JP2014214568A - スクリーン装置取付具及びスクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サッシ枠に対する取付が容易で取り外した場合の原状復帰も可能なスクリーン装置取付具及びそれを備えたスクリーン装置を提供する【解決手段】引き出し自在なスクリーン21を納めるスクリーン装置本体20と、スクリーン21の引き出された状態を保持する保持部品24とを有するスクリーン装置2を、サッシ枠1の室外側に固定するものであって、第一固定部材30と第二固定部材40とからなり、第一固定部材30はサッシ枠1に当接する第一挟持部34を有し、第二固定部材40はサッシ枠1に当接する第二挟持部44と、スクリーン装置本体20または保持部品24を取付可能な固定部42とを有し、第一挟持部34と第二挟持部44とでサッシ枠1を挟み込むことにより、サッシ枠1に対し固定される。【選択図】図6

Description

本発明は、日よけ等に用いられるスクリーン装置をサッシ枠の室外側に取付けるスクリーン装置取付具及びそれを備えたスクリーン装置に関し、特にサッシ枠に対する取付を容易にしたスクリーン装置取付具及びそれを備えたスクリーン装置に関する。
建物開口部に設けられるサッシ枠の室外側に、スクリーン装置を設けることがある。スクリーン装置は、下方に引き出し自在なロール状のスクリーンを納めたスクリーン装置本体がサッシ枠の室外上部に取付けられ、引き出したスクリーンを係止しておく保持部品が、サッシ枠の両端部に取付けられて構成され、スクリーンを引き出すことで日よけ等として用いられる。
スクリーン装置のサッシ枠に対する固定構造としては、従来はサッシ枠に孔を開け、その孔に対してスクリーン装置の固定金具をネジ止め固定するようにしていた。しかし、サッシ枠に孔を開けるための工数が必要となって手間がかかり、スクリーン装置を後で取り外しても、孔が残ってしまうという問題があった。
一方、サッシ枠を構成する網戸レールに対して、スクリーン装置の取付部品を、木槌などを用いて打ち込むものが知られている。このように構成することで、サッシ枠の孔を不要とすることができる。このようなスクリーン装置の固定構造として、例えば特許文献1に挙げるものがある。
特開2005−9096号公報
しかし、網戸レールに取付部品を打ち込む構造では、網戸と取付部品とが干渉し、網戸を閉めた際にサッシ枠との間に隙間を生じるため、網戸の機能を低下させるという問題がある。また、取付部品を木槌などで打ち込んでいるため、これを取り外すとサッシ枠に傷が残り、完全な原状復帰は困難であった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、サッシ枠に対する取付が容易で取り外した場合の原状復帰も可能なスクリーン装置取付具及びそれを備えたスクリーン装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るスクリーン装置取付具は、引き出し自在なスクリーンを納めるスクリーン装置本体と、前記スクリーンの引き出された状態を保持する保持部品とを有するスクリーン装置を、前記サッシ枠の室外側に固定するスクリーン装置取付具において、
第一固定部材と第二固定部材とからなり、前記第一固定部材は前記サッシ枠に当接する第一挟持部を有し、前記第二固定部材は前記サッシ枠に当接する第二挟持部と、前記スクリーン装置本体または前記保持部品を取付可能な固定部とを有し、
前記第一挟持部と第二挟持部とで前記サッシ枠を挟み込むことにより、前記サッシ枠に対し固定されることを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、第一挟持部と第二挟持部とでサッシ枠を挟み込むことでスクリーン装置取付具をサッシ枠に対し固定することが可能となるので、サッシ枠にネジを挿通する孔を形成する必要がなく、取付作業を簡単にすることができる。
また、請求項2の発明に係るスクリーン装置取付具は、前記第一挟持部と第二挟持部は、前記サッシ枠の板状部を両面から挟み込むことを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、サッシ枠の板状部を挟持する構造となるので、スクリーン装置取付具を挟み込みにより強固に固定することができる。
さらに、請求項3の発明に係るスクリーン装置取付具は、前記第二固定部材は、前記第一固定部材に対し挟持する前記板状部の肉厚方向に移動自在となるように保持され、前記第一固定部材と第二固定部材とが締結具により締結されることにより、前記第一挟持部と第二挟持部とが近づいて前記板状部を挟持することを特徴として構成されている。
