JP2003264922A - 電源ケーブルの支持構造 - Google Patents
電源ケーブルの支持構造Info
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Abstract
が加わった際にパネルが変形するのを防止する。 【解決手段】 取付部材36は、本体38の内部にブレ
ーカ22が配設された状態で、該本体38が箱状本体の
上面に着脱可能に配設される。本体38の上面後部に、
保持体42が着脱可能に配設される。保持体42の第2
取付部42cに、左右方向に所定長さで延在して一端が
開放する切欠部42dが形成される。この切欠部42d
には、その開放側からクランプ部材32が挿脱可能に取
付けられる。クランプ部材32に挿通された電源ケーブ
ル26の端部は、本体38の後部開口から内部に導入さ
れてブレーカ22の後部に接続される。またブレーカ2
2の後部に接続された接続ケーブル28は、本体38の
後部開口から後方に引出され、その端部が電装箱に接続
される。
Description
を配設するための取付部材に、該ブレーカに接続される
電源ケーブルを位置決め保持するための保持体を設ける
ようにした電源ケーブルの支持構造に関するものであ
る。
等は、図5に示す如く、断熱箱体10の上部に、フロン
トパネル12、リアパネル14、左右両側のサイドパネ
ル16,16(一方のみ図示)およびトップパネル18を
相互に組付けることで、その内部に機械室20を画成
し、この機械室20に、電気回路や電気部品の保護を目
的とするブレーカ22が取付部材24を介して配設され
ている。また、外部電源に接続する電源ケーブル26
が、前記トップパネル18に穿設した通孔を介して機械
室20内に引入れられ、該ケーブル26がブレーカ22
の一側部に接続される。そして、このブレーカ22の他
側部から導出する接続ケーブル28が、機械室20に配
設された電装箱30に接続され、該電装箱30に収容さ
れている各種制御部品や電気部品等に、電源ケーブル2
6、ブレーカ22および接続ケーブル28を介して電気
が供給されるよう構成してある。
の通孔には、該通孔に挿通される電源ケーブル26を位
置決め保持するためのクランプ部材32が配設されてい
る。このため、機械室20内の点検・整備等のメンテナ
ンスに際してトップパネル18を取外す際には、前記電
源ケーブル26の電源側の接続を外すと共に、前記クラ
ンプ部材32を弛めて該ケーブル26に負荷が加わらな
いようにしなければならず、作業が煩雑であった。
強度は要求されておらず、薄い平板から構成されてい
る。このため、前記クランプ部材32を介して位置決め
保持されている電源ケーブル26に外力が加わると、ク
ランプ部材32を介してトップパネル18にも外力が加
わって変形するおそれがある。
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、メンテナンスが容易で、しかも電
源ケーブルに負荷が加わった際にパネルが変形するのを
防止し得る電源ケーブルの支持構造を提供することを目
的とする。
の目的を好適に達成するため、本発明に係る電源ケーブ
ルの支持構造は、パネルにより画成される機械室に配設
したブレーカに接続される電源ケーブルの支持構造であ
って、前記ブレーカを機械室に配設する取付部材に、前
記電源ケーブルを保持するクランプ部材が着脱可能に取
付けられる保持体を設けたことを特徴とする。
の支持構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を
参照しながら以下詳細に説明する。なお、図5を参照し
て従来の技術で説明した機械室に関連する同一部材に
は、同じ符号を付すものとする。
設するための取付部材を示し、図3および図4は、機械
室を示す。図に示すように、冷蔵庫や冷凍庫あるいは熱
風式保管庫等における断熱構造の箱状本体34の上部に
は、フロントパネル12、リアパネル14、左右両側の
サイドパネル16,16およびトップパネル18が相互
に組付けられて、その内部に機械室20が画成される。
この機械室20には、複数の制御部品や電気部品等を収
容した電装箱30が配設されると共に、各制御部品や電
気部品等の保護を目的とするブレーカ22が、取付部材
36を介して配設されている。
す如く、下側および後側に開放する本体38を備え、該
本体38の内部にブレーカ22が配設された状態で、本
体38が前記箱状本体34の上面に着脱可能に配設され
る。また取付部材36には、本体38の前側に突出する
ブレーカ22を囲繞するカバー体40が、本体38の前
側に着脱可能に配設されている。更に、本体38の上面
後部には、板金を図示形状に折曲形成した保持体42が
着脱可能に配設され、この保持体42に電源ケーブル2
6が位置決め保持されるよう構成される。
載置される第1取付部42aと、該第1取付部42aの
後端縁から直角上方に折曲された立上がり部42bと、
この立上がり部42bの上端縁から第1取付部42aと
は逆向きに直角に折曲された第2取付部42cとから基
本的に構成され、前記第1取付部42aが、本体38の
上面にネジ止めされるようになっている。また第2取付
部42cには、左右方向に所定長さで延在して一端(図
1での右側)が開放する切欠部42dが形成され、この
切欠部42dには、その開放側からクランプ部材32が
挿脱可能に取付けられるよう構成される。
する前記電源ケーブル26が挿通される中心通孔44a
が形成されたスリーブ44に、ナット部材46が外嵌さ
れており、前記保持体42の切欠部42dにスリーブ4
4を挿通した状態で、該ナット部材46を締付けること
で当該クランプ部材32は保持体42に位置決め固定さ
れるようになっている。そして、このクランプ部材32
のスリーブ44に挿通された電源ケーブル26の下側の
端部は、前記本体38の後部開口から内部に導入されて
前記ブレーカ22の後部に接続される。またブレーカ2
2の後部に接続された接続ケーブル28は、図2に示す
如く、本体38の後部開口から後方に引出され、その端
部が前記電装箱30に接続されるよう構成してある。
ル18の一方の側端部、すなわち図4における左側端部
に、左側端縁に開放する切欠部48が左右方向に所定長
