JP2019124089A - スクリーン固定ユニット、及び、スクリーンユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】枠体に孔等を空けることなくより確実に取り付けることが可能なスクリーン固定ユニット等を提供する。【解決手段】スクリーンが引出可能に収容されているスクリーン本体を、建物開口に設けられる枠体に固定するスクリーン固定ユニットであって、前記スクリーン本体が固定される第一固定部材と、前記第一固定部材と接合される第二固定部材と、を有し、前記第一固定部材と前記第二固定部材とが接合されて、前記枠体が、見込み方向及び見込み方向と交差する交差方向とに挟持されている。【選択図】図4

Description

本発明は、スクリーンが引出可能に収容されているスクリーン本体を枠体に固定するスクリーン固定ユニット及びスクリーンユニットに関する。
スクリーンが引出可能に収容されているスクリーン本体を枠体に固定するスクリーン固定ユニットとしては、例えば、スクリーンを納めるスクリーン装置本体を有するスクリーン装置をサッシ枠の室外側に固定するスクリーン装置取付具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このスクリーン装置取付具は、第一固定部材と第二固定部材とが組み合わされて構成されており、建物開口部と対向する内周面部の室外端部に室外側面と、室外側面の内周面部よりも外周側に伸びる板状部と、板状部の先端部に設けられ室内側に向かって突出する先端突部と、を有するサッシ枠に取り付けられる。
第一固定部材の第一挟持部が、縦枠の板状部に当接し、第二固定部材の第二挟持部が、縦枠の板状部のうちの第一挟持部が当接している面と反対側の面と対向し、ビスの先端部が第二固定部材の第二挟持部に当接している。この状態から第一固定部材を移動させることなくビスを締めていくことで、第二挟持部が板状部側に移動し、板状部の第一挟持部が当接する面と反対側の面に当接する。ビスを締めていくことで、第一挟持部と第二挟持部が縦枠の板状部を両側から挟み込んでスクリーン装置取付具が縦枠に固定されるように構成されている。
特開2014−214568号公報
上記スクリーン装置取付具は、第一固定部材の第一挟持部と第二固定部材の第二挟持部とが縦枠の板状部を両側から挟み込んで縦枠に固定されるので、サッシ枠にビスを螺合することなく取り付けることができる。このとき、スクリーン装置取付具は、見込み方向には移動不能に固定されているが、上枠や下枠に沿う左右方向への移動は規制されていないため、挟持しているビスが緩むと左右方向に移動しやすくなり、不安定になる虞がある。また、上記スクリーン装置取付具では、第一挟持部と第二挟持部とが挟持している縦枠の板状部の先端に室内側に向かって突出する先端突部が設けられているため、左右方向にスライドしても外れ難い構成をなしているが、先端突部が設けられていない縦枠にスクリーン装置取付具を用いてスクリーン装置を取り付けた場合には、スクリーン装置取付具とともにスクリーン装置が外れる虞があるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、枠体に孔等を空けることなくより確実に取り付けることが可能なスクリーン固定ユニット、及び、スクリーンユニットを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のスクリーン固定ユニットは、スクリーンが引出可能に収容されているスクリーン本体を、建物開口に設けられる枠体に固定するスクリーン固定ユニットであって、前記スクリーン本体が固定される第一固定部材と、前記第一固定部材と接合される第二固定部材と、を有し、前記第一固定部材と前記第二固定部材とが接合されて、前記枠体が、見込み方向及び見込み方向と交差する交差方向とに挟持されていることを特徴とするスクリーン固定ユニットである。
このようなスクリーン固定ユニットによれば、スクリーン本体が固定される第一固定部材と第二固定部材とが接合されて、建物開口に設けられる枠体が見込み方向及び交差方向に挟持されているので、枠体に孔等を空けることなくスクリーン固定ユニットを固定することが可能である。このため、第一固定部材に固定されるスクリーン本体を、枠体に孔等を空けることなくより確実に取り付けることが可能である。
