JP2004143939A - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン停止指令があった場合に、吸気マニホールド10に連通する配管15〜18のバルブ19〜22、吸気通路9上流の電制スロットルバルブ11、吸気バルブ6及び/または吸気カットバルブ12を閉じて、次回のエンジン再始動まで、吸気通路9内を気密に密閉し、吸気通路9内を負圧状態に維持する。
【選択図】 図12
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの制御装置に関し、特にエンジン再始動時の吸入空気量を適正化するための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジン停止してから再始動する際に、吸気通路内の圧力が大気圧となっており、シリンダ内に過剰な量の空気を吸入することによって、排気及び燃費の悪化やエンジン回転の過渡的な上昇(オーバーシュート)が発生していた。そこで特許文献1には、このような再始動時の過剰な空気吸入による余剰トルクをモータジェネレータの発電制御に利用することで吸収し、オーバーシュートを防止することが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−205003号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、オーバーシュートを防止するために制御性に優れた高価なモータジェネレータが必要となる。そして、シリンダ内への吸入空気量は多いままであるので、排気及び燃費の悪化は避けられなかった。
【0005】
本発明はこのような実状に鑑み、エンジン再始動時の吸入空気量を適正化できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明では、吸気通路の吸気マニホールド上流側を気密遮断可能な第1吸気遮断バルブと、吸気通路の吸気バルブ側を気密遮断可能な第2吸気遮断バルブと、第1吸気遮断バルブと前記第2吸気遮断バルブとの間の吸気通路に連通する配管を気密遮断可能な配管遮断バルブと、を設ける。そしてエンジン停止時に、次回の再始動まで、第1吸気遮断バルブ、第2吸気遮断バルブ、及び配管遮断バルブを閉じることで、吸気通路内を負圧状態に維持する。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、エンジン停止時に吸気通路を気密に密閉し、エンジン再始動時まで負圧状態を維持でき、再始動時の吸入空気量が過剰となることを防止できる。これにより、エンジン再始動時の排気及び燃費を向上させることができると共に、エンジン回転の吹き上がりを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0009】
図1は、第1の実施形態に係るエンジンの制御装置のシステム構成図である。
【0010】
エンジン1の各気筒のシリンダ2及びピストン3により画成される燃焼室4には、点火プラグ5を囲むように、吸気バルブ6と排気バルブ7とを備えている。8は排気通路、9は吸気通路である。
【0011】
吸気通路9には、吸気マニホールド(コレクタ部)10上流側に、吸入空気量Qaを制御可能な電制スロットルバルブ11が設けられている。この電制スロットルバルブ11は、吸気通路9の吸気マニホールド10上流側を気密遮断可能な第1吸気遮断バルブとして用いる。そして、吸気通路9の吸気バルブ6側を気密遮断可能な第2吸気遮断バルブとして、常開の吸気カットバルブ12を設ける。
【0012】
吸気マニホールド10には、排気通路8から排気の一部を吸気側へ還流させるEGR配管15、ピストン3の圧縮行程においてクランクケース側へ吹き抜けた未燃焼ガスを負圧の利用により吸気側へ導くブローバイ配管16、エンジン停止時においてキャニスタに吸着した燃料タンクからの蒸発燃料を吸気側へ導くパージ配管17、ブレーキ装置へ負圧を導くためのブレーキ負圧配管18が接続されている。
【0013】
