JP2507214Y2 - 配線用フロア - Google Patents

配線用フロア

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JP2507214Y2
JP2507214Y2 JP3967189U JP3967189U JP2507214Y2 JP 2507214 Y2 JP2507214 Y2 JP 2507214Y2 JP 3967189 U JP3967189 U JP 3967189U JP 3967189 U JP3967189 U JP 3967189U JP 2507214 Y2 JP2507214 Y2 JP 2507214Y2
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遼子 河野
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中央建材工業株式会社
有限会社ウイル
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、容易に床下に配線することが出来る配線用
フロアに関するものである。
従来、電話コード、延長コード等の配線をする場合、
床面上及び壁面に接続コードを露出配線していた為、非
常に見苦しいと共に、足等が接続コードに引っ掛かって
器具から接続コードが抜けたり、或いは接続コードの断
線が発生しフロッピーの破損等の事故が発生する欠点を
有していた。
そこで、第29図に図示する様に、高強度のボードaの
下部四隅部に伸縮自在に螺合した脚部体b、b′…を装
着し、床スラブcの不陸(凹凸)に対応する様に脚部体
b、b′…を調節してボードa上面を水平にする様にし
た配線用フロアを開発し、かかる配線用フロアを床スラ
ブc上に碁盤目状に配設してボードaと床スラブc間の
空間を利用して電話コード、延長コード等の配線をする
様にしていたが、ボードaが大きく且つ脚部体b、b′
…を螺合して長さ調節が出来る様にする為にボードaを
非常に厚くせねばならず、よって部屋高を確保する為に
ボードa上面に高さを床スラブc上面に対して低くする
と床下空間が狭くなり、配線量が少なくなる欠点を有し
ている。
又、第30図に図示する様に、脚部体b、b′…を床ス
ラブc上面に規律的に固設すると共に、脚部体b、b′
…の上部に装着した載置板d、d′…上にボードaの角
部を載置して該ボードaを碁盤目状に配設し、該ボード
a上面を水平とする様に脚部体b、b′…を伸縮自在と
した配線用フロアも見受けられるが、かかる配線用フロ
アにあっては、予め脚部体b、b′…を床スラブc上に
固設した後にボードaを配設するという二度手間になっ
て甚だ面倒であり、又1枚が大きいボードaに必要強度
を具有させる為にはボードa自体を厚くせねばならず、
よってボードa上面の高さを床スラブc上面に対して低
くすると床下空間が狭くなり、配線量が少なくなる欠点
を有している。
又、上記2例の配線用フロアは、配線工事をする場合
にボードaを取り外さなければ配線工事が出来ない為、
甚だ面倒であり、且つボードa自体が非常に重く大きい
為、現場への搬入及び配線工事時のボードaの着脱作業
等が非常に困難であるという欠点を有している。
又、第31図及び第32図に図示する様にPVC(ポリ塩化
ビニル)フィルムeを被覆して所定位置に設けた切取部
fにて切取可能なALC(軽量コンクリート)ブロック
g、g′…を床スラブc上に碁盤目状に接着敷設し、該
ALCブロックg、g′…間に配線溝h、h′…を設け、
該配線溝h、h′…上部にカバー体i、i′…を着脱自
在に載置した配線用フロアが知られているが、かかる配
線用フロアは配線溝h、h′…に電話コード、延長コー
ド等の配線を施すものであり、カバー体i、i′…を取
り外すだけで配線が可能であると共に、ALCブロック
g、g′…の厚みと略同寸の深さの配線溝h、h′…で
ある為、ALCブロックg、g′…の厚みを出来るだけ薄
く出来るが、床スラブcに接着しているために改修工事
で上記配線用フロアを剥離する際に配線用フロア及び床
スラブc上面が破損してしまい再利用出来ないと共に、
PVCフィルムeで被覆されている為に漏電等の事故の際
に燃焼する可能性も有り得るという欠点を有している。
又、将来配線されるであろう光ファイバーケーブルの
許容曲半径は該光ファイバーケーブルの直径の約20〜30
倍が必要であり、十字状に交差している配線溝h、h′
…への配線は不可能であり、又ALCブロックg、g′…
の集合体がワンピースで非常に大きい為、工事現場への
搬入が非常に困難であるという欠点を有していた。
考案が解決しようとする課題 本考案は、床面上及び壁面に露出配線することが無い
為に見栄えが良いと共に、足等に引っ掛かって接続コー
ドの抜脱及び断線等による事故を防止する様にした配線
