JP4051731B2 - 高倍率ズームレンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はズームレンズに関し、特に5群以上のレンズ群を有する高倍率のズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
正負正負正群を有する高倍率ズームレンズは、従来から多数提案されている。古くは特開昭57−164709号公報に、画角2ω=64°をカバーし、変倍比が約3.7倍程度であるズームレンズが提案されている。また、特開昭63−266415号公報においては、画角2ω=62°をカバーし、変倍比が約9倍のズームレンズが提案されている。また特開平4−186212号公報においては、画角2ω=62°をカバーし、約9倍の変倍比を有する、正負正負正負のレンズ群を有する6群構成のズームレンズが開示されてる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭57−164709号公報に開示されたズームレンズは変倍比が3倍程度であり、画角も62°程度までしかカバーしていないものであった。ここに開示された光学系の構成・屈折力配置のまま、またはその延長線上では画角2ω=75°を越え、変倍比約10倍をカバーするズームレンズを実現する事は困難である。また、特開昭63−266415号公報及び特開平4−186212号公報に開示されている高倍率ズームレンズにおいては、収差補正上は良好なレベルにあるが、前述の特許公開公報と同様に画角も62°程度までしかカバーしていないものであった。さらなる高倍化、大画角化が望まれていた。
【0004】
そこで、本発明は、コンパクトでありながら変倍比が10倍を越える高倍率のズームレンズを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明にかかるズームレンズは、例えば図1に示す如く、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを少なくとも有し、広角端に対し望遠端においては、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間の空気間隔が拡大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間の空気間隔が縮小し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間の空気間隔が拡大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間の空気間隔が縮小することによって変倍するものである。そして、望遠端における該第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔をD1Tとし、広角端における該第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔をD1Wとし、広角端の全系の焦点距離をfw、前記第1レンズ群G1の焦点距離をf1、前記第2レンズ群G2の焦点距離をf2としたとき、
(1)2.3<(D1T−D1W)/fw<10
(2)6.6<f1/|f2|<15
を満足するものである。
【0006】
また、本発明の好ましい形態によれば、前記第1レンズ群G1の焦点距離をf1、第2レンズ群G2の焦点距離をf2としたとき、
(2)6.6<f1/|f2|<15
を満足するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の基本的な構成から説明する。本発明は、上述の通り、正負正負正のレンズ群を少なくとも有する構成である。このような正負正負正構成・正負正負正負構成の多群ズームレンズは、言わば2組の正負群にそれぞれ変倍を負担させ、移動量を軽減し、小型で高変倍比を得るダブルズームレンズと考えると理解しやすい。
【0008】
特に本発明のように変倍比が10倍を超えるズームレンズの場合、小型化・小径化を達成するためには、第1レンズ群の変倍のための移動量、第2レンズ群の変倍のための移動量が重要になる。本発明では、広角端において第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間の空気間隔と、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の空気間隔とを両方とも減少させることによって、全体としてより強いレトロフォーカスのパワー配置(レトロ比が強いパワー配置)にしている。
【0009】
そして、本発明においては、高変倍比を達成するために、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を十分に増加するように、第1および第2レンズ群を移動させる構成としている。このとき、本発明においては、上記条件式(1)を満足している。
条件式(1)は前記、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間の空気間隔の広角端から望遠端までの変化量を適切に設定する条件である。
条件式(1)の下限値を下回る場合、第1,2レンズ群間の空気間隔の変化量が減少する。この場合、本発明のズームレンズとほぼ同等の変倍比を得ようとすると、第1および第2レンズ群をそれぞれ強いパワーで構成することになる。このときには、第2レンズ群のパワーが著しく増加することになるため、広角側の歪曲の増大、ペッツバール和の悪化による非点収差の増大、下方コマ収差の変倍による変動、望遠側の球面収差の増大等を招き好ましくない。また、第1レンズ群のパワーを著しく強めることは、最大画角の主光線が光軸から大きく離れた位置に入射するようになるため、フィルターサイズの増大を招き好ましくない。なお、条件式(1)の下限を2.65以上に設定することによって、より良好な収差補正とフィルターサイズの小径化が可能になり、更に条件式(1)の下限を3以上に設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0010】
