JP2640710B2 - 間仕切りユニット - Google Patents

間仕切りユニット

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JP2640710B2
JP2640710B2 JP4312861A JP31286192A JP2640710B2 JP 2640710 B2 JP2640710 B2 JP 2640710B2 JP 4312861 A JP4312861 A JP 4312861A JP 31286192 A JP31286192 A JP 31286192A JP 2640710 B2 JP2640710 B2 JP 2640710B2
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豊 定永
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TAIYO KOGEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は展示場などに設置して
使用する間仕切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、展示場などに間仕切りを設置す
場合、現場において、 大工が、パネル(ベニヤ板)を釘で組立てる、 次に、表具屋,クロス屋が、表面仕上材(クロス)を
貼る、 そして、電気屋が、配線を行なう。 の手順で間仕切りを設置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の間仕切りは以上
のように構成されているので、その設置に大工,表具屋
(クロス屋),電気屋が必要となり、費用と時間が掛か
るという問題点があった。
【0004】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、大工,クロス屋などの専門業者が不要
となってコストダウンが図れると共に簡単に組立てでき
てしかも再使用でき、さらに床面の凹凸にもパネルを直
立させて整然と設置できる間仕切りユニットを得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る間仕切り
ユニットは、平面I状のパネル,平面状のパネル,お
よび平面T状のパネルを複数枚組み合わせて、各パネル
の一側端面にそれぞれ貼り付けた布のフック状の糸によ
り多数形成されるフックを,前記各パネルの他側端面に
それぞれ貼り付けた布のパイル状の糸により多数形成さ
れるパイルに引っかけて止めることにより,前記複数枚
のパネルを端面同志で接続し、次に前記接続状態のパネ
ルの少なくとも2枚に跨がる長さを有しかつ前記パネル
の上端面に被せ笠木と、同じく接続状態のパネルの端
面間にあってその起立板部の左右側が前記端面の各切込
みにそれぞれ嵌合されることによりその水平板部により
起立した逆T字状の倒れ防止用脚と、前記パネル
を覆うスカートとを備え、さらに前記パネルの下面に下
部アジャスターを設けて床面との距離を調整できるよう
にすると共に、必要に応じて前記笠木の下面に上部アジ
ャスターを設けて前記パネルの上面との距離も調整でき
るようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明においては、パネルの一側端面のフッ
クをパネルの他側端面のパイルに引っかけて止めること
により2枚のパネルを端面で突き合わせ接続し、これ
を両パネルの端面に保持される倒れ防止用脚により起
立させた後、パネル上方に笠木を取付けると共にパネル
下方にスカートを取付けることにより、間仕切りが完成
する。その際、下部アジャスターを調整することにより
パネルを直立させることができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1〜図17について
説明する。図1は要部分解斜視図、図2は平面I状パネ
ルの正面図、図3は図2を右からみた図、図4は図3の
下部拡大図、図5は図4の線V−Vの要部断面図、図6
は図5を下からみた図、図7は図2の線VII−VII
の拡大断面図、図8は図3の上部拡大図、図9は平面L
状(イ),平面T状(ロ)のパネルを示す斜視図、図1
0は笠木を示す斜視図(イ),平面図(ロ)、図11は
L状(イ),T状(ロ)に対応する笠木を示す斜視図、
図12はL状に対応するスカートを示す斜視図、図13
は倒れ防止用脚を示す斜視図、図14は直線状に連結し
た例を示す斜視図、図15はL字状に連結した例を示す