EGR配管15及びパージ配管17には、配管15,17を気密に遮断可能なEGRバルブ19及びパージカットバルブ21が設けられているので、これらを配管遮断バルブとして用いる。そして、ブローバイ配管16及びブレーキ負圧配管18には、一方向弁(図示せず)が設けられているので、配管16,18を気密に遮断可能な配管遮断バルブとして、ブローバイカットバルブ20及びブレーキ負圧カットバルブ22を新たに設ける。
【0014】
ここにおいて、エンジン停止時に、次回の再始動まで、図2に示すように、エンジン制御回路30の信号で、電制スロットルバルブ11、吸気カットバルブ12、及び各配管15〜18のバルブ19〜22を閉じ、吸気マニホールド10内を負圧状態で保持できるように構成している。
【0015】
エンジン制御回路30には、エアフロメータ23、ブーストセンサ24、クランク角センサ25、及びキースイッチ26からの信号が入力される。
【0016】
エアフロメータ23は、電制スロットルバルブ11より上流側の吸気通路9に設けられ、電制スロットルバルブ11を通過する吸入空気量(質量流量)Qaに応じた信号を出力する。
【0017】
ブーストセンサ24は、吸気マニホールド10に設けられ、吸気マニホールド10内の圧力Pmに応じた信号を出力する。
【0018】
クランク角センサ25は、エンジン1に設けられ、エンジン1のクランク角に応じた信号を出力する。このクランク角センサ25の信号によりエンジン回転数Neを検出可能である。
【0019】
さらに、キースイッチ26は、運転者の操作によりエンジン1を始動または停止するための信号を出力する。
【0020】
また、本実施形態でのエンジン1は、アイドルストップ装置、さらにはハイブリッド車両の構築のため、モータと組み合わされて車両に搭載される。この場合について、図3を用いて説明する。
【0021】
図3は、アイドルストップ装置付き車両における動力系構成の概略図である。本車両では、エンジン1の出力側に、発電機としての機能を兼ね備える電気モータ42を直結しており、さらに、電気モータ42に変速機43を接続している。そして、変速機43の出力側の駆動軸44により、ディファレンシャル45を介して駆動輪側の車軸46が回転されるようにしている。
【0022】
電気モータ42は、その電力源としての高電圧バッテリ47に、インバータ48を介して接続されている。電気モータ42は、エンジン1の始動時又は車両の発進時にエンジン1のクランキングを行う始動手段として用いられる。また、電気モータ42は、所定のアイドルストップ条件においてエンジン1を自動的に停止させるアイドルストップ装置において、アイドルストップ後に、所定のアイドルストップ解除条件によりエンジン1を自動的に再始動するのに用いられる。
【0023】
エンジン1、電気モータ42、及び変速機43は、車両制御回路50から送られる信号により、エンジン制御回路30、電気モータ制御回路52、及び変速機制御回路53を介して制御される。
【0024】
次に、エンジン停止時において吸気マニホールド10を気密遮断するバルブ制御と、エンジン再始動時のバルブ制御について、図4及び図5のフローチャートにより、図6のタイムチャートを参照しつつ説明する。
【0025】
図4は、エンジン停止時におけるバルブ制御のフローチャートである。
【0026】
ステップ1(図では「S1」と示す。以下同様)では、エンジン停止指令があったか否かを判断する。ここでエンジン停止指令とは、アイドルストップ指令またはキースイッチ26のOFF信号等のことである。エンジン停止指令がなかった場合には、ステップ7へ進み、通常運転時における電制スロットルバルブ11の目標スロットルバルブ開度TGTVO(deg)を演算する。一方、エンジン停止指令があった場合(図6のA点)には、ステップ2へ進む。
【0027】
ステップ2では、吸気マニホールド10に連通する各配管15〜18のバルブ19〜22を閉じる。これにより、各配管15〜18から吸気マニホールド10内への空気を気密遮断する。
【0028】
ステップ3では、クランク角センサ25の出力に基づいて算出されたエンジン回転数Ne(rpm)が第1所定回転数N1(例えば100rpm)以下(Ne≦N1)であるか否かを判断する。
【0029】
