JP4005681B2 - シートのスライドロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック・アンロックの手操作性が良く、シートのスライドもスムーズに行なえるシートのスライドロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シート、例えば自動車用シートのスライド装置としては、図7に示すように、フロア部材に取り付けた左右一対のロアチャンネル1A,1Bに、シートに取り付けた左右一対のアッパーチャンネル2A,2Bをそれぞれ嵌合させて、シートを前後スライドさせるようにしたものがある。
【0003】
上記スライド装置の各ロアチャンネル1A,1Bの内側面には、長さ方向に所定のピッチでロック穴1aがそれぞれ形成されると共に、各アッパーチャンネル2A,2Bの内側面には、ロック爪を有するロックレバー3A,3Bをそれぞれ取り付けて、シートのスライド位置で各ロックレバー3A,3Bのロック爪をロック穴1aに係合させることにより、シートをロックすると共に、各ロックレバー3A,3Bを回動させてロック爪をロック穴1aから抜き出すことにより、シートをアンロックするスライドロック装置が設けられている。
【0004】
上記スライドロック装置では、一方のアッパーチャンネル2B(図7では右側)に手操作部材4を設けて、この手操作部材4にロックレバー3Aを連結すると共に、このロックレバー3Bと他方のアッパーチャンネル2A(図7では左側)のロックレバー3Aとをワイヤー5で連結して、手操作部材4の上動操作で各ロックレバー3A,3Bをアンロック回動させ、手操作部材4の下動操作で各ロックレバー3A,3Bをロック回動させるようになっている。
【0005】
上記手操作部材4には、シートの前方から手操作可能な前方操作部4aと、シートの後方から手操作可能な後方操作部4bとが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シートがリヤシートであって、このリヤシートの後方から手操作部材4の後方操作部4bを手操作してリヤシートをスライドさせるような場合、手操作部材4が一方のアッパーチャンネル2Bの真横に位置しているために、床面との間のスペースが少なくて手操作しにくいという問題がある。
【0007】
また、一方のアッパーチャンネル2B側(リヤシートの片側)で手操作部材4を手操作するために、片方の手で手操作したままで他方の手でリヤシートをスライドさせようとすると、リヤシートの片側だけに荷重がかかって、リヤシートがスムーズにスライドしないという問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、ロック・アンロックの手操作性が良く、シートのスライドもスムーズに行なえるシートのスライドロック装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、フロア部材に取り付けた左右一対のロアチャンネルに、シート部材に取り付けた左右一対のアッパーチャンネルを嵌合させて、シート部材を前後スライドさせると共に、各アッパーチャンネルに設けたロックプレートのロック穴がロアチャンネルに形成したロック凸部に係合するロック位置と、ロックプレートのロック穴が各ロアチャンネルのロック凸部に係合しないアンロック位置とに、各ロックプレートを上下揺動操作するシートのスライドロック装置において、
上記各アッパーチャンネルのロックプレートを一体的に連結する連結部材を設け、この連結部材の左右方向の略中間位置に、シートの前方から手操作可能な前方操作部材を取り付けて、この前方操作部材の手操作で連結部材を上下動させて、各ロックプレートを同時に上下揺動操作する一方、上記連結部材の左右方向の略中間位置に、可撓性部材の前端を固定し、この可撓性部材の後端に、シートの後方から手操作可能な後方操作部材を取り付けて、上記可撓性部材の前後動で連結部材を上下動させるように可撓性部材をガイドするガイド部材を設け、上記後方操作部材の手操作で可撓性部材を介して連結部材を上下動させて、各ロックプレートを同時に上下揺動操作することを特徴とするシートのスライドロック装置を提供するものである。
【0010】
本発明によれば、シートの左右方向の略中間位置にある連結部材の前方操作部材を上下動操作すると、左右のロックプレートが同時にアンロック・ロック位置に上下揺動操作されるようになる。
【0011】
また、シートの左右方向の略中間位置にある連結部材の後方操作部材を前後動操作すると、左右のロックプレートが同時に上下揺動されて、左右のロックプレートが同時にアンロック・ロック位置に上下揺動操作されるようになる。
【0012】
