JP4004591B2 - セルフモード機能付カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルフモード機能付カメラ、詳しくは、撮影開始操作を検知すると所定時間計時後に撮影を行なうセルフモード機能付カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のセルフモード機能を有するカメラにおいて、所望の箇所にピントが合わなくなる不具合を解決するものとして、例えば、特公昭62−18901号公報には、セルフモード撮影時にAF処理(自動合焦処理)に制限を与えるカメラが提案されている。また、特公昭62−18902号公報には、セルフモード撮影時にはAF処理を禁止するカメラが提案されている。また、特開昭60−147709号公報に提案されたものは、セルフモード撮影時には、測距する部分を増加し、ファインダーを見なくともピンボケを防止することができるカメラに関するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来のセルフモード機能付きのカメラのように、カメラに付加されたAF処理機能を制限したり、禁止したりすると、正しい測距が可能な位置に被写体がいたとしても、正確なピント合わせができなくなるという不具合が生じる。また、ファインダーを見ない状態でむやみに測距ポイントを増加させると、レリーズ操作前に操作者が狙った被写体にピントが合わなくなってしまう確率が高まる。
【0004】
本発明は、以上の点に鑑み、セルフモード撮影時において、撮影時にピントを確認したり、あるいは、ファインダー内の測距ターゲットを確認していなくても、被写体の状態に対して常に正しいピントでの撮影が可能なカメラを提供することを目的としている。
【0005】
本発明の第1のセルフモード機能付カメラは、撮影開始操作から所定のインターバル時間計時後に撮影動作に入るセルフモード機能付カメラにおいて、被写体の距離に応じたピント合せ用の信号を出力するAF用信号出力手段と、上記AF用信号出力手段による出力信号に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、被写体の像信号を検出する被写体像信号検出手段と、セルフモード撮影の際、上記撮影開始操作直後における上記被写体像信号検出手段の出力に対して所定のインターバル時間計時後の撮影時における上記被写体像信号検出手段の出力の変化した部分の像信号が人物と判定される場合には上記撮影開始操作直後における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、また、人物ではないと判定される場合には、所定のインターバル時間計時後の撮影時における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、上記レンズ駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0006】
本発明の第2のセルフモード機能付カメラは、撮影開始操作から所定のインターバル時間計時後に撮影動作に入るセルフモード機能付カメラにおいて、撮影領域画面内の複数のポイントを測距可能であって、上記複数のポイントにおける被写体の距離に応じたピント合せ用の信号を出力するAF用信号出力手段と、上記AF用信号出力手段による出力信号に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、セルフモード撮影の際、上記撮影開始操作直後における上記AF用信号出力手段の複数のポイントの出力信号の差が所定値よりも小さい場合には所定のインターバル時間計時後の撮影時における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、また、大きい場合には上記撮影操作開始直後における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、上記レンズ駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態としてのセルフモード機能付カメラの詳細な説明に先立って、上記カメラによるセルフモード撮影動作の概要から説明する。
セルフモード撮影において、撮影時に被写体が一人であれば、撮影者自身が被写体であると判断してもよく、撮影時に被写体が複数人であれば、あらかじめ撮影者が、ファインダー内でピントまたは測距枠内の被写体を確認していると判断してもよい。従って、被写体が一人である第1の被写体状態の前者のシーンでは、レリーズ操作後、被写体が画面に入るのでセルフタイマ設定時間計時後の撮影直前に測距しなければ、ピント合わせができない。また、被写体が複数人である第2の被写体状態の後者のシーンでは、レリーズ操作時点ですでに正しく、ピント合わせ用の測距がなされているとして、レリーズ操作直後の測距結果を優先して撮影を行ってよい。
【0009】
本発明のセルフモード機能付カメラでは撮影前に、被写体が一人であるか、被写体が複数人であるかを撮影者自身が判断するか、または、自動的に判定し、それによって、上述のように撮影直前、または、レリーズ操作直後に測距を行って、撮影が実行される。
