JPH1037781A - 内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造 - Google Patents
内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造Info
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- JPH1037781A JPH1037781A JP19448396A JP19448396A JPH1037781A JP H1037781 A JPH1037781 A JP H1037781A JP 19448396 A JP19448396 A JP 19448396A JP 19448396 A JP19448396 A JP 19448396A JP H1037781 A JPH1037781 A JP H1037781A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタおよびループ状連結管を使用せずに
不純物の侵入防止機能を有し、あらゆるタイプの圧力セ
ンサへの適用を可能にし、かつ、圧力センサの機能を長
期間持続させ、長期間にわたって高いエンジン出力の制
御を可能にした内燃機関用吸気管圧力センサ取付構造を
提供する。 【解決手段】 吸気管2の内部に突出するように圧力セ
ンサ1の圧力導入口4を設け、該圧力導入口4に吸気管
2内を流れる吸気が直接当たらないように圧力導入口4
の周囲に整流部材5を設ける。このような構成とするこ
とで、整流部材5に吸気が衝突することにより、吸気は
降温され、吸気中に含まれる水分や油分は液滴となり整
流部材5に付着するので冷却凝集することができ、この
とき、液滴となる水分や油分には吸気中の埃も含有する
ので、不純物の圧力センサ1への侵入を防止できる。
不純物の侵入防止機能を有し、あらゆるタイプの圧力セ
ンサへの適用を可能にし、かつ、圧力センサの機能を長
期間持続させ、長期間にわたって高いエンジン出力の制
御を可能にした内燃機関用吸気管圧力センサ取付構造を
提供する。 【解決手段】 吸気管2の内部に突出するように圧力セ
ンサ1の圧力導入口4を設け、該圧力導入口4に吸気管
2内を流れる吸気が直接当たらないように圧力導入口4
の周囲に整流部材5を設ける。このような構成とするこ
とで、整流部材5に吸気が衝突することにより、吸気は
降温され、吸気中に含まれる水分や油分は液滴となり整
流部材5に付着するので冷却凝集することができ、この
とき、液滴となる水分や油分には吸気中の埃も含有する
ので、不純物の圧力センサ1への侵入を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気管
内圧力を検出する内燃機関用吸気管圧力センサの取付構
造に関する。
内圧力を検出する内燃機関用吸気管圧力センサの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、走行中に種々に変化する状
況に対して、常に効率よくまた高出力かつ燃費性能に優
れた走行が要求される。そこで、自動車の快適な走行を
実現するために、自動車には各種センサが設けられてお
り、その検出値を予め設定された値と比較、あるいは、
予め決められたプログラムに従って、内燃機関やブレー
キ等を始めとする種々の制御が行われている。
況に対して、常に効率よくまた高出力かつ燃費性能に優
れた走行が要求される。そこで、自動車の快適な走行を
実現するために、自動車には各種センサが設けられてお
り、その検出値を予め設定された値と比較、あるいは、
予め決められたプログラムに従って、内燃機関やブレー
キ等を始めとする種々の制御が行われている。
【0003】このような制御がなされるものの一例とし
て、内燃機関へ燃料を噴射する燃料噴射装置がある。燃
料噴射装置の制御方式としては、スピードデンシテイコ
ントロール方式が知られている。この制御方式は、一サ
イクル当たりのエンジンに吸入される空気量を吸気管圧
力を測定することによって求め、この圧力に対して噴射
量を制御する。
て、内燃機関へ燃料を噴射する燃料噴射装置がある。燃
料噴射装置の制御方式としては、スピードデンシテイコ
ントロール方式が知られている。この制御方式は、一サ
イクル当たりのエンジンに吸入される空気量を吸気管圧
力を測定することによって求め、この圧力に対して噴射
量を制御する。
【0004】吸気管圧力の測定は、圧力センサによって
なされる。従来のこの圧力センサの取り付けは、図24
に示されるように、内燃機関Eに連結される吸気管2に
吸気圧取出口31を設け、連結管32によって吸気圧取
出口31と圧力センサ1とを連結している。したがっ
て、吸気管2内の圧力は、圧力取出口31、連結管32
を介して、圧力センサ1によって検出される。
なされる。従来のこの圧力センサの取り付けは、図24
に示されるように、内燃機関Eに連結される吸気管2に
吸気圧取出口31を設け、連結管32によって吸気圧取
出口31と圧力センサ1とを連結している。したがっ
て、吸気管2内の圧力は、圧力取出口31、連結管32
を介して、圧力センサ1によって検出される。
【0005】ところで、吸気管2内には、ブローバイガ
ス、ブローバイオイル、ERGガス等の水分および油
分、あるいは、埃等の不純物が混在しており、これら不
純物が圧力センサ1内に侵入すると、不純物の付着によ
る精度の低下あるいは耐久性の低下といった問題を生じ
る。そこで、連結管32にフィルタ33を介在させ、圧
力センサ1内への不純物の侵入を防止している。
ス、ブローバイオイル、ERGガス等の水分および油
分、あるいは、埃等の不純物が混在しており、これら不
純物が圧力センサ1内に侵入すると、不純物の付着によ