請求項2のように、上記シートに、後方操作部材の前後動をガイドするグリップ部材を設けると、このグリップ部材を手のひらでグリップした状態で指により後方操作部材を握るようにして手操作できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図2及び図3に示すように、自動車用リヤシートのスライド装置は、フロアパネルに前後の脚部6,6で取り付けた左右一対のロアチャンネル7(A,B)に、リヤシートのシートクッションに取り付けた左右一対のアッパーチャンネル8(A,B)を嵌合させて、リヤシートを前後スライドさせるものである。
【0015】
図4(A)(B)に詳細に示すように、上記ロアチャンネル7(A,B)は、フラットな底部7aと、この底部7aの両側端から下ボール9の外球面にほぼ一致する曲面を形成しながらそれぞれ立ち上がる立上がり部7b,7bと、この立上がり部7b,7bの上端から上ローラ10の外周面と両外端面とにほぼ一致する屈曲面を形成しながら略逆U字状に内方へそれぞれ立ち下がる立下がり部7c,7cとで形成されている。
【0016】
また、上記アッパーチャンネル8(A,B)は、フラットな上部8aと、この上部8aの両側端からロアチャンネル7(A,B)の両立上がり部7b,7bの外面に接近して内方にそれぞれ立ち下がる立下り部8b,8bと、この立下り部8b,8bの下端からロアチャンネル7(A,B)の各側の立上がり部7bと立下がり部7cの間に略U字状に外方へそれぞれ立ち上がる立上がり部8c,8cとで形成されている。
【0017】
上記各立下がり部8bのコーナー外面部分は、下ボール9の外球面にほぼ一致する曲面に形成すると共に、各立上がり部8cの上端には、図3にも示すように、長さ方向の前後位置に、前後方向に長い凹溝8dをそれぞれ形成している。
【0018】
そして、ロアチャンネル7(A,B)の底部7aと各立上がり部7b,7bのコーナー内面(曲面)部分と、アッパーチャンネル8(A,B)の各立上がり部8c,8cのコーナー外面部分との間に下ボール9をそれぞれ介設する。なお、コーナー内面部分とコーナー外面部分は傾斜面に形成しても良い。
【0019】
また、アッパーチャンネル8(A,B)の立上がり部8cの凹溝8dの底下端と、ロアチャンネル7(A,B)の各立上がり部7bと立下り部7cとの間の内底面部分との間に上ローラ10をそれぞれ介設する。
【0020】
上記上ローラ10と下ボール9は、アッパーチャンネル8(A,B)の各凹溝8d毎に、上ローラ10が1個、下ボール9が2個づつ配置されて、略C字状断面のリテーナ11の長さ方向の中間位置の上切欠きに上ローラ10が保持されると共に、その前後位置の下切欠きに各ボール9,9がそれぞれ保持されている。
【0021】
上記アッパーチャンネル8(A,B)の各凹溝8dに対応するロアチャンネル7(A,B)の各立上がり部7bと立下り部7cとの間の内底面部分には、前後の転動位置で上ローラ10の外周面に当接する前ストッパー突起7gと後ストッパー部7hをそれぞれ形成して、上記凹溝8dの前端8gまたは後端8hと対応するストッパー突起7g,7hとの間に上ローラ10を挟まれたときに、アッパーチャンネル8のスライドがストップ(停止)されるようになる。
【0022】
一方、ロック機構19として、上記ロアチャンネル7(A,B)の一方の立下り部(図3では右側)7cの下端縁には、長さ方向に所定のピッチで鋸歯状のロック凸部7i,…を形成する。
【0023】
上記アッパーチャンネル8(A,B)の長さ方向の略中間位置には、略逆U字状断面のロックプレート17が両立下り部8b,8bの間に配置され、このロックプレート17の先端部17aには貫通孔17b,17bがあけられると共に、後端側の側出部17cには、上記ロアチャンネル7(A,B)の一方の立下り部7cのロック凸部7iに下方から係合可能なロック穴17dが形成されている(図4(C)参照)。
【0024】
上記ロックプレート17の貫通孔17b,17bに一致するアッパーチャンネル8(A,B)の立下り部8b,8bにも貫通孔8i,8iをあけると共に、この各貫通孔8i,8iの内面側は、立下り部8b,8bの内幅よりも外幅を狭くしたロックプレート17の先端部17aの両外面ががたつきなく嵌入できる突出部8j,8jに形成されている。
【0025】
また、ロックプレート17の後端側には、立下り部8b,8bの内面にがたつきなく嵌入できる突出部17g,17gが形成されている。
【0026】
上記各貫通孔8i,17bには、支持シャフト16が貫通されてかしめ固定され、この支持シャフト16によりロックプレート17が上下揺動自在に支持されるようになる。この支持シャフト16には、ロックスプリング18が巻装されて、このロックスプリング18によりロックプレート17は、ロック穴17dがロアチャンネル7のロック凸部7iに係合するロック方向に付勢されている。
【0027】
