JP2008271683A - 分電盤の内機保持構造 - Google Patents

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Junichi Takagi
淳一 高木
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

【課題】簡単な構造で内機の着脱が容易に行える分電盤の内機保持構造を提供することを目的としている。
【解決手段】キャビネット5の背面5aには取り付け金具8を配し、取り付け金具8には固定部と蝶番部、保持部とから成る、蝶番構造により保持部が回動可能である保持金具10を固定し、保持部はレール1に設けられたガイド溝1aを移動可能であるように取り付け、レール1とキャビネット5の背面5aとの間に省力で隙間を形成できることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、機器を取り付け板に載置して構成される内機をキャビネットに収納するときの内機保持構造に関するものである。
従来、図5に示すように、分電盤31内に電線を引き込む際には、内機32(図5においてはレールのみ)を取り付けたまま、または内機32を取り外して、作業を行っていた。しかしながら、内機32を取り付けたままの作業は作業スペースの確保が困難で作業性が悪かった。また内機32を取り外す場合には、内機32の重量がかさむときは動かすことが困難で、作業者を多く必要であったり、作業に時間がかかるといった欠点があった。
以上のような欠点を補うため、次のような方法がとられていた。キャビネットに機器を収納するため、機器は機器取り付け板に載置される。キャビネットの背面にはレールを溶接し、レールにはガイド溝を設け、機器取り付け板の下端と、ガイド溝とに蝶番により伸縮する支持腕を取り付けていた。ガイド溝上ではガイドローラにより支持腕が上下する構造で、機器取り付け板のキャビネットからの取り出しはこれらの構造により小さな力で行えるようになっていた。
特開平5−29204号公報
しかしながら上記従来技術によれば、レールや支持腕など、細かい構造で複雑に構成され、部品も多く、製造コストが引き上げられる要因となっていた。また、機器取り付け板に取り付けられる機器により、重量が異なってくるが、重量がかさんでしまった場合、キャビネットからの機器取り付け板の着脱時には大きな効果が得られるが、比較的軽量な場合には、その複雑な構造が過剰であることが多かった。
そこで本発明は、簡単な構造で内機の着脱が容易に行える分電盤の内機保持構造を提供することを目的とし、その構造は、キャビネットの背面には取り付け金具を配し、取り付け金具には、取り付け部と蝶番部、内機保持部とから成る、蝶番構造により保持部が回動可能である保持金具を固定し、内機保持部は取り付け板に設けられた溝部を移動可能であるように取り付け、機器取り付け板と前記キャビネットの背面との間に省力で隙間を形成できることを特徴とする。
本発明に係る分電盤の内機保持構造は、キャビネットの背面には取り付け金具を配し、取り付け金具には、取り付け部と蝶番部、内機保持部とから成る、蝶番構造により保持部が回動可能である保持金具を固定し、内機保持部は取り付け板に設けられた溝部を移動可能であるように取り付け、機器取り付け板と前記キャビネットの背面との間に省力で隙間を形成できるため、分電盤内に電線を引き込む場合、内機に重量があっても、容易に内機を移動させることができ、また、内機を外すことなく、内機と背面との間に隙間を形成し、そこから電線の引き込み作業を容易に行うことができる。簡単な構造で、作業性を向上させ、作業の時間短縮を図ることができる。
本発明に係る分電盤の内機保持構造の実施例を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
左右にレール1を配置し、レール1に機器取り付け板2を渡し、ブレーカ等の電気機器3を機器取り付け板2に配置して内機4とし、内機4を前面開口を有するキャビネット5に取り付け、開口を扉体6で施蓋して分電盤7が構成される。キャビネット5の背面5aには取り付け金具8を設ける。図3において、取り付け金具8は、キャビネット取り付け部8aと内機取り付け部8bとを折曲形成したもので、内機取り付け部8bにボルト挿通孔8cが設けられ、ボルト挿通孔8cにボルト9を挿通した状態で、キャビネット取り付け部8aを溶接等によりキャビネット背面5aに固定している。
