JPH1142157A - 簾ハンガー - Google Patents

簾ハンガー

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JPH1142157A
JPH1142157A JP21420597A JP21420597A JPH1142157A JP H1142157 A JPH1142157 A JP H1142157A JP 21420597 A JP21420597 A JP 21420597A JP 21420597 A JP21420597 A JP 21420597A JP H1142157 A JPH1142157 A JP H1142157A
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秀明 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簾ハンガーが取り付けられる支持物に傷
の形成等の損傷を与えない簾ハンガーを提供する。 【解決手段】 支持物に取り付けられて、簾を懸装する
ための簾ハンガーであって、該簾を懸装させる懸装部分
と、ねじの先端部分によって付勢された板状部材と支持
板との間に該支持物を狭持することによって該支持物へ
該簾ハンガーを固定する固定部分と、を有する、簾ハン
ガー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簾をつり下げるた
めの簾ハンガーに関し、より詳細には、簾ハンガーが取
り付けられる支持物に損傷を与えない簾ハンガーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】簾は直射日光を遮る等のために、窓の近
傍に取り付けられる。従来、簾を取り付ける方法は、簾
上部を窓枠にひも等によって縛って固定する方法や、簾
上部を窓枠にねじ又は釘によって固定する方法等によっ
て行われてきた。しかしながら、これらの固定方法によ
って簾を取り付ける場合、簾の着脱を容易に行うことが
できなかった。このため最近では、簾上部を容易かつ確
実に掛着又は取り外すことができる簾ハンガーが市販さ
れており、これを介して簾が取り付けられる場合が多
い。
【0003】図5に従来の簾ハンガーの左側面図を示
す。簾を懸装させる懸装部分1が、その下側に、簾上部
を掛着させる2個のフック3a、3bを有している。懸
装部分1の図中左端は固定部分31と連結されている。
固定部分31は、支持板35と、ねじ33を取り付ける
ねじ取付板37と、支持板35とねじ取付板37とを連
結する連結部材39と、を有している。雄ねじ33が貫
通している、ねじ取付板37の部分には該雄ねじ33に
対応する雌ねじが形成されている。このため、ねじ33
の根本部分に形成された把持部分41を手によって回転
させると、ねじ33の先端部分43を図中左右方向に自
在に移動させることができる。従って、支持板35と先
端部分43との間に支持物(例えば、窓枠の一部)を入
れ、把持部分41を手で把持してねじ33を回転させれ
ば、容易かつ確実に支持板35と先端部分43との間で
支持物を挟持することができる。この状態では、簾ハン
ガー全体が支持物に十分固定されるので、フック3a、
3bに簾を懸装させることができる。フック3a、3b
は簾を懸装又は取り外すことを容易に行うことができる
ような形状にされており、一度、簾ハンガーを取り付け
てしまえば、極めて容易に簾を懸装したり取り外したり
することができる。
【0004】図6は、図5に示した従来の簾ハンガーの
上面図を示している。簾を懸装させる懸装部分1が図中
左右方向に伸びるように形成されている。なお、フック
3a、3bは隠れて見えない。懸装部分1の図中左端は
固定部分31と連結されている。固定部分31は、支持
板35と、ねじ33を取り付けるねじ取付板37と、支
持板35とねじ取付板37とを連結する連結部材39
と、を有している。ねじ33は、懸装部分1が取付られ
た、ねじ取付板37の部分の左右(図中、上下)に1個
ずつ計2個取り付けられている。このため、支持物を2
個のねじ33によって固定することができ、確実かつ強
固に簾ハンガーが固定される。ねじ33はねじ取付板3
7を貫通している雄ねじであり、ねじ33と接する、ね
じ取付板37の部分にはねじ33に対応する雌ねじが形
成されている。このため、ねじ33の根本部分に形成さ
れた把持部分41を手によって回転させると、ねじ33