用フロアにし、且つ配線量を多く出来ると共に、配線工
事且つ現場への搬入が容易に出来、又改修工事により破
損しない為に再利用出来、更に光ファイバーケーブルの
配線が可能である配線用フロアを提供せんとするもので
ある。
〔考案の構成〕
課題を解決するための手段 本考案は、上記従来技術に基づく、床下に配線を施す
様にした従来の配線用フロアにあっては、配線工事及び
現場への搬入が面倒である課題に鑑み、方形状又は直角
二等辺三角形状のボード材の各隅部に支持脚部を垂下固
設すると共に、該支持脚部より若干短かい中央脚部を垂
下固設して成る4枚のフロア材と、中央に十字状の間隙
部を形成する様に配置したフロア材を1組にする連結金
具と、間隙部上に着脱自在に被せるカバー体により、配
線用フロアの1単位であるブロック体を構成することに
よって、ブロック体を4枚のフロア材、連結金具及びカ
バー体の複合材としてフロア材の小型化及び軽量化を可
能にしている。
又、配線量が少なかったり、改修工事により破損した
り、光ファイバーケーブルを配線出来ない課題に鑑み、
フロア材のボード材が小片であるために薄肉状であって
も必要強度を有するため、必然的にフロア材の下方部空
間が大きくなり、且つブロック体を碁盤目状に配設する
ことによって、フロア材間の間隙部及びフロア材間の下
方部空間に配線可能にし、而も許容半径が大きい光ファ
イバーケーブル等の配線も可能にし、又連結金具だけを
床スラブ上にヒルティ打ち等により固定してブロック体
全体を敷設することにより、撤去時にはヒルティを抜き
取るだけでブロック体全体を撤去出来て、床スラブ及び
ブロック体の破損を抑止する様にして、上記課題解決せ
んとするものである。
作用 本考案は、連結金具の夫々の装着部にフロア材を装着
してブロック体を形成し、多数のブロック体を碁盤目状
に配置して床スラブ上に固設し、フロア材間の間隙部及
びフロア材の下方空間を利用して配線を施した後にカバ
ー体を間隙部上に被せる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は本考案に係る配線用フロアの一単位であるブロッ
ク体であり、該ブロック体1は方形状の4枚のフロア材
2、2a…、該フロア材2、2a…を一組にする連結金具3
及び十字状のカバー体4により形成されている。
上記フロア材2、2a…は方形状で而も上部周縁部に直
角なる段差部5を欠切した不燃性且つ高強度のボード材
6の四隅部に同寸の支持脚部7、7a…を垂下固設すると
共に、支持脚部7、7a…より若干短かい中央脚部8を垂
下固設している。
尚、支持脚部7、7a…はボード材6の隅部直近に垂下
固設することが望ましい。
9はフロア材2、2a…と同様のフロア材であるが、第
4図に図示する様に、矩形の切込部10をボード材6の一
辺中央部に設けると共に、該切込部10の上方周縁部にも
段差部5を欠切し、切込部10を塞ぐカバー部材11を切込
部10の段差部5上に着脱自在に載置してフロア材9と成
している。
連結金具3は平板状で十字型に形成すると共に、中央
部に取付孔12を貫設した床スラブAへの接地部13の突端
部より立ち上がり部14、14a…を垂設し、該立ち上がり
部14、14a…頂端より外方へ接地部13と平行な装着部1
5、15a…を延出し、該装着部15、15a…の両端方には支
持脚部7、7a…と中央脚部8との距離と同間隔に挿貫孔
16、16aを貫設し、装着部15、15a…の端部より垂下部材
17、17a…を一体形成している。
そして、内方の挿貫孔16に支持脚部7を、外方の挿貫
孔16aに中央脚部8を夫々嵌入して、フロア材2、2a
…、9を連結金具3に載置している。
尚、連結金具3にフロア材2、2a…、9を取り付ける
際に、挿貫孔16、16aはボード材6に隠れ、挿貫孔16、1
6aに支持脚部7及び中央脚部8をスムーズに嵌入出来
ず、支持脚部7及び中央脚部8下端部で連結金具3にお
ける装着部15、15a…を押圧して該装着部15、15a…が撓
曲し、折曲損傷する危険性が内在しているが、垂下部材
17、17a…が床スラブAに当接して撓曲度合を最小限に
抑えることが出来る。
カバー体4は十字状に形成され、該カバー体4の突片
部材は基端部両側に切込部18、18aを設け、フロア材
2、2a…、9を連結金具3に載置することにより生じる
ボード材6間の十字状の間隙部19に沿って有る段差部5
上にカバー体4両側部を載置して、該カバー体4を間隙
部19上に着脱自在に被せている。
尚、本実施例に於てはボード材6を方形状に形成して
いるが、かかる形状に限定されず、第5図に図示する様
に、ボード材6を直角二等辺三角形状に形成すると共
に、該ボード材6の長辺部以外の上部外周縁部に段差部
5を欠切し、三隅部に支持脚部7、7a…を垂下固設する
と共に、支持脚部7、7a…より若干短かい中央脚部8を
垂下固設してフロア材2、2a…とすることも可能であ