エンジン回転数Neが第1所定回転数N1を超えている(Ne>N1)場合には、ステップ8へ進み、電制スロットルバルブ11の目標スロットルバルブ開度前回値TGTVO(−1)から単位時間毎に所定量ΔTGTVD(deg)を減少させ、目標スロットルバルブ開度TGTVOを減少させる(図6のA点〜B点)。これは、電制スロットルバルブ11の開度TGTVOがアイドル時におけるバルブ開度のままであると、エンジン回転数Neの低下によって、電制スロットルバルブ11を通過する空気量Qaがシリンダ吸入空気量より多くなり、吸気マニホールド10内の負圧が低下(圧力が増加)してしまうためである。
【0030】
一方、エンジン回転数Neが第1所定回転数N1以下(Ne≦N1)となった段階で(図6のB点)、ステップ4へ進み、目標スロットルバルブ開度TGTVO(deg)を0、すなわち電制スロットルバルブ11を全閉して吸入空気を気密遮断する(図6のB点)。そして、ステップ5へ進む。
【0031】
ステップ5では、エンジン回転数Neが第1所定回転数N1より小さい第2所定回転数N2(例えば0rpm)以下(Ne≦N2)であるか否かを判断する。エンジン回転数Neが第2所定回転数Bを超えている(Ne>N2)場合には、ステップ1へ戻る。一方、第2所定回転数B以下(Ne≦N2)となった段階で(図6のC点)、ステップ6へ進み、吸気カットバルブ12を閉じてシリンダ2内への吸入空気を遮断する。
【0032】
ここで、エンジン停止指令があった後に、配管15〜18のバルブ19〜22、電制スロットルバルブ11、及び吸気カットバルブ12を閉じ、吸気マニホールド10を密閉すると、図2に示したような状態になる。そして、次回のエンジン再始動まで吸気マニホールド10内を負圧状態に維持する(図6のC点〜D点)。
【0033】
次に、吸気マニホールド10を気密に密閉した状態からエンジン再始動をする場合(図6のD点以降)について説明する。
【0034】
図5は、エンジン再始動時におけるバルブ制御のフローチャートであり、エンジン停止後に吸気マニホールド10内の負圧が十分に確保されている状態(図6のD点)で行われる。
【0035】
ステップ21では、エンジン始動中(図6のD点〜F点)であるか否かを判断する。なお、エンジン始動中とは、アイドルストップからのエンジン始動開始直後であることやキースイッチ26からのON信号があった時のことなどをいう。エンジン始動中である場合には、ステップ22へ進む。一方、エンジン始動中でない場合、すなわち通常運転時(図6のF点以降)には、ステップ26へ進み、配管15〜18のバルブ19〜22の強制閉状態を解除し、ステップ27で、通常運転時における電制スロットルバルブ11の目標スロットルバルブ開度TGTVOを算出する。
【0036】
ステップ22では、エンジン1が2回転以上したか否かを判断する(図6のD点)。これは2回転することで全ての気筒が吸気行程を終えており、且つ吸気マニホールド・ブランチ部の圧力が低下したこと(負圧の発達があったこと)を判断するためである。2回転以上していない場合には、ステップ28へ進み、電制スロットルバルブ11の目標スロットルバルブ開度TGTVOを0のままで負圧(気密遮断)状態を維持する(図6のC点〜D点)。一方、2回転以上した段階で(図6のD点〜E点)、各気筒のブランチ部の負圧が発達し、吸気マニホールド10内の負圧に近づいたと判断し、ステップ23へ進む。
【0037】
ステップ23では、吸気カットバルブ12を開き、シリンダ2内に空気の吸入が可能な状態にする(図6のE点)。なお、ステップ22において、吸気マニホールド・ブランチ部に圧力センサを設けて検出した検出圧力と、吸気マニホールド10に設けられたブーストセンサ24による検出圧力とを比較して、吸気マニホールド・ブランチ部の圧力(負圧)が吸気マニホールド10内の圧力と等しくなったか否かによって吸気カットバルブ12の開時期を判断してもよい。
【0038】
ステップ24では、電制スロットルバルブ11の目標スロットルバルブ開度TGTVOがアイドル運転時における所定目標スロットルバルブ開度以下であるか否かを判断する。アイドル運転時の所定目標スロットルバルブ開度以下である場合には、ステップ25へ進む。一方、所定目標スロットルバルブ開度を超えている場合には、ステップ26へ進む。
