JP4007588B2 - Pachinko machine - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄表示装置に表示される選出図柄の態様が所定の当り態様であると、所定の賞球形態を発生させて遊技者に所定の利得を供与することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
選出図柄を変動表示する図柄表示領域を備えた図柄表示装置と、遊技球の通過を検知する図柄始動領域とを遊技領域上に設け、この図柄表示装置を駆動し、選出図柄を変動後停止して選出図柄を確定表示する一連の図柄生成行程を実行する図柄制御手段を備え、前記図柄始動領域への遊技球通過を契機として、図柄制御手段により図柄生成行程を実行開始し、確定表示する選出図柄を当り態様とした場合に、所定の賞球形態を発生する特別遊技作動を実行する制御内容を具備する遊技制御手段を備えたパチンコ遊技機は良く知られている。これらには、いわゆる第１種パチンコ遊技機、及び第３種パチンコ遊技機がある。
【０００３】
ここで、第１種パチンコ遊技機は、開閉片により開閉制御される大入賞口を具備する可変入賞装置を備え、選出図柄が所定の当り態様で確定表示された場合に、特別遊技作動として、可変入賞装置の大入賞口の開放と、所定の開放制限時間の経過又はこの開放制限時間内での規定個数の入賞満了による大入賞口の閉鎖とを順次生じてなる開閉ラウンドを、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が通過することを継続条件として、所定制限回数まで繰り返し実行するものである。
【０００４】
また、一般的な第３種パチンコ遊技機は、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ遊技球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動役物と、開閉制御される大入賞口と、遊技球通過に伴ってこの大入賞口を開放する特定領域への流入制御を行う役物とを備え、選出図柄が所定の当り態様で確定表示された場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動領域への遊技球通過に伴って特別遊技作動を実行するものである。ここで、特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への遊技球通過が可能となり、かつ遊技球通過ごとに、大入賞口の開放と閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返してなるものである。
【０００５】
さらに、従来構成にあっては、いわゆる大当り予告等を実行する構成が提案されており、さらにこの大当り予告等を、図柄生成行程を実行する毎に予め定められた実行総数を限度として順次実行する一連の連続予告演出動作を行うものがある。一般的な例として、特別図柄始動記憶の上限値が四個の構成にあって、四個目に記憶保持した特別図柄始動記憶に前記連続予告演出動作を行う内容が割り当てられると、当該特別図柄始動記憶以前に記憶保持した特別図柄始動記憶に基づく図柄生成行程から、特定のキャラクタを大当り予告図柄として表出する予告演出動作を実行開始し、かつこの予告演出動作を４回連続して実行する構成が挙げられる（以下、４回型連続予告演出動作という）。このように、その実行により「大当り」となる確率が見かけ上高くなる予告演出動作を、図柄生成行程を実行する毎に所要回数実行する構成とすることにより、遊技者の「大当り」への期待感を徐々に高めることができる。かかる構成として、例えば以下の特許文献がある（特許文献１参照）。
【０００６】
【特許文献１】
特開平９−７００号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
さらに、上述の連続予告演出動作を実行する構成にあっては、連続予告演出動作自体が連続して実行される場合がある。かかる場合に、例えば、前記４回型連続予告演出動作が連続して実行されると、遊技者には、予告演出動作が８回連続して実行されることとなる。このような場合に、前半の連続予告演出動作でハズレ態様の選出図柄が確定表示されると、遊技者にとっては、ハズレ態様が確定表示される予告演出動作が少なくとも７回連続して実行されることとなる。かかる遊技状況は、二つの連続予告演出動作で構成されているにも関わらず、あたかも一連の８回型連続予告演出動作が実行されたと誤認してしまう場合がある。
【０００８】
そこで、本発明は、上述の問題に鑑み、連続予告演出動作が連続して実行された場合に、各連続予告演出動作の始期及び終期とを明確化し、遊技者にその遊技内容を容易かつ明確に認識させることができるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述のパチンコ遊技機において、図柄制御手段が、その表出により選出図柄が当り態様で確定表示される確率が見かけ上高くなる予見演出図柄を、図柄生成行程実行毎に図柄表示領域に表出するようにしてなる予見演出動作を、所定の連続予見演出動作実行条件の成立に起因して、予め定められた予見演出動作実行総数を限度として、順次実行する一連の連続予見演出動作を行うものであって、連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、予見演出動作を実行せず、かつ所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を表示する予見非表示ハズレ演出行程を実行するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機が提案される。
【００１０】
かかる構成にあって、本発明にかかる予見非表示ハズレ演出行程が実行されると、遊技者は、二つの連続予見演出動作間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が実行されたと認識することとなる。したがって、遊技者は、この図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することとなる。これにより、各連続予見演出動作の始期と終期とが明確化されることとなる。なお、上述の連続予見演出動作を特定する第一及び第二とは、二つの相対的な前後を示す概念に過ぎない。
【００１１】
また、図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、停止状態の選出図柄を変動開始し、所定規準で定めたハズレ態様で、該変動中の選出図柄を停止するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた構成が提案される。
【００１２】
かかる構成にあって、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後に、停止状態の選出図柄が変動開始し、そしてハズレ態様でこの変動中の選出図柄が停止し、さらに第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作が実行されると、遊技者は、二つの連続予見演出動作間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が実行されたと認識することとなる。したがって、かかる構成とすることにより、各連続予見演出動作の始期と終期とが明確化されることとなる。
【００１３】
さらに以下のような構成が提案される。すなわち、図柄制御手段が、第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程で、当該図柄生成行程で実行する予見演出動作実行前に、所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を一旦停止するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた構成である。
【００１４】
このように、第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程で、図柄生成行程の実行開始と共に変動開始した選出図柄を、予見演出動作実行前に、ハズレ態様で選出図柄を一旦停止し、この停止状態を所定時間維持した後、再び選出図柄を変動開始し、予見演出動作を実行した後、図柄生成行程を終了する構成とすることにより、遊技者に第一の連続予見演出動作と第二の連続予見演出動作との間に、予見演出動作が実行されず、かつハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が見かけ上実行されたと認識させることが可能となる。したがって、遊技者は、かかる見かけ上の図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することができる。
【００１５】
さらに、他の構成が提案される。すなわち、図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程実行中に、当該図柄生成行程の予見演出動作終了後に、変動中の選出図柄を一旦停止すると共に、該選出図柄の一旦停止の後、選出図柄を再び変動開始し、選出図柄を所定規準で定めたハズレ態様で確定表示するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた構成である。
【００１６】
このように、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で、当該図柄生成行程の実行開始により変動開始した選出図柄を、予見演出動作実行後に一旦停止し、この停止状態を所定時間維持した後、再び選出図柄を変動開始し、その後ハズレ態様で選出図柄を確定表示して当該図柄生成行程を終了する構成とすることにより、遊技者に、第一の連続予見演出動作と第二の連続予見演出動作との間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示された図柄生成行程が、見かけ上実行されたと認識させることが可能なる。したがって、遊技者は、かかる見かけ上の図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することができる。
【００１７】
また、図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後で、かつ第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程の実行開始直前に、選出図柄を変動開始し、停止して、所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を確定表示する擬似ハズレ図柄生成行程を追加実行するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた構成が提案される。
【００１８】
かかる構成とすることにより、遊技者に、第一の連続予見演出動作と第二の連続予見演出動作との間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が実行されたと認識させることが可能となる。したがって、遊技者は、かかる図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することができる。
【００１９】
また、上述のパチンコ遊技機において、図柄制御手段が、その表出により選出図柄が当り態様で確定表示される確率が見かけ上高くなる予見演出図柄を、図柄表示領域に表出するようにしてなる予見演出動作を、所定の連続予見演出動作実行条件の成立に起因して、予め定められた予見演出動作実行総数を限度として、図柄生成行程実行毎に順次実行する一連の連続予見演出動作を行うものであって、連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、特定の場合以外は、図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、予見演出動作を実行せず、かつ所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を表示する予見非表示ハズレ演出行程を実行するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機が提案される。
【００２０】
かかる構成にあっては、連続実行される、各連続予見演出動作の始期及び終期が明確化される場合と、明確化されずに、各連続予見演出動作の予見演出動作実行総数が積算された予見演出動作実行総数の一連の連続予見演出動作と認識しうる場合とが発生する。ここで、後者の、各連続予見演出動作の予見演出動作実行総数が積算された予見演出動作実行総数の一連の連続予見演出動作が実行されると、連続予見演出動作ならではの演出効果はより一層向上することとなる。
【００２１】
また、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない特定の場合が、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程でハズレ態様の選出図柄を確定表示し、第二の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で当り態様の選出図柄を確定表示する場合である構成が提案される。
【００２２】
かかる構成とすることにより、予見演出動作が通常時よりも多く連続実行されるため、遊技者は当りへの期待感は強く抱くこととなる。これにより、より一層遊技に熱中することとなる。
【００２３】
また、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない特定の場合が、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で当り態様の選出図柄を確定表示する場合であって、前記当り態様での確定表示をキャンセルし、所定規準で定めたハズレ態様を該図柄生成行程で確定表示すると共に、確定表示をキャンセルした前記当り態様を、第二の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で確定表示するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた構成が提案される。
【００２４】
かかる構成とすることにより、予見演出動作が通常時よりも多く連続実行することができるため、遊技者の当りへの期待感を強く刺激することが可能となる。さらに、遊技者が最も望む、当り態様の確定表示を、第二の連続予見演出動作後に必ず行う構成とすることにより、遊技者が不利益となることもない。
【００２５】
また、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない特定の場合が、第一の連続予見演出動作又は第二の連続予見演出動作の予見演出動作実行総数が所定数に満たない場合である構成が提案される。
【００２６】
かかる構成とすることにより、各連続予見演出動作の予見演出動作実行総数を積算して、一連の連続予見演出動作として実行することができるため、各連続予見演出動作を構成する予見演出動作実行総数が少ない場合であっても、少なくとも予め定めた予見演出動作実行総数の予見演出動作を実行することが可能となる。したがって、連続予見演出動作ならではの演出効果を十分に発揮することができる。さらに、所定数を種々変更し、所望の予見演出動作実行総数を確保することも可能である。
【００２７】
さらに、遊技制御手段が、図柄始動領域への遊技球通過を契機として、予め備えられた始動記憶手段に前記図柄始動領域への遊技球通過を始動記憶として順次記憶保持し、始動記憶消化と共に、図柄制御手段により図柄生成行程を実行開始する制御内容を備えるものであって、図柄制御手段が、連続予見演出動作を構成する一番目の図柄生成行程実行開始時に、始動記憶手段に記憶保持した始動記憶数が、予め定められた予見演出動作実行総数に満たない所定数の場合に、連続予見演出動作を構成するいずれかの図柄生成行程で、当該図柄生成行程で選出図柄を確定表示する前に、前記予見演出動作実行総数となるように、選出図柄を所定規準で定めたハズレ態様で所要回数停止し、選出図柄の変動開始から停止に至る各期間で予見演出動作を実行する、擬似連続予見演出動作を行うようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた構成が提案される。
【００２８】
かかる構成にあっては、始動記憶数が、予め定められた予見演出動作実行総数に満たない所定数の場合であっても、遊技者には、予見演出動作実行総数の予見演出動作が順次実行されることとなる。したがって、遊技者が始動記憶の記憶状況から予測していた予見演出動作の実行数以上に、予見演出動作が数多く連続して実行される場合が生じる。ここで、このような演出を享受した遊技者のなかには、予測に反して予見演出動作が実行されることにより、さらに「大当り」への期待を膨らます遊技者もいるし、一方、始動記憶数から連続予見演出動作の終期を予測していたにも関わらず、予測した終期を過ぎても依然予見演出動作が実行されることにより、退屈感を抱く遊技者もいる。そこで、このように遊技者が退屈感を抱くことを防止するために、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後に、停止状態の選出図柄を変動開始し、そしてハズレ態様でこの変動中の選出図柄を停止し、さらに第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作を実行することにより、予見演出動作の過剰な連続実行を防止することが可能となる。これにより、演出態様が変化に富んだものとなり、遊技者に飽きが来ることを抑制することが可能となる。
【００２９】
ところで、上述の遊技制御手段及び図柄制御手段は、以下のように構成されるのが好適である。
例えば、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための構成としては、図３に示されるように、遊技に関する統括的な制御を処理実行する主制御基板６０と、この主制御基板６０に接続され、図柄表示装置で表出される図柄表示態様を制御する図柄表示制御基板６２、スピーカから発生する効果音等を制御する音源制御基板６３、パチンコ遊技機に備えられた発光ダイオードＬＥＤ、装飾ランプ等の点灯態様を制御する光源制御基板６４、及び遊技球の貸球や賞球等を制御する払出制御基板６５等で構成する例が挙げられる。そして、この図柄表示制御基板６２により図柄制御手段が構成され、また、上述の各基板６０〜６５等により前記図柄制御手段を備え、この図柄制御手段により図柄生成行程を実行し、また所定の賞球形態を発生する特別遊技作動を実行したりする制御内容を備えた遊技制御手段が構成される例が提案される。
【００３０】
さらに、予見演出動作の予見内容としては、いわゆる大当り予告やリーチ予告等が提案される。
【００３１】
【発明の実施の形態】
いわゆる第１種パチンコ遊技機に本発明を適用した実施形態例を説明する。
パチンコ遊技機１は、図１に示されるように、遊技島設備（図示省略）に固定される長方形状の外枠２と、この外枠２の前面開口部分を覆う遊技機本体３とからなる。
【００３２】
さらにこの遊技機本体３は、ほぼ正方形状の開口部が中央上部に形成されている板状の前面枠５を備え、この前面枠５が前記外枠２にヒンジ部材４を介して開閉可能に枢着されている。また、遊技機本体３には、遊技球が転動流下する遊技領域１４が形成される遊技盤７が前面枠５の開口部に嵌合された状態で取付けられており、さらに、前面枠５の開口部には、遊技盤７を覆う遊技扉６が、遊技盤７の前方に位置させて開閉可能に取り付けられている。また、この遊技扉６には、透明板８が装着されている。
【００３３】
この遊技盤７の下方には、前面枠５に対して開閉可能に取付けられる上皿部材９と、この上皿部材９の下方に位置する下皿部材１０とが配設されている。さらに、この下皿部材１０の右側には発射ハンドル１１が突設されている。
【００３４】
また、図２に示されるように、パチンコ遊技機１の遊技盤７には、その盤面１２上にほぼ円形を呈する誘導レール１３によって遊技領域１４が区画形成されており、この遊技領域１４のほぼ中央にセンターケース１５が配設されている。そして、このセンターケース１５には、液晶表示器、ＣＲＴ表示器等からなる図柄表示装置１６が組付けられており、さらにこの図柄表示装置１６には図柄表示領域１７が形成されている。
【００３５】
さらに、この図柄表示領域１７の中央位置には特別図柄Ａ、特別図柄Ｂ、及び特別図柄Ｃがそれぞれ表示される。この特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃ（選出図柄）は、それぞれ「０」〜「９」の数字からなると共に、各特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃは、前記の数字が順に並んだ特別図柄列を構成している。そして、後述する特別図柄始動条件が成立すると、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動後停止して特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの組合せ態様を確定表示する一連の図柄生成行程が表示実行される。すなわち、この各特別図柄列が上下方向に変動することにより特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動表示され、停止したときに横方向に並列表示されている停止図柄列の態様が所定の当り態様である場合に、いわゆる「大当り」となって後述の特別遊技作動が実行される。なお、本実施形態例にかかる特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃにより、本発明にかかる選出図柄が構成される。
【００３６】
一方、図柄表示領域１７内の左上位置には普通図柄表示部ｘ，ｙが形成される。この普通図柄表示部ｘ，ｙには、「７」又は「−」を示す普通図柄Ｘ，Ｙが表示される。そして、後述する普通図柄作動ゲート２２に遊技球が通過すると、普通図柄Ｘ，Ｙが変動表示され、その後停止したときにＸ＝Ｙ＝「７」となる当り態様で表示されると、後述の普通電動役物１８が拡開作動を開始する。
【００３７】
また、図柄表示装置１６の直上左位置には、四個の発光ダイオードＬＥＤからなる普通図柄始動記憶数表示部２１が配設されている。この普通図柄始動記憶数表示部２１は、後述の普通図柄始動スイッチＳ2（図３参照）の遊技球検出を、主制御基板６０（図３参照）の記憶装置ＲＡＭの一部領域が記憶した場合に、その記憶数を表示するものである。
【００３８】
さらに、図柄表示装置１６の直上右位置には、四個のパイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示部１９が配設されている。この特別図柄始動記憶数表示部１９は、特別図柄始動記憶数Ｕを表示するものである。ここで、この特別図柄始動記憶とは、後述する主制御基板６０（図３参照）の記憶装置ＲＡＭの一部領域に、後述の特別図柄始動領域２０への遊技球通過ごとに記憶保持されるものである。
【００３９】
一方、センターケース１５の両側には、普通図柄作動ゲート（普通図柄始動領域）２２，２２が設けられ、遊技球が通過すると、この普通図柄作動ゲート２２，２２に内蔵された普通図柄始動スイッチＳ2が遊技球通過を検知し、かかる検知信号に基づいて、前記普通図柄Ｘ，Ｙが変動を開始する。
【００４０】
また、センターケース１５の直下位置には、内部を特別図柄始動領域２０とする普通電動役物１８が配設されている。この普通電動役物１８は、開閉翼片２６，２６を備え、普通図柄Ｘ，Ｙの図柄内容が、上述の当り態様の場合に、この開閉翼片２６，２６が所定時間拡開する。このように、普通電動役物１８が拡開作動すると特別図柄始動領域２０の開口度が変化し、遊技球が特別図柄始動領域２０を通過し易い（入賞し易い）状態となる。なお、この開閉翼片２６の拡開作動は、普通電動役物ソレノイド（図３参照）により作動する。また、この普通電動役物１８内には、光電スイッチ、リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチＳ1（図３参照）が備えられ、特別図柄始動領域２０が特別図柄始動スイッチＳ1を介して遊技球通過を検知すると、これに起因して、図柄表示装置１６の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始する。なお、この特別図柄始動領域２０により、本発明にかかる図柄始動領域が構成される。
【００４１】
普通電動役物１８の直下位置には、内部に特定領域と一般領域とを有する大入賞口２３を備える可変入賞装置２５が配設されている。この可変入賞装置２５は開閉片２４を具備し、この開閉片２４を大入賞口開放ソレノイド（図３参照）により開閉制御することにより大入賞口２３を開放状態又は閉鎖状態のいずれかに変換する。そして、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの組合せ態様が所定の当り態様であると、開閉片２４が開き、さらに、その開放状態にある開閉片２４の上面が案内作用を生じ、大入賞口２３へ遊技球を案内する。そして、特定領域に遊技球が流入すると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、所定ラウンド数だけ開閉片２４の開閉作動を生じて、遊技者に所定の利得を付与する。なお、大入賞口２３内部には、特定領域に入った遊技球を検知する特定領域スイッチＳ3と、当り中の入賞個数を計数するカウントスイッチＳ4とが設けられている。ここで特定領域スイッチＳ3にも、特定領域に入った遊技球を計数するカウントスイッチとしての機能が備えられている。
【００４２】
図３は、本発明にかかるパチンコ遊技機１の遊技作動を制御する制御回路を示すものである。
主制御基板６０には、パチンコ遊技機１の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられており、この基板回路上には主制御用中央制御装置ＣＰＵが配設されている。この主制御用中央制御装置ＣＰＵは、遊技に関する統括的な制御を処理実行するものであって、この主制御用中央制御装置ＣＰＵには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ＲＯＭと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置ＲＡＭとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス（図示省略）と、データのやり取りを行うデータバス（図示省略）を介して接続され、主制御基板６０の基板回路を構成している。この記憶装置ＲＯＭには、制御プログラムや、各種乱数テーブル等の固定データが格納されている。ここで、この乱数テーブルとしては、大当り特別乱数テーブル、大当り図柄乱数テーブル、ハズレ図柄乱数テーブル 、リーチ乱数テーブル、リーチ図柄乱数テーブル、変動パターン選択乱数テーブル、当り普通乱数テーブル、ハズレ普通図柄乱数テーブル等があり、所定の要件が充足されると主制御用中央制御装置ＣＰＵが各乱数テーブルから乱数値を選択する。また、本発明にあっては、連続予告選択乱数テーブルも備えられている。
【００４３】
ここで、各乱数テーブルについて説明する。
大当り特別乱数テーブルは、０〜２９９の３００コマからなる。ここで、図柄生成行程で確定表示する特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの組合せ態様により、次回に「大当り」となる確率が向上する確変遊技状態、又は「大当り」となる確率が変化しない通常確率遊技状態のいずれかが発生する。そして、確変遊技状態では、大当り特別乱数テーブルから選択した大当り特別乱数値ＫがＫ＝７，１１，１２７，２３３，２７７の場合に「大当り」となる。すなわち大当り確率は５／３００＝１／６０である。これに対し、通常確率遊技状態では、選択した大当り特別乱数値ＫがＫ＝７の場合に「大当り」となる。すなわち大当り確率は１／３００である。そしてそれ以外はハズレとなる。
【００４４】
また、大当り図柄乱数テーブルは、０〜９の１０コマからなり、選択した大当り特別乱数値Ｋの内容が「大当り」である場合に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの当り態様を決定するものである。例えば、この大当り図柄乱数テーブルから選択した大当り図柄乱数値ＬがＬ＝３の場合に、当り態様は「３，３，３」となる。
【００４５】
これに対し、ハズレ図柄乱数テーブルは、選択した当り特別乱数値Ｋの内容がハズレである場合に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃのハズレ態様を決定するものである。なお、このハズレ図柄乱数テーブルからは、ハズレ図柄乱数値Ｍａ，Ｍｂ，Ｍｃを選択する。
【００４６】