る。
又、第6図に図示する様に、上記ボード材6の長辺部
の中央部に矩形の切込部10を設けると共に、該切込部10
の上方周縁部にも段差部5を欠切し、切込部10にはカバ
ー部材11を着脱自在に載置してフロア材9と成しても良
い。
又、ブロック体1は略十字状の連結金具3にフロア材
2、2a…、9を装着することにより形成するが、第9図
に図示する様に装着部15、15a…を略T字状に形成し、
該装着部15、15a…の内方突片部に挿貫孔16、16aを貫設
すると共に、両側突片部の端部近傍にも挿貫孔16b、16c
を貫設して連結金具3を形成し、該連結金具3の装着部
15、15a…夫々の挿貫孔16に三角状のフロア材2、2a
…、9の支持脚部7を嵌入すると共に、挿貫孔16aに中
央脚部8を嵌入してブロック体1を形成しても良い。
又、第10図に図示する様に装着部15、15a…を略X字
状に形成し、該装着部15、15a…の中央部に挿貫孔16aを
貫設すると共に、内方端近傍に挿貫孔16を貫設し、更に
両側突片部及び外側突片部の端部近傍にも挿貫孔16b、1
6c…を貫設して連結金具3を形成し、該連結金具3の装
着部15、15a…の挿貫孔16に方形状のフロア材2、2a…
…、9の支持脚部7を嵌入すると共に、挿貫孔16aに中
央脚部8を嵌入し、更に挿貫孔16b、16c…に支持脚部7
a、7b…を夫々嵌入してブロック体1を形成しても良
い。
又、第11図に図示する様に方形状のフロア材2、2a
…、9よりなるブロック体1に於いて、十字状の間隙部
19端方に相当する位置の下部に、中央部に取付孔12を貫
設した接地部13、13a…を配置し、該接地部13、13a…の
両端部より立ち上がり部14、14aを垂直に延出し、各ボ
ード材6下部に配置し、且つ隣接する接地部13の対向す
る立ち上がり部14、14a間に架設した略L型の装着部1
5、15a…の夫々に挿貫孔16、16a…を貫設して平面視を
略□型とした連結金具3と成し、挿貫孔16、16a…に外
周側の支持脚部7a、7b…を嵌入しフロア材2、2a…、9
を1組にしてブロック体1を形成しても良い。
又、第12図に図示する様に三角状のフロア材2、2a
…、9よりなるブロック体1に於いて、十字状の間隙部
19端方に相当する位置の下部に、中央部に取付孔12を貫
設した接地部13、13a…を配置し、該接地部13、13a…の
両端部より立ち上がり部14、14aを垂直に延出し、各ボ
ード材6下部に配置し、且つ、隣接する接地部13の対向
する立ち上がり部14、14a間に架設した長板状の装着部1
5、15a…の夫々に挿貫孔16、16a…を貫設して平面視を
略□型とした連結金具3と成し、挿貫孔16、16aに外周
側の支持脚部7a、7bを嵌入してブロック体1を形成して
も良い。
尚、本実施例に於いてブロック体1は一個の連結金具
3にフロア材2、2a…、9を装着して形成するが、かか
る方式に限定されず、第13図及び第14図に図示する様に
中央部に取付孔12を貫設した接地部13に一対の立ち上が
り部14、14aを対設し、該立ち上がり部14、14aの頂端よ
り接地部13と水平に装着部15、15aを外方に延出し、該
装着部15、15aには挿貫孔16を貫設し、装着部15、15aの
端部より垂下部材17、17aを固設して連結金具3を形成
し、第13図に図示する様な方形状のフロア材2、2a…、
9の場合は、隣接した一方のフロア材2、2a…、9の支
持脚部7aを装着部15の貫通孔16に嵌入すると共に、他の
フロア材2、2a…、9の支持脚部7cを装着部15aの貫通
孔16に嵌入してブロック体1を形成しても良い。
又、第14図に図示する様に三角状のフロア材2、2a
…、9の場合は隣接した一方のフロア材2、2a…、9の
支持脚部7aを装着部15の貫通孔16に嵌入すると共に、他
のフロア材2、2a…、9の支持脚部7bを装着部15aの挿
貫孔16に嵌入してブロック体1を形成しても良い。
又、第8図、第9図、第12図及び第14図に図示した三
角状のフロア材2、2a…、9により形成されたブロック
体1のカバー体4は、十字状の間隙部19全体に渉って被
せるが、第15図に図示する様にカバー体4の突片部材夫
々の長さを三角状のボード材6の短辺部の半分と成した
カバー体20を間隙部19中央部に被せてブロック体1を形
成しても良い。
21は上記カバー体20を半分に切断して略L型に形成し
たカバー体、22は上記カバー体21を更に半分に切断して
形成したカバー体である。
又、中央脚部8が無いフロア材2、2a…、9により形
成されるブロック体1について説明すると、 23はボード材6下面に設けた装着部15、15a…端部の
嵌合部であり、該嵌合部23は、第17図に図示する様に、
ボード材6裏面にコ字型壁24を固着一体化して成り、該
コ字型壁24は方形状のフロア材2、2a…、9の場合には
開口部を隅角部方向に向けてボード材6の対角線上に配