かかるスクリーン固定ユニットであって、前記第一固定部材と前記第二固定部材とを見込み方向において相対的に移動させる見込み方向移動具と、前記第一固定部材と前記第二固定部材とを交差方向に接合する接合具とを有し、前記第一固定部材と前記第二固定部材とは、前記見込み方向移動具が交差方向から操作されて前記枠体を見込み方向に挟持し、
前記接合具により接合されて交差方向に挟持されていることを特徴とする。
このようなスクリーン固定ユニットによれば、第一固定部材と第二固定部材とは、交差方向の操作により接合することが可能なので、建物から身体を大きく乗り出すことなく屋内側から容易に取り付けることが可能である。
かかるスクリーン固定ユニットであって、前記枠体は、見込み方向に沿う見込壁部と、前記見込壁部の屋外側の縁から前記建物開口の中央側に延出された中央延出片と、前記見込壁部の屋外側の縁から前記建物開口よりも外側に延出された外周延出片と、を有し、前記第一固定部材は前記見込壁部よりも前記枠体の外周側に配置され、前記外周延出片よりも屋内側にて前記見込壁部に当接される見込壁部当接部と、前記中央延出片及び外周延出片よりも屋外側に設けられて前記スクリーン本体を保持する保持金具が固定される保持金具固定部と、前記見込壁部当接部と繋がって前記外周延出片よりも屋内側に設けられ交差方向に沿う交差壁部と、前記交差壁部と前記保持金具固定部とを連結する連結部と、を有し、前記第二固定部材は、前記中央延出片の屋外側から前記外周延出片よりも前記枠体の外周側に延出される第二固定部材延出部と、前記第二固定部材延出部の、前記枠体の外周側の端部に設けられて前記連結部に固定される接合部と、前記中央延出片の屋外側から繋がって前記中央延出片の屋内側に配置される屋内部位と、を有し、前記見込み方向移動具は、前記第二固定部材延出部を貫通して前記交差壁部に螺合されるボルトであり、前記ボルトを締めることにより、前記外周延出片が前記見込壁部当接部と前記第二固定部材延出部とにより挟持されることを特徴とする。
このようなスクリーン固定ユニットによれば、外周延出片よりも屋外側に配置される第二固定部材延出部を貫通するボルトが、第一固定部材の、外周延出片よりも屋内側に配置された交差壁部に螺合されているので、ボルトを締めることにより第一固定部材と第二固定部材との見込み方向における間隔を狭めることが可能である。このため、ボルトを締めることにより見込壁部当接部と第二固定部材延出部とにより外周延出片をより確実に挟持することが可能である。また、第一固定部材と第二固定部材との間隔を狭めるために操作するのはボルトなので、ビスのように見込み方向からの操作ではなく、交差方向からの操作により容易にかつ確実に外周延出片を挟持することが可能である。
また、第二固定部材の屋内部位は、中央延出片の屋外側から繋がって当該中央延出片の屋内側に配置されているので、たとえ第一固定部材と第二固定部材とによる枠体の挟持状態が緩んだとしても、建物開口に設けられる枠体から外れることを防止することが可能である。
かかるスクリーン固定ユニットであって、前記中央延出片は、前記枠体に案内される網戸を閉じたときに当該網戸の縦框に挿入される部位であることを特徴とする。
このようなスクリーン固定ユニットによれば、枠体の中央延出片は網戸の縦框に挿入される部位なので、網戸を備える枠体であれば、スクリーン固定ユニットを取り付ける部位を別途設けることなく、スクリーン固定ユニットを取り付けることが可能である。
かかるスクリーン固定ユニットであって、前記第二固定部材は、前記第二固定部材延出部及び前記接合部を有する接合部材と、前記第二固定部材延出部の屋外側に固定される接合部材固定部及び前記接合部材固定部と前記屋内部位とが前記枠体の内周側にて繋がった内外部材と、を有し、前記内外部材は、前記接合部材よりも薄肉であることを特徴とする。
このようなスクリーン固定ユニットによれば、接合部材に固定されて屋内部位と枠体の内周側にて繋がっている内外部材は、網戸の縦框に中央延出片とともに挿入される。このため、内外部材が接合部材よりも薄肉に構成されていると、接合部材により外周延出片を挟持する強度を確保し、中央延出片を内外部材とともに縦框に挿入させることが可能である。