【0010】
図1(A),(B)は、セルフモード撮影時の上記2つのシーンでのレリーズ操作時と撮影時との画面の違いを示す図である。上記図1(A)は、第1の被写体の状態であって、一人旅などで撮影者自身が自分を撮影する時の状況を示し、レリーズ操作時は、風景しか画面1A1 に入っていない。しかし、セルフタイマ設定時間計時(以下、セルフタイマ計時後と記載する)後の撮影時には画面1A2 のように主要被写体として、撮影者自身である被写体2Cが入ってきて、しかも写真は風景よりも撮影者である被写体2Cにピントを合わせたい状況である。一方、図1(B)は、第2の被写体の状態であって、記念写真などで、何人かの人物が顔を合わせた時にとられる写真の状況を示している。すなわち、レリーズ操作時の画面1B1 にはすでに2人の被写体2A,2Bが入っており、セルフタイマ計時後の画面1B2 に撮影者が被写体2Cとして入っている。
【0011】
図1(A)の場合、レリーズ操作直後のピント合わせはあまり意味がなく、撮影の直前の人物である被写体2Cに対する測距及びピント合わせが重要となる。撮影者がファインダ内で確認した状況を優先させる場合であれば、このようにレリーズ操作直後の測距が望ましいが、図1(A)のようなシーンの撮影でレリーズ操作後に目的とする被写体2Cが画面に入ってくる場合、被写体2Cにピントを合わせようとしても、レリーズ操作直後の測距では不可能である。
【0012】
一方、図1(B)のような状況では、レリーズ操作時に、すでに撮影したい対象2A,2Bは入っており、これに対し測距ピント合わせを行えばよい。従って、撮影者である被写体2Cがレリーズ操作後に画面内に入っても、ピントは変えなくともよい。そして、このような状況にある場合、もし、セルフタイマ計時後の撮影直前に測距した結果でピント合わせをしてしまうと、折角、撮影者が正しく被写体に対してフレーミングを行っていても、撮影までの間に画面内を第三者が横切ったり、撮影者自身が測距ポイント3に入り、しかも、それが本来ピント合わせしたかった被写体2A、または、2Bと異なっている場合、撮影失敗の写真となってしまう可能性がある。そこで、図1(B)のシーンのように撮影者がファインダ内で確認した状況を優先させる場合であれば、レリーズ操作直後の測距が望ましいことになる。
【0013】
そこで、本発明のセルフモード機能付きカメラは、上記図1(A)、または、図1(B)のいずれのシーンの撮影であるかを撮影者、または、カメラが自動的に判断して、その切り換え信号を出力し、それぞれのシーンにふさわしい測距、または、ピント合わせのタイミングを選択するように構成される。以下、本発明の各実施の形態のセルフモード機能付きカメラについて詳細に説明する。
【0014】
図2は、本発明の第1の実施の形態を示すセルフモード機能付きカメラ21の外観を示す斜視図である。本カメラ21のカメラボディ5には、撮影レンズ23と、ファインダ対物レンズ24と、レリーズスイッチ6(図3参照)操作用のレリーズボタン6aと、ストロボ窓25と、表示用LCD26と、セルフ撮影モード切り換えスイッチ7(図3参照)を切り換え操作するためのモード切り換えボタン7a等が配設されている。
【0015】
図3は、上記セルフモード機能付きカメラ21の主要ブロック構成図である。上記カメラ21は、主にワンチップマイコン等からなる制御手段であって、各ユニットを制御し、カメラ全体のシーケンスを司るCPU10と、レリーズボタン6a、または、モード切り換えボタン7aで操作され、それぞれの操作出力が上記CPU10に取り込まれるレリーズスイッチ6およびセルフ撮影モード切り換えスイッチ7と、多点測距が可能な測距手段である測距回路8と、駆動モータ等を含み、撮影レンズ23を進退駆動してピント合わせを行う撮影レンズ駆動装置12と、露出用測光手段である測光回路9と、被写体像の露光制御を行なうためのシャッタ装置11と、自然発光だけでは露光が迅速に行われない時にストロボを発光させて光を補うためのストロボ装置17とを具備している。
【0016】
図4は、上記測距回路8とCPU10の詳細な回路構成を示す回路図である。上記測距回路8は、人間の両目のように視差Bを有し、焦点距離fである左右2つの受光レンズ13a,13bと、両受光レンズの焦点距離f近傍に配設され、被写体2B等の像を電気信号に変換する左右2つのセンサアレイ14a,14bと、上記電気信号に変換された像信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路15a,15bと有している。
【0017】
上記センサアレイ14a,14bは、受光レンズ13a,13bで取り込まれた被写体像を電気信号に変換する。上記電気信号に変換された像信号は、A/D変換回路15a,15bにて、ディジタル信号に変換され、CPU10に出力される。
CPU10は、こうして得られた1対のディジタル像信号を用いて、上記視差Bに基づくズレ具合を検出し、そのズレ量Xから次の式を用いて、被写体距離Lを求める。すなわち、
L=B・f/X ………(1)