設し、三角状のフロア材2、2a…、9の場合は開口部を
直角部方向に向けてボード材6の垂直二等分線上に固着
している。
又、連結金具3は垂下部材17、17a…が無く、而も装
着部15、15a…には夫々一個の挿貫孔16が貫設されてい
る。
そして、挿貫孔16に支持脚部7を嵌入してブロック体
1を形成するのである。
又、中央脚部8の無いフロア材2、2a…、9により形
成されるブロック体1の他の実施例について、第19図に
基づき説明すると、 25、25aは、各支持脚部7、7a…の側部に上下方向全
体にわたる様に設けた一対の固定突条であり、該固定突
条25、25aは支持脚部7、7a…の上下端に渉って設け、
尚支持脚部7、7a…の異形部は固定突条25、25aに限定
されない。
又、連結金具3は垂下部材17、17a…が無く、而も装
着部15、15a…には夫々一個の挿貫孔16が貫設され、上
記支持脚部7、7a…の水平断面形状と同形となる様に挿
貫孔16の側部に切欠部26、26aを設けている。
そして、挿貫孔16に支持脚部7を嵌入してブロック体
1を形成するのである。
尚、本実施例に於いて切欠部26、26aは固定突条25、2
5aの水平断面形状と同形と成すが、かかる形状に限定さ
れず、要するにフロア材2、2a…、9の横揺動が防止出
来ればどのような形状にしても良い。
又、第20図及び第21図に図示する様に、フロア材2、
2a…、9に於いて、方形状のボード材6であれば四辺部
に、そして三角状のボード材6であれば長辺部に蟻型突
部27及び蟻型切欠部28を設けても良い。
29は強電線Eと弱電線Fの交叉部に設けるブリッジで
あり、該ブリッジ29は両端部が下方に傾斜している。
30は樋状の配線受承体であり、該配線受承体30は断面
U型の受承部31の両側縁部に掛止部32、32aを設けたも
のであり、該掛止部32、32aは受承体31の両側縁部全体
に渉って外方へ水平に突設している。
33は配線受承体30を十字状に配置して一体形成した配
線受承体である。
34はプラスチック、塩化ビニル等の可撓性材料にて底
浅なる樋状に形成された配線受承体であり、該配線受承
体34は底浅なる断面U型の受承体35を設けると共に、該
受承体35の端縁部に固定部36、36aを設けたものであ
り、該固定部36、36aは受承体35の端縁部全体に渉って
外方へ水平に突設している。
又、固定部36、36aには夫々嵌合部37、37aを設け、該
嵌合部37、37aは所定間隔に支持脚部7、7a…と略同径
の挿貫孔38、38aを貫設すると共に、該挿貫孔38、38aよ
り外側方へ切込部39、39aを形成している。
40は支持脚部7、7a…中間部に外嵌したストッパーで
あり、該ストッパー40は側方に切込部を設けたストップ
リング41が適している。
次に本考案に係る配線用フロアの作用について説明す
ると、 先ず、連結金具3の装着部15、15a…夫々にフロア材
2、2a…、9を載置してブロック体1を形成すると共
に、多数のブロック体1を床スラブA上に碁盤目状に載
置し、取付孔12よりヒルティ打等の手段により床スラブ
A上にブロック体1を固設する。
又、ブロック体1を運搬設置する際には、間隙部19上
方より片手を差し入れ立ち上がり部14、14a…間に各指
を差し込んで、連結金具3中央の接地部13を摘んで持ち
上げると、連結金具3だけが上がって装着部15、15a…
がフロア材2、2a…、9のボード材6裏面に当接して、
装着部15、15a…に対しフロア材2、2a…、9が載置状
態に成って、フロア材2、2a…、9及び連結金具3が一
組と成って持ち上がる。
そして、ブロック体1を床スラブA上の所定位置に載
置する際には、最初にフロア材2、2a…、9の支持脚部
7、7a…下端が床スラブAに接地後、連結金具3の装着
部15、15a…がフロア材2、2a…、9のボード材6裏面
より離間し接地部13裏面が床スラブAに接地して、ブロ
ック体1を設置する。
又、第17図におけるブロック体1は、第18図に示す様
に間隙部19上方より片手を差し入れ連結金具3中央の接
地部13を摘んで持ち上げると、連結金具3だけが上がっ
て装着部15、15a…がフロア材2、2a…、9裏面側の各
嵌合部23内に嵌まり込んでボード材6裏面に当接して、
装着部15、15a…に対しフロア材2、2a…、9が載置状
態に成り、運搬設置時においてフロア材2、2a…、9が
横揺動しない様にしている。
そして、第22図及び第23図に図示する様に間隙部19下
部の空間及びボード材6の下方空間を利用して電話コー
ドB、延長コードC、強電線E、弱電線F等を配線する
と共に、強電線Eと弱電線Fが交差する場合には混触を
防止する為に交差部にブリッジ29を載置し、一方をブリ
ッジ29の下方を通すと共に他方をブリッジ29の上部を通
し、配線量の多い配線同士の交叉の場合には、フロア材
9を少なくとも一枚装着した二体のブロック体1を切込