の先端部分43を図中左右方向に自在に移動させること
ができる。従って、支持板35と先端部分43との間に
支持物を入れ、把持部分41を手で把持してねじ33を
回転させれば、容易かつ確実に支持板35と先端部分4
3との間で支持物を挟持し、簾ハンガーを確実に固定す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5及び図6に示され
た従来の簾ハンガーを支持物に固定する場合、支持物は
簾ハンガーの支持板35とねじ33の先端部分43との
間に強く挟持される。ここにねじ33の先端部分43と
支持物とが接触する面積は非常に小さく、両者の接触部
分における、先端部分43が支持物に与える圧力は極め
て大きくなる。このため、ねじ33の先端部分43が接
触した、支持物の部分に傷等を形成したり、支持物の強
度が弱い場合には支持物に亀裂が発生する等のように支
持物を損傷させることがあった。特に、新しい窓枠に簾
ハンガーを取り付けるような場合に、これらの問題が発
生しないように簾ハンガーひいては簾の使用を嫌う場合
もあった。
【0006】そこで本発明では、簾ハンガーが取り付け
られる支持物に傷の形成等の損傷を与えない簾ハンガー
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の簾ハンガーは、
支持物を挟持するねじの先端部分と支持物との間に板状
部材を介在させることによって、ねじによって支持物に
加えられる圧力を減少させ、支持物を損傷させないよう
にした簾ハンガーである。即ち、本発明は、支持物に取
り付けられて、簾を懸装するための簾ハンガーであっ
て、該簾を懸装させる懸装部分と、ねじの先端部分によ
って付勢された板状部材と支持板との間に該支持物を狭
持することによって該支持物へ該簾ハンガーを固定する
固定部分と、を有する、簾ハンガーである。
【0008】本発明の簾ハンガーは懸装部分と固定部分
とを有する。懸装部分は簾を懸装する部分で、通常、簾
の上部を掛着するためのフックを有する棒状部材から形
成されている。懸装部分は、樹脂、金属、及び木材等の
いかなる材料によって形成されても良いが、経済性や軽
量性等を考慮すると樹脂によって形成されることが好ま
しい。
【0009】固定部分は、その先端によって板状部材を
付勢するねじと支持板とを有し、板状部材と支持板との
間に支持物を挟持することによって簾ハンガーを支持物
に固定する。窓枠等を通常支持物とすることが多く、こ
の場合、簾を窓と平行に配置するには、取り付けた簾ハ
ンガーを鉛直上方向から見て、懸装部分と支持板とが垂
直の関係にあることが好ましい(取り付けた簾ハンガー
を水平方向から見た場合には、懸装部分が上方向や下方
向に向いていてもかまわない。)。このようにすること
で、鉛直方向から見た場合に、窓枠に対して懸装部分が
垂直に配置され、簾をうまく取り付けることができる。
固定部分が有するねじの本数は特に制限はない。しか
し、支持物を確実に挟持するには固定部分がねじを多く
有することが好ましいが、固定部分に加わる荷重が小さ
いこと、簾ハンガーの着脱が容易にできること、及び簾
ハンガーの製造費用を低減すること等を考慮すれば、固
定部分は2本のねじを有することが好ましい。
【0010】ねじの先端部分とは反対側の根本部分に、
手によって把持されねじを回動させるための把持部分を
形成することが好ましい。把持部分は、手によって把持
されやすく、手と把持部分との間に滑りが発生しないよ
うに、ねじよりも大きく形成され、把持部分の表面には
凹凸等による滑り止めが形成されることが望ましい。把
持部分が形成されていれば、簾ハンガーを着脱する際等
に手のみによって十分なトルクでねじを回転させること
ができることから、ドライバー等の工具を要せず、極め
て便利である。
【0011】また、固定部分が、支持板と、支持板に相
対するように間隔をあけて配置されたねじ取付板と、支
持板とねじ取付板とを連結する連結部材と、を備えるも
のであってもよい。このようにすることで支持板とねじ
との位置関係を保ち、支持物を確実に挟持することがで
きる。
【0012】ねじの先端部分と支持物との間には板状部
材を介在させる。板状部材を介在させることによって、
ねじの先端部分によって加えられる挟持力を分散させて
支持物に伝えることができ、支持物が損傷することを効
果的に防止することができる。換言すれば、支持物に接
する面積を比べると、ねじの先端部分が支持物に直接接
する場合よりも板状部材が支持物に接する場合の方が大