により求められる。
【0018】
被写体距離を求める測距ポイントとしては、図1(A),(B)に示すように画面内の3ヶ所の測距ポイント3A,3B,3Cとする。例えば、図4に示すように画面中央被写体2Bの測距ポイント3Bの測距時には、光路16bを用い、センサアレイ14aにおける受光レンズ13a光軸付近の像信号と、センサアレイ14b上の対応する像信号の位置を比較する。また、画面内左の測距ポイント3Aの測距時には、光路16aを用い、センサアレイ14aの右方の像とをセンサアレイ14bの右方の像の同様の比較を行って被写体距離を求める。また、画面内右の測距ポイント3Cの測距時には、光路16cを用い、センサアレイ14aの左方の像とをセンサアレイ14bの左方の像の同様の比較を行って被写体距離を求める。
上述の測距回路8とCPU10とにより、例えば、図1(A)のようなシーンであって、もし、被写体2Cが画面内の必ずしも中央に存在しなくても、被写体2Cの測距が可能で正確なピント合わせが可能となる。
【0019】
上記モード切り換えスイッチ7は、セルフモード撮影における2種類のモードの切り換えを行うスイッチである。上記2種類のモードのうちの1つは、一人被写体撮影モードであり、レリーズボタン操作後、セルフタイマ計時後の撮影の直前にAF動作、すなわち、撮影の直前に上記測距回路8により測距ポイント3A,3B,3Cの測距を行い、該測距データにより撮影レンズを合焦駆動し、撮影が行われる。また、他の1つは、集合被写体撮影モードであり、レリーズボタン操作直後に上述のAF動作を行い、セルフタイマ計時後に撮影が行われる。
【0020】
次に、以上のように構成された本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ21によるセルフモード撮影動作について説明する。
前記図1(A)と図1(B)の双方のシーンでのセルフモード撮影で同じようにレリーズ後、所定の時間を待ってから撮影露光に入る。しかし、実は、上記双方のシーンは全く異なる状況である。そこで、撮影者は、上記シーンの撮影に先立って、モード切り換えボタン7aを操作して、撮影シーンに合わせてセルフ撮影モード切り換えスイッチ7を切り換える。すなわち、撮影シーンが図1(A)の第1の被写体状態である一人被写体シーンである場合は、一人被写体撮影モードに、また、撮影シーンが図1(B)の第2の被写体状態に対応する複数の被写体の集合シーンである場合は、上記集合被写体撮影モードにそれぞれ切り換えておく。
【0021】
その後、レリーズボタン6aを操作してセルフモード撮影を実行するが、上記一人被写体撮影モードが選択されている場合、レリーズボタン6a操作後、所定時間計時後の撮影の直前にAF動作、すなわち、撮影の直前に測距を行い、該測距データによりレンズ駆動後、撮影が実行される。また、上記集合被写体撮影モードが選択されている場合、レリーズボタン6a操作直後にAF動作を行って、その状態のまま撮影が実行される。
このように本カメラ21では、セルフモード撮影時に選択されたセルフ撮影モードに従い、上記CPU10により撮影時のAF動作のための測距のタイミングが制御される。
【0022】
図5は、本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ21のセルフタイマ撮影処理の概略のフローチャートである。ステップS1において、セルフ撮影モード切り換えスイッチ7の切り換え状態をチェックする。すなわち、撮影者が撮影シーンが一人被写体撮影であることをカメラに指示している場合は、ステップS3に制御を分岐させ、撮影の直前にAF動作を行ない、ステップS4にて撮影を実行する。また、一人被写体撮影の指示を与えていない場合、すなわち、集合被写体の撮影であることを指示している場合、ステップS2に分岐し、レリーズボタン6a操作直後にAF動作を行い、ステップS4にて撮影を実行する。
【0023】
以上、説明したように本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ21によれば、セルフタイマ撮影において撮影者が一人で自分自身を撮影する場合と、集合写真のようにその他の被写体といっしょに撮影する場合とでAF動作のタイミングを変えているので、撮影者の意図にもとづいた、正確なピントのセルフモード撮影が楽しめるカメラが提供できる。
【0024】
次に、本発明の第2の実施の形態のセルフモード機能付きカメラ31について説明する。なお、本実施の形態のカメラの構成は、図3のブロック構成において、セルフ撮影モード切り換えスイッチ7を不要とし、制御を司る制御手段としてCPU10のセルフモード撮影処理のみが異なるものとする。
【0025】
図6は、セルタイマ撮影における本カメラ31と被写体の状態を示す図であって、図6(A)は、レリーズボタン操作時の状況を示しており、カメラ5の前方にはまだ被写体2は存在しない。この状況で1回目の測距を行う。その後、図6(B)のようにセルフタイマ計時中に撮影者が移動し、カメラ31の前に被写体2として立つとすると、この状態で2回目の測距を行った場合、上記1回目の測距とは異なる結果が得られる。
【0026】