【0039】
ステップ25では、電制スロットルバルブ11の目標スロットルバルブ開度TGTVOを次式により算出して制御を行う。
【0040】
TGTVO=TGTVO(−1)+ΔTGTVA
ここで、TGTVO(−1)は目標スロットルバルブ開度の前回値であり、これに単位時間毎に所定量ΔTGTVA(deg)を加える。電制スロットル11を時間経過と共に徐々に開くことで、電制スロットル11を通過する空気量Qaが増加する(図6のE点〜F点)。
【0041】
ここで、燃料噴射弁5の燃料噴射量はシリンダ2内に吸入される空気量に応じて定められるため、シリンダ吸入空気量を適切に求める必要がある。シリンダ2内への吸入空気量の計算については、特開2001−50091号公報に開示されている演算方法を用いてもよい。該公報では、現在の吸気マニホールド10内の空気量Cm(n)とシリンダ2の吸気空気量Cc(n)とを次式より演算している。
【0042】
Cm(n)=Cm(n−1)+Ca−Cc(n)
Cc(n)=Vc・Cm(n)/Vm
ここで、Cm(n−1)は吸気マニホールド10内の吸気量の前回値である。Caは所定時間に吸気マニホールド10内へ流入する空気量であり、エアフロメータ23により検出される吸入空気量Qaを時間積分(Ca=Qa・Δt)して求められる。Cc(n)は吸気マニホールド10からシリンダ2内へ流出する空気量であり、吸気マニホールド空気量Cm(n)とシリンダ容積Vcと積算し、吸気マニホールド10内の容積Vmで除算して求められる。
【0043】
なお、エンジン停止時からエンジン再始動時における初期状態の吸気マニホールド10内の空気量Cm(n)は次式により算出される。
【0044】
Cm(n)=(Pm×Vm)/(Ra×Ta)
ここで、Pmはブーストセンサ24の検出圧力(絶対圧力)、Raは空気のガス定数、Taは吸気マニホールド10内の温度である。そして、初期状態における吸気マニホールド10内の空気量Cm(n)を前回値Cm(n−1)に代入し、吸気マニホールド10内へ流入する空気量Caを加算し、吸気マニホールド10からシリンダ2へ流出するシリンダ空気量Cc(n)を減算して、現在の空気量Cm(n)を演算する。
【0045】
本実施形態によれば、吸気通路9の吸気マニホールド10上流側を気密遮断可能な第1吸気遮断バルブ(電制スロットルバルブ)11と、吸気通路9の吸気バルブ6側を気密遮断可能な第2吸気遮断バルブ(吸気カットバルブ)12と、吸気マニホールド10に連通する配管15〜18を気密遮断可能な配管遮断バルブ19〜22と、を備え、エンジン停止時に、次回の再始動まで、電制スロットルバルブ11、吸気カットバルブ12、及び配管遮断バルブ19〜22を閉じて(ステップ1〜ステップ6)、吸気通路9内を負圧状態に維持する。このため、エンジン停止中は、吸気マニホールド10内を負圧状態で保持でき、エンジン再始動時(図6のD点〜F点)には、吸気通路9内の圧力が低いために、過剰な量の空気がシリンダ2内に吸入されることがなく、エンジン回転のオーバーシュートを抑制することができる。そして、シリンダ2内への吸入空気量を減少できるので、排気及び燃費の悪化を防止することができる。さらに、モータ駆動とエンジン駆動とを切り替える車両において適用することができ、車両発進時においてモータ出力による駆動をした後に、エンジン動力による駆動に切り替えを行う際に、トルク過剰によるエンジンの吹き上がりを防止できるため、モータトルクとエンジントルクとの間の大きなトルク段差を発生させることなく、モータ駆動からエンジン駆動への架け替えを容易に行うことができる。
【0046】
また本実施形態によれば、吸気マニホールド10上流側の吸気通路9を気密遮断する第1吸気遮断バルブとして電制スロットルバルブ11を用いる。このため、新たに気密遮断する装置を設ける必要がなく、電子制御による自由な開閉が可能となる。
【0047】
また本実施形態によれば、吸気通路9の吸気バルブ6側を気密遮断する第2吸気遮断バルブとして吸気カットバルブ12を設ける。このため、吸気通路9を確実に気密遮断することができる。
【0048】
