JP2010096078A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナからの吸気を内燃機関1の各気筒2ごとへの吸気通路6に分配するサージタンク5に,還流排気ガス導入部10,11及び吸気付加ガス導入ポート12を開口するとともに,吸気圧に対する圧力センサ16を装着して成る吸気装置において,前記圧力センサの還流排気ガスによる熱害を低減する。
【解決手段】前記サージタンク内のうち前記還流排気ガス導入部からずれた部位に,前記サージタンク内に開放する溝型にした流れ通路14を設けて,この溝型流れ通路の一端に,前記吸気付加ガス導入ポート12を開口する一方,前記溝型流れ通路の上部に,前記圧力センサ16を配設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,複数の気筒を有する内燃機関において,エアクリーナからの吸気を各気筒に分配するための吸気装置に関するものである。
最近,この種の吸気装置には,エアクリーナからの吸気を,スロットル弁を経てサージタンクに導入し,このサージタンクから各気筒ごとの吸気通路を介して各気筒に分配するという構成にしている。
従来,前記した構成の吸気装置においては,例えば,特許文献1〜3等に記載されているように,前記サージタンクに,排気系からの還流排気ガス導入部を設けることにより,吸気系への還流排気ガスを,前記サージタンク内において,各気筒への吸気に混合するという構成にしている。
実開昭61−70511号公報 実開昭63−63570号公報 特開平10−103168号公報
しかし,前記した従来の構造においては,そのサージタンクに,前記特許文献2等に記載されているように,吸気圧を検出するための圧力センサを取付けた場合,この圧力センサに,前記還流排気ガス導入部から導入される高い温度の排気ガスの熱害が及ぶことになるから,前記圧力センサの劣化が促進されるばかりか,前記圧力センサにおける検出精度が低下する等の問題を招来するのであった。
本発明は,前記サージタンクには,前記特許文献1,3等に記載されているいるように,内燃機関におけるシリンダヘッドカバー又はクランクケースからのブローバイガスとか,或いは,燃料タンクから排出されるエバポレーションガス等のような吸気付加ガスを導入するためのポートが設けられていることに着目し,これを利用して,前記した問題を解消することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は,
「エアクリーナからの吸気を内燃機関の各気筒ごとへの吸気通路に分配するサージタンクに,還流排気ガス導入部及び吸気付加ガス導入ポートを開口するとともに,吸気圧に対する圧力センサを装着して成る吸気装置において,
前記サージタンク内のうち前記還流排気ガス導入部からずれた部位に,前記サージタンク内に開放する溝型にした流れ通路を設けて,この溝型流れ通路の一端に,前記吸気付加ガス導入ポートを,当該吸気付加ガス導入ポートからの吸気付加ガスが前記溝型流れ通路内を通ってサージタンク内に流入するように開口する一方,前記溝型流れ通路における途中のうち前記サージタンク内に開放された部分に,前記圧力センサを配設する。」
ことを特徴としている。
この構成によると,吸気付加ガス導入ポートからサージタンク内に導入されるブローバイガス等の吸気付加ガスは,前記サージタンク内に形成した溝型の流れ通路内を流れるから,圧力センサを,この溝型の流れ通路における途中のうち前記サージタンク内に開放された部分に配設することにより,前記圧力センサの付近を,前記溝型流れ通路内を流れる前記吸気付加ガスの雰囲気にすることができる。
これにより,前記圧力センサに,前記サージタンク内に導入される還流排気ガスの熱害が及ぶことを確実に少なくできるから,前記圧力センサの劣化を大幅に低減できるとともに,その検出精度を向上できる。
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図3の図面について説明する。
これらの図において,符号1は,複数(三つ)の気筒2を備えた内燃機関を示し,その一つの長手側面3には,耐熱合成樹脂製の吸気マニホールド4が接合されている。
この吸気マニホールド4は,一つのサージタンク5と,このサージタンク5の底部から前記内燃機関1の各気筒2における吸気ポート2aごとに延びる吸気通路6とから成り,前記サージタンク5と前記各吸気通路6とを一体に連結する接合用フランジ部7を,前記内燃機関1における一つの長手側面3に対して,その間にシール用のガスケットを挟んで,図示しない複数本のボルト(図示せず)による締結にて着脱可能に接合するという構成にされている。
前記吸気マニホールド4におけるサージタンク5の上面には,吸気入口8が一体に設けられ,この吸気入口8には,スロットル弁を内蔵したスロットルボデー9が取付けられ,このスロットルボデー9の上流側には,図示していないが,エアクリーナからの吸気経路が接続されている。
また,前記吸気マニホールド4におけるサージタンク5の内部には,前記内燃機関1における一つの長手側面3にこれから突出するように固着した排気ガス還流通路10が差し込まれており,前記内燃機関1の排気系における排気ガスの一部を,前記排気ガス還流通路10を通してその先端におけるポート11から前記サージタンク5内に導入するように構成している。
