JP4012893B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、内燃機関を停止または始動させるときに該内燃機関を制御する制御装置に関する。
従来、内燃機関が停止するときに気筒内の圧力(以下、単に筒内圧と称する)に起因して生じる振動を抑制するために、該内燃機関の停止に先立ち、気筒内の空気量を減少させ筒内圧を低下させる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
一方、内燃機関が停止するときに筒内圧が低くなっていると、該内燃機関が停止したときのクランク角が一定とならず、ばらつきが生じる虞がある。内燃機関が停止したときのクランク角にばらつきが生じると、該内燃機関の再始動時の気筒内におけるピストンの位置がばらつくことになる。その結果、内燃機関の再度始動時にかかる時間やエネルギーにもばらつきが生じ、内燃機関再始動時のドライバビリティや燃費の悪化を招くことになる。
そこで、内燃機関が停止したときのクランク角のばらつきを抑制するために、前記とは逆に、該内燃機関の停止に先立ち、気筒内の空気量を増加させ筒内圧を上昇させる技術が知られている(例えば、特許文献2)。しかしながら、前記したように、内燃機関が停止するときに筒内圧が高くなると、該内燃機関の振動が増大する虞がある。
特開2000−257458 特開2001−173473 特開平9−14017 特開平8−193531
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、内燃機関が停止するときの振動を抑制すると共に、該内燃機関が停止したときのクランク角のばらつきをも抑制することで、内燃機関の停止及び始動をより好適に行うことが可能な技術を提供することを課題とする。
本発明は、内燃機関を停止させるときに、該内燃機関の気筒内に流入する空気量を、初めは減少させ、その後、該内燃機関の停止直前に増加させるものである。
より詳しくは、本発明に係る内燃機関の制御装置は、
複数の気筒を有する内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の停止条件が成立したか否かを判別する停止条件成立判別手段と、
前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と、を備え、
前記停止条件成立判別手段によって前記停止条件が成立したと判別されてから前記内燃機関が実際に停止するまでの間、前記内燃機関の回転数が規定回転数より高い場合は前記スロットル弁の開度を小さくすることで前記気筒内に流入する空気量を減少させ、前記内燃機関の回転数が前記規定回転数以下の場合は、複数の前記気筒のうち、前記内燃機関が実際に停止したときに膨張行程となる膨張行程気筒内及び前記内燃機関が実際に停止したときに圧縮行程となる圧縮行程気筒内に流入する空気量のみが増加するタイミングで前記スロットル弁の開度を大きくし、さらに、前記スロットル弁の開度を大きくすることで前記膨張行程気筒内及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量を増加させた後、該膨張行程
気筒内及び該圧縮行程気筒内の空気量が規定空気量となると判断されたときに、前記スロットル弁を閉弁し、
且つ、前記内燃機関を再始動させるときは該スロットル弁を閉弁した状態で再始動させることを特徴とする。
内燃機関の停止条件が成立してから該内燃機関が実際に停止するまでの間は、該内燃機関の回転数(以下、単に機関回転数と称する)は徐々に低下する。
つまり、本発明によれば、内燃機関の停止条件が成立してから機関回転数が規定回転数となるまでの間は、気筒内に流入する空気量(以下、流入空気量と称する)が減少する。その結果、その間は筒内圧が減少するため、内燃機関の振動を抑制することが出来る。また、複数の気筒を有する内燃機関においては、該内燃機関が停止するときの膨張行程気筒内での空気による反力及び圧縮行程気筒内での空気による反力が大きければ、内燃機関が停止したときのクランク角のばらつきが抑制される。本発明によれば、機関回転数が規定回転数以下にまで低下した後は、膨張行程気筒及び圧縮行程気筒への流入空気量が増加する。その結果、膨張行程気筒内及び圧縮行程気筒内での空気による反力が大きくなるため、該内燃機関が停止したときのクランク角のばらつきを抑制することが出来る。以って、内燃機関の停止及び始動をより好適に行うことが可能となる。
