JP4011939B2 - 電源ケーブルの支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械室にブレーカを配設するための取付部材に、該ブレーカに接続される電源ケーブルを位置決め保持するための保持体を設けるようにした電源ケーブルの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫や冷凍庫、あるいは熱風式保管庫等は、図5に示す如く、断熱箱体10の上部に、フロントパネル12、リアパネル14、左右両側のサイドパネル16,16(一方のみ図示)およびトップパネル18を相互に組付けることで、その内部に機械室20を画成し、この機械室20に、電気回路や電気部品の保護を目的とするブレーカ22が取付部材24を介して配設されている。また、外部電源に接続する電源ケーブル26が、前記トップパネル18に穿設した通孔を介して機械室20内に引入れられ、該ケーブル26がブレーカ22の一側部に接続される。そして、このブレーカ22の他側部から導出する接続ケーブル28が、機械室20に配設された電装箱30に接続され、該電装箱30に収容されている各種制御部品や電気部品等に、電源ケーブル26、ブレーカ22および接続ケーブル28を介して電気が供給されるよう構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記トップパネル18の通孔には、該通孔に挿通される電源ケーブル26を位置決め保持するためのクランプ部材32が配設されている。このため、機械室20内の点検・整備等のメンテナンスに際してトップパネル18を取外す際には、前記電源ケーブル26の電源側の接続を外すと共に、前記クランプ部材32を弛めて該ケーブル26に負荷が加わらないようにしなければならず、作業が煩雑であった。
【0004】
また、前記トップパネル18にはそれ程の強度は要求されておらず、薄い平板から構成されている。このため、前記クランプ部材32を介して位置決め保持されている電源ケーブル26に外力が加わると、クランプ部材32を介してトップパネル18にも外力が加わって変形するおそれがある。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、メンテナンスが容易で、しかも電源ケーブルに負荷が加わった際にパネルが変形するのを防止し得る電源ケーブルの支持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る電源ケーブルの支持構造は、
パネルにより画成される機械室に配設したブレーカに接続される電源ケーブルの支持構造であって、
前記ブレーカを機械室に配設する取付部材に、板金を折曲形成して剛性を高めた保持体が設けられ、
前記保持体は、前記取付部材の上面に載置されてネジ止めされる第1取付部と、該第1取付部の後端縁から直角上方に折曲された立上がり部と、該立上がり部の上端縁から第1取付部とは逆向きに折曲された第2取付部とを備え、
前記第2取付部に形成されて一端が開放する切欠部に対して、前記電源ケーブルを保持するクランプ部材が開放側から挿脱可能に取付けられ、
前記機械室を画成して前記第2取付部と上下に重なるトップパネルに、前記切欠部とは逆向きに開放する切欠部が設けられ、前記第2取付部から上方に延出する前記クランプ部材をトップパネルの切欠部に挿通するよう構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る電源ケーブルの支持構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、図5を参照して従来の技術で説明した機械室に関連する同一部材には、同じ符号を付すものとする。
【0008】
図1および図2は、ブレーカを機械室に配設するための取付部材を示し、図3および図4は、機械室を示す。図に示すように、冷蔵庫や冷凍庫あるいは熱風式保管庫等における断熱構造の箱状本体34の上部には、フロントパネル12、リアパネル14、左右両側のサイドパネル16,16およびトップパネル18が相互に組付けられて、その内部に機械室20が画成される。この機械室20には、複数の制御部品や電気部品等を収容した電装箱30が配設されると共に、各制御部品や電気部品等の保護を目的とするブレーカ22が、取付部材36を介して配設されている。
【0009】
