JP2595799Y2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2595799Y2 JP2595799Y2 JP1993074883U JP7488393U JP2595799Y2 JP 2595799 Y2 JP2595799 Y2 JP 2595799Y2 JP 1993074883 U JP1993074883 U JP 1993074883U JP 7488393 U JP7488393 U JP 7488393U JP 2595799 Y2 JP2595799 Y2 JP 2595799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- wire
- terminal block
- power supply
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は器具内に電源電線を引込
み、器具内部で電線接続工事を行う照明器具の内部の電
線導入部分の構造に関するものである。
み、器具内部で電線接続工事を行う照明器具の内部の電
線導入部分の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】家屋，店舗，ガソリンスタンド，駅，駐
車場等の天井や壁面に取り付けられる照明器具において
は、天井，壁面等から引き出された電源電線を照明器具
内に引込み、器具内部で電線接続作業が行われている。
このような照明器具においては、電線接続作業は器具の
入線用孔より外部電線をソケット台などの部品の下をと
おして入線し、器具内部で接続するものが一般的であっ
た。
車場等の天井や壁面に取り付けられる照明器具において
は、天井，壁面等から引き出された電源電線を照明器具
内に引込み、器具内部で電線接続作業が行われている。
このような照明器具においては、電線接続作業は器具の
入線用孔より外部電線をソケット台などの部品の下をと
おして入線し、器具内部で接続するものが一般的であっ
た。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の外部線接続作業
では、入線孔近傍にソケットや端子台の取付金具などが
配されているため、入線孔が作業者から見えにくく、ま
た、外部線侵入径路を狭くしてしまう。このため、外部
線の入線作業に労力を要し、更には引込電線を損傷する
原因にもなっていた。
では、入線孔近傍にソケットや端子台の取付金具などが
配されているため、入線孔が作業者から見えにくく、ま
た、外部線侵入径路を狭くしてしまう。このため、外部
線の入線作業に労力を要し、更には引込電線を損傷する
原因にもなっていた。
【０００４】例えば図５に示すように、照明器具１を天
井２に取り付ける際、従来は天井面２に取り付ける前に
タワー車、ローリングタワー上で器具を天井面近くで保
持し、器具内に電源線３を引込んだ後、器具を固定し
て、外部線接続作業を行うことが多かった。この方法で
は入線孔近傍に溶接又はビス止めなどでソケット取付台
４などの部品が配されており、外部線入線径路が塞がれ
ているため、外部線の先端にメッセンジャーワイヤーを
付けるなどして、入線作業が行いやすい様現場で段取作
業を行う必要があった。
井２に取り付ける際、従来は天井面２に取り付ける前に
タワー車、ローリングタワー上で器具を天井面近くで保
持し、器具内に電源線３を引込んだ後、器具を固定し
て、外部線接続作業を行うことが多かった。この方法で
は入線孔近傍に溶接又はビス止めなどでソケット取付台
４などの部品が配されており、外部線入線径路が塞がれ
ているため、外部線の先端にメッセンジャーワイヤーを
付けるなどして、入線作業が行いやすい様現場で段取作
業を行う必要があった。
【０００５】なお、入線孔の位置を器具の中心より移動
することにより、入線作業を容易にする方法も考えられ
るが、施工面で大きな制約となる。よって、機器の入線
孔の位置を変更することもあまり好ましい手段とはいえ
ない。
することにより、入線作業を容易にする方法も考えられ
るが、施工面で大きな制約となる。よって、機器の入線
孔の位置を変更することもあまり好ましい手段とはいえ
ない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】器具内に電源電線を引込
み、器具内部で電線接続工事を行う照明器具において、
ソケット取付台等は電源電線を引込むための電線導入孔
を塞ぐ位置に配されており、該ソケット台等を移動可能
とした。
み、器具内部で電線接続工事を行う照明器具において、
ソケット取付台等は電源電線を引込むための電線導入孔
を塞ぐ位置に配されており、該ソケット台等を移動可能
とした。
【０００７】具体的には、(1) ソケット台の一方の端を
取外しが可能なように保持し、他の端を回転軸として機
器の取付面と垂直な方向に回転可能させることや、(2)
ソケット台の一方の端を取外しが可能なように保持し、
固定部を中心として取付面と水平な方向に回転可能とす
ることや、(3) ソケット台の両側にレール部を設け、該
レールに沿ってソケット台をスライド移動させることが
できるようにした。
取外しが可能なように保持し、他の端を回転軸として機
器の取付面と垂直な方向に回転可能させることや、(2)
ソケット台の一方の端を取外しが可能なように保持し、
固定部を中心として取付面と水平な方向に回転可能とす