尚、内燃機関の停止条件は、例えば、運転者によるイグニッションOFFでもよく、エコランシステムやハイブリッドシステムにおける内燃機関の自動停止条件であってもよい。
また、前記規定回転数は、内燃機関があと1サイクル回転すれば該内燃機関が停止すると判断できる回転数(以下、この機関回転数を停止直前回転数と称する)であるのが好ましい。
この場合、内燃機関が停止する前の最後の1サイクルにおいて膨張行程気筒内及び圧縮行程気筒に流入する空気が増加される。流入空気量の増加をこのような時期に行うことで、内燃機関の停止直前まで流入空気量が減少される。従って、内燃機関の振動をより抑制することが出来る。
また、本発明によれば、機関回転数が規定回転数以下となったときであっても、膨張行
程気筒及び圧縮行程気筒への流入空気量のみを増加させ、内燃機関が実際に停止したときに吸気行程となる吸気行程気筒内及び内燃機関が実際に停止したときに排気行程となる排気行程気筒内への流入空気量は減少させることで、流入空気量を増加させるタイミングをより遅くすることが可能となる。その結果、内燃機関の振動をより抑制することが出来る。
内燃機関が停止する直前にスロットル弁の開度を大きくすることで吸入空気量を増加させた場合、内燃機関が実際に停止した後にも吸気通路により多くの空気が残った状態となる。そのため、スロットル弁が開弁した状態で内燃機関が再始動されると、流入空気量が過剰に多くなり、急激なトルクの増加や燃焼騒音の悪化等を招く虞がある。そこで、スロットル弁の開度を大きくすることで膨張行程気筒内及び圧縮行程気筒内に流入する空気量を増加させた後、該膨張行程気筒内及び該圧縮行程気筒内の空気量が規定空気量となると判断されたときに、スロットル弁を閉弁する。そして、内燃機関の再始動時にはスロットル弁を閉弁状態とすることで流入空気量の過剰な増加を抑制する。その結果、急激なトルクの増加や燃焼騒音の悪化等を抑制することが出来る。
ここで、規定空気量とは、内燃機関が停止したときのクランク角のばらつきが許容範囲内となると判断出来る空気量である。
この場合、内燃機関が停止した後に吸気通路に残る空気の量を抑制することが出来るため、内燃機関の再始動時に吸入空気量が過剰となるのをより抑制することが出来る。
また、本発明において、スロットル弁を閉弁した状態で内燃機関を再始動させた場合に流入空気量が該内燃機関の再始動に必要な空気量よりも少ないか否かを判別する再始動空気量判別手段をさらに備えた場合、内燃機関の再始動時に、再始動空気量判別手段によって流入空気量が該内燃機関の再始動に必要な流入空気量よりも少ないと判別されたときは、スロットル弁を開弁するのが好ましい。
このような制御によれば、内燃機関の再始動時に流入空気量が不足するのを抑制することが出来る。従って、内燃機関をより確実に始動させることが出来る。
本発明において、内燃機関の停止条件が成立しスロットル弁の開度を小さくすることで流入空気量を減少させているときに内燃機関の再始動要求があった場合は、スロットル弁の開度を大きくすることで流入空気量を増加させても良い。そして、内燃機関の停止条件が成立しスロットル弁の開度を大きくすることで膨張行程気筒及び圧縮行程気筒内への流入空気量を増加させているときに内燃機関の再始動要求があった場合は、該再始動要求があった時点において膨張行程気筒及び圧縮行程気筒内への流入空気量が内燃機関への要求負荷に相当する空気量よりも多いときは、スロットル弁の開度を小さくすることで流入空
気量を減少させ、該再始動要求があった時点において膨張行程気筒及び圧縮行程気筒内への流入空気量が内燃機関への要求負荷に相当する空気量よりも少ないときは、スロットル弁の開度をさらに大きくすることで膨張行程気筒及び圧縮行程気筒内への流入気量をさらに増加させても良い。
このような制御によれば、内燃機関の停止条件が成立した後であって該内燃機関が実際に停止する前のタイミングで再始動要求があった場合であっても、要求負荷により即したかたちで内燃機関を始動させることが出来る。
