JPH0645533Y2 - システム天井 - Google Patents

システム天井

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JPH0645533Y2
JPH0645533Y2 JP1987189060U JP18906087U JPH0645533Y2 JP H0645533 Y2 JPH0645533 Y2 JP H0645533Y2 JP 1987189060 U JP1987189060 U JP 1987189060U JP 18906087 U JP18906087 U JP 18906087U JP H0645533 Y2 JPH0645533 Y2 JP H0645533Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
piece
hanger
crossbar
bar
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JP1987189060U
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JPH0192405U (ja
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雅弘 井上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、略平行に配設された複数本の天井バーと、複
数の天井バーに跨がる形で配設されたクロスバーとをハ
ンガを介して結合した状態で構造物から吊下し、天井バ
ー間に天井板や照明器具を配設したシステム天井に関す
るものである。
[背景技術] 一般にこの種のシステム天井は、略平行に配設された複
数本の天井バーを、天井バーの上方で複数の天井バーに
跨がるように配設されたクロスバーに取り付けているも
のであって、クロスバーは天井スラブ等の構造物に上端
部が固定された吊りボルトの下端に吊下されるようにな
っている。
ところで、従来よりシステム天井として、第6図に示す
ように、一対の天井バー10を近接して配設し、対になっ
た天井バー10同士を所定の間隔で配列した構成が提供さ
れている。このような構成のシステム天井では、対を形
成する天井バー10間にスペーサ27を挿入して天井バー10
間の間隔を一定に保つ必要があり、また、天井バー10と
クロスバー20との結合は、それぞれチャンネルクリップ
28によって行なわれるから、一対のチャンネルクリップ
28が必要となるものである。したがって、クロスバー20
に天井バー10を取り付けるときに、スペーサ27やチャン
ネルクリップ28を順番に取り付けなければならなず、取
付作業が面倒であり、また、チャンネルクリップ28の取
付ピッチの調節も面倒である。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは、クロスバーへの天井バーの連結
を、天井バー間の間隔設定とを同一部材で行なえるよに
して、クロスバーと天井バーとの組み付け作業を容易に
したシステム天井を提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案に係るシステム天井は、略平行に配設された複数
本の天井バーと、複数の天井バーに跨がる形で天井バー
の上方に配設されたクロスバーとがハンガを介して結合
され、クロスバーが吊りボルトを介して天井スラブ等の
構造物に吊下され、天井バー間に天井板や照明器具が配
設されるシステム天井において、天井バーは縦片の上端
部の両側にそれぞれ引掛片が突出する断面形状を有し、
ハンガはクロスバーの長手方向に略平行に形成された平
板状の主片を備え、主片の上部にクロスバーの上部に引
掛可能な取付部が形成され、ハンガの主片の下部の幅は
近接して隣合う一対の天井バー間の距離に相当するよう
に形成され、主片の下端部の両側縁から一対の側片がク
ロスバーから離れる向きに一体に突設され、各側片にそ
れぞれ位置決め穴が貫設され、各側片との間にそれぞれ
天井バーの上部を挟持する挟持部を下部に形成した一対
の押さえ板が設けられ、各押さえ板の上部には上記位置
決め穴に挿通される位置決め片が突設され、押さえ板に
おける位置決め片より下側の部位に挿通されハンガの側
片に螺合してハンガの側片に押さえ板を固定する固定ね
じが設けられ、押さえ板における挟持部の下端縁とハン
ガの側片の下端縁とには天井バーの各引掛片の下部を引
掛ける引掛フックが互いに近付く向きにそれぞれ突設さ
れて成るものであり、ハンガの下部の幅を対にする天井
バー間の幅に相当する幅に設定することにより、対にな
る天井バー間が一定の間隔を保つようにハンガで規制
し、また、クロスバーに取着される取付部が上部に形成
されたハンガの下部両側面にそれぞれ対向するように一
対の押さえ板を固定ねじで取着し、ハンガの両側面の下
端部を押さえ板の下端部とに天井バーの引掛片に係合す
る引掛フックを形成したことにより、ハンガでクロスバ
ーと天井バーとの結合が行なえるようにしたものであ
る。
(実施例1) 第1図に示すように、複数本の天井バー10が略平行に配
設され、複数本の天井バー10に跨がる形で天井バー10に
略直交して天井バー10の上方にクロスバー20が配設され
る。天井バー10は隣合う一対ずつが近接して配設されて
おり、対になった天井バー10間に天井材21や照明器具22
が配設されるようになっている。天井バー10は、第2図
に示すように、縦片11の下端縁の両側に下横片12が突出
し、縦片11の上部の両側面に引掛片13が突出し、さら
に、縦片11の上端縁の両側に上横片14が突出する断面形
状に形成されており、引掛片13の下面には全長に亘って
引掛溝15が形成される。
