JPH0719189Y2 - 可動式前面ケーブル保持構造 - Google Patents

可動式前面ケーブル保持構造

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JPH0719189Y2
JPH0719189Y2 JP1147190U JP1147190U JPH0719189Y2 JP H0719189 Y2 JPH0719189 Y2 JP H0719189Y2 JP 1147190 U JP1147190 U JP 1147190U JP 1147190 U JP1147190 U JP 1147190U JP H0719189 Y2 JPH0719189 Y2 JP H0719189Y2
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JP
Japan
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cable
cable duct
column
unit housing
bracket
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Application number
JP1147190U
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JPH03102788U (ja
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雄二 江森
達哉 水野
純男 古川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数枚のプリント基板を収納するユニット筺体
に設けられたケーブルダクトの取付構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第4図は従来のケーブルダクト取付構造を示す斜視図で
あり、1はプリント基板でその一側端には外部との電気
的な接続をはかるためのコネクタ1aが設けられている。
2は前記基板1を複数枚収納するユニット筺体で、基板
1が挿抜可能なように正面が開口しており、この開口部
側の両側面にはL字型に形成された取付金具2aが固定さ
れ、この取付金具2aのユニット筺体2の開口部と平行な
面には穴2bがあけられている。
3は前記ユニット筺体2を複数個固定する支柱で、この
支柱3はユニット筺体2が収納できる間隔を有して固定
され、ユニット筺体2を収納した時に取付金具2aのネジ
穴2bと中心が一致するように図示せぬネジ穴があけられ
ている。
ユニット筺体2は取付支柱3間に取付金具2aの穴2bにネ
ジを通して、支柱3の図示せぬネジ穴にこのネジを締め
つけることにより固定される。
4はケーブルで一端には前記基板1のコネクタ1aに嵌合
するコネクタ4aが設けられている。
5はケーブルダクトで前記ケーブル4を載架するために
コの字型に形成され、そのユニット筺体2側の側部には
穴5aがあけられている。
6は前記ケーブルダクト5を固定する取付金具で、ケー
ブルダクト5の側部に設けられた穴5aにネジを通してケ
ーブルダクト5と取付金具6が一体化されている。
また取付金具6の両側面にはユニット筺体2と同様にL
字形に形成された金具6aを有し、その金具6aには支柱3
にネジ固定するための穴6bがあいている。従って取付金
具6の穴6aにネジを通して支柱3の図示せぬネジ穴にこ
のネジを締めつけることにより、ケーブルダクト5は取
付金具6を介して支柱3に固定される。
ユニット筺体2にはそれぞれ複数枚の基板1が挿入され
ており、基板1のコネクタ1aにはケーブル4のコネクタ
4aが嵌合しており、ユニット筺体2間に固定されたケー
ブルダクト5上にこのケーブル4を載架しておくように
なっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来技術では以下の問題を有す
る。
すなわち、第5図は従来の問題点を示す側断面図であ
り、この図に見られるようにユニット筺体間に設けられ
た空間はユニット筺体の放熱効果を考慮して設けられ、
この空間をケーブルダクトを固定するスペースとして兼
用することでユニット筺体の高密度実装をはかってい
た。
しかし放熱効果を高める為の空間が必要でない場合もあ
り、この場合はケーブルダクトを固定するためだけのス
ペースが必要となるのでユニット筺体の高密度実装の妨
げになるという問題がある。
そこで第5図の下部のユニット筺体間のようにこの空間
を排除してユニット筺体同士を密着した状態にすると、
ケーブルダクトがユニット筺体開口部より突出してしま
い、第4図の場合は最下部のユニット筺体に収納されて
いる基板の挿抜ができなくなるという問題を有する。
本考案はこのうよな問題を解決するためになされたもの
で、ケーブルダクトを移動可能に固定することにより、