請求項3に係る発明によれば、締結具の締結によって板状部を挟持することができ、簡単にスクリーン装置取付具の取付作業を行うことができる。
さらにまた、請求項4の発明に係るスクリーン装置取付具は、前記第一固定部材は前記板状部と対向する引き寄せ面部を有し、前記締結具は前記引き寄せ面部に対し螺合されることを特徴として構成されている。
請求項4に係る発明によれば、締結具を締めることで、締結具は板状部に近づく方向に移動し、それに伴い第二固定部材を板状部側に移動させて第一挟持部と第二挟持部による板状部の挟み込みをなすことができる。
そして、請求項5の発明に係るスクリーン装置取付具は、前記締結具は先端部が前記第二挟持部に当接されると共に、前記引き寄せ面部に対する螺合に伴い前記第二挟持部を押圧することを特徴として構成されている。
請求項5に係る発明によれば、締結具により第二挟持部を直接押圧して、板状部の挟み込みを強固にすることができる。
そして、請求項6の発明に係るスクリーン装置取付具は、前記第二挟持部は面状に形成され、前記第一挟持部は前記板状部より前記第二挟持部側と反対側に張り出す張出部から前記板状部側に向かう折り返し部分に形成されることを特徴として構成されている。
請求項6に係る発明によれば、第一挟持部は縦枠の形状や寸法に関わらず、板状部に当接できるようにしつつ、面状の第二挟持部により確実に第一挟持部との挟み込みをなすようにすることができる。
また、請求項7の発明に係るスクリーン装置取付具は、前記スクリーン装置本体を取付可能な第二固定部材に対応する第一固定部材は、前記サッシ枠の上端部に引っ掛けられる引っ掛け部を有してなることを特徴として構成されている。
請求項7に係る発明によれば、引っ掛け部によってスクリーン装置取付具の位置決めを容易にすると共に、締結具が緩んでもスクリーン装置取付具がサッシ枠から直ちに脱落することを防止することができる。
さらに、請求項8の発明に係るスクリーン装置は、引き出し自在なスクリーンを納めるスクリーン装置本体と、前記スクリーンの引き出された状態を保持する保持部品とを有するスクリーン装置において、
前記いずれかのスクリーン装置取付具を介して前記スクリーン装置本体と保持部品とがサッシ枠の室外側に固定されることを特徴として構成されている。
請求項8に係る発明によれば、サッシ枠に孔を形成することなく容易に取付可能なスクリーン装置とすることができる。
本発明に係るスクリーン装置取付具によれば、サッシ枠に孔を開けることなく容易に取付けることができ、また、サッシ枠に孔を開ける必要がないため、これを取り外すことで確実に原状復帰することもできる。
本実施形態のスクリーン装置取付具を備えたスクリーン装置の縦断面図である。 本実施形態のスクリーン装置取付具を備えたスクリーン装置の横断面図である。 スクリーン装置取付具の平面図である。 スクリーン装置取付具の側面図である。 スクリーン装置取付具の斜視図である。 スクリーン装置取付具を縦枠に固定する前後の横断面図である。 スクリーン装置取付具を取付けた縦枠と上枠の連結部付近拡大斜視図である。 スクリーン装置取付具の平面図である。 スクリーン装置取付具の側面図である。 スクリーン装置取付具の斜視図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態のスクリーン装置取付具3,4を備えたスクリーン装置2の縦断面図を、図2には、本実施形態のスクリーン装置取付具3,4を備えたスクリーン装置2の横断面図を、それぞれ示している。図1及び図2には、スクリーン装置2が取付けられるサッシ枠1も簡略的に示されている。
建物開口部に取付けられるサッシ枠1は、上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を方形状に枠組みして構成される。サッシ枠1内には障子が納められるが、図1,2では省略している。また、図1においては縦枠12を、図2においては下枠11を、それぞれ簡略化して表している。
スクリーン装置2は、箱状をなすスクリーン装置本体20を有している。スクリーン装置本体20は、内部に軸部20aを備え、この軸部20aに巻き付くようにロール状のスクリーン21が納められる。スクリーン装置本体20の下面には、スクリーン21を引き出すための取り出し口20bが形成されている。