る精度の低下あるいは耐久性の低下といった問題を生じ
る。そこで、連結管32にフィルタ33を介在させ、圧
力センサ1内への不純物の侵入を防止している。
【0006】また、図25に示すように、圧力センサ1
には、吸気管2の外部に直接ねじ等で固定されるものも
ある。このような圧力センサ1の場合は、吸気管2内の
吸気圧を検出するための圧力導入口4が、吸気管2の内
部に突出するように設けられている。圧力センサ1内へ
の不純物の侵入を防止するために、この圧力センサ1の
取り付け構造の場合には、圧力導入口4内にフィルタ3
4を介在させている。
には、吸気管2の外部に直接ねじ等で固定されるものも
ある。このような圧力センサ1の場合は、吸気管2内の
吸気圧を検出するための圧力導入口4が、吸気管2の内
部に突出するように設けられている。圧力センサ1内へ
の不純物の侵入を防止するために、この圧力センサ1の
取り付け構造の場合には、圧力導入口4内にフィルタ3
4を介在させている。
【0007】図26に示すように、圧力センサ1内への
不純物の侵入をより一層完全に防止するために、図24
を基にして説明した圧力センサの取付構造において、連
結管34をループ状連結管35としたものがある。この
ように、ループ状連結管35とすることによって、ルー
プ状連結管35を通過中の吸気は、ループ状連結管35
の環状部分に衝突することによって降温され、吸気中に
含まれる水分あるいは油分は凝縮して液滴となり、ルー
プ状連結管35内に付着するので、吸気から分離するこ
とができる。このとき、液滴となる水分あるいは油分
は、吸気中の埃も含有するので、不純物の圧力センサ1
内への侵入を防止することができる。
不純物の侵入をより一層完全に防止するために、図24
を基にして説明した圧力センサの取付構造において、連
結管34をループ状連結管35としたものがある。この
ように、ループ状連結管35とすることによって、ルー
プ状連結管35を通過中の吸気は、ループ状連結管35
の環状部分に衝突することによって降温され、吸気中に
含まれる水分あるいは油分は凝縮して液滴となり、ルー
プ状連結管35内に付着するので、吸気から分離するこ
とができる。このとき、液滴となる水分あるいは油分
は、吸気中の埃も含有するので、不純物の圧力センサ1
内への侵入を防止することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、圧力センサ1内への不純物侵入防止のために、従来
はフィルタ33,34やループ状連結管35を使用して
いたので次のような問題がある。
に、圧力センサ1内への不純物侵入防止のために、従来
はフィルタ33,34やループ状連結管35を使用して
いたので次のような問題がある。
【0009】まず、フィルタ33,34を使用した場合
には、吸気中に含まれている水分、油分および埃がフィ
ルタ33,34に付着するので、圧力センサ1を不純物
から保護してその機能を維持することができる。しか
し、フィルタ33,34に付着した水分や油分に埃が付
着することによって、フィルタ33,34の目詰りが起
こり、実際の吸気管2の吸気圧の検出をすることができ
なくなって、例え圧力センサ1がフィルタ33,34に
よって保護されて、その機能が維持されても、精度の高
い圧力を検出することができず、燃料噴射制御に影響を
及ぼすので、出力の高いエンジン制御ができないという
問題がある。
には、吸気中に含まれている水分、油分および埃がフィ
ルタ33,34に付着するので、圧力センサ1を不純物
から保護してその機能を維持することができる。しか
し、フィルタ33,34に付着した水分や油分に埃が付
着することによって、フィルタ33,34の目詰りが起
こり、実際の吸気管2の吸気圧の検出をすることができ
なくなって、例え圧力センサ1がフィルタ33,34に
よって保護されて、その機能が維持されても、精度の高
い圧力を検出することができず、燃料噴射制御に影響を
及ぼすので、出力の高いエンジン制御ができないという
問題がある。
【0010】次に、ループ状連結管35の使用に関して
は、フィルタ33,34のような目詰まりがないので有
効であるが、図25で説明した吸気管2に圧力センサ1
を直に固定するものへの適用ができないので、このよう
なタイプのものにはフィルタ34を使用せざるを得な
い。そのために上述のような問題を解決することはでき
ない。
は、フィルタ33,34のような目詰まりがないので有
効であるが、図25で説明した吸気管2に圧力センサ1
を直に固定するものへの適用ができないので、このよう
なタイプのものにはフィルタ34を使用せざるを得な
い。そのために上述のような問題を解決することはでき
ない。
【0011】本発明は、フィルタ33,34およびルー
プ状連結管35を使用しないようにして、あらゆるタイ
プの圧力センサ1への適用を可能にし、かつ、圧力セン
サ1の機能を長期間持続させ、長期間にわたって高いエ
ンジン出力の制御を可能にした内燃機関用吸気管圧力セ
ンサ取付構造を提供するものである。
プ状連結管35を使用しないようにして、あらゆるタイ
プの圧力センサ1への適用を可能にし、かつ、圧力セン
サ1の機能を長期間持続させ、長期間にわたって高いエ
ンジン出力の制御を可能にした内燃機関用吸気管圧力セ
ンサ取付構造を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1の発明においては、内燃機関の
吸気管内圧力を検出する圧力センサの取付構造におい
て、吸気管の内部に突出するように圧力センサの圧力導
入口を設け、該圧力導入口に吸気管内を流れる吸気が直
接当たらないように圧力導入口の周囲に整流部材を設け
たことを特徴とする。
成するために、請求項1の発明においては、内燃機関の