きく、挟持力が同じ場合であれば支持物が受ける圧力は
支持物を介する方が小さくなることから、支持物が破損
する可能性が著しく低減される。この効果を得るために
は、板状部材の、支持物に接する面積は少なくともねじ
の先端部分よりも大きくなければならない。
【0013】また、板状部材はねじによる挟持力を分散
させて伝達しなければならないから、該挟持力に十分耐
えることができる強度を有する必要がある。板状部材を
形成する材料は、樹脂、金属、及び木材等のいずれの材
料であってもよいが、支持物に傷をつけないためには板
状部材の、少なくとも支持物に接する部分が樹脂や木材
によって形成されることが好ましく、更に板状部材の均
一性や経済性等を考慮すれば樹脂によって形成されるこ
とが好ましい。板状部材は少なくともねじの先端部分と
支持物との間に配置されていればよく、いかなる形状を
有していてもかまわない。
【0014】板状部材は固定部分の一部に取付けられて
いてもよい。この取付けは固定部分が支持物を挟持する
ことを妨げないようにされる必要がある。このようにす
ることで、板状部材が固定部分から脱落することを防止
し、さらに、常にねじの先端部分が板状部材の所定位置
に当接するように取付ければ、板状部材の位置決めを行
う必要がなくなる。好ましくは、板状部材が支持板に対
してほぼ平行の関係を保った状態で支持板との距離が変
化するように移動できるように取り付ける。このために
は、例えば、固定部分が、支持板と、支持板に相対する
ように間隔をあけて配置されたねじ取付板と、支持板と
ねじ取付板とを連結する連結部材と、を備えるものであ
れば、該支持板と垂直方向に自由に移動することができ
るように板状部材を該連結部材に取り付ければよい。
【0015】板状部材がねじの先端部分に取り付けられ
ていてもよい。こうすることで、支持物を挟持する際に
板状部材の位置決めを行う必要がなく、更に、板状部材
を紛失することもなくなる。また、ねじの抜け落ちを防
止することもできる。板状部材とねじの先端部分との取
付けは、溶接、接着、及び嵌合等の既知のいかなる方法
によってもよい。なお、板状部材とねじとがねじの回転
軸に対して回動自在に取り付ける方が、ねじの締込みを
円滑に行うことができると共に支持物に傷をつけること
を防止できる点から好ましい。
【0016】板状部材と懸装部分とが一体的に形成され
ていてもよい。この場合、懸装部分の一端に板状部材が
取り付けられた形となる。通常、懸装部分と板状部材と
はほぼ垂直になるように取り付けられ、ねじの先端と支
持板との間に支持物と共に板状部材が挟持される。これ
によって、板状部材が支持物に対して固定され、同時
に、懸装部分も支持物に対して固定される。なお、この
場合も、上記と同様に板状部材がねじの先端部分に取り
付けられていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して詳述するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0018】図1は本発明の一実施例の簾ハンガーの左
側面図を示す。簾を懸装させる懸装部分1が、その下側
に、簾上部を掛着させる2個のフック3a、3bを有し
ている。懸装部分1の図中左端は固定部分31と連結さ
れている。固定部分31は、支持板35と、ねじ33を
取り付けるねじ取付板37と、支持板35とねじ取付板
37とを連結する連結部材39と、を有している。ねじ
33は雄ねじであり、ねじ取付板37を貫通している。
ねじ33が貫通した、ねじ取付板37の部分には該雄ね
じ33に対応する雌ねじが形成されている。このため、
ねじ33の根本部分に形成された把持部分41を手によ
って回転させると、ねじ33を図中左右方向に自在に移
動させることができる。一方、ねじ33の先端部分に
は、円盤形をした板状部材21がねじ33の回転軸に関
して回動自在に取り付けられている。従って、支持板3
5と板状部材21との間に支持物(例えば、窓枠の一
部)を入れ、把持部分41を手で把持してねじ33を回
転させれば、容易かつ確実に支持板35と板状部材21
との間で支持物を挟持することができる。この際、板状
部材21が支持物に接触した後に更にねじ33を回転さ
せて支持物を一層強く挟持させる場合に、板状部材21
は支持物に対して回転しなくてもねじ33を回転させる
ことができるので、円滑に支持物を挟持すると共に支持
物に傷をつけることがない。
【0019】図2は、図1に示した本発明の一実施例の