斜視図、図16はT字状に連結した例を示す斜視図、図
17はアジャスターの使用例を示す図である。
【0008】図1,図9において、1は平面I状のパネ
ル、2は平面L状のパネル(図9(イ)参照)、3は平
面T状のパネル(図9(ロ)参照)、4は各パネル1〜
3の一側端面にそれぞれ付けた布(図7参照)で、
フック状の太糸が多数形成されておりかつ一般的にマジ
ックテープの商標名で呼ばれている。5は各パネル1〜
3の他側端面にそれぞれ付けた布(図7参照)で、
パイル状の太糸が多数形成されておりかつ一般的にマジ
ックテープの商標名呼ばれている。6はパネル1の両
側端面下部および各パネル2,3の各端面上下部にそれ
ぞれ設けた切込み(図2〜図6参照)、7はパネル1の
両側面上部に埋設されかつ照明器具8,取付金具などを
取付けるための溝7aを有するレール(図8参照)、9
は各パネル1〜3の下面に設けた下部アジャスター(図
4,図6参照)で、各パネル1〜3と床面との距離を調
整するためのものである。10は各パネル1〜3の上面
に被せるための下向き溝10aを有しかつ少なくとも2
枚のパネル1〜3に跨がる長さの笠木(図10,図11
参照)、11は笠木10の上向き溝10bに嵌め込んだ
コンセント(図10,図11参照)で、プラグ12a付
きの電線12により配線されている。
【0009】図13,図14において、13は起立する
ための水平板部とこの水平板部上に直立して各パネル1
〜3を接続したときのその端面間に位置する厚みを有す
る起立板部とからなる逆T字状の倒れ防止用脚で、その
起立板部には左右側13a,13aがあってこの左右側
13a,13aは各パネル1〜3の端面の切込み6に嵌
り込む長さと厚みを有している。図1,図15におい
て、14は倒れ防止用脚13のエンド用の倒れ防止用脚
で、起立板部の左右側13a,13aが片側14aとな
る点でのみ倒れ防止用脚13と異なっている。15は倒
れ防止用脚13,14の間に跨がって保持されて各パネ
ル1〜3の下部を覆うスカートで、図示しないが倒れ防
止用脚13,14に突出するピンに端面の穴15aを嵌
めることにより支持されている。16はL字状のスカー
(図12参照)で、同じく端面に穴16aを有してい
る。17はエンドパネルで、図示しないがいずれかの布
4,5が貼付けられている。18はエンドパネル17
に埋設した電線で、突出両端側にコンセント18a,プ
ラグ18bを有している。
【0010】次に動作について説明する。まず、平面I
状のパネル1を3枚連結した図14に示すような間仕切
りユニットを作る場合について説明する。3枚のパネル
1を互いの間に倒れ防止用脚13を挿入した状態で互い
の端面を突き合わせると、布4のフックが布5のパイル
に引っかかって強固に3枚のパネル1が接続されると共
に2個の倒れ防止用脚13により起立する。両側にエン
ド用の倒れ防止用脚14を介してエンドパネル17をそ
れぞれ接続する。エンドパネル17も布4のフックが布
5のパイルに引っかかって強固に接続されると共に全体
として4個の脚13,14によりさらに安定良く起立す
る。笠木10を全長に亘って嵌合すると共にスカート1
5を装着する。
【0011】こうして図14に示す間仕切りユニットが
完成するが、図17に示すように床面19に凹凸がある
場合には、パネル1の下部アジャスター9を調整して図
17に示すように各パネル1が直立するようにすればよ
いし、この下部はスカート15により目隠しされる。上
部は必要に応じて笠木10の下向き溝10a内に上部ア
ジャスター20を設けて固定してもよいし、この上部ア
ジャスター20は無くてもよい。この上部は笠木10に
保持されると共に目隠しされる。
【0012】図14において、エンドパネル17に下方
に突出するプラグ18bを電源側に接続すれば、各笠木
10の上面に配置されるコンセント11が使用可能にな
るので、電気的配線が完了する。例えばレール7に照明
器具8を嵌めて使用するときには、そのプラグ8aを笠
木10のコンセント11に挿し込むことにより使用でき
る。
【0013】次に、図15に示すように90度に曲がっ
た間仕切りユニットを作る場合には、平面L状のパネル
2を1個追加すれば、後は前記した場合と同様にしてユ
ニット化できる。また、図16に示すようにT字状の間
仕切りユニットを作る場合には、平面T状のパネル3を
1個追加すればよい。さらに、図示しないが、以上の各
部材を適宜組み合わせて、所望の形状の間仕切りユニッ
トを作ることも可能である。
【0014】以上のように、組立てる際には工具などを
一切要せず、簡単に組立てできるし、同時に電気的配線