ることや、(3) ソケット台の両側にレール部を設け、該
レールに沿ってソケット台をスライド移動させることが
できるようにした。
【０００８】
【作用】本考案による照明器具は、入線孔近傍の部品が
回転またはスライドする機構を有している。器具本体、
又は補強板にソケット取付台を固定する際に、ソケット
取付台の一方の端は固定され、他端は取り外し可能なよ
うに保持される。入線を行う際にはソケット取付台の片
側の取り外しが可能な保持部を取り外し、ソケット取付
台を固定端を軸に回転させることにより、外部線侵入径
路を広く確保することができ、外部線の入線作業を容易
にすることができる。
回転またはスライドする機構を有している。器具本体、
又は補強板にソケット取付台を固定する際に、ソケット
取付台の一方の端は固定され、他端は取り外し可能なよ
うに保持される。入線を行う際にはソケット取付台の片
側の取り外しが可能な保持部を取り外し、ソケット取付
台を固定端を軸に回転させることにより、外部線侵入径
路を広く確保することができ、外部線の入線作業を容易
にすることができる。
【０００９】両側にレール部を設けレールに沿ってソケ
ット取付台をスライド移動させることにより入線孔の近
傍から離しても同様に入線作業を容易にすることができ
る。
ット取付台をスライド移動させることにより入線孔の近
傍から離しても同様に入線作業を容易にすることができ
る。
【００１０】そして、外部線を引き込んだ後は、反対に
ソケット取付台を固定端を軸に回転させ、他端を保持部
で固定したり、元の位置までスライドバックさせて固定
する。
ソケット取付台を固定端を軸に回転させ、他端を保持部
で固定したり、元の位置までスライドバックさせて固定
する。
【００１１】これによりソケット，端子台等の部品を入
線孔を塞ぐ位置に集中して配しつつ、容易な入線作業が
可能となる。
線孔を塞ぐ位置に集中して配しつつ、容易な入線作業が
可能となる。
【００１２】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明
する。 ［実施例１］ 図１は本考案による照明器具のソケット取付台が固定さ
れた状態を示した図である。
する。 ［実施例１］ 図１は本考案による照明器具のソケット取付台が固定さ
れた状態を示した図である。
【００１３】ソケット５や端子台６はソケット取付台４
に配されている。このようなソケット取付台が固定され
た状態では、これらの部品は入線孔の内側に配されてい
る。
に配されている。このようなソケット取付台が固定され
た状態では、これらの部品は入線孔の内側に配されてい
る。
【００１４】ビス７は取り外し可能であり、照明器具１
を天井面２に取付ける際には、図２に示すように、ビス
７を取り外し、リベット８を回転軸としてソケット取付
台４ごとソケット５や端子台６を図３の矢印Ａの方向に
回転させることができる。
を天井面２に取付ける際には、図２に示すように、ビス
７を取り外し、リベット８を回転軸としてソケット取付
台４ごとソケット５や端子台６を図３の矢印Ａの方向に
回転させることができる。
【００１５】これにより器具下面より入線孔９が直接確
認できると共に、入線孔９の近傍を広く確保でき、電源
線３を容易に引き込むことができる。 ［実施例２］ 上記実施例１はソケット取付台４を下方に回転させるも
のであるが、ソケット取付台４の回転は水平方向でも良
い。その実施例を図３，４に示す。図３は本体補強板１
０にソケット取付台４をリベット１１を回転軸として外
部線入線作業の時は実施例１と同様、ビス１７を取り外
すことにより、図４に示すように、リベット１１を軸に
矢印Ｂのように取付面と水平な方向に回転させる。これ
により入線孔９が取付作業者の正面に出てくるため引き
込み作業が容易に行える。
認できると共に、入線孔９の近傍を広く確保でき、電源
線３を容易に引き込むことができる。 ［実施例２］ 上記実施例１はソケット取付台４を下方に回転させるも
のであるが、ソケット取付台４の回転は水平方向でも良
い。その実施例を図３，４に示す。図３は本体補強板１
０にソケット取付台４をリベット１１を回転軸として外
部線入線作業の時は実施例１と同様、ビス１７を取り外
すことにより、図４に示すように、リベット１１を軸に
矢印Ｂのように取付面と水平な方向に回転させる。これ
により入線孔９が取付作業者の正面に出てくるため引き
込み作業が容易に行える。
【００１６】一般的に実施例１は外形寸法の小さい照明
器具に、実施例２は薄形の照明器具に適した機構であ
る。 ［実施例３］ ソケット取付台の両側にレール部を設け、そのレールに
沿ってソケット取付台を移動させる。引き込み作業はソ
ケット取付台が動かないようにビス等で固定する。
器具に、実施例２は薄形の照明器具に適した機構であ
る。 ［実施例３］ ソケット取付台の両側にレール部を設け、そのレールに
沿ってソケット取付台を移動させる。引き込み作業はソ
ケット取付台が動かないようにビス等で固定する。
【００１７】なお、上記の実施例１〜３においては、ソ
ケットと端子台を備えたソケット取付台を可動とした
が、端子台取付板とソケット取付台を別に設け、その一
方または両方を可動としてもよい。
ケットと端子台を備えたソケット取付台を可動とした
が、端子台取付板とソケット取付台を別に設け、その一
方または両方を可動としてもよい。
【００１８】
【考案の効果】以上記述した様に、本考案により、従来
の照明器具では面倒であった器具取付作業時の外部線引