また、条件式(1)の上限値を上回る場合、第1,2レンズ群間の空気間隔の変化量が非常に大きくなることを意味し、全長変化が著しく大きくなるため鏡筒設計が困難になる。また、結果的にFナンバーの変化が大きくなり、特に望遠側が著しく暗くなり、好ましくない。なお、条件式(1)の上限を7以下と設定することによって、より鏡筒設計に有利になり、更に条件式(1)の上限を5以下と設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0011】
また、本発明のように変倍比10倍を超えるズームレンズにおいて、例えば75°を超える画角(2ω)を達成しようとする場合、小型化・小径化を図ろうとするためには、第1および第2レンズ群のパワーバランスが重要になる。特に本発明では、前述した通り、広角端において強いレトロフォーカスのパワー配置にしているため、良好な収差補正を達成するためにはこれら第1および第2レンズ群のパワーバランスを適切に設定することが好ましい。上記条件式(2)は、第1レンズ群と第2レンズ群の適切なパワー配置の範囲を設定した条件である。
【0012】
条件式(2)の下限を下回る場合、第2レンズ群の焦点距離が絶対値が比較的大きい、すなわち第2レンズ群のパワーを比較的緩い値で設定することになる。この場合、変倍時の移動量が増加するため、全系の大型化や全長変化の増大を招く。また、この場合には、相対的に第1レンズ群のパワーが強くなるため、特に広角端の主光線の入射高が上昇し、結果的にフィルターサイズの増大を招き好ましくない。なお、条件式(2)の下限を6.6以上に設定することによって、より確実なフィルターサイズの小径化が可能になり、更に条件式(2)の下限を6.9以上に設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0013】
一方、条件式(2)の上限を上回る場合、第2レンズ群の焦点距離が絶対値が比較的小さい、すなわち第2レンズ群のパワーを比較的強い値で設定することになる。この場合、広角側の歪曲の増大、ペッツバール和の悪化による非点収差の増大、下方コマ収差の変倍による変動、望遠側の球面収差の増大等を招き好ましくない。
【0014】
なお、条件式(2)の上限を10以下と設定することによって、更に良好な収差補正が可能になり、本発明の効果を最大限に発揮できる。
さて、本発明においては、広角端から望遠端への変倍時において、第2レンズ群が物体側へ移動することが好ましい。ここで、第1レンズ群の移動量を比較的小さく抑え、広角端から望遠端への変倍に際して第2レンズ群を大きく像側に移動するようなズーム軌跡をとる場合には、特に中間の焦点距離で最大画角の主光線の入射高が大きく上昇して光線切れを生じ、結果的にフィルターサイズの増大を招く。また、充分な第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間の空気間隔が必要になるため広角側での全長の増大を招く。
【0015】
また、本発明においては、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
(3)0.1<f3/fT<0.3
但し、
f3:第3レンズ群G3の焦点距離、
fT:望遠端における全系の焦点距離、
である。
【0016】
上記条件式(3)は第3レンズ群のパワーの最適な範囲を設定した条件式である。
条件式(3)の下限を下回る場合、第3レンズ群の焦点距離が比較的小さい、すなわち、第3レンズ群のパワーを比較的強い値で設定することになる。この場合、諸収差、特に球面収差の補正が困難になる。なお、条件式(3)の下限を0.13以上に設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0017】
また、条件式(3)の上限を上回る場合、第3レンズ群の焦点距離が比較的大きい、すなわち第3レンズ群のパワーを比較的緩い値で設定することになる。この場合、全長の増大、第4レンズ群以降のレンズ群の径の増加等の不都合が生じる。
なお、条件式(3)の上限を0.25以下と設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0018】
また、本発明においては、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)−0.6<f4/fT<−0.2
但し、
f4:第4レンズ群G4の焦点距離、
fT: 望遠端における全系の焦点距離、
である。
【0019】
上記条件式(4)は第4レンズ群G4のパワーの最適な範囲を設定した条件式である。
条件式(4)の下限を下回る場合、第4レンズ群G4の焦点距離の絶対値が比較的大きい、すなわち第4レンズ群のパワーを比較的緩い値で設定することになる。この場合、変倍に対する寄与率が低下し結果的に全長,移動量の増大、変倍比の低下を生み、好ましくない。尚、条件式(4)の下限値を−0.4以上に設定すると本発明の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(4)の上限を上回る場合、第4レンズ群G4の焦点距離が絶対値が比較的小さい、すなわち第4レンズ群のパワーを比較的強い値で設定することになる。この場合、第5レンズ群に入射する斜光線の入射角が大きくなるため、諸収差、特に球面収差、上方コマ収差の変倍による変動が増大して好ましくない。なお、条件式(4)の上限値を−0.25以下に設定すると本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0020】
また、本発明においては、下記の条件式(5)を満足することが好ましい。
(5)0.05<f5/fT <0.7
但し、
f5:第5レンズ群G5の焦点距離、
fT:望遠端における全系の焦点距離、
である。
【0021】