取り付け金具8により、キャビネット背面5aに立設されたボルト9には保持金具10を取り付ける。保持金具10は取り付け部10aと内機保持部10bとから成り、取り付け部10aと内機保持部10bとは蝶番10cで回動可能に接続されている。取り付け部10aには挿通孔10dが設けられている。取り付け部10aの挿通孔10dにキャビネット背面5aに立設されたボルト9を挿通し、ナット11で締め付け、保持金具10を固定する。
内機4を構成するレール1の側面にはガイド溝1aを開口し、ガイド溝1aには保持金具10の内機保持部10b端部を接続する。ガイド溝1a上では内機保持部10bが移動でき、ガイド溝1aの端部はストッパーとして内機保持部10bの動きを規制する。
レール1の上下部には取り付け穴1bが設けられ、下部の取り付け穴1bはキャビネット背面5a下部に設けられた取り付け金具8に立設されたボルト9を挿通し、ナット11で締め付け固定する。上部の取り付け穴1bも、キャビネット背面5a上部の、保持金具10を取り付けている取り付け金具8に保持金具10の上から固定する。以上のように内機4はキャビネット5に取り付けられる。
内機4がキャビネット5に取り付けられた状態で分電盤7内部に電線を引き込む場合、内機4を取り付け金具8に固定しているナット11を緩め外すことで、内機4を保持している保持金具10がレール1のガイド溝1aに沿って移動し、内機4を手前に倒すことができる。内機4とキャビネット背面5aとの間に隙間が形成され、そこから配線する。
保持金具10の取り付け位置は図2に示すように上部に限定されるものではなく、下部でも適用できる。また、保持金具10の蝶番10cの形状や保持金具10とガイド溝1aとの係合方法についても、特に限定されるものではなく、例えば保持金具10とガイド溝1aとの係合方法について、ピンを用いて接続したり、図4に示しているように保持金具10の先端を突起10e形成して、ガイド溝1aに係合させたりしてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
内機の構造については、図1に示すようにレール1に機器取り付け板2を渡し、機器取り付け板2上に機器3を載置したものに限定せず、レールは用いず機器取り付け板のみで構成し、機器取り付け板に保持金具を直接接続するようにしたり、機器取り付け板の素材についても金属製、木製等使用した場合も適用可能である。
分電盤の内機は、分電盤内部への電線引き込み作業の際には、手前に傾けて、内機とキャビネットとの間に隙間を形成させ、分電盤内で作業スペースを確保でき、分電盤の周囲に作業スペースが十分に取れない場所でも使用が可能である。
分電盤の正面図である。 分電盤の内機保持構造を示す説明図である。 図3における保持金具の取り付け状態を示す説明図である。 保持金具の説明図である。 従来の内機保持構造を示す説明図である。
符号の説明
1 レール
1a ガイド溝
1b 取り付け穴
2 機器取り付け板
3 電気機器
4 内機
5 キャビネット
5a 背面
6 扉体
7 分電盤
8 取り付け金具
8a キャビネット取り付け部
8b 内機取り付け部
8c ボルト挿通孔
9 ボルト
10 保持金具
10a 取り付け部
10b 内機保持部
10c 蝶番
10d ボルト挿通孔
10e 突起
11 ナット

Claims (1)

  1. 各種電気機器を機器取り付け板に載置して構成される内機をキャビネットに収納するときの分電盤の内機保持構造であって、前記キャビネットの背面には取り付け金具を配し、該取り付け金具には、取り付け部と蝶番部、内機保持部とから成る、蝶番構造により前記保持部が回動可能である保持金具を固定し、前記内機保持部は前記機器取り付け板に設けられた溝部を移動可能であるように取り付け、前記機器取り付け板と前記キャビネットの背面との間に省力で隙間を形成できることを特徴とする分電盤の内機保持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248757A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Kawamura Electric Inc 機器収納用キャビネット
JP2018137903A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 日東工業株式会社 電気機器収納用箱

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