前記取付部材36は、図1および図2に示す如く、下側および後側に開放する本体38を備え、該本体38の内部にブレーカ22が配設された状態で、本体38が前記箱状本体34の上面に着脱可能に配設される。また取付部材36には、本体38の前側に突出するブレーカ22を囲繞するカバー体40が、本体38の前側に着脱可能に配設されている。更に、本体38の上面後部には、板金を図示形状に折曲形成した保持体42が着脱可能に配設され、この保持体42に電源ケーブル26が位置決め保持されるよう構成される。
【0010】
前記保持体42は、前記本体38の上面に載置される第1取付部42aと、該第1取付部42aの後端縁から直角上方に折曲された立上がり部42bと、この立上がり部42bの上端縁から第1取付部42aとは逆向きに直角に折曲された第2取付部42cとから基本的に構成され、前記第1取付部42aが、本体38の上面にネジ止めされるようになっている。また第2取付部42cには、左右方向に所定長さで延在して一端(図1での右側)が開放する切欠部42dが形成され、この切欠部42dには、その開放側からクランプ部材32が挿脱可能に取付けられるよう構成される。
【0011】
前記クランプ部材32は、外部電源に接続する前記電源ケーブル26が挿通される中心通孔44aが形成されたスリーブ44に、ナット部材46が外嵌されており、前記保持体42の切欠部42dにスリーブ44を挿通した状態で、該ナット部材46を締付けることで当該クランプ部材32は保持体42に位置決め固定されるようになっている。そして、このクランプ部材32のスリーブ44に挿通された電源ケーブル26の下側の端部は、前記本体38の後部開口から内部に導入されて前記ブレーカ22の後部に接続される。またブレーカ22の後部に接続された接続ケーブル28は、図2に示す如く、本体38の後部開口から後方に引出され、その端部が前記電装箱30に接続されるよう構成してある。
【0012】
前記機械室20を画成する前記トップパネル18の一方の側端部、すなわち図4における左側端部に、左側端縁に開放する切欠部48が左右方向に所定長さで延在するよう形成される。この切欠部48は、前記機械室20に配設された取付部材36に保持体42を配設した状態で、該保持体42に形成される切欠部42dとは反対向きに開放するよう設定されている。そして、前記各パネル12,14,16,16にトップパネル18を組付けた際に、保持体42の切欠部42dから上方に延出するクランプ部材32のスリーブ44が、トップパネル18の切欠部48に挿通されるよう設定される。すなわち、保持体42の第2取付部42cとトップパネル18とを上下に重ねた際に、前記両切欠部42d,48は閉塞側がスリーブ44の直径だけ離間して対向し、これによりクランプ部材32の平面内での移動が規制されるよう構成されている。
【0013】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る電源ケーブルの支持構造の作用について説明する。前記取付部材36を介して機械室20に配設されたブレーカ22では、その後部に接続されて前記本体38の後部開口から後方に引出された接続ケーブル28が、前記電装箱30に接続される。また、取付部材36に配設された保持体42に取付けられたクランプ部材32のスリーブ44に、上方から挿通された電源ケーブル26の端部が、前記本体38の後部開口から内部に引込まれてブレーカ22の後部に接続される。すなわち、電源ケーブル26および接続ケーブル28は、何れもブレーカ22の後部に接続するよう構成したから、取付部材36に対して正面から視て左右方向にケーブル26,28が突出することはなく、コンパクトに纏めることができる。
【0014】
前記保持体42の切欠部42dは、取付部材36を機械室20に配設した状態で、図4において右方向に開放している。これに対して機械室20を画成する前記トップパネル18の左側端部には、左方向に開放する切欠部48が形成されており、この切欠部48に、保持体42から上方に延出するクランプ部材32が挿通されるようにしてトップパネル18を各パネル12,14,16,16に組付ける。これにより、クランプ部材32は、上下位置において切欠部42d,48に挿通されて、平面上での移動が規制された状態で位置決めされる。従って、電源ケーブル26に負荷が加わっても、クランプ部材32が保持体42の切欠部42dから脱落するのは防止される。しかも、トップパネル18には電源ケーブル26やクランプ部材32は固定されていないから、機械室20内のメンテナンスに際して該パネル18を取外す際に、クランプ部材32を保持体42から取外す必要はなく、作業が極めて簡単となる。