天井バー10とクロスバー20とはハンガ30を介して連結さ
れる。ハンガ30は、クロスバー20の側面に沿う主片31の
上部にクロスバー20の上部に引掛可能な取付部32が形成
されるとともに、主片31の両側縁にそれぞれクロスバー
20の側面から離れる向きに突出する側片33が形成された
ものであり、一対の押さえ板34が各側片33にそれぞれ対
向する形で取着されている。押さえ板34の上部は側片33
に当接するとともに、固定ねじ35を押さえ板34に挿通し
て側片33に螺合することによって押さえ板34は側片33に
固定されている。また、押さえ板34の上縁には位置決め
片36が突設されており、位置決め片36は側片33に形成さ
れた位置決め孔37に挿入されるようになっている。押さ
え板34の下部には側片33から離れる段差部が形成され、
段差部の下側で挟持部38を形成しており、この挟持部38
と側片33との間に天井バー10の上端部が挟持されるよう
になっている。側片33の下端縁と押さえ板34の下端縁と
にはそれぞれ引掛フック39a,39bが形成されており、こ
の引掛フック39a,39bが天井バー10の両側に形成された
引掛溝15に係合することにより、ハンバ30にクロスバー
20が結合されるようになっている。ハンガ30の上部の取
付部32はクロスバー20の上部に引掛けられるから、ハン
ガ30を介してクロスバー20と天井バー10とが結合される
のである。ここに、クロスバー20は天井バー10の上横片
14上に載置されているのであって、クロスバー20の下面
を天井バー10の上面に押し付けるために、ハンガ30の上
面には押さえねじ23が螺合している。このようにして、
クロスバー20の適所に対になった天井バー10が結合さ
れ、天井バー10の対同士の間で、下横片12上に天井板21
や照明器具22が載置されるわけである。
クロスバー20の適所には、上方に開放された略U形のチ
ャンネルハンガ24が装着されており、チャンネルハンガ
24は吊りボルト25を介して天井スラブ等の構造物(図示
せず)に吊下されている。
以上の構成によれば、固定ねじ35および押さえねじ23を
緩めた状態で、ハンガ30をクロスバー20および天井バー
10に取り付けるようにし、その後、固定ねじ35および押
さえねじ23を締め付ければ、クロスバー20と天井バー10
とがハンガ30を介して結合されるのであって、結合作業
が非常に容易になる。また、固定ねじ35をハンガ30にゆ
るく螺合することで、押さえ板34は側片33に対して位置
決め片36を支点にして押さえ板34と側片33との各引掛フ
ック39a,39bの間に天井バー10の上部が入る程度に傾け
ることができ、各引掛フック39a,39bの間を開くように
押さえ板34を傾けて天井バー10の上部を挿入した後に押
さえ板34を傾ける力が除去されると押さえ板34が元に戻
って、各引掛フック39a,39bに引掛片の13の引掛溝15が
引掛かることで天井バー10をハンガ30に仮固定すること
ができ、天井バー10をハンガ30に固定する作業を容易に
することができるのである。さらに、ハンガ30の主片31
によって対となる天井バー10間の間隔が設定されるの
で、従来のようなスペーサが不要となるのである。
(実施例2) 本実施例は、クロスバー20を天井バー10の上横片14の上
方に離間して配設するようにしたものである。この場
合、ハンガ30がぐらつかないように、ハンガ30の取付部
32をクロスバー20の周囲に巻き付く形状に形成してい
る。取付部32の先端片には主片31に近付く向きに凸とな
ったくびれ部32aが形成されており、このくびれ部32aよ
りも先端側には、主片31に螺合する結合ねじ26が挿入さ
れる。したがって、結合ねじ26を締め付けると、取付部
32がクロスバー20に密着して固定されるのである。
このよにして、クロスバー20は天井バー10の上方に離間
して配設されているから、照明器具22の上部が天井バー
10の上面よりも突出している場合(一般に、天井バー10
は42mm、照明器具22は約100mmである)であっても、照
明器具22の取付位置がクロスバー20によって規制される
ことがないのである。つまり、クロスバー20がある場所
でも照明器具22を取り付けることができるのである。
上記各実施例では、第5図(a)に示すように、ハンガ
30の側片33を平板状とし、押さえ板34の挟持部38を階段
状に形成したが、第5図(b)に示すように、ハンガ30
の側片33と押さえ板34の挟持部38とにともに段差を形成
するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように、略平行に配設された複数本の天
井バーと、複数の天井バーに跨がる形で天井バーの上方
に配設されたクロスバーとがハンガを介して結合され、
クロスバーが吊りボルトを介して天井スラブ等の構造物
に吊下され、天井バー間に天井板や照明器具が配設され
るシステム天井において、天井バーは縦片の上端部の両
側にそれぞれ引掛片が突出する断面形状を有し、ハンガ
はクロスバーの長手方向に略平行に形成された平板状の
主片を備え、主片の上部にクロスバーの上部に引掛可能
な取付部が形成され、ハンガの主片の下部の幅は近接し
て隣合う一対の天井バー間の距離に相当するように形成
され、主片の下端部の両側縁から一対の側片がクロスバ
ーから離れる向きに一体に突設され、各側片にそれぞれ
位置決め穴が貫設され、各側片との間にそれぞれ天井バ
ーの上部を挟持する挟持部を下部に形成した一対の押さ
え板が設けられ、各押さえ板の上部には上記位置決め穴
に挿通される位置決め片が突設され、押さえ板における
位置決め片より下側の部位に挿通されハンガの側片に螺
合してハンガの側片に押さえ板を固定する固定ねじが設
けられ、押さえ板における挟持部の下端縁とハンガの側
片の下端縁とには天井バーの各引掛片の下部を引掛ける