また、０〜１２６の１２７コマからなる変動パターン選択乱数テーブルからは変動パターン選択乱数値Ｇを選択する。この変動パターン選択乱数値Ｇは、図柄生成行程の演出態様を定めるものであって、この変動パターン選択乱数値Ｇの値に従って、図柄表示制御基板６２の記憶装置ＲＯＭに複数備えられる変動パターンテーブルの特別図柄変動パターンが振り分けられる。
【００４７】
また、０〜１９の２０コマからなるリーチ乱数テーブルからは、リーチ乱数値Ｎを選択する。このリーチ乱数値Ｎは、大当り特別乱数値Ｋの内容がハズレである場合に、図柄生成行程でリーチ変動作動を実行するか否かを決定するものである。そして、リーチ乱数値ＮがＮ＝３，１７であると、リーチ変動作動を実行することとなり、選択した変動パターン選択乱数値Ｇ等に従って振り分けられた特別図柄変動パターンに基づいてリーチ態様の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを表示する。かかる場合の特別図柄変動パターンとしては、例えば、ロングリーチ、低速スクロール、逆走行、低速走行からの加速的停止、図柄の反転等の種々の変動態様がある。
【００４８】
また、０〜９の１０コマからなるリーチ図柄乱数テーブルからは、リーチ図柄乱数値Ｑを選択する。このリーチ図柄乱数値Ｑは、前記リーチ変動作動を実行する際のリーチ停止態様を決定するものである。例えば、このリーチ図柄乱数値ＱがＱ＝３の場合には、特別図柄Ａ，Ｃが「３」となるリーチ態様が表示される。
【００４９】
一方、記憶装置ＲＡＭには、特別図柄始動スイッチＳ1、普通図柄始動スイッチＳ2のＯＮ作動による通過等が通過記憶として一時的に記憶される記憶エリア、ソフトタイマを構成するレジスタ領域、及びワークエリア等が設けられている。すなわち、記憶装置ＲＡＭに特別図柄始動記憶及び普通図柄始動記憶が記憶保持される。なお、この記憶装置ＲＡＭにより本発明にかかる始動記憶手段が構成される。
【００５０】
また、この主制御基板６０の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置（図示省略）が設けられ、主制御用中央制御装置ＣＰＵに接続されている。そして主制御用中央制御装置ＣＰＵは、一定間隔のクロックパルスによって時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマーＴＭも接続されている。
【００５１】
また、この主制御基板６０の基板回路には、主制御用中央制御装置ＣＰＵが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート（図示省略）及び出力ポート（図示省略）が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板６０からの制御指令が、図柄表示制御基板６２、音源制御基板６３、光源制御基板６４、及び払出制御基板６５の各入力ポートに向け、一方向に出力されるように接続されている。また、主制御基板６０の入力ポートには、上述した特別図柄始動スイッチＳ1が接続されると共に、盤面中継基板６１を介して、普通図柄始動スイッチＳ2、特定領域スイッチＳ3、及びカウントスイッチＳ4が接続されている。そして、主制御基板６０が２ｍｓごとに各スイッチＳ1〜Ｓ4の遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があるとその信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置ＣＰＵに入力され、その情報を記憶装置ＲＡＭに記憶する。また、主制御基板６０の出力ポートには、盤面中継基板６１を介して普通電動役物１８の開閉翼片２６，２６を拡開する普通電動役物ソレノイドや、可変入賞装置２５の開閉片２４を開閉する大入賞口ソレノイド等が接続され、主制御用中央制御装置ＣＰＵが所定の条件を選出した場合に作動される。
【００５２】
ここで主制御用中央制御装置ＣＰＵ、及び後述する各制御基板６２，６３，６４，６５に設置されている各中央制御装置ＣＰＵは、所定のデータの処理を行う演算ユニット（ＡＬＵ）を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。なお、この演算ユニットの連成数によって、中央制御装置ＣＰＵの演算処理能力が決まる。そして、この主制御用中央制御装置ＣＰＵは、所定の形式で生成したデータ又はコマンドを各制御基板６２，６３，６４，６５にそれぞれ出力し、各制御基板６２，６３，６４，６５の中央制御装置ＣＰＵがこのデータ等に従って所定の制御を処理実行することとなる。
【００５３】
上記の図柄表示制御基板６２には、図柄表示装置１６の図柄表示領域１７上で表出される図柄表示態様を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、図柄表示態様を制御処理する図柄制御用中央制御装置ＣＰＵに、特別図柄変動パターンや普通図柄変動パターンに関する固定データ等が格納されている記憶装置ＲＯＭと、必要なデータを読み書きできる記憶装置ＲＡＭと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。
【００５４】
ここで、図柄表示制御基板６２は、主制御基板６０から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを図柄制御用中央制御装置ＣＰＵにおいて演算処理し、所定の図柄表示態様を演出する図柄データを、出力ポートを介して表示用ドライバに出力する。そして、この表示用ドライバが、前記図柄データに従って図柄表示装置１６の図柄表示領域１７に所定の図柄を所定態様で表出させる。また、この図柄表示制御基板６２は、後述する予告演出動作を実行する等の図柄制御内容も備えている。なお、この図柄表示制御基板６２により、図柄表示装置１６を駆動し、図柄表示装置１６の図柄表示領域１７で図柄生成行程を実行したり、後述の擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた図柄制御手段が構成される。
【００５５】
上記の音源制御基板６３には、スピーカから発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置ＣＰＵに、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが格納されている記憶装置ＲＯＭと、必要なデータを読み書きする記憶装置ＲＡＭと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源制御基板６３は、上記の主制御基板６０より入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを音源制御用中央制御装置ＣＰＵで演算処理し、所定の音データを出力ポートを介してサウンドジェネレータに出力し、このサウンドジェネレータが、前記音データに従ってスピーカに効果音を出力させる。
【００５６】
上記の光源制御基板６４には、パチンコ遊技機１に備えられた発光ダイオードＬＥＤ、装飾ランプ等で構成される電飾装置、特別図柄始動記憶数表示部１９、普通図柄始動記憶数表示部２１等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、電飾装置の点灯、点滅等を制御する光源制御用中央制御装置ＣＰＵに、動作プログラムや、発光ダイオードＬＥＤ，装飾ランプ等を電飾するための電飾パターン等の固定データが格納されている記憶装置ＲＯＭと、必要なデータを読み書きする記憶装置ＲＡＭと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板６４は、光源制御用中央制御装置ＣＰＵで、上記の主制御基板６０から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを出力ポートを介して、発光ダイオードＬＥＤや装飾ランプ等を発光作動するドライバを配した光源作動基板に出力し、この光源作動基板が、所定の発光ダイオードＬＥＤや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。なお、特別図柄始動記憶数表示部１９及び普通図柄始動記憶数表示部２１は、それぞれ最高四個まで始動記憶数を記憶保持できる。このため、各始動記憶数がこの上限値に達している遊技状態にあっては、遊技球通過は無効となり、所定数の賞球のみが遊技者に供与される。
【００５７】
上記の払出制御基板６５には、遊技球の貸球や賞球等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置ＣＰＵに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが格納されている記憶装置ＲＯＭと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置ＲＡＭと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この払出制御基板６５は、主制御基板６０から入力されたデータ又はコマンドに従い、払出制御用中央制御装置ＣＰＵで演算処理し、所定のデータを出力ポートを介して払出中継基板に送信し、このデータにより貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払い出しを実行する。また、払出制御基板６５は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込み書き込みを行うプリペイドカードユニットと、このプリペイドカードのデータ処理を中継するＣＲ接続基板を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。なお、本発明にかかる遊技制御手段は、上述の各基板６０〜６５等により構成されるものであって、前記図柄制御手段を備え、この図柄制御手段により図柄生成行程を実行し、図柄生成行程で確定表示する特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの態様を当り態様とした場合に、所定の賞球形態を発生する特別遊技作動を実行したりする制御内容を備える。
【００５８】
次に、本発明の制御態様をパチンコ遊技機１の作動に従って説明する。
ここで、図４に示されるように、パチンコ遊技機１の制御処理は、メインルーチンと複数のサブルーチンとで構成されている。
メインルーチンがスタートすると、主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵは、電源投入時であるか否かをまず判定する。ここで、電源投入時である場合は、ステップ１の初期化処理を実行し、ステップ２の初期値乱数更新処理に移行して無限ループ処理を実行する。
【００５９】
一方、電源投入時でない場合は、次にステップ３の出力処理、ステップ４の入力処理、ステップ５の乱数作成処理、ステップ６の初期値乱数更新処理、ステップ７の遊技枠処理、ステップ８のスイッチ処理、ステップ９の始動口処理、ステップ１０の大入賞口処理、ステップ１１の図柄処理、ステップ１２の普通電動役物処理、ステップ１３の普通図柄処理、ステップ１４のデータ作成処理、ステップ１５のエラー制御処理を実行し、次にステップ２の初期値乱数更新処理に移行して無限ループ処理を実行する。なお、かかる処理は、上述したタイマーＴＭによりカウントされる所定単位時間（２ｍｓ）ごとに繰り返し実行される。
【００６０】
ここで、ステップ９（図４参照）の始動口処理を図５に従って説明する。
遊技球が発射装置（図示省略）より遊技領域１４に発射され、この遊技球が特別図柄始動領域２０を通過すると、特別図柄始動スイッチＳ1がＯＮ作動する。そして、主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵが、特別図柄始動スイッチＳ1のＯＮ作動を認識すると、これを契機として、記憶装置ＲＡＭに累積して記憶保持される特別図柄始動記憶の数（特別図柄始動記憶数Ｕ）がＵ＞４であるか否かを判定する。そして、特別図柄始動記憶数ＵがＵ＞４である場合は、始動口処理を終了する。
【００６１】
一方、特別図柄始動記憶数ＵがＵ≦４であると、記憶装置ＲＯＭに格納されている大当り特別乱数テーブル、大当り図柄乱数テーブル、ハズレ図柄乱数テーブル、リーチ乱数テーブル、及びリーチ図柄乱数テーブルから、大当り特別乱数値Ｋ、大当り図柄乱数値Ｌ、ハズレ図柄乱数値Ｍａ，Ｍｂ，Ｍｃ、リーチ乱数値Ｎ、及びリーチ図柄乱数値Ｑをそれぞれ取得し、取得した各乱数値を一旦、記憶装置ＲＡＭに格納する。
【００６２】
次に、現在の遊技状態が確変遊技状態であるか、又は通常確率遊技状態であるかを判定する。ここで、確変遊技状態と判定した場合は、取得した大当り特別乱数値Ｋを判定するための高確率用判定データをセットする。この高確率用判定データは、大当り特別乱数値ＫがＫ＝７，１１，１２７，２３３，２７３のいずれかの場合に値が一致し、図柄生成行程で当り態様を確定表示して特別遊技作動を実行する「大当り」とする。一方、通常確率遊技状態であると判定した場合は、低確率用判定データをセットする。この低確率用判定データは、大当り特別乱数値ＫがＫ＝７の場合に値が一致する。
【００６３】
次に、大当り特別乱数値Ｋが、セットした判定データと同一であるか否かを判定する。ここで、大当り特別乱数値Ｋが判定データと同一であると、大当りフラグをＯＮとする。この大当りフラグは、取得し、判定した大当り特別乱数値Ｋの内容が「大当り」であることを示すものである。そして、大当りフラグをＯＮとすると、連続予告演出動作を実行するか否かを定める連続予告選択乱数値Ｊを連続予告選択乱数テーブルから取得し、格納する。そして、大当り用判定データをセットする。
【００６４】
一方、大当り特別乱数値Ｋの内容が「大当り」でない場合は、取得したリーチ乱数値Ｎを判定し、リーチ変動作動を実行するか否かを決める。ここで、リーチ乱数値ＮがＮ＝３，１７であると、リーチ変動作動を実行することとし、リーチフラグをＯＮとした後、上述の連続予告選択乱数値Ｊを取得・格納し、ハズレ用判定データをセットする。これに対し、リーチ変動作動を実行しない場合は、後述の連続予告フラグをＯＦＦとして始動口処理を終了する。
【００６５】
大当り用又はハズレ用判定データをセットすると、次に、連続予告演出動作を実行するか否かを判定する。すなわち、これら判定用データと取得した連続予告選択乱数値Ｊとが一致するか否かを判定する。ここで、連続予告選択乱数値Ｊが判定用データと一致した場合は、連続予告演出動作を実行すると決定する。ただし、次に、後述の予告実行フラグがＯＮであるか否かを判定し、この予告実行フラグがＯＮである場合は、既に連続予告演出動作を実行することが決定されているため、連続予告フラグをＯＦＦとして、その実行を中止し、始動口処理を終了する。一方、かかる予告実行フラグがＯＦＦであれば、連続予告フラグをＯＮとして連続予告演出動作の実行を確定し、始動口処理を終了する。
【００６６】
また、連続予告選択乱数値Ｊと判定用データとが不一致であった場合は、連続予告フラグをＯＦＦとして、連続予告演出動作を実行しないこととし、始動口処理を終了する。
【００６７】
次に、ステップ１１（図４参照）の図柄処理を図６に従って説明する。
主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵは、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動中であるか判定し、変動中であれば所定の変動時間経過後に、変動停止コマンドを図柄表示制御基板６２に出力して特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを停止して、図柄処理を終了する。
【００６８】
一方、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動中でない場合は、特別図柄始動条件（図柄始動条件）が成立し、記憶装置ＲＡＭに特別図柄始動記憶が記憶保持されているか否かを判定し、記憶保持されている場合（特別図柄始動記憶数Ｕ≧１）は記憶保持した特別図柄始動記憶を記憶順に一個記憶消化し、特別図柄始動記憶数表示部１９で表示する特別図柄始動記憶数Ｕを一個減算表示する。これに対し、特別図柄始動記憶が記憶保持されていない場合（Ｕ＝０）は、そのまま処理を続行する。
【００６９】
そして、次に主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵは、大当りフラグがＯＮであるか否かを判定する。ここで、大当りフラグがＯＮであると変動パターン選択処理に移行する。また、大当りフラグがＯＦＦであると、次にリーチフラグがＯＮであるか否かを判定する。ここで、リーチフラグがＯＮであると、取得したリーチ図柄乱数値Ｑに従ってハズレリーチ図柄を決定する。これに対し、リーチフラグがＯＦＦであると、取得したハズレ図柄乱数値Ｍａ，Ｍｂ，Ｍｃに従ってハズレ図柄を決定する。そして、ハズレリーチ図柄、又はハズレ図柄を決定すると、大当りフラグをＯＦＦとして変動パターン選択処理に移行する。
【００７０】
次に、変動パターン選択処理を図７ＡＢＣに従って説明する。
まず、図７Ａに示されるように、後述の予告実行回数ＨがＨ＞０であるか否かを判定し、Ｈ＝０である場合は、次に連続予告フラグがＯＮであるか否かを判定する。
【００７１】
ここで、連続予告フラグがＯＦＦである場合は、図７Ｂに示されるように、予告実行フラグをＯＦＦとし、変動パターン選択乱数テーブルから変動パターン選択乱数値Ｇを取得・格納する。そして、次に、大当りフラグがＯＮであるか否かを判定し、大当りフラグがＯＮである場合は、取得した変動パターン選択乱数値Ｇに基づいて大当り変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。これに対し、大当りフラグがＯＦＦである場合は、次にリーチフラグがＯＮであるか否かを判定する。ここで、リーチフラグがＯＮである場合は、取得した変動パターン選択乱数値Ｇに基づいてハズレリーチ変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。また、リーチフラグがＯＦＦである場合は、取得した変動パターン選択乱数値Ｇに基づいてハズレ変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。
【００７２】
そして、当該図柄処理で実行することとなる図柄生成行程（以下、当回図柄生成行程という）の変動パターンとして選択した変動パターンをセットし、変動パターン選択処理を終了する。
【００７３】
一方、変動パターン選択処理にあって、連続予告フラグがＯＮである場合は（図７Ａ参照）、図７Ｃに示されるように、予告実行フラグをＯＮとし、次に特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝３であるか否かを判定する。ここで、特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝３であると、次に、現在連続予告演出動作が実行中であるか否かを判定する。そして、連続予告演出動作が実行中でない場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、図８に示される変動パターン▲１▼〜▲５▼のうち変動パターン▲１▼をセットする。なお、連続予告演出動作が実行中である場合は、本発明の要部につき後で詳述する。
【００７４】
当回図柄生成行程の変動パターンとして変動パターン▲１▼をセットすると、次に予告実行回数ＨをＨ＝３とセットする。
【００７５】
次に、記憶装置ＲＡＭに記憶保持した各特別図柄始動記憶に変動パターンをセットする。なお、便宜上、図柄生成行程開始時に記憶保持された各特別図柄始動記憶を、先に記憶保持した順に、(1)，(2)，(3)と符号をつけることとする。
まず、特別図柄始動記憶（１）に変動パターン▲２▼を割り当て、特別図柄始動記憶（２）に変動パターン▲３▼を割り当て、特別図柄始動記憶（３）に変動パターン▲４▼を割り当てる。
【００７６】
すなわち、特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝３であると、変動パターン▲１▼をセットした当回図柄生成行程と三個の特別図柄始動記憶に基づく図柄生成行程とを用いて、合計４回の予告演出動作を実行する連続予告演出動作を実行することとなる。なお、予告実行回数ＨがＨ＝３とセットされるのは、当回図柄生成行程による予告演出動作のあとに、少なくとも「３」回予告演出動作を実行することを意味する。
【００７７】
一方、主制御基板６０の中央制御装置ＣＰＵが、特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝３でないと判定した場合は、次に特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝２であるか否かを判定する。ここで、特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝２であると、次に、現在連続予告演出動作が実行中であるか否かを判定する。ここで、連続予告演出動作が実行中でない場合は、当回図柄生成行程の変動パターンとして変動パターン▲１▼をセットし、予告実行回数ＨをＨ＝２とする。そして、特別図柄始動記憶（１）に変動パターン▲２▼をセットし、特別図柄始動記憶（２）に変動パターン▲３▼をセットする。なお、現在連続予告演出動作が実行中である場合は、本発明の要部につき後で詳述する。
【００７８】
これに対し、特別図柄始動記憶数ＵがＵ≠２と判定されると、次に特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝１であるか否かを判定する。そして、特別図柄始動記憶数ＵがＵ＝１であると、次に、現在連続予告演出動作が実行中であるか否かを判定する。ここで、連続予告演出動作が実行中でない場合は、当回図柄生成行程に変動パターン▲１▼をセットすると共に、予告実行回数ＨをＨ＝１とし、特別図柄始動記憶（１）に変動パターン▲２▼をセットする。なお、現在連続予告演出動作が実行中である場合は、本発明の要部につき後で詳述する。
【００７９】
さらに、特別図柄始動記憶数ＵがＵ≠１と判定し、Ｕ＝０と判定した場合は、当回図柄生成行程の変動パターンとして変動パターン▲１▼をセットし、予告実行回数ＨをＨ＝０とする。
【００８０】
そして、各変動パターンをセットすると変動パターン選択処理を終了する。
【００８１】
ここで、図７Ａに示される変動パターン選択処理にあって、予告実行回数ＨがＨ＞０である場合は、当回図柄生成行程に、特別図柄始動記憶（１）にセットした変動パターンを新たにセットする。そしてさらに、予告実行回数Ｈから「１」を減算して予告実行回数を更改し、変動パターン選択処理を終了する。かかる処理を予告実行回数Ｈに基づいて所定回繰り返し実行することにより、連続予告演出動作にかかる予告演出動作を所定回実行することとなる。
【００８２】
ところで、図８に示される変動パターン▲１▼〜▲４▼は、記憶装置ＲＯＭに具備された変動パターンテーブルに備えられる変動パターンであって、その表出により特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが当り態様で確定表示される確率が見かけ上高くなる予告演出図柄ｄを表出する際の態様を定めるものである。さらに詳述すると、各変動パターン▲１▼〜▲４▼により、予告演出図柄ｄを図柄生成行程実行毎に図柄表示領域１７に表出する予告演出動作の演出態様が定まる。なお、変動パターン▲１▼は、図９イに示されるように「ニワトリ」（予告演出図柄ｄ）を一羽表出し、変動パターン▲２▼は、図９ロに示されるように「ニワトリ」を二羽表出し、変動パターン▲３▼は、図９ハに示されるように「ニワトリ」を三羽表出し、変動パターン▲４▼は、図９ハに示されるように「ニワトリ」を四羽表出する。なお、変動パターン▲５▼については後述する。
【００８３】
ここで、予告演出動作を予め定められた予告演出動作実行総数を限度として、順次実行する一連の連続予告演出動作を説明する。
例えば、図１０は、特別図柄始動記憶アに基づく図柄生成行程ア’実行中に、いずれもハズレ結果が割り当てられた特別図柄始動記憶イ，ウ，エと当り結果が割り当てられた特別図柄始動記憶オとを記憶保持した状況を示している。さらに、特別図柄始動記憶オが連続予告演出動作を実行する内容が割り当てられていると、特別図柄始動記憶イに基づく図柄生成行程イ’実行中に１回目の予告演出動作（I）を実行する。そして、順次、特別図柄始動記憶ウ，エ，オに基づく図柄生成行程ウ’，エ’，オ’を実行する毎に２回目、３回目、４回目の予告演出動作（II），（III），（IV）を実行する。この一連の予告演出動作（I）〜（IV）により連続予告演出動作が構成される。
【００８４】
また、前記の予告演出動作の実行限度となる予め定められた予告演出動作実行総数は、本実施形態例にあっては、遊技中のその時点での特別図柄始動記憶数Ｕに応じて定められている。すなわち、特別図柄始動記憶数Ｕが四個である場合は予告演出動作実行総数は４回、三個である場合は３回、二個である場合は２回、そして一個である場合は１回としている。そして、図７Ａに示される連続予告フラグがＯＮであると、連続予告演出動作実行条件（連続予見演出動作実行条件）が成立し、連続予告演出動作を実行することとなる。なお、予告演出図柄ｄにより本発明にかかる予見演出図柄が構成され、予告演出図柄ｄを図柄表示領域１７に表出する予告演出動作により本発明にかかる予見演出動作が構成される。また、予告演出動作を、予め定められた予告演出動作実行総数を限度として図柄生成行程実行毎に順次実行する連続予告演出動作により、本発明にかかる連続予見演出動作が構成される。
【００８５】
ところで、上述の変動パターン選択処理を終了すると、図６に示されるように、主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵは、変動パターン選択処理によりセットした変動パターンのデータを図柄表示制御基板６２に出力する。さらに、連続予告フラグをＯＦＦとし（連続予告フラグがＯＦＦであればＯＦＦを維持する）、記憶装置ＲＡＭの特別図柄始動記憶を記憶保持する始動記憶領域を順次シフトする。そしてさらに、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの変動時間をセットする。
【００８６】
主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵは、これまでの処理を実行すると、次に特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動開始する変動開始コマンドを図柄表示制御基板６２に出力する。図柄表示制御基板６２は、かかるコマンドが入力されると、記憶装置ＲＯＭや記憶装置ＲＡＭの記憶データを用いて図柄制御用中央制御装置ＣＰＵにて演算処理を行い、その結果に従って表示用ドライバを介して図柄表示装置１６の図柄表示領域１７で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動表示を開始して、取得した大当り特別乱数値Ｋの当り・ハズレ結果に従って特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの組合せ態様を確定表示する図柄生成行程を実行する。そして、所定の変動時間経過後に変動停止コマンドを出力して特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを停止し、図柄処理を終了する。
【００８７】
また、主制御用中央制御装置ＣＰＵは、特別図柄始動スイッチＳ1のＯＮ作動に基づき、演算処理して賞球指令コマンドを払出制御基板６５に出力すると共に、賞球作動に連動する賞球音の発生指令コマンドを音源制御基板６３に、賞球ランプ等の発生指令コマンドを光源制御基板６４にそれぞれ出力する。
【００８８】
賞球指令コマンドが入力された払出制御基板６５は、記憶装置ＲＯＭや記憶装置ＲＡＭの記憶データを用いて払出制御用中央制御装置ＣＰＵにて演算処理を行い、その結果に従って賞球ユニットのソレノイドを作動させて所定数量の賞球を払い出す。
【００８９】
これと同期して、賞球音の発生指令コマンドが入力された音源制御基板６３は、記憶装置ＲＯＭや記憶装置ＲＡＭの記憶データを用いて音源制御用中央制御装置ＣＰＵにて演算処理を行い、その結果に従ってスピーカより所定の賞球音を上記賞球の払出時に合わせて出力する。
【００９０】
同時に光源制御基板６４でも、入力された賞球ランプの発生指令コマンドに従って光源制御用中央制御装置ＣＰＵが記憶装置ＲＯＭや記憶装置ＲＡＭの記憶データを用いて演算処理を行い、その結果に従って所定の発光ダイオードＬＥＤや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。
【００９１】
次に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの組合せ態様を当り態様で確定表示する場合に実行する特別遊技作動について説明する。