また、本発明において、機関回転数が停止直前回転数以下となったときに膨張行程気筒内及び圧縮行程気筒内への流入空気量を増加させる場合、機関回転数が停止直前回転数以下であって且つ圧縮行程気筒が吸気行程以降の時期にあるときに該圧縮行程気筒内へ燃料を供給する燃料供給手段をさらに備えても良い。
この場合、燃料供給手段によって供給された燃料が予混合気を形成し、この予混合気が内燃機関の再始動時における圧縮行程気筒内での燃焼に供される。そして、本発明では、内燃機関の停止後における再始動時のクランク角のばらつき、即ち、気筒内におけるピストンの位置のばらつきが抑制される。そのため、燃料供給手段によって供給された燃料と圧縮行程気筒内に残る空気とによって形成される予混合気の空燃比をより好適な値に制御することが出来る。その結果、内燃機関の始動時における着火をより確実なものとすることが出来、以って内燃機関をより確実に再始動させることが可能となる。
しかしながら、このような場合に、燃料供給手段によって圧縮行程気筒内に燃料が供給された後、内燃機関の再始動要求があり、この再始動要求時の要求負荷に応じて圧縮行程気筒内への流入空気量を増加させると、圧縮気筒内の空気量が過剰となって予混合気が圧縮行程上死点近傍より前の時期に自着火する虞がある。
そのため、本発明では、上記のような場合に、停止条件が成立してから内燃機関が実際に停止するまでの間において、スロットル弁の開度を大きくすることで膨張行程気筒及び圧縮行程気筒内への流入空気量を増加させているときであって且つ燃料供給手段によって圧縮行程気筒内に燃料が供給されたとき以降に内燃機関の再始動要求があった場合、該再始動要求があった時点において圧縮行程気筒内への流入空気量が内燃機関への要求負荷に相当する流入空気量よりも少ないときであっても、内燃機関が実際に停止するまでは、膨張行程気筒及び圧縮行程気筒内への流入空気量を内燃機関への要求負荷に相当する空気量にまで増加させることを禁止するのが好ましい。
このような制御によれば、内燃機関の再始動時に、圧縮行程気筒において予混合気が圧縮行程上死点より前の時期に自着火するのを抑制することが出来る。
本発明に係る内燃機関の制御装置によれば、内燃機関が停止するときの振動を抑制すると共に、該内燃機関が停止したときのクランク角のばらつきをも抑制することが出来る。以って、内燃機関の停止及び始動をより好適に行うことが可能となる。
以下、本発明に係る内燃機関の制御装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。
<内燃機関の概略構成>
図1は、本実施例に係る内燃機関及びその吸排気系の概略構成を示す図である。内燃機関1は、4つの気筒2を有する4気筒ガソリンエンジンである。気筒2には、それぞれの開口部が燃焼室に開口されるように吸気通路11と排気通路12とが接続されている。吸気通路11には、該吸気通路11内に開口部へ向けて燃料を噴射する燃料噴射弁4が設けられている。また、吸気通路11には、該吸気通路11内を流通する空気量を制御するスロットル弁14、及び、該吸気通路11内を流通する空気量に対応した電気信号を出力するエアフローメータ15が設けられている。吸気通路11は、スロットル弁14より下流側で分岐して各気筒2に接続されている。
また、内燃機関1には、吸気通路11と排気通路12との燃焼室への開口部を開閉する吸気弁6と排気弁7とが設けられている。吸気弁6と排気弁7とは、それぞれ吸気側カムシャフト8と排気側カムシャフト9とが回転することによって駆動される。吸気側カムシャフト8と排気側カムシャフト9とは互いに連動して作動する。
気筒2の上部には、該気筒2内に流入した混合気に点火する点火プラグ5が設置されている。
また、気筒2内にはピストン3が摺動自在に設けられている。ピストン3はコンロッド13を介してクランクシャフト16と接続されており、該ピストン3の往復運動に伴い該クランクシャフト16が回転する。
さらに、内燃機関1には、吸気側カムシャフト8のカム角を検出するカムポジションセンサ22と、クランクシャフト16のクランク角を検出するクランクポジションセンサ21とが備えられている。