この条件式(5)は第5レンズ群のパワーの最適な範囲を設定した条件式である。
条件式(5)の下限を下回る場合、第5レンズ群の焦点距離が比較的小さい、すなわち、第5レンズ群のパワーを比較的強い値で設定することになる。この場合、諸収差、特に上方コマ収差や非点収差、像面湾曲の変倍による変動が増大して好ましくない。なお、条件式(5)の下限を0.1以上に設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0022】
また、条件式(5)の上限を上回る場合、第5レンズ群の焦点距離が比較的大きい、すなわち第5レンズ群のパワーを比較的緩い値で設定することになる。この場合、全長の増大、第5レンズ群以降のレンズ群の径の増加等の不都合が生じる。
なお、条件式(5)の上限を0.35以下と設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0023】
また、本発明においては、第2レンズ群を物体側から負・正・負の3部分レンズ群で構成し、最も物体側の負レンズ成分に非球面を設けることが好ましい。この構成により、大画角を達成しながら、十分なる明るさを確保することができる。
特に、上記の非球面においては、非球面式に表現される円錐係数κ(カッパー)や非球面係数の奇数次項を使用して、収差補正自由度を増大させることが好ましく、これにより、広角側の歪曲と高次の非点収差とのバランスを含めた良好な補正、下方コマ収差の補正を達成することができる。
【0024】
また、本発明においては、後記の実施例4〜6に示す通り、第5レンズ群の像側に負の第6レンズ群G6をさらに有する構成、すなわち正負正負正負の6群構成であってもよい。
このような正負正負正負の6群構成では、負の第6レンズ群G6を追加し、他の群と別の移動軌跡をとることによって、特に上方コマ収差や非点収差、像面湾曲の変倍による変動を補正する効果を得ることができる。従って、構成枚数の軽減や全長のコンパクト化につながり、より好ましい。また、このとき、負の第6レンズ群G6は適切なパワー範囲の中で使用することが望ましい。
【0025】
ここで、第6レンズ群G6の焦点距離をf6とし、望遠端における全系の焦点距離をfTとしたとき、
(6)−0.7<f6/fT <−0.05
を満足することが好ましい。
上記条件式(6)は第6レンズ群のパワーの最適な範囲を設定した条件式である。
【0026】
条件式(6)の下限を下回る場合、第6レンズ群の焦点距離の絶対値が比較的大きい、すなわち、第6レンズ群のパワーを比較的緩い値で設定することになる。この場合、全長の増大、第6レンズ群以降のレンズ群の径の増加等の不都合が生じる。なお、条件式(6)の下限を−0.5以上に設定することによって、本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0027】
また、条件式(6)の上限を上回る場合、第6レンズ群の焦点距離が比較的小さい、すなわち第6レンズ群のパワーを比較的強い値で設定することになる。この場合、諸収差、特に上方コマ収差や非点収差、像面湾曲の変倍による変動が増大して好ましくない。なお、条件式(6)の上限を−0.1以下と設定することによってより良好な収差補正が可能になり、条件式(6)の上限を−0.2以下と設定することによって本発明の効果を最大限に発揮できる。
【0028】
また本発明においては、近距離合焦を第3レンズ群を像方向に移動させることによって行うことが好ましい。この方式は主光線入射高やランド光線入射高が合焦によりあまり変化しない特徴を有しており、したがって合焦による球面収差や像面湾曲、非点収差の変動が少ない利点を有している。
【0029】
【実施例】
以下に本発明の実施例を説明する。図1,図6,図11,図16,図21,図26はそれぞれ、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、実施例6の構成を示し、各図中において矢印は移動軌跡を示している。
図1、図6および図11に示す実施例1〜3は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4、正の屈折力を有する第5レンズ群G5から構成され、変倍は第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の空気間隔が拡大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間の空気間隔が縮小し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の空気間隔が拡大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間の空気間隔が縮小するように、各レンズ群が広角端から望遠端に向かって物体方向にそれぞれ移動することによって行なう。また、近距離合焦は第3レンズ群G3を像方向に移動して行なう。
【0030】
図16、図21および図26に示す実施例4〜6は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4、正の屈折力を有する第5レンズ群G5、負の屈折力を有する第6レンズ群G6から構成され、変倍は第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の空気間隔が拡大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間の空気間隔が縮小し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の空気間隔が拡大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間の空気間隔が縮小し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間の空気間隔は中間焦点距離で、拡大しさらに望遠端に向かって縮小するように、各レンズ群がそれぞれ移動することによって行なう。また、近距離合焦は第3レンズ群G3を像方向に移動して行なう。