特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの組合せ態様を当り態様で確定表示すると、主制御基板６０は、以下の賞球形態の特別遊技作動を実行する。すなわち、盤面中継基板６１を介して大入賞口ソレノイドを駆動して、大入賞口２３を開放する。そして、大入賞口２３に遊技球が流入し、この大入賞口２３内の特定領域スイッチＳ3やカウントスイッチＳ4がＯＮ作動すると、その信号を盤面中継基板６１を介して主制御基板６０が確認し、必要に応じて、図柄表示制御基板６２や払出制御基板６５に制御指令コマンドを出力する。
【００９２】
すなわち、サウンドジェネレータがファンファーレを発すると共に、大入賞口ソレノイドを駆動し、開閉片２４を前方に傾動して大入賞口２３を開放し、開閉ラウンドを実行する。そして、大入賞口２３の特定領域に遊技球が流入し、特定領域スイッチＳ3がＯＮ作動した時は、次の開閉ラウンドへの移行条件が充足され、一旦開閉片２４を閉鎖駆動して、一ラウンドを終了する。そして、その動作終了後に再び大入賞口２３を開放して、次の開閉ラウンドへ移行する。一方、所定制限時間（３０秒）が経過するか、この所定制限時間内で、特定領域スイッチＳ3とカウントスイッチＳ4による遊技球の入賞検知が１０個となると、大入賞口２３を閉鎖する。このような開閉ラウンドを最大１５回繰り返す賞球形態を発生させて、遊技者に所定の利得を供与する。そして、一連の可変入賞装置２５の開閉作動を終了する。なお、この一連の可変入賞装置２５の開閉作動により特別遊技作動が構成される。
【００９３】
次に普通図柄Ｘ，Ｙの変動態様について概説する。
遊技球が普通図柄作動ゲート２２を通過すると、普通図柄始動スイッチＳ2がＯＮ作動する。そして、主制御基板６０の主制御用中央制御装置ＣＰＵが普通図柄始動スイッチＳ2のＯＮ作動を認識すると、普通図柄表示部ｘ，ｙで、普通図柄Ｘ，Ｙを変動開始する。この普通図柄Ｘ，Ｙは、上述のように、「７」又は「−」のいずれかを表示する。一方、この普通図柄Ｘ，Ｙを変動中に、又は普通電動役物１８の開放動作中に、普通図柄始動スイッチＳ2が遊技球通過を検出すると、主制御基板６０は記憶装置ＲＡＭにその遊技球検出を記憶し、普通図柄始動記憶数表示部２１の発光ダイオードＬＥＤを点灯してその記憶数（普通図柄始動記憶数）を遊技者に報知する。なお、普通図柄始動記憶数表示部２１の最大記憶数は四個であり、それ以上の個数は無効とされる。
【００９４】
この普通図柄Ｘ，Ｙの変動停止後、又は普通電動役物１８の開放動作終了後に、普通図柄始動記憶数表示部２１に表示する普通図柄始動記憶数の記憶消化に基づいて普通図柄Ｘ，Ｙを再び変動開始する。そして、所定時間経過すると変動を停止し、Ｘ＝Ｙ＝「７」であれば当りとなる。そしてさらに、当りとなると普通電動役物１８の拡開作動を開始する。
【００９５】
ところで、普通図柄Ｘ，Ｙが変動を停止したときに表示する図柄態様は、主制御基板６０の記憶装置ＲＯＭに格納されている、０〜９９までの１００コマからなる当り普通乱数テーブルから取得する当り普通乱数値Ｖにより決定される。そして、普通図柄作動ゲート２２への遊技球通過により、普通図柄始動スイッチＳ2がＯＮ作動すると、主制御基板６０は記憶装置ＲＯＭに格納される当り普通乱数テーブルから当り普通乱数値Ｖを取得し、その内容を一旦記憶装置ＲＡＭに記憶保持する。そして、普通図柄Ｘ，Ｙを変動開始すると同時に、記憶保持した内容を判定し、当り又はハズレを決定する。ここでは、当り普通乱数値ＶがＶ＝奇数値であれば当りとなる。
【００９６】
当り普通乱数値Ｖの判定内容がハズレである場合は、当り普通乱数値Ｖと同時期に、ハズレ普通図柄乱数テーブルから取得したハズレ普通図柄乱数値Ｗに従って普通図柄Ｘ，Ｙをハズレ態様で確定表示する。このハズレ普通図柄乱数テーブルは、０〜２の３コマからなり、ハズレ普通図柄乱数値ＷがＷ＝「０」であるとＸ＝「７」，Ｙ＝「−」で確定表示され、Ｗ＝「１」であるとＸ＝「−」，Ｙ＝「７」で確定表示され、Ｗ＝「２」であるとＸ＝「−」，Ｙ＝「−」で確定表示される。
【００９７】
次に、本発明の要部について説明する。なお、かかる要部は、本発明にかかる図柄制御手段の擬似ハズレ変動図柄制御内容の説明である。以下、いくつかの実施形態例に分けて説明する。
<第一実施形態例>
主制御基板６０の中央制御装置ＣＰＵが、図７Ｃに示される変動パターン選択処理で、予告実行フラグがＯＮである上に、連続予告演出動作が現在実行中であると判定した場合は、現在実行中の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程直後に、新たな連続予告演出動作を実行することとなる。以下便宜的に、現在実行中である前半の連続予告演出動作を第一の連続予告演出動作といい、後半に実行する連続予告演出動作を第二の連続予告演出動作という。
【００９８】
図１１は、予告演出動作を４回連続して行う連続予告演出動作を２回連続して実行する場合のタイムチャートを示すものである。ここで、第一の連続予告演出動作は、図柄生成行程α，β，γ，δにより構成され、各図柄生成行程α，β，γ，δで予告演出動作α’，β’，γ’，δ’が実行される。一方、その後実行される第二の連続予告演出動作は、図柄生成行程ε，ζ，η，θにより構成され、各図柄生成行程ε，ζ，η，θで予告演出動作ε’，ζ’，η’，θ’が実行される。
【００９９】
このように、連続して連続予告演出動作を実行する場合は、第二の連続予告演出動作にかかる最初の予告演出動作ε’実行前に、予告演出動作を実行せず、かつハズレ態様で特別図柄A，B，Cを表示する行程（予見非表示ハズレ演出行程）を実行する。
【０１００】
すなわち、具体的には、図７Ｃに示されるように、当回図柄生成行程の変動パターンとして、図８に示される変動パターン▲５▼がセットされることとなる。この変動パターン▲５▼は、第二の連続予告演出動作を構成する一番目の図柄生成行程ε中に特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃをハズレ態様で一旦停止し、停止状態を所定時間維持した後、再び特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動開始し、その後「ニワトリ」を一羽だけ表出する変動パターン▲１▼を行うものである。
【０１０１】
すなわち、図１２に示されるように、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δが、ハズレ態様が表示されて終了し、第二の連続予告演出動作を構成する最初の図柄生成行程εが、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの変動開始と共に実行開始されると、この変動中の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが、ハズレ態様で一旦停止する（停止（あ））。ここで、このハズレ態様の停止（あ）は、図柄生成行程εで実行する予告演出動作ε’の実行前に実行する。
【０１０２】
したがって、遊技者にとっては、図１３に示されるように、第一の連続予告演出動作にかかる最後の予告演出動作δ’を実行する図柄生成行程δ終了後に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始し、その後「ニワトリ」（予告演出図柄ｄ）が表出されずに、ハズレ態様で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが確定表示される図柄生成行程πが実行され、さらにハズレ態様での確定表示後、第二の連続予告演出動作にかかる最初の予告演出動作ε’が実行開始されたと認識することとなる。
【０１０３】
ここで、図柄表示領域１７の表示態様を説明する。
図１４イは、四羽の「ニワトリ」が表出され、かつ特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動する図柄生成行程δの表示態様を示している。そして、図１４ロに示されるように、ハズレ態様「８，６，２」で確定表示されて図柄生成行程δが終了する。そして、次に図１４ハに示されるように、「ニワトリ」が表出されない図柄生成行程π（図１３参照）が、見かけ上実行される。そして、この図柄生成行程πは、図１４ニに示されるように、ハズレ態様「７，５，３」で確定表示される。そして、この見かけ上の図柄生成行程πが終了すると、次に第二の連続予告演出動作を構成する一番目の図柄生成行程εが見かけ上実行開始されることとなる。なお、この図柄生成行程εでは、図１４ホに示されるように、一羽の「ニワトリ」が表出される。
【０１０４】
かかる構成とすることにより、第一の連続予告演出動作の終期は、図柄生成行程δで実行される予告演出動作δ’終了時であり、一方、第二の連続予告演出動作の始期は、図柄生成行程εで実行される予告演出動作ε’の実行開始時であることが、明確となる。なお、前記停止（あ）のハズレ態様（図１４ニ参照）は、予め備えられたハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値により定める構成が好適である。
【０１０５】
また、図１５に示されるように、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δ実行中で、予告演出動作δ’終了後に、変動中の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを一旦停止すると共に（停止（い））、この停止（い）を所定時間維持した後、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを再び変動開始し、ハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値に従って特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃをハズレ態様で確定表示して、図柄生成行程δを終了する構成としても良い。
【０１０６】
かかる構成にあっては、図柄生成行程δには、予告演出動作δ’終了後に、変動中の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを一旦停止し、停止状態を所定時間維持した後、再び特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動開始し、その後特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃをハズレ態様で確定表示する内容の変動パターンがセットされる。かかる構成とすることによっても、遊技者は、第一の連続予告演出動作と第二の連続予告演出動作との間に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始し、その後予告演出図柄ｄが表出されずに、ハズレ態様で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが確定表示される図柄生成行程πが実行されたと認識することとなる。したがって、第一の連続予告演出動作の終期と、第二の連続予告演出動作の始期とが、明確となる。
【０１０７】
また、停止（い）について、ハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値に従ってハズレ態様で確定表示する構成としても良い。
【０１０８】
また、図１６に示されるように、他の構成として、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δ終了直後で、かつ第二の連続予告演出動作を構成する最初の図柄生成行程εの実行開始直前に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動開始し、停止して、ハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値に従ってハズレ態様で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示する、「ニワトリ」が表出されない擬似ハズレ図柄生成行程λを追加実行するようにしても良い。かかる構成とすることにより、遊技者は、第一の連続予告演出動作と第二の連続予告演出動作との間に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始し、その後「ニワトリ」（予告演出図柄ｄ）が表出されずに、ハズレ態様で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが確定表示される図柄生成行程λが実行されと認識することとなる。したがって、第一の連続予告演出動作の終期は、図柄生成行程δで実行される予告演出動作δ’終了時であり、一方、第二の連続予告演出動作の始期は、図柄生成行程εで実行される予告演出動作ε’の実行開始時であることが明確となる。なお、このハズレ図柄生成行程λが実行される場合は、特別図柄始動記憶の記憶消化を伴わない。
【０１０９】
<第二実施形態例>
また、他の実施形態例が提案される。
すなわち、特定の場合には、第一実施形態例に示した一連の行程（予見非表示ハズレ演出行程）を実行しない構成である。具体的には、以下のような場合に、前記一連の行程を実行しない。なお、第一実施形態例と共通する内容については、同符号を付して説明する。
【０１１０】
まず、連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程行程δ終了後に、新たな連続予告演出動作を実行する場合にあって（図１１参照）、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δでハズレ態様の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示し、かつ第二の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程θで当り態様の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示する場合である。かかる場合は、あえて各連続予告演出動作の始期及び終期を明確化するよりは、見かけ上、一連の連続予告演出動作のように実行する方が、遊技者の「大当り」への期待感を強く刺激することが可能となり、遊技機の興趣性が向上することとなる。
【０１１１】
また、第一実施形態例に示した一連の行程（予見非表示ハズレ演出行程）を実行しない特定の場合としては、第一の連続予告演出動作又は第二の連続予告演出動作の予告演出動作実行総数が、所定数に満たない場合である構成が提案される。このように、予告演出動作実行総数が、所定数に満たない場合には、あえて各連続予告演出動作の始期及び終期を明確化するよりは、見かけ上、一連の連続予告演出動作のように実行する方が、予告演出動作の連続実行数が増え、遊技者の「大当り」への期待感を強く刺激することが可能となる。なお、所定数は、適宜定めることが可能である。
【０１１２】
例えば、実行する第一の連続予告演出動作の予告演出動作実行総数が一回で、かつ第二の連続予告演出動作の予告演出実行総数が二回であるような場合が考えられる。かかる場合にあっては、第一の連続予告演出動作が、その図柄生成行程で「タマゴ」（予告演出図柄）を１個表出する内容で、これに対し、直後に実行される第二の連続予告演出動作は、一番目の図柄生成行程で「タマゴ」を２個表出し、二番目の図柄生成行程で「タマゴ」を３個表出する内容となる。
【０１１３】
また特定の場合として、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δで当り態様の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示する場合が提案される。さらにかかる場合にあっては、以下のような制御を実行する。
【０１１４】
まず、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δで当り態様の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示することが決定されると、その図柄生成行程δでの当り態様の確定表示をキャンセルする。そして、この図柄生成行程δでは、代わりに、ハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値に従ってハズレ態様を確定表示する。一方、第二の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程θで確定表示することとした特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの確定表示をキャンセルする。そして、代わりに、この図柄生成行程θで、図柄生成行程δで確定表示することとしていた前記当り態様を確定表示する。
【０１１５】
かかる構成とすることにより、通常の連続予告演出動作よりも予告演出動作実行総数が多い連続予告演出動作が実行されることとなるから、遊技者はかかる演出に注意を引くとともに、「大当り」の到来を確信することとなる。したがって、遊技者の「大当り」に対する期待感を大いに刺激することが可能となる。
【０１１６】
<第三実施形態例>
次に、第一の連続予告演出動作、又は第二の連続予告演出動作が、その実行中に擬似連続予告演出動作（擬似連続予見演出動作）を行う構成が提案される。なお、本実施形態例にあっては、擬似連続予告演出動作により、第一又は第二の連続予告演出動作は、見かけ上常に４回型連続予告演出動作を実行することとなる。
【０１１７】
まず、変動パターン選択処理（図７ＡＢ、図１７参照）の内容について説明する。ここで、図７ＡＢに示される制御内容については、上述の第一、第二実施形態例と共通である。
まず、図７Ａに示される変動パターン選択処理で、連続予告フラグがＯＮであるか否かを判定し、連続予告フラグがＯＮであると、図１７に示されるように、予告実行フラグをＯＮとする。次に、この連続予告演出動作を実行するに際し、一番目の図柄生成行程を開始する時の特別図柄始動記憶数表示部１９で表示される特別図柄始動記憶数Ｕが、
（一番目の図柄生成行程実行開始時の特別図柄始動記憶数Ｕ（以下、Ｕ１という））＝３
である場合には、図柄生成行程実行毎に予告演出動作を実行する４回型連続予告演出動作を実行する。かかる場合は、擬似連続予告演出動作は実行されない。
【０１１８】
これに対し、Ｕ１＝２である場合には、当回図柄生成行程と特別図柄始動記憶として記憶保持された図柄生成行程の数を足しても、予告演出図柄ｄを４回表出するだけの４回分の図柄生成行程が確保できない。そこで、かかる場合は、確保した３回分の図柄生成行程のうち、当回図柄生成行程で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示する前に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃをハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値に従うハズレ態様で１回停止して、この特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの変動開始から停止に至る期間で予告演出図柄ｄを表出する。
【０１１９】
具体的には、Ｕ１＝２であって、かつ現在連続予告演出動作が実行中でない場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、図１８に示される変動パターン▲６▼をセットする。なお、この変動パターン▲６▼は、図柄生成行程中に変動パターン▲１▼，▲２▼を連続して行う内容である。
【０１２０】
これに対し、現在連続予告演出動作が実行中である場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、変動パターン▲５▼’をセットする。この変動パターン▲５▼’は、変動パターン▲５▼を実行した後、変動パターン▲２▼（図１８参照）を行う内容である。これにより、擬似連続予告演出動作が構成され、４回型連続予告演出動作が見かけ上実行されることとなる。
【０１２１】
そして、当回図柄生成行程に変動パターンをセットすると、予告実行回数ＨをＨ＝２とし、特別図柄始動記憶(1)に予告変動パターン▲３▼を、特別図柄始動記憶(2)には変動パターン▲４▼を割り当てる。そして、変動パターン選択処理を終了して再度図柄処理に移行する。
【０１２２】
次に、Ｕ１≠２と判定し、さらにＵ１＝１と判定した場合について説明する。かかる場合は、当回図柄生成行程を含めて合計２回分の図柄生成行程が確保できる。したがって、当回図柄生成行程で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを２回だけ停止させて、その停止に至るまでの各期間で予告演出図柄ｄを１回ずつ表出し、最終的に４回型連続予告演出動作を擬似的に実行することとなる。
【０１２３】
まず、現在連続予告演出動作が実行中でない場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、図１８に示される変動パターン▲７▼をセットする。なお、この変動パターン▲７▼は、図柄生成行程中に変動パターン▲１▼，▲２▼，▲３▼を連続して行う内容である。
【０１２４】
これに対し、現在連続予告演出動作が実行中である場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、変動パターン▲５▼’’をセットする。この変動パターン▲５▼’’は、変動パターン▲５▼を実行した後、変動パターン▲２▼，▲３▼（図１７参照）を連続して行う内容である。これにより、擬似連続予告演出動作が構成され、４回型連続予告演出動作が見かけ上実行されることとなる。
【０１２５】
そして、当回図柄生成行程に変動パターンをセットすると、予告実行回数ＨをＨ＝１とし、特別図柄始動記憶(1)に変動パターン▲４▼を割り当てる。そして、変動パターン選択処理を終了して再度図柄処理に移行する。
【０１２６】
最後に、Ｕ１≠１と判定し、さらにＵ１＝０と判定した場合について説明する。かかる場合は、確保できる図柄生成行程は、当回図柄生成行程のみであるため、この図柄生成行程で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを３回だけ停止させて、その停止に至るまでの各期間で予告演出図柄ｄを１回ずつ表出し、最終的に４回型連続予告演出動作を擬似的に実行することとなる。
【０１２７】
まず、現在連続予告演出動作が実行中でない場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、図１８に示される変動パターン▲８▼をセットする。なお、この変動パターン▲８▼は、図柄生成行程中に変動パターン▲１▼，▲２▼，▲３▼，▲４▼を連続して行う内容である。
【０１２８】
これに対し、現在連続予告演出動作が実行中である場合は、当回図柄生成行程で用いる変動パターンとして、変動パターン▲９▼をセットする。この変動パターン▲９▼は、変動パターン▲５▼を実行した後、変動パターン▲２▼，▲３▼，▲４▼（図１７参照）を連続して行う内容である。これにより、擬似連続予告演出動作が構成され、４回型連続予告演出動作が見かけ上実行されることとなる。
【０１２９】
そして、当回図柄生成行程に変動パターンをセットすると、予告実行回数ＨをＨ＝０とし、そして変動パターン選択処理を終了して再度図柄処理に移行する。
【０１３０】
ここで、図２０のタイムチャートに従って、Ｕ１＝２で、かつ現在連続予告演出動作を実行中であると判定した場合の、図柄生成行程の実行態様を説明する。なお、かかる場合にあっては、当該連続予告演出動作の直前に、第一の連続予告演出動作が実行されていることとなる。
【０１３１】
主制御基板６０の中央制御装置ＣＰＵは、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δを終了すると、第二の連続予告演出動作を構成する最初の図柄生成行程εを実行開始する。ここで、変動開始から所定時間経過した変動中の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを、予告演出動作ε’実行前に一旦ハズレ態様で停止させる（停止（う））。そして、この停止状態を所定時間維持した後、再び特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動開始し、予告演出動作ε’を実行する。そしてさらに、予告演出動作ε’実行後に、再び特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを一旦ハズレ態様で停止させる（停止（え））。そして、この停止状態を所定時間維持した後、また特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを変動開始し、予告演出動作ε’’を実行し、ハズレ態様で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示することにより図柄生成行程εが終了する。この図柄生成行程εが終了すると、二番目の図柄生成行程ζを実行開始する。そして、以下従来通りに図柄生成行程を順次実行する。
【０１３２】
このように、擬似連続予告演出動作は、連続予告演出動作を構成する図柄生成行程εで、当該図柄生成行程εで特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを確定表示する前に、予告演出動作実行総数（４回）となるように、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃをハズレ態様で所要回数停止し、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの変動開始から停止に至る各期間で予告演出動作ε’，ε’’を実行するものである。
【０１３３】
ここで、上述した擬似連続予告演出動作の図柄表示装置１６での表示態様を説明する。一例として、Ｕ１＝２と判定した場合であって、現在連続予告演出動作が実行中である場合について述べる（図１９ＡＢ、図２０参照）。なお、かかる場合にあっては、当該連続予告演出動作の直前に、第一の連続予告演出動作が実行されていることとなる。
【０１３４】
図１９Ａイは、四羽の「ニワトリ」が表出され、かつ特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動する、第一の連続予告演出動作を構成する最後の図柄生成行程δの表示態様を示している。そして、図１９Ａロに示されるように、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃがハズレ態様「１，２，３」で確定表示され、同時に第一の連続予告演出動作が終了する。この時点においては、特別図柄始動記憶数Ｕは三個である。そして、図１９Ａハに示されるように、特別図柄始動記憶数Ｕが三個から二個に減算表示されると共に、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始され、「ニワトリ」が表出されない図柄生成行程が実行される。この特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃの変動開始は、図柄生成行程εの実行開始に伴うものである。そして、図１９Ａニに示されるように、ハズレ態様「８，６，２」で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが表示されることにより、図柄生成行程が見かけ上終了する。次に、図１９Ａホに示されるように、特別図柄始動記憶数の記憶消化を伴わずに（二個→二個）、再び特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始し、第二の連続予告演出動作を構成する図柄生成行程が見かけ上実行開始されることとなる。そして、かかる見かけ上の図柄生成行程では、図１９Ａヘに示されるように、「ニワトリ」が一羽表出される。そしてその後、図１９Ａトに示されるように、ハズレ態様「７，５，３」で特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが一旦停止する。この停止により、遊技者は特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが確定表示されて図柄生成行程εが終了したと認識するが、制御側の観点からみると、実際は特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが確定表示されたわけではない。そして、再度、特別図柄始動記憶の記憶消化がないまま（二個→二個）、図１９Ａチに示されるように、再び特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃが変動開始し、さらに図１９Ｂリに示されるように、「ニワトリ」が二羽表出されて、見かけ上二回目の予告演出動作が実行開始される。そして、図１９Ｂヌに示されるように、当回図柄生成行程の実行にかかる特別図柄始動記憶に割り当てられたハズレ結果（「３，４，３」）が確定表示される。なお、制御側の観点からみると、かかる時点で図柄生成行程εが終了する。次に、図１９Ｂルに示されるように、特別図柄始動記憶の記憶消化を伴う（二個→一個）、二番目の図柄生成行程ζが実行開始される。この図柄生成行程では、図１９Ｂオに示されるように、「ニワトリ」が三羽表出される。すなわち、見かけ上三回目の予告演出動作が実行開始される。そして、図１９Ｂワに示されるように、当該図柄生成行程の実行にかかる特別図柄始動記憶（１）に割り当てられたハズレ結果（「８，６，２」）が確定表示される。そして、図１９Ｂカに示されるように、最後に特別図柄始動記憶（２）の記憶消化と共に（一個→０個）、三番目の図柄生成行程ηが実行開始され、図１９Ｂヨに示されるように、「ニワトリ」が四羽表出される。すなわち、見かけ上四回目の予告演出動作が実行される。そして、図１９Ｂタに示されるように、特別図柄始動記憶（２）に割り当てられた当り結果（「７，７，７」）が確定表示される。