ユニット筺体の高密度実装が可能になるケーブルダクト
の固定構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、複数の基板を挿抜可
能に収納するユニット筺体と、前記ユニット筺体を固定
する支柱と、前記各基板に接続されるケーブルを載架す
るために基板の並び方向に対して平行に設けられるケー
ブルダクトと、このケーブルダクトを前記支柱に固定す
るブラケットを設け、複数個のユニット筺体を支柱の延
在方向に対して収納している基板の面が平行になるよう
に支柱に一列に固定し、ブラケットを支柱に固定すると
共に、ケーブルダクトはその両端に支柱の延在方向に平
行な長穴を設け、この長穴にネジを通してブラケットに
固定することにより、ユニット同士が隣接している部位
の前面の位置に、支柱の延在方向に移動可能なようにケ
ーブルダクトを取付けることとしている。
〔作用〕
上述した構成を有する本考案は、ケーブルダクトが支柱
の延在方向に移動可能に取付けられているので、ユニッ
ト筺体同士が間隔をあけずに固定されていることによ
り、基板を挿抜しようとしたときにケーブルダクトにあ
たることがあっても、ケーブルダクトを移動させること
により基板がケーブルダクトに当たることなく挿抜可能
になるのでユニット筺体の高密度実装ができるようにな
る。
〔実施例〕
以下に図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
第1図の組立斜視図である。
図において1は基板であり、一側端には外部との電気的
な接続をはかるためのコネクタ1aが設けられている。
2は前記基板1を複数枚収納するユニット筺体で、基板
1が挿抜可能なように正面が開口しており、この開口部
側の両側面にはL字型に形成された取付金具2aが固定さ
れ、この取付金具2aのユニット筺体2の開口部と平行な
面には穴2bがあけられている。
3は前記ユニット筺体2を複数個固定するための支柱
で、前記ユニット筺体2が収納できる間隔を有して固定
され、ユニット筺体2を収納すると取付金具2aの穴2bと
中心が一致するようなネジ穴3aがユニット筺体2同士の
間隔を考慮してあけられている。
4はケーブルで一端には前記基板1のコネクタ1aに嵌合
するコネクタ4aが設けられている。
7は平板を階段状に折り曲げて形成されたブラケット
で、階段状に形成された一面には貫通穴7aがあけられ、
他面にはネジ穴7bがあけられている。
8は支持板で、両端に上下方向を長手方向とした長穴8a
があけられており、延在方向には所定の間隔をもってネ
ジ穴8bがあけられている。
9は概略十字型の平板の対向する2面を同方向に折り曲
げて形成したケーブル整線金具であり、前記支持板8に
対応する面には支持板8にあけられたネジ穴8bに対応す
る貫通穴9aがあけられている。
また折り曲げられた2面は互いの中心線が一致しておら
ず、一方の端部はさらに他方の端部の側にカギ状に折り
曲げられている。
ユニット筺体2は支柱3間に収納して取付金具2aの穴2b
と支柱3のネジ穴3aの中心を一致させて、ネジ10を穴2b
に通してネジ穴3aに締め付けることにより固定される
が、ここで取付金具2aの上側の穴2bにネジ10を通すとき
にブラケット7の貫通穴7aに通してからネジ10を締め付
けていく。
これによりブラケット7はそれぞれの支柱3に対向する
形で固定され、ユニット筺体2自体も支柱3に固定され
ることになる。
またこのユニット筺体2の上側には間隔をあけずに他の
ユニット筺体2が固定されている。
支持板8はその両端にあけられた長穴8aにネジ11を通し
てブラケット7の他面にあけられたネジ穴7bにネジ11を
締めていく。ネジ11を完全に締めると支持板8はブラケ
ット7を介して支柱3に確実に固定され、ネジ11を緩め
ると支柱板8は長穴8aの範囲で上下方向に移動可能とな
る。
支持板8には実装されるケーブル4の数等に合わせてケ
ーブル整線金具9を固定できるようにネジ穴8bがあけら
れており、ケーブル整線金具9をカギ状に折り曲げられ
ている面を下にして、穴9aにネジ12を通してネジ穴8bに
締め付けていくことにより、実施例では3個のケーブル
整線金具9が所定の間隔で支持板8に固定され、所定の
機能をもったケーブルダクトが形成される。
ユニット筺体2に複数枚収納されている基板1は、その
一端に設けられたコネクタ1aにケーブル4のコネクタ4a
を嵌合させることより各ユニット筺体間や外部との電気
的接続がなされるようになり、このケーブル4をケーブ
ル整線金具9に載架していく。
本実施例で用いられているケーブル整線金具9は、前記
したように概略十字型の平板の対向する面を同方向に折
り曲げて形成されているため、ケーブル4を載架すると
上側もガイドされるようになり、また下面側の端部はカ
ギ型に形成されているため横方向にもケーブル4はガイ
ドされるようになっている。
第3図は実施例の作用を示す側断面図であり、ここで第