スクリーン21の端部には、スクリーン21の引き出した状態を維持するための係合部材23と、手で持ってスクリーン21を引き出すための把手部22とが設けられている。図1において、実線で示したスクリーン21は引き出された状態を表し、一点鎖線で示したスクリーン21はスクリーン装置本体20内に納められた状態を表している。
サッシ枠1の上部両端部には、スクリーン装置取付具3が取付固定されており、スクリーン装置取付具3に固定される本体固定部品25に対し、スクリーン装置本体20が係合及びネジ止め固定される。本体固定部品25は、スクリーン装置取付具3のうちスクリーン装置本体20側に面する平面状の固定部42に対して当接し、ネジ止めされる固定面部25aを備え、固定面部25aの上端部から突出する係止突部25bが、スクリーン装置本体20に対し係止されると共に、固定面部25aの下端部から突出する当接突部25cが、スクリーン装置本体20に対し当接してネジ止め固定される。
また、サッシ枠1の下端付近両端部には、スクリーン装置取付具4が取付固定されており、これに保持部品24が固定される。保持部品24は、スクリーン装置取付具4の固定部42に対して当接しネジ止め固定されるもので、スクリーン21の端部に設けられる係合部材23を係止させるフック部24aを有している。
係合部材23は、図1に示すように上面に凹状の係合部23aを有しており、フック部24aは係合部23aの凹形状に適合するフック状に形成されており、係合部23をフック部24aに対し引っ掛けるように係止させることができる。スクリーン21は、スクリーン装置本体20内に巻き戻されるように付勢されており、係合部23aをフック部24aに係止させることで、スクリーン21が引き出された状態を維持することができる。また、係合部23aをフック部24aから外すことで、スクリーン21はスクリーン装置本体20内に巻き戻される。
本実施形態では、保持部品24をサッシ枠1の下端付近に配置して、スクリーン21によりサッシ枠1の室外側の略全体を覆うことができるようにしているが、図1において破線で示すように、サッシ枠1の上下中間位置に配置することもできるし、また、異なる高さ位置に複数の保持部品24を配置することもできる。保持部品24を固定するスクリーン装置取付具4は、保持部品24の固定位置に応じてサッシ枠1に対し取付固定される。
スクリーン装置本体20を固定するスクリーン装置取付具3について詳細に説明する。図3にはスクリーン装置取付具3の平面図を、図4にはスクリーン装置取付具3の側面図を、図5にはスクリーン装置取付具3の斜視図を、それぞれ示している。スクリーン装置取付具3は、いずれも金属製の第一固定部材30と第二固定部材40とが組み合わされて構成されている。
図3に示すように、第一固定部材30は、平面状の側面部31と、側面部31から垂直方向に伸びる引き寄せ面部32及び張出部33と、張出部33から側面部31の伸びる方向に折り返された部分の先端部からなる第一挟持部34とを有している。図4及び図5に示すように、引き寄せ面部32は側面部31の上下二箇所にそれぞれ形成されている。また、第一固定部材30の張出部33から折り返された部分の上部には、側面視略L字状をなす引っ掛け部35が形成されている。
図3に示すように、第二固定部材40は、第一固定部材30の側面部31と隣接対向する平面状の側面部41と、側面部41の一端から垂直方向に伸び引き寄せ面部32と対向する固定部42と、側面部41の他端から垂直方向に伸び第一挟持部34と対向する面状の第二挟持部44とを有している。第二固定部材40の固定部42は、スクリーン装置本体20を固定する取付面となり、図1及び図2に示すように、ここに本体固定部品25がネジ止め固定される。
第二固定部材40の固定部42には、ネジからなる締結具50が挿通されており、当該締結具50は、第一固定部材30の引き寄せ面部32には螺合されて貫通している。このため、第二固定部材40は第一固定部材30に対し、締結具50が伸びる方向に沿って、第二挟持部44が締結具50の先端部に当接する位置から第二挟持部44が第一挟持部34に当接する位置まで、移動することができる。
図6には、スクリーン装置取付具3を縦枠12に固定する前後の横断面図を示している。図6(a)は、スクリーン装置取付具3を縦枠12に固定する前の状態である。縦枠12は、建物開口部と縦辺と対向する内周面部12aの室外端部に室外側面12bを有している。室外側面12bは、内周面部12aよりも外周側に伸びる板状部12cを備えており、板状部12cの先端部には室内側に向かって突出する先端突部12dが形成されている。室外側面12bのうち内周面部12aよりも内周側の部分は、サッシ枠1の室外端部に納められる網戸を受ける突出部として機能する。
