JP2004146249A - コネクタホルダ - Google Patents
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Abstract
【構成】このため、この発明は、車両の車体パネルに取付けられるホルダ本体に、コネクタ保持部とリレーボックス保持部とを形成して設けたコネクタホルダにおいて、ホルダ本体には、コネクタ保持部に組付けられるコネクタのコネクタ組付方向線が、リレーボックス保持部に組付けられるリレーボックスのリレーボックス組付方向線に対して異なる方向に指向するように、コネクタ保持部とリレーボックス保持部とを形成して設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明はコネクタホルダに係り、特に、ホルダ本体へのコネクタとリレーボックスとの組付位置を容易に視認し得て、ホルダ本体へのコネクタとリレーボックスとの組付性を向上し得て、また、ホルダ本体に保持されたコネクタの結合位置を容易に視認し得て、コネクタ同士の組付性を向上し得るコネクタホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、各種の電気配線として多数のハーネスが配線されており、各ハーネス間の接続にコネクタを使用している。コネクタは、車体パネル等に取付けられたコネクタホルダにまとめて保持されている。
【0003】
従来のコネクタホルダには、一対のホルダ本体で構成し、各ホルダ本体に夫々別系統の配線を接続するコネクタを装着し、各ホルダ本体の一端に形成された各係合部はパネルの取付穴内に挿入して互いに合体して係合体となり、この係合体は取付穴の開口縁に係合して各ホルダ本体の一端を位置決めし、この状態で各ホルダ本体の他端をパネルに結合するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来のコネクタホルダには、車室に配設されたインストルメントパネルの車両幅方向両側にインパネサイドメンバを配設し、このインパネサイドメンバにインストルメントパネルの電装品に接続されるインパネハーネスのコネクタを保持するコネクタホルダを取付けたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−294151号公報(第3頁、図1)
【特許文献2】
特開2002−120600号公報(第3〜4頁、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のコネクタホルダには、車両の車体パネルに取付けられるホルダ本体を設け、このホルダ本体にコネクタを保持するコネクタ保持部と、リレーボックスを保持するリレーボックス保持部とを形成して設けたものがある。
【0006】
このコネクタホルダは、ホルダ本体のコネクタやリレーボックスが組付けられる一側に組付側面を設け、車体側パネルに取付けられる他側に取付側面を設け、コネクタ保持部に組付けられるコネクタのコネクタ組付方向線と、リレーボックス保持部に組付けられるリレーボックスのリレーボックス組付方向線とが、前記組付側面及び取付側面に対してほぼ垂直になるように、ホルダ本体にホルダ保持部とリレーボックス保持部とを形成して設けている。
【0007】
このコネクタは、車室の奥側に位置されて車両幅方向から接近しにくい位置の車体パネルに、ホルダ本体の組付側面及び取付側面が車両前後方向にほぼ平行になるように取付けた場合に、コネクタ保持部のコネクタ組付方向線とリレーボックス保持部のリレーボックス組付方向線とが、車両前後方向に対してほぼ直角方向(車両幅方向)に指向することになる。
【0008】
このため、このコネクタホルダは、コネクタ保持部とリレーボックス保持部とが、車室の奥側に位置されて同方向の車両幅方向に指向されていることから、コネクタとリレーボックスとを同じ角度で保持することになり、互いの組付位置を認識しにくくなる問題があり、組付作業性を低下させる不都合があった。
【0009】
また、このコネクタホルダは、車室の奥側に位置されて車両幅方向から接近しにくい位置の車体パネルに取付けられて、コネクタのコネクタ組付方向線が車両幅方向に指向していることから、作業者が車両幅方向からコネクタ保持部に接近しにくく、ホルダ本体に保持されたコネクタの結合位置を目視しにくい問題があり、組付性が悪いという不都合があった。
【0010】