以上述べたように構成された内燃機関1には、この内燃機関1を制御するための電子制御ユニット(ECU)20が併設されている。このECU20は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。ECU20は、エアフローメータ15や、クランクポジションセンサ21、カムポジションセンサ22等の各種センサと電気的に接続されており、これらの出力信号がECU20に入力される。また、ECU20は、スロットル弁14や、燃料噴射弁4、点火プラグ5と電気的に接続されており、これらを制御することが可能となっている。
<機関停止時のスロットル弁制御>
次に、本実施例に係る、内燃機関1を停止させるときのスロットル弁制御について説明する。
内燃機関1の停止条件が成立し、燃料噴射弁4からの燃料噴射が停止された後、該内燃機関1が実際に停止するまでの間は、その機関回転数は徐々に低下していく。このとき、気筒2の筒内圧が高いほど内燃機関1の振動が増大し易くなる。一方、内燃機関1が実際に停止するときの筒内圧が低いほど該内燃機関1が実際に停止したときのクランク角のばらつきが生じ易くなる。
そこで、本実施例では、内燃機関1を停止させるときは、燃料噴射弁4からの燃料噴射を停止すると共に、初めは、気筒2内への吸入空気量を減少させるべくスロットル弁14の開度を小さくする。そして、内燃機関1が実際に停止する直前に気筒2内への吸入空気量を増加させるべくスロットル弁14の開度を大きくする。
ここで、本実施例において内燃機関1を停止させるときのスロットル弁制御ルーチンについて、図2に示すフローチャート図に基づいて説明する。本ルーチンはECU20に予め記憶されており、規定時間毎に繰り返されるルーチンである。
本ルーチンでは、ECU20は、先ずS101において、内燃機関1を停止させる停止条件が成立したか否かを判別する。ここで、停止条件としては、運転者によるイグニッションOFFが例示出来る。また、内燃機関1がエコランシステムやハイブリッドシステムに適用されている場合、これらのシステムにおける内燃機関1の自動停止条件を、ここでの停止条件としても良い。S101において、肯定判定された場合、ECU20はS102に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。
S102に進んだECU20は、気筒2内への流入空気量を減少させるべくスロットル弁14の開度を小さくする。
次に、ECU20はS103に進み、燃料噴射弁4からの燃料噴射を停止する。
次に、ECU20はS104に進み、内燃機関1の現時点での機関回転数Nが、停止直前回転数(即ち、内燃機関1があと1サイクル回転すれば該内燃機関1が停止すると判断できる回転数)以下であるか否かを判別する。このS104において、肯定判定された場合、ECU20はS105に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。
S105に進んだECU20は、現時点でのクランク角Raが規定クランク角範囲内であって、且つ、現時点での吸気側カムシャフト8のカム角Rbが規定カム角範囲内であるか否かを判別する。
ここで、規定クランク角範囲および規定カム角範囲とは、クランク角Raが規定クランク角範囲内であって、且つ、吸気側カムシャフト8のカム角Rbが規定カム角範囲内にあるときに、スロットル弁14の開度を大きくすることで吸入空気量を増加させた場合、4つの気筒2のうち、内燃機関1が実際に停止したときに膨張行程となる膨張行程気筒内及び内燃機関1が実際に停止したときに圧縮行程となる圧縮行程気筒内への流入空気量のみが増加することになる範囲である。S105において、肯定判定された場合、ECU20はS106に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。
S106に進んだECU20は、スロットル弁14の開度を大きくする。
次に、ECU20はS107に進み、内燃機関1が実際に停止したか否か、即ち内燃機関1の機関回転数が略0となっているか否かを判別する。このS107において、肯定判定された場合、ECU20はS108に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。
S108に進んだECU20は、スロットル弁14を閉弁して本ルーチンの実行を終了する。