この2回目の測距結果の差異にもとづいて、セルフタイマ計時後の撮影を行うような技術は、従来からすでに提案はなされている。しかし、実際には上述の1回目の測距結果を採用するか、2回目の測距結果を採用するかは、従来のカメラでは判断できない。
【0027】
また、前記図1(A)のようなシーンで撮影者のみが被写体である1人被写体のセルフモード撮影で、その撮影者が撮影直前に画面に入る場合、2回目の測距結果を採用するべきである。また、図1(B)のようなシーンで複数人の集合被写体のセルフモード撮影で、後から画面に入る撮影者以外にピントを合わせたい場合、1回目の測距結果を採用するべきである。
【0028】
そこで、本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ31では、1回目の測距結果が図6(B)に示す所定距離L1 より遠いか否かによって、これらのシーンの特定を行っている。つまり、図1(A)のシーンでは、1回目の測距結果は非常に遠い距離であるが、図1(B)のシーンでは1回目の測距結果は比較的近い距離であることから、所定距離L1 を5m程度、または、撮影レンズの焦点距離の50倍程度と設定して、1回目の測距結果が上記所定距離L1 より遠いかどうかの判定を行うことによってシーンの特定を行うようにCPU10によって制御される。
【0029】
図7は、本実施の形態のカメラ31におけるセルフタイマ撮影処理のフローチャートである。本セルフタイマ撮影処理では、まず、ステップS5でレリーズ操作直後の測距を行い、1回目の測距結果を測距値Lとして取り込む。ステップS6で上記測距値Lと所定距離L1を比較し、測距値Lが所定距離L1より遠いと判定された場合は、撮影シーンが図1(A)のシーンであるとして、モードを1人被写体撮影モードに設定して、ステップS7に分岐する。ステップS7でセルフタイマの時間待ちをして、ステップS9で再測距を行って、その測距値を被写体距離LP とする。ステップS11で上記被写体距離にピント合わせを行い、ステップS12にて撮影を行なって、本ルーチンを終了する。
【0030】
一方、ステップS6の判定で測距値Lが所定距離L1より遠くないと判定された場合は、モードを集合被写体撮影モードに設定して、ステップS8に分岐する。そこで、1回目の測距値Lを被写体距離LP とし、ステップS11以降に進み、そのままピント合わせを行って、撮影を実行し、本ルーチンを終了する。
【0031】
以上、説明したように、本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ31によれば、1回目の測距結果を、所定の距離L1 と比較して、ピント合わせするAF処理のタイミングを決めるように制御するので、集合写真のセルフ撮影でも1人だけのセルフ撮影でも正確なピント合わせができる。また、上記ステップS6の判定でステップS8に分岐する場合、再測距を行わないので、余分の電力を消費せず、電力消費を抑えることができる。
【0032】
次に、図8に、本発明の第3の実施の形態であるセルフモード機能付きカメラ41について説明する。なお、本実施の形態のカメラ41の構成は、図3のブロック構成において、セルフ撮影モード切り換えスイッチ7を不要とし、制御を司る制御手段としてCPU10のセルフモード撮影処理のみが異なるものとする。
【0033】
本実施の形態のカメラ41は、セルフモード撮影において、前記図4で説明した多点(マルチ)測距の効果をより前向きに利用したカメラである。すなわち、3つの測距ポイントのうち、左右の測距ポイントの測距結果に基づき、図1(A)の1人被写体撮影シーンか、図1(B)の集合被写体撮影シーンかを判定し、その判定結果によりAF動作を実行するカメラである。
【0034】
図8は、本カメラ41によるセルフモード撮影において、撮影者がレリーズ操作後、すでにフレーミングされている被写体2Dの隣に被写体2Eとして並ぶ様子を示した図である。このような状態でのレリーズ操作直後の3つの方向42L,42C,42Rの測距ポイントの測距の結果は、左方向42Lの測距ポイントは、被写体2Dの距離であり、近距離となり、右方向42Rの測距ポイントには被写体はないので遠距離となっている。そこで、本カメラ41では、例えば、上記2つの方向42L,42Rの測距ポイントの測距値の差の大小によって、撮影シーンの状態が判断される。
【0035】
すなわち、レリーズ操作後、撮影直前になると、撮影者が被写体2Eとして右方向42Rの測距ポイントに入って、撮影が実行されるが、レリーズ操作直後のマルチ測距で得られた左右ポイントの測距値の差が所定値より大きい場合、集合被写体の撮影シーンである判断する。また、上記の差が所定値より小さい場合、1人被写体の撮影シーンであると判断し、それぞれセルフモード撮影が実行される。
【0036】
図9は、本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ41のセルフモード撮影処理のフローチャートである。セルフ撮影時のレリーズ操作後、まず、ステップS20で上述の3点の多点測距(マルチAF)を行い、42L,42C,42R方向の距離LL ,LC ,LR を測定する。ステップS21では、左右の測距結果の距離LL ,LR を比較し、その距離差が所定の距離差L0 より大きいときには集合撮影シーンであるとし、モードを集合被写体撮影モードに設定して、ステップS22に分岐する。