【0031】
[実施例1]
図1に示す実施例1にかかるズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた形状のメニスカス形状の負レンズ成分と物体側に強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L1-1と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-2とを有する。
【0032】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L2-1と、両凹形状の負レンズ成分L2-2と、両凸形状の正レンズ成分L2Bと、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L2Cとを有する。ここで、第2レンズ群G2においては、負レンズ成分L2-1および負レンズ成分L2-2が第2レンズ群G2中の負部分群L2Aを構成しており、正レンズ成分L2Bが第2レンズ群G2中の正部分群L2Bを構成しており、接合レンズ成分L2Cが第2レンズ群G2中の負部分群L2Cを構成している。また、第2レンズ群G2において、最も物体側に配置される負レンズ成分L2-1の物体側のレンズ面が非球面形状である。
【0033】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分L3-1と、物体側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分と両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L3-2とを有する。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L4-1と、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L4-2とを有する。
【0034】
第5レンズ群G5は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分と両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-1と、両凸形状の正レンズ成分L5-2と、両凸形状の正レンズ成分と物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-3と、物体側へ凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L5-4と、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-5とを有する。
【0035】
なお、実施例1において、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍(第2レンズ群G2と第3レンズ群との間)に配置されており、変倍時には第3レンズ群G3と一体に移動する。
[実施例2]
図6に示す実施例2にかかるズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた形状のメニスカス形状の負レンズ成分と物体側凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L1-1と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-2とを有する。
【0036】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L2-1と、両凹形状の負レンズ成分L2-2と、両凸形状の正レンズ成分L2Bと、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L2Cとを有する。ここで、第2レンズ群G2においては、負レンズ成分L2-1および負レンズ成分L2-2が第2レンズ群G2中の負部分群L2Aを構成しており、正レンズ成分L2Bが第2レンズ群G2中の正部分群L2Bを構成しており、正レンズ成分L2Cが第2レンズ群G2中の負部分群L2Cを構成している。また、第2レンズ群G2において、最も物体側に配置される負レンズ成分L2-1の物体側のレンズ面が非球面形状である。
【0037】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分L3-1と、両凸形状の正レンズ成分と物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L3-2とを有する。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L4-1と、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L4-2とを有する。
【0038】
第5レンズ群G5は、物体側から順に、両凹形状の負レンズ成分と像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-1と、物体側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分L5-2と、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分と物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-3と、像側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分と物体側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-4と、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L5-5とを有する。