さで延在するよう形成される。この切欠部48は、前記
機械室20に配設された取付部材36に保持体42を配
設した状態で、該保持体42に形成される切欠部42d
とは反対向きに開放するよう設定されている。そして、
前記各パネル12,14,16,16にトップパネル18
を組付けた際に、保持体42の切欠部42dから上方に
延出するクランプ部材32のスリーブ44が、トップパ
ネル18の切欠部48に挿通されるよう設定される。す
なわち、保持体42の第2取付部42cとトップパネル
18とを上下に重ねた際に、前記両切欠部42d,48
は閉塞側がスリーブ44の直径だけ離間して対向し、こ
れによりクランプ部材32の平面内での移動が規制され
るよう構成されている。
持構造の作用について説明する。前記取付部材36を介
して機械室20に配設されたブレーカ22では、その後
部に接続されて前記本体38の後部開口から後方に引出
された接続ケーブル28が、前記電装箱30に接続され
る。また、取付部材36に配設された保持体42に取付
けられたクランプ部材32のスリーブ44に、上方から
挿通された電源ケーブル26の端部が、前記本体38の
後部開口から内部に引込まれてブレーカ22の後部に接
続される。すなわち、電源ケーブル26および接続ケー
ブル28は、何れもブレーカ22の後部に接続するよう
構成したから、取付部材36に対して正面から視て左右
方向にケーブル26,28が突出することはなく、コン
パクトに纏めることができる。
材36を機械室20に配設した状態で、図4において右
方向に開放している。これに対して機械室20を画成す
る前記トップパネル18の左側端部には、左方向に開放
する切欠部48が形成されており、この切欠部48に、
保持体42から上方に延出するクランプ部材32が挿通
されるようにしてトップパネル18を各パネル12,1
4,16,16に組付ける。これにより、クランプ部材3
2は、上下位置において切欠部42d,48に挿通され
て、平面上での移動が規制された状態で位置決めされ
る。従って、電源ケーブル26に負荷が加わっても、ク
ランプ部材32が保持体42の切欠部42dから脱落す
るのは防止される。しかも、トップパネル18には電源
ケーブル26やクランプ部材32は固定されていないか
ら、機械室20内のメンテナンスに際して該パネル18
を取外す際に、クランプ部材32を保持体42から取外
す必要はなく、作業が極めて簡単となる。
曲形成して剛性を高めた保持体42に配設されるから、
前記電源ケーブル26に負荷が加わった際に、該保持体
42が容易に変形することはない。しかも、保持体42
の切欠部42dは一端が開放しているから、保持体42
に対するクランプ部材32の着脱は容易となる。
ネル、リアパネルおよびサイドパネルを別体で構成した
場合で説明したが、これらのパネルは一体物であっても
よい。また保持体やトップパネルに形成した切欠部の開
放方向は、実施例では正面から視て左右方向の何れか一
方が開放する場合で説明したが、ブレーカの取付け位置
等によっては、前記切欠部の前後方向の何れか一端が開
放するよう構成されるものであってもよい。
ケーブルの支持構造によれば、ブレーカを機械室に配設
する取付部材に、電源ケーブルのクランプ部材を取付け
る保持体を設けたから、電源ケーブルに負荷が加わった
際に、従来のように機械室を画成するパネルに負荷が加
わって変形することはない。また、取付部材や保持体
は、パネルに比べて強度は高く、クランプ部材の取付け
部位が変形するのも抑制される。
が開放する切欠部を介して取付けるよう構成したから、
該クランプ部材の取付けや取外しが容易となる。また、
保持体の切欠部とは逆向きに開放するようトップパネル
に形成した切欠部に、保持体から上方に延出するクラン
プ部材を挿通するよう構成したから、電源ケーブルに負
荷が加わった際にクランプ部材が保持体から脱落するの
は防止される。しかも、トップパネルを単独で取外すこ
とができ、機械室内のメンテナンスに際しての作業が極
めて簡単となる。
造を正面側から示す概略斜視図である。
側から示す概略斜視図である。
の上部にパネルを組付けた状態で示す要部概略斜視図で
ある。
の上部からトップパネルおよびフロントパネルを取外し
た状態で示す要部概略斜視図である。
採用される断熱箱体の上部からトップパネルおよびフロ
ントパネルを取外した状態で示す要部概略斜視図であ
る。
パネル 18 トップパネル,20 機械室,22 ブレーカ,3
2 クランプ部材 36 取付部材,42 保持体,42d 切欠部,48 切
欠部
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル(12,14,16,16,18)により画成され
る機械室(20)に配設したブレーカ(22)に接続される電源
ケーブル(26)の支持構造であって、 前記ブレーカ(22)を機械室(20)に配設する取付部材(36)
に、前記電源ケーブル(26)を保持するクランプ部材(32)
が着脱可能に取付けられる保持体(42)を設けたことを特
徴とする電源ケーブルの支持構造。 - 【請求項2】 前記保持体(42)には一端が開放する切欠
部(42d)が形成され、該切欠部(42d)に対して開放側から
前記クランプ部材(32)が挿脱可能に取付けられる請求項
1記載の電源ケーブルの支持構造。 - 【請求項3】 前記機械室(20)を画成するトップパネル
(18)に、前記保持体(42)の切欠部(42d)とは逆向きに開
放する切欠部(48)が設けられ、保持体(42)から上方に延
出する前記クランプ部材(32)をトップパネル(18)の切欠
部(48)に挿通するよう構成した請求項2記載の電源ケー
ブルの支持構造。
Priority Applications (1)
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JP2002064310A JP4011939B2 (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 電源ケーブルの支持構造 |
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