【0037】
ステップS22でセルフタイマ計時の経過を待って、ステップS23に進む。ここではすでに被写体2Dにフレーミングがされていたとして、レリーズ動作直後の上記ステップS20での上記多点測距での距離LL ,LC ,LR のうち最至近距離を合焦すべき被写体距離LP として採用し、ステップS27に進む。ステップS27で上記被写体距離LP に対するピント位置に撮影レンズを駆動し、ステップS28で撮影を実行し、本ルーチンを終了する。
【0038】
一方、上記ステップS21の判定処理で距離LL ,LR の距離差が所定の距離差L0 より小さいときには、撮影者以外に一緒に撮影される人物はいないとして、モードを1人被写体撮影モードに設定して、ステップS25に分岐する。そこで、セルフタイマ計時の経過を待ち、ステップS26にて再度マルチ測距を行ない、距離LL ,LC ,LR のうち最至近距離を合焦すべき被写体距離LP として採用する。そして、ステップS27に進み、被写体距離LP にピント合わせを行なって、ステップS28で撮影を実行し、本ルーチンを終了する。
【0039】
以上、説明したように本実施の形態のセルフモード機能付きカメラ41によると、マルチAFの結果を有効に利用して、セルフモード撮影において、撮影者が一人で画面に入るシーンか、集合被写体のシーンかを判定するので、撮影者の意図に従ったピントの写真が撮影できる。
【0040】
次に、本発明の第4の実施の形態のセルフモード機能付きカメラ51について説明する。なお、本実施の形態のカメラ51の構成も図3のブロック構成において、セルフ撮影モード切り換えスイッチ7を不要とし、制御を司る制御手段としてCPU10のセルフモード撮影処理のみが異なるものとする。
【0041】
図10は、本実施の形態のカメラ51における測距回路8の左側受光部のみと被写体2を示す図である。前記図4でも説明したように被写体2の像は、受光レンズ13aを介して取り込まれ、測距用のセンサアレイ14a上の結像する。受光レンズ13aの焦点距離fとし、被写体2の幅Hとすると、被写体距離Lであれば、センサアレイ14a上に結像する被写体像の幅Wは、
W=f・H/L ………(2)
となる。なお、図4で説明したように、上記被写体距離Lは、左右のセンサアレイ14a,14bの1対のセンサ出力から、相対的な被写体像のズレ量を検出し、三角測距の原理に従って求めることができる。
【0042】
被写体としての人間の肩幅Hは、略一定の大きさに入る。したがって、上記センサアレイ14a上の像幅Wの大きさから被写体が人物であるかどうか、さらに、被写体の人数を判別することができる。
【0043】
次に、本実施の形態のカメラ51におけるセンサアレイ上の像幅検出を利用した撮影人数の具体的な判別方法について説明する。
図11(A),(B)は、レリーズ操作直後での被写体1人の画面52と、そのときのセンサアレイ14aのセンサデータ出力波形を示す図である。図12(A),(B)は、セルフタイマ計時後にさらに1人の被写体が加わった状態の画面53と、そのときのセンサアレイ14aのセンサデータ出力波形を示す図である。
【0044】
図11(A)のレリーズ操作直後の画面52では、図11(B)の波形に示すようにセンサアレイ上で被写体2Fの像幅W1 が得られる。特に、背景と人物の輝度差が大きいとき、このセンサデータ波形の高低はより明瞭となる。また、図12(A)に示すようにセルフタイマ計時後にさらに撮影者が被写体2Gとして加わったとすると、図12(B)の波形に示すようにセンサアレイ上で図11(B)での被写体2Fの像幅W1 に加えて被写体2Gの像幅W2 が得られる。
【0045】
本実施の形態のカメラ51では、セルフモード撮影において、セルフタイマ計時後の画面上に撮影者に対応する像幅W2 の被写体が検出されたかどうかによって、1人被写体か、集合被写体かの被写体の状態が判別される。
【0046】
図13は、本実施の形態のカメラ51におけるセルフモード撮影処理のフローチャートを示す。
本処理ルーチンにおいて、まず、ステップS30でレリーズボタン操作直後のセンサデータ検出を行って、CPU10に図11(B)のようなセンサデータが取り込まれる。ステップS31にて前記図4で説明したように左右のセンサアレイ14a,14bの一対のセンサデータから相対的なズレ量を検出し、三角測距の原理に基づいて被写体距離Lの演算を行なう。
【0047】
ステップS32でのセルフタイマ計時待ち後、ステップS33では、再度センサアレイ14a,14bから2回目のセンサデータによるパターンが取り込まれる。このとき、撮影者が図12(B)のように画面内に被写体2Gとして入った場合は、センサデータは図12(B)の状態に変化する。ステップS34において、変化した部分があれば像幅W2 が検出される。
【0048】