以上説明した制御ルーチンに基づいてスロットル弁14を制御すると、内燃機関1の機関回転数Nが停止直前回転数N0以下となったときにおける、各気筒2での燃焼サイクルとスロットル弁14の開度との関係は図3のようになる。図3は、膨張行程気筒を1番気筒とし、圧縮行程気筒を3番気筒、内燃機関1が停止したときに吸気行程となる吸気行程気筒を4番気筒、内燃機関1が停止したときに排気行程となる排気行程気筒を4番気筒としたときの、内燃機関1の機関回転数Nが停止直前回転数N0以下となったときの各気筒2の状態とスロットル弁14の開度との関係を示すタイムチャート図である。図3において、一点鎖線は内燃機関1が実際に停止した時期を表している。
上記制御ルーチンによれば、1番気筒および3番気筒への流入空気が増加するタイミングでスロットル弁14の開度を大きくするため、1番気筒が吸気行程の時および3番気筒が吸気行程のときにスロットル弁14の開度を大きくすることになる。しかしながら、スロットル弁14の開度を変化させてから気筒2内に流入する空気が実際に変化するまでには応答遅れがあるため、図3に示すように、1番気筒が吸気行程となるよりも前の時期にスロットル弁14の開度を大きくし始めることになる。この流入空気量の変化の応答遅れ期間については予め実験等によって求めておくことが出来る。
本実施例によれば、内燃機関1の停止条件が成立してから内燃機関1が実際に停止する直前までの間は流入空気量が減少することになる。その結果、その間は筒内圧が減少するため、内燃機関1の振動を抑制することが出来る。さらに、内燃機関1が実際に停止する直前においては、圧縮行程気筒内および膨張行程気筒内への流入空気量が増加することになる。その結果、内燃機関1が実際に停止するときの膨張行程気筒内及び圧縮行程気筒内での空気による反力が大きくなるため、内燃機関1が停止したときのクランク角のばらつきを抑制することが出来る。以って、内燃機関1の停止及び始動をより好適に行うことが可能となる。
また、本実施例によれば、機関回転数Nが停止直前回転数N0以下となるまでは流入空気量は減少され、さらに、機関回転数Nが停止直前回転数0以下となっても吸気行程気筒
内及び排気行程気筒内への流入空気量は減少される。そのため、流入空気量を増加させるタイミングをより遅くすることが可能となる。その結果、内燃機関1の振動をより抑制することが出来る。
尚、本実施例においては、内燃機関1が実際に停止した後、スロットル弁14が閉弁されるが、その後、内燃機関1を再始動させるときはスロットル弁14を閉弁した状態で再始動させる。
内燃機関1の再始動時にスロットル弁14を閉弁状態とすることで、スロットル弁14より上流側の吸気通路11に残っている空気が気筒2内に流入するのを抑制することが出来る。従って、内燃機関1の再始動時に流入空気量が過剰に増加するのを抑制することが出来、その結果、急激なトルクの増加や燃焼騒音の悪化等を抑制することが出来る。
(変形例)
ここで、本実施例の変形例について図4に基づいて説明する。図4は、本実施例の変形例において内燃機関1を停止させるときのスロットル弁制御ルーチンについて、図4に示すフローチャート図に基づいて説明する。図4に示すフローチャート図は、S207以外は図2に示すフローチャート図と同様である。そのため、ここではS207についてのみ説明し、その他のステップについてはその説明を省略する。尚、本ルーチンもECU20に予め記憶されており、規定時間毎に繰り返されるルーチンである。
本ルーチンでは、ECU20は、S106においてスロットル弁14の開度を大きくした後、S207に進む。
S207において、ECU20は、現時点でスロットル弁14を閉弁した場合に圧縮行程気筒内の空気量Qp及び膨張行程気筒内の空気量Qdが規定空気量Q0以上となるか否かを判別する。ここで、規定空気量Q0とは、内燃機関1が停止したときのクランク角のばらつきが許容範囲内となると判断出来る空気量である。このS207において、肯定判定された場合、ECU20はS108に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。
また、この場合も、内燃機関1を再始動させるときはスロットル弁14を閉弁した状態で再始動させる。
この変形例によれば、スロットル弁14を内燃機関1が実際に停止する前に閉弁することで、内燃機関1が実際に停止した後の吸気通路11に残る空気の量を抑制することが出来るため、内燃機関1の再始動時に吸入空気量が過剰となるのをより抑制することが出来る。