吸気管内圧力を検出する圧力センサの取付構造におい
て、吸気管の内部に突出するように圧力センサの圧力導
入口を設け、該圧力導入口に吸気管内を流れる吸気が直
接当たらないように圧力導入口の周囲に整流部材を設け
たことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明では、前記整流部材は、前
記吸気管内を流れる吸気の流れ方向に対して所定の角度
で、複数枚の板の側縁に隙間を設けて形成したことを特
徴とする。
記吸気管内を流れる吸気の流れ方向に対して所定の角度
で、複数枚の板の側縁に隙間を設けて形成したことを特
徴とする。
【0014】請求項3の発明では、前記整流部材は、一
端が開放した筒状であることを特徴とする。
端が開放した筒状であることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明では、前記整流部材は、そ
の表面に複数個の孔を有することを特徴とする。
の表面に複数個の孔を有することを特徴とする。
【0016】請求項5の発明では、前記整流部材に、底
面を設けたことを特徴とする。
面を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項6の発明では、前記整流部材は、パ
イプの両端をほぼ直角に曲げて吸気管内に開口させ、該
パイプの長尺部に圧力導入口を開口させたことを特徴と
する。
イプの両端をほぼ直角に曲げて吸気管内に開口させ、該
パイプの長尺部に圧力導入口を開口させたことを特徴と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】吸気管の内部に圧力導入口(また
は吸気圧取出口)が突出するように圧力センサを固定
し、該圧力導入口に吸気管内を流れる吸気が直接当たら
ないように圧力導入口の周囲に整流部材を設けると、吸
気中に含まれている水分や油分を整流部材に冷却凝集
し、圧力導入口の回りの吸気から、水分や油分を分離
し、かつ、この凝集分離した水分や油分に埃が付着して
除去される。
は吸気圧取出口)が突出するように圧力センサを固定
し、該圧力導入口に吸気管内を流れる吸気が直接当たら
ないように圧力導入口の周囲に整流部材を設けると、吸
気中に含まれている水分や油分を整流部材に冷却凝集
し、圧力導入口の回りの吸気から、水分や油分を分離
し、かつ、この凝集分離した水分や油分に埃が付着して
除去される。
【0019】前記整流部材は、前記吸気管内を流れる吸
気の流れ方向に対して所定の角度で複数枚の板の側縁に
隙間を設けて形成、または、一端が開放した筒状体で形
成することにより、整流部材によって吸気の流れ方向を
変えられる。それにより、流動抵抗を少なくして吸気の
流速を速くし、吸気の流れに対する上流側と下流側の両
方で、吸気の冷却効果を高め、吸気中に含まれている水
分や油分が整流部材内に効率よく冷却凝集される。
気の流れ方向に対して所定の角度で複数枚の板の側縁に
隙間を設けて形成、または、一端が開放した筒状体で形
成することにより、整流部材によって吸気の流れ方向を
変えられる。それにより、流動抵抗を少なくして吸気の
流速を速くし、吸気の流れに対する上流側と下流側の両
方で、吸気の冷却効果を高め、吸気中に含まれている水
分や油分が整流部材内に効率よく冷却凝集される。
【0020】前記整流部材が、その表面に複数個の孔を
有する場合には、吸気が整流部材の周囲で、より多くの
乱流となる。そのため、整流部材への熱伝達が良くな
り、吸気の降温作用を活発にすることができる。また、
整流部材全体としての表面積が大きくなることでも、吸
気の降温作用を活発にする。
有する場合には、吸気が整流部材の周囲で、より多くの
乱流となる。そのため、整流部材への熱伝達が良くな
り、吸気の降温作用を活発にすることができる。また、
整流部材全体としての表面積が大きくなることでも、吸
気の降温作用を活発にする。
【0021】前記整流部材に、底面を設ける場合には、
さらに、吸気が整流部材に衝突する際に発生する共鳴を
防止する。
さらに、吸気が整流部材に衝突する際に発生する共鳴を
防止する。
【0022】前記整流部材は、パイプの両端をほぼ直角
に曲げて吸気管内に開口させ、該パイプの長尺部に圧力
導入口を開口させた構成とすることもできる。この場合
には、整流部材内での吸気の流動は少なく、整流部材内
に滞留している吸気は整流部材の内周面で冷却されて水
分あるいは油が分離されると同時に埃も分離され、分離
された水分や油分を埃と共に両端部から排出する。
に曲げて吸気管内に開口させ、該パイプの長尺部に圧力
導入口を開口させた構成とすることもできる。この場合
には、整流部材内での吸気の流動は少なく、整流部材内
に滞留している吸気は整流部材の内周面で冷却されて水
分あるいは油が分離されると同時に埃も分離され、分離
された水分や油分を埃と共に両端部から排出する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例の内燃機関用吸気管
圧力センサの取付構造を添付図面に基づいて説明する。
従来技術の欄で説明したものと同一の部材には同一の符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
圧力センサの取付構造を添付図面に基づいて説明する。
従来技術の欄で説明したものと同一の部材には同一の符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0024】本発明の第一の実施例を説明する。図1お
よび図2において、圧力センサ1が吸気管2の外部にね
じ等(図示省略)によって固定されている。吸気管2の
内部の吸気流路3に、圧力センサ1の圧力導入口4が突