上記ロックプレート17の先端部17aの少なくとも一方の立壁部17hの上端には、ロックプレート17がアンロック位置に下動されたときに、ロックプレート17の後端部17iがロアチャンネル7の底部7aの内面に当接しないように下揺動を規制するストッパー部17jが形成されている。
【0028】
上記ロックプレート17の上内面にはレバー20の後部20aが固定され、このレバー20は、後部20aから上向き、横向き、前向きに順次に折曲され、上向き部分がアッパーチャンネル8の上部穴8kを貫通して外部に導出され、外部に前向き前部20bが臨まされている。
【0029】
そして、図1及び図2に示すように、左右のアッパーチャンネル8(A,B)の各ロックプレート17,17のレバー20,20の前向き前部20b,20bは、リヤシートの前下方で左右方向に伸長する連結パイプ21の後向き両端部21a,21aがそれぞれ嵌入されて、Cリング22,22で抜け止めされている。
【0030】
上記連結パイプ21の左右方向の略中間位置には、前方に突出するU字状の前方操作部材24の両端部を取り付けて、この前方操作部材24は、リヤシートの前方から手で上下動操作できるようになっている。
【0031】
上記連結パイプ21の左右方向の略中間位置、具体的には、前方操作部材24の両端部の間の連結パイプ21には、前後方向に伸長する可撓性部材(例えば、バンドやケーブル)25の先端に取り付けたフック金具25aを嵌め込み固定する。
【0032】
上記連結パイプ21の真上に位置するリヤシートのクッションフレームの下面前部には、上記可撓性部材25の後部側を直角に後方へガイドするガイド部材26を取り付け、このガイド部材26により、可撓性部材25を前後動させると連結パイプ21が上下動されるようになる。
【0033】
上記リヤシートのクッションフレームの下面の後部には、上記ガイド部材26に対向して、後方に突出するU字状のグリップ部材27の両端部を取り付け、このグリップ部材27に、上記可撓性部材25の後端を固定した後方操作部材28を前後動自在に支持する。
【0034】
上記のようにスライドロック装置を構成すれば、リヤシートの着座者が前方から連結パイプ21の前方操作部材24をロックスプリング18の付勢力に抗して上揺動操作すると、ロックプレート17が下揺動されて、側出部17cのロック穴17dがロアチャンネル7のロック凸部7iから下方に抜け外れるので、このアンロック状態でリヤシートを前後スライドさせることができる。
【0035】
リヤシートの適当な前後スライド位置で、着座者が前方操作部材24から手を離すと、ロックスプリング18の付勢力でロックプレート17が上揺動操作され、ロックプレート17の側出部17cのロックプレート穴17dがロアチャンネル7のロック凸部7iに下方から係合するので、リヤシートがそのスライド位置でロックされる。
【0036】
上記前方操作部材24は、従来のようにアッパーチャンネル8(A,B)の真横ではなく、リヤシートの左右方向の略中間位置にあるから、床面との間のスペースを広く設定できるので、手操作性が良好になる。
【0037】
一方、リヤシートの後方からリヤシートをスライドさせたい場合には、グリップ部材27を手の平でグリップした状態で指により後方操作部材28を握るようにして後動(引き)操作すると、可撓性部材25を介して連結パイプ21がロックスプリング18の付勢力に抗して上揺動され、ロックプレート17が下揺動されて、側出部17cのロック穴17dがロアチャンネル7のロック凸部7iから下方に抜け外れるので、このアンロック状態でリヤシートを前後スライドさせることができる。
【0038】
このとき、上記前方操作部材24と同様に、後方操作部材28は、従来のようにアッパーチャンネル8(A,B)の真横ではなく、リヤシートの左右方向の略中間位置にあるから、床面との間のスペースを広く設定できるので、手操作性が良好になる。
【0039】
またリヤシートの左右方向の略中間位置で後方操作部材28を手操作できるために、片方の手で手操作したままで他方の手でリヤシートの中間に荷重をかけてスライドさせることができるので、リヤシートのスライドもスムーズに行なえる。
【0040】
さらに、後方操作部材28は、前方操作部材24のような上下動操作ではなく前後動(押し引き)操作であるから、この点からも手操作性が良好になる。
【0041】
また、グリップ部材27を手のひらでグリップした状態で指により後方操作部材28を握るようにして手操作できるから、手操作性がさらに良好になって、非力な女性や子供でも簡単に操作できる。
【0042】
そして、リヤシートの適当な前後スライド位置で、着座者が後方操作部材28から手を離すと、ロックスプリング18の付勢力でロックプレート17が上揺動操作され、ロックプレート17の側出部17cのロックプレート穴17dがロアチャンネル7のロック凸部7iに下方から係合するので、リヤシートがそのスライド位置でロックされる。