部10が連結するように配設し、該切込部10の連結部下方
にブリッジ29を配設して交叉させる様にし、而もブロッ
ク体1に切込部10を欠切したフロア材9が少なくとも1
個あれば、配線が自由に取り出せると共に、切込部10に
アップコンセント等を取付けることも可能であり、又光
ファイバーケーブルDを配線する場合には若干枚数のフ
ロア材2、2a…、9を取り外して光ファイバーケーブル
Dの許容曲半径にて曲げて配線を施し、取り外したフロ
ア材2、2a…、9を元に戻した後にカバー体4を間隙部
19に被せてカーペットG等を全面に渉って敷設する。
又、本考案に係るフロア材2、2a…では支持脚部7、
7a…間が狭いため、床スラブA表面の不陸(凹凸)によ
るフロア面の段差が小さく、而も間隙部19に切込部18、
18aを欠切したカバー体4を被せることにより、切込部2
8、18aでカバー体4の突片部夫々がフロア材2、2a…夫
々の傾斜に対応して捻れることにより、床スラブA表面
の不陸(凹凸)によるフロア面の段差を最小限に抑え、
脚部7、7a…の長さ調節を不要にしている。
又、第16図に図示する様にブロック体1を床スラブA
上に敷設する際には、多数のブロック体1を床スラブA
上に碁盤目状に配置固設し、間隙部19下部の空間及びボ
ード材6の下方空間を利用して配線を施し、そして間隙
部19上にバー体20を被せ、該カバー体20によりカバーさ
れていない部分にその他のカバー体21、22を対応する部
分に被せた後、カーペットG等を全面に渉って敷設す
る。
又、第20図及び第21図に図示する様な蟻型突部27及び
蟻型切欠部28を有するフロア材2、2a…、9により形成
されたブロック体1の場合には、隣接するフロア材2、
2a…、9の蟻型突部27を蟻型欠切部28に嵌合しブロック
体1を連結しながら床スラブA上に敷設することによ
り、全ブロック体1が一体化した安定性が高いフロア面
としている。
又、支持脚部7、7a…が長い場合、第26図に図示する
様に、間隙部19に沿ってある段差部5上に掛止部32、32
aを載置することにより上記間隙部19に配線受承体30及
び十字型の配線受承体33を適宜配置し、該配線受承体30
及び十字型の配線受承体33の受承体31に配線をする。
或いは、第28図に図示する様に、フロア材2、2a…、
9の間隙部19に面した支持脚部7、7a…の所定高さにス
トップリング41を嵌合固定すると共に、上記フロア材
2、2a…、9と隣接するフロア材2、2a…、9の間隙部
19に面した支持脚部7、7a…にもストップリング41を嵌
合固定し、次に配線受承体34を屈曲しながら固定部36の
嵌合部37、37aを一方のフロア材2、2a…、9の上記支
持脚部7、7a…に嵌合すると共に、配線受承体34の屈曲
状態を開放しながら固定部36a、の嵌合部37、37aを他方
のフロア材2、2a…、9の上記支持脚部7、7a…に嵌合
して配線受承体30を所定位置に保持し、該配線受承体34
の受承部35に配線をする。
又、フロア材2、2a…、9のボード材6を不燃性材料
とすることによって、漏電等による火災の発生を防止し
ている。
〔考案の効果〕
要するに本考案は、方形状又は直角二等辺三角形状の
ボード材6の周縁部に段差部5を形成し、ボード材6の
各隅部に支持脚部7、7a…を垂下固設すると共に、該支
持脚部7、7a…より若干短かい中央脚部8を垂下固設し
て成る4枚のフロア材2、2a…を、中央に十字状の間隙
部19を形成する様に配置して連結金具3により1組みに
したので、配線用フロアの一単位であるブロック体1を
四枚のフロア材2、2a…により形成したことにより、フ
ロア材2、2a…自体が従来のフロア材より極度に小さく
成って、支持脚部7、7a…の間隔が狭くなる為、床スラ
ブA表面の不陸(凹凸)による傾斜面積が小さくなり、
よってフロア材2、2a…上面で形成されるフロア面の不
陸(凹凸)を最小限にすることが出来る。
又、間隙部19上にカバー体4を着脱自在に被せて方形
状のブロック体1を形成し、該ブロック体1を碁盤目状
の敷設する様にしたので、配線した後に間隙部19にカバ
ー体4を被せることにより、床スラブA上に敷設した全
ブロック体1上面により構成されるフロア面を間隙無く
面一にすると同時に、間隙部19の間隔を保持するため、
フロア材2、2a…の位置ズレを防止出来る。
又、床スラブA上に固定した連結金具3からフロア材
2、2a…を取り外すことが出来ることにより、ボード材
6と床スラブA間の空間及び間隙部19と床スラブA間の
空間、つまりボード材6下部空間全面に渉って電話コー
ドB、延長コードC、及び許容曲半径大なる光ファイバ
ーケーブルD等の配線が出来るため、配線量を多くする
ことが出来ると共に、床面上及び壁面に露出配線するこ
とが無く見栄えが良いと共に、足等に引っ掛かって電源
から接続コードが抜けたり或いは接続コードの断線等に