【０１３５】
なお、特別図柄始動記憶と無関係に擬似的に一旦停止する停止（う）（図１９Ａニ参照）、停止（え）（図１９Ａト参照）のハズレ態様は、ハズレ停止用図柄乱数テーブルから取得した乱数値によって選定される構成が好適である。
【０１３６】
また、上述の構成は、連続予告演出動作を構成する一番目の図柄生成行程実行開始時に、
Ｕ１＜３ （１）
すなわち、
Ｕ１＋１＜４回
の関係にある場合に、常に擬似連続予告演出動作を実行する構成であるが、
Ｕ１＋２＜４回
の関係にある場合に初めて擬似連続予告演出動作を実行する構成としても良い。すなわち、予め定められた予告演出動作実行総数（４回）に満たない所定数（２回）の場合に、初めて擬似連続予告演出動作を実行する構成が提案されうる。
【０１３７】
なお、上述のように、本実施形態例のパチンコ遊技機１は、記憶保持可能な特別図柄始動記憶数Ｕの上限が四個であるため、連続予告演出動作を構成する一番目の図柄生成行程開始時の特別図柄始動記憶数Ｕ１が、Ｕ１≧４となることはない。また、この特別図柄始動記憶数Ｕ１の大小の判断基準として用いた前記不等式（１）の右辺の「３」は、
Ｕ１＋１＜（予め定められた予告演出動作実行総数）
で示される不等式より導かれる関係であって、本実施形態例にあっては、
Ｕ１＜４−１
となり、上述に示した
Ｕ１＜３
という関係が導かれる。
【０１３８】
また、変動中の特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを停止する行程は、一番目の図柄生成行程実行開始時に確保された図柄生成行程のうち、いずれの図柄生成行程を選定しても良い。
【０１３９】
なお、本発明は、第３種パチンコ遊技機に適用しても良く、また本発明の主旨を逸脱しない限り実施形態を適宜に変更することが可能である。
【０１４０】
【発明の効果】
本発明は、連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、予見非表示ハズレ演出行程を実行するようにしたから、遊技者は、二つの連続予見演出動作間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が実行されたと認識することとなる。したがって、遊技者に、この図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解させることが可能となる。これにより、各連続予見演出動作の始期と終期とが明確化される優れた効果が生じる。
【０１４１】
また、連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、停止状態の選出図柄を変動開始し、ハズレ態様で該変動中の選出図柄を停止するようにした場合には、遊技者に、各連続予見演出動作の始期と終期とを明確に認識させることが可能となる。
【０１４２】
また、第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程で、当該図柄生成行程で実行する予見演出動作実行前に、所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を一旦停止するようにした場合には、遊技者に、第一の連続予見演出動作と第二の連続予見演出動作との間に、予見演出動作が実行されず、かつハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が、見かけ上実行されたと認識させることができる効果がある。これにより、遊技者は、この予見演出動作が実行されず、かつハズレ態様が確定表示された見かけ上の図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と、後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することができる。したがって、連続予見演出動作の実行態様を容易に認識することが可能となる効果が生ずる。
【０１４３】
さらに、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程実行中に、当該図柄生成行程の予見演出動作終了後に、変動中の選出図柄を一旦停止すると共に、該選出図柄の一旦停止の後、選出図柄を再び変動開始し、選出図柄をハズレ態様で確定表示するようにした場合にも、遊技者に、第一の連続予見演出動作と第二の連続予見演出動作との間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示された図柄生成行程が、見かけ上実行されたと認識させることが可能なる。したがって、遊技者は、この見かけ上の図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することができる。
【０１４４】
また、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後で、かつ第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程の実行開始直前に、選出図柄を変動開始し、停止して、所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を確定表示する擬似ハズレ図柄生成行程を追加実行するようにした場合には、遊技者に、第一の連続予見演出動作と第二の連続予見演出動作との間に、予見演出動作が実行されない、ハズレ態様が確定表示される図柄生成行程が実行されたと認識させることが可能となる。したがって、遊技者は、この追加実行された擬似ハズレ図柄生成行程を基準として、前半に実行された連続予見演出動作と後半に実行された連続予見演出動作とを別個のものであることを容易かつ明確に理解することができる。
【０１４５】
また、連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、特定の場合以外は、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない構成とした場合には、各連続予見演出動作にかかる予見演出動作が連続して実行されることとなるため、連続予見演出動作ならではの、遊技者の期待感を徐々に刺激するという演出効果が一層向上することとなる。
【０１４６】
また、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない特定の場合を、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程でハズレ態様の選出図柄を確定表示し、第二の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で当り態様の選出図柄を確定表示する場合であるとすることにより、予見演出動作が通常時よりも多く連続実行されるため、遊技者の当りへの期待感を強く抱かせる優れた利点が生まれる。これにより、遊技機の興趣性が向上し、遊技者は一層遊技に熱中することとなる。
【０１４７】
また、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない特定の場合を、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で当り態様の選出図柄を確定表示する場合とし、さらに、前記当り態様での確定表示をキャンセルし、ハズレ態様を該図柄生成行程で確定表示すると共に、確定表示をキャンセルした前記当り態様を、第二の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で確定表示するようにした構成とした場合には、予見演出動作が通常時よりも多く連続実行されるため、遊技者は当りへの期待感を強く刺激されることとなる。さらに、遊技者が最も望む、当り態様の確定表示を、第二の連続予見演出動作後に必ず行う構成であるから、遊技者に不利益を与えない効果がある。
【０１４８】
また、予見非表示ハズレ演出行程を実行しない特定の場合が、第一の連続予見演出動作又は第二の連続予見演出動作の予見演出動作実行総数が所定数に満たない場合である構成とした場合には、各連続予見演出動作の予見演出動作実行総数を積算して、一連の連続予見演出動作として実行することができるため、各連続予見演出動作を構成する予見演出動作実行総数が少ない場合であっても、少なくとも予め定めた予見演出動作実行総数の予見演出動作を実行することが可能となり、連続予見演出動作ならではの演出効果を十分に発揮することができる効果が
ある。
【０１４９】
さらに、擬似連続予見演出動作を行う構成とした場合にあっては、予見演出動作の過剰な連続実行を防止することが可能となり、遊技者に飽きが来ることを抑制できる優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】パチンコ遊技機１の正面図である。
【図２】遊技盤７の正面図である。
【図３】遊技を制御する制御回路を示すブロック回路図である。
【図４】複数のサブルーチンからなるメインルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図５】始動口処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図６】図柄処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図７Ａ】変動パターン選択処理の所定内容を示すフローチャートである。
【図７Ｂ】図７Ａから続く、変動パターン選択処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図７Ｃ】図７Ａから続く、変動パターン選択処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図８】変動パターンとその内容を示す図表である。
【図９】図８に示す変動パターンの演出態様を示す説明図である。
【図１０】連続予告演出動作の実行態様を示すタイムチャートである。
【図１１】連続予告演出動作が連続して実行される場合の実行態様を示すタイムチャートである。
【図１２】第二の連続予告演出動作で、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを一旦停止（停止（あ））した場合の実行態様を示すタイムチャートである。
【図１３】遊技者が認識する連続予告演出動作の実行態様を示すタイムチャートである。
【図１４】第二の連続予告演出動作で、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを一旦停止（停止（あ））した場合における図柄表示領域１７での演出態様を示す説明図である。
【図１５】第一の連続予告演出動作で、特別図柄Ａ，Ｂ，Ｃを一旦停止（停止（い））した場合の実行態様を示すタイムチャートである。
【図１６】ハズレ図柄生成行程λを追加実行した場合の実行態様を示すタイムチャートである。
【図１７】擬似連続予告演出動作を実行する場合の変動パターン選択処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図１８】擬似連続予告演出動作を実行する場合の変動パターンとその内容を示す図表である。
【図１９Ａ】擬似連続予告演出動作を実行する場合における図柄表示領域１７での演出態様を示す説明図である。
【図１９Ｂ】図１９Ａから続く、擬似連続予告演出動作を実行する場合における図柄表示領域１７での演出態様を示す説明図である。
【図２０】連続予告演出動作を連続して実行し、かつ擬似連続予告演出動作を実行する場合の実行態様を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
Ａ，Ｂ，Ｃ 特別図柄
ｄ 予告演出図柄
Ｕ 特別図柄始動記憶数
１ パチンコ遊技機
１４ 遊技領域
１６ 図柄表示装置
１７ 図柄表示領域
２０ 特別図柄始動領域
α，β，γ，δ，ε，ζ，η，θ，π 図柄生成行程
α’，β’，γ’，δ’，ε’，ζ’，η’，θ’予告演出動作
λ 擬似ハズレ図柄生成行程[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention executes a special game operation in which a predetermined prize ball form is generated and a predetermined gain is provided to a player when the selected symbol displayed on the symbol display device is a predetermined hit mode. The present invention relates to a pachinko machine that is designed to be used.
[0002]
[Prior art]
A symbol display device with a symbol display area for variably displaying the selected symbol and a symbol start area for detecting the passage of the game ball are provided on the game area, and the symbol display device is driven to stop the selected symbol after the variation. A symbol control means for executing a series of symbol generation processes for confirming and displaying the selected symbols, and starting the symbol generation process by the symbol control means when the game ball passes to the symbol start area, 2. Description of the Related Art Pachinko machines equipped with game control means having a control content for executing a special game operation for generating a predetermined prize ball form when a symbol is used as a hit state are well known. These include so-called first-class pachinko machines and third-class pachinko machines.
[0003]
Here, the first type pachinko gaming machine includes a variable winning device having a large winning opening that is controlled to be opened and closed by an opening and closing piece, and when the selected symbol is confirmed and displayed in a predetermined winning manner, as a special game operation, Opening and closing rounds that occur in sequence for the opening of the prize winning opening of the variable prize winning device and the closing of the prize winning opening due to the elapse of a predetermined opening restriction time or the expiration of the prescribed number of prizes within this opening restriction time, As a continuation condition that the game ball passes through the specific area provided in the game, the game is repeatedly executed up to a predetermined limit number of times.
[0004]
In addition, a general type 3 pachinko gaming machine is controlled to be opened and closed with a normal electric accessory that controls opening and closing of the opening to convert between a state in which a game ball can pass through and a state in which the game ball can pass through the special operation area. A special winning opening and an accessory that controls the inflow to a specific area that opens the special winning opening as the game ball passes. The accessory is controlled to be released, and a special game operation is executed as the game ball passes through the special operation area. Here, the special game operation is such that a game ball can be passed to a specific area by driving an accessory, and each time the game ball passes, an opening and closing round that opens and closes a big prize opening is repeated several times. It will be.
[0005]
Furthermore, in the conventional configuration, a configuration for executing a so-called jackpot notice or the like has been proposed, and this jackpot notice or the like is sequentially executed up to a predetermined total number of executions every time the symbol generation process is executed. Some perform a series of continuous notice effect operations. As a general example, when the upper limit value of the special symbol start memory is four, and the content for performing the continuous notice effect operation is assigned to the special symbol start memory stored and held in the fourth, the special symbol start memory From the symbol generation process based on the special symbol start memory stored and held before the start memory, the execution of a notice effect operation for displaying a specific character as a big hit notice symbol is started, and this notice effect operation is continuously executed four times. The configuration may be mentioned (hereinafter referred to as a four-time continuous notice effect operation). In this way, the player's expectation for a “big hit” can be achieved by configuring the notice effect that increases the probability of a “big hit” as a result of the execution as many times as necessary every time the symbol generation process is executed. The feeling can be gradually increased. As such a configuration, for example, there is the following patent document (see Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-9-700
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Furthermore, in the configuration for executing the above-described continuous notice effect operation, the continuous notice effect operation itself may be executed continuously. In such a case, for example, when the four-time continuous notice effect operation is continuously executed, the player will execute the notice effect operation eight times continuously. In such a case, when the lost pattern selection symbol is confirmed and displayed in the first half of the continuous announcement effect operation, for the player, the announcement effect operation in which the loss manner is confirmed and displayed is continuously executed at least seven times. It will be. Such a game situation may be mistaken as if a series of eight-time continuous notice effect operations were executed, even though it was composed of two consecutive notice effect operations.
[0008]
Therefore, in view of the above-described problems, the present invention clarifies the start and end of each continuous notice effect operation when the continuous notice effect operation is continuously executed, and makes it easy and clear for the player to play the game. An object of the present invention is to provide a pachinko gaming machine that can be recognized.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  In the above-described pachinko gaming machine, the symbol control means is configured to display a foreseeing effect symbol in which the probability that the selected symbol is confirmed and displayed in a winning manner is apparently increased by the symbol display process each time the symbol generation process is performed. A series of continuous foresight effect operations that are executed in sequence, with the predetermined total number of foreseeable effect operation executions being limited as a result of the establishment of predetermined continuous foresight effect operation conditions. When a new continuous foreseeing effect operation is executed immediately after the end of the last symbol generation process constituting the continuous foreseeing effect operation, the symbol control means performs the last for the first continuous foreseeing effect operation. After the foreseeing effect operation is completed and before the first foreseeing effect operation for the second continuous foreseeing effect operation, the foreseeing effect operation is not executed and the selected symbols are displayed in the manner of losing determined by the predetermined criteria. Characterized by comprising a pseudo-loss variation symbol control contents foreseen was to perform hidden loss effect stroke thatPachinko machineIs proposed.