また本実施形態によれば、エンジン停止時に、配管15〜18のバルブ19〜22、電制スロットルバルブ11、吸気カットバルブ12の順で閉じる(ステップ2,4,6)。このため、エンジン停止時のエンジン回転を利用して、吸気マニホールド10内の負圧を大きくした状態で密閉できる。
【0049】
また本実施形態によれば、電制スロットルバルブ11は、エンジン停止時に時間経過と共に徐々に閉じる(ステップ8)。このため、電制スロットルバルブ10を閉じるのが早すぎた際に、吸気マニホールド10内の負圧が過剰に発達してしまうことにより発生するシリンダ2内でのオイル上がり等を防止することができる。そして、吸気マニホールド10内の負圧を低下させずに密閉遮断することができる。
【0050】
また本実施形態によれば、エンジン再始動時は、エンジン回転開始後に、電制スロットルバルブ11及び吸気カットバルブ12を開く(ステップ23,25)。このため、全ての気筒が吸気行程を終えており、且つ吸気マニホールド・ブランチ部の圧力が低下した(負圧の発達があった)後に、電制スロットルバルブ11及び吸気カットバルブ12を開くことができる。
【0051】
また本実施形態によれば、エンジン再始動時に吸気カットバルブ12を開くタイミングは、電制スロットルバルブ11を開くタイミングより早い(ステップ23,25)。このため、吸気マニホールド10内の負圧状態を維持したままエンジン再始動ができ、オーバーシュートを防止できる(図6のE点〜F点)。
【0052】
また本実施形態によれば、エンジン再始動時に電制スロットルバルブ11は、時間経過と共に徐々に開く(ステップ25)。このため、エンジン再始動時に、シリンダ2内に過渡的な吸入空気量が供給されることを防止することができ、オーバーシュートを防止できる(図6のE点〜F点)。
【0053】
また本実施形態によれば、吸気通路9内の圧力を検出するブーストセンサ24を備え、このセンサ24の検出圧力に基づき、エンジン再始動時の吸気通路9内の空気質量を演算する。このため、エンジン停止した後に長時間放置され、吸気マニホールド10内に徐々に空気が漏れ込むことにより負圧が低下したとしても、シリンダ2内への吸入空気量を正確に求めることができる。
【0054】
次に、第2の実施形態について説明する。
【0055】
図7は、第2の実施形態に係るエンジンの制御装置のシステム構成図である。
【0056】
本実施形態においては、吸気通路9の吸気バルブ6側を気密遮断可能な第2吸気遮断バルブとして、吸気カットバルブ12に代えて、開閉タイミングを任意に制御可能な電磁駆動式の吸気バルブ6を用いている。また、排気バルブ7も電磁駆動式としている。ここで用いる吸気バルブ6及び排気バルブ7については、図8に示す。なお、本実施形態に用いる吸気バルブ6及び排気バルブ7の構成は、どちらも同じ構造であるため吸気バルブ6のみについて説明する。
【0057】
吸気バルブ6の弁体61の弁軸62にプレート状の可動子63が取付けられており、この可動子63は上下にそれぞれ配置されたスプリング64,65により中立位置に付勢されている。この可動子63の下側に開弁用電磁コイル66が配置され、上側に閉弁用電磁コイル67が配置されている。
【0058】
吸気バルブ6を開弁させる際には、上側の閉弁用電磁コイル67への通電を停止した後、下側の開弁用電磁コイル66に通電して、可動子63を下側へ吸着することにより、弁体61をリフトさせて開弁させる。一方、吸気バルブ6を閉弁させる際には、下側の開弁用電磁コイル66への通電を停止した後、上側の閉弁用電磁コイル67に通電して、可動子63を上側へ吸着することにより、弁体61をシート部68に着座させて閉弁させる。
【0059】
従って、吸気バルブ6及び排気バルブ7は、エンジン制御回路30の信号により開閉タイミングが任意に制御可能である。
【0060】
図9には、第2の実施形態において吸気通路9(吸気マニホールド10と吸気マニホールド・ブランチ部とを含む)を密閉した状態を示している。図示の通り、吸気バルブ6、電制スロットルバルブ11、及び配管15〜18のバルブ19〜22を閉じ、排気バルブ7を開いている。
【0061】
次に、本実施形態におけるエンジン停止時の各バルブの開閉制御について図10のフローを用いて説明する。なお、第1の実施形態に係る処理と同じものについては同じ符号を付している。