よるフロッピーの破損等の事故が防止出来、又仮に事故
が発生したとしても従来の配線用フロアの様に重くて大
きいフロア材を取り外すことなく、不良箇所の小型で軽
量なフロア材2、2a…及びカバー材4を取り外すだけで
良い為、修理作業が非常に容易に出来る。
又、フロア材2、2a…が非常に軽量であることと、フ
ロア材2、2a…連結金具3及びカバー体4が夫々独立し
た単体であることにより、運搬及び搬入作業の容易化を
図ることが出来る。
又、連結金具3は中央に床スラブA上への接地部13を
設けると共に、四方放射方向に立ち上がり部14、14a…
を介して装着部15、15a…を連続形成し、該装着部15、1
5a…に支持脚部7、7a…だけか或いは支持脚部7、7a…
及び中央脚部8の両方の挿貫孔16、16a…を貫設したの
で、1体のブロック体1を4枚のフロア材2、2a…で構
成することにより、各フロア材2、2a…が小型化され部
品点数が多く成ったが、間隙部19上方より片手を差し込
んで連結金具3の中央を摘めば、フロア材2、2a…及び
連結金具3を1組にしたものを一挙に運搬出来、且つヒ
ルティ打等により連結金具3を床スラブA上に固定する
ことにより、ブロック体1を構成する4枚のフロア材
2、2a…を床スラブA上の定位置に一挙に設置出来るた
め、ブロック体1の床スラブA上への運搬敷設を簡単に
行うことが出来る。
又、床スラブAに固定された連結金具3により四枚の
フロア材2、2a…の位置を規制すると共に、かかるフロ
ア材2、2a…から成る多数のブロック体1は相互間に隙
間なく敷設されるて位置を規制しているため、かかるブ
ロック体1は地震等による振動、衝撃等によっても位置
ズレせず、耐震性の向上を図ることが出来る。
又、改修工事の際に床スラブA、フロア材2、2a…、
連結金具3及びカバー体4が破損しない為に再利用出来
る。
又、方形状又は直角二等辺三角形状のボード材6の周
縁部に段差部5を形成し、ボード材6の各隅部に支持脚
部7、7a…を垂下固設すると共に、該支持脚部7、7a…
より若干短かい中央脚部8を垂下固設して成る4枚のフ
ロア材2、2a…を、中央に十字状の間隙部19を形成する
様に配置して連結金具3により1組にし、且つ間隙部19
上にカバー体4を着脱自在に被せて方形状のブロック体
1を形成し、該ブロック体1を碁盤目状の敷設する様に
し、一方連結金具3は間隙部19端方下部に配置したスラ
ブA上への接地部13、13a…と、該接地部13、13a…両端
部に連続形成した立ち上がり部14、14aと、ボード材6
下方に配置して立ち上がり部14、14aと連続一体化した
装着部15、15a…により構成し、該装着部15、15a…に支
持脚部7、7a…の挿貫孔16、16a…を貫設したので、か
かる連結金具3には床スラブA上への接地部13、13a…
が間隙部19端方側の4箇所にある為、床スラブA上によ
り堅固に固設出来る。
又、方形状又は直角二等辺三角形状のボード材6の周
縁部に段差部5を形成し、ボード材6の各隅部に支持脚
部7、7a…を垂下固設して成る4枚のフロア材2、2a…
を、中央に十字状の間隙部19を形成する様に配置して連
結金具3により1組にし、且つ間隙部19上にカバー体4
を着脱自在に被せて方形状のブロック体1を形成し、該
ブロック体1を碁盤目状の敷設する様にし、支持脚部
7、7a…の側部に上下方向全体にわたる固定突条25、25
aを設け、又連結金具3は中央に床スラブA上への接地
部13を設けると共に、四方放射方向に立ち上がり部14、
14a…を介して装着部15、15a…を連続形成し、該装着部
15、15a…に支持脚部7、7a…の挿貫孔16、16a…を貫設
すると共に、該挿貫孔16、16a…の孔縁部に支持脚部
7、7a…の固定突条25、25aに対応する切欠部26、26aを
設けたので、フロア材2、2a…の位置決めの為の中央脚
部8は不要であり、固定突条25、25aが挿貫孔16側部に
設けた切欠部26、26aに嵌合することにより、フロア材
2、2a…が横揺動せず、よって該フロア材2、2a…の位
置決めが正確に出来る。
又、方形状又は直角二等辺三角形状のボード材6の周
縁部に段差部5を形成し、ボード材6の各隅部に支持脚
部7、7a…を垂下固設すると共に、ボード材6裏面に連
結金具3における装着部15、15a…の嵌合部23を設けて
成る4枚のフロア材2、2a…を、中央に十字状の間隙部
19を形成する様に配置して連結金具3により1組にし、
且つ間隙部19上にカバー体4を着脱自在に被せて方形状
のブロック体1を形成し、一方連結金具3は中央に床ス
ラブA上への接地部を設けると共に、四方放射方向に立
ち上がり部14、14a…を介して装着部15、15a…を連続形
成し、該装着部15、15a…に支持脚部7、7a…の挿貫孔1
6、16a…を貫設したので、フロア材2、2a…の位置決め
の為の中央脚部8は不要であり、ブロック体1を床スラ