図6(a)において、第一固定部材30の第一挟持部34は、縦枠12の板状部12cに対して当接しており、第二固定部材40の第二挟持部44は、縦枠12の板状部12cのうち第一挟持部34が当接している面と反対側の面と対向している。また、締結具50は、先端部が第二固定部材40の第二挟持部44に当接している。前述の第二固定部材40が第一固定部材30に対し締結具50が伸びる方向に沿って移動自在な方向は、スクリーン装置取付具3が取付けられる縦枠12の板状部12cの肉厚方向に対応する。
第一固定部材30の張出部33は、縦枠12の板状部12cよりも第二挟持部44とは反対側まで張り出しており、この張出部33から板状部12c側に向かって折り返された部分に第一挟持部34が形成されている。すなわち、第一固定部材30は縦枠12の板状部12cに形成された先端突部12dを避けるような形状となっており、縦枠12と干渉することなく板状部12cを挟み込むことができるようになっている。また、サッシの種類等によって板状部12cや先端突部12dの寸法や先端突部12dの有無が異なっていても、第一挟持部34を縦枠12と干渉させることなく板状部12cの一方の面に当接させることができる。
図6(b)は、スクリーン装置取付具3を縦枠12に固定した状態である。図6(a)の状態から第一固定部材30を移動させることなく締結具50を締めていくことで、締結具50は板状部12c側に近づいていくから、第二固定部材40は、第二挟持部44が締結具50の先端部に押圧されて、板状部12c側に移動する。これに伴い、第二固定部材40の固定部42は引き寄せ面部32に近づき、第二固定部材40の第二挟持部44は、板状部12cの第一挟持部34が当接する面と反対側の面に当接する。締結具50を締めていくことで、第一挟持部34と第二挟持部44は互いに近づくように力を受けるから、両者が縦枠12の板状部12cを両側から挟み込んでそれぞれ圧接し、スクリーン装置取付具3が縦枠12に対して固定される。
第一挟持部34は前述のように縦枠12の先端突部12dを避けるように形成されているため、板状部12cに当接するのは第一固定部材30の先端面であるが、第二挟持部44は幅広の面状に形成されているため、第一挟持部34との間で板状部12cに対する十分な挟持力を発揮することができる。
このように、スクリーン装置取付具3を第一固定部材30と第二固定部材40とで構成し、第一固定部材30の第一挟持部34と第二固定部材40の第二挟持部44とで縦枠12の板状部12cを挟み込んで、スクリーン装置取付具3を固定するようにしたので、締結具50を締めるだけでスクリーン装置取付具3を容易に取付けることができ、また、サッシ枠1に孔を開ける必要もないため、スクリーン装置取付具3を取り外すことで確実に原状復帰することもできる。また、縦枠12の室外側面12bのうち内周面部12aよりも外周側の板状部12cにスクリーン装置取付具3を固定できるので、網戸との干渉を防止することができる。
図7には、スクリーン装置取付具3を取付けた縦枠12と上枠10の連結部付近拡大斜視図を示している。この図に示すように、スクリーン装置取付具3の引っ掛け部35は、縦枠12の板状部12cの上端部に対して引っ掛けられる。スクリーン装置取付具3をサッシ枠1に取付ける際には、まず引っ掛け部35を縦枠12の上端部に対し引っ掛けて位置決めし、それから締結具50を締めることで、位置決めを容易にして取付作業をより簡単にすることができる。また、引っ掛け部35が縦枠12の上端部に引っ掛かっていることにより、締結具50に緩みが生じてもスクリーン装置取付具3が直ちにサッシ枠1から脱落しないようにすることができる。
次に、保持部品24を固定するスクリーン装置取付具4について説明する。図8にはスクリーン装置取付具4の平面図を、図9にはスクリーン装置取付具4の側面図を、図10にはスクリーン装置取付具4の斜視図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、保持部品24を固定するスクリーン装置取付具4の構成は、スクリーン装置本体20を固定するスクリーン装置取付具3の構成と概ね同様である。
すなわち、スクリーン装置取付具4は、第一固定部材30と第二固定部材40とを締結具50を介して一体化してなり、第一固定部材30の第一挟持部34と第二固定部材40の第二挟持部44とで、縦枠12の板状部12cを挟み込んで固定される構造となっている。保持部品24を固定するスクリーン装置取付具4が、スクリーン装置本体20を固定するスクリーン装置取付具3と異なるのは、縦枠12の上下中間部に設けられるものであるため、引っ掛け部35を有しない点である。