さらに、このコネクタは、コネクタのコネクタ組付方向線が、車両前後方向に対してほぼ直角方向の車両幅方向に指向していることから、コネクタに接続されるハーネスが車両のペダル類に近接位置されることになり、この結果、ハーネスとペダルとの干渉の可能性が高まる不都合があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、車両の車体パネルに取付けられるホルダ本体を設け、このホルダ本体にコネクタを保持するコネクタ保持部と、リレーボックスを保持するリレーボックス保持部とを形成して設けたコネクタホルダにおいて、前記ホルダ本体には、前記コネクタ保持部に組付けられるコネクタのコネクタ組付方向線が、前記リレーボックス保持部に組付けられるリレーボックスのリレーボックス組付方向線に対して異なる方向に指向するように、前記コネクタ保持部とリレーボックス保持部とを形成して設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明のコネクタホルダは、ホルダ本体には、コネクタ保持部に組付けられるコネクタのコネクタ組付方向線が、リレーボックスに組付けられるリレーボックスのリレーボックス組付方向線に対して異なる方向に指向するように、コネクタ保持部とリレーボックス保持部とを形成して設けたことにより、コネクタとリレーボックスとを異なった角度で保持することができることから、容易に互いの組付位置を認識することができ、また、コネクタの組付方向を作業者が目視しやすい角度に設定することができる。
【0013】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図8は、この発明の第1実施例を示すものである。図1〜図3において、2は図示しない車両のエンジンルーム、4は車室、6はダッシュパネル、8はダッシュサイドパネル、10はフューズリレーボックスである。フューズリレーボックス10は、図示しないフューズリレーを内蔵する長直方体形状のボックス本体12を設け、ボックス本体12の長手方向両端にボックス側取付部14を夫々設け、ボックス本体12にボックス側係合部16を形成して設けている(図5参照)。
【0014】
フューズリレーボックス10は、ボックス本体12の長手方向が車両前後方向にほぼ並行になるように配設し、ボックス側取付部14を車体パネルであるダッシュパネル6とダッシュサイドパネル8とに夫々取付ボルト18及び取付ナット20により取付けて設けている。
【0015】
フューズリレーボックス10には、コネクタホルダ22を取付けて設けている。コネクタホルダ22は、ホルダ本体24を設けている。ホルダ本体24は、図4〜図6に示す如く、互いに平行な2枚の板からなる上枠部26及び下枠部28と、これら上枠部26及び下枠部28を連絡する複数の第1〜第4壁部30〜36とにより四角枠形状に形成して設け、一側に装着側面38を形成して設け、他側に組付側面38と平行な取付側面40を形成して設け、下枠部28と第1壁部30とにホルダ側係合部42を形成して設けている。
【0016】
コネクタホルダ22は、ホルダ本体24のホルダ側係合部42をフューズリレーボックス10のボックス側係合部16に係合することにより、図3に示す如く、組付側面38及び取付側面40が車両前後方向に対してほぼ平行になるように、フューズリレーボックス10を介してサイドパネル6とダッシュサイドパネル8とに取付けて設けている。
【0017】
前記ホルダ本体24は、上枠部26及び下枠部28と第1〜第4壁部30〜36とにより2つの第1・第2コネクタ保持部44・46と1つのリレーボックス保持部48とを形成して設けている。この実施例のコネクタホルダ22は、上枠部26及び下枠部28と第1・第2壁部30・32とにより第1コネクタ保持部44を形成して設け、上枠部26及び下枠部28と第2・第3壁部32・34とにより第2コネクタ保持部46を形成して設け、上枠部26及び下枠部28と第3・第4壁部34・36とによりリレーボックス保持部48を形成して設けている。
【0018】
第1コネクタ保持部44を形成する第1壁部30には、第1コネクタ支持部50を形成して設けている。第2コネクタ保持部46を形成する第2壁部32には、第2コネクタ支持部52を形成して設けている。リレーボックス保持部48を形成する第3壁部34には、リレーボックス支持部54を形成して設けている。
【0019】
第1・第2コネクタ保持部44・46には、図3に示す如く、組付側面38側からコネクタ組付方向線Aに沿って第1・第2オスコネクタ56・58が組付けられ、保持される。また、リレーボックス保持部48には、組付側面38側からリレーボックス組付方向線Bに沿ってリレーボックス60が組付けられ、保持される。第1・第2オスコネクタ56・58には、図1に示す如く、メインハーネス62が結線され、後述する第1・第2メスコネクタが嵌合される第1・第2嵌合孔64・66を形成して設けている。
【0020】