かかるスクリーン固定ユニットであって、前記第一固定部材は、前記枠体の上に配置される上片を有することを特徴とする。
このようなスクリーン固定ユニットによれば、第一固定部材の上片が枠体の上に配置されるので、たとえ、第一固定部材と第二固定部材とによる枠体の挟持状態が緩んだとしても、スクリーン固定ユニット及びスクリーン本体が降下することを防止することが可能である。
また、上記スクリーン固定ユニットと、前記スクリーン本体と、を有することを特徴とするスクリーンユニットである。
このようなスクリーンユニットによれば、より確実に枠体にスクリーン本体を固定することが可能なスクリーンユニットを提供することが可能である。
本発明によれば、枠体に孔等を空けることなくより確実に取り付けることが可能なスクリーン固定ユニット、及び、スクリーンユニットを提供することが可能である。
本実施形態に係るスクリーンユニットを示す縦断面図である。 本実施形態に係るスクリーン固定ユニットとスクリーン本体とを示す斜視図である。 スクリーン固定ユニットが枠体に取り付けられた状態を屋外側から見た図である。 スクリーン固定ユニットが枠体に取り付けられた状態を示す横断面図である。 スクリーン固定ユニットの構成を示す斜視図である。 図6(a)は、スクリーン固定ユニットが取り付けられる前の状態を示す斜視図であり、図6(b)は、スクリーン固定ユニットが枠体に取り付けられた状態を示す斜視図である。 スクリーン固定ユニットの取り付け手順を示す図である。 スクリーン固定ユニットをフックの取り付けに転用した例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るスクリーン固定ユニット、及び、スクリーンユニットについて図面を参照して説明する。
本実施形態のスクリーンユニット1は、図1〜図4に示すように、例えば、シェードなどのスクリーン2aが引き出し可能に収容されているスクリーン本体2と、スクリーン本体2を建物開口3aに設けられている枠体4の上部に固定するスクリーン固定ユニット5と、を有している。
本実施形態の枠体4は、引き違い障子6を備える建具の枠体4であり、引き違い障子6の屋外側に網戸7が備えられている。枠体4は、上下の横枠41と、左右の縦枠42とが矩形状に枠組みされている。上下の横枠41の最も屋外側には、枠体4の内周側に延出されて網戸7を案内する網戸レール41aが建物3の外壁3bよりも屋外側に張り出して設けられている。以下の説明においては、矩形状をなす枠体4に囲まれた内側を内周側、枠体4の外側を外周側として説明する。
左右の縦枠42は、見込み方向に沿う見込壁部42aと、見込壁部42aの屋外側の縁から内周側に延出され、網戸7を閉じた際に網戸7の縦框7aの戸先側が開放された溝部7bに挿入される挿入片42bと、見込壁部42aの屋外側の縁から外周側に延出された外周延出片42cと、を有している。挿入片42b及び外周延出片42cは、建物3の外壁3bよりも屋外側に張り出した位置にて、見込み方向において、上下の横枠41に設けられた網戸レール41aと同じ位置に設けられている。ここで、挿入片42bが、見込壁部42aの屋外側の縁から建物開口3aの中央側に延出された中央延出片に相当する。
スクリーン本体2は、水平方向に沿って設けられた軸体2bと、軸体2bに巻き付けられたスクリーン2aと、軸体2bを収容するとともに軸体2bの両端部を回動自在に支持するケーシング2cと、を有している。軸体2bは、スクリーン2aが巻き取られる方向に付勢されて支持されている。
スクリーン2aの引き出される側の端部には、スクリーン2aが引き出された状態を維持すべく枠体4に設けられたフック8に係止される係止バー2dがスクリーン2aの幅方向に沿って設けられている。係止バー2dは、スクリーン2aの幅より長く、両端がスクリーン2aよりも長手方向における両側に突出している。スクリーン2aが巻き取られた状態では、係止バー2dがケーシング2cに設けられた開口2eから突出し、係止バー2dの両端部がケーシング2cにおける開口2eの両側の部位に係合されており、スクリーン2aが引き出された状態を維持する場合には、係止バー2dに設けられた溝部2fに、縦枠42の下部に取り付けられているフック8が係合している。