も組立てと同時にできており、特別な組立て後の作業が
一切不要になる。また分解も容易であるので、展示会が
終れば、分解して別の場所で再使用できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば大工,
クロス屋などの専門業者が不要となってコストダウンが
図れると共に簡単に組立てできてしかも再使用でき、さ
らに床面の凹凸にもパネルを直立させて整然と設置でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す要部分解斜視図であ
る。
【図2】図1の平面I状パネルを示す正面図である。
【図3】図2を右からみた図である。
【図4】図3の下部拡大図である。
【図5】図4の線V−Vの要部断面図である。
【図6】図5を下からみた図である。
【図7】図2の線VII−VIIの拡大断面図である。
【図8】図3の上記拡大図である。
【図9】平面L状のパネル(イ),平面T状のパネル
(ロ)を示す斜視図である。
【図10】笠木を示す斜視図(イ),平面図(ロ)であ
る。
【図11】L状(イ),T状(ロ)に対応する笠木を示
す斜視図である。
【図12】L状に対応するスカートを示す斜視図であ
る。
【図13】倒れ防止用脚を示す斜視図である。
【図14】パネルを直線状に連結した例を示す斜視図で
ある。
【図15】パネルをL字状に連結した例を示す斜視図で
ある。
【図16】パネルをT字状に連結した例を示す斜視図で
ある。
【図17】アジャスターの使用例を示す図である。
【符号の説明】
1 平面I状のパネル 2 平面L状のパネル 3 平面T状のパネル 4 フック状の布 5 パイル状の布 6 切込み 7 レール 9 下部アジャスター 10 笠木 11 コンセント 12 電線 13,14 倒れ防止用脚 15,16 スカート 17 エンドパネル 18 電線 18b プラグ 19 床面 20 上部アジャスター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面I状のパネル,平面状のパネル,
    および平面T状のパネルを複数枚組み合わせて、各パネ
    ルの一側端面にそれぞれ貼り付けた布のフック状の糸
    より多数形成されるフックを,前記各パネルの他側端面
    にそれぞれ貼り付けた布のパイル状の糸により多数形成
    されるパイルに引っかけて止めることにより,前記複数
    枚のパネルを端面同志で接続し、 前記接続状態の パネルの少なくとも2枚に跨がる長さを
    有しかつ前記パネルの上端面に被せ笠木、同じく接続
    状態のパネルの端面間にあってその起立板部の左右側が
    前記端面の各切込みにそれぞれ嵌合されることによりそ
    の水平板部により起立した逆T字状の倒れ防止用脚、お
    び前記パネルを覆うスカートを備え、さらに 前記パネルの下面に下部アジャスターを設けて床
    面との距離を調整できるようにすると共に、必要に応じ
    前記笠木の下面に上部アジャスターを設けて前記パネ
    ルの上面との距離も調整できるようにしたことを特徴と
    する間仕切りユニット。
JP4312861A 1992-10-27 1992-10-27 間仕切りユニット Expired - Lifetime JP2640710B2 (ja)

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JPH06136860A JPH06136860A (ja) 1994-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4518814B2 (ja) * 2004-02-20 2010-08-04 株式会社岡村製作所 間仕切りパネルの安定脚装置

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JPS60159108U (ja) * 1984-04-02 1985-10-23 株式会社 富士ア−ツ つい立て兼用仕切り部材
JPH0416576Y2 (ja) * 1986-03-20 1992-04-14
JP3054510U (ja) * 1997-07-31 1998-12-08 アイティティ国際電電株式会社 ダイヤレスカード盤
JP3126906U (ja) * 2006-03-07 2006-11-16 百子 中川 便座カバー

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