出している。吸気管2を流れる吸気が圧力導入口4に直
接当たらないように、圧力導入口4の周囲を覆うように
整流部材5を設ける。整流部材5は、図3に示すよう
に、断面L字状に形成した2枚の板を、互いに向き合う
ように配設して、その上端が吸気管2の内壁に固定され
る。このとき、整流部材5の側縁は、整流部材5の内部
に吸気が流入するように隙間6を設けて、溶接等の方法
で整流部材5と吸気管2とが固定されている。
よび図2において、圧力センサ1が吸気管2の外部にね
じ等(図示省略)によって固定されている。吸気管2の
内部の吸気流路3に、圧力センサ1の圧力導入口4が突
出している。吸気管2を流れる吸気が圧力導入口4に直
接当たらないように、圧力導入口4の周囲を覆うように
整流部材5を設ける。整流部材5は、図3に示すよう
に、断面L字状に形成した2枚の板を、互いに向き合う
ように配設して、その上端が吸気管2の内壁に固定され
る。このとき、整流部材5の側縁は、整流部材5の内部
に吸気が流入するように隙間6を設けて、溶接等の方法
で整流部材5と吸気管2とが固定されている。
【0025】このように整流部材5を設けることによっ
て、吸気管2内を流れる吸気は、整流部材5に衝突する
ことによって降温されて、吸気中に含まれる水分あるい
は油分は、凝縮して液滴となり整流部材5に付着するの
で、吸気から水分あるいは油を分離することができる。
この時、液滴となる水分あるいは油分には、吸気中の埃
も含有しているので、埃も同時に分離される。したがっ
て、フィルタがなくても圧力センサ1への不純物の侵入
を防ぐことができる。
て、吸気管2内を流れる吸気は、整流部材5に衝突する
ことによって降温されて、吸気中に含まれる水分あるい
は油分は、凝縮して液滴となり整流部材5に付着するの
で、吸気から水分あるいは油を分離することができる。
この時、液滴となる水分あるいは油分には、吸気中の埃
も含有しているので、埃も同時に分離される。したがっ
て、フィルタがなくても圧力センサ1への不純物の侵入
を防ぐことができる。
【0026】また整流部材5は、図4に示すように、吸
気流路3に面して隙間6が位置するように、吸気管2に
固定することで、隙間6を通過する時に流速が速めら
れ、L字状の部分に衝突して乱流となって冷却効果が高
められ、かつ、吸気流路3の上流側に位置する整流部材
5の側面に、吸気が垂直に衝突して乱流となって冷却効
果が高められ、整流部材5の内外面で水分あるいは油を
分離することができる。したがって、このように整流部
材5を配置させることで、上述の不純物侵入防止機能
は、より効果的に発揮される。また、隙間6を設けるこ
とにより、吸気が整流部材5に衝突した時に発生する共
鳴を防止することができる。
気流路3に面して隙間6が位置するように、吸気管2に
固定することで、隙間6を通過する時に流速が速めら
れ、L字状の部分に衝突して乱流となって冷却効果が高
められ、かつ、吸気流路3の上流側に位置する整流部材
5の側面に、吸気が垂直に衝突して乱流となって冷却効
果が高められ、整流部材5の内外面で水分あるいは油を
分離することができる。したがって、このように整流部
材5を配置させることで、上述の不純物侵入防止機能
は、より効果的に発揮される。また、隙間6を設けるこ
とにより、吸気が整流部材5に衝突した時に発生する共
鳴を防止することができる。
【0027】次に第二実施例として図5に示される整流
部材7は、整流部材5と同様の機能を有するものであ
り、断面円弧状の二枚の板を対向させて設け、その上端
を吸気管2の内壁に固定している。このように、整流部
材7を円弧状にすることにより、吸気管2内の流動抵抗
を少なくすることができる。また、図6に示すように、
吸気流路3に対して、例えば45°の角度に整流部材7
の隙間6を設けることによって、整流部材7の内面に沿
って流れる吸気の流速を速くして冷却効果を高め、この
整流部材7も整流部材5と同様に、整流部材7の内外面
で水分あるいは油を分離し、不純物侵入防止機能が、よ
り効果的に発揮されると共に、隙間6を設けることで吸
気が整流部材5に衝突した時に発生する共鳴を防止する
ことができる。
部材7は、整流部材5と同様の機能を有するものであ
り、断面円弧状の二枚の板を対向させて設け、その上端
を吸気管2の内壁に固定している。このように、整流部
材7を円弧状にすることにより、吸気管2内の流動抵抗
を少なくすることができる。また、図6に示すように、
吸気流路3に対して、例えば45°の角度に整流部材7
の隙間6を設けることによって、整流部材7の内面に沿
って流れる吸気の流速を速くして冷却効果を高め、この
整流部材7も整流部材5と同様に、整流部材7の内外面
で水分あるいは油を分離し、不純物侵入防止機能が、よ
り効果的に発揮されると共に、隙間6を設けることで吸
気が整流部材5に衝突した時に発生する共鳴を防止する
ことができる。
【0028】次に第三実施例として図7に示される整流
部材8は、整流部材5と同様の機能を有するものであ
り、二枚の平板を対向させて設け、その上端を吸気管2
の内壁に固定している。そして、この整流部材8の隙間
6は、例えば45°の角度に設けられており、吸気の流
れに対して流動抵抗が少なくなるようにしている。した
がって、上流側の整流部材8によって流れの方向を変え
られた吸気の流速が速められて、その冷却効果が高めら
れる。また、整流部材8は、吸気流路3に対して図8に
示す位置に隙間6を設けることで、下流側の整流部材8
の内面でも上記上流側の整流部材8と同様に冷却効果を
高めることができる。したがって、不純物侵入防止機能
は、より効果的に発揮される。
部材8は、整流部材5と同様の機能を有するものであ
り、二枚の平板を対向させて設け、その上端を吸気管2
の内壁に固定している。そして、この整流部材8の隙間