本実施形態のスクリーン固定ユニット5は、保持金具9を介してスクリーン本体2が固定される第一固定部材51と、第一固定部材51と接合される第二固定部材52と、を有している。スクリーン固定ユニット5は、左右の縦枠42に各々設けられ、スクリーン本体2の長手方向における両端部を保持している。左右の縦枠42に各々設けられるスクリーン固定ユニット5は、互いに左右が反転した対称形状をなしている。スクリーン固定ユニット5及び保持金具9の説明においては、枠体4に取り付けられた状態にて、上下となる方向を上下方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向、左右となり見込み方向と交差する方向を交差方向、として示す。
保持金具9は、第一固定部材51にビス止めされ鉛直方向に沿って配置される板状の固定壁部9aと、固定壁部9aの上縁から屋外側に延出され、先端がスクリーン本体2のケーシング2cに係合される係合片9bと、固定壁部9aの下縁から屋外側に延出され、先端にケーシング2cに螺合するビスが挿通する挿通孔9cが設けられている固定片9dと、を有している。
第一固定部材51は、図4、図5に示すように、見込壁部42aの外周側の面に当接される見込壁部当接部51aと、見込壁部当接部51aの屋内側の縁から外周側に延出された交差壁部としての屋内延出壁部51bと、屋内延出壁部51bの外周側の縁から屋外側に延出される連結部としての外周壁部51cと、外周壁部51cの上部及び下部からそれぞれ内周側に延出されて保持金具9が固定される保持金具固定部51dと、見込壁部当接部51aの上部に屋外側に突出させて設けられた上片51eと、を有している。
見込壁部当接部51a及び屋内延出壁部51bは、外周延出片42cよりも屋内側に位置している。外周壁部51cは、屋内延出壁部51bから見込み方向に沿って延出されており、その先端は外周延出片42cよりも屋外側に至っている。
第二固定部材52は、第一固定部材51の外周壁部51cに当接されてビス止めされる接合部材53と、接合部材53の屋外側に重ねられ枠体4の内周側にて屋内側に繋がっている内外部材54と、を有している。内外部材54は、接合部材53よりも厚みの薄い板金により形成されている。
接合部材は53、挿入片42b及び外周延出片42cの屋外側の面に当接され外周延出片42cよりも外周側に延出される第二固定部材延出部としての平板状の接合部材延出部53aと、接合部材延出部53aの外周側の端部から屋外側に延出され外周壁部51cに固定される接合部53bと、接合部材延出部53aの一部が切り起こされて接合部53bと繋がった平面をなして屋内側に延びる屋内延出片53cと、を有している。接合部材延出部53aと接合部53bとは、平面視L字状をなしており、屋内延出片53cは接合部53bの上下方向における中央部分が屋内側に延長されるように設けられている。屋内延出片53cの接合部材延出部53aより屋内側への延出量は、見込壁部当接部51aの屋内延出壁部51bより屋外側への延出量とほぼ一致している。
接合部材延出部53aには、外周側における上下方向の中央部分に、屋内延出片53cを切り起こすことにより加工孔53dが形成されている。加工孔53dの上下にはそれぞれ、第一固定部材51の屋内延出壁部51bに螺合され、頭部が六角形状をなし見込み方向移動具としてのボルト10が貫通される長孔53eが、接合部53bとの境界部まで設けられている。
接合部53bには、上下方向における中央部に屋外側が開放されて屋内側に入り込む、U字を横にした形状の中央凹部53fが設けられている。中央凹部53fには、内周側から進入し、第一固定部材51の外周壁部51cに螺合される接合具としてのビス11が挿通される。
内外部材54は、接合部材延出部53aの屋外側に重なって固定される平板状の接合部材固定部54bと、接合部材固定部54bの屋内側に間隔を隔てて対向する屋内部位54aと、接合部材固定部54bと屋内部位54aとを内周側にて繋ぐ内周壁部54cと、を有している。
接合部材53と内外部材54とは、接合部材延出部53aと接合部材固定部54bとがスポット溶接されており、接合部材固定部54bには、スポット溶接された状態で、接合部材延出部53aの長孔53eと重なる位置に、外周側が開放されて内周側に入り込む、U字を横にした形状の外周凹部54dが設けられている。