本実施例に係る内燃機関及びその吸排気系の概略構成は実施例1と同様である。また、本実施例に係る、内燃機関を停止させるときのスロットル弁制御も実施例1と同様である。そのため、これらの説明を省略する。
<機関再始動時のスロットル弁制御>
ここでは、内燃機関1の停止条件が成立した後に、該内燃機関を再始動させるときのスロットル弁14の制御について説明する。
本実施例においては、内燃機関1の停止直前にスロットル弁14の開度を大きくすることで流入空気量を増加させ、その後、スロットル弁を閉弁する。しかしながら、このよう
な場合であっても、内燃機関1が実際に停止してからその再始動までの時間が長いときなどは、スロットル弁14より下流側の吸気通路11内の空気量では、再始動のために噴射される燃料を気筒2内において燃焼させるためには空気量不足となる場合もある。
そこで、本実施例では、内燃機関1が実際に停止した後に再始動要求があった場合であって、スロットル弁14を閉弁した状態では流入空気量が燃料を燃焼させるためには不足する虞が場合は、スロットル弁14を開弁して内燃機関1を再始動させる。
また、内燃機関1の停止条件が成立した後であって該内燃機関1が実際に停止する前のタイミングで再始動要求がある場合がある。このような場合は、再始動要求があった時点での流入空気量とその要求負荷との関係に基づいて、スロットル弁14の開度を制御する。
ここで、本実施例において内燃機関1を再始動させるときのスロットル弁制御ルーチンについて、図5及び6に示すフローチャート図に基づいて説明する。本ルーチンはECU20に予め記憶されており、実施例1で説明した内燃機関1の停止条件が成立した後、規定時間毎に繰り返されるルーチンである。
本ルーチンでは、ECU20は、先ずS301において、内燃機関1の再始動要求があったか否かを判別する。ここで、再始動要求としては、運転者によるアクセルONが例示出来る。また、内燃機関1がハイブリッドシステムに適用されている場合、このシステムにおける内燃機関1の自動始動条件が成立したときを再始動要求ありとしても良い。S301において、肯定判定された場合、ECU20はS302に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。
S302において、ECU20は、内燃機関1が実際に停止した状態であるか否かを判別する。S302において、肯定判定された場合、ECU20はS303に進み、否定判定された場合、ECU20はS308に進む。
S303において、ECU20は、現時点でスロットル弁14を閉弁した状態で内燃機関1を再始動させた場合に吸気行程気筒に流入する流入空気量Qiを導出する。ここでは、流入空気量Qiを、内燃機関1が停止した時点でのスロットル弁14より下流側の吸気通路11内の空気量や、内燃機関1が停止してからの経過時間等に基づいて導出しても良い。
次に、ECU20はS304に進み、流入空気量Qiが規定流入空気量Qi0より少ないか否かを判別する。ここで、規定流入空気量Qi0とは、内燃機関1を始動させるために吸気行程気筒内に供給される燃料を該気筒内にて燃焼させるのに必要な空気量である。S304において、肯定判定された場合、ECU20はS305に進み、否定判定された場合、ECU20はS306に進む。
S305に進んだECU20は、スロットル弁14を開弁してS307に進む。
一方、S306に進んだECU20は、スロットル弁14を閉弁状態としたままでS307に進む。
S307において、ECU20は、内燃機関1を始動させるべく燃料噴射弁4から燃料噴射を開始し吸気行程気筒へ燃料を供給する。その後、本ルーチンの実行を終了する。
一方、S308に進んだECU20は、流入空気量が増加中であるか否かを判別する。
このS308において、肯定判定された場合、ECU20はS309に進み、否定判定された場合、ECU20はS313に進む。
S309に進んだECU20は、現時点のスロットル弁14の開度が、内燃機関1の要求負荷に相当するスロットル弁の開度(以下、要求開度と称する)より大きいか否かを判別する。このS309において、肯定判定された場合、ECU20はS310に進み、否定判定された場合、ECU20はS311に進む。
S310に進んだECU20は、スロットル弁14の開度を小さくすることで該スロットル弁14の開度を要求開度とし、S314に進む。