前記ホルダ本体24には、第1・第2コネクタ保持部44・46に組付けられる第1・第2オスコネクタ56・58のコネクタ組付方向線Aが、リレーボックス保持部48に組付けられるリレーボックス60のリレーボックス組付方向線Bに対して異なる方向に指向するように、第1・第2コネクタ保持部44・46とリレーボックス保持部48とを形成して設けている。
【0021】
この実施例のホルダ本体24は、図4・図6に示す如く、第1・第4壁部30・36を組付側面38及び取付側面40に対して直角方向(車両幅方向)に形成して設け、第1コネクタ保持部44を形成する第2壁部32と第2コネクタ保持部46を形成する第3壁部34とを、前記第1・第4壁部30・36に対して車両後方側に傾斜して指向するコネクタ組付方向線Aと平行するように形成して設け、第1コネクタ保持部44の第1コネクタ支持部50と第2コネクタ保持部46の第2コネクタ支持部52とを、前記コネクタ組付方向線Aと平行するように形成して設けている。
【0022】
また、ホルダ本体24は、リレーボックス保持部48を形成する第3壁部34の一部34aを、前記第1・第4壁部30・36に対して平行な方向(車両幅方向)に指向するリレーボックス組付方向線Bと平行するように形成して設け、リレーボックス保持部48のリレーボックス支持部54を、リレーボックス組付方向線Bと平行するように形成して設けている。
【0023】
これにより、このコネクタホルダ22は、図2・図3に示す如く、車体パネルであるダッシュパネル6とダッシュサイドパネル8とに組付側面38及び取付側面40が車両前後方向に対してほぼ平行になるように取付けて設け、図4〜図6に示す如く、第1・第2コネクタ保持部44・46に組付けられる第1・第2オスコネクタ56・58のコネクタ組付方向線Aが、ホルダ本体24の組付側面38に対して車両後方側へ傾斜して指向するように、ホルダ本体24に第1・第2コネクタ保持部44・46を形成して設けている。
【0024】
コネクタホルダ22に保持された第1・第2オスコネクタ56・58の第1・第2嵌合孔64・66には、図7・図8に示す如く、第1・第2メスコネクタ68・70が嵌合され、第1・第2オスコネクタ56・58に結合される。第1・第2メスコネクタ68・70には、図示しないインストルメントパネルの電装品に接続されるインパネハーネス72が結線されている。
【0025】
次に作用を説明する。
【0026】
この車両のダッシュパネル6とダッシュサイドパネル8とには、図1〜図3に示す如く、フューズリレーボックス10のボックス本体12の長手方向が車両前後方向にほぼ並行になるように配設して取付けて設けている。このフューズリレーボックス10に取付けられるコネクタホルダ22には、第1・第2オスコネクタ56・58とリレーボックス60とを組付けて設けている。
【0027】
第1・第2オスコネクタ56・58は、ホルダ本体24の取付側面38側から第1・第2コネクタ保持部44・46に挿入し、図示しない第1・第2オスコネクタ側係合部を第1・第2コネクタ支持部50・52に係合して組付けることにより、第1・第2コネクタ保持部44・46に保持される。リレーボックス60は、ホルダ本体24の組付側面38側からリレーボックス保持部48に挿入し、図示しないリレーボックス側係合部をリレーボックス支持部54に係合して組付けることにより、リレーボックス保持部48に保持される。
【0028】
第1・第2オスコネクタ56・58とリレーボックス60とを保持したコネクタホルダ22は、ホルダ本体24のホルダ側係合部42をフューズリレーボックス10のボックス側係合部16に係合することにより、組付側面38及び取付側面40が車両前後方向に対してほぼ平行になるように、フューズリレーボックス10を介してサイドパネル6とダッシュサイドパネル8とに取付ける。
【0029】
フューズリレーボックス10に取付けられたコネクタホルダ22は、図3に示す如く、第1・第2オスコネクタ56・58のコネクタ組付方向線Aが、ホルダ本体24の組付側面38に対して車両後方側へ傾斜して指向するように、第1・第2オスコネクタ56・58を保持している。
【0030】
これにより、コネクタホルダ22に保持された第1・第2オスコネクタ56・58に第1・第2メスコネクタ64・66を結合する際には、図7に示す如く、第1・第2オスコネクタ56・58が車両後方側へ傾斜して指向しているので、作業者は第1・第2オスコネクタ56・58の結合位置を容易に視認して第1・第2メスコネクタ68・70を結合することができる。
【0031】
このように、このコネクタホルダ22は、第1・第2コネクタ保持部44・46に組付けられる第1・第2オスコネクタ56・58のコネクタ組付方向線Aが、リレーボックス保持部48に組付けられるリレーボックス60のリレーボックス組付方向線Bに対して異なる方向に指向するように、ホルダ本体24に第1・第2コネクタ保持部44・46とリレーボックス保持部48とを形成して設けている。