内周壁部54cの外周側の面から屋内部位54aの外周側の縁までの長さは、挿入片42bの交差方向の幅より十分短く形成されている。また、接合部材延出部53aの屋内側の面と屋内部位54aの屋外側の面とは、挿入片42bが挿入可能な間隔が空けられている。
接合部材53と内外部材54とがスポット溶接された第二固定部材52は、第一固定部材51の見込壁部当接部51a、屋内延出壁部51b、外周壁部51c、保持金具固定部51dにより囲まれる空間内に接合部53b及び屋内延出片53c側が挿入され、接合部53bの中央凹部53fに挿通されたビス11が、第一固定部材51の外周壁部51cに十分に緩く螺合された状態で、枠体4に取り付けられる。このとき、第一固定部材51の屋内延出壁部51bには、接合部材53の長孔53e及び内外部材54の外周凹部54dを挿通する2本のボルト10が、十分に緩めた状態で螺合されている。また、第一固定部材51の保持金具固定部51dには、保持金具9がビス止めされている。
スクリーン固定ユニット5によりスクリーン本体2を枠体4に取り付ける場合には、図6に示すように、予め第一固定部材51に保持金具9を固定し、第二固定部材52を固定するビス11と2本のボルト10を緩めた状態で、第一固定部材51と第二固定部材52とを組み合わせておく。
スクリーン固定ユニット5によるスクリーン本体2の取り付け方法は、図7に示すように、まず、第一固定部材51と第二固定部材52とを組み合わせたスクリーン固定ユニット5を、第二固定部材52の接合部材延出部53aが、縦枠42の挿入片42b及び外周延出片42cと対面するように配置した状態で、第一固定部材51を、その屋内側の部位が屋外側の部位より外周側に位置するように傾けるとともに、第一固定部材51の上片51eが枠体4の上に位置するようにスクリーン固定ユニット5を枠体4に近づける。
次に、第一固定部材51が傾いている状態で、上片51eを枠体4の上に引っ掛けるとともに、枠体4の挿入片42bを接合部材延出部53aの屋内側の面と屋内部位54aの屋外側の面との間に挿入し、挿入片42bの先端を内周壁部54cに当接させる。
次に、第一固定部材51を、屋内側の部位を外周側から内周側に移動するように回転させ、見込壁部当接部51aを枠体4の見込壁部42aに当接させて、内周側からドライバーを操作してビス11を締め込む。このとき、見込壁部当接部51aの屋外側の端面を外周延出片42cの屋内側の面に、第二固定部材52の屋内延出片53cの屋内側の端面を第一固定部材51の屋内延出壁部51bの屋外側の面に、それぞれ当接させておく。
次に、内周側からレンチやスパナなどを用いてボルト10を操作し締め込むことにより、スクリーン固定ユニット5が、枠体4に固定される。より具体的には、枠体4の外周延出片42cは、見込壁部当接部51aと接合部材延出部53aとにより見込み方向に挟持され、見込壁部当接部51aと内周壁部54cとにより縦枠42が交差方向に挟持される。このとき、第二固定部材52の屋内延出片53cの屋内側の端面が第一固定部材51の屋内延出壁部51bの屋外側の面に当接していることにより、第一固定部材51の屋内延出壁部51bと第二固定部材52の接合部材延出部53aとがほぼ平行をなす状態が保たれ、第一固定部材51及び第二固定部材52が歪むことなくボルト10が締め込まれ、見込壁部当接部51aと接合部材延出部53aとにより外周延出片42cがより確実に挟持される。
また、スクリーン固定ユニット5は上片51eにより下方への移動が規制され、枠体4の内周側にて屋内側と屋外側とを繋ぐ内周壁部54cにより上方への移動も規制される。このとき、第一固定部材51と第二固定部材52とをビス11にて固定した状態で、見込壁部当接部51aの内周側の面と内周壁部54cの外周側の面との間隔を、枠体4の見込壁部42aの外周側の面と挿入片42bの先端までの幅より僅かに狭く設定しておくと、見込壁部当接部51aと内周壁部54cとにより枠体4がより確実に挟持される。
次に、スクリーン本体2のケーシング2cの屋内側における上部を係合片9bに係合させ、下部を固定片9dの挿通孔9cを挿通したビスにより固定してスクリーン本体2を固定する。