ブA上に敷設する際にフロア材2、2a…の嵌合部23のコ
字型壁24に連結金具3の装着部15、15a…端部を嵌合し
て運搬可能なため、運搬中にフロア材2、2a…が横揺動
せず、よって位置決めが正確に出来る。
又、樋状の配線受承体30の両側縁部に掛止部32、32a
を外方突設し、該掛止部32、32aをボード材6の段差部
5上に載置して、配線受承体30をボード材6の間隙部19
に配置すると共に、かかる配線受承体30上にカバー体4
を被せる様にしたので、支持脚部7、7a…が高い場合に
は間隙部19下方の床スラブA上に配線をすることが困難
であるが、配線受承体30を間隙部19に載置することで配
線工事の容易化を図ることが出来る。
又、樋状の配線受承体34の両側縁部に固定部36、36a
を外方突設し、該固定部36、36aに端縁部で開口する嵌
合部37、37aを形成し、又固定部36、36aを下方支持する
ストッパー40を支持脚部7、7a…に外嵌し、嵌合部37、
37a内に支持脚部7、7a…を嵌め込んで、配線受承体34
を間隙部19に配置する様にしたので、配線受承体34を支
持脚部7、7a…の所定高さに保持することで上記配線受
承体30と同様なる効果を挙げることが出来る。
又、ブロック体1を直角二等辺三角形状のボード材6
からなるフロア材1により構成したものとし、カバー体
20を十字板状とし、且つ突片部材の長さをボード材6の
短辺部の半分とし、碁盤目状に敷設した4枚のブロック
体1中央の十字状の間隙部19にもカバー体20を着脱自在
に被せる様にしたので、上記の効果に加えて、第16図に
図示した様に床スラブA上に固設した際に四個のブロッ
ク体1により発生する十字状の間隙部19にカバー体20を
嵌合載置出来、第8図、第9図、第12図及び第14図に図
示されたブロック体1のカバー体4の突片部の端部に荷
重を受ける際に発生する該カバー体4の脱落が防止出
来、又隣接するブロック体1相互の結合を確実にするこ
とが出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、 第1図は十字状の連結金具に方形状のフロア材を装着し
たブロック体の平面図、第2図は同上XーX断面図、第
3図は方形状のフロア材の斜視図、第4図は切込部を設
けた方形状のフロア材の斜視図、第5図は三角状のフロ
ア材の斜視図、第6図は切込部を設けた三角状のフロア
材の斜視図、第7図は十字状の連結金具の斜視図、第8
図は十字状の連結金具に三角状のフロア材を装着したブ
ロック体の平面図、第9図は装着部がT字状の連結金具
に三角状のフロア材を装着したブロック体の平面図、第
10図は装着部がX字状の連結金具に方形状のフロア材を
装着したブロック体の平面図、第11図は略□型の連結金
具に方形状のフロア材を装着したブロック体の平面図、
第12図は略□型の連結金具に三角状のフロア材を装着し
たブロック体の平面図、第13図は四体の連結金具と方形
状のフロア材よりなるブロック体の平面図、第14図は四
体の連結金具と三角状のフロア材よりなるブロック体の
平面図、第15図はカバー体の突片部を半分として三角状
のフロア材により形成されたブロック体の平面図、第16
図は第15図のブロック体を床スラブ上に配設した状態の
平面図、第17図は嵌合部を設けたフロア材の底面図、第
18図(a)及び(b)は第17図のフロア材の配設段階を
示す要部断面図、第19図は支持脚部に固定突条を設けた
フロア材を装着したブロック体の分解斜視図、第20図は
方形状のフロア材に蟻型突部及び蟻型切欠部を設けたブ
ロック体を床スラブ上に配設した状態の平面図、第21図
は三角状のフロア材に蟻型突部及び蟻型切欠部を設けた
ブロック体を床スラブ上に配設した状態の平面図、第22
図はカーペット及びカバー体を取り外した状態に於ける
配線状態を示す平面図、第23図は同上要部断面端面図、
第24図は配線受承体の斜視図、第25図は十字型の配線受
承体の斜視図、第26図は配線受承体を間隙部に載置した
状態の要部断面図、第27図は支持脚部に装着する配線受
承体の斜視図、第28図は配線受承体を支持脚部に装着し
た状態の要部断面図、第29図は従来の脚部体付フロア材
を使用した配線用フロアの概略断面図、第30図は従来の
脚部を床スラブに固設してボード材を載置する配線用フ
ロアの概略断面図、第31図は従来のALCブロックを利用
した配線用フロアの平面図、第32図は同上YーY要部断
面図である。 1ブロック体、2、2a……フロア材、3連結金具、4カ
バー体、6ボード材 7、7a……支持脚部、8中央脚部、13、13a……接地
部、14、14a……立ち上がり部 15、15a……装着部、16、16a……挿貫孔、19間隙部、20
カバー体、23嵌合部 25、25a固定突条、26、26a切欠部、30配線受承体、32、
32a掛止部 34配線受承体、36、36a固定部、37、37a嵌合部、40スト