ステップS35においては、ステップS31で算出した被写体距離LとAF用受光レンズ13aの焦点距離f、および、一般的な人物の肩幅Hを用いて、肩幅Hに対応する像幅を示す値f・H/Lを求めて、上記像幅W2 と比較する。比較の結果、像幅W2 が値f・H/Lと略等しいときは、図12(A)のように並んで複数の被写体が撮影される集合被写体の状況であるとCPU10は判断し、ステップS37に分岐して、前記ステップS31で求めた1回目の測距結果である被写体距離Lを合焦用の被写体距離LP として採用する。そして、ステップS38にて上記被写体距離LP にピント合わせを行い、ステップS39で撮影を実行して、本ルーチンを終了する。
【0049】
一方、像幅W2 が値f・H/Lと差異があるときは、集合写真の撮影ではないとし、ステップS35で得られた上記2回目のセンサデータにより得られる被写体距離Lを改めて合焦用の被写体距離LP として採用する。そして、ステップS38にて上記被写体距離LP にピント合わせを行い、同様にステップS39で撮影を実行して、本ルーチンを終了する。
【0050】
以上説明したように、第4の実施の形態のセルフモード機能付きカメラ51によれば、AF用センサアレイ14aのセンサデータの変化を検出し、人物の肩幅を判定して、被写体が人物であるか否かを正確に判断できる。また、画面上のセンサデータの変化した部分を用いてステップS34、または、ステップS36で測距を行なうので、セルタイマ計時後の2回目の測距がより確実なものとなり、ピントずれのない正確なセルフモード撮影が可能となる。
【0051】
次に、上記第4の実施の形態の実施例のセルフモード機能付きカメラの変形例のカメラについて説明する。
この変形例のセルフモード機能付きカメラは、そのセルフモード撮影処理において、上記図13のステップS30で検出された1回目のセンサデータにより、像幅W1 を検出する。その像幅W1 の大きさを判別することによって、1人被写体の撮影か、集合被写体の撮影かを判別することを特徴としている。
【0052】
図14は、本変形例のカメラにおけるセルフモード撮影処理のフローチャートである。本ルーチンにおいて、まず、ステップS40でレリーズ操作直後の1回目の測距を行い。さらに、ステップS41にて、測距した部分のセンサアレイ14aのセンサデータを用いて、図11(B)に示した像幅W1 を検出する。ステップS42では、上記像幅W1 が一般的な人物の肩幅Hに相当するかをチェックするによって測距した被写体が人物であるか否かを判別する。なお、上記判別は、像幅W1 がf・H/Lと略等しいかどうかをチェックすることによって行われる。
【0053】
ステップS42の判別で像幅W1 が人物に対応する値であると判別された場合、人物がすでに画面内にあると判断して、前記図1(B)に示した撮影シーンと見做し、ステップS43に分岐して、モードを集合被写体撮影のセルフモードとする。この場合、合焦のための被写体距離としてステップS40の1回目の測距結果による距離を採用する。
一方、ステップS42の判別で像幅W1 が人物に対応する値ではないと判別された場合、人物以外のものが画面内にあると判断して、前記図1(A)に示した撮影シーンと見做し、ステップS45に分岐して、モードを一人被写体撮影のセルフモードとする。この場合、合焦のための被写体距離としてセルフタイマ計時後の2回目の測距結果による距離を採用する。
【0054】
なお、上記ステップS43、または、S45で各セルフ撮影モードに設定された後、それぞれステップS44、または、46に進むが、そのステップでは被写体が暗いときに、上記一人被写体撮影モードと集合被写体撮影モードによって、ストロボ光の配分を変え、より状況に適した写真撮影を行なうようにしている。
【0055】
つまり、集合被写体撮影モードでは背景よりも写っている人物が重要であるので被写体ブレを考慮して、ストロボ光のみで露光を行うように、ストロボ発光光量を1とする。しかし、一人被写体撮影モードでは、背景が重要となるので、背景がなるべく正しい露光で写し込めるように、自然光を0.5、ストロボ光を0.5の半々の割合にした露出制御を行なうように設定する。
【0056】
セルフモード撮影ではカメラは三脚等で固定されているので、シャッタ秒時が多少長くなっても、すぐにぶれてしまうことはない。なお、ストロボ光が不要な時は、上記ステップS44,S46の処理は不要である。説明の単純化のため、図14のフローチャートにストロボ処理不要のときの分岐、および、ストロボ光量設定以降の処理も示していない。
【0057】
以上、説明したように本変形例のセルフモード機能付きカメラでは、測距用センサアレイ14aの出力から被写体の幅を判定し、それが人物であるか否かまでを考えて、集合被写体のセルフモード撮影であるか、一人被写体だけのセルフモード撮影であるかを判断し、さらに、ピント合わせのみならず露出制御の仕方も状況に対して適正に切り換えることができるので、より撮影者の想定通りのセルフモード撮影ができるカメラを単純な構成にて提供できる。
【0058】
(付記)
上記説明した本発明の実施の形態に基づいて、以下の示す構成を有するセルフモード機能付カメラを提案できる。すなわち、
(1) 撮影開始操作から所定のインターバル後に撮影動作に入るセルフモード機能付カメラにおいて、