[0010]
In such a configuration, when the preview non-display loss production process according to the present invention is executed, the player does not execute the prediction production operation between the two consecutive prediction production operations, and the display of the loss mode is confirmed. It will be recognized that the generation process has been executed. Therefore, the player easily and clearly understands that the continuous foreseeing effect operation executed in the first half and the continuous foreseeing effect operation executed in the second half are separate based on this symbol generation process. Become. As a result, the start and end of each continuous prediction effect operation are clarified. In addition, the 1st and 2nd which specify the above-mentioned continuous preview production | presentation operation | movement are only the concepts which show two relative back and front.
[0011]
  In addition, after the last foreseeing effect operation for the first continuous foresight effect operation is completed and before the first foreseeing effect operation for the second continuous foresight effect operation is executed, the symbol control means displays the selected symbols in the stopped state. A configuration with pseudo-losing variation symbol control content that starts variation and stops the selected symbol during variation in a loss manner determined by a predetermined standard.Proposed.
[0012]
In such a configuration, after the last foreseeing effect operation for the first continuous foreseeing effect operation is finished, the selected symbol in the stopped state starts to fluctuate, and the selected symbol in the fluctuating state is stopped in a lost manner. When the first foreseeing effect operation for the consecutive foreseeing effect operation is executed, the player executes the symbol generation process in which the foreseeing effect operation is not executed and the losing mode is fixedly displayed between the two consecutive foreseeing effect operations. It will be recognized that Therefore, by setting it as such a structure, the beginning and end of each continuous preview production | generation operation | movement will be clarified.
[0013]
  Further, the following configuration is proposed. That is, in the first symbol generation process that constitutes the second continuous prediction effect operation, the symbol control means temporarily selects the selected symbols in the manner of losing determined by a predetermined standard before executing the prediction effect operation executed in the symbol generation process. With pseudo-losing fluctuation symbol control content to stopConfiguration.
[0014]
In this way, in the first symbol generation process that constitutes the second continuous foresight effect operation, the selected symbols that have started to fluctuate with the start of the symbol generation process are temporarily stopped in a lost manner before the foresight effect operation is executed. Then, after maintaining the stop state for a predetermined time, the selected symbol is started to fluctuate again, the foreseeing effect operation is executed, and then the symbol generation process is ended, so that the player can perform the first continuous foreseeing effect operation. It is possible to recognize that the symbol generation process in which the foresight effect operation is not executed and the losing mode is fixedly displayed is apparently executed between the second continuous prediction effect operation and the second continuous prediction effect operation. Therefore, the player easily and clearly understands that the continuous foresight effect operation executed in the first half and the continuous foresee effect operation executed in the second half are different based on the apparent symbol generation process. can do.
[0015]
  In addition, other configurations are proposed. That is, during the last symbol generation process of the first continuous prediction effect operation, the symbol control means temporarily stops the changing selected symbol after completion of the prediction effect operation of the symbol generation process, and the selection After the symbol is temporarily stopped, the selected symbol starts to fluctuate again, and the pseudo-fluctuation variation symbol control content is provided so that the selected symbol is fixedly displayed in the manner of losing determined by a predetermined standard.Configuration.
[0016]
In this way, in the last symbol generation process that constitutes the first continuous preview effect operation, the selected symbol that has started to fluctuate due to the start of execution of the symbol generation process is temporarily stopped after the preview effect operation is executed, and this stop state is predetermined. After maintaining the time, the selected symbol is started to fluctuate again, and then the selected symbol is confirmed and displayed in a lost manner and the symbol generation process is terminated. It is possible to recognize that the symbol generation process in which the foreseeing effect operation is not executed and the losing mode is confirmed and displayed is apparently executed between the second continuous prediction effecting operation. Therefore, the player easily and clearly understands that the continuous foresight effect operation executed in the first half and the continuous foresee effect operation executed in the second half are different based on the apparent symbol generation process. can do.
[0017]
  In addition, the symbol control means selects the selected symbol immediately after the end of the last symbol generation process constituting the first continuous foresight effect operation and immediately before the execution of the first symbol generation process constituting the second continuous foresight effect operation. The configuration including the pseudo-losing variation symbol control content is configured to additionally execute a pseudo-losing symbol generation process for confirming and displaying the selected symbol in a manner of losing determined by a predetermined standard.Proposed.
[0018]
By adopting such a configuration, a symbol generation process is executed in which the foresight effect operation is not executed and the losing aspect is fixedly displayed between the first continuous prediction effect operation and the second continuous prediction effect operation. It is possible to recognize that it has been done. Therefore, the player can easily and clearly understand that the continuous foresight effect operation executed in the first half and the continuous foresee effect operation executed in the second half are separate on the basis of such a symbol generation process. it can.
[0019]
  Further, in the pachinko gaming machine described above, the symbol control means displays in the symbol display area a foreseeing effect symbol that apparently increases the probability that the selected symbol is confirmed and displayed in a winning manner. Performs a series of continuous foresight effect operations that are executed sequentially every time the symbol generation process is executed, with the predetermined total number of foreseeable effect operation executions being limited as a result of the establishment of predetermined continuous foresight effect operation execution conditions. In the case where a new continuous foreseeing effect operation is executed immediately after the end of the last symbol generation process constituting the continuous foreseeing effect operation, the symbol control means performs the first continuous foreseeing effect unless otherwise specified. After completion of the last foreseeing effect operation for the operation and before execution of the first foreseeing effect operation for the second continuous foresight effect operation, the foresight effect operation is not executed, Pachinko game machine characterized by comprising a pseudo-loss variation symbol control contents so as to perform the foreseen hidden loss effect step of displaying the symbols outProposed.
[0020]
In such a configuration, when the start and end of each continuous foresight effect operation that is continuously executed is clarified, the total number of foreseeable effect operation executions of each continuous foresee effect operation is accumulated without being clarified. There may occur a case where it can be recognized as a series of continuous foreseeing effect operations for the total number of foreseeing effect operation executions. Here, if the series of continuous foresight effect operations of the total number of foresee effect operations performed by summing up the total number of foresee effect operations for each of the continuous foresight effect operations is executed, the effect that can be achieved by the continuous foresight effect operation is further increased. Will be improved.
[0021]
  In addition, in the specific case where the preview non-display loss production process is not executed, the selection pattern of the loss mode is confirmed and displayed in the final design generation process constituting the first continuous prediction production operation, and the second continuous prediction production operation is performed. The configuration is a case where the selected symbol of the winning mode is confirmed and displayed in the final symbol generation processProposed.
[0022]
By adopting such a configuration, the foreseeing effect operation is continuously executed more than usual, so that the player has a strong expectation of winning. As a result, the game will become even more enthusiastic.
[0023]
  Further, the specific case of not performing the preview non-display loss production process is a case in which the selected pattern of the winning mode is confirmed and displayed in the last symbol generation process constituting the first continuous foreseeing effect operation, The final display generation process constituting the second continuous foreseeing effect operation is performed by canceling the fixed display, and finalizing and displaying the loss mode determined by the predetermined criteria in the symbol generation process. The configuration with pseudo-losing fluctuation symbol control content that is fixedly displayed inProposed.
[0024]
With such a configuration, the foreseeing effect operation can be continuously executed more than usual, so that it is possible to strongly stimulate the player's sense of expectation. Furthermore, the player is not disadvantaged by adopting a configuration in which the confirmation display of the hit mode that the player desires most is always performed after the second continuous preview effect operation.
[0025]
  In addition, the specific case in which the foresee / hide haze production process is not performed is a configuration in which the total number of foreseeable effect operation executions of the first continuous foresight effect operation or the second continuous foresee effect operation is less than a predetermined number.Proposed.
[0026]
By adopting such a configuration, the total number of foresight effect operations executed for each continuous foresight effect operation can be integrated and executed as a series of continuous foresight effect operations. Even if there is a small amount, it is possible to execute at least the predetermined number of foreseeing effect operations executed in advance. Therefore, it is possible to sufficiently exhibit the rendering effect unique to the continuous preview performance operation. Further, the predetermined number can be variously changed to ensure the desired total number of foreseeing effects.
[0027]
  Furthermore, the game control means, when triggered by the game ball passing to the symbol start area, sequentially stores and holds the game ball passage to the symbol start area as a start memory in the start memory means provided in advance. The control content is provided to start execution of the symbol generation process by the symbol control means, and the symbol control means stores the data stored in the start storage means at the start of execution of the first symbol generation process constituting the continuous foreseeing effect operation. When the number of memories is a predetermined number that is less than the predetermined number of foreseeing effect operation executions, in any of the symbol generation processes that constitute the continuous foresight effect operation, before the selected symbol is confirmed and displayed in the symbol generation process , The selected symbol is stopped as many times as necessary in a manner of losing determined by a predetermined standard so that the total number of foreseeing effect operations is performed, and the foreseeing effect operation is performed in each period from the start of change of the selected symbol to the stop. Performing, configured to include a pseudo-loss variation symbol control content to perform the pseudo-continuous foreseeable effect operation isProposed.
[0028]
In such a configuration, even if the start memory number is a predetermined number that is less than the predetermined number of foreseeing effect operation executions, the player will sequentially execute the foreseeing effect operation for the foreseeing effect operation execution total number. Will be. Therefore, there are cases where a number of foreseeing effect operations are successively executed in excess of the number of foreseeing effect operations predicted by the player from the storage state of the start memory. Here, among the players who enjoyed such an effect, there is a player who further expands the expectation for `` big hit '' by performing the predictive effect operation against the prediction, but from the starting memory number Some players feel bored because the foresight effect operation is still executed after the predicted end time, even though the end of the continuous foresight effect operation has been predicted. Therefore, in order to prevent the player from feeling bored in this way, after the last foreseeing effect operation for the first continuous foreseeing effect operation is finished, the selected symbols in the stopped state are started to fluctuate, and in a lost manner It is possible to prevent excessive continuous execution of the foreseeing effect operation by stopping the selected symbol during the change and further executing the first foreseeing effect operation for the second continuous foreseeing effect operation. Thereby, it becomes possible to prevent the player from getting bored with a variety of effects.
[0029]
By the way, it is preferable that the game control means and the symbol control means described above are configured as follows.
For example, as a configuration for controlling the game operation of the pachinko gaming machine and the like, as shown in FIG. 3, a main control board 60 for executing overall control relating to the game, and the main control board 60 are connected. , A symbol display control board 62 for controlling the symbol display mode displayed by the symbol display device, a sound source control board 63 for controlling sound effects generated from the speakers, a light emitting diode LED provided in the pachinko game machine, a decorative lamp, etc. Examples include a light source control board 64 that controls the lighting mode and a payout control board 65 that controls the rental or prize balls of game balls. The symbol display control board 62 constitutes a symbol control means, and each of the above-mentioned substrates 60 to 65 has the symbol control means, and the symbol control means executes a symbol generation process, and a predetermined prize is obtained. An example is proposed in which game control means having a control content for executing a special game operation for generating a ball form is configured.
[0030]
Further, as a foreseeing content of the foreseeing effect operation, a so-called jackpot notice or reach notice is proposed.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment in which the present invention is applied to a so-called first type pachinko gaming machine will be described.
As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine 1 includes a rectangular outer frame 2 fixed to a game island facility (not shown) and a gaming machine main body 3 that covers a front opening portion of the outer frame 2. .
[0032]
Further, the gaming machine body 3 includes a plate-like front frame 5 having a substantially square opening formed at the center upper portion, and the front frame 5 can be opened and closed to the outer frame 2 via a hinge member 4. It is pivotally attached. In addition, a game board 7 in which a game area 14 in which a game ball rolls down is fitted to the gaming machine body 3 in a state where the game board 7 is fitted into the opening of the front frame 5. A game door 6 that covers the game board 7 is attached to the opening of the game board 7 so as to be positioned in front of the game board 7 so as to be opened and closed. Further, a transparent plate 8 is attached to the game door 6.
[0033]
Below the game board 7, there are disposed an upper plate member 9 attached to the front frame 5 so as to be openable and closable, and a lower plate member 10 positioned below the upper plate member 9. Further, a firing handle 11 is projected on the right side of the lower plate member 10.
[0034]
Further, as shown in FIG. 2, the game board 7 of the pachinko gaming machine 1 has a game area 14 defined by a guide rail 13 having a substantially circular shape on the board surface 12. A center case 15 is disposed in the center. The center case 15 is assembled with a symbol display device 16 including a liquid crystal display, a CRT display, and the like, and a symbol display region 17 is formed in the symbol display device 16.
[0035]
Further, a special symbol A, a special symbol B, and a special symbol C are displayed at the center position of the symbol display area 17, respectively. These special symbols A, B, and C (selected symbols) are each composed of numbers “0” to “9”, and each special symbol A, B, and C constitute a special symbol sequence in which the numbers are arranged in order. is doing. Then, when a special symbol starting condition described later is satisfied, a series of symbol generation steps are executed in which the special symbols A, B, and C are stopped after being changed and the combination pattern of the special symbols A, B, and C is fixedly displayed. That is, the special symbols A, B, and C are variably displayed as the special symbol sequences fluctuate in the vertical direction, and the stopped symbol sequence that is displayed in parallel in the horizontal direction when stopped is a predetermined hit mode. In some cases, a so-called “hit” is performed and a special game operation described later is executed. The selected symbols according to the present invention are configured by the special symbols A, B, and C according to this embodiment.
[0036]
On the other hand, normal symbol display portions x and y are formed at the upper left position in the symbol display area 17. In the normal symbol display portions x and y, normal symbols X and Y indicating “7” or “−” are displayed. When the game ball passes through the normal symbol operation gate 22 described later, the normal symbols X and Y are displayed in a variably displayed state. The ordinary electric accessory 18 starts the expansion operation.
[0037]
Further, a normal symbol start memory number display unit 21 composed of four light emitting diodes LED is disposed at a position directly above the symbol display device 16. The normal symbol start memory number display unit 21 stores a game ball detection of a later-described normal symbol start switch S2 (see FIG. 3) when a partial area of the storage device RAM of the main control board 60 (see FIG. 3) is stored. The number of memories is displayed.
[0038]
Further, a special symbol start memory number display unit 19 composed of four pilot lamps is arranged at a position right above the symbol display device 16. The special symbol start memory number display unit 19 displays the special symbol start memory number U. Here, the special symbol start memory is stored and held in a partial area of the storage device RAM of the main control board 60 (see FIG. 3), which will be described later, every time a game ball passes to the special symbol start region 20, which will be described later. Is.
[0039]
On the other hand, normal symbol operating gates (normal symbol starting areas) 22 and 22 are provided on both sides of the center case 15, and when a game ball passes, a normal symbol starting switch S2 built in the normal symbol operating gates 22 and 22 is provided. Detects the passing of the game ball, and the normal symbols X and Y start to change based on the detection signal.
[0040]
In addition, an ordinary electric accessory 18 having a special symbol starting area 20 inside is disposed immediately below the center case 15. The ordinary electric accessory 18 includes opening and closing blade pieces 26 and 26. When the symbol contents of the normal symbols X and Y are in the above-described hit state, the opening and closing blade pieces 26 and 26 are expanded for a predetermined time. As described above, when the ordinary electric accessory 18 is expanded, the opening degree of the special symbol starting area 20 changes, and the game ball easily passes through the special symbol starting area 20 (is easy to win). The opening / closing blade 26 is expanded by an ordinary electric accessory solenoid (see FIG. 3). Further, in this ordinary electric accessory 18, a special symbol start switch S1 (see FIG. 3) such as a photoelectric switch and a limit switch is provided, and the special symbol start region 20 passes through the game ball via the special symbol start switch S1. Due to this, the special symbols A, B, and C of the symbol display device 16 start to fluctuate. The special symbol starting area 20 constitutes a symbol starting area according to the present invention.
[0041]
A variable winning device 25 including a large winning opening 23 having a specific area and a general area is disposed immediately below the ordinary electric accessory 18. The variable winning device 25 includes an opening / closing piece 24, and the opening / closing piece 24 is controlled to be opened and closed by a large winning opening opening solenoid (see FIG. 3), thereby converting the large winning opening 23 into an open state or a closed state. . If the combination pattern of the special symbols A, B, and C is a predetermined hit state, the opening / closing piece 24 opens, and further, the upper surface of the opening / closing piece 24 in the opened state causes a guiding action, leading to the special winning opening 23. Guide the game ball. Then, when the game ball flows into the specific area, it becomes possible to shift to the next opening / closing round, and the opening / closing operation of the opening / closing piece 24 is generated by a predetermined number of rounds, thereby giving a predetermined gain to the player. A special area switch S3 for detecting a game ball that has entered a specific area and a count switch S4 for counting the number of winning prizes are provided inside the special winning opening 23. Here, the specific area switch S3 is also provided with a function as a count switch for counting game balls that have entered the specific area.
[0042]
FIG. 3 shows a control circuit for controlling the game operation of the pachinko gaming machine 1 according to the present invention.
The main control board 60 is provided with a board circuit for controlling the game operation and the like of the pachinko gaming machine 1, and a main control central control unit CPU is disposed on the board circuit. This central control CPU for main control processes and executes overall control related to games, and this central control CPU for main control CPU includes a storage device ROM for storing operation programs used for arithmetic processing, A storage device RAM that can read and write necessary data as needed is connected via an address bus (not shown) that unilaterally transmits information for designating an address for reading and writing data, and a data bus (not shown) that exchanges data. Thus, the board circuit of the main control board 60 is configured. The storage device ROM stores control data and fixed data such as various random number tables. Here, as the random number table, the jackpot special random number table, the jackpot symbol random number table, the lost symbol random number table, the reach random number table, the reach symbol random number table, the variation pattern selection random number table, the hit ordinary random number table, the missing regular symbol random number table, etc. When a predetermined requirement is satisfied, the main control central control unit CPU selects a random value from each random number table. In the present invention, a continuous notice selection random number table is also provided.
[0043]
Here, each random number table will be described.
The jackpot special random number table consists of 300 frames from 0 to 299. Here, depending on the combination of the special symbols A, B, and C that are confirmed and displayed in the symbol generation process, the probability variation game state in which the probability of becoming a “big hit” is improved next time, or the normal probability game in which the probability of becoming a “big hit” does not change One of the conditions occurs. In the probability variation gaming state, when the jackpot special random number K selected from the jackpot special random number table is K = 7, 11, 127, 233, 277, “big hit” is obtained. That is, the big hit probability is 5/300 = 1/60. On the other hand, in the normal probability gaming state, when the selected jackpot special random number K is K = 7, the jackpot is set. That is, the big hit probability is 1/300. Otherwise, it will be lost.
[0044]
The jackpot symbol random number table is composed of 10 frames from 0 to 9, and determines the hit mode of the special symbols A, B, and C when the content of the selected jackpot special random value K is “big hit”. is there. For example, when the jackpot symbol random number L selected from the jackpot symbol random number table is L = 3, the hit mode is “3, 3, 3”.
[0045]
On the other hand, the lost symbol random number table is used to determine the lost pattern of the special symbols A, B, and C when the content of the selected special random number K is lost. Note that the lost symbol random numbers Ma, Mb, and Mc are selected from this lost symbol random number table.
[0046]
Further, the variation pattern selection random number value G is selected from the variation pattern selection random number table including 127 frames of 0 to 126. This variation pattern selection random value G defines the effect of the symbol generation process. According to the variation pattern selection random value G, a plurality of variation pattern tables provided in the storage device ROM of the symbol display control board 62 are provided. A special symbol variation pattern is distributed.
[0047]
Further, the reach random value N is selected from the reach random number table consisting of 20 frames from 0 to 19. This reach random number value N determines whether or not the reach variation operation is executed in the symbol generation process when the content of the big hit special random value K is lost. Then, if the reach random number value N is N = 3, 17, the reach variation operation is executed, and the special design of the reach mode is performed based on the special symbol variation pattern distributed according to the selected variation pattern selection random value G or the like. A, B, and C are displayed. The special symbol variation pattern in this case includes various variation modes such as long reach, low speed scrolling, reverse traveling, accelerated stop from low speed traveling, symbol reversal, and the like.
[0048]
Further, the reach design random number value Q is selected from the reach design random number table consisting of 10 frames of 0-9. The reach design random number Q determines the reach stop mode when the reach variation operation is executed. For example, when the reach symbol random number Q is Q = 3, the reach mode in which the special symbols A and C are “3” is displayed.
[0049]
On the other hand, in the storage device RAM, a storage area in which passages due to the ON operation of the special symbol start switch S1 and the normal symbol start switch S2 are temporarily stored as passage memories, a register area constituting a soft timer, a work area, and the like Is provided. That is, the special symbol start memory and the normal symbol start memory are stored in the storage device RAM. The storage device RAM constitutes the starting storage means according to the present invention.
[0050]
The board circuit of the main control board 60 is provided with a clock device (not shown) that outputs a predetermined clock pulse, and is connected to the main control central control unit CPU. The main control central processing unit CPU performs arithmetic processing in a time series by clock pulses at regular intervals, and sequentially executes a series of processing operations. In addition, a timer TM that counts clock pulses output by the clock device and measures time is also connected.