簾ハンガーの上面図を示している。簾を懸装させる懸装
部分1が図中左右方向に伸びるように形成されている。
なお、フック3a、3bは隠れて見えない。懸装部分1
の図中左端は固定部分31と連結されている。固定部分
31は、支持板35と、ねじ33を取り付けるねじ取付
板37と、支持板35とねじ取付板37とを連結する連
結部材39と、を有している。ねじ33は、懸装部分1
が取付られた、ねじ取付板37の部分の左右(図中、上
下)に1個ずつ計2個取り付けられている。このため、
支持物を2個のねじ33によって固定することができ、
確実かつ強固に簾ハンガーが固定される。ねじ33はね
じ取付板37を貫通している雄ねじであり、ねじ33と
接する、ねじ取付板37の部分にはねじ33に対応する
雌ねじが形成されている。このため、ねじ33の根本部
分に形成された把持部分41を手によって回転させる
と、ねじ33を図中左右方向に自在に移動させることが
できる。一方、ねじ33の先端部分には、円盤形をした
板状部材21がねじ33の回転軸に関して回動自在に取
り付けられている。従って、支持板35と板状部材21
との間に支持物(例えば、窓枠の一部)を入れ、把持部
分41を手で把持してねじ33を回転させれば、容易か
つ確実に支持板35と板状部材21との間で支持物を挟
持することができる。この際、板状部材21が支持物に
接触した後に更にねじ33を回転させて支持物を一層強
く挟持させる場合に、板状部材21は支持物に対して回
転しなくてもねじ33を回転させることができるので、
円滑に支持物を挟持すると共に支持物に傷をつけること
がない。
【0020】図3は本発明の他の一実施例の簾ハンガー
の左側面図を示す。簾を懸装させる懸装部分1が、その
下側に、簾上部を掛着させる2個のフック3a、3bを
有している。懸装部分1の図中左端部分は、ねじ取付板
37を貫通しており、支持板35とねじ取付板37との
間で長方形状の板状部材11と互いにほぼ垂直になるよ
うに連結されている。固定部分31は、支持板35と、
ねじ33を取り付けるねじ取付板37と、支持板35と
ねじ取付板37とを連結する連結部材39と、を有して
いる。ねじ33は雄ねじであり、ねじ取付板37を貫通
している。ねじ33が貫通した、ねじ取付板37の部分
には該雄ねじ33に対応する雌ねじが形成されている。
このため、ねじ33の根本部分に形成された把持部分4
1を手によって回転させると、ねじ33を図中左右方向
に自在に移動させることができる。一方、ねじ33の先
端部分には板状部材11が当接しており、板状部材11
は、板状部材11の両下端部に形成された爪部13によ
って連結部材39に摺動可能に取り付けられている。爪
部13は、板状部材11が図中左右方向に摺動しうるよ
うに連結部材39の両辺に嵌合するものである。この爪
部13と連結部材39との嵌合によって、板状部材11
を取り付けられた懸装部分1と固定部分31とが分離す
ることを防止する。このように構成することによって、
支持板35と板状部材11との間に支持物(例えば、窓
枠の一部)を入れ、把持部分41を手で把持してねじ3
3を回転させれば、ねじ33の先端部分が板状部材11
を押して板状部材11を図中左側に移動させることによ
って、容易かつ確実に支持板35と板状部材11との間
で支持物を挟持することができる。本実施例において
は、支持板35と板状部材11とによる挟持力のみが支
持物に対してはたらくので、支持物に傷等を形成するお
それがない。
【0021】図4は、図3に示した本発明の他の一実施
例の簾ハンガーの上面図を示している。簾を懸装させる
懸装部分1が図中左右方向に伸びるように形成されてい
る。なお、フック3a、3bは隠れて見えない。懸装部
分1の図中左端部分は、ねじ取付板37を貫通してお
り、支持板35とねじ取付板37との間で長方形状の板
状部材11と互いにほぼ垂直になるように連結されてい
る。固定部分31は、支持板35と、ねじ33を取り付
けるねじ取付板37と、支持板35とねじ取付板37と
を連結する連結部材39と、を有している。ねじ33
は、懸装部分1が貫通した、ねじ取付板37の部分の左
右(図中、上下)に1個ずつ計2個取り付けられてい
る。このため、支持物を2個のねじ33によって固定す
ることができ、確実かつ強固に簾ハンガーが固定され
る。ねじ33は雄ねじであり、ねじ取付板37を貫通し
ている。ねじ33が貫通した、ねじ取付板37の部分に
は該雄ねじ33に対応する雌ねじが形成されている。こ
のため、ねじ33の根本部分に形成された把持部分41