【0062】
エンジン停止指令があったときに(ステップ1)、各配管15〜18のバルブ19〜22を閉じ(ステップ2)、ステップ10へ進む。
【0063】
ステップ10では、排気バルブ7を開く。ここで、各気筒の排気バルブ7は、各気筒の排気行程において順次開き、その後は、各排気バルブ7を開状態で固定する。
【0064】
そして、電制スロットルバルブ11を全閉するまで徐々に閉じ、エンジン回転数Neが減少して第2所定回転数N2以下になった際に(ステップ3〜ステップ5)、ステップ11へ進む。
【0065】
ステップ11では、吸気バルブ6を閉じ、閉状態で固定する。ここで、吸気バルブ6が閉じると、吸気通路9からシリンダ2内への吸入空気を気密遮断するため、吸気通路9(吸気マニホールド10と吸気マニホールド・ブランチ部とを含む)を負圧状態で気密に密閉する。
【0066】
次に、本実施形態において気密した状態からエンジン再始動をする場合について図11を用いて説明する。
【0067】
エンジン始動中の場合に(ステップ21)、ステップ30へ進む。
【0068】
ステップ30では、排気バルブ7の開固定を解除し、シリンダ2内での燃焼可能な状態にする。これは、エンジン停止時には、排気バルブ7が開いた状態で固定されており、これを解除するためである。
【0069】
そして、エンジン回転があった場合(ステップ22)に、ステップ31へ進み、吸気バルブ6の閉固定を解除し、シリンダ2内での燃焼を可能にする。
【0070】
その後、電制スロットルバルブ11を時間経過と共に徐々に開く(ステップ24,25)。
【0071】
本実施形態によれば、吸気通路9を気密に密閉するバルブとして、開閉タイミングを任意に制御可能な吸気バルブ6を用いる。このため、吸気カットバルブ12を用いなくとも、吸気通路9を気密に密閉することができる。
【0072】
また本実施形態によれば、開閉タイミングを任意に制御可能な排気バルブ7を備え、エンジン停止時に、この排気バルブ7を開く(ステップ10)。このため、排気バルブ7を開いた状態で維持することでき、エンジン停止の時の回転中に発生する振動を防止できる。
【0073】
次に、第3の実施形態について説明する。
【0074】
図12は、第3の実施形態に係るエンジンの制御装置のシステム構成図である。
【0075】
本実施形態においては、吸気通路9の吸気バルブ6側を気密遮断可能な第2吸気遮断バルブとして、吸気カットバルブ12及び開閉タイミングを任意に制御可能な吸気バルブ6の両方を用いている。さらに、開閉タイミングを任意に制御可能な排気バルブ7を用いている。
【0076】
図13には、本実施形態において吸気通路9を気密に密閉した場合の状態を示している。電制スロットルバルブ11、吸気カットバルブ12、及び配管15〜18のバルブ19〜22により、吸気マニホールド10内が気密に遮断され、更に吸気マニホールド・ブランチ部において、吸気バルブ6及び吸気カットバルブ12により気密遮断される。
【0077】
本実施形態におけるエンジン停止時の各バルブの制御フローは、図10及び図11のフローチャート中に括弧を付して記したように、エンジン停止時にステップ11で吸気バルブ6を閉じる際に、同時に吸気カットバルブ12を閉じる。また、エンジン再始動時にステップ31で吸気バルブ6の閉固定を解除する際に、同時に吸気カットバルブ12を開く。
【0078】
本実施形態によれば、吸気通路9の吸気バルブ6側を気密遮断可能なバルブとして、吸気通路9の吸気バルブ6上流側に設けた吸気カットバルブ12と、開閉タイミングを任意に制御可能な吸気バルブ6との両方を用いる。このため、吸気通路9を吸気カットバルブ12及び吸気バルブ6で気密遮断でき、さらに気密性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るエンジンの制御装置を示す図
【図2】第1の実施形態で吸気マニホールドを密閉した状態を示す図
【図3】アイドルストップ装置付き車両における動力系構成の概略図
【図4】エンジン停止時におけるバルブ制御を示すフローチャート
【図5】エンジン再始動時におけるバルブ制御を示すフローチャート