【0039】
なお、実施例2においても、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍(第2レンズ群G2と第3レンズ群との間)に配置されており、変倍時には第3レンズ群G3と一体に移動する。
[実施例3]
図11に示す実施例3にかかるズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた形状のメニスカス形状の負レンズ成分と物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L1-1と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-2とを有する。
【0040】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L2-1と、両凹形状の負レンズ成分L2-2と、両凸形状の正レンズ成分L2Bと、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L2Cとを有する。ここで、第2レンズ群G2においては、負レンズ成分L2-1および負レンズ成分L2-2が第2レンズ群G2中の負部分群L2Aを構成しており、正レンズ成分L2Bが第2レンズ群G2中の正部分群L2Bを構成しており、接合レンズ成分L2Cが第2レンズ群G2中の負部分群L2Cを構成している。また、第2レンズ群G2において、最も物体側に配置される負レンズ成分L2-1の物体側のレンズ面が非球面形状である。
【0041】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分L3-1と、両凸形状の正レンズ成分と両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L3-2とを有する。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L4-1と、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L4-2とを有する。
【0042】
第5レンズ群G5は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分と両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-1と、両凸形状の正レンズ成分L5-2と、両凸形状の正レンズ成分と両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-3と像側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分L5-4と、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-5とを有する。
【0043】
なお、実施例3において、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍(第2レンズ群G2と第3レンズ群との間)に配置されており、変倍時には第3レンズ群G3と一体に移動する。
[実施例4]
図16に示す実施例4にかかるズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた形状のメニスカス形状の負レンズ成分と物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L1-1と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-2とを有する。
【0044】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L2-1と、両凹形状の負レンズ成分L2-2と、両凸形状の正レンズ成分L2Bと、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L2Cとを有する。ここで、第2レンズ群G2においては、負レンズ成分L2-1および負レンズ成分L2-2が第2レンズ群G2中の負部分群L2Aを構成しており、正レンズ成分L2Bが第2レンズ群G2中の正部分群L2Bを構成しており、接合レンズ成分L2Cが第2レンズ群G2中の負部分群L2Cを構成している。また、第2レンズ群G2において、最も物体側に配置される負レンズ成分L2-1の物体側のレンズ面が非球面形状である。
【0045】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分L3-1と、両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L3-2とを有する。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L4-1と、物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分L4-2とを有する。
【0046】
第5レンズ群G5は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分と両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-1と、両凸形状の正レンズ成分L5-2と、両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-3とを有する。
第6レンズ群G6は、物体側から順に、物体側へ凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L6-1と、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L6-2とを有する。