[0051]
The board circuit of the main control board 60 is provided with an input port (not shown) and an output port (not shown) through which the main control central control unit CPU performs data communication with peripheral devices. The control command from the main control board 60 is connected to the input ports of the symbol display control board 62, the sound source control board 63, the light source control board 64, and the payout control board 65 through one way so as to be output in one direction. Has been. Further, the special symbol start switch S1 described above is connected to the input port of the main control board 60, and the normal symbol start switch S2, the specific area switch S3, and the count switch S4 are connected via the panel relay board 61. Has been. The main control board 60 checks the game ball detection state of each of the switches S1 to S4 every 2 ms, and when there is a game ball detection, the signal is waveform-shaped by the waveform shaping circuit and input to the central control CPU for main control. The information is stored in the storage device RAM. Also, the output port of the main control board 60 has an ordinary electric accessory solenoid that expands the opening and closing blades 26 and 26 of the ordinary electric accessory 18 via the panel relay board 61 and the opening and closing piece 24 of the variable winning device 25. A special winning opening solenoid that opens and closes is connected, and is activated when the central control CPU for main control selects a predetermined condition.
[0052]
Here, the central control unit CPU for main control and each central control unit CPU installed on each of the control boards 62, 63, 64, and 65, which will be described later, form an arithmetic unit (ALU) for processing predetermined data. And a register for storing data to be input to and output from the arithmetic unit and a read instruction, a decoder for decoding the instruction, and the like. The arithmetic processing capability of the central control unit CPU is determined by the number of coupled arithmetic units. The main control central control unit CPU outputs data or commands generated in a predetermined format to the control boards 62, 63, 64, 65, respectively, and performs central control of the control boards 62, 63, 64, 65. The device CPU processes and executes predetermined control according to this data and the like.
[0053]
The symbol display control board 62 is provided with a substrate circuit for controlling the symbol display mode displayed on the symbol display area 17 of the symbol display device 16. This board circuit can read and write necessary data to and from the storage ROM that stores fixed data related to special symbol variation patterns and normal symbol variation patterns in the central control CPU for symbol control that controls the symbol display mode. The storage device RAM is connected to an input port and an output port.
[0054]
Here, the symbol display control board 62 performs arithmetic processing on the data or command input from the main control board 60 via the input port in the symbol control central control unit CPU, and generates symbol data that produces a predetermined symbol display mode. Output to the display driver via the output port. Then, the display driver causes the symbol display area 17 of the symbol display device 16 to display a predetermined symbol in a predetermined manner according to the symbol data. The symbol display control board 62 also has symbol control contents such as executing a notice effect operation described later. The symbol display control board 62 drives the symbol display device 16 to execute a symbol generation process in the symbol display area 17 of the symbol display device 16, or a symbol control means having pseudo-losing variation symbol control content described later. Is configured.
[0055]
The sound source control board 63 is provided with a board circuit for controlling sound effects and the like generated from the speakers. This board circuit has a sound source control central control device CPU for controlling sound, a storage device ROM for storing fixed data such as operation programs and sound generation patterns, a storage device RAM for reading and writing necessary data, and an input A port and an output port are connected to each other. The sound source control board 63 performs processing on the data or command input from the main control board 60 through the input port by the central control unit CPU for sound source control, and generates predetermined sound data through the output port as a sound generator. The sound generator causes the speaker to output sound effects according to the sound data.
[0056]
On the light source control board 64, the light emitting diode LED provided in the pachinko gaming machine 1, an electric decoration device composed of a decorative lamp, the special symbol start memory number display unit 19, the normal symbol start memory number display unit 21, etc. A substrate circuit for controlling the above is provided. In this circuit board, fixed data such as an operation program and an illumination pattern for illuminating a light-emitting diode LED, a decoration lamp, etc. are stored in a central control unit CPU for controlling a light source that controls lighting, blinking, etc. of the illumination device. A storage device ROM that is stored, a storage device RAM that reads and writes necessary data, and an input port and an output port are connected to each other. The light source control board 64 is a central control device CPU for controlling the light source, performs arithmetic processing on data or commands input from the main control board 60 via the input port, and sends predetermined optical data via the output port. A light emitting diode LED, a decoration lamp, and the like are output to a light source operation board provided with a driver that emits light, and the light source operation board lights and blinks a predetermined light emitting diode LED, a decoration lamp, and the like. The special symbol start memory number display unit 19 and the normal symbol start memory number display unit 21 can store and hold up to four start memory numbers, respectively. For this reason, in the gaming state in which each starting memory number reaches this upper limit value, the passing of the game ball is invalid, and only a predetermined number of prize balls are provided to the player.
[0057]
The payout control board 65 is provided with a board circuit for controlling the rental or prize balls of game balls. This board circuit operates various solenoids such as a ball rental unit and a prize ball unit to control the supply of a predetermined ball and a prize ball to a payout control central control unit CPU. A storage device ROM that stores fixed data such as a ball number pattern, a storage device RAM that reads and writes necessary data such as ball count data, and an input port and an output port are connected to each other. The payout control board 65 performs arithmetic processing by the payout control central control unit CPU in accordance with data or commands input from the main control board 60, and transmits predetermined data to the payout relay board via the output port. By operating various solenoids such as a ball rental unit and a prize ball unit, a predetermined ball rental or prize ball is paid out. Further, the payout control board 65 is connected to a prepaid card unit that reads and writes a prepaid card that stores a rental ball of a game ball via a CR connection board that relays the data processing of the prepaid card, and the remaining game ball remains. Sphere data etc. are exchanged. The game control means according to the present invention comprises the above-described substrates 60 to 65 and the like, and includes the above-mentioned symbol control means, and the symbol generation process is executed by the symbol control means. When the special symbols A, B, and C that are confirmed and displayed in the above are used as the winning mode, the control content includes a special game operation for generating a predetermined prize ball shape.
[0058]
Next, the control mode of the present invention will be described according to the operation of the pachinko gaming machine 1.
Here, as shown in FIG. 4, the control process of the pachinko gaming machine 1 is composed of a main routine and a plurality of subroutines.
When the main routine starts, the main control central processing unit CPU of the main control board 60 first determines whether or not the power is on. Here, when the power is turned on, the initialization process of step 1 is executed, the process proceeds to the initial value random number update process of step 2 and an infinite loop process is executed.
[0059]
On the other hand, when the power is not turned on, next, the output process of step 3, the input process of step 4, the random number generation process of step 5, the initial value random number update process of step 6, the game frame process of step 7, the switch of step 8 Processing, starting port processing in step 9, step winning prize processing in step 10, symbol processing in step 11, ordinary electric accessory processing in step 12, normal symbol processing in step 13, data creation processing in step 14, error in step 15 The control process is executed, and then the process proceeds to the initial value random number update process in step 2 to execute the infinite loop process. This process is repeatedly executed every predetermined unit time (2 ms) counted by the timer TM described above.
[0060]
Here, the start port process in step 9 (see FIG. 4) will be described with reference to FIG.
When the game ball is launched from the launching device (not shown) to the game area 14 and the game ball passes through the special symbol start area 20, the special symbol start switch S1 is turned ON. When the central control device CPU for main control of the main control board 60 recognizes the ON operation of the special symbol start switch S1, the number of special symbol start memories accumulated and held in the storage device RAM is triggered by this. It is determined whether (special symbol start storage number U) is U> 4. When the special symbol start memory number U is U> 4, the start port process is terminated.
[0061]
On the other hand, if the special symbol starting storage number U is U ≦ 4, from the big hit special random number table, the big hit symbol random number table, the lost symbol random number table, the reach random number table, and the reach symbol random number table stored in the storage device ROM, The jackpot special random number K, the jackpot symbol random value L, the lost symbol random numbers Ma, Mb, Mc, the reach random number N, and the reach symbol random value Q are acquired, and each random number acquired is temporarily stored in the storage device RAM. Store.
[0062]
Next, it is determined whether the current gaming state is a probability variation gaming state or a normal probability gaming state. Here, when it is determined that the probability variation gaming state, the determination data for high probability for determining the acquired jackpot special random number K is set. This high-probability judgment data matches when the jackpot special random value K is any of K = 7, 11, 127, 233, and 273, and the winning mode is confirmed and displayed in the symbol generation process. The “big hit” is executed. On the other hand, if it is determined that the normal probability gaming state, the determination data for low probability is set. The low-probability judgment data matches when the big hit special random number K is K = 7.
[0063]
Next, it is determined whether or not the big hit special random value K is the same as the set determination data. Here, if the big hit special random number K is the same as the determination data, the big hit flag is turned ON. This jackpot flag indicates that the content of the special jackpot special random value K acquired and determined is “hit”. When the big hit flag is set to ON, a continuous notice selection random number value J that determines whether or not to execute the continuous notice effect operation is acquired from the continuous notice selection random number table and stored. Then, determination data for big hit is set.
[0064]
On the other hand, when the content of the big hit special random value K is not “big hit”, the acquired reach random number value N is determined to determine whether or not to execute the reach fluctuation operation. Here, if the reach random number value N is N = 3, 17, the reach variation operation is executed, and after the reach flag is turned ON, the above-described continuous notice selection random number value J is acquired and stored, and the loss Set judgment data. On the other hand, when the reach variation operation is not executed, a continuous notice flag described later is turned off and the start port process is terminated.
[0065]
Once the big hit or lose decision data is set, it is next determined whether or not to execute the continuous notice effect operation. That is, it is determined whether or not these determination data match the acquired continuous notice selection random number value J. Here, when the continuous notice selection random number J matches the determination data, it is determined that the continuous notice effect operation is executed. However, it is next determined whether or not a notice execution flag to be described later is ON. If this notice execution flag is ON, it is already determined that the continuous notice effect operation is to be executed. The flag is turned off, the execution is stopped, and the start port process is terminated. On the other hand, if such a notice execution flag is OFF, the execution of the continuous notice effect operation is confirmed by setting the continuous notice flag to ON, and the start port process is terminated.
[0066]
If the continuous notice selection random number J and the determination data do not match, the continuous notice flag is turned OFF, the continuous notice effect operation is not executed, and the start port process is terminated.
[0067]
Next, the symbol processing in step 11 (see FIG. 4) will be described with reference to FIG.
The central control unit CPU for main control of the main control board 60 determines whether or not the special symbols A, B, and C are changing. The special symbol A, B, C is output to 62, and the symbol processing is terminated.
[0068]
On the other hand, if the special symbols A, B, and C are not changing, it is determined whether or not the special symbol start condition (symbol start condition) is satisfied, and the special symbol start memory is stored in the storage device RAM. If it is held (special symbol start memory number U ≧ 1), the stored special symbol start memory is stored and digested in order of storage, and the special symbol start memory number display unit 19 displays one special symbol start memory number U. Display subtraction. On the other hand, if the special symbol start memory is not stored (U = 0), the process is continued as it is.
[0069]
Then, the central control unit CPU for main control of the main control board 60 determines whether or not the big hit flag is ON. Here, if the big hit flag is ON, the process shifts to a variation pattern selection process. If the big hit flag is OFF, it is next determined whether or not the reach flag is ON. Here, when the reach flag is ON, the lose reach symbol is determined according to the acquired reach symbol random value Q. On the other hand, when the reach flag is OFF, the lost symbol is determined according to the acquired lost symbol random values Ma, Mb, Mc. Then, when the lost reach symbol or the lost symbol is determined, the big hit flag is turned OFF and the process proceeds to the variation pattern selection process.
[0070]
Next, the variation pattern selection process will be described with reference to FIG. 7ABC.
First, as shown in FIG. 7A, it is determined whether or not the number H of notice executions described later is H> 0. If H = 0, it is next determined whether or not the continuous notice flag is ON. judge.
[0071]
If the continuous notice flag is OFF, as shown in FIG. 7B, the notice execution flag is turned OFF, and the variation pattern selection random number value G is acquired and stored from the variation pattern selection random number table. Then, it is determined whether or not the big hit flag is ON. If the big hit flag is ON, a fluctuation pattern is selected from the big hit fluctuation pattern table based on the obtained fluctuation pattern selection random value G. On the other hand, if the big hit flag is OFF, it is next determined whether or not the reach flag is ON. If the reach flag is ON, a variation pattern is selected from the loss reach variation pattern table based on the acquired variation pattern selection random value G. When the reach flag is OFF, a variation pattern is selected from the loss variation pattern table based on the acquired variation pattern selection random value G.
[0072]
Then, the variation pattern selected as the variation pattern of the symbol generation process (hereinafter referred to as the current symbol generation process) to be executed in the symbol process is set, and the variation pattern selection process is terminated.
[0073]
On the other hand, in the variation pattern selection process, when the continuous notice flag is ON (see FIG. 7A), as shown in FIG. 7C, the notice execution flag is turned ON, and then the special symbol start storage number U is U. It is determined whether or not = 3. Here, if the special symbol start memory number U is U = 3, it is next determined whether or not the continuous notice effect operation is currently being executed. Then, when the continuous notice effect operation is not being executed, the variation pattern (1) among the variation patterns (1) to (5) shown in FIG. 8 is set as the variation pattern used in the current symbol generation process. In addition, when the continuous notice effect operation is being executed, the main part of the present invention will be described in detail later.
[0074]
When the variation pattern (1) is set as the variation pattern of the current symbol generation process, the notice execution frequency H is set to H = 3.
[0075]
Next, a variation pattern is set in each special symbol start memory stored and held in the storage device RAM. For convenience, each special symbol start memory stored and held at the start of the symbol generation process is denoted by reference numerals (1), (2), and (3) in the order in which the symbols are stored first.
First, the fluctuation pattern (2) is assigned to the special symbol start memory (1), the fluctuation pattern (3) is assigned to the special symbol start memory (2), and the fluctuation pattern (4) is assigned to the special symbol start memory (3).
[0076]
That is, when the special symbol start memory number U is U = 3, the current symbol generation process in which the variation pattern (1) is set and the symbol generation process based on the three special symbol start memories are used a total of four times. The continuous notice effect operation is executed to execute the previous notice effect operation. Note that the number H of notice executions set to H = 3 means that the notice effect operation is executed at least “3” times after the notice effect operation in the current symbol generation process.
[0077]
On the other hand, if the central control unit CPU of the main control board 60 determines that the special symbol start memory number U is not U = 3, it is next determined whether or not the special symbol start memory number U is U = 2. . Here, if the special symbol start memory number U is U = 2, it is next determined whether or not the continuous notice effect operation is currently being executed. Here, when the continuous notice effect operation is not being executed, the change pattern (1) is set as the change pattern of the current symbol generation process, and the notice execution frequency H is set to H = 2. Then, the variation pattern (2) is set in the special symbol start memory (1), and the variation pattern (3) is set in the special symbol start memory (2). In addition, when the continuous notice effect operation is currently being executed, the main part of the present invention will be described in detail later.
[0078]
On the other hand, if the special symbol start memory number U is determined to be U ≠ 2, it is next determined whether or not the special symbol start memory number U is U = 1. If the special symbol start memory number U is U = 1, it is next determined whether or not the continuous notice effect operation is currently being executed. Here, when the continuous notice effect operation is not being executed, the fluctuation pattern (1) is set in the current symbol generation process, the notice execution frequency H is set to H = 1, and the fluctuation pattern is stored in the special symbol start memory (1). Set (2). In addition, when the continuous notice effect operation is currently being executed, the main part of the present invention will be described in detail later.
[0079]
Further, if the special symbol start memory number U is determined to be U ≠ 1 and U = 0, the variation pattern (1) is set as the variation pattern of the current symbol generation process, and the notice execution count H is set to H = 0.
[0080]
When each variation pattern is set, the variation pattern selection process is terminated.
[0081]
Here, in the variation pattern selection process shown in FIG. 7A, when the notice execution count H is H> 0, the variation pattern set in the special symbol start memory (1) is newly added to the current symbol generation process. Set to. Further, “1” is subtracted from the notice execution number H to update the notice execution number, and the variation pattern selection process is terminated. By repeatedly executing such processing a predetermined number of times based on the number H of preliminary announcements, the preliminary announcement effect operation related to the continuous notice effect operation is executed a predetermined number of times.
[0082]
By the way, the fluctuation patterns (1) to (4) shown in FIG. 8 are fluctuation patterns provided in the fluctuation pattern table provided in the storage device ROM, and the special symbols A, B, and C are hit by the expression. The mode at the time of expressing the notice effect design d in which the probability of the fixed display in the mode is apparently high is defined. More specifically, each variation pattern {circle around (1)} to {circle around (4)} determines the effect mode of the notice effect operation for displaying the notice effect symbol d in the symbol display area 17 every time the symbol generation process is executed. As shown in FIG. 9A, the fluctuation pattern {circle around (1)} displays “chicken” (notice effect design d), and the fluctuation pattern {circle around (2)} shows “chicken” as shown in FIG. As shown in FIG. 9C, the fluctuation pattern (3) shows three “chicken”, and the fluctuation pattern (4) shows four “chicken” as shown in FIG. Wings appear. The variation pattern (5) will be described later.
[0083]
Here, a series of continuous notice effect operations that are sequentially executed up to a predetermined total number of notice effect operations performed in advance will be described.
For example, FIG. 10 shows a special symbol start memory that is assigned a special symbol start memory a, w, d, and a hit result that are allotted a result of a loss during execution of the symbol generation process a 'based on the special symbol start memory a. This shows the situation in which E is stored. Furthermore, if the special symbol start memory is assigned with the contents for executing the continuous notice effect operation, the first notice effect operation (I) is executed during the execution of the symbol generation process a 'based on the special symbol start memory a. . Then, every time the symbol generation process C ', D', E 'based on the special symbol start memory C, D, E is executed, the second, third, and fourth notice effect operations (II), (III) , (IV) is executed. The series of notice effect operations (I) to (IV) constitutes a continuous notice effect operation.
[0084]
In addition, in the present embodiment, the predetermined total number of executions of the notice effect operation that is the execution limit of the notice effect operation is determined according to the special symbol start memory number U at that point in the game. ing. That is, when the number of special symbol starting memories U is four, the total number of executions of the notice effect operation is four times, three when it is three, two times when it is two, and once when it is one. It is said. When the continuous notice flag shown in FIG. 7A is ON, the continuous notice effect operation execution condition (continuous foresee effect operation execution condition) is established, and the continuous notice effect operation is executed. Note that the preview effect design according to the present invention is configured by the preview effect design d according to the present invention, and the preview effect operation according to the present invention is configured by the preview effect operation of displaying the preview effect design d in the symbol display area 17. In addition, the continuous foresight effect operation according to the present invention is configured by a continuous foreground effect operation that sequentially executes the notice effect operation every time the symbol generation process is executed up to a predetermined total number of advance notice effect operations.
[0085]
By the way, when the above-described variation pattern selection processing is completed, as shown in FIG. 6, the main control central processing unit CPU of the main control board 60 uses the variation pattern data set by the variation pattern selection processing as the symbol display control board. To 62. Further, the continuous notice flag is set to OFF (if the continuous notice flag is OFF, it is kept OFF), and the start storage area for storing and holding the special symbol start memory in the storage device RAM is sequentially shifted. Further, the variation times of special symbols A, B, and C are set.
[0086]
When the central control CPU for main control of the main control board 60 executes the processing so far, it outputs to the symbol display control board 62 a change start command for starting to change the special symbols A, B, and C next. When such a command is input, the symbol display control board 62 performs arithmetic processing in the symbol control central control unit CPU using the storage data of the storage device ROM or the storage device RAM, and through the display driver according to the result. The special symbol A, B, C is started to be displayed in the symbol display area 17 of the symbol display device 16 in a variable manner. The symbol generation process to be finalized is executed. Then, after a predetermined fluctuation time has elapsed, a fluctuation stop command is output to stop the special symbols A, B, and C, and the symbol processing is terminated.
[0087]
Further, the main control central control unit CPU performs arithmetic processing based on the ON operation of the special symbol start switch S1, outputs a prize ball command command to the payout control board 65, and outputs a prize ball sound linked to the prize ball operation. The generation command command is output to the sound source control board 63 and the generation command command such as a prize ball lamp is output to the light source control board 64.
[0088]
The payout control board 65 to which the prize ball command command is inputted performs arithmetic processing by the central control unit CPU for payout control using the data stored in the storage device ROM and the storage device RAM, and the solenoid of the prize ball unit is turned on according to the result. Operate and pay out a predetermined number of prize balls.
[0089]
In synchronization with this, the sound source control board 63 to which the command command for generating the prize ball sound is input performs arithmetic processing in the central control device CPU for sound source control using the storage data of the storage device ROM and the storage device RAM, According to the result, a predetermined prize ball sound is output from the speaker in accordance with the payout of the prize ball.
[0090]
At the same time, also on the light source control board 64, the central controller for light source control performs arithmetic processing using the stored data in the storage device ROM and the storage device RAM in accordance with the input command command for generating the prize ball lamp, and according to the result, predetermined light emission Turn on and blink the diode LED and decoration lamp.
[0091]
Next, a description will be given of a special game operation that is executed when the combination pattern of the special symbols A, B, and C is fixedly displayed in the hit mode.