【0015】
また、前記クランプ部材32は、板金を折曲形成して剛性を高めた保持体42に配設されるから、前記電源ケーブル26に負荷が加わった際に、該保持体42が容易に変形することはない。しかも、保持体42の切欠部42dは一端が開放しているから、保持体42に対するクランプ部材32の着脱は容易となる。
【0016】
実施例では、機械室を構成するフロントパネル、リアパネルおよびサイドパネルを別体で構成した場合で説明したが、これらのパネルは一体物であってもよい。また保持体やトップパネルに形成した切欠部の開放方向は、実施例では正面から視て左右方向の何れか一方が開放する場合で説明したが、ブレーカの取付け位置等によっては、前記切欠部の前後方向の何れか一端が開放するよう構成されるものであってもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電源ケーブルの支持構造によれば、ブレーカを機械室に配設する取付部材に、電源ケーブルのクランプ部材を取付ける保持体を設けたから、電源ケーブルに負荷が加わった際に、従来のように機械室を画成するパネルに負荷が加わって変形することはない。また、取付部材や保持体は、パネルに比べて強度は高く、クランプ部材の取付け部位が変形するのも抑制される。殊に、保持体は、板金を折曲形成して剛性を高めたものであるので、電源ケーブルに負荷が加わった際に、保持体が容易に変形することはない。
【0018】
前記保持体に対してクランプ部材を、一端が開放する切欠部を介して取付けるよう構成したから、該クランプ部材の取付けや取外しが容易となる。また、保持体の切欠部とは逆向きに開放するようトップパネルに形成した切欠部に、保持体から上方に延出するクランプ部材を挿通するよう構成したから、電源ケーブルに負荷が加わった際にクランプ部材が保持体から脱落するのは防止される。しかも、トップパネルを単独で取外すことができ、機械室内のメンテナンスに際しての作業が極めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る電源ケーブルの支持構造を正面側から示す概略斜視図である。
【図2】 実施例に係る電源ケーブルの支持構造を背面側から示す概略斜視図である。
【図3】 実施例に係る支持構造が採用される箱状本体の上部にパネルを組付けた状態で示す要部概略斜視図である。
【図4】 実施例に係る支持構造が採用される箱状本体の上部からトップパネルおよびフロントパネルを取外した状態で示す要部概略斜視図である。
【図5】 従来の技術に係る電源ケーブルの支持構造が採用される断熱箱体の上部からトップパネルおよびフロントパネルを取外した状態で示す要部概略斜視図である。
【符号の説明】
12 フロントパネル,14 リアパネル,16 サイドパネル
18 トップパネル,20 機械室,22 ブレーカ,32 クランプ部材
36 取付部材,42 保持体,42a 第1取付部,42b 立上がり部
42c 第2取付部,42d 切欠部,48 切欠部

Claims (1)

  1. パネル(12,14,16,16,18)により画成される機械室(20)に配設したブレーカ(22)に接続される電源ケーブル(26)の支持構造であって、
    前記ブレーカ(22)を機械室(20)に配設する取付部材(36)に、板金を折曲形成して剛性を高めた保持体(42)が設けられ、
    前記保持体 (42) は、前記取付部材 (36) の上面に載置されてネジ止めされる第1取付部 (42a) と、該第1取付部 (42a) の後端縁から直角上方に折曲された立上がり部 (42b) と、該立上がり部 (42b) の上端縁から第1取付部 (42a) とは逆向きに折曲された第2取付部 (42c) とを備え、
    前記第2取付部 (42c) に形成されて一端が開放する切欠部 (42d) に対して、前記電源ケーブル (26) を保持するクランプ部材 (32) が開放側から挿脱可能に取付けられ、
    前記機械室 (20) を画成して前記第2取付部 (42c) と上下に重なるトップパネル (18) に、前記切欠部 (42d) とは逆向きに開放する切欠部 (48) が設けられ、前記第2取付部 (42c) から上方に延出する前記クランプ部材 (32) をトップパネル (18) の切欠部 (48) に挿通するよう構成した
    ことを特徴とする電源ケーブルの支持構造。
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