JP5646313B2 - 防振ズームレンズおよびそれを備えた撮像装置 - Google Patents
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Description
このような防振ズームレンズとして、例えば、特許文献1、2には、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群より構成され、第3レンズ群を正の屈折力を有する前群と負の屈折力を有する後群で構成し、後群を光軸と垂直な方向に移動させることによって画像ブレを補償する防振機能を有するズームレンズ(防振ズームレンズ)が記載されている。
特許文献1、2に記載の技術では、遠距離から近距離へのフォーカシングは、第2レンズ群を物体側へ移動させることによって行われている。
一方、ズームレンズの至近距離へのフォーカシング方式が種々知られている。例えば、前玉径を抑制することができ、高変倍に好適なズームレンズとして、物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群を備え、第3レンズ群でフォーカシングをおこなう光学系が知られている(例えば、特許文献3、4参照)。
特許文献1、2に記載された技術では、第2レンズ群を移動させてフォーカシングを行っているが、正の屈折力を有する第1レンズ群先行のズームレンズにおける負の屈折力を有する第2レンズ群は、一般的に光学系全体の中で主たる変倍を分担しているため、比較的レンズ枚数が多く、質量も大きい。例えば、特許文献1、2に記載の第2レンズ群は、いずれも物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、および物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの4枚構成である。
このため、第2レンズ群は微小な前進、後退といった制御が困難であり、特に撮像素子のボケ検知によるいわゆる山登り方式のオートフォーカスには不向きであるという問題がある。
また、特許文献3、4に記載の技術では、正の屈折力を有する第3レンズ群でフォーカシングを行っているが、いずれも、物体側から正レンズ、正レンズと負レンズとが接合された接合レンズの3枚構成であり、やはり枚数が多く山登り方式のオートフォーカスには不向きであるという問題がある。
このため、高変倍かつ良好なる光学性能を有しながらも十分な至近距離を確保し、特に撮像素子のボケ検知による山登り方式のオートフォーカスに好適となる防振ズームレンズが強く望まれている。
0.1<f3a/ft<0.23 ・・・(1b)
0.15<f3b/ft<0.35 ・・・(2)
0.05<|f3c|/ft<0.25 ・・・(3)
ただし、f3aは前記第1部分群の焦点距離、f3bは前記第2部分群の焦点距離、f3cは前記第3部分群の焦点距離、ftは望遠端における全系の焦点距離である。
この発明によれば、後続群において、物体側から正、正、負の屈折力を有する第1部分群、第2部分群、第3部分群を備えている。このように、無限遠側から至近側へのフォーカシングを行う第1部分群、および防振を行う負の屈折力を有する第3部分群に加えて、正の屈折力を有する第2部分群を備えるため、第1部分群および第3部分群のみで、後続群に必要な正の屈折力を確保する場合に比べて屈折力の設定自由度が向上し、フォーカシングにともなう収差変動や防振時の収差変動の抑制が容易となる。
また、第1部分群の構成を簡素化することが可能となる。
また、第2部分群を第1部分群と第3部分群との間に配置することで、第1部分群と第3部分群との横倍率の設定自由度が大きくなることから、第1部分群のフォーカシング敏感度と第3部分群の防振敏感度(第3部分群の光軸に直交する方向への変位量あたりの像移動量)のコントロールも容易となる。
また、第2部分群が1以上の接合レンズを含むことで少なくとも2面の接合面が形成された構成を有することで、第3部分群より物体側の光学系の色収差を良好に補正できるため、防振時の色収差変動も抑制し易くなる。
また、条件式(1b)、(2)、(3)を満足するため、高変倍であっても収差補正が容易となり、良好な光学性能が得られる。
この発明によれば、本発明の防振ズームレンズを備えるため、本発明の防振ズームレンズと同様の作用を備える。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る防振ズームレンズについて説明する。
図1(a)、(b)、(c)は、それぞれ本発明の第1の実施形態に係る防振ズームレンズの無限遠物点合焦時の広角端、中間焦点距離、望遠端でのレンズ断面図である。これら図中において符号Oは防振ズームレンズの光軸、符号IPは像面を示す(以下の図面も同様)。図2は、本発明の第1の実施形態に係る防振ズームレンズを備えた撮像装置の主要部の構成示す模式的な構成図である。
なお、図1では、見易さのため、非球面、接合面を示す符号は、図1(b)のみに記載している。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間には、第3レンズ群G3と一体的に移動する絞りSが設けられている。
第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、絞りS、後述する第3部分群を除く第3レンズ群G3、および第4レンズ群G4は、いずれも光軸Oと同軸となる位置に配置されている。後述する第3部分群は防振時を除いて光軸Oと同軸となる位置に配置されている。
接合レンズ1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである負レンズ1Aと、両凸レンズである正レンズ1Bとが、物体側からこの順に配置されて接合されたものであり、全体として正の屈折力を有している。負レンズ1Aと正レンズ1Bとの間には接合面1a(図1(b)参照)が形成されている。
0.04<|f2|/ft<0.1 ・・・(7)
条件式(7)は、第2レンズ群G2の焦点距離に関する好ましい条件である。上限値0.1未満であると、変倍比の確保が容易となるため好ましく、下限値0.04より大であると、広角端における歪曲収差の補正が容易となるため好ましい。
0.055<|f2|/ft<0.085 ・・・(7a)
本実施形態では、第1部分群は正レンズ7、第2部分群は接合レンズ8、第3部分群は接合レンズ9で構成される。
本実施形態の正レンズ7は、両凸レンズからなり、像側のレンズ面が、レンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面7a(図1(b)参照)で構成されている。
このような非球面7aを備えることで、第1部分群を1枚構成とすることが容易となる。また、非球面7aをレンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面とすることにより、特に望遠端におけるフォーカシングにともなう球面収差変動を抑制することが容易となる。
このため、本実施形態の第2部分群は、2枚の正レンズ8A、8Cと、1枚の負レンズ8Bとからなる接合レンズを有する構成となっている。
ここで、光軸Oに直交する方向に移動するとは、防振のための像位置の移動に必要となる光軸Oに対するシフト偏心量を確保する移動を意味し、このシフト偏心量が確保されるような光軸Oに直交する方向の移動成分を有していればよい。したがって、例えば、部品製作誤差や部品組立誤差などによって、光軸Oに厳密に直交する方向からずれていても本発明の範囲内である。
負レンズ9Aと正レンズ9Bとの間には接合面9b(図1(b)参照)が形成されている。
このため、本実施形態の第3部分群は、1枚の負レンズ9Aと、1枚の正レンズ9Bとを有する構成となっている。
0.15<f3b/ft<0.35 ・・・(2)
0.05<|f3c|/ft<0.25 ・・・(3)
条件式(2)は、第2部分群の焦点距離に関する条件であり、上限値0.35以上になると変倍比を維持することが困難となり、下限値0.15以下になると特に望遠端において球面収差の補正が困難となる。
条件式(3)は、第3部分群の焦点距離に関する条件であり、上限値0.25以上になると望遠端において防振時の第3部分群の変位量が大きくなりすぎ、下限値0.05以下となると望遠端において防振時のコマ収差の変動の補正が困難となる。
0.20<f3b/ft<0.30 ・・・(2a)
0.10<|f3c|/ft<0.20 ・・・(3a)
非球面10aは、レンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面としている。
接合レンズ11は、両凸レンズである正レンズ11A、および両凹レンズである負レンズ11Bが、物体側からこの順に配置されて接合されたものであり、全体として負の屈折力を有している。正レンズ11Aと負レンズ11Bとの間には接合面11a(図1(b)参照)が形成されている。
本実施形態の後続群では、望遠端における第3レンズ群G3の焦点距離を焦点距離fRa、第4レンズ群G4の焦点距離を焦点距離fRbとしたとき、次の条件式(4)、(5)を満足することが好ましい。
0.1<fRb/ft<0.35 ・・・(5)
条件式(5)は、後続群のうち、上記前方レンズ群よりも像側のレンズ群(後方レンズ群)の焦点距離に関する好ましい条件である。上限値0.35未満であると、変倍比の確保が容易となるため好ましく、下限値0.1より大となると、特に広角端における歪曲収差の補正が容易となるため好ましい。
0.17<fRb/ft<0.29 ・・・(5a)
防振ズームレンズ100は、図1(a)、(b)、(c)に示すように、無限遠物点合焦時に広角端(図1(a)参照)から中間焦点距離(図1(b)参照)を経て、望遠端(図1(c)参照)に変倍する際、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、絞りS、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4は、いずれも光軸Oに沿って物体側に移動する。
その際、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と互いの間隔は増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔は減少する。
また、第3レンズ群G3において、第1部分群(正レンズ7)と、第2部分群(接合レンズ8)との間隔は増大する。
無限遠側から至近側へのフォーカシングは、第3レンズ群G3の第1部分群(正レンズ7)を光軸Oに沿って像側に移動することによって行うことができる。
後続群は、物体側から正、正、負の屈折力を有する第1部分群、第2部分群、第3部分群を備えており、無限遠側から至近側へのフォーカシングを行う第1部分群、および防振を行う負の屈折力を有する第3部分群に加えて、正の屈折力を有する第2部分群(接合レンズ8)を備えるため、第1部分群および第3部分群のみで、後続群に必要な正の屈折力を確保する場合に比べて屈折力の設定自由度が向上することができる。
このため、フォーカシングにともなう収差変動や防振時の収差変動の抑制が容易となり、光学性能を向上することができる。
また、第1部分群の構成を簡素化することが可能となる。本実施形態では、第1部分群を1枚の正レンズ7で構成しているため、フォーカシングのためのレンズ鏡筒も簡素化されるとともに、レンズの軽量化を図ることができる。
したがって、防振ズームレンズ100は、特に、微小な前進、後退の制御が必要となる、撮像素子のボケ検知による山登り方式のオートフォーカスに好適となる。
また、第2部分群が2面の接合面8a、8bが形成された接合レンズ8を有することで、第3部分群より物体側の光学系の色収差を良好に補正できるため、防振時の色収差変動も抑制し易くなる。
また、条件式(1)、(2)、(3)を満足するため、高変倍であっても収差補正が容易となり、良好な光学性能が得られる。
本実施形態の構成によれば、後述する実施例1に示すように、一例として、物体距離無限遠から至近物体距離0.5mに合焦可能であって、広角端の焦点距離が18.5mm、望遠端の焦点距離が194.15mmの防振機能を有するズームレンズを構成することができる。
本実施形態の撮像装置110は、例えば、オートフォーカスを撮像素子のボケ検知によるいわゆる山登り方式で行うレンズ交換式のカメラである。
撮像装置110は、図2に示すように、本実施形態の防振ズームレンズ100を、上記変倍動作、フォーカシング動作、防振動作が可能となるズーム鏡筒113に保持し、不図示の装置本体に着脱可能に設けている。
ズーム鏡筒113の内部には、正レンズ7を、フォーカシング動作時に第3レンズ群G3内で光軸Oに沿う方向に移動可能に保持するフォーカシングアクチュエータ114と、不図示の振動検出センサの検知出力に基づいて、接合レンズ9を、防振動作に第3レンズ群G3内で光軸Oに直交する方向に相対移動可能に保持する防振アクチュエータ115とを備える。
フォーカシングアクチュエータ114と防振アクチュエータ115とは、ズーム鏡筒113を装置本体に装着した際は、装置本体内の制御部116と電気的に接続されている。
本発明の第2の実施形態に係る防振ズームレンズについて説明する。
図3(a)、(b)、(c)は、それぞれ本発明の第2の実施形態に係る防振ズームレンズの無限遠物点合焦時の広角端、中間焦点距離、望遠端でのレンズ断面図である。
なお、図3では、見易さのため、非球面、接合面を示す符号は、図3(b)のみに記載している。
また防振ズームレンズ100の第3レンズ群G3に代えて、第3レンズ群G13を備える。
第3レンズ群G13は、第3レンズ群G3とレンズ構成が同様な第1部分群、第2部分群、第3部分群に加えて、第1部分群の物体側である絞りSと第2レンズ群G12との間に、負の屈折力を有する第4部分群として負レンズ30を追加したものであり、全体として正の屈折力を有する。第4部分群は、第3レンズ群G13内の屈折力配置を調整する補助部分群になっている。
第3レンズ群G13と第4レンズ群G14とは、第1レンズ群G11、第2レンズ群G12に対して、全体として正の屈折力を有する後続群を構成している。
以下、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態の第2レンズ群G12は、上記第1の実施形態の第2レンズ群G2の負レンズ3、負レンズ4、正レンズ5、および負レンズ6にそれぞれ対応して同様なレンズ構成を有する、負レンズ23、負レンズ24、正レンズ25、および負レンズ26からなる。
負レンズ30は、第4部分群の焦点距離を焦点距離f3fとしたとき、次の条件式(8)を満足することが好ましい。
正レンズ27の像側のレンズ面は、正レンズ7の非球面7aに対応して、レンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面27a(図3(b)参照)で構成されている。
接合レンズ28は、接合レンズ8の接合面8a、8bに対応して、接合面28a、28bを備える(図3(b)参照)。
接合レンズ29の最も物体側のレンズ面は、接合レンズ9の非球面9aに対応して、レンズ光軸から遠ざかるに従って負の屈折力が小さくなる非球面29a(図3(b)参照)で構成されている。また、接合レンズ29は、接合レンズ9の接合面9bに対応して、接合面29b(図3(b)参照)を備える。
正レンズ31の像側のレンズ面は、正レンズ10の非球面10aに対応して、レンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面31a(図3(b)参照)で構成されている。
接合レンズ32は、接合レンズ11の接合面11aに対応して、接合面32aを備える(図3(b)参照)。
また、第3レンズ群G13では、上記条件式(1a)、(2a)、(3a)を満足することが好ましい。
防振ズームレンズ101では、図3(a)、(b)、(c)に示すように、無限遠物点合焦時に広角端(図3(a)参照)から中間焦点距離(図3(b)参照)を経て、望遠端(図3(c)参照)に変倍する際、上記第1の実施形態の防振ズームレンズ100と同様に、第1レンズ群G11、第2レンズ群G12、絞りS、第3レンズ群G13、第4レンズ群G14は、いずれも光軸Oに沿って物体側に移動する。その際、第1レンズ群G11と第2レンズ群G12と互いの間隔は増大し、第2レンズ群G12と第3レンズ群G13との間隔は減少する。
また、第3レンズ群G13において、第1部分群(正レンズ27)と、第2部分群(接合レンズ28)との間隔は増大する。また、第4部分群(負レンズ30)と第1部分群との間隔は減少する。
また、上記第1の実施形態の防振ズームレンズ100と同様に、無限遠側から至近側へのフォーカシングは、第3レンズ群G13の第1部分群(正レンズ27)を光軸Oに沿って像側に移動することによって行うことができる。
また、防振ズームレンズ101が、例えば手振れなどにより振動を受けた際は、画像ブレの発生する方向と反対側に像位置が移動するように、第3レンズ群G13の第3部分群(接合レンズ29)を光軸Oと直交する方向に移動することで防振を行うことができる。
さらに、防振ズームレンズ101によれば、後続群において第1部分群の像側に負の屈折力を有する第4部分群をさらに有するため、第3レンズ群G13内における屈折力の設定自由度がより大きくなるため、第1部分群のフォーカシング敏感度と、第3部分群の防振敏感度とをさらにコントロールしやすくなる。このため、フォーカシング動作や防振動作における収差をより良好に補正することが可能となり、光学性能を向上することができる。
また、防振ズームレンズ101は、山登り方式のオートフォーカスに好適であるため、上記第1の実施形態の撮像装置110において、防振ズームレンズ100に代えて用いることが可能である。
本発明の第3の実施形態に係る防振ズームレンズについて説明する。
図4(a)、(b)、(c)は、それぞれ本発明の第3の実施形態に係る防振ズームレンズの無限遠物点合焦時の広角端、中間焦点距離、望遠端でのレンズ断面図である。
なお、図4では、見易さのため、非球面、接合面を示す符号は、図4(b)のみに記載している。
また防振ズームレンズ101の第3レンズ群G13に代えて、第4部分群のレンズ構成のみが異なり、第1〜第3部分群のレンズ構成が同様な第3レンズ群G23を備える。
以下、上記第2の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態の第2レンズ群G22は、上記第2の実施形態の第2レンズ群G12の負レンズ23、負レンズ24、正レンズ25、および負レンズ26にそれぞれ対応して同様なレンズ構成を有する、負レンズ43、負レンズ44、正レンズ45、および負レンズ46からなる。
負レンズ50は、上記条件式(8)を満足することが好ましく、さらに上記条件式(8a)を満足することがより好ましい。
正レンズ47の像側のレンズ面は、正レンズ27の非球面27aに対応して、レンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面47a(図4(b)参照)で構成されている。また、接合レンズ49は、接合レンズ9の接合面9bに対応して、接合面49b(図4(b)参照)を備える。
接合レンズ48は、接合レンズ28の接合面28a、28bに対応して、接合面48a、48bを備える(図4(b)参照)。
接合レンズ49の最も物体側のレンズ面は、接合レンズ29の非球面29aに対応して、レンズ光軸から遠ざかるに従って負の屈折力が小さくなる非球面49a(図4(b)参照)で構成されている。
正レンズ51の像側のレンズ面は、正レンズ31の非球面31aに対応して、レンズ光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面51a(図4(b)参照)で構成されている。
接合レンズ52は、接合レンズ32の接合面32aに対応して、接合面52aを備える(図4(b)参照)。
また、第3レンズ群G23では、上記条件式(1a)、(2a)、(3a)を満足することが好ましい。
防振ズームレンズ102は、このような構成により、上記第2の実施形態の防振ズームレンズ101と、第4部分レンズ群の負レンズ30が凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズである点を除いて、同様なレンズ構成を有する。このため、防振ズームレンズ101と同様な作用を備える。
また、防振ズームレンズ102は、山登り方式のオートフォーカスに好適であるため、上記第1の実施形態の撮像装置110において、防振ズームレンズ100に代えて用いることが可能である。
次に、上記に説明した実施形態の防振ズームレンズ100(図1(a)、(b)、(c)参照)の数値実施例である実施例1について説明する。
また、曲率半径Rjは、各面番号jに対応したレンズ面の曲率半径、面間隔Djは、面番号jのレンズ面と面番号j+1のレンズ面との軸上面間隔であり、単位は(mm)である。例えば、接合面1aは面番号2であり、非球面7aは面番号16である。
また、屈折率nd、νdは、それぞれ、各レンズのd線(波長587.56nm)における屈折率、アッベ数を示している。
1 R1 = 111.479 D1 = 1.50 n1 = 1.80518 ν1 = 25.5
2 R2 = 61.309 D2 = 7.60 n2 = 1.49700 ν2 = 81.6
3 R3 = -426.398 D3 = 0.15
4 R4 = 52.448 D4 = 5.54 n3 = 1.62041 ν3 = 60.3
5 R5 = 182.297 D5 (可変)
6 R6 = 141.166 D6 = 1.30 n4 = 1.83481 ν4 = 42.7
7 R7 = 14.481 D7 = 5.96
8 R8 = -29.683 D8 = 1.10 n5 = 1.83481 ν5 = 42.7
9 R9 = 76.302 D9 = 0.21
10 R10= 33.315 D10= 5.38 n6 = 1.84666 ν6 = 23.8
11 R11= -24.432 D11= 0.19
12 R12= -22.408 D12= 1.00 n7 = 1.80420 ν7 = 46.5
13 R13= 214.014 D13 (可変)
14 R14 (絞り) D14 (可変)
15 R15= 37.571 D15= 3.34 n8 = 1.58673 ν8 = 61.3
16 R16 (非球面) D16 (可変)
17 R17= 18.038 D17= 4.52 n9 = 1.49700 ν9 = 81.6
18 R18= -94.304 D18= 0.90 n10= 1.84666 ν10= 23.8
19 R19= 25.723 D19= 2.77 n11= 1.51742 ν11= 52.2
20 R20= -60.178 D20= 2.50
21 R21 (非球面) D21= 1.20 n12= 1.69090 ν12= 53.3
22 R22= 11.448 D22= 2.88 n13= 1.72825 ν13= 28.3
23 R23= 23.631 D23 (可変)
24 R24= 57.717 D24= 4.42 n14= 1.58123 ν14= 59.5
25 R25 (非球面) D25= 0.15
26 R26= 53.180 D26= 7.35 n15= 1.51742 ν15= 52.2
27 R27= -15.655 D27= 1.40 n16= 1.83481 ν16= 42.7
28 R28= 71.807 D28= 0.25
29 R29= 42.883 D29= 4.74 n17= 1.58144 ν17= 40.9
30 R30= -132.331 D30 (可変)
31 R31= ∞ D31= 2.24 n18= 1.51633 ν18= 64.2
32 R32= ∞ D32= 0.60
[ズームデータ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f(mm) 18.50 68.50 194.15
Fno 3.46 5.52 6.50
D5 1.100 26.957 47.384
D13 22.200 7.961 2.515
D14 5.779 3.877 1.200
D16 3.762 5.663 8.340
D23 8.002 3.278 2.000
D30 19.265 50.936 63.300
[非球面係数]
R K A4 A6 A8 A10
R16 -38.107 0.0 1.2499x10-5 6.2648x10-10 0.0 0.0
R21 -51.272 0.0 1.8273x10-5 -4.4695x10-8 0.0 0.0
R25 -36.580 0.0 1.1438x10-5 5.6111x10-8 -7.1015x10-11 0.0
[物体距離0.5m時の第1部分群のフォーカス移動量(mm)]
広角端 中間焦点距離 望遠端
1.320 2.175 7.409
図5、6、8、9、11、12における(a)、(b)、(c)は、それぞれ球面収差図、非点収差図、歪曲収差図を示す。図5は広角端での物体距離無限遠合焦時、図6は広角端での物体距離0.5m合焦時の収差を示し、図8は中間焦点距離での物体距離無限遠合焦時、図9は中間焦点距離での物体距離0.5m合焦時の収差を示し、図11は望遠端での物体距離無限遠合焦時、図12は望遠端での物体距離0.5m合焦時の収差を示す。
各球面収差図、各非点収差図の横軸の単位は(mm)であり、各歪曲収差図の横軸の単位は(%)である。また各非点収差図、各歪曲収差図の縦軸の単位は(deg)で表されている(以下の同様の収差図も同じ)。
図7、10、13は、それぞれ広角端、中間焦点距離、望遠端における防振時の横収差を示す収差図である。各図において、(a−1)、(a−2)、(a−3)は、それぞれY=10.0(mm)、Y=0(mm)、Y=−10.0(mm)におけるメリジオナルの横収差(mm)を示し、(b−1)、(b−2)、(b−3)は、それぞれに対応するサジタルの横収差(mm)を示す。また防振時の計算条件は、波長546.1nmにおいて0.3度防振時である。(以下の同様の収差図も同じ)
また、各収差図(以下の収差図も同じ)において、実線は波長656.3nm、細かい破線は波長546.1nm、一点鎖線は波長486.1nm、二点鎖線は波長435.8nm、粗い破線は波長587.6nmの収差を示す。
また、非点収差図は、サジタルの非点収差を符号ΔS1、…、ΔS4を付した太い曲線で示し、メリジオナルの非点収差を符号ΔM1、…、ΔM4を付した細い曲線で示している。
次に、上記に説明した第2の実施形態の防振ズームレンズ101(図3(a)、(b)、(c)参照)の数値実施例である実施例2について説明する。
下表に実施例2の防振ズームレンズ102の構成パラメータを示す。面番号は、実施例1と同様に配番している。例えば、接合面21aは面番号2であり、非球面27aは面番号18である。
1 R1 = 108.692 D1 = 1.50 n1 = 1.80518 ν1 = 25.5
2 R2 = 59.849 D2 = 8.13 n2 = 1.49700 ν2 = 81.6
3 R3 = -431.693 D3 = 0.15
4 R4 = 52.307 D4 = 5.80 n3 = 1.62041 ν3 = 60.3
5 R5 = 179.739 D5 (可変)
6 R6 = 141.166 D6 = 1.30 n4 = 1.83481 ν4 = 42.7
7 R7 = 13.905 D7 = 5.96
8 R8 = -32.856 D8 = 1.10 n5 = 1.83481 ν5 = 42.7
9 R9 = 68.778 D9 = 0.15
10 R10= 30.271 D10= 5.54 n6 = 1.84666 ν6 = 23.8
11 R11= -23.286 D11= 0.14
12 R12= -21.908 D12= 1.00 n7 = 1.80420 ν7 = 46.5
13 R13= 138.173 D13 (可変)
14 R14= -67.159 D14= 1.20 n8 = 1.74400 ν8 = 44.9
15 R15= -97.151 D15= 1.00
16 R16 (絞り) D16 (可変)
17 R17= 37.586 D17= 3.20 n9 = 1.58673 ν9 = 61.3
18 R18 (非球面) D18 (可変)
19 R19= 17.435 D19= 4.95 n10= 1.49700 ν10= 81.6
20 R20= -58.546 D20= 0.90 n11= 1.84666 ν11= 23.8
21 R21= 38.554 D21= 2.43 n12= 1.51742 ν12= 52.2
22 R22= -83.758 D22= 2.50
23 R23 (非球面) D23= 1.20 n13= 1.69090 ν13= 53.3
24 R24= 12.066 D24= 2.87 n14= 1.72825 ν14= 28.3
25 R25= 25.316 D25 (可変)
26 R26= 25.223 D26= 4.68 n15= 1.58123 ν15= 59.5
27 R27 (非球面) D27= 0.15
28 R28= 46.924 D28= 7.57 n16= 1.51742 ν16= 52.2
29 R29= -11.984 D29= 1.40 n17= 1.83481 ν17= 42.7
30 R30= 29.549 D30= 0.43
31 R31= 27.366 D31= 4.74 n18= 1.58144 ν18= 40.9
32 R32= -91.492 D32 (可変)
33 R33= ∞ D33= 2.24 n19= 1.51633 ν19= 64.1
34 R34= ∞ D34= 0.60
[ズームデータ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f(mm) 18.50 68.50 194.15
Fno 3.55 5.81 6.50
D5 1.100 26.203 48.034
D13 19.455 6.684 1.916
D16 6.812 4.301 1.200
D18 2.288 4.799 7.900
D25 6.328 3.191 2.000
D32 20.757 52.134 60.319
[非球面係数]
R K A4 A6 A8 A10
R18 -49.701 0.0 8.6468x10-6 -6.0751x10-9 0.0 0.0
R23 -77.659 0.0 1.1980x10-5 -3.0461x10-8 0.0 0.0
R27 -58.820 0.0 1.4007x10-5 1.2894x10-8 -9.8111x10-10 0.0
[物体距離0.5m時の第1部分群のフォーカス移動量(mm)]
広角端 中間焦点距離 望遠端
0.691 1.750 6.822
図14、15、17、18、20、21における(a)、(b)、(c)は、それぞれ球面収差図、非点収差図、歪曲収差図を示す。図14は広角端での物体距離無限遠合焦時、図15は広角端での物体距離0.5m合焦時の収差を示し、図17は中間焦点距離での物体距離無限遠合焦時、図18は中間焦点距離での物体距離0.5m合焦時の収差を示し、図20は望遠端での物体距離無限遠合焦時、図21は望遠端での物体距離0.5m合焦時の収差を示す。
図16、19、22は、それぞれ広角端、中間焦点距離、望遠端における防振時の横収差を示す収差図である
次に、上記に説明した第3の実施形態の防振ズームレンズ102(図4(a)、(b)、(c)参照)の数値実施例である実施例3について説明する。
下表に実施例3の防振ズームレンズ103の構成パラメータを示す。面番号は、実施例1と同様に配番している。例えば、接合面41aは面番号2であり、非球面47aは面番号18である。
1 R1 = 97.141 D1 = 1.50 n1 = 1.80518 ν1 = 25.4
2 R2 = 59.007 D2 = 7.88 n2 = 1.49700 ν2 = 81.6
3 R3 = -800.000 D3 = 0.15
4 R4 = 53.855 D4 = 5.70 n3 = 1.59282 ν3 = 68.6
5 R5 = 191.269 D5 (可変)
6 R6 = 142.685 D6 = 1.30 n4 = 1.83481 ν4 = 42.7
7 R7 = 14.165 D7 = 6.19
8 R8 = -38.401 D8 = 1.10 n5 = 1.83481 ν5 = 42.7
9 R9 = 56.480 D9 = 0.15
10 R10= 27.550 D10= 5.70 n6 = 1.84666 ν6 = 23.8
11 R11= -27.550 D11= 0.26
12 R12= -24.275 D12= 1.00 n7 = 1.80420 ν7 = 46.5
13 R13= 126.878 D13 (可変)
14 R14= 366.767 D14= 1.20 n8 = 1.74400 ν8 = 44.9
15 R15= 130.359 D15= 1.43
16 R16 (絞り) D16 (可変)
17 R17= 42.013 D17= 3.15 n9 = 1.58673 ν9 = 61.3
18 R18 (非球面) D18 (可変)
19 R19= 16.032 D19= 4.82 n10= 1.49700 ν10= 81.6
20 R20= -193.374 D20= 0.90 n11= 1.84666 ν11= 23.8
21 R21= 30.530 D21= 2.39 n12= 1.48749 ν12= 70.4
22 R22= -319.245 D22= 2.62
23 R23 (非球面) D23= 1.20 n13= 1.69090 ν13= 53.3
24 R24= 12.048 D24= 2.97 n14= 1.69895 ν14= 30.1
25 R25= 26.462 D25 (可変)
26 R26= 27.692 D26= 4.45 n15= 1.58123 ν15= 59.5
27 R27 (非球面) D27= 0.15
28 R28= 53.280 D28= 7.03 n16= 1.53172 ν16= 48.8
29 R29= -12.400 D29= 1.40 n17= 1.83481 ν17= 42.7
30 R30= 32.417 D30= 0.27
31 R31= 26.783 D31= 4.30 n18= 1.59551 ν18= 39.2
32 R32= -294.154 D32 (可変)
33 R33= ∞ D33= 2.24 n19= 1.51633 ν19= 64.1
34 R34= ∞ D34= 0.60
[ズームデータ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f(mm) 18.50 68.50 194.15
Fno 3.52 5.62 6.50
D5 1.100 27.358 48.606
D13 20.647 3.627 1.514
D16 6.096 6.755 1.200
D18 3.588 2.929 8.484
D25 5.624 3.300 2.000
D32 20.368 49.382 60.156
[非球面係数]
R K A4 A6 A8 A10
R18 -44.530 0.0 9.0354x10-6 -2.3869x10-9 0.0 0.0
R23 -102.580 0.0 1.2632x10-5 -3.6389x10-8 0.0 0.0
R27 -50.974 0.0 2.0732x10-5 5.6406x10-8 -6.0181x10-10 0.0
[物体距離0.5m時の第1部分群のフォーカス移動量(mm)]
広角端 中間焦点距離 望遠端
0.692 1.852 6.762
図23、24、26、27、29、30における(a)、(b)、(c)は、それぞれ球面収差図、非点収差図、歪曲収差図を示す。図23は広角端での物体距離無限遠合焦時、図24は広角端での物体距離0.5m合焦時の収差を示し、図26は中間焦点距離での物体距離無限遠合焦時、図27は中間焦点距離での物体距離0.5m合焦時の収差を示し、図29は望遠端での物体距離無限遠合焦時、図30は望遠端での物体距離0.5m合焦時の収差を示す。
図25、28、31は、それぞれ広角端、中間焦点距離、望遠端における防振時の横収差を示す収差図である
2、22、42 正レンズ(第1レンズ群)
3、23、43、4、24、44、6、26、46 負レンズ 負レンズ(第2レンズ群)
5、25、45 正レンズ(第2レンズ群)
7、27、47 正レンズ(第3レンズ群、第1部分群)
7a、27a、47a 非球面(1枚の正レンズの非球面)
8、28、48 接合レンズ(第3レンズ群、第2部分群)
8A、28A、48A 正レンズ
8B、28B、48B 負レンズ
8C、28C、48C 正レンズ
8a、8b、28a、28b、48a、48b 接合面(第2部分群の接合面)
9、29、49 接合レンズ(第3レンズ群、第3部分群)
9A,29A、49A 負レンズ
9B、29B、49B 正レンズ
9a、29a、49a 非球面
9b、29b、49b 接合面
10、31、51 正レンズ(第4レンズ群)
11、32、52 接合レンズ(第4レンズ群)
12、33、53 正レンズ(第4レンズ群)
30、50 負レンズ(第3レンズ群、第4部分群)
100、101、102 防振ズームレンズ
110 撮像装置
G1、G11、G21 第1レンズ群
G2、G12、G22 第2レンズ群
G3、G13、G23 第3レンズ群(後続群)
G4、G14、G24 第4レンズ群(後続群)
O 光軸
Claims (9)
- 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、および全体として正の屈折力を有する後続群を備える防振ズームレンズであって、
前記後続群は、
物体側から順に、正の屈折力を有する第1部分群、1以上の接合レンズを含むことで少なくとも2面の接合面が形成された正の屈折力を有する第2部分群、および負の屈折力を有する第3部分群を備え、
広角端から望遠端への変倍の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大するとともに前記第2レンズ群と前記後続群との間隔が減少し、
前記第1部分群を像側に移動させて無限遠側から至近側へのフォーカシングを行い、
前記第3部分群を光軸に直交する方向に移動して像位置を変えることにより防振を行い、
以下の条件式(1b)、(2)、(3)を満足することを特徴とする防振ズームレンズ。
0.1<f3a/ft<0.23 ・・・(1b)
0.15<f3b/ft<0.35 ・・・(2)
0.05<|f3c|/ft<0.25 ・・・(3)
ただし、f3aは前記第1部分群の焦点距離、f3bは前記第2部分群の焦点距離、f3cは前記第3部分群の焦点距離、ftは望遠端における全系の焦点距離である。 - 前記第2部分群は、2枚の正レンズと1枚の負レンズとからなる接合レンズを有することを特徴とする請求項1に記載の防振ズームレンズ。
- 前記第3部分群は、1枚の負レンズと1枚の正レンズとを有することを特徴とする請求項1または2に記載の防振ズームレンズ。
- 前記後続群は、
前記第1部分群、前記第2部分群、および前記第3部分群を含む第3レンズ群と、
該第3レンズ群の像側に配されて正の屈折力を有し、変倍時に像側の空気間隔が変化する第4レンズ群とを有し、
広角端から望遠端への変倍の際、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が減少し、
以下の条件式(4)、(5)を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の防振ズームレンズ。
0.05<fRa/ft<0.3 ・・・(4)
0.1<fRb/ft<0.35 ・・・(5)
ただし、fRaは望遠端における前記第3レンズ群の焦点距離、fRbは前記第4レンズ群の焦点距離である。 - 前記第1部分群は、1枚の正レンズからなり、
該1枚の正レンズは、光軸から遠ざかるに従って正の屈折力が小さくなる非球面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の防振ズームレンズ。 - 広角端から望遠端への変倍の際、前記第1部分群と前記第2部分群との間隔が増大することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の防振ズームレンズ。
- 以下の条件式(6)、(7)を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の防振ズームレンズ。
0.25<f1/ft<0.65 ・・・(6)
0.04<|f2|/ft<0.1 ・・・(7)
ただし、f1は前記第1レンズ群の焦点距離、f2は前記第2レンズ群の焦点距離である。 - 前記第3レンズ群において、前記第1部分群の物体側に負の屈折力を有する第4部分群を備え、
以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の防振ズームレンズ。
0.5<|f3f|/ft<5.0 ・・・(8)
ただし、f3fは前記第4部分群の焦点距離である。 - 請求項1乃至8のいずれか1項の防振ズームレンズを備えることを特徴とする撮像装置。
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