本実施形態のスクリーン固定ユニット5、及び、スクリーンユニット1によれば、スクリーン本体2が固定される第一固定部材51と第二固定部材52とが接合されて、建物開口3aに設けられる枠体4が見込み方向及び交差方向に挟持されるので、枠体4に孔等を空けることなくスクリーン固定ユニット5及びスクリーン本体2を取り付けることが可能である。このため、第一固定部材51に固定されるスクリーン本体2を、枠体4に孔等を空けることなくより確実に取り付けることが可能である。
また、第一固定部材51と第二固定部材52とは、交差方向における枠体4の内周側からの操作により接合することができるので、建物3から身体を大きく乗り出すことなく屋内側から容易に取り付けることが可能である。
また、枠体4にて網戸7の縦框7aに挿入される挿入片42bに係合される第二固定部材52と第一固定部材51とが接合されて交差方向の移動が規制されるので、網戸7が設けられる枠体4であればスクリーン固定ユニット5の交差方向の移動を規制しつつ交差方向に挟持することが可能である。
また、外周延出片42cよりも屋外側に配置される接合部材延出部53aを貫通するボルト10が、第一固定部材51の、外周延出片42cよりも屋内側に配置された屋内延出壁部51bに螺合されているので、ボルト10を締めることにより第一固定部材51と第二固定部材52との見込み方向における間隔を狭めることが可能である。このため、ボルト10を締めることにより見込壁部当接部51aと接合部材延出部53aとにより外周延出片42cをより確実に挟持することが可能である。また、第一固定部材51と第二固定部材52との間隔を狭めるために操作するのは頭部が六角形状をなすボルト10なので、交差方向における枠体4の内周側から容易に操作して確実に外周延出片42cを挟持することが可能である。このため、建物3から身体を大きく乗り出すことなく屋内側から容易に取り付けることが可能である。
また、第二固定部材52の屋内部位54aは、挿入片42bの屋外側から繋がって当該挿入片42bの屋内側に配置されているので、たとえ第一固定部材51と第二固定部材52とによる枠体4の挟持状態が緩みスクリーン固定ユニット5が上方に引き上げられたとしても、内周壁部54cが上の横枠41に接触することによりスクリーン固定ユニット5の上昇が妨げられる。このため、スクリーン固定ユニット5及びスクリーン本体2が枠体4から上方に外れることを防止することが可能である。
また、第一固定部材51の上片51eが枠体4の上に配置されるので、たとえ、第一固定部材51と第二固定部材52とによる枠体4の挟持状態が緩んだとしても、スクリーン固定ユニット5及びスクリーン本体2が降下することを防止することが可能である。
また、接合部材53に固定されて屋内部位54aと枠体4の内周側にて繋がっている内外部材54は、網戸7の縦框7aに挿入片42bとともに挿入される。このため、内外部材54が接合部材53よりも薄肉に構成されていると、接合部材53により挿入片42bを挟持する強度を確保し、挿入片42bを内外部材54とともに縦框7aに挿入させることが可能である。
そして、枠体4に取り付けられたスクリーン固定ユニット5を介してスクリーン本体2が、より確実に枠体4に固定することが可能なスクリーンユニット1を提供することが可能である。
上記実施形態においては、スクリーン本体2が保持金具9を介してスクリーン固定ユニット5に取り付けられる例について説明したが、これに限らず、保持金具9を介さずスクリーン本体2がスクリーン固定ユニット5に直接取り付けられる構成であっても構わない。
上記実施形態のスクリーン固定ユニット5は、図8に示すように、第一固定部材51の上片51eを切除した第一固定部材55を用い、保持金具9に変えてフック8を第一固定部材55に取り付けることにより、スクリーン2aが引き出された状態を維持すべく係止バー2dに係止されるフック8を縦枠42の下方に取り付けることが可能である。
上記実施形態においては、引き違い窓用の建具の枠体4を例に挙げて説明したが、これに限るものではない。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 スクリーンユニット、2 スクリーン本体、3a 建物開口、4 枠体、
5 スクリーン固定ユニット、7 網戸7a 縦框、9 保持金具、
10 ボルト、11 ビス、42 縦枠、42a 見込壁部、42b 挿入片、