When the combination mode of the special symbols A, B, and C is confirmed and displayed in the hit mode, the main control board 60 executes the following special game operation in the form of a prize ball. That is, the special winning opening solenoid is driven through the board surface relay board 61 to open the special winning opening 23. Then, when the game ball flows into the special winning opening 23 and the specific area switch S3 and the count switch S4 in the special winning opening 23 are turned ON, the main control board 60 confirms the signal via the panel relay board 61. If necessary, a control command command is output to the symbol display control board 62 and the payout control board 65.
[0092]
That is, the sound generator emits a fanfare, drives the big prize opening solenoid, tilts the open / close piece 24 forward to open the big prize opening 23, and executes an open / close round. When the game ball flows into the specific area of the special winning opening 23 and the specific area switch S3 is turned ON, the condition for transition to the next open / close round is satisfied, and the open / close piece 24 is once closed and driven. End the round. Then, after the operation is completed, the special winning opening 23 is opened again, and the process proceeds to the next opening / closing round. On the other hand, when the predetermined time limit (30 seconds) elapses or the number of game ball winning detections by the specific area switch S3 and the count switch S4 becomes 10 within the predetermined time limit, the special winning opening 23 is closed. A prize ball shape that repeats such an open / close round up to 15 times is generated to give a predetermined gain to the player. Then, the opening / closing operation of the series of variable winning devices 25 is finished. A special game operation is configured by opening and closing the series of variable winning devices 25.
[0093]
Next, the fluctuation pattern of the normal symbols X and Y will be outlined.
When the game ball passes through the normal symbol operation gate 22, the normal symbol start switch S2 is turned ON. When the central control CPU for main control of the main control board 60 recognizes the ON operation of the normal symbol start switch S2, the normal symbols X and Y start to fluctuate on the normal symbol display portions x and y. The normal symbols X and Y display either “7” or “−” as described above. On the other hand, when the normal symbol start switch S2 detects the passing of the game ball while the normal symbols X and Y are fluctuating or during the opening operation of the normal electric accessory 18, the main control board 60 stores the game ball in the storage device RAM. The detection is stored, and the light emitting diode LED of the normal symbol start memory number display unit 21 is turned on to notify the player of the stored number (normal symbol start memory number). Note that the maximum number of stored symbols in the normal symbol starting stored number display unit 21 is four, and any number beyond that is invalid.
[0094]
After the normal symbols X and Y change stop, or after the ordinary electric accessory 18 is released, the normal symbols X and Y are displayed on the basis of the memory of the normal symbol start memory number displayed on the normal symbol start memory number display unit 21. Start to fluctuate again. When the predetermined time has elapsed, the fluctuation is stopped, and if X = Y = “7”, it is a hit. Further, when the hit is reached, the expansion operation of the ordinary electric accessory 18 is started.
[0095]
By the way, the pattern mode to be displayed when the variation of the normal symbols X and Y is obtained from the hit normal random number table consisting of 100 frames from 0 to 99 stored in the storage device ROM of the main control board 60. It is determined by the normal random value V per hit. When the normal symbol start switch S2 is turned ON by passing the game ball to the normal symbol operation gate 22, the main control board 60 acquires the hit ordinary random number value V from the hit ordinary random number table stored in the storage device ROM, The contents are temporarily stored in the storage device RAM. Then, at the same time when the normal symbols X and Y start to fluctuate, the stored content is determined to determine the winning or losing. Here, if the hit ordinary random number V is V = odd value, it is a hit.
[0096]
If the judgment content of the winning ordinary random value V is lost, at the same time as the winning ordinary random value V, the normal symbols X and Y are determined in a lost manner according to the lost ordinary symbol random value W acquired from the missing ordinary symbol random number table. indicate. This lost normal symbol random number table is composed of 3 frames of 0 to 2, and when the lost normal symbol random value W is W = “0”, X = “7”, Y = “−” is fixedly displayed, and W = When “1”, X = “−” and Y = “7” are confirmed and displayed. When W = “2”, X = “−” and Y = “−” are confirmed and displayed.
[0097]
Next, the main part of the present invention will be described. The main part is a description of the pseudo-losing fluctuation symbol control content of the symbol control means according to the present invention. Hereinafter, the description will be divided into some embodiments.
<First embodiment>
If the central control unit CPU of the main control board 60 determines that the notice execution flag is ON and the continuous notice effect operation is currently being executed in the variation pattern selection process shown in FIG. Immediately after the last symbol generation process that constitutes the continuous continuous notice effect operation, a new continuous notice effect operation is executed. Hereinafter, for the sake of convenience, the first half continuous notice effect operation currently being executed is referred to as a first continuous notice effect operation, and the second continuous notice effect operation executed in the second half is referred to as a second continuous notice effect operation.
[0098]
FIG. 11 shows a time chart in the case where the continuous notice effect operation for performing the notice effect operation four times in succession is executed twice in succession. Here, the first continuous notice effect operation is composed of symbol generation processes α, β, γ, δ, and the notice effect operations α ′, β ′, γ ′, δ ′ is executed. On the other hand, the second continuous notice effect operation performed thereafter is composed of the symbol generation processes ε, ζ, η, θ, and the notice effect operations ε ′, ζ ′, θ in each symbol generation process ε, ζ, η, θ. η ′ and θ ′ are executed.
[0099]
As described above, when continuously performing the continuous notice effect operation, the notice effect operation is not executed before the first notice effect operation ε ′ related to the second continuous notice effect operation, and it is special in a lost manner. The process of displaying symbols A, B, and C (prediction / non-display loss production process) is executed.
[0100]
Specifically, as shown in FIG. 7C, the fluctuation pattern (5) shown in FIG. 8 is set as the fluctuation pattern of the current symbol generation process. This variation pattern {circle over (5)} is obtained after the special symbols A, B, and C are temporarily stopped in a losing manner during the first symbol generation process ε constituting the second continuous notice effect operation, and the stopped state is maintained for a predetermined time. The special pattern A, B, C is started to change again, and thereafter, a change pattern (1) is displayed in which only one “chicken” is displayed.
[0101]
That is, as shown in FIG. 12, the last symbol generation process δ constituting the first continuous notice effect operation is terminated with the display of the dismissal aspect, and the first symbol constituting the second continuous notice effect operation is finished. When the generation process ε is started when the special symbols A, B, and C start to fluctuate, the special symbols A, B, and C that are fluctuating temporarily stop in a lost manner (stop (A)). Here, the suspension mode stop (A) is executed before the notice effect operation ε ′ executed in the symbol generation process ε.
[0102]
Therefore, for the player, as shown in FIG. 13, the special symbols A, B, and C change after the symbol generation process δ for executing the last notice effect operation δ ′ related to the first continuous notice effect operation is completed. The symbol generation process π in which the special symbols A, B, and C are fixedly displayed in a lost manner is executed without starting the “chicken” (notice effect design symbol d) after that, and then the final display in the lost manner is further displayed. Thereafter, it is recognized that the first notice effect operation ε ′ related to the second continuous notice effect operation has been started.
[0103]
Here, the display mode of the symbol display area 17 will be described.
FIG. 14A shows a display mode of a symbol generation process δ in which four “chickens” are displayed and the special symbols A, B, and C vary. Then, as shown in FIG. 14B, the symbol generation process δ ends with the final display in the loss mode “8, 6, 2”. Then, as shown in FIG. 14C, a symbol generation process π (see FIG. 13) in which “chicken” is not expressed is apparently executed. Then, the symbol generation process π is fixedly displayed in the loss mode “7, 5, 3” as shown in FIG. Then, when this apparent symbol generation process π ends, the first symbol generation process ε constituting the second continuous notice effect operation is apparently started. In the symbol generation process ε, one “chicken” is expressed as shown in FIG.
[0104]
With this configuration, the end of the first continuous notice effect operation is the end of the notice effect operation δ ′ executed in the symbol generation process δ, while the start time of the second continuous notice effect operation is It becomes clear that it is the start time of the notice effect operation ε ′ executed in the generation process ε. In addition, it is preferable that the stop mode of the stop (A) (see FIG. 14D) is determined by a random number value acquired from a design stop random number table for stoppage provided in advance.
[0105]
Further, as shown in FIG. 15, the last symbol generation process δ constituting the first continuous notice effect operation is being executed, and after the notice effect operation δ ′ ends, the changing special symbols A, B, and C are temporarily displayed. After stopping (stop (i)) and maintaining this stop (yes) for a predetermined time, the special symbols A, B and C are started to fluctuate again, and the special symbol A according to the random number value obtained from the loss stop symbol random number table , B, and C may be confirmed and displayed in a lost manner, and the symbol generation process δ may be terminated.
[0106]
In such a configuration, in the symbol generation process δ, the special symbols A, B, and C that are fluctuating are temporarily stopped after the notice effect operation δ ′ ends, and after the stop state is maintained for a predetermined time, the special symbol A is again displayed. , B, and C are started to be changed, and then the change pattern of the content for displaying the special symbols A, B, and C in a stale manner is set. Even with this configuration, the player starts to change the special symbols A, B, and C between the first continuous notice effect operation and the second continuous notice effect operation, and then the notice effect symbol d is displayed. It is recognized that the symbol generation process π in which the special symbols A, B, C are fixedly displayed in a lost manner has been executed without being displayed. Therefore, the end of the first continuous notice effect operation and the start of the second continuous notice effect operation are clear.
[0107]
Moreover, it is good also as a structure which carries out a fixed display in a loss mode according to the random number value acquired from the design random number table for a loss stop about (stop).
[0108]
In addition, as shown in FIG. 16, as another configuration, immediately after the end of the last symbol generation process δ constituting the first continuous notice effect operation, and the first symbol generation constituting the second continuous notice effect operation Immediately before the start of the process ε, the special symbols A, B, and C start to fluctuate, stop, and the special symbols A, B, and C are fixedly displayed in a lost manner in accordance with the random number values acquired from the loss stopping symbol random number table. Further, a pseudo-losing symbol generation process λ in which “chicken” is not displayed may be additionally executed. With this configuration, the player starts to change the special symbols A, B, and C between the first continuous notice effect operation and the second continuous notice effect operation, and then “chick” (notice effect). It will be recognized that the symbol generation process λ in which the special symbols A, B, C are fixedly displayed in a lost manner is executed without displaying the symbol d). Therefore, the end of the first continuous notice effect operation is the end of the notice effect operation δ ′ executed in the symbol generation process δ, while the start time of the second continuous notice effect operation is executed in the symbol generation process ε. It is clear that it is at the start of execution of the notice effect operation ε ′ to be performed. When the lost symbol generation process λ is executed, the special symbol start memory is not used.
[0109]
<Second embodiment>
Other example embodiments are also proposed.
That is, in a specific case, the series of steps (forecast non-display loss production step) shown in the first embodiment is not executed. Specifically, the series of steps is not executed in the following cases. In addition, about the content which is common in 1st embodiment, it attaches | subjects and demonstrates the same code | symbol.
[0110]
First, in the case of executing a new continuous notice effect operation after the end of the last symbol generation process step δ constituting the continuous notice effect operation (see FIG. 11), the last constituting the first continuous notice effect operation is performed. In the symbol generation process δ, the special symbols A, B, and C in the loss mode are fixedly displayed, and the special symbols A, B, and C in the winning mode are determined in the last symbol generation process θ constituting the second continuous notice effect operation. It is a case of displaying. In such a case, rather than clarifying the start and end of each continuous notice effect operation, it is apparent that the player's expectation of a “big hit” is stronger when executed as a series of continuous notice effect operations. It will be possible to stimulate, and the fun of the gaming machine will be improved.
[0111]
In addition, as a specific case in which the series of processes (forecast non-display loss process) shown in the first embodiment is not performed, the first continuous notice effect operation or the second continuous notice effect operation is performed. A configuration is proposed in which the total number is less than a predetermined number. In this way, when the total number of executions of the notice effect operation is less than the predetermined number, it is apparently executed like a series of notice effect operations rather than clarifying the start and end of each successive notice effect operation. As a result, the number of continuous executions of the notice effect operation increases, and it becomes possible to strongly stimulate the player's sense of expectation for “big hit”. The predetermined number can be determined as appropriate.
[0112]
For example, there may be a case in which the total number of notice effect executions performed for the first continuous notice effect operation to be executed is one and the total number of notice effect executions for the second continuous notice effect operation is two. In such a case, the first continuous notice effect operation is a content that expresses one “egg” (notice effect symbol) in the symbol generation process, and in contrast to this, The continuous notice effect operation is such that two “eggs” are displayed in the first symbol generation process, and three “eggs” are expressed in the second symbol generation process.
[0113]
As a specific case, a case is proposed in which the special symbols A, B, and C of the winning mode are confirmed and displayed in the last symbol generation process δ constituting the first continuous notice effect operation. In such a case, the following control is executed.
[0114]
First, when it is determined that the special symbols A, B, and C of the winning mode are to be confirmed and displayed in the last symbol generating process δ constituting the first continuous notice effect operation, the winning mode in the symbol generating process δ is determined. Cancel the confirmation display. Then, in this symbol generation process δ, the loss mode is fixedly displayed according to the random number value acquired from the loss stopping symbol random number table. On the other hand, the fixed display of the special symbols A, B, and C, which is determined and displayed in the last symbol generation process θ constituting the second continuous notice effect operation, is cancelled. Instead, in the symbol generation process θ, the hit mode that has been determined and displayed in the symbol generation process δ is determined and displayed.
[0115]
By adopting such a configuration, a continuous notice effect operation having a larger total number of notice effect operations is executed than a normal continuous notice effect operation. Therefore, the player draws attention to the effect, and the “big hit” You will be convinced of the arrival. Therefore, it is possible to greatly stimulate the player's sense of expectation for “big hit”.
[0116]
<Third embodiment>
Next, a configuration is proposed in which the first continuous notice effect operation or the second continuous notice effect operation performs a pseudo continuous notice effect operation (pseudo continuous prediction effect operation) during the execution. In the present embodiment, the first or second continuous notice effect operation apparently always executes the four-time continuous notice effect operation by the pseudo continuous notice effect operation.
[0117]
First, the contents of the variation pattern selection process (see FIGS. 7AB and 17) will be described. Here, the control contents shown in FIG. 7AB are the same as those in the first and second embodiments described above.
First, in the variation pattern selection process shown in FIG. 7A, it is determined whether or not the continuous notice flag is ON. If the continuous notice flag is ON, the notice execution flag is set to ON as shown in FIG. To do. Next, when performing this continuous notice effect operation, the special symbol start memory number U displayed in the special symbol start memory number display unit 19 when starting the first symbol generation process is:
(Special symbol start memory number U (hereinafter referred to as U1) at the start of execution of the first symbol generation process) = 3
In the case of, a four-time continuous notice effect operation for executing the notice effect operation every time the symbol generation process is executed is executed. In such a case, the pseudo continuous notice effect operation is not executed.
[0118]
On the other hand, when U1 = 2, even if the number of the symbol generation process stored as the current symbol generation process and the special symbol start memory is added, the notice effect symbol d is only displayed four times. The symbol generation process for 4 times cannot be secured. Therefore, in such a case, before the special symbols A, B, and C are finalized and displayed in the current symbol generation process among the three symbol generation processes secured, the special symbols A, B, and C are stopped for the random stop. The notice design d is displayed in a period from the start of change to the stop of the special symbols A, B, and C once in a manner of losing according to the random value acquired from the table.
[0119]
Specifically, if U1 = 2 and the current continuous notice effect operation is not being executed, the fluctuation pattern (6) shown in FIG. 18 is set as the fluctuation pattern used in the current symbol generation process. The variation pattern (6) is a content in which the variation patterns (1) and (2) are continuously performed during the symbol generation process.
[0120]
On the other hand, when the continuous notice effect operation is currently being executed, the variation pattern (5) 'is set as the variation pattern used in the current symbol generation process. This variation pattern (5) 'is a content for performing the variation pattern (2) (see FIG. 18) after the variation pattern (5) is executed. Thus, a pseudo continuous notice effect operation is configured, and the four-time continuous notice effect operation is apparently executed.
[0121]
When the variation pattern is set in the current symbol generation process, the number H of notice executions is set to H = 2, the notice variation pattern (3) is stored in the special symbol start memory (1), and the special symbol start memory (2) is changed. Assign pattern (4). Then, the variation pattern selection process is terminated and the process proceeds to the symbol process again.
[0122]
Next, a case where it is determined that U1 ≠ 2 and further U1 = 1 will be described. In such a case, a total of two symbol generation processes can be secured including the current symbol generation process. Therefore, the special symbols A, B, and C are stopped only twice in the current symbol generation process, and the notice effect symbol d is displayed once in each period until the stop, and finally the four times continuous type The notice effect operation is executed in a pseudo manner.
[0123]
First, when the continuous notice effect operation is not currently being executed, the variation pattern (7) shown in FIG. 18 is set as the variation pattern used in the current symbol generation process. The variation pattern (7) is a content in which the variation patterns (1), (2), and (3) are continuously performed during the symbol generation process.
[0124]
On the other hand, when the continuous notice effect operation is currently being executed, the variation pattern (5) '' is set as the variation pattern used in the current symbol generation process. This variation pattern (5) '' is a content in which after the variation pattern (5) is executed, the variation patterns (2) and (3) (see FIG. 17) are continuously performed. Thus, a pseudo continuous notice effect operation is configured, and the four-time continuous notice effect operation is apparently executed.
[0125]
When the variation pattern is set in the current symbol generation process, the notice execution count H is set to H = 1, and the variation pattern (4) is assigned to the special symbol start memory (1). Then, the variation pattern selection process is terminated and the process proceeds to the symbol process again.
[0126]
Finally, a case where it is determined that U1 ≠ 1 and further U1 = 0 will be described. In such a case, since the symbol generation process that can be secured is only the current symbol generation process, the special symbol A, B, C is stopped only three times in this symbol generation process, and each period until the stop is reached. The notice effect design symbol d is displayed once, and a four-time continuous notice effect operation is finally executed in a pseudo manner.
[0127]
First, when the continuous notice effect operation is not currently being executed, the variation pattern (8) shown in FIG. 18 is set as the variation pattern used in the current symbol generation process. The variation pattern (8) is a content in which the variation patterns (1), (2), (3), and (4) are continuously performed during the symbol generation process.
[0128]
On the other hand, if the continuous notice effect operation is currently being executed, the variation pattern (9) is set as the variation pattern used in the current symbol generation process. This variation pattern (9) is a content in which after the variation pattern (5) is executed, the variation patterns (2), (3), and (4) (see FIG. 17) are continuously performed. Thus, a pseudo continuous notice effect operation is configured, and the four-time continuous notice effect operation is apparently executed.
[0129]
When the variation pattern is set in the current symbol generation process, the notice execution count H is set to H = 0, the variation pattern selection process is terminated, and the process proceeds to the symbol process again.
[0130]
Here, according to the time chart of FIG. 20, the execution mode of the symbol generation process when it is determined that U1 = 2 and the current continuous notice effect operation is being executed will be described. In this case, the first continuous notice effect operation is executed immediately before the continuous notice effect operation.
[0131]
The central control unit CPU of the main control board 60, when finishing the last symbol generation process δ constituting the first continuous notice effect operation, starts executing the first symbol generation process ε constituting the second continuous notice effect operation. To do. Here, the special symbols A, B, and C that are changing for a predetermined time from the start of the change are temporarily stopped (stopped) in a losing manner before the notice effect operation ε ′ is executed. Then, after maintaining this stop state for a predetermined time, the special symbols A, B, and C are started to fluctuate again, and the notice effect operation ε ′ is executed. Further, after the notice effect operation ε ′ is executed, the special symbols A, B, and C are once again stopped in a losing manner (stop (e)). Then, after maintaining this stop state for a predetermined time, the special symbols A, B, and C are started to be changed again, the notice effect operation ε ″ is executed, and the special symbols A, B, and C are displayed in a losing manner. Thus, the symbol generation process ε ends. When this symbol generation process ε is completed, execution of the second symbol generation process ζ is started. Then, the symbol generation process is sequentially executed as usual.
[0132]
In this way, the pseudo continuous notice effect operation is performed in the symbol generation process ε constituting the continuous notice effect operation, and before the special symbols A, B, and C are finalized and displayed in the symbol generation process ε, the total number of notice effect operations executed ( 4 times), the special symbols A, B, and C are stopped for the required number of times in a losing manner, and the notice effect operations ε ′, ε ″ for each period from the start of change to the stop of the special symbols A, B, and C Is to execute.
[0133]
Here, the display mode on the symbol display device 16 of the pseudo continuous notice effect operation described above will be described. As an example, a case where it is determined that U1 = 2 and the continuous notice effect operation is currently being executed will be described (see FIGS. 19AB and 20). In this case, the first continuous notice effect operation is executed immediately before the continuous notice effect operation.