込み作業を容易にすることができ、器具施工工事の労力
削減、工事時間の短縮化を図ることができる。
の照明器具では面倒であった器具取付作業時の外部線引
込み作業を容易にすることができ、器具施工工事の労力
削減、工事時間の短縮化を図ることができる。
【図１】本考案の照明器具ソケット取付台を固定した状
態を示した図。
態を示した図。
【図２】ソケット取付台を回転移動させた状態を示した
図。
図。
【図３】ソケット取付台の移動方向が異なる他の実施例
を示した図。
を示した図。
【図４】ソケット取付台の移動方向が異なる他の実施例
を示した図。
を示した図。
【図５】照明器具の取付作業図。
１ 照明器具 ２ 天井面 ３ 電源線 ４ ソケット取付台 ５ ソケット ６ 端子台 ７ ビス ８ リベット ９ 入線孔 １１ リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 山岸 利治 (56)参考文献 特開 平５−166559（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−17824（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F21V 23/00 310 F21V 19/00 330
Claims (7)
- 【請求項１】 器具内に電源電線を引込み、器具内部で
電線が接続される照明器具において、 ソケット取付台は電源電線を引込むための電線導入孔を
塞ぐ位置に配されており、該ソケット台は移動可能であ
ることを特長とする照明器具。 - 【請求項２】 器具内に電源電線を引込み、器具内部で
電線が接続される照明器具において、 端子台が取り付けられている端子台取付板は、電源電線
を引込むための電線導入孔を塞ぐ位置に配されており、 該端子台取付板は移動可能であることを特長とする照明
器具。 - 【請求項３】ソケット台には、ソケット及び端子台が取
付けられていることを特長とする請求項１記載の照明器
具。 - 【請求項４】ソケット台は、一方の端が取外しが可能な
ように保持され、他の端を回転軸として機器の取付面と
垂直な方向に回転可能であることを特徴とする請求項１
または３記載の照明器具。 - 【請求項５】ソケット台は一方の端が取外しが可能なよ
うに保持され、固定部を中心として取付面と水平な方向
に回転可能であることを特徴とする請求項１または３記
載の照明器具。 - 【請求項６】ソケット台の両側にレール部が設けられて
おり、該レールに沿ってソケット台がスライド移動可能
な請求項１または３記載の照明器具。 - 【請求項７】請求項４，請求項５，請求項６におけるソ
ケット台に代えて、端子台取付板が回転又はスライド移
動可能であるように構成した照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993074883U JP2595799Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993074883U JP2595799Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 照明器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741859U JPH0741859U (ja) | 1995-07-21 |
| JP2595799Y2 true JP2595799Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=13560212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993074883U Expired - Lifetime JP2595799Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595799Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4693054B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2011-06-01 | 賢治 村井 | ソケット構造体及びこれを用いた照明装置 |
| JP2010123557A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Hamai Denkyu Kogyo Kk | ガソリンスタンド用のｌｅｄ照明灯具 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05166559A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-07-02 | Hitachi Lighting Ltd | 端子台 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993074883U patent/JP2595799Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0741859U (ja) | 1995-07-21 |
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