を手によって回転させると、ねじ33を図中左右方向に
自在に移動させることができる。一方、2本のねじ33
の先端部分には板状部材11が当接しており、板状部材
11は連結部材39に摺動可能に取り付けられている
(爪部13は隠れて見えない)。このように構成するこ
とによって、支持板35と板状部材11との間に支持物
(例えば、窓枠の一部)を入れ、把持部分41を手で把
持してねじ33を回転させれば、ねじ33の先端部分が
板状部材11を押して板状部材11を図中左側に移動さ
せることによって、容易かつ確実に支持板35と板状部
材11との間で支持物を挟持することができる。
【0022】なお、本発明は上記した実施例に限定され
るものでないことは言うまでもなく、さらに、特許請求
の範囲と実質的に均等の範囲のものまで含む。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、簾
ハンガーを支持物へ固定するためのねじの先端部分と該
支持物との間に板状部材を介在させることによって、支
持物が受ける圧力を減少させ、簾ハンガーが取り付けら
れる支持物に傷の形成等の損傷を与えない簾ハンガーと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の簾ハンガーの左側面図であ
る。
【図2】図1に示した、本発明の一実施例の簾ハンガー
の上面図である。
【図3】本発明の他の一実施例の簾ハンガーの左側面図
である。
【図4】図3に示した、本発明の他の一実施例の簾ハン
ガーの上面図である。
【図5】従来の簾ハンガーの左側面図である。
【図6】図5に示した従来の簾ハンガーの上面図であ
る。
【符号の説明】
1 懸装部分 3a、3b フック 11 長方形状の板状部材 13 板状部材を連結部材に取り付けるため
の爪部 21 円盤状の板状部材 31 固定部分 33 ねじ 35 支持板 37 ねじ取付板 39 支持板とねじ取付板との連結部材 41 把持部分 43 ねじの先端部分

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持物に取り付けられて、簾を懸装するた
    めの簾ハンガーであって、 該簾を懸装させる懸装部分と、ねじの先端部分によって
    付勢された板状部材と支持板との間に該支持物を狭持す
    ることによって該支持物へ該簾ハンガーを固定する固定
    部分と、を有する、簾ハンガー。
  2. 【請求項2】該固定部分が、該支持板と、該支持板に相
    対するように間隔をあけて配置されたねじ取付板と、そ
    して該支持板と該ねじ取付板とを連結する連結部材と、
    を備えるものである、請求項1に記載の簾ハンガー。
  3. 【請求項3】該板状部材と該懸装部分とが一体的に形成
    されているものである、請求項1又は2に記載の簾ハン
    ガー。
  4. 【請求項4】該板状部材が、該固定部分の一部に、該支
    持物を挟持することができるように取付られているもの
    である、請求項1乃至3のいずれかに記載の簾ハンガ
    ー。
  5. 【請求項5】該固定部分の一部が該連結部材である、請
    求項4に記載の簾ハンガー。
  6. 【請求項6】該固定部分の一部が該ねじの先端部分であ
    る、請求項4又は5に記載の簾ハンガー。
  7. 【請求項7】該板状部材の、該支持物に接する部分が樹
    脂材料によって形成されているものである、請求項1乃
    至6のいずれかに記載の簾ハンガー。
  8. 【請求項8】該ねじが2本備えられるものである、請求
    項1乃至7のいずれかに記載の簾ハンガー。
  9. 【請求項9】取り付けられた該簾ハンガーを鉛直上方向
    から見て、該懸装部分と該支持板とが垂直の関係にある
    ものである、請求項1乃至8のいずれかに記載の簾ハン
    ガー。
  10. 【請求項10】該ねじが該先端部分とは逆の根本部分
    に、手によって把持され該ねじを回動させるための把持
    部分を有するものである、請求項1乃至9のいずれかに
    記載の簾ハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002209717A (ja) * 2001-01-24 2002-07-30 Okayama Trading Co Ltd 日除け吊り具
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