6は、例えば45°の角度に設けられており、吸気の流
れに対して流動抵抗が少なくなるようにしている。した
がって、上流側の整流部材8によって流れの方向を変え
られた吸気の流速が速められて、その冷却効果が高めら
れる。また、整流部材8は、吸気流路3に対して図8に
示す位置に隙間6を設けることで、下流側の整流部材8
の内面でも上記上流側の整流部材8と同様に冷却効果を
高めることができる。したがって、不純物侵入防止機能
は、より効果的に発揮される。
【0029】第四実施例として図9に示す整流部材9
は、図1に示す整流部材5に底面10を設けたものであ
る。このように、底面10を設けることによって、吸気
流路3を流れる吸気によって生じる共鳴を確実に防止す
る。
は、図1に示す整流部材5に底面10を設けたものであ
る。このように、底面10を設けることによって、吸気
流路3を流れる吸気によって生じる共鳴を確実に防止す
る。
【0030】次に、第五実施例として図11および図1
2に示すように、上述の第四の実施例の内燃機関用吸気
管圧力センサの取付構造において、底面10に水抜き穴
11を備える整流部材12を吸気管2の内壁に固定して
いる。水抜き穴11を設けることによって、整流部材1
2の側壁に吸気が衝突することによって生じる水分ある
いは油分の液滴を整流部材12から排出することができ
るため、水分等の凍結の心配がない。
2に示すように、上述の第四の実施例の内燃機関用吸気
管圧力センサの取付構造において、底面10に水抜き穴
11を備える整流部材12を吸気管2の内壁に固定して
いる。水抜き穴11を設けることによって、整流部材1
2の側壁に吸気が衝突することによって生じる水分ある
いは油分の液滴を整流部材12から排出することができ
るため、水分等の凍結の心配がない。
【0031】第六の実施例として図13および図14に
示すように、吸気管2を流れる吸気が圧力導入口4に直
接当たらないように、圧力導入口4の周囲を覆うように
整流部材13を設ける。図15に示すように、整流部材
13は円筒状であり、その上端が吸気管2の内壁に固定
される。このように、整流部材13を円筒にすることに
より、吸気管2内の流動抵抗を少なくすることができ
る。そして、整流部材13の下端は開放端であり、か
つ、斜めに切断されている。図14に示すように、切断
面は吸気流路3方向、下流側に向けられている。整流部
材13の下端を斜めに切断したので、吸気が整流部材1
3に衝突しても共鳴することはない。
示すように、吸気管2を流れる吸気が圧力導入口4に直
接当たらないように、圧力導入口4の周囲を覆うように
整流部材13を設ける。図15に示すように、整流部材
13は円筒状であり、その上端が吸気管2の内壁に固定
される。このように、整流部材13を円筒にすることに
より、吸気管2内の流動抵抗を少なくすることができ
る。そして、整流部材13の下端は開放端であり、か
つ、斜めに切断されている。図14に示すように、切断
面は吸気流路3方向、下流側に向けられている。整流部
材13の下端を斜めに切断したので、吸気が整流部材1
3に衝突しても共鳴することはない。
【0032】また、このように整流部材13を筒状にし
たことから、整流部材13内では吸気の流動がほとんど
ないので、整流部材13内に吸気が滞留し、この滞留し
ている吸気は整流部材13の内周面で冷却されて、水分
あるいは油分が分離されると同時に埃も分離される。ま
た、一方整流部材13の外周面でも吸気が冷却されて水
分あるいは油が分離されると同時に埃も分離されて、例
え整流部材13内に吸気が流入したとしても、流入する
吸気の水分あるいは油および埃が少なく、かつ、整流部
材13内でも水分あるいは油を分離すると同時に埃も分
離することができる。
たことから、整流部材13内では吸気の流動がほとんど
ないので、整流部材13内に吸気が滞留し、この滞留し
ている吸気は整流部材13の内周面で冷却されて、水分
あるいは油分が分離されると同時に埃も分離される。ま
た、一方整流部材13の外周面でも吸気が冷却されて水
分あるいは油が分離されると同時に埃も分離されて、例
え整流部材13内に吸気が流入したとしても、流入する
吸気の水分あるいは油および埃が少なく、かつ、整流部
材13内でも水分あるいは油を分離すると同時に埃も分
離することができる。
【0033】図16に示される整流部材14は、整流部
材13と同様の機能を有するものであり、断面形状四角
形の筒を吸気管2に固定している。このとき、図17に
示すように、整流部材14は、吸気流路3に対向するよ
うに整流部材14の長辺を位置させて、その上端を吸気
管2の内壁に固定すると、吸気の流動抵抗を小さくでき
る。
材13と同様の機能を有するものであり、断面形状四角
形の筒を吸気管2に固定している。このとき、図17に
示すように、整流部材14は、吸気流路3に対向するよ
うに整流部材14の長辺を位置させて、その上端を吸気
管2の内壁に固定すると、吸気の流動抵抗を小さくでき
る。
【0034】図18に示される整流部材15は、整流部
材13と同様の機能を有するものであり、断面形状三角
形の筒を吸気管2の内壁に固定している。このとき、図
19に示すように、整流部材15は、吸気流路3に対向
するように整流部材15の断面形状三角形の頂角を位置
させることによって、吸気の流動抵抗を小さくできる。
材13と同様の機能を有するものであり、断面形状三角
形の筒を吸気管2の内壁に固定している。このとき、図
19に示すように、整流部材15は、吸気流路3に対向
するように整流部材15の断面形状三角形の頂角を位置
させることによって、吸気の流動抵抗を小さくできる。
【0035】続いて本発明の第七の実施例を説明する。
図20および図21に示す整流部材16は、図13ない
し図15に示す整流部材13の表面に、複数個の孔17