42c 外周延出片、51 第一固定部材、51a 見込壁部当接部、
51b 屋内延出壁部、51c 外周壁部、51d 保持金具固定部、51e 上片、
52 第二固定部材、53 接合部材、53a 接合部材延出部、53b 接合部、
54 内外部材、54a 屋内部位、54b 接合部材固定部、

Claims (7)

  1. スクリーンが引出可能に収容されているスクリーン本体を、建物開口に設けられる枠体に固定するスクリーン固定ユニットであって、
    前記スクリーン本体が固定される第一固定部材と、
    前記第一固定部材と接合される第二固定部材と、を有し、
    前記第一固定部材と前記第二固定部材とが接合されて、前記枠体が、見込み方向及び見込み方向と交差する交差方向とに挟持されていることを特徴とするスクリーン固定ユニット。
  2. 請求項1に記載のスクリーン固定ユニットであって、
    前記第一固定部材と前記第二固定部材とを見込み方向において相対的に移動させる見込み方向移動具と、
    前記第一固定部材と前記第二固定部材とを交差方向に接合する接合具とを有し、
    前記第一固定部材と前記第二固定部材とは、
    前記見込み方向移動具が交差方向から操作されて前記枠体を見込み方向に挟持し、
    前記接合具により接合されて交差方向に挟持されていることを特徴とするスクリーン固定ユニット。
  3. 請求項2に記載のスクリーン固定ユニットであって、
    前記枠体は、見込み方向に沿う見込壁部と、前記見込壁部の屋外側の縁から前記建物開口の中央側に延出された中央延出片と、前記見込壁部の屋外側の縁から前記建物開口よりも外側に延出された外周延出片と、を有し、
    前記第一固定部材は前記見込壁部よりも前記枠体の外周側に配置され、前記外周延出片よりも屋内側にて前記見込壁部に当接される見込壁部当接部と、前記中央延出片及び外周延出片よりも屋外側に設けられて前記スクリーン本体を保持する保持金具が固定される保持金具固定部と、前記見込壁部当接部と繋がって前記外周延出片よりも屋内側に設けられ交差方向に沿う交差壁部と、前記交差壁部と前記保持金具固定部とを連結する連結部と、を有し、
    前記第二固定部材は、前記中央延出片の屋外側から前記外周延出片よりも前記枠体の外周側に延出される第二固定部材延出部と、前記第二固定部材延出部の、前記枠体の外周側の端部に設けられて前記連結部に固定される接合部と、前記中央延出片の屋外側から繋がって前記中央延出片の屋内側に配置される屋内部位と、を有し、
    前記見込み方向移動具は、前記第二固定部材延出部を貫通して前記交差壁部に螺合され
    るボルトであり、
    前記ボルトを締めることにより、前記外周延出片が前記見込壁部当接部と前記第二固定部材延出部とにより挟持されることを特徴とするスクリーン固定ユニット。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスクリーン固定ユニットであって、
    前記中央延出片は、前記枠体に案内される網戸を閉じたときに当該網戸の縦框に挿入される部位であることを特徴とするスクリーン固定ユニット。
  5. 請求項4に記載のスクリーン固定ユニットであって、
    前記第二固定部材は、前記第二固定部材延出部及び前記接合部を有する接合部材と、
    前記第二固定部材延出部の屋外側に固定される接合部材固定部及び前記接合部材固定部と前記屋内部位とが前記枠体の内周側にて繋がった内外部材と、を有し、
    前記内外部材は、前記接合部材よりも薄肉であることを特徴とするスクリーン固定ユニット。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のスクリーン固定ユニットであって、
    前記第一固定部材は、前記枠体の上に配置される上片を有することを特徴とするスクリーン固定ユニット。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のスクリーン固定ユニットと、
    前記スクリーン本体と、を有することを特徴とするスクリーンユニット。
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