【0047】
なお、実施例4において、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍(第2レンズ群G2と第3レンズ群との間)に配置されており、変倍時には第3レンズ群G3と一体に移動する。
[実施例5]
図21に示す実施例5にかかるズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた形状のメニスカス形状の負レンズ成分と物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L1-1と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-2と、同じく物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-3とを有する。
【0048】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L2-1と、両凹形状の負レンズ成分L2-2と、両凸形状の正レンズ成分L2Bと、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L2Cとを有する。ここで、第2レンズ群G2においては、負レンズ成分L2-1および負レンズ成分L2-2が第2レンズ群G2中の負部分群L2Aを構成しており、正レンズ成分L2Bが第2レンズ群G2中の正部分群L2Bを構成しており、接合レンズ成分L2Cが第2レンズ群G2中の負部分群L2Cを構成している。また、第2レンズ群G2において、最も物体側に配置される負レンズ成分L2-1の物体側のレンズ面が非球面形状である。
【0049】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズ成分L3-1と、両凸形状の正レンズ成分と両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L3-2とを有する。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凸形状の正レンズ成分と、像側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L4-2とを有する。
【0050】
第5レンズ群G5は、物体側から順に、両凹形状の負レンズ成分と像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-1と、2枚の両凸形状の正レンズ素子からなる正レンズ成分L5-2と、物体側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-3とを有する。
【0051】
第6レンズ群G6は、物体側から順に、像側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と物体側へ凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L6-1と、物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分と像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L6-2とを有する。
【0052】
なお、実施例4において、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍(第2レンズ群G2と第3レンズ群との間)に配置されており、変倍時には第3レンズ群G3と一体に移動する。
[実施例6]
図26に示す実施例6にかかるズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた形状のメニスカス形状の負レンズ成分と物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L1-1と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分L1-2とを有する。
【0053】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分L2-1と、両凹形状の負レンズ成分L2-2と、両凸形状の正レンズ成分L2Bと、物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分と両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L2Cとを有する。ここで、第2レンズ群G2においては、負レンズ成分L2-1および負レンズ成分L2-2が第2レンズ群G2中の負部分群L2Aを構成しており、正レンズ成分L2Bが第2レンズ群G2中の正部分群L2Bを構成しており、接合レンズ成分L2Cが第2レンズ群G2中の負部分群L2Cを構成している。また、第2レンズ群G2において、最も物体側に配置される負レンズ成分L2-1の物体側のレンズ面が非球面形状である。
【0054】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側へ強い曲率の面を向けた両凸形状の正レンズ成分L3-1と、両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L3-2とを有する。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分と、物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L4-2とを有する。
【0055】
第5レンズ群G5は、物体側から順に、像側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と両凸形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-1と、両凸形状の正レンズ成分L5-2と、両凸形状の正レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L5-3とを有する。