ッパー

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状又は直角二等辺三角形状のボード材
    の周縁部に段差部を形成し、ボード材の各隅部に支持脚
    部を垂下固設すると共に、該支持脚部より若干短かい中
    央脚部を垂下固設して成る4枚のフロア材を、中央に十
    字状の間隙部を形成する様に配置して連結金具により1
    組にし、且つ間隙部上にカバー体を着脱自在に被せて方
    形状のブロック体を形成し、該ブロック体を碁盤目状に
    敷設する様にし、一方連結金具は中央に床スラブ上への
    接地部を設けると共に、四方放射方向に立ち上がり部を
    介して装着部を連続形成し、該装着部に支持脚部だけか
    或いは支持脚部及び中央脚部の両方の挿貫孔を貫設した
    ことを特徴とする配線用フロア。
  2. 【請求項2】方形状又は直角二等辺三角形状のボード材
    の周縁部に段差部を形成し、ボード材の各隅部に支持脚
    部を垂下固設すると共に、該支持脚部より若干短かい中
    央脚部を垂下固設して成る4枚のフロア材を、中央に十
    字状の間隙部を形成する様に配置して連結金具により1
    組にし、且つ間隙部上にカバー体を着脱自在に被せて方
    形状のブロック体を形成し、該ブロック体を碁盤目状に
    敷設する様にし、一方連結金具は間隙部端方下部に配置
    した床スラブ上への接地部と、該接地部両端部に連続形
    成した立ち上がり部と、ボード材下方に配置して立ち上
    がり部と連続一体化した装着部により構成し、該装着部
    に支持脚部の挿貫孔を貫設したことを特徴とする配線用
    フロア。
  3. 【請求項3】方形状又は直角二等辺三角形状のボード材
    の周縁部に段差部を形成し、ボード材の各隅部に支持脚
    部を垂下固設して成る4枚のフロア材を、中央に十字状
    の間隙部を形成する様に配置して連結金具により1組に
    し、且つ間隙部上にカバー体を着脱自在に被せて方形状
    のブロック体を形成し、該ブロック体を碁盤目状に敷設
    する様にし、支持脚部の側部に上下方向全体にわたる固
    定突条を設け、又連結金具は中央に床スラブ上への接地
    部を設けると共に、四方放射方向に立ち上がり部を介し
    て装着部を連続形成し、該装着部に支持脚部の挿貫孔を
    貫設すると共に、該挿貫孔の孔縁部に支持脚部の固定突
    条に対応する切欠部を設けたことを特徴とする配線用フ
    ロア。
  4. 【請求項4】方形状又は直角二等辺三角形状のボード材
    の周縁部に段差部を形成し、ボード材の各隅部に支持脚
    部を垂下固設すると共に、ボード材裏面に連結金具にお
    ける装着部の嵌合部を設けて成る4枚のフロア材を、中
    央に十字状の間隙部を形成する様に配置して連結金具に
    より1組にし、且つ間隙部上にカバー体を着脱自在に被
    せて方形状のブロック体を形成し、該ブロック体を碁盤
    目状に敷設する様にし、一方連結金具は中央に床スラブ
    上への接地部を設けると共に、四方放射方向に立ち上が
    り部を介して装着部を連続形成し、該装着部に支持脚部
    の挿貫孔を貫設したことを特徴とする配線用フロア。
  5. 【請求項5】樋状の配線受承体の両側縁部に掛止部を外
    方突設し、該掛止部をボード材の段差部上に載置して、
    配線受承体を間隙部に配置すると共に、かかる配線受承
    体上にカバー体を被せる様にしたことを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載の配線用フロア。
  6. 【請求項6】樋状の配線受承体の両側縁部に固定部を外
    方突設し、該固定部に端縁部で開口する嵌合部を形成
    し、又固定部を下方支持するストッパーを支持脚部に外
    嵌し、嵌合部内に支持脚部を嵌め込んで、配線受承体を
    間隙部に配置する様にしたことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の配線用フロア。
  7. 【請求項7】ブロック体を直角二等辺三角形状のボード
    材からなるフロア材により構成したものとし、カバー体
    を十字板状とし、且つ突片部材の長さをボード材の短辺
    部の半分とし、碁盤目状に敷設した4枚のブロック体中
    央の十字状の間隙部上にもカバー体を着脱自在に被せる
    様にしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の配線用フロア。
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