更にまた,前記サージタンク5内のうちその底面板5aと一つの側面板5bとの両方に隣接する部分には,吸気付加ガス導入ポート12が,前記底面板5aと一つの側面板5bとの両方と略平行に延びるように設けられ,前記内燃機関1におけるシリンダヘッドカバー又はクランクケースからのブローバイガスとか,或いは,燃料タンクから排出されるエバポレーションガス等のような吸気付加ガスを,前記吸気付加ガス導入ポート12より前記サージタンク5内に導入するように構成している。
そして,前記サージタンク5内のうちその底面板5aの上面には,仕切り板13が前記一つの側面板5bと略平行に延びるように設けることにより,この仕切り板13と前記一つの側面板5bと前記底面板5aとの三者で囲われた部分を,少なくとも上面のみが前記サージタンク内に開放されるように溝型にした流れ通路14に形成して,この溝型流れ通路14における一端の内部に,前記吸気付加ガス導入ポート12が,当該吸気付加ガス導入ポートからの吸気付加ガスが前記溝型流れ通路内を通ってサージタンク内に流入するように開口している。
前記サージタンク5における天井板5cのうち前記溝型流れ通路14の略真上の上方部分には,センサ取付け孔15が穿設され,このセンサ取付け孔15内には,前記サージタンク5における吸気圧力を検出する圧力センサ16が着脱可能に差し込み装着されている。
この場合,当該圧力センサ16における先端面16aは,前記仕切り板13の上端に,図3に示すように,その間に適宜寸法Sの隙間を有するように近接している一方,前記排気ガス還流通路10の先端におけるポート11は,前記溝型流れ通路14とは反対の方向に向いている。
また,前記溝型流れ通路14の他端には,図3に示すように,前記仕切り板13の終端から適宜寸法Lだけ離れた部位に衝立板17が,底面板5aから突出するように設けられている。
この構成において,吸気マニホールド4における吸気入口8からサージタンク5内に入った吸気は,このサージタンク5内において,排気ガス還流通路10からの還流排気ガス及び吸気付加ガス導入ポート12からのブローバイガス等の吸気付加ガスが混合されたのち,各気筒2に,その各々における吸気通路6を介して分配される。
前記吸気付加ガス導入ポート12からサージタンク5内に導入されるブローバイガス等の吸気付加ガスは,前記サージタンク5内に前記底面板5aと側面板5bと仕切り板13とで上面を開放するように形成した溝型の流れ通路14内を流れることにより,この溝型流れ通路14の上部に配設した圧力センサ16の付近は,前記溝型流れ通路14内を流れる吸気付加ガスの雰囲気になるから,前記圧力センサ16に,前記排気ガス還流通路10からの還流排気ガスによる熱害が及ぶことを確実に低減できる。
なお,前記圧力センサ16は,図1に示すように,前記仕切り板13と前記衝立板17とで囲まれていることにより,前記吸気付加ガス導入ポート12からの吸気付加ガスの導入した停止した場合においても,これに還流排気ガスによる熱害が及ぶことを回避できる。
一方,前記溝型の流れ通路14内を流れるブローバイガス等の吸気付加ガスは,溝型流れ通路14の上面開放部から出て,サージタンク5内の吸気に混合されると同時に,当該溝型の流れ通路14における他端の衝立板17に突き当たり,この衝立板17と前記仕切り板13との間に寸法Lの隙間から出て,サージタンク5内の吸気に混合される。
ところで,前記吸気付加ガス導入ポート12は,各気筒への吸気付加ガスの均等な混合を図るために,前記サージタンク5内のうち中央付近において開口するように構成することが望ましい。
しかし,このように構成すると,前記吸気付加ガス導入ポート12が長くなるので,合成樹脂製のサージタンク5と一体に前記長い吸気付加ガス導入ポート12を成形することができなくなる。
これに対し,前記したように,溝型の流れ通路14と,圧力センサ16を利用するという構成にすることにより,合成樹脂製のサージタンク5の成形の際に,前記仕切り板13と前記衝立板17とを追加して成形することで,吸気付加ガス導入ポート12を短いものとしたままで,ブローバイガス等の吸気付加ガスをサージタンク5内の中央付近に導くことができる。
一部切欠平面図である。 図1のII−II視断面図である。 図1のIII −III 視拡大断面図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
2a 吸気ポート
4 吸気マニホールド
5 サージタンク
6 吸気通路
8 吸気入口
10 排気ガス還流通路
12 吸気付加ガス導入ポート
14 溝型流れ通路
16 圧力センサ

Claims (1)

  1. エアクリーナからの吸気を内燃機関の各気筒ごとへの吸気通路に分配するサージタンクに,還流排気ガス導入部及び吸気付加ガス導入ポートを開口するとともに,吸気圧に対する圧力センサを装着して成る吸気装置において,
    前記サージタンク内のうち前記還流排気ガス導入部からずれた部位に,前記サージタンク内に開放する溝型にした流れ通路を設けて,この溝型流れ通路の一端に,前記吸気付加ガス導入ポートを,当該吸気付加ガス導入ポートからの吸気付加ガスが前記溝型流れ通路内を通ってサージタンク内に流入するように開口する一方,前記溝型流れ通路における途中のうち前記サージタンク内に開放された部分に,前記圧力センサを配設することを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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