【図6】エンジン停止前からエンジン再始動後までの各パラメータを示すタイミングチャート
【図7】第2の実施形態に係るエンジンの制御装置を示す図
【図8】電磁駆動式の吸気バルブ若しくは排気バルブを示す図
【図9】第2の実施形態で吸気通路を密閉した状態を示す図
【図10】第2及び第3の実施形態におけるエンジン停止時のバルブ制御を示すフローチャート
【図11】第2及び第3の実施形態におけるエンジン再始動時のバルブ制御を示すフローチャート
【図12】第3の実施形態に係るエンジンの制御装置を示す図
【図13】第3の実施形態で吸気通路を密閉した状態を示す図
【符号の説明】
1 エンジン
2 シリンダ
6 吸気バルブ
7 排気バルブ
9 吸気通路
10 吸気マニホールド
11 電制スロットルバルブ
12 吸気カットバルブ
19 EGRバルブ
20 ブローバイカットバルブ
21 パージカットバルブ
22 ブレーキ負圧カットバルブ
23 エアフロメータ
24 ブーストセンサ
25 クランク角センサ
26 キースイッチ
30 エンジン制御回路
Claims (12)
- 吸気通路の吸気マニホールド上流側を気密遮断可能な第1吸気遮断バルブと、
吸気通路の吸気バルブ側を気密遮断可能な第2吸気遮断バルブと、
前記第1吸気遮断バルブと前記第2吸気遮断バルブとの間の吸気通路に連通する配管を気密遮断可能な配管遮断バルブと、を備え、
エンジン停止時に、次回の再始動まで、前記第1吸気遮断バルブ、前記第2吸気遮断バルブ、及び前記配管遮断バルブを閉じて、吸気通路内を負圧状態に維持することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 前記第1吸気遮断バルブとして、電制スロットルバルブを用いることを特徴とする請求項1記載のエンジンの制御装置。
- 前記第2吸気遮断バルブとして、吸気通路の吸気バルブ上流側に吸気カットバルブを設けることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジンの制御装置。
- 前記第2吸気遮断バルブとして、開閉タイミングを任意に制御可能な吸気バルブを用いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジンの制御装置。
- 前記第2吸気遮断バルブとして、吸気通路の吸気バルブ上流側に設けた吸気カットバルブと、開閉タイミングを任意に制御可能な吸気バルブとの両方を用いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジンの制御装置。
- エンジン停止時に、前記配管遮断バルブ、前記第1吸気遮断バルブ、前記第2吸気遮断バルブの順で閉じることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置。
- 前記第1吸気遮断バルブは、時間経過と共に徐々に閉じることを特徴とする請求項6記載のエンジンの制御装置。
- 開閉タイミングを任意に制御可能な排気バルブを備え、
エンジン停止時に、前記排気バルブを開くことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置。 - エンジン再始動時は、エンジン回転開始後に、前記第1吸気遮断バルブ及び前記第2吸気遮断バルブを開くことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置。
- 前記第2吸気遮断バルブを開くタイミングは、前記第1吸気遮断バルブを開くタイミングより早いことを特徴とする請求項9記載のエンジンの制御装置。
- 前記第1吸気遮断バルブは、時間経過と共に徐々に開くことを特徴とする請求項9または請求項10記載のエンジンの制御装置。
- 吸気通路内の圧力を検出するブーストセンサを備え、
前記ブーストセンサの検出圧力に基づき、エンジン再始動時の吸気通路内の空気質量を演算することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置。
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