スクリーン装置取付具4の縦枠12に対する固定に際しては、板状部12cのうちスクリーン装置取付具4の第二挟持部44が当接するべき所定位置に、予め両面テープを貼付しておき、当該両面テープに対してスクリーン装置取付具4の第二挟持部44を位置決めするように取付けることで、スクリーン装置取付具4を容易に所定位置に対し取付けることができる。また、第二挟持部44と縦枠12とが両面テープで粘着されるので、締結具50に緩みが生じてもスクリーン装置取付具4が直ちにサッシ枠1から脱落しないようにすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態においてスクリーンは、一枚布状のものに限られず、すだれや目隠し、面格子など、他の形態であってもよい。また、スクリーン装置取付具は、建物開口部の屋外側に取付けられる部材であれば、本実施形態のようなスクリーン装置に限られずその取付に用いることができる。
1 サッシ枠
2 スクリーン装置
3 スクリーン装置取付具
4 スクリーン装置取付具
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
12c 板状部
12d 先端突部
20 スクリーン装置本体
21 スクリーン
22 把手部
23 係合部材
24 保持部品
25 本体固定部品
30 第一固定部材
31 側面部
32 引き寄せ面部
33 張出部
34 第一挟持部
35 引っ掛け部
40 第二固定部材
41 側面部
42 固定部
44 第二挟持部
50 締結具

Claims (8)

  1. 引き出し自在なスクリーンを納めるスクリーン装置本体と、前記スクリーンの引き出された状態を保持する保持部品とを有するスクリーン装置を、前記サッシ枠の室外側に固定するスクリーン装置取付具において、
    第一固定部材と第二固定部材とからなり、前記第一固定部材は前記サッシ枠に当接する第一挟持部を有し、前記第二固定部材は前記サッシ枠に当接する第二挟持部と、前記スクリーン装置本体または前記保持部品を取付可能な固定部とを有し、
    前記第一挟持部と第二挟持部とで前記サッシ枠を挟み込むことにより、前記サッシ枠に対し固定されることを特徴とするスクリーン装置取付具。
  2. 前記第一挟持部と第二挟持部は、前記サッシ枠の板状部を両面から挟み込むことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置取付具。
  3. 前記第二固定部材は、前記第一固定部材に対し挟持する前記板状部の肉厚方向に移動自在となるように保持され、前記第一固定部材と第二固定部材とが締結具により締結されることにより、前記第一挟持部と第二挟持部とが近づいて前記板状部を挟持することを特徴とする請求項2記載のスクリーン装置取付具。
  4. 前記第一固定部材は前記板状部と対向する引き寄せ面部を有し、前記締結具は前記引き寄せ面部に対し螺合されることを特徴とする請求項3記載のスクリーン装置取付具。
  5. 前記締結具は先端部が前記第二挟持部に当接されると共に、前記引き寄せ面部に対する螺合に伴い前記第二挟持部を押圧することを特徴とする請求項4記載のスクリーン装置取付具。
  6. 前記第二挟持部は面状に形成され、前記第一挟持部は前記板状部より前記第二挟持部側と反対側に張り出す張出部から前記板状部側に向かう折り返し部分に形成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のスクリーン装置取付具。
  7. 前記スクリーン装置本体を取付可能な第二固定部材に対応する第一固定部材は、前記サッシ枠の上端部に引っ掛けられる引っ掛け部を有してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスクリーン装置取付具。
  8. 引き出し自在なスクリーンを納めるスクリーン装置本体と、前記スクリーンの引き出された状態を保持する保持部品とを有するスクリーン装置において、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のスクリーン装置取付具を介して前記スクリーン装置本体と保持部品とがサッシ枠の室外側に固定されることを特徴とするスクリーン装置。
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