【0043】
上記実施形態のロックレバー20は、後部20aから上向き、横向き、前向きに順次に折曲させた形状であったが、図5に示すように、真っ直ぐなロックレバー20′として、アッパーチャンネル8(A,B)の前端部から前方に突出させるようにしても良い。
【0044】
また、上記実施形態のアッパーチャンネル8(A,B)とロアチャンネル7(A,B)は、いわゆるW型であったが、図6(a)(b)に示すようなT型や図6(c)に示すようなC型であっても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明のスライドロック装置は、シートの略中間位置にある連結部材の前方操作部材を上下動操作することにより、左右のロックプレートを同時にアンロック・ロック位置に上下揺動操作できるから、前方操作部材は、従来のようにアッパーチャンネルの真横ではなく、シートの左右方向の略中間位置にあるので、床面との間のスペースを広く設定でき、ロック・アンロックの手操作性が良好になる。
【0046】
また、シートの略中間位置にある連結部材の後方操作部材を前後動操作することにより、左右のロックプレートを同時にアンロック・ロック位置に上下揺動操作できるから、後方操作部材は、従来のようにアッパーチャンネルの真横ではなく、シートの左右方向の略中間位置にあるので、床面との間のスペースを広く設定でき、ロック・アンロックの手操作性が良好になる。
【0047】
さらに、シートの左右方向の略中間位置で後方操作部材を手操作するために、片方の手で手操作したままで他方の手でリヤシートの中間に荷重をかけてスライドさせることができるので、シートのスライドもスムーズに行なえる。
【0048】
この、後方操作部材は、上下動操作ではなく前後動操作であるから、この点からもロック・アンロックの手操作性が良好になる。
【0049】
請求項2のように、後方操作部材の前後動をガイドするグリップ部材を設けると、このグリップ部材を手のひらでグリップした状態で指により後方操作部材を握るようにして手操作できるから、ロック・アンロックの手操作性がさらに良くなって、非力な女性や子供でも簡単に操作できるので、商品価値も向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスライドロック装置の組み立て斜視図である。
【図2】 スライドロック装置の分解斜視図である。
【図3】 スライドロック装置のロック機構部分の分解斜視図である。
【図4】 (A)は図3のA−A線に相当する断面図、(B)は図3のB−B線に相当する断面図(C)は図3のC−C線に相当する断面図である。
【図5】 別の実施形態のスライドロック装置の分解斜視図である。
【図6】 (a)〜(c)は、変形例のアッパーチャンネルとロアチャンネルの断面図である。
【図7】 従来のスライドロック装置の斜視図である。
【符号の説明】
7(A,B) ロアチャンネル
7d ロック凸部
8(A,B) アッパーチャンネル
17 ロックプレート
17d ロック穴
19 ロック機構
21 連結パイプ
24 前方操作部材
25 可撓性部材
26 ガイド部材
27 グリップ部材
28 後方操作部材
Claims (2)
- フロア部材に取り付けた左右一対のロアチャンネルに、シート部材に取り付けた左右一対のアッパーチャンネルを嵌合させて、シート部材を前後スライドさせると共に、各アッパーチャンネルに設けたロックプレートのロック穴が各ロアチャンネルに形成したロック凸部に係合するロック位置と、ロックプレートのロック穴がロアチャンネルのロック凸部に係合しないアンロック位置とに、各ロックプレートを上下揺動操作するシートのスライドロック装置において、
上記各アッパーチャンネルのロックプレートを一体的に連結する連結部材を設け、この連結部材の左右方向の略中間位置に、シートの前方から手操作可能な前方操作部材を取り付けて、この前方操作部材の手操作で連結部材を上下動させて、各ロックプレートを同時に上下揺動操作する一方、上記連結部材の左右方向の略中間位置に、可撓性部材の前端を固定し、この可撓性部材の後端に、シートの後方から手操作可能な後方操作部材を取り付けて、上記可撓性部材の前後動で連結部材を上下動させるように可撓性部材をガイドするガイド部材を設け、上記後方操作部材の手操作で可撓性部材を介して連結部材を上下動させて、各ロックプレートを同時に上下揺動操作することを特徴とするシートのスライドロック装置。 - 上記シートに、後方操作部材の前後動をガイドするグリップ部材を設けた請求項1に記載のシートのスライドロック装置。
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