[0134]
FIG. 19A shows the display form of the last symbol generation process δ constituting the first continuous notice effect operation in which four “chickens” are displayed and the special symbols A, B, and C are fluctuated. Yes. Then, as shown in FIG. 19A (b), the special symbols A, B, and C are confirmed and displayed in the manner of loss “1, 2, 3”, and at the same time, the first continuous notice effect operation ends. At this time, the special symbol start memory number U is three. Then, as shown in FIG. 19A, the special symbol starting memory number U is subtracted from three to two, the special symbols A, B, and C are started to fluctuate, and the symbol “chicken” is not displayed. The generation process is executed. The start of variation of the special symbols A, B, and C is accompanied by the start of execution of the symbol generation process ε. Then, as shown in FIG. 19A, the special symbol A, B, C is displayed in the loss mode “8, 6, 2”, and the symbol generation process is apparently terminated. Next, as shown in FIG. 19A, the special symbols A, B, and C start to fluctuate again without the memory of the special symbol starting memory number (2 → 2), and the second continuous notice The symbol generation process constituting the effect operation is apparently started. Then, in the apparent symbol generation process, as shown in FIG. 19A, one “chicken” is displayed. Then, as shown in FIG. 19A, the special symbols A, B, and C are temporarily stopped in the loss mode “7, 5, 3”. By this stop, the player recognizes that the special symbols A, B, and C are finalized and the symbol generation process ε is completed, but from the viewpoint of the control side, the special symbols A, B, and C are actually confirmed and displayed. It wasn't done. Then, again, the special symbols A, B, and C start to fluctuate again, as shown in FIG. 19A, without the memory of the special symbol start memory (2 → 2), and further shown in FIG. 19B. As shown in the figure, two “chicken” are displayed and apparently the second notice effect operation is started. Then, as shown in FIG. 19B, the loss result (“3, 4, 3”) assigned to the special symbol start memory related to the execution of the current symbol generation process is confirmed and displayed. From the point of view of the control side, the symbol generation process ε ends at this point. Next, as shown in FIG. 19B, the execution of the second symbol generation process ζ is started with the memory digestion of the special symbol start memory (2 → 1). In this symbol generation process, as shown in FIG. 19B, three “chicken” are displayed. That is, apparently the third notice effect operation starts to be executed. Then, as shown in FIG. 19B, the loss result (“8, 6, 2”) assigned to the special symbol start memory (1) related to the execution of the symbol generation process is fixedly displayed. Then, as shown in FIG. 19B, the execution of the third symbol generation process η is started at the end of the special symbol start memory (2) (1 → 0), as shown in FIG. 19B. In addition, four chickens are revealed. That is, apparently the fourth notice effect operation is executed. Then, as shown in FIG. 19B, the winning result (“7, 7, 7”) assigned to the special symbol start memory (2) is fixedly displayed.
[0135]
It should be noted that the failure mode of stop (see) (see FIG. 19A) and stop (see) (see FIG. 19A) temporarily stopped in a pseudo manner irrespective of the special symbol start memory was obtained from the symbol stop table for lost stop. A configuration selected by a random value is preferable.
[0136]
In addition, the above-described configuration is the first symbol generation process start of the continuous notice effect operation,
U1 <3 (1)
That is,
U1 + 1 <4 times
Is a configuration that always performs a pseudo-continuous notice effect operation,
U1 + 2 <4 times
For example, the pseudo continuous notice effect operation may be executed for the first time when the above relationship is satisfied. That is, it is possible to propose a configuration in which the pseudo continuous notice effect operation is executed for the first time when the predetermined number (two times) is less than the predetermined notice effect action execution total number (four times).
[0137]
As described above, in the pachinko gaming machine 1 according to the present embodiment, since the upper limit of the number U of special symbol starting memories that can be stored is four, the first symbol generation process that constitutes the continuous notice effect operation. The special symbol start memory number U1 at the start does not satisfy U1 ≧ 4. In addition, “3” on the right side of the inequality (1) used as a criterion for determining the magnitude of the special symbol starting memory number U1 is:
U1 + 1 <(preliminary total number of notice performance operations performed)
The relationship derived from the inequality shown in FIG.
U1 <4-1
And shown above
U1 <3
The relationship is derived.
[0138]
In addition, as the process of stopping the special symbols A, B, and C that are changing, any symbol generation process may be selected from the symbol generation processes secured at the start of the first symbol generation process execution.
[0139]
It should be noted that the present invention may be applied to a third type pachinko gaming machine, and the embodiments can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
[0140]
【The invention's effect】
  The present invention, when executing a new continuous foresight effect operation immediately after the end of the last symbol generation process constituting the continuous foresight effect operation, after the end of the last foresight effect operation for the first continuous foresight effect operation, In addition, before the first foreseeing effect operation for the second continuous foreseeing effect operation is performed, the foresee / hide haze effect process is executed.Since the,The player will recognize that the symbol generation process in which the foreseeing effect operation is not performed and the losing mode is determined and displayed is executed between the two consecutive prediction effecting operations. Therefore, the player can easily and clearly understand that the continuous foresight effect operation executed in the first half and the continuous foresee effect operation executed in the second half are separate on the basis of this symbol generation process. It becomes possible. Thereby, the outstanding effect by which the beginning and the end of each continuous preview production | generation operation | movement are clarified arises.
[0141]
  Also continuousForecastWhen a new continuous foresight effect operation is executed immediately after the end of the last symbol generation process constituting the look effect operation, after the last foresee effect operation related to the first continuous foresight effect operation is completed, the second continuous Before execution of the first preview production operation for the preview production operation, the selected symbol in the stopped state starts to fluctuate, and the selected symbol in the fluctuation is stopped in a lost manner.in case of,It becomes possible for the player to clearly recognize the start and end of each continuous foreseeing effect operation.
[0142]
  In addition, in the first symbol generation process that constitutes the second continuous preview effect operation, the selected symbol is temporarily stopped in a manner of losing determined by a predetermined standard before executing the preview effect operation executed in the symbol generation process.in case of,The symbol generation process in which the foresight effect operation is not executed and the losing mode is fixedly displayed is apparently executed between the first continuous prediction effect operation and the second continuous prediction effect operation for the player. There is an effect that can be recognized. Thereby, the player is executed in the second half of the continuous foreseeing effect operation performed in the first half, based on the apparent symbol generation process in which this foreseeing effect operation is not executed and the losing mode is confirmed and displayed. It can be easily and clearly understood that the continuous foresight production operation is separate. Therefore, there is an effect that it is possible to easily recognize the execution mode of the continuous preview effect operation.
[0143]
  Furthermore, during the last symbol generation process that constitutes the first continuous prediction effect operation, after the prediction effect operation of the symbol generation process is completed, the changing selected symbol is temporarily stopped and the selected symbol is temporarily stopped. After that, the selected symbols started to fluctuate again, and the selected symbols were confirmed and displayed in a lost manner.Even ifLet the player recognize that the symbol generation process in which the foresight effect operation is not executed between the first continuous foresight effect operation and the second continuous foresight effect operation and the losing mode is displayed is apparently executed. It becomes possible. Therefore, the player easily and clearly understands that the continuous foreseeing effect operation executed in the first half and the continuous foreseeing effect operation executed in the second half are separate based on this apparent symbol generation process. can do.
[0144]
  In addition, immediately after the end of the last symbol generation process that constitutes the first continuous prediction effect operation, and immediately before the start of the execution of the first symbol generation process that constitutes the second continuous prediction effect operation, the selected symbols start to fluctuate, Stopped and additionally executed a pseudo-losing symbol generation process that fixedly displays the selected symbol in the manner of losing determined by the predetermined criteria.in case of,It is possible for the player to recognize that the symbol generation process in which the foresight effect operation is not executed and the losing mode is displayed is executed between the first continuous prediction effect operation and the second continuous prediction effect operation. It becomes. Therefore, the player can easily separate the continuous foreseeing effect operation performed in the first half from the continuous foreseeing effect operation executed in the second half on the basis of the additionally executed pseudo-losing symbol generation process. Can be clearly understood.
[0145]
  In addition, when a new continuous foreseeing effect operation is executed immediately after the end of the last symbol generation process constituting the continuous foreseeing effect operation, it is configured not to execute the foresee / hide haze effect process unless otherwise specified.in case of,Since the foreseeing effect operation for each continuous foreseeing effect operation is executed continuously, the effect of gradually stimulating the player's expectation, which is unique to the continuous foreseeing effect operation, is further improved.
[0146]
  In addition, in the specific case where the preview non-display loss production process is not executed, the selection pattern of the loss mode is confirmed and displayed in the last design generation process constituting the first continuous prediction production operation, and the second continuous prediction production operation is performed. Suppose that it is a case where the selected symbol of the winning mode is fixedly displayed in the last symbol generation process to be configuredBySince the foreseeing effect operation is continuously executed more than usual, an excellent advantage of giving a strong expectation to the player is born. As a result, the interest of the gaming machine is improved, and the player is more enthusiastic about the game.
[0147]
  In addition, the specific case where the preview non-display loss production process is not performed is a case where the selected design of the winning mode is confirmed and displayed in the last symbol generation process that constitutes the first continuous previewing production operation. The confirmation display is canceled, the loss mode is confirmed and displayed in the symbol generation process, and the winning mode in which the confirmation display is canceled is confirmed and displayed in the last symbol generation process constituting the second continuous foreseeing effect operation. The configuration isin case of,Since the foreseeing effect operation is continuously executed more than usual, the player is strongly stimulated with a sense of expectation for winning. Furthermore, since the display of the confirmation of the hit mode that is most desired by the player is always performed after the second continuous preview effect operation, there is an effect that does not give a disadvantage to the player.
[0148]
  Also,ForeseeThe specific case in which the non-display loss production process is not executed is a configuration in which the total number of executions of the foreseeing effect operation of the first continuous foresight effect operation or the second continuous foresight effect operation is less than the predetermined number.in case of,Since the total number of executions of the foresight effect operations of each continuous foresight effect operation can be integrated and executed as a series of continuous foresight effect operations, even if the total number of foreseeable effect operation executions constituting each continuous foresight effect operation is small It is possible to execute at least a predetermined number of foreseeing effect operations that have been performed in advance, and the effect of being able to fully exhibit the effects that can only be achieved with continuous foresight effect operations.
is there.
[0149]
  In addition, when it is configured to perform pseudo-continuous foresight effect operationIn that caseIt is possible to prevent excessive continuous execution of the foreseeing effect operation, and there is an excellent advantage that the player can be prevented from getting bored.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine 1;
FIG. 2 is a front view of the game board 7;
FIG. 3 is a block circuit diagram showing a control circuit for controlling a game.
FIG. 4 is a flowchart showing processing contents of a main routine including a plurality of subroutines.
FIG. 5 is a flowchart showing the processing contents of start port processing.
FIG. 6 is a flowchart showing the contents of symbol processing.
FIG. 7A is a flowchart showing predetermined contents of a variation pattern selection process.
FIG. 7B is a flowchart showing the processing content of the variation pattern selection processing continued from FIG. 7A.
FIG. 7C is a flowchart showing the processing content of the variation pattern selection processing continued from FIG. 7A.
FIG. 8 is a chart showing variation patterns and their contents.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing an effect mode of the variation pattern shown in FIG. 8;
FIG. 10 is a time chart showing an execution mode of a continuous notice effect operation.
FIG. 11 is a time chart showing an execution mode when a continuous notice effect operation is continuously executed.
FIG. 12 is a time chart showing an execution mode when special symbols A, B, and C are temporarily stopped (stopped (a)) in the second continuous notice effect operation;
FIG. 13 is a time chart showing an execution mode of a continuous notice effect operation recognized by a player.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing an effect mode in the symbol display area 17 when the special symbols A, B, and C are temporarily stopped (stopped (a)) in the second continuous notice effect operation.
FIG. 15 is a time chart showing an execution mode when special symbols A, B, and C are temporarily stopped (stopped (yes)) in the first continuous notice effect operation;
FIG. 16 is a time chart showing an execution mode when a lost symbol generation process λ is additionally executed;
FIG. 17 is a flowchart showing the processing contents of a variation pattern selection process when a pseudo continuous notice effect operation is executed.
FIG. 18 is a chart showing a variation pattern and its content when a pseudo continuous notice effect operation is executed.
FIG. 19A is an explanatory diagram showing an effect mode in the symbol display area 17 when the pseudo continuous notice effect operation is executed.
FIG. 19B is an explanatory diagram showing an effect mode in the symbol display area 17 when the pseudo continuous notice effect operation is executed, continuing from FIG. 19A.
FIG. 20 is a time chart showing an execution mode when a continuous notice effect operation is executed continuously and a pseudo continuous notice effect operation is executed.
[Explanation of symbols]
A, B, C Special design
d Notice effect design
U Special design starting memory
1 Pachinko machine
14 Game area
16 Symbol display device
17 Symbol display area
20 Special symbol start area
α, β, γ, δ, ε, ζ, η, θ, π
α ′, β ′, γ ′, δ ′, ε ′, ζ ′, η ′, θ ′
λ Pseudo-losing symbol generation process

Claims (8)

選出図柄を変動表示する図柄表示領域を備えた図柄表示装置と、遊技球の通過を検知する図柄始動領域とを遊技領域上に設け、
該図柄表示装置を駆動し、選出図柄を変動後停止して選出図柄を確定表示する一連の図柄生成行程を実行する図柄制御手段を備え、前記図柄始動領域への遊技球通過を契機として、図柄制御手段により図柄生成行程を実行開始し、確定表示する選出図柄を当り態様とした場合に、所定の賞球形態を発生する特別遊技作動を実行する制御内容を具備する遊技制御手段を備えたパチンコ遊技機において、
前記図柄制御手段が、
その表出により選出図柄が当り態様で確定表示される確率が見かけ上高くなる予見演出図柄を、図柄表示領域に表出するようにしてなる予見演出動作を、
所定の連続予見演出動作実行条件の成立に起因して、予め定められた予見演出動作実行総数を限度として、図柄生成行程実行毎に順次実行する一連の連続予見演出動作を行うものであって、
連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、
図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、予見演出動作を実行せず、かつ所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を表示する予見非表示ハズレ演出行程を実行するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。A symbol display device having a symbol display area for variably displaying a selected symbol and a symbol start area for detecting the passage of a game ball are provided on the game area,
The symbol display device is driven, and includes a symbol control means for executing a series of symbol generation steps for stopping and displaying the selected symbol after the variation of the selected symbol, and triggered by the game ball passing to the symbol starting area. A pachinko equipped with a game control means having a control content for executing a special game operation for generating a predetermined prize ball form when the symbol generation process is started by the control means and the selected symbol to be confirmed is set as the hit state. In gaming machines,
The symbol control means
Foreseeing effect operation in which the foreseeing effect design in which the probability that the selected symbol is confirmed and displayed in the hit state by appearance is apparently displayed in the design display area,
Due to the establishment of a predetermined continuous foresight effect operation execution condition, a series of continuous foresee effect operations that are sequentially executed every time the symbol generation process is executed up to a predetermined total number of foresight effect operation executions,
Immediately after the end of the last symbol generation process that constitutes the continuous foresight effect operation, when executing a new continuous foresight effect operation,
The symbol control means does not execute the foresight effect operation after the end of the last foresight effect operation for the first continuous foresight effect operation and before execution of the first foresight effect operation for the second continuous foresight effect operation, A pachinko gaming machine comprising a pseudo-losing variation symbol control content for executing a foresee / hide hiding effect process for displaying a selected symbol in a manner of losing determined by a predetermined standard. 図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作にかかる最後の予見演出動作終了後で、かつ第二の連続予見演出動作にかかる最初の予見演出動作実行前に、停止状態の選出図柄を変動開始し、所定規準で定めたハズレ態様で、該変動中の選出図柄を停止するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とする請求項１記載のパチンコ遊技機。  The symbol control means starts changing the selected symbols in the stopped state after the last foreseeing effect operation for the first continuous foresight effect operation is completed and before the first foreseeing effect operation for the second continuous foresight effect operation is executed. The pachinko gaming machine according to claim 1, further comprising pseudo-fluctuation variation symbol control contents configured to stop the selected symbol during the variation in a loss manner determined by a predetermined criterion. 図柄制御手段が、第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程で、当該図柄生成行程で実行する予見演出動作実行前に、所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を一旦停止するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載のパチンコ遊技機。  The symbol control means temporarily stops the selected symbol in the manner of losing determined by a predetermined standard in the first symbol generation process constituting the second continuous prediction effect operation, before executing the prediction effect operation executed in the symbol generation process. The pachinko gaming machine according to claim 1 or 2, further comprising: a pseudo-losing variation symbol control content as described above. 図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程実行中に、当該図柄生成行程の予見演出動作終了後に、変動中の選出図柄を一旦停止すると共に、該選出図柄の一旦停止の後、選出図柄を再び変動開始し、選出図柄を所定規準で定めたハズレ態様で確定表示するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載のパチンコ遊技機。  During the last symbol generation process of the first continuous prediction effect operation, the symbol control means temporarily stops the changing selected symbol after completion of the prediction effect operation of the symbol generation process, and Claim 1 or Claim characterized by comprising pseudo-fluctuation variation symbol control content in which the selected symbol is started to fluctuate again after being temporarily stopped, and the selected symbol is confirmed and displayed in a loss manner determined by a predetermined standard. 2. A pachinko gaming machine according to 2. 図柄制御手段が、第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後で、かつ第二の連続予見演出動作を構成する最初の図柄生成行程の実行開始直前に、選出図柄を変動開始し、停止して、所定規準で定めたハズレ態様で選出図柄を確定表示する擬似ハズレ図柄生成行程を追加実行するようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載のパチンコ遊技機。  The symbol control means changes the selected symbol immediately after the end of the last symbol generation process constituting the first continuous foresight effect operation and immediately before the execution of the first symbol generation process constituting the second continuous foresight effect operation. 2. A pseudo-losing variation symbol control content which starts, stops, and additionally executes a pseudo-losing symbol generation process for confirming and displaying a selected symbol in a manner of losing determined by a predetermined standard. Or the pachinko machine of Claim 2. 連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、
第一の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程でハズレ態様の選出図柄を確定表示し、第二の連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程で当り態様の選出図柄を確定表示する場合には、予見非表示ハズレ演出行程を実行しないようにした擬似ハズレ変 動図柄制御内容を備えたことを特徴とする請求項１記載のパチンコ遊技機。 Immediately after the end of the last symbol generation process that constitutes the continuous foresight effect operation, when executing a new continuous foresight effect operation,
In the last symbol generation process that constitutes the first continuous foresight effect operation, the selection pattern of the loss mode is confirmed and displayed, and in the last symbol generation process that constitutes the second continuous foresight effect operation, the selection pattern of the hit mode is confirmed and displayed. when the pachinko game machine according to claim 1, further comprising a pseudo loss fluctuation symbol control content to not execute the foreseen hidden losing effect stroke. 連続予見演出動作を構成する最後の図柄生成行程終了直後に、新たな連続予見演出動作を実行する場合に、
第一の連続予見演出動作又は第二の連続予見演出動作の予見演出動作実行総数が所定数に満たない場合には、予見非表示ハズレ演出行程を実行しないようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えたことを特徴とする請求項１記載のパチンコ遊技機。 Immediately after the end of the last symbol generation process that constitutes the continuous foresight effect operation, when executing a new continuous foresight effect operation,
If the foreseeable effect operation execution total number of first consecutive foreseeable effect operation or second continuous foreseeable effect operation is less than the predetermined number, a pseudo-loss variation symbol control content to not execute the foreseen hidden loss effect stroke The pachinko gaming machine according to claim 1, further comprising a pachinko gaming machine. 遊技制御手段が、図柄始動領域への遊技球通過を契機として、予め備えられた始動記憶手段に前記図柄始動領域への遊技球通過を始動記憶として順次記憶保持し、始動記憶消化と共に、図柄制御手段により図柄生成行程を実行開始する制御内容を備えるものであって、
図柄制御手段が、
連続予見演出動作を構成する一番目の図柄生成行程実行開始時に、始動記憶手段に記憶保持した始動記憶数が、予め定められた予見演出動作実行総数に満たない所定数の場合に、連続予見演出動作を構成するいずれかの図柄生成行程で、当該図柄生成行程で選出図柄を確定表示する前に、前記予見演出動作実行総数となるように、選出図柄を所定規準で定めたハズレ態様で所要回数停止し、選出図柄の変動開始から停止に至る各期間で予見演出動作を実行する、擬似連続予見演出動作を行うようにした擬似ハズレ変動図柄制御内容を備えた請求項１乃至請求項７のいずれか１項に記載のパチンコ遊技機。When the game control means passes the game ball to the symbol start area, the game memory passage to the symbol start area is sequentially stored and held in the start memory means as a start memory. It has a control content to start execution of the symbol generation process by means,
The design control means
When the number of starting memories stored and held in the starting storage means at the start of execution of the first symbol generation process constituting the continuous foreseeing effect operation is a predetermined number that is less than the predetermined number of foreseeable effect operation executions, In any symbol generation process that constitutes the operation, before the selected symbol is confirmed and displayed in the symbol generation process, the required number of times in the manner of the loss determined by the predetermined criteria so that the total number of the foreseeing performance operations is performed. stop, executes foreseen effect operation in the periods leading to stop the change start of the election symbols, any of claims 1 to 7 comprising a pseudo loss variation symbol control content to perform the pseudo-continuous foreseeable effect operation or pachinko machine according to item 1.
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