のスペースを通し、インタークーラ5の出力ポートからエンジン1を跨ぐようにして取り回してターボチャージャ17に接続させてある。図2ではインタークーラ5から見てターボチャージャ17がエンジン1越しにあるため出力側インタークーラ配管6がエンジン1を跨ぐ構成となっているが、排気側ポートがエンジン1越しにある場合には、入力側インタークーラ配管18がエンジン1を跨ぐ構成となることもある。いずれにしても、本願に係るインタークーラ配管の支持構造は、このようにエンジンを跨いで取り回されたインタークーラ配管に適用され、エンジンを跨ぐインタークーラ配管をエンジン建屋の壁面に対して支持手段で支持する。以下、出力側インタークーラ配管6を支持するインタークーラ配管支持構造の例を幾つか説明する。
(3)第1の実施の形態
図3は本発明の第1の実施の形態に係るインタークーラ配管支持構造の概略構成を表した図、図4は図3中のIV−IV線による矢視断面図である。これらの図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図3は本発明の第1の実施の形態に係るインタークーラ配管支持構造の概略構成を表した図、図4は図3中のIV−IV線による矢視断面図である。これらの図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図3及び図4に示したように、エンジンを跨ぐインタークーラ配管、本実施の形態では出力側インタークーラ配管6を支持する支持手段は、第1のサポート部材10、第2のサポート部材11、及び固定部材13を備えている。なお、図3では、オイルクーラ3、ラジエータ4及びインタークーラ5がラジエータカバー9及びエンジン建屋105に隠れているが、エンジン周りの構成は図2に示した通りである。
第1のサポート部材10は、エンジン建屋105における2つの壁面(フレームを含む)、本実施の形態では後側壁面105bのフレーム及び前側壁面105aに渡されていて、エンジン1及び出力側インタークーラ配管6の上方を通してある。第1のフレーム10の形状は、鋼材等で剛的に構成されていて、両端の立ち上がり部分とその間で前後に延びる水平部分を備えたアーチ状の形状をしており、両端部分がそれぞれ前後の壁面105a,105bにボルト或いは溶接等で連結されている。第1のサポート部材10は、その水平部分の下部に第2のサポート部材11と連結するための取付け部10aを備えている。取付け部10aは、アングル材等の鋼材で構成されていて、第1のサポート部材10の上記水平部分と同方向に延在している。
第2のサポート部材11は、フラットバーで構成されていて、第1のサポート部材10から斜め下方に延びており、下端部は出力側インタークーラ配管6のエンジン1の上部を通る部分の高さまで到達している。第2のサポート部材11の上端部は第1のサポート部材10の取付け部10aにボルト19及びナット20で連結されている。
固定部材13は第2のサポート部材11に対して出力側インタークーラ配管6を固定する手段であり、本実施の形態ではいわゆるサドルバンド等のクランプを適用している。図4に示したように、出力側インタークーラ配管6の上記鋼管部を抱え込んだ固定部材13の両端部分を第2のサポート部材11に対してボルト21及びナット22で連結することで、第2のサポート部材11に対して出力側インタークーラ配管6が固定されている。
ここで、図8は比較例を例示した図であり、出力側インタークーラ配管6をエンジン1に対して剛的に固定する支持構造を表している。
同図では、ブラケットA,Bを介して配管PをエンジンE(上面の一部のみを図示)に固定している。ブラケットA,Bは鋼材で構成されていて、配管Pに対しては溶接で固定されている。一方、ブラケットA,BとエンジンEとはボルト等で固定されている。
前述したように、本実施の形態では、エンジン建屋105に剛的に支持されたインタークーラ5とは異なり、エンジン1は防振ゴムを介して弾性的に支持されている。そのため、防振ゴムを介してエンジン建屋105の振動がエンジン1に伝わる結果、自己の駆動による振動と相俟ってエンジン1は複合的に振動する。したがって、仮に出力側インタークーラ配管6を図8に例示した構造で支持した場合、出力側インタークーラ配管6にブラケットA,Bを介してエンジン1の複合的な振動が伝わり、当該振動に起因する負荷を長期にわたって受ければ出力側インタークーラ配管6が損傷する恐れがある。
それに対し、本実施の形態では、出力側インタークーラ配管6はエンジン1に固定されることなくエンジン建屋105で支持されているので、エンジン1の前述した複合的な振動の出力側インタークーラ配管6への伝達を抑制することができ、出力側インタークーラ配管6の損傷を抑制することができる。
また、本実施の形態における出力側インタークーラ配管6は本体部が鋼管であるため重量があるが、エンジン1に固定されていないため、固有振動数がエンジン爆発周波数域まで下がったとしても、エンジン1とは振動系統が異なることからエンジン1の上記複合的振動の影響を基本的に受けない。また、図8の構成のように固定部材であるブラケットA,Bと配管Pとを溶接で接続した場合には内圧に起因して配管Pが変形した場合にブラケットA,Bとの溶接部に応力が集中するが、本実施の形態の場合、固定部材13にクランプを用いたことによって上記のような応力集中を抑制することができる。
なお、本実施の形態において、第1のサポート部材10をエンジン建屋105の前後の壁面105a,105b間に渡した場合を例に挙げて説明したが、これには限定されない。例えば、対向する他の2面間(左右の壁面間)や隣り合う2面間(例えば前壁面及び右壁面間)等に渡せる場合には、それら壁面間に第1のサポート部材10を渡す構成とすることもできる。
(4)第2の実施の形態
図5は本発明の第2の実施の形態に係るインタークーラ配管支持構造の概略構成を表した図、図6は図4中のVI−VI線による矢視断面図である。これらの図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施の形態に係るインタークーラ配管支持構造の概略構成を表した図、図6は図4中のVI−VI線による矢視断面図である。これらの図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態では第2のサポート部材11の先端部(第1のサポート部材10との連結部と反対側の端部)が固定構造物に固定されていなかったのに対し、本実施の形態では、図7及び図8に示したように第2のサポート部材11Aの先端部がラジエータカバー9に固定されている。第2のサポート部材11Aは、第1の実施の形態の第2のサポート部材11と同じく固定部材13によって出力側インタークーラ配管6に連結される部材であり、一端が第1のサポート部材10に連結され、他端がラジエータカバー9にボルト23で固定されている。また、第1の実施の形態の第2のサポート部材11は平滑な(曲成されていない)フラットバー状の部材であったのに対し、第1の実施の形態の第2のサポート部材11Aは、第1のサポート部材10及びラジエータカバー9と両端を連結するために適宜曲成してある。インタークーラ配管支持構造や建設機械の他の構成については第1の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