1図,第2図及び第3図を用いて実施例の作用を説明す
る。
支持板8の固定位置は、ここでは長穴8aの上端にネジ11
が当接した状態、つまり支持板8が最も下側に固定され
ている。
この状態では下側のユニット筺体2の方に支持板8が突
出しているために、収納されている基板1は支持板8に
当たって引き抜くことが出来なくなっている。
そこで下側のユニット2から基板1を引き抜くには、支
持板8とブラケット7を固定しているネジ11を緩める。
これにより支持板8はブラケット7に対して長穴8aの範
囲内で上下方向に移動可能になるので、支持板8を下側
のユニット筺体2に収納されている基板1に当たらない
位置まで矢印A方向に押し上げることにより、基板1は
自在に挿抜できるようになる。
上側のユニット筺体2に収納されている基板1を引き抜
くには、支持板8がもっとも下側に固定されている場合
はその状態で基板1は挿抜自在となっており、上側に支
持板8が固定されている場合は、ネジ11を緩めて支持板
8を矢印B方向に押し下げることにより上側のユニット
筺体2に収納されている基板1は挿抜自在になる。
尚、実施例において用いられるケーブル整線金具は任意
の形状でよく、また支持板にケーブル整線金具をネジ止
めにより固定することでケーブルダクトを形成している
が、支持板とケーブル整線金具を一体のものとしてケー
ブルダクトを形成してもよいことは無論である。
さらに筺体にユニットが挿抜可能に取付けられている場
合に用いることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、複数の基板を挿抜可能に
収納するユニット筺体と、前記ユニット筺体を固定する
支柱と、前記各基板に接続されるケーブルを載架するた
めに基板の並び方向に対して平行に設けられるケーブル
ダクトと、このケーブルダクトを前記支柱に固定するブ
ラケットを設け、複数個のユニット筺体を支柱の延在方
向に対して収納している基板の面が平行になるように支
柱に一列に固定し、ブラケットを支柱に固定すると共
に、ケーブルダクトはその両端に支柱の延在方向と平行
な長穴を設け、この長穴にネジを通してブラケットに固
定することにより、ユニット同士が隣接している部位の
前面の位置に、支柱の延在方向に移動可能なようにケー
ブルダクトを取付けることとしたものである。
したがってこれによれば、ユニット筺体同士を間隔をあ
けずに固定することにより、基板の挿抜時に基板がケー
ブルダクトに当たることがあっても、ケーブルダクトを
移動させることにより基板がケーブルダクトに当たるこ
となく挿抜可能になるので、ユニット筺体の高密度実装
をはかれるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
第1図の組立斜視図、第3図は実施例の作用を示す側断
面図、第4図は従来例を示す斜視図、第5図は従来の問
題点を示す側断面図である。 1……基板 2……ユニット筺体 3……支柱 4……ケーブル 7……ブラケット 8……支持板 9……ケーブル整線金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基板を挿抜可能に収納するユニット
    筺体と、 前記ユニット筺体を固定する支柱と、 前記各基板に接続されるケーブルを載架するために基板
    の並び方向に対して平行に設けられるケーブルダクト
    と、 このケーブルダクトを前記支柱に固定するブラケットを
    設け、 複数個のユニット筺体を支柱の延在方向に対して収納し
    ている基板の面が平行になるように支柱に一列に固定
    し、 ブラケットを支柱に固定すると共に、ケーブルダクトは
    その両端に支柱の延在方向に平行な長穴を設け、 この長穴にネジを通してブラケットに固定することによ
    り、ユニット同士が隣接している部位の前面の位置に、
    支柱の延在方向に移動可能なようにケーブルダクトを取
    付けることを特徴とする可動式前面ケーブル保持構造。
JP1147190U 1990-02-09 1990-02-09 可動式前面ケーブル保持構造 Expired - Lifetime JPH0719189Y2 (ja)

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JP1147190U JPH0719189Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 可動式前面ケーブル保持構造

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JPH03102788U JPH03102788U (ja) 1991-10-25
JPH0719189Y2 true JPH0719189Y2 (ja) 1995-05-01

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