第6レンズ群G6は、物体側から順に、像側へ凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分と物体側へ強い曲率の面を向けた両凹形状の負レンズ成分とからなる接合レンズ成分L6-1と、物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ成分と物体側へ凹面を向けたメニスカス形状の正レンズ成分とからなる接合レンズ成分L6-2とを有する。
【0056】
なお、実施例6において、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍(第2レンズ群G2と第3レンズ群との間)に配置されており、変倍時には第3レンズ群G3と一体に移動する。
以下の表1〜表6に実施例1〜6にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。但し、各表において、riはレンズ面Riの曲率半径、di+1はレンズ面Riとレンズ面Ri+1との光軸上の面間隔、N(d)iはレンズ面Riとレンズ面Ri+1との間のd線の屈折率、ν(d)iはレンズ面Riとレンズ面Ri+1との間のアッベ数であり、fは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角、Bfはバックフォーカスを示す。
【0057】
また、各表において、非球面には*印を付けており、r欄には近軸曲率半径を記入してある。この非球面は、光軸から垂直方向の高さyにおける各非球面の頂点の接平面から光軸方向に沿った距離をS(y)とし、基準の曲率半径をR、円錐係数をκ、n次の非球面係数をCnとするとき、以下の非球面式で与えられる。
【0058】
【数1】
Figure 0004051731
【0059】
なお、各表に示す非球面データにおいて、「E-n」は、10の−n乗を意味している。
【0060】
【表1】
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
【0061】
【表2】
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
【0062】
【表3】
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
【0063】
【表4】
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
【0064】
【表5】
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
【0065】
【表6】
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
Figure 0004051731
本発明の条件対応値を以下の表7に示す。
【0066】
【表7】
実施例1 実施例2 実施例3
条件式(1)D1T−D1W/fw 3.178 3.184 3.184
条件式(2)f1/|f2| 7.751 7.751 7.751
条件式(3)f3/fT 0.1756 0.1756 0.1756
条件式(4)f4/fT -0.3535 -0.3535 -0.3535
条件式(5)f5/fT 0.2166 0.2166 0.2166
実施例4 実施例5 実施例6
条件式(1)D1T−D1W/fw 3.083 3.253 3.083
条件式(2)f1/|f2| 7.751 7.210 7.751
条件式(3)f3/fT 0.1756 0.1756 0.1756
条件式(4)f4/fT -0.3535 -0.3848 -0.3535
条件式(5)f5/fT 0.2160 0.2160 0.2160
条件式(6)f6/fT -0.2254 -0.2254 -0.2254
さて、図2〜5,図7〜10,図12〜15,図17〜20,図22〜25,図27〜30はそれぞれ実施例1〜6までの広角端,f=50mm時,f=150mm時,望遠端の無限遠物点に対する諸収差図である。各収差図中において、FNOはFナンバー、Aは半画角、d,gはそれぞれd線,g線の収差曲線であることを示している。また非点収差図において、実線はサジタル像面、点線はメリジオナル像面を示している。
【0067】
上記各諸元表ならびに各収差図から明らかなように、本発明の各実施例にかかるズームレンズでは、全画角(2ω)が76.2°にも達する大画角を有し、10倍を超える高変倍比を実現しているにもかかわらず、各焦点距離状態において良好に収差補正がなされている。
また、上述の各実施例では、非球面を第2レンズ群G2に設けているが、第3レンズ群、第4レンズ群にさらに設けることによって、球面収差、上方コマ収差等の補正を負担させ、更なる大口径化、高倍率化、大画角化を進めることが可能である。
【0068】
また、上述の各実施例では、合焦は開口絞りと同時に第3レンズ群を移動することによって行なっているが、開口絞りを独立に移動させたり、像面に対して固定して第3レンズ群のレンズ部分のみで合焦することも可能である。機構が複雑になる欠点があるが、大画角の主光線が合焦のための移動によってケラレを発生することが少なくなり、最短撮影距離をさらに短くすることが可能になる。
【0069】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、10倍を越える高変倍比を有する高倍率ズームレンズを達成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成及び移動軌跡を示した図。
【図2】実施例1の広角端の無限遠合焦時の収差図
【図3】実施例1の中間焦点距離(50mm)の無限遠合焦時の収差図