本実施形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、第2のサポート部材11Aを両端支持構造にしたことで第1の実施の形態よりもインタークーラ配管支持構造が高剛性となる分、出力側インタークーラ配管6の負担を軽減し耐久性を向上させることができるメリットがある。
(5)第3の実施の形態
図7は本発明の第3の実施の形態に係るインタークーラ配管支持構造の概略構成を表した図である。同図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図7は本発明の第3の実施の形態に係るインタークーラ配管支持構造の概略構成を表した図である。同図において、既に説明した部材については既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図7に示したように、本実施の形態において出力側インタークーラ配管6を支持する支持手段は、エンジン建屋105の壁面に取り付けたブラケット12a,12b、及びブラケット12a,12bに対して出力側インタークーラ配管6を固定する固定部材14a,14bを備えている。前2つの実施の形態では、エンジン建屋105の2壁面間に第1サポート部材10を渡し、この第1サポート部材10に第2ブラケット11,11Aを介して出力側インタークーラ配管6を固定した。それに対し、本実施の形態では、エンジン建屋105の壁面(本例では前後の2壁面)にブラケット12a,12bを設け、これらブラケット12a,12bに対して固定部材14a,14bによって出力側インタークーラ配管6を直接固定している。インタークーラ配管支持構造や建設機械の他の構成については第1の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
本実施形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、エンジン建屋105と出力側インタークーラ配管6との間の連結部材の部品点数を減少させることができ、インタークーラ配管支持構造の剛性及び耐久性をより向上させることができる等のメリットがある。
105 エンジン建屋
1 エンジン
2 冷却ファン
3 オイルクーラ
4 ラジエータ
5 インタークーラ
6 出力側インタークーラ配管
10 第1のサポート部材
11 第2のサポート部材11
11A 第2のサポート部材
12a,b ブラケット
13 固定部材
17 ターボチャージャ
18 入力側インタークーラ配管
14a,b 固定部材
1 エンジン
2 冷却ファン
3 オイルクーラ
4 ラジエータ
5 インタークーラ
6 出力側インタークーラ配管
10 第1のサポート部材
11 第2のサポート部材11
11A 第2のサポート部材
12a,b ブラケット
13 固定部材
17 ターボチャージャ
18 入力側インタークーラ配管
14a,b 固定部材
Claims (6)
- 冷却ファンで誘起される冷却風の流れに対してオイルクーラ及びラジエータと並列に配置されたインタークーラの配管であってエンジンの上方を通るように取り回したインタークーラ配管の支持構造において、
前記エンジンを収容する建屋の壁面に対して前記インタークーラ配管を支持する支持手段を備えたことを特徴とするインタークーラ配管の支持構造。 - 請求項1のインタークーラ配管の支持構造において、前記支持手段は、前記建屋における前記エンジンの2つの壁面に渡された第1のサポート部材と、この第1のサポート部材から延びる第2のサポート部材と、この第2のサポート部材に対して前記インタークーラ配管を固定する固定部材とを備えたことを特徴とするインタークーラ配管の支持構造。
- 請求項1のインタークーラ配管の支持構造において、前記支持手段は、前記建屋における前記エンジンの2つの壁面に渡された第1のサポート部材と、この第1のサポート部材及び前記ラジエータのカバーに両端が固定された第2のサポート部材と、この第2のサポート部材に対して前記インタークーラ配管を固定する固定部材とを備えたことを特徴とするインタークーラ配管の支持構造。
- 請求項1のインタークーラ配管の支持構造において、前記支持手段は、前記建屋の壁面に取り付けたブラケットと、このブラケットに対して前記インタークーラ配管を固定する固定部材とを備えたことを特徴とするインタークーラ配管の支持構造。
- 請求項2−4のいずれかのインタークーラ配管の支持構造において、前記インタークーラ配管は、鋼管部と、この鋼管部とターボチャージャ及びインタークーラとを接続するゴムホース部を備え、前記鋼管部が、前記固定部材であるクランプを介して前記ブラケットに固定されていることを特徴とするインタークーラ配管の支持構造。
- エンジンと、オイルクーラと、ラジエータと、前記オイルクーラ及び前記ラジエータを冷却する冷却ファンと、前記冷却ファンで誘起される冷却風の流れに対して前記オイルクーラ及び前記ラジエータと並列に配置されたインタークーラと、前記エンジンの上方を通過して前記インタークーラに接続するインタークーラ配管と、請求項1−5のいずれかの支持構造とを備えたことを特徴とする建設機械。
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CN106379159A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-08 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种中冷器固定装置及其固定安装方法 |
KR101779372B1 (ko) * | 2014-02-21 | 2017-09-18 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 리어 공조장치 및 이의 설치 방법 |
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CN106379159A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-08 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种中冷器固定装置及其固定安装方法 |
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