引掛フックが互いに近付く向きにそれぞれ突設されて成
るものであり、ハンガの主片の下部の幅は近接して隣合
う一対の天井バー間の距離に相当するように形成されて
いるので、ハンガによって対にする天井バー間を一定の
間隔に保つことができるのであり、また、クロスバーに
取着される取付部が上部に形成されたハンガの両側片に
対向するように一対の押さえ板を固定ねじで取着し、押
さえ板における挟持部の下端縁とハンガの側片の下端縁
とに天井バーの引掛片に係合する引掛フックを形成して
いるので、ハンガを用いてクロスバーと天井バーとの結
合が行なえるのである。すなわち、ハンガのみで天井バ
ー間の間隔を規制するとともに、クロスバーと天井バー
との連結を行なうことができるのであり、施工作業が容
易になるのである。また、ハンガの側片との間に天井バ
ーを挟持する挟持部を下部に形成した押さえ片が設けら
れ、押さえ片の上部にはハンガの側片に貫設された位置
決め穴に挿通される位置決め片が突設され、押さえ片に
おける位置決め片より下側の部位に挿通されハンガの側
片に螺合してハンガの側片に押さえ片を固定する固定ね
じが設けられ、押さえ片における挟持部の下端縁とハン
ガの側片の下端縁とには天井バーの各引掛片の下部を引
掛ける引掛フックが互いに近付く向きにそれぞれ突設さ
れているので、固定ねじをハンガの側片にゆるく螺合さ
せた状態では、押さえ片は側片に対して位置決め片を支
点にして押さえ片と側片との各引掛フックの間に天井バ
ーの上部が入る程度に傾けることができ、各引掛フック
の間を開くように押さえ片を傾けて天井バーの上部を挿
入した後に押さえ板を傾ける力を除去すると押さえ片が
元に戻って、各引掛フックに引掛片が引掛かることで天
井バーをハンガに仮固定することができ、天井バーをハ
ンガに固定する作業を容易にすることができるという効
果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1を示す斜視図、第2図は同上
の要部斜視図、第3図は本考案の実施例2を示す要部斜
視図、第4図は同上の要部断面図、第5図(a)(b)
は同上の要部の構成例を示す断面図第6図は従来例を示
す要部斜視図である。 10は天井バー、11は縦片、13は引掛片、20はクロスバ
ー、21は天井板、22は照明器具、25は吊りボルト、30は
ハンガ、31は主片、32は取付部、33は側片、34は押さえ
板、35は固定ねじ、36は位置決め片、37は位置決め穴、
39a,39bは引掛フックである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略平行に配設された複数本の天井バーと、
    複数の天井バーに跨がる形で天井バーの上方に配設され
    たクロスバーとがハンガを介して結合され、クロスバー
    が吊りボルトを介して天井スラブ等の構造物に吊下さ
    れ、天井バー間に天井板や照明器具が配設されるシステ
    ム天井において、天井バーは縦片の上端部の両側にそれ
    ぞれ引掛片が突出する断面形状を有し、ハンガはクロス
    バーの長手方向に略平行に形成された平板状の主片を備
    え、主片の上部にクロスバーの上部に引掛可能な取付部
    が形成され、ハンガの主片の下部の幅は近接して隣合う
    一対の天井バー間の距離に相当するように形成され、主
    片の下端部の両側縁から一対の側片がクロスバーから離
    れる向きに一体に突設され、各側片にそれぞれ位置決め
    穴が貫設され、各側片との間にそれぞれ天井バーの上部
    を挟持する挟持部を下部に形成した一対の押さえ板が設
    けられ、各押さえ板の上部には上記位置決め穴に挿通さ
    れる位置決め片が突設され、押さえ板における位置決め
    片より下側の部位に挿通されハンガの側片に螺合してハ
    ンガの側片に押さえ板を固定する固定ねじが設けられ、
    押さえ板における挟持部の下端縁とハンガの側片の下端
    縁とには天井バーの各引掛片の下部を引掛ける引掛フッ
    クが互いに近付く向きにそれぞれ突設されて成るシステ
    ム天井。
JP1987189060U 1987-12-12 1987-12-12 システム天井 Expired - Lifetime JPH0645533Y2 (ja)

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JP1987189060U JPH0645533Y2 (ja) 1987-12-12 1987-12-12 システム天井

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Publication Number Publication Date
JPH0192405U JPH0192405U (ja) 1989-06-16
JPH0645533Y2 true JPH0645533Y2 (ja) 1994-11-24

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ID=31480117

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5391213U (ja) * 1976-12-27 1978-07-26
JPS5873813U (ja) * 1981-06-24 1983-05-19 大村技研株式会社 Tバ−材取付け用クリツプ

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JPH0192405U (ja) 1989-06-16

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