被写体の距離を測距する測距手段と、
上記測距手段の測距結果に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、
セルフモード撮影の際、上記被写体が撮影者1人のみであるか複数人であるかの被写体状態に応じた切り換え信号をカメラの制御手段に出力する切り換え信号出力手段と、
を具備し、上記切り換え信号に基づいて、上記撮影開始操作直後の測距結果と上記所定のインターバル後の撮影直前の測距結果のいずれを用いるかを切り換えることを特徴とするセルフモード機能付カメラ。
【0059】
(2) 上記撮影開始操作直後における上記測距手段の結果が所定の距離よりも遠い場合には、被写体が撮影者自身であると判定する判定手段を具備し、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記切り換え信号出力手段から出力される切り換え信号が切り換えられることを特徴とする付記1記載のセルフモード機能付カメラ。
【0060】
(3) 上記測距手段は、撮影領域画面内の複数ポイントを測距可能であり、上記複数ポイントでの測距結果を比較して上記複数ポイントの差異が所定値よりも大きい時には被写体が複数人であると判定する判定手段を具備し、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記切り換え信号出力手段から出力される切り換え信号が切り換えられることを特徴とする付記1記載のセルフモード機能付カメラ。
【0061】
(4) 上記測距手段は、センサアレイを有し、該センサアレイの出力パターンを判定することによって、被写体が撮影時に1人であるか複数人であるかを判定する判定手段を具備し、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記切り換え信号出力手段から出力される切り換え信号が切り換えられることを特徴とする付記1記載のセルフモード機能付カメラ。
【0062】
(5) 上記切り換え信号出力手段は、撮影者が被写体状態に応じて選択操作する操作スイッチであることを特徴とする付記1記載のセルフモード機能付カメラ。
【0063】
(6) 上記切り換え信号出力手段は、上記撮影開始操作直後における上記測距手段の測距結果によって決定される切り換え信号を自動的に出力することを特徴とする付記1,2,3,4記載のセルフモード機能付カメラ。
【0064】
(7) 撮影開始操作を検知すると所定時間計時数に撮影を行なうセルフモード撮影に設定するセルフ撮影設定手段と、
セルフモード撮影に設定されている際、上記撮影開始操作直後における被写体状態に応じた第1の測距信号と上記所定時間計時後の撮影時における被写体状態に応じた第2の測距信号とを出力可能とする測距手段と、
上記測距手段の出力信号に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、
被写体状態に対応して、第1の被写体状態であるか第2の被写体状態あるかの設定を切り換える切り換え手段と、
セルフモード撮影の際には、上記切り換え手段における被写体状態の切り換え結果が上記第2の被写体状態である場合には撮影開始操作直後における上記測距手段の上記第1の測距信号によって、また、上記第1の被写体状態である場合には上記所定時間計時後の撮影時における上記測距手段の上記第2の測距信号によって上記レンズ駆動手段を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とするセルフモード機能付カメラ。
【0065】
(8) 撮影開始操作を検知すると所定時間計時後に撮影を行なうセルフモード撮影に設定するセルフ撮影設定手段と、
セルフモード撮影に設定されている際、上記撮影開始操作直後における被写体状態に応じた第1の測距信号を、また、上記所定時間計時後の撮影時における被写体状態に応じた第2の測距信号を出力可能とする測距手段と、
上記測距手段から出力される上記測距信号に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、
上記測距手段による上記第1の測距信号に基づいて、第1の被写体状態であるか第2の被写体状態あるかを判定する判定手段と、
上記判定手段による判定結果が上記第2の被写体状態である場合には撮影開始操作直後における上記測距手段の上記第1の測距信号によって上記レンズ駆動手段を制御し、また、上記第1の被写体状態である場合には上記所定時間計時後の撮影時における上記測距手段の上記第2の測距信号によって上記レンズ駆動手段を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とするセルフモード機能付カメラ。