【図4】実施例1の中間焦点距離(150mm)の無限遠合焦時の収差図
【図5】実施例1の望遠端の無限遠合焦時の収差図
【図6】実施例2の構成及び移動軌跡を示した図。
【図7】実施例2の広角端の無限遠合焦時の収差図
【図8】実施例2の中間焦点距離(50mm)の無限遠合焦時の収差図
【図9】実施例2の中間焦点距離(150mm)の無限遠合焦時の収差図
【図10】実施例2の望遠端の無限遠合焦時の収差図
【図11】実施例3の構成及び移動軌跡を示した図。
【図12】実施例3の広角端の無限遠合焦時の収差図
【図13】実施例3の中間焦点距離(50mm)の無限遠合焦時の収差図
【図14】実施例3の中間焦点距離(150mm)の無限遠合焦時の収差図
【図15】実施例3の望遠端の無限遠合焦時の収差図
【図16】実施例4の構成及び移動軌跡を示した図。
【図17】実施例4の広角端の無限遠合焦時の収差図
【図18】実施例4の中間焦点距離(50mm)の無限遠合焦時の収差図
【図19】実施例4の中間焦点距離(150mm)の無限遠合焦時の収差図
【図20】実施例4の望遠端の無限遠合焦時の収差図
【図21】実施例5の構成及び移動軌跡を示した図。
【図22】実施例5の広角端の無限遠合焦時の収差図
【図23】実施例5の中間焦点距離(50mm)の無限遠合焦時の収差図
【図24】実施例5の中間焦点距離(150mm)の無限遠合焦時の収差図
【図25】実施例5の望遠端の無限遠合焦時の収差図
【図26】実施例6の構成及び移動軌跡を示した図。
【図27】実施例6の広角端の無限遠合焦時の収差図
【図28】実施例6の中間焦点距離(50mm)の無限遠合焦時の収差図
【図29】実施例6の中間焦点距離(150mm)の無限遠合焦時の収差図
【図30】実施例6の望遠端の無限遠合焦時の収差図
【符号の説明】
G1・・・・第1レンズ群
G2・・・・第2レンズ群
G3・・・・第3レンズ群
G4・・・・第4レンズ群
G5・・・・第5レンズ群
G6・・・・第6レンズ群
L2A ・・・第2レンズ群内負部分レンズ群
L2B・・・・第2レンズ群内正部分レンズ群
L2C・・・・第2レンズ群内負部分レンズ群
S・・・・・開口絞り

Claims (10)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と負の屈折力を有する第2レンズ群G2と正の屈折力を有する第3レンズ群G3と負の屈折力を有する第4レンズ群G4と正の屈折力を有する第5レンズ群G5を少なくとも有し、
    広角端に対し望遠端においては、該第1レンズ群G1と該第2レンズ群G2との間の空気間隔が拡大し、該第2レンズ群G2と該第3レンズ群G3との間の空気間隔が縮小し、該第3レンズ群G3と該第4レンズ群G4との間の空気間隔が拡大し、該第4レンズ群G4と該第5レンズ群G5との間の空気間隔が縮小することによって変倍し、
    望遠端における該第1レンズ群G1と該第2レンズ群G2の間隔をD1Tとし、広角端における該第1レンズ群G1と該第2レンズ群G2の間隔をD1Wとし、広角端の全系の焦点距離をfw、前記第1レンズ群G1の焦点距離をf1、前記第2レンズ群G2の焦点距離をf2としたとき、
    (1)2.3<(D1T−D1W)/fw<10
    (2)6.6<f1/|f2|<15
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群G2は、広角端から望遠端への変倍に際して物体側へ移動することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第3レンズ群G3の焦点距離をf3、望遠端における全系の焦点距離をfTとしたとき、
    (3)0.1<f3/fT<0.3
    を満足することを特徴とする請求項1または請求項2記載のズームレンズ。
  4. 前記第4レンズ群G4の焦点距離をf4、望遠端における全系の焦点距離をfTとしたとき、
    (4)−0.6<f4/fT<−0.2
    を満足することを特徴とする請求項1記載乃至請求項3のいずれか一項記載のズームレンズ。
  5. 前記第5レンズ群G5の焦点距離をf5とし、望遠端における全系の焦点距離をf T としたとき、
    (5)0.05<f5/f T <0.7
    を満足することを特徴とする請求項1記載乃至請求項4のいずれか一項記載のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群G2は物体側から負・正・負の3部分レンズ群を有し、最も物体側の負レンズ成分に少なくとも1面の非球面が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載のズームレンズ。
  7. 前記第5レンズ群G5の像側に配置される負の第6レンズ群G6をさらに有し、広角端に対し望遠端において、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6の間の空気間隔が縮小することによって変倍することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載のズームレンズ。
  8. 前記第6レンズ群G6の焦点距離をf6とし、望遠端における全系の焦点距離をf T としたとき、
    (6)−0.7<f6/f T <−0.05
    を満足することを特徴とする請求項1記載乃至請求項7のいずれか一項記載のズームレンズ。
  9. 無限遠物点から近距離物点への合焦は第3レンズ群G3を像側に移動することによって行なうことを特徴とする請求項8記載のズームレンズ。
  10. 開口絞りは、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との間に配置され、広角端から望遠端への変倍に際して、前記第3レンズ群G3と一体に移動することを特徴とする請求項1記載乃至請求項9のいずれか一項記載のズームレンズ。
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