を設けたものである。このように、孔17を設けること
によって、整流部材16の周囲には、より多くの乱流が
生じるため、熱伝達が良くなり、吸気の降温作用を活発
にすることができる。また、整流部材16全体としての
表面積が大きくなることでも、吸気の降温作用を活発に
することができる。このように、吸気の降温を活発にす
ることにより、吸気中の水分あるいは油の分離と埃の分
離をより効果的に行うことができる。
図20および図21に示す整流部材16は、図13ない
し図15に示す整流部材13の表面に、複数個の孔17
を設けたものである。このように、孔17を設けること
によって、整流部材16の周囲には、より多くの乱流が
生じるため、熱伝達が良くなり、吸気の降温作用を活発
にすることができる。また、整流部材16全体としての
表面積が大きくなることでも、吸気の降温作用を活発に
することができる。このように、吸気の降温を活発にす
ることにより、吸気中の水分あるいは油の分離と埃の分
離をより効果的に行うことができる。
【0036】次に本発明の第八の実施例を説明する。図
22および図23に示すように、整流部材18は、パイ
プの両端をほぼ直角に曲げて両端部19を形成して吸気
管2内に開口させている。該両端部19以外のパイプ部
分を長尺部20として、該長尺部20のほぼ中央に、圧
力センサ1の圧力導入口4を受け入れるための孔を設
け、圧力導入口受け部21を形成している。整流部材1
8は、該圧力導入口受け部21に圧力導入口4を挿入す
る位置に吸気管2の内壁に固定される。
22および図23に示すように、整流部材18は、パイ
プの両端をほぼ直角に曲げて両端部19を形成して吸気
管2内に開口させている。該両端部19以外のパイプ部
分を長尺部20として、該長尺部20のほぼ中央に、圧
力センサ1の圧力導入口4を受け入れるための孔を設
け、圧力導入口受け部21を形成している。整流部材1
8は、該圧力導入口受け部21に圧力導入口4を挿入す
る位置に吸気管2の内壁に固定される。
【0037】この整流部材18においても同様に、この
整流部材18内での吸気の流動は少ないので、整流部材
18内に滞留している吸気は整流部材18の内周面で冷
却されて水分あるいは油分が分離されると同時に埃も分
離され、分離された水分や油分は埃と共に両端部19か
ら排出されて、整流部材18内は水分や油分および埃を
なくすことができる。また、整流部材18にパイプを使
用しているので、吸気の流動抵抗を少なくすることがで
きる。
整流部材18内での吸気の流動は少ないので、整流部材
18内に滞留している吸気は整流部材18の内周面で冷
却されて水分あるいは油分が分離されると同時に埃も分
離され、分離された水分や油分は埃と共に両端部19か
ら排出されて、整流部材18内は水分や油分および埃を
なくすことができる。また、整流部材18にパイプを使
用しているので、吸気の流動抵抗を少なくすることがで
きる。
【0038】本実施例において、本発明の内燃機関用吸
気管圧力センサの取付構造を説明する際に、圧力センサ
1を吸気管2に直に固定したものとしたが、本発明の実
施としては特にこれに限定されるものではなく、従来技
術の欄で図24および図26に基づいて説明した圧力セ
ンサの場合においても、圧力導入口4に対応する吸気圧
取出口31を覆うように整流部材を設けてもよい。
気管圧力センサの取付構造を説明する際に、圧力センサ
1を吸気管2に直に固定したものとしたが、本発明の実
施としては特にこれに限定されるものではなく、従来技
術の欄で図24および図26に基づいて説明した圧力セ
ンサの場合においても、圧力導入口4に対応する吸気圧
取出口31を覆うように整流部材を設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、吸気管の内部に突出するように圧力セン
サの圧力導入口を設け、該圧力導入口に吸気管内を流れ
る吸気が直接当たらないように圧力導入口の周囲に整流
部材を設け、吸気中に含まれている水分や油分を整流部
材で冷却凝集して、圧力導入口の回りの吸気から、水分
や油分を分離し、かつ、この凝集分離した水分や油分に
埃が付着して除去することができるので、フィルタおよ
びループ状連結管を使用しないようにして、あらゆるタ
イプの圧力センサへの適用を可能にし、かつ、圧力セン
サの機能を長期間持続させ、長期間にわたって高いエン
ジン出力の制御をすることができる。
発明によれば、吸気管の内部に突出するように圧力セン
サの圧力導入口を設け、該圧力導入口に吸気管内を流れ
る吸気が直接当たらないように圧力導入口の周囲に整流
部材を設け、吸気中に含まれている水分や油分を整流部
材で冷却凝集して、圧力導入口の回りの吸気から、水分
や油分を分離し、かつ、この凝集分離した水分や油分に
埃が付着して除去することができるので、フィルタおよ
びループ状連結管を使用しないようにして、あらゆるタ
イプの圧力センサへの適用を可能にし、かつ、圧力セン
サの機能を長期間持続させ、長期間にわたって高いエン
ジン出力の制御をすることができる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、前記整流
部材は、前記吸気管内を流れる吸気の流れ方向に対して
所定の角度で、複数枚の板の側縁に隙間を設けて形成し
たので、整流部材によって吸気の流れ方向を変えること
により、流動抵抗を少なくして吸気の流速を速くし、吸
気の流れに対する上流側と下流側の両方で吸気の冷却効
果を高めて吸気中に含まれている水分や油分を整流部材
で効率よく冷却凝集できる。その他、請求項1に記載の
発明と同様の効果を有する。
部材は、前記吸気管内を流れる吸気の流れ方向に対して
所定の角度で、複数枚の板の側縁に隙間を設けて形成し