【0032】
これにより、このコネクタホルダ22は、第1・第2オスコネクタ56・58とリレーボックス60とを異なった角度で保持することができることから、容易に互いの組付位置を認識することができ、また、第1・第2オスコネクタ56・58の組付方向を作業者が目視しやすい角度に設定することができる。
【0033】
このため、このコネクタホルダ22は、ホルダ本体24への第1・第2オスコネクタ56・58とリレーボックス60との組付位置を容易に認識することができ、ホルダ本体24への第1・第2オスコネクタ56・58とリレーボックス24との組付作業性を向上することができ、また、ホルダ本体24に保持された第1・第2オスコネクタ56・58の結合位置を容易に視認することができ、第1・第2オスコネクタ56・58及び第1・第2メスコネクタ68・70の組付性を向上することができる。
【0034】
また、このコネクタホルダ22は、ダッシュパネル6とダッシュサイドパネル8とに組付側面38及び取付側面40が車両前後方向に対してほぼ平行になるように取付けて設け、第1・第2コネクタ保持部44・46に組付けられる第1・第2オスコネクタ56・58のコネクタ組付方向線Aが、ホルダ本体24の組付側面38に対して車両後方側へ傾斜して指向するように、ホルダ本体24に第1・第2コネクタ保持部44・46を形成して設けている。
【0035】
これにより、このコネクタホルダ22は、第1・第2オスコネクタ56・58が車室2の奥側に位置されて車両幅方向から接近しにくい位置であっても、図7に示す如く、作業者が車両後方側から接近して第1・第2オスコネクタ56・58の結合位置を容易に視認することができ、第1・第2メスコネクタ68・70の組付性を向上することができる。
【0036】
さらに、このコネクタホルダ22は、第1・第2オスコネクタ56・58に組付けられた第1・第2メスコネクタ68・70のインパネハーネス72が、図8に示す如く、車両後方側に向かって伸びるように配線されることになり、車両幅方向への突出量を小さくしてダッシュパネル6の近傍に配設されるペダル70とのクリアランスを大にして確保することができ、インパネハーネス72とペダル74との干渉の可能性を無くすことができる。
【0037】
図9・図10は、第2実施例を示すものである。第2実施例のコネクタホルダ22は、図9に示す如く、第1・第2オスコネクタ56・58を支持する第1・第2コネクタ支持部50・52を備えた第1・第2コネクタ保持部44・46を2つ形成して設け、この2つの第1・第2コネクタ保持部44・46の第1・第2コネクタ支持部50・52を、ホルダ本体24の第2壁部32を挟む両側のほぼ対象位置に形成して設けている。
【0038】
第2実施例のコネクタホルダ22は、2つの第1・第2コネクタ保持部44・46の第1・第2コネクタ支持部50・52を、ホルダ本体24の第2壁部32を挟む両側のほぼ対象位置に形成して設けたことにより、車両後方側の第1オスコネクタ56の組付側面38からの突出量D1を、車両前方側の第2オスコネクタ58の組付側面38からの突出量D2に対して小さくすることができる。
【0039】
このため、第2実施例のコネクタホルダ22は、第1・第2オスコネクタ56・58が車両前後方向に配設されれている場合に、第1オスコネクタ56によって第2オスコネクタ58が隠されることがなく、第2オスコネクタ58の結合位置を容易に視認することができ、組付性を向上することができる。
【0040】
図11・図12は、第3実施例を示すものである。第3実施例のコネクタホルダ22は、ホルダ本体24と別体に第1・第2コネクタ保持部76・78を形成して設けている。第1・第2コネクタ保持部76・78は、夫々上板80及び下板82と2枚の側壁84・86とにより四角筒形状に形成して設け、一方の側壁84の内側に夫々第1・第2コネクタ支持部88・90を形成して設け、上板80及び下板82に上軸92及び下軸94を突設して設けている。第1・第2コネクタ保持部76・78は、ホルダ本体24の上枠部26及び下枠部28に上軸92及び下軸94により回動可能に軸支して設けている。
【0041】
第3実施例のコネクタホルダ22は、ホルダ本体24と別体に第1・第2コネクタ保持部76・78を設け、この第1・第2コネクタ保持部76・78をホルダ本体24に回動可能に軸支して設けたことにより、ホルダ本体24に対して第1・第2コネクタ保持部76・78を回動させて、第1・第2オスコネクタ56・58のコネクタ組付方向線Aを任意の方向に指向させることができる。
【0042】
このため、第3実施例のコネクタホルダ22は、第1・第2オスコネクタ56・58の組付方向を作業者が目視しやすい角度に容易に設定することができ、ホルダ本体24に保持された第1・第2オスコネクタ56・58の結合位置を容易に視認することができ、第1・第2オスコネクタ56・58及び第1・第2メスコネクタ68・70の組付性を向上することができる。