【0066】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、セルフモード撮影において、各被写体の状態に対応して正しいピントで撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルフモード機能付きカメラの概要を説明するための被写体状態の異なる場合のレリーズ操作直後とセルフタイマ計時後の撮影シーンを示し、図1(A)は、1人被写体の撮影シーンを示し、図1(B)は、集合被写体の撮影シーンを示している。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるセルフモード機能付きカメラの外観を示す斜視図。
【図3】図2のセルフモード機能付きカメラの主要ブロック構成図。
【図4】図2のセルフモード機能付きカメラにおける測距回路およびCPUの詳細な回路構成を示す図。
【図5】図2のセルフモード機能付きカメラのセルフモード撮影処理のフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態であるセルフモード機能付きカメラを用いたセルフモード撮影における上記カメラと被写体の状態を示す図であって、図6(A)は、レリーズ操作直後の状態を示す図であり、図6(B)は、セルフタイマ計時後の状態を示す図である。
【図7】図6のセルフモード機能付きカメラのセルフモード撮影処理のフローチャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態であるセルフモード機能付きカメラを用いたセルタイマ撮影時での上記カメラと被写体の状態を示す図。
【図9】図8のセルフモード機能付きカメラのセルフモード撮影処理のフローチャート。
【図10】本発明の第4の実施の形態であるセルフモード機能付きカメラの測距回路の一部を示す図。
【図11】図10のセルフモード機能付きカメラのセルフモード撮影におけるレリーズ操作直後の状態に関する図であって、図11(A)は、被写体1人の画面を示し、図11(B)は、上記画面の状態におけるセンサデータ出力波形を示す図である。
【図12】図10のセルフモード機能付きカメラのセルフモード撮影におけるセルフタイマ計時後の状態を示す図であって、図12(A)は、上記時間計時後に被写体が入ったときの画面を示し、図12(B)は、上記画面の状態におけるセンサデータ出力波形を示す図である。
【図13】図10のセルフモード機能付きカメラのセルフモード撮影処理のフローチャート。
【図14】図10の第4の実施の形態のセルフモード機能付きカメラの変形例のカメラにおけるセルフモード撮影処理のフローチャート。
【符号の説明】
1A2 ……1人被写体撮影シーン(第1の被写体の状態)
2B2 ……集合被写体撮影シーン(第2の被写体の状態)
7 ……モード切り換えスイッチ(信号発生手段)
8 ……測距回路(測距手段)
10 ……CPU(制御手段,判定手段)
12 ……撮影レンズ駆動装置(レンズ駆動手段)
23 ……撮影レンズ
Claims (2)
- 撮影開始操作から所定のインターバル時間計時後に撮影動作に入るセルフモード機能付カメラにおいて、
被写体の距離に応じたピント合せ用の信号を出力するAF用信号出力手段と、
上記AF用信号出力手段による出力信号に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、
被写体の像信号を検出する被写体像信号検出手段と、
セルフモード撮影の際、上記撮影開始操作直後における上記被写体像信号検出手段の出力に対して所定のインターバル時間計時後の撮影時における上記被写体像信号検出手段の出力の変化した部分の像信号が人物と判定される場合には上記撮影開始操作直後における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、また、人物ではないと判定される場合には、所定のインターバル時間計時後の撮影時における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、上記レンズ駆動手段を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とするセルフモード機能付カメラ。 - 撮影開始操作から所定のインターバル時間計時後に撮影動作に入るセルフモード機能付カメラにおいて、
撮影領域画面内の複数のポイントを測距可能であって、上記複数のポイントにおける被写体の距離に応じたピント合せ用の信号を出力するAF用信号出力手段と、
上記AF用信号出力手段による出力信号に基づいて、撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手段と、
セルフモード撮影の際、上記撮影開始操作直後における上記AF用信号出力手段の複数のポイントの出力信号の差が所定値よりも小さい場合には所定のインターバル時間計時後の撮影時における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、また、大きい場合には上記撮影操作開始直後における上記AF用信号出力手段のピント合せ用出力信号によって、上記レンズ駆動手段を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とするセルフモード機能付カメラ。
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