たので、整流部材によって吸気の流れ方向を変えること
により、流動抵抗を少なくして吸気の流速を速くし、吸
気の流れに対する上流側と下流側の両方で吸気の冷却効
果を高めて吸気中に含まれている水分や油分を整流部材
で効率よく冷却凝集できる。その他、請求項1に記載の
発明と同様の効果を有する。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、前記整流
部材は、一端が開放した筒状としたので、整流部材の内
部に吸気を滞留させて冷却し、水分や油分及び埃を分離
することができる。整流部材が一の構成部材となり、製
造および工場での組立が容易となる。その他、請求項1
に記載の発明と同様の効果を有する。
部材は、一端が開放した筒状としたので、整流部材の内
部に吸気を滞留させて冷却し、水分や油分及び埃を分離
することができる。整流部材が一の構成部材となり、製
造および工場での組立が容易となる。その他、請求項1
に記載の発明と同様の効果を有する。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、整流部材
の表面に複数個の孔を有することとしたので、吸気が整
流部材に衝突する際に、整流部材に空気が共鳴するのを
防ぐので、騒音の発生を防止することができる。孔を備
える整流部材には、より多くの乱流が生じるため、熱伝
達が良くなり、吸気の降温作用を活発にすることがで
き、また、整流部材全体としての表面積が大きくなるこ
とでも、吸気の降温作用を活発にすることができる。そ
の他、請求項1に記載の発明と同様の効果を有する。
の表面に複数個の孔を有することとしたので、吸気が整
流部材に衝突する際に、整流部材に空気が共鳴するのを
防ぐので、騒音の発生を防止することができる。孔を備
える整流部材には、より多くの乱流が生じるため、熱伝
達が良くなり、吸気の降温作用を活発にすることがで
き、また、整流部材全体としての表面積が大きくなるこ
とでも、吸気の降温作用を活発にすることができる。そ
の他、請求項1に記載の発明と同様の効果を有する。
【0043】請求項5に記載の発明によれば、整流部材
に底面を設けているので、整流部材の形状および孔の形
状等に左右されることなく、整流部材に空気が共鳴され
るのを確実に防ぐので騒音の発生を防止することができ
る。その他、請求項1に記載の発明と同様の効果を有す
る。
に底面を設けているので、整流部材の形状および孔の形
状等に左右されることなく、整流部材に空気が共鳴され
るのを確実に防ぐので騒音の発生を防止することができ
る。その他、請求項1に記載の発明と同様の効果を有す
る。
【0044】請求項6に記載の発明によれば、整流部材
をパイプの両端をほぼ直角に曲げて吸気管内に開口さ
せ、該パイプの長尺部に圧力導入口を開口させた構成と
したので、整流部材内での吸気の流動は少ないので、整
流部材内に滞留している吸気は整流部材の内周面で冷却
されて、水分あるいは油分が分離されると同時に埃も分
離され、分離された水分や油分は埃と共に両端部から排
出されて、整流部材内に水分や油分および埃をなくすこ
とができる。また、上述の形状の整流部材は、吸気管の
内壁に溶接等で固定できる面積が大きいので安定性が高
く、パイプを使用していることから、吸気による流動抵
抗に対して耐久性が向上する。また、整流部材内で液滴
となる水分、油分等の不純物等は、両端部を下方に開口
していることによって、整流部材から排出できるので、
目詰まりしない。その他、請求項1に記載の発明と同様
の効果を有する。
をパイプの両端をほぼ直角に曲げて吸気管内に開口さ
せ、該パイプの長尺部に圧力導入口を開口させた構成と
したので、整流部材内での吸気の流動は少ないので、整
流部材内に滞留している吸気は整流部材の内周面で冷却
されて、水分あるいは油分が分離されると同時に埃も分
離され、分離された水分や油分は埃と共に両端部から排
出されて、整流部材内に水分や油分および埃をなくすこ
とができる。また、上述の形状の整流部材は、吸気管の
内壁に溶接等で固定できる面積が大きいので安定性が高
く、パイプを使用していることから、吸気による流動抵
抗に対して耐久性が向上する。また、整流部材内で液滴
となる水分、油分等の不純物等は、両端部を下方に開口
していることによって、整流部材から排出できるので、
目詰まりしない。その他、請求項1に記載の発明と同様
の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の内燃機関用吸気管圧力セン
サの取付構造を示す概略図である。
サの取付構造を示す概略図である。
【図2】図1に示す内燃機関用吸気管圧力センサの取付
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図3】整流部材の構造を示す図である。
【図4】図3に示す整流部材を上方から見た図である
【図5】図3とは異なる整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図6】図5に示す整流部材を上方から見た図である。
【図7】図5とは異なる整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図8】図7に示す整流部材を上方から見た図である。
【図9】図7とは異なる整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図10】図9に示す整流部材を上方から見た図であ
る。
る。
【図11】図9とは異なる整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図12】図11に示す整流部材を上方から見た図であ
る。
る。
【図13】図1とは別の本発明の実施例の内燃機関用吸