【0043】
図13は、第4実施例を示すものである。第4実施例のコネクタホルダ22は、ホルダ本体24の上枠部26に第1・第2メスコネクタ68・70に結線されるインパネハーネス72を保持するハーネス保持部96を形成して設けている。
【0044】
第4実施例のコネクタホルダ22は、ホルダ本体24にインパネハーネス72を保持するハーネス保持部96を形成して設けたことにより、第1・第2オスコネクタ56・58に結合された第1・第2メスコネクタ68・70のインパネハーネス72を、ホルダ本体24に近接させて上方に向かって延びるように配線することができる。
【0045】
このため、第4実施例のコネクタホルダ22は、インパネハーネス72の車両幅方向への突出量を小さくしてダッシュパネル6の近傍に配設されるペダル74とのクリアランスCを大にして確保することができ、インパネハーネス72とペダルとの干渉の可能性を無くすことができる。
【0046】
【発明の効果】
このように、この発明のコネクタホルダは、コネクタとリレーボックスとを異なった角度で保持することができることから、容易に互いの組付位置を認識することができ、また、コネクタの組付方向を作業者が目視しやすい角度に設定することができる。
【0047】
このため、このコネクタホルダは、ホルダ本体へのコネクタとリレーボックスとの組付位置を容易に認識し得て、ホルダ本体へのコネクタとリレーボックスとの組付作業性を向上し得て、また、ホルダ本体に保持されたコネクタの結合位置を容易に視認し得て、コネクタの組付性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すダッシュパネルに取付けたコネクタホルダの斜視図である。
【図2】フューズリレーボックスに取付けたコネクタホルダの斜視図である。
【図3】ダッシュパネルに取付けたコネクタホルダの平面図である。
【図4】コネクタをコネクタ保持部に保持したコネクタホルダの断面図である。
【図5】コネクタホルダの正面図である。
【図6】図5のVI−VI線による断面図である。
【図7】車両後方側からの作業者の視認するコネクタホルダの斜視図である。
【図8】コネクタホルダの車両幅方向一側からの正面図である。
【図9】第2実施例を示すコネクタを保持したコネクタホルダの断面図である。
【図10】車両後方側からの作業者の視線するコネクタホルダの斜視図である。
【図11】第3実施例を示すコネクタをコネクタ保持部に保持したコネクタホルダの断面図である。
【図12】コネクタホルダの正面図である。
【図13】ダッシュパネルに取付けたコネクタホルダの平面図である。
【符号の説明】
2 エンジンルーム
4 車室
6 ダッシュパネル
8 ダッシュサイドパネル
10 フューズリレーボックス
22 コネクタホルダ
24 ホルダ本体
44 第1コネクタ保持部
46 第2コネクタ保持部
48 リレーボックス保持部
50 第1コネクタ支持部
52 第2コネクタ支持部
54 リレーボックス支持部
56 第1オスコネクタ
58 第2オスコネクタ
60 リレーボックス
62 メインハーネス
68 第1メスコネクタ
70 第2メスコネクタ
72 インパネハーネス
74 ペダル
Claims (3)
- 車両の車体パネルに取付けられるホルダ本体を設け、このホルダ本体にコネクタを保持するコネクタ保持部と、リレーボックスを保持するリレーボックス保持部とを形成して設けたコネクタホルダにおいて、前記ホルダ本体には、前記コネクタ保持部に組付けられるコネクタのコネクタ組付方向線が、前記リレーボックス保持部に組付けられるリレーボックスのリレーボックス組付方向線に対して異なる方向に指向するように、前記コネクタ保持部とリレーボックス保持部とを形成して設けたことを特徴とするコネクタホルダ。
- 前記ホルダ本体は、前記車体パネルに車両前後方向に対してほぼ平行になるように取付けて設け、前記コネクタ保持部に組付けられるコネクタのコネクタ組付方向線が、前記ホルダ本体に対して車両後方側へ傾斜して指向するように、前記コネクタ保持部を形成して設けたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタホルダ。
- 前記ホルダ本体には、コネクタを支持するコネクタ支持部を備えたコネクタ保持部を2つ形成して設け、この2つのコネクタ保持部の各コネクタ支持部を前記ホルダ本体の1つの壁部を挟む両側のほぼ対象位置に形成して設けたことを特徴とする請求項2に記載のコネクタホルダ。
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