一方、S311に進んだECU20は、現時点のスロットル弁14の開度が要求開度と同等であるか否かを判別する。このS311において、肯定判定された場合、ECU20はS312に進み、否定判定された場合、ECU20はS313に進む。
S312に進んだECU20は、現時点のスロットル弁14の開度を維持して、S314に進む。
一方、S308で否定判定された場合、即ち、流入空気量が減少中である場合、及び、S311で否定判定された場合、現時点でのスロットル弁14の開度は要求開度よりも小さいと判断出来る。そのため、S313に進んだECU20は、スロットル弁14の開度をさらに大きくして該スロットル弁14の開度を要求開度とし、S314に進む。
S314において、ECU20は、内燃機関1を始動させるべく燃料噴射弁4から燃料噴射を開始し吸気行程気筒へ燃料を供給する。その後、本ルーチンの実行を終了する。
本実施例によれば、内燃機関1が実際に停止した後に再始動要求があった場合、スロットル弁14が閉弁状態にあることによって流入空気量が燃料の燃焼のためには不足となることが抑制される。従って、内燃機関1をより確実に再始動させることが出来る。
また、内燃機関1の停止条件が成立した後であって該内燃機関1が実際に停止する前のタイミングで再始動要求があった場合であっても、流入空気量を内燃機関1の要求負荷に応じた量に制御することが出来る。即ち、要求負荷により即したかたちで内燃機関1を再始動させることが出来る。
(変形例)
ここで、本実施例の変形例について説明する。この変形例においては、内燃機関1を停止するときのスロットル弁14の制御は前記と同様であるが、内燃機関1の停止条件が成立した後、機関回転数Nが停止直前回転数N0以下となったときであって且つ圧縮行程気筒が吸気行程となったときに燃料噴射弁4から燃料を噴射することで圧縮行程気筒内に燃料を供給する。
この場合、内燃機関1の停止直前に圧縮行程気筒内に供給された燃料(以下、予混合燃料と称する)が予混合気を形成し、この予混合気が内燃機関の再始動時における圧縮気筒内での燃焼に供される。そして、本実施例では、内燃機関1の停止後における該内燃機関1再始動時のクランク角のばらつき、即ち、圧縮行程気筒内におけるピストンの位置のばらつきも抑制される。そのため、予混合燃料と圧縮行程気筒内に残る空気とによって形成される予混合気の空燃比をより好適な値に制御することが出来る。その結果、内燃機関1の始動時における着火をより確実なものとすることが出来、以って内燃機関1をより確実に再始動させることが可能となる。
しかしながら、このような場合に、予混合燃料が圧縮行程気筒内に供給された後、内燃機関1の再始動要求があり、この再始動要求時の要求負荷に応じて圧縮行程気筒内への流入空気量を増加させると、圧縮気筒内の空気量が過剰となって予混合気が圧縮行程上死点近傍より前の時期に自着火する虞がある。
そのため、この変形例では、予混合燃料を噴射したとき以降に内燃機関1の再始動要求があった場合、該再始動要求があった時点において、スロットル弁14の開度が要求開度より小さいときであっても、内燃機関1が実際に停止するまでは、スロットル弁14の開度を要求開度にまで大きくすることを禁止する。
この変形例によれば、内燃機関の再始動時に圧縮行程気筒への流入空気量が過剰に増加するのを抑制することが出来る。その結果、圧縮行程気筒において予混合気が圧縮行程上死点より前の時期に自着火するのを抑制することが出来る。
本発明の実施例に係る内燃機関及びその吸排気系の概略構成を示す図。 実施例1に係る、内燃機関を停止させるときのスロットル弁制御ルーチンを示すフローチャート図。 機関回転数が停止直前回転数以下となったときの各気筒の状態とスロットル弁の開度との関係を示すタイムチャート図。 実施例1の変形例に係る、内燃機関を停止させるときのスロットル弁制御ルーチンを示すフローチャート図。 実施例2に係る、内燃機関を再始動させるときのスロットル弁制御ルーチンの一部を示すフローチャート図。 実施例2に係る、内燃機関を再始動させるときのスロットル弁制御ルーチンの一部を示すフローチャート図。
符号の説明
1・・・内燃機関
2・・・気筒
3・・・ピストン
4・・・燃料噴射弁
5・・・点火プラグ
6・・・吸気弁
7・・・排気弁
8・・・吸気側カムシャフト
9・・・排気側カムシャフト