気管圧力センサの取付構造を示す概略図である。
気管圧力センサの取付構造を示す概略図である。
【図14】図13に示す内燃機関用吸気管圧力センサの
取付構造を示す断面図である。
取付構造を示す断面図である。
【図15】図13に示す整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図16】図15とは異なる整流部材の構造を示す図で
ある。
ある。
【図17】図15に示す整流部材を上方から見た図であ
る。
る。
【図18】図15とは異なる整流部材の構造を示す図で
ある。
ある。
【図19】図18に示す整流部材を上方から見た図であ
る。
る。
【図20】図1および図13とは別の本発明の実施例の
内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造を示す概略図で
ある。
内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造を示す概略図で
ある。
【図21】図20に示す整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図22】図1、図13および図20とは別の本発明の
実施例の内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造を示す
概略図である。
実施例の内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造を示す
概略図である。
【図23】図22に示す整流部材の構造を示す図であ
る。
る。
【図24】従来の内燃機関用吸気管圧力センサの取付構
造を示す概略図である。
造を示す概略図である。
【図25】図24とは異なる従来の内燃機関用吸気管圧
力センサの取付構造を示す概略図である。
力センサの取付構造を示す概略図である。
【図26】ループ状連結管を備える内燃機関用吸気管従
来の圧力センサの取付構造を示す概略図である。
来の圧力センサの取付構造を示す概略図である。
1 圧力センサ 2 吸気管 3 吸気流路 4 圧力導入口 5 整流部材 6 隙間 7 整流部材 8 整流部材 9 整流部材 10 底面 12 整流部材 13 整流部材 14 整流部材 15 整流部材 16 整流部材 17 孔 18 整流部材 19 両端部 20 長尺部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 幸広 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 間渕 元章 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 横田 忠文 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気管内圧力を検出する圧力
センサの取付構造において、吸気管の内部に突出するよ
うに圧力センサの圧力導入口を設け、該圧力導入口に吸
気管内を流れる吸気が直接当たらないように圧力導入口
の周囲に整流部材を設けたことを特徴とする内燃機関用
吸気管圧力センサの取付構造。 - 【請求項2】 前記整流部材は、前記吸気管内を流れる
吸気の流れ方向に対して所定の角度で、複数枚の板の側
縁に隙間を設けて形成したことを特徴とする請求項1記
載の内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造。 - 【請求項3】 前記整流部材は、一端が開放した筒状で
あることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用吸気管
圧力センサの取付構造。 - 【請求項4】 前記整流部材は、その表面に複数個の孔
を有することを特徴とする請求項3記載の内燃機関用吸
気管圧力センサの取付構造。 - 【請求項5】 前記整流部材に、底面を設けたことを特
徴とする請求項4に記載の内燃機関用吸気管圧力センサ
の取付構造。 - 【請求項6】 前記整流部材は、パイプの両端をほぼ直
角に曲げて吸気管内に開口させ、該パイプの長尺部に圧
力導入口を開口させたことを特徴とする請求項1記載の
内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19448396A JPH1037781A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19448396A JPH1037781A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037781A true JPH1037781A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16325295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19448396A Pending JPH1037781A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 内燃機関用吸気管圧力センサの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1037781A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-07-24 JP JP19448396A patent/JPH1037781A/ja active Pending
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