11・・吸気通路
14・・スロットル弁
15・・エアフローメータ
16・・クランクシャフト
20・・ECU
21・・クランクポジションセンサ
22・・カムポジションセンサ

Claims (4)

  1. 複数の気筒を有する内燃機関の制御装置であって、
    内燃機関の停止条件が成立したか否かを判別する停止条件成立判別手段と、
    前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と、を備え、
    前記停止条件成立判別手段によって前記停止条件が成立したと判別されてから前記内燃機関が実際に停止するまでの間、前記内燃機関の回転数が規定回転数より高い場合は前記スロットル弁の開度を小さくすることで前記気筒内に流入する空気量を減少させ、前記内燃機関の回転数が前記規定回転数以下の場合は、複数の前記気筒のうち、前記内燃機関が実際に停止したときに膨張行程となる膨張行程気筒内及び前記内燃機関が実際に停止したときに圧縮行程となる圧縮行程気筒内に流入する空気量のみが増加するタイミングで前記スロットル弁の開度を大きくし、さらに、前記スロットル弁の開度を大きくすることで前記膨張行程気筒内及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量を増加させた後、該膨張行程気筒内及び該圧縮行程気筒内の空気量が規定空気量となると判断されたときに、前記スロットル弁を閉弁し、
    且つ、前記内燃機関を再始動させるときは該スロットル弁を閉弁した状態で再始動させることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記規定回転数が、前記内燃機関があと1サイクル回転すれば該内燃機関が実際に停止する回転数であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記スロットル弁を閉弁した状態で前記内燃機関を再始動させた場合に前記気筒内に流入する空気量が該内燃機関の再始動に必要な空気量よりも少ないか否かを判別する再始動空気量判別手段をさらに備え、
    前記内燃機関が実際に停止した後に該内燃機関を再始動するときに、前記再始動空気量判別手段によって、前記スロットル弁を閉弁した状態では前記気筒内に流入する空気量が
    該内燃機関の再始動に必要な空気量よりも少ないと判別された場合、前記スロットル弁を開弁することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記停止条件成立判別手段によって前記停止条件が成立したと判別されてから前記内燃機関が実際に停止するまでの間において、
    前記スロットル弁の開度を小さくすることで前記気筒内に流入する空気量を減少させているときに前記内燃機関の再始動要求があった場合は、前記スロットル弁の開度を大きくすることで前記気筒内に流入する空気量を増加させ、
    前記スロットル弁の開度を大きくすることで前記膨張行程気筒及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量を増加させているときに前記内燃機関の再始動要求があった場合は、該再始動要求があった時点において前記膨張行程気筒及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量が前記内燃機関への要求負荷に相当する空気量よりも多いときは、前記スロットル弁の開度を小さくすることで前記膨張行程気筒及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量を減少させ、該再始動要求があった時点において前記膨張行程気筒及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量が前記内燃機関への要求負荷に相当する空気量よりも少ないときは、前記スロットル弁の開度をさらに大きくすることで前記膨張行程気筒及び前記圧縮行程気筒